3 くろまぐろの知事管理量について 海洋生物資源の採捕の種類 別又は期間別の数量に関する事項 ( 1) 採捕の種類別の割当量について 2 に掲げる知事管理量の小型魚における採捕の種類別に定め る割当量は 次の表のとおりとし 大型魚は採捕の種類別に定 めないものとする 採捕の種類 小型魚 本県の漁船漁

Similar documents
資料 3-1 第 4 管理期間の小型魚及び大型魚の配分の考え方について 平成 30 年 9 月 1. 基本的な配分の考え について 基本的な配分の考え ( 第 4 管理期間 ) 海洋 物資源の保存及び管理に関する法律 ( 以下 資源管理法 という ) に基づき 型 型 の別に 管理量と知事管理量に漁

< F2D F8A93BE95E28F9E91CE8DF42E6A7464>

<4D F736F F D E63188C4816A8D4C93878CA78BC696B18AC7979D91CC90A78A6D94468C9F8DB88EC08E7B97768D6A816989FC90B38CE3816A2E646F63>

(3)TAC 制度 IQ ITQ 方式について 資料 4-3

<4D F736F F D2091E682568E9F8DCD947C8B998BC68AEE967B8C7689E681698AAE90AC816A2E646F63>

資料 5 太平洋クロマグロの資源状況と 管理の方向性について 平成 30 年 8 月

< F2D91E58D6A955C8E862E6A7464>

スライド 1

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

< F2D816988C C816A92E192AA90FC95DB F2E6A7464>

遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の概要 目的国際的に協力して生物の多様性の確保を図るため 遺伝子組換え生物等の使用等の規制に関する措置を講ずることにより 生物多様性条約カルタヘナ議定書 ( 略称 ) 等の的確かつ円滑な実施を確保 主務大臣による基本的事項の公表 遺

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

構成員 3 法第 35 条第 3 項において 協議に係る内水面について河川管理者がある場合には当該河川管理者が必須の構成員とされているのはなぜか 河川管理者は 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) に基づき 治水 利水 環境の観点から総合的に河川管理をする立場であることから 同法に基づき

汚染の除去が行われた場合には 指定を解除その他 区域の指定等 1 要措置区域 ( 法第 6 条 ) 土壌汚染の摂取経路があり 健康被害が生ずるおそれがあるため 汚染の除去等の措置が必要な区域 汚染の除去等の措置を都道府県知事等が指示 ( 法第 7 条 ) 土地の形質の変更の原則禁止 ( 法第 9 条

特定個人情報の取扱いの対応について

hatahata_h1-h4_2.ai

<4D F736F F D2081A181798E9197BF82572D32817A92B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A C4816A89FC2E646F63>

法第六条第三項に規定する定置漁業イ法第六条第五項に規定する共同漁業ロ法第七条に規定する入漁権に基づき営む共同漁ハ業1定義この指示において 次の各号に掲げる用語の意義は 当該各号に定めるところによる 日本海 九州西海域 漁業法(昭和二十四(1)年法律第二百六十七号 以下 法 という )第百十条第二項に

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

第1部第Ⅱ章64 第 1 節 我が国における水産資源の管理 (1) 我が国周辺の水産資源の状況 *1 平成 25(2013) 年度の我が国周辺水域の資源評価結果をみると 主要な52 魚種 84 系群 のうち 資源水準が高位にあるものが12 系群 (14%) 中位にあるものが36 系群 (43%) 低

特定個人情報の取扱いの対応について

<4D F736F F D2092B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A B95B6816A2E646F63>

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

安全管理規程

に関すること 生息環境の改善 造成 管理に関すること及び 水産資源の評価 管理に関することとする 漁具 漁法 本分野の対象範囲は 漁具 漁法に関すること その他漁ろ うに関すること ( 安全対策 漁場利用 漁獲物処理を含む ) 漁 船 漁業機械に関することとする 利用加工 本分野の対象範囲は 水産物


privacypolicy

- 1 - 農林水産省 経済産業省告示第一号国土交通省合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(平成二十八年法律第四十八号)第三条第一項の規定に基づき 合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する基本方針を定めたので 同条第四項の規定に基づき 公表する 平成二十九年五月二十三日農林水産大臣山本有

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

普通損害保険 1 通常部分危険区分 ( 漁業種類 トン数区分 船質及びてん補範囲等 ) 毎に再保険料率 ( 告示 ) を下回らない範囲で基準率が定められ これに再保険と同率の各種割増引きが適用される ( 保険約款 ) 2 異常部分 ( 台風 風浪 低気圧及び突風による危険率で 危険部分 ) 再保険料

太平洋クロマグロの資源状況と 管理の方向性について

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

1 茨城県認可外保育施設指導監督実施要項(H29.3)

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

原議保存期間 5 年 ( 平成 27 年 12 月 31 日まで ) 各都道府県警察の長 殿 警察庁丙刑企発第 43 号 ( 参考送付先 ) 平成 22 年 2 月 25 日 各附属機関の長 警察庁刑事局長 各地方機関の長庁内各局部課長 美容外科手術を行っている医師の団体に属する会員等からの指名手配

財営第   号

個人情報の保護に関する規程(案)

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

PowerPoint プレゼンテーション

漁場と海洋調査海域(主に構造探査、曳航体調査を対象)

整理番号 10 事後評価書 ( 完了後の評価 ) 都道府県名 愛知県 関係市町村 田原市他 事業名地区名 Ⅱ 点検項目 1. 費用対効果分析の算定基礎となった要因の変化 ( 広域水産物供給基盤整備事業 ) 事業主体 愛知県 Ⅰ 基本事項 1. 地区概要 漁港名 ( 種別 ) - 漁場名 アツミガイカ

次の内容により各組合の保険約款に規定 普通損害保険 1 通常部分危険区分 ( 漁業種類 トン数区分 船質及び塡補範囲等 ) 毎に再保険料率 ( 告示 ) を下回らない範囲で基準率が定められ これに再保険と同率の各種割増引きが適用 2 異常部分 ( 危険部分であり 台風 風浪 低気圧及び突風による危険

14個人情報の取扱いに関する規程

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

練馬区空き家等対策に関する基本的な方針

平成22年2月●日

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

資料 1 協会員に対する処分及び勧告について 平成 30 年 4 月 18 日 日本証券業協会 本協会は 本日 下記のとおり 法令等違反の事実が認められた協会員に対し 定款第 28 条第 1 項の規定に基づく処分及び同第 29 条の規定に基づく勧告を行いました 記 岩井コスモ証券株式会社 公表前のア

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

<4D F736F F D FF095B6817A BF389C CE8DF482CC C98AD682B782E993C195CA915B A594D48D8692C789C D97528DED8F9C816A>

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

<4D F736F F D FAC8AE98BC68ED C991CE82B782E98BE0975A82CC897E8A8A89BB82F0907D82E982BD82DF82CC97D58E9E915

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

手続には 主たる債務者と対象債権者が相対で行う広義の私的整理は含まれないのでしょうか 手続には 保証人と対象債権者が相対で行う広義の私的整理は含まれないのでしょうか A. 利害関係のない中立かつ公正な第三者 とは 中小企業再生支援協議会 事業再生 ADRにおける手続実施者 特定調停における調停委員会

(2) そもそも優先順位を廃止する必要があるのですか 1 優先順位の規定は廃止しますが これまで漁業権に基づき漁業を行っていた人 漁協の免許を取り上げることはありません 2 現行の優先順位は法律で詳細かつ全国一律の要件で免許の順位を定めているため 1 漁業権の存続期間満了時により順位の高い者が申請し

●アレルギー疾患対策基本法案

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法第 7 条第 1 項に規程する説明書類 平成 22 年 5 月 14 日東京みらい農業協同組合当 JA は 農業者の協同組織金融機関として 健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して 必要な資金を円滑に供給していくこと を

有害生物漁業被害防止総合対策事業について

Microsoft Word - 04 Ⅳ章 doc

<4D F736F F D208E52979C8CA C78E F88979D8BC68ED E882C98C5782E98E9696B18F88979D977697CC2E646F63>

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

個人情報保護規程

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

< F2D8BCE96B18E9E8AD481438B7889C993998B4B92F F3132>

平成24年


子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

平成 29 年 4 月 26 日定例記者会見資料 大船渡市魚市場の水揚と水産資源の動向について 平成 29 年 4 月 25 日 大船渡市 担当 : 農林水産部水産課 電話 : ( 内線 371)

外部通報処理要領(ホームページ登載分)

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

< F31322D E362E3290A792E8816A8BC696B195FB9640>

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

2. 今後の主な検討事項 1 高濃度 PCB 廃棄物に係る行政代執行費用に対する支援の必要性 高濃度 PCB 廃棄物の処分は 排出事業者責任の観点から その保管事業者が行 うことが原則 このため 都道府県市による行政代執行に要する費用についても 保管事業者が負担することが原則 しかしながら 高濃度

必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

弘前市告示第   号

Microsoft Word - .A.X.x.X.g...m.i.m.....j.doc

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

<945F96F B3816A2E786264>

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

< F2D A982E CA817A975C8E5A8C888E5A>

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の

Microsoft Word - s_dayori86-1.doc

2. 登録講習を実施している機関一般社団法人マンション管理業協会登録年月日平成 13 年 8 月 10 日所在地東京都港区虎ノ門 連絡先 株式会社プライシングジャパン 登録年月日 平成 26 年 10 月 3 日 所在地 埼玉県三郷市上口 連絡先

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

Transcription:

宮崎県の海洋生物資源の保存及び管理に関する計画の別に定めるくろまぐろについて 1 くろまぐろの保存及び管理に関する方針 ( 1) 本県においてくろまぐろは 主にひき縄漁業や釣り漁業 定置漁業などにより漁獲されている その中にあって 同資源の保存及び管理を通じて安定的で持続的な利用を図るために 国の基本計画により決定された漁獲可能量のうち本県の知事管理量について 本県の漁業実態に応じた適切な管理措置を講じる ( 2) また 本県の知事管理量を適切に管理するためには くろまぐろの採捕の数量を的確に把握する必要があることから 採捕の数量の報告体制を整備し 適切な報告がなされるよう漁業者等の指導 確認を行うものとする 併せて 採捕の数量が積み上がり本県の知事管理量に近づいた場合は この旨を直ちに公表するとともに 早期にその是正措置を講じるものとする ( 3) さらに 管理を適切に行っていくためには くろまぐろの分布 回遊状況 当該資源を取り巻く環境等についてのより詳細な科学的データ又は知見が必要であり 当該データの蓄積又は知見の進展を図るため 国又は関係都道府県との連携の下 本県水産試験場の資源調査体制の充実強化を図る ( 4) これらのほか 本県の知事管理量の遵守を図るため 漁業者協定の締結等を促進し 本県の管理措置と相まった漁業者による自主的な漁獲管理の取組を行うものとする 2 くろまぐろの漁獲可能量について宮崎県の知事管理量に関する事項第 4 管理期間 ( 平成 3 0 年 7 月 1 日から平成 3 1 年 3 月 3 1 日まで ) におけるくろまぐろの知事管理量は 次の表のとおりである 区分知事管理量留保する量 3 0キログラム未満のもの ( 以下 1 5. 5 トンうち 1. 6 トンを本 小型魚 という ) 県の留保とする 3 0キログラム以上のもの ( 以下 7. 6 トンうち 1. 6 トンを本 大型魚 という ) 県の留保とする我が国全体の小型魚又は大型魚の漁獲可能量を超えるおそれが著しく大きいと認めて 農林水産大臣が当該採捕の数量を公表した場合は 上表の本県の知事管理量が消化されていない場合であっても その時点における本県の採捕の数量をもって 上表の本県の知事管理量とする

3 くろまぐろの知事管理量について 海洋生物資源の採捕の種類 別又は期間別の数量に関する事項 ( 1) 採捕の種類別の割当量について 2 に掲げる知事管理量の小型魚における採捕の種類別に定め る割当量は 次の表のとおりとし 大型魚は採捕の種類別に定 めないものとする 採捕の種類 小型魚 本県の漁船漁業等の割当量 9. 6 トン 本県の定置漁業の割当量 4. 3 トン ( 注 ) 漁船漁業等とは 定置漁業以外の漁業をいう ( 2) 採捕の種類別の数量を期間別の数量に分けた割当量について (1) に掲げる小型魚における採捕の種類別の割当量を期間別に 分けて定める割当量は 次の表のとおりとし 大型魚は採捕の 期間別に定めないものとする なお 各期間別の未消化数量については 全数量を次の期間 へ充当することとし 期間別の割当量が変更したときは 速や かに公表し 各漁業協同組合へ通知する 採捕の期間 漁船漁業等 定置漁業 本県の採捕の種類別の割当量 9. 6 トン 4. 3 トン うち 7 月 ~ 9 月 2. 0 トン 0. 4 トン 1 0 月 ~ 1 2 月 4. 2 トン 3. 5 トン 1 月 ~ 3 月 3. 4 トン 0. 4 トン 本県の採捕の数量が採捕の種類別又は期間別の割当量を超え るおそれが著しく大きいと認める場合は 定めた採捕の種類ご と又は期間ごとに法第 1 0 条第 2 項の規定に基づく採捕の停止等 の命令を発出する 4 くろまぐろの知事管理量に関し実施すべき施策に関する事項 ( 1) 緊急報告体制について 1 各漁業協同組合は 急激な採捕の積み上げに備え 小型魚 及び大型魚の別に次に掲げる報告基準に該当する場合は 土 日祝祭日を問わず速やかに県に一報の上 採捕の数量報告を 行うものとする 採捕の種類 報告基準 漁船漁業等 割当量の 8 割を消化するまで 1 日 1 隻当たり 1 0 0 キログラムを超える量の採捕 割当量の 8 割を超えて消化した場合 1 日 1 隻当たり 5 0 キログラムを超える量の採捕

定置漁業割当量の 8 割を消化するまで 1 日 1 か統当たり 1 0 0 キログラムを超える量の採捕割当量の 8 割を超えて消化した場合 1 日 1 か統当たり 5 0 キログラムを超える量の採捕 ( 注 ) 割当量とは 小型魚にあっては採捕の種類別の割当量をいい 大型魚にあっては知事管理量をいう 2 1 の県への一報は 次に掲げるの流れにより行うものとする ア漁業者の段階漁業者は 1 の数量の漁獲があった場合 当日中に当該漁業者が所属する漁業協同組合 ( 以下 所属漁業協同組合 という ) に採捕の数量報告を行う イ漁業協同組合の段階所属漁業協同組合は 1 の該当事案を認めた場合 県水産政策課へ電話連絡を行うとともに 管内の他の漁業者に対し同様の事例の有無を確認し その有無についても県水産政策課へ電話連絡を行う また 県は 1 の事案について 県内の全ての漁協に注意喚起のため F A X 連絡を行うこととする 3 1 の緊急報告による急激な採捕があった場合に直ちに当該関係漁業者が取り組む緊急の管理措置は 次表のとおりとする また 県は 当該採捕の数量報告を受けた場合 次表の緊急の管理措置が実施されているか確認し 必要な指導を行うものとする 漁業種類緊急の管理措置漁船漁業等当該漁業協同組合は所属組合員に対し 大量漁獲があった旨の緊急連絡を行う 本県の残枠が判明するまでの間は 当面 生存個体の放流 くろまぐろを漁獲することを目的とした操業の自粛 漁業協同組合の荷受け自粛を行う 定置漁業当該漁業協同組合は所属組合員に対し 大量入網があった旨の緊急連絡を行う 本県の残枠が判明するまでの間は 当面 生存個体の放流 漁業協同組合の荷受け自粛を行う

( 注 ) 急激な採捕が小型魚のみの場合は小型魚のみを対象として管理措置を実施し 大型魚のみの場合は大型魚のみを対象として管理措置を実施することとする 4 県は 小型魚及び大型魚の別に 1 日 1 トンを超える採捕の数量報告があった場合は 当該採捕の数量を国に報告する ( 2) 採捕の数量の公表等について 1 県は 法第 8 条第 2 項の規定に基づき 本県の採捕の数量が知事管理量を超えるおそれがあると認める場合として 2 又は 3 の数量 ( 留保の数量を除く ) の 7 割を超え 又はそのおそれがあると認める時点で 当該採捕の数量を公表するものとする 2 また 採捕の数量が我が国全体の小型魚又は大型魚別の漁獲可能量の 7 割を超え 又は超えるおそれが著しく大きいと認める時点で 農林水産大臣から当該採捕の数量が公表される この際 当該公表がされた時点で 1 の公表がされていない場合は 農林水産大臣の当該採捕の数量の公表をもって 1 の公表とする ( 3) 早期是正措置について県は ( 2) の採捕の数量の公表後 速やかに法第 9 条第 2 項の規定に基づく助言 指導又は勧告を内容とする次に掲げる早期是正措置を管内の漁業者等に対し講じるものとする 1 漁船漁業等 ( 小型魚 ) ア割当量の 7 割を超えるおそれがあると認めるとき 漁業者は 1 日 1 隻当たり 8 0 キログラムを採捕の上限とし 8 0 キログラムを超える量の採捕があった場合には 漁場移動を行う等により 小型魚の漁獲を回避する 漁業者は 生存個体を放流する 県は これらの措置の実施を助言する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する イ割当量の 8 割を超えるおそれがあると認めるとき 漁業者は 1 日 1 隻当たり 4 0 キログラムを採捕の上限とし 4 0 キログラムを超える量の採捕があった場合には 漁場移動を行う等により 小型魚の漁獲を回避する 漁業者は 生存個体を放流する 県は これらの措置の実施を指導する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する ウ割当量の 9 割を超えるおそれがあると認めるとき

漁業者は くろまぐろを漁獲することを目的とした操業を自粛する 漁業者は くろまぐろの採捕をやむを得ない混獲のみとする 漁業者は 生存個体を全て放流する 県は これらの措置の実施を勧告する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する 2 定置漁業 ( 小型魚 ) ア割当量の 7 割を超えるおそれがあると認めるとき 漁業者は 1 日 1 か統当たり 8 0 キログラムを採捕の上限とし 8 0 キログラムを超える採捕のおそれがある場合には 生存個体を放流する 県は これらの措置の実施を助言する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する イ割当量の 8 割を超えるおそれがあると認めるとき 漁業者は 1 日 1 か統当たり 4 0 キログラムを採捕の上限とし 4 0 キログラムを超える採捕のおそれがある場合には 生存個体を放流する 県は これらの措置の実施を指導する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する ウ割当量の 9 割を超えるおそれがあると認めるとき 漁業者は くろまぐろの入網がないことを確認し 網起こしを行う 漁業者は くろまぐろの入網がある場合には 生存個体を全て放流する 県は これらの措置の実施を勧告する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する 3 大型魚知事管理量の 7 割を超えるおそれがあると認めるとき なお 次に掲げる取組は 知事管理量の 9 割を超えるおそれがあると認めるときまで継続して実施する 漁船漁業等では 漁業者は くろまぐろを漁獲することを目的とした操業を自粛し くろまぐろの採捕はやむを得ない混獲のみとする 定置漁業では 漁業者は くろまぐろの入網がないことを確認し 網起こしを行う 漁業者は 生存個体を全て放流する

県は これらの措置の実施を勧告する 併せて 所属漁業協同組合に当該措置の履行確認を依頼する ( 4) 協定の締結について県は 法第 1 3 条第 2 項の規定に基づく協定の締結に向け 各漁業協同組合と検討準備を進める 具体的には 本年中に くろまぐろ資源管理協議会 ( 仮称 ) を立ち上げるものとし 第 5 管理期間内の締結を目指す ( 5) 遊漁 ( 遊漁者及び遊漁船業者 ) の管理について 1 県は 管内の漁船漁業等を営む漁業者へ管理の取組を指導した場合は 管内の遊漁船業者に対しても同様の指導を行うものとする この場合 県は 国に対し 当該指導内容を速やかに報告するものとする 2 特に プレジャーボート等を利用した採捕の実態が必ずしも明らかでないことから 県は 国と協力しつつ 各釣り団体のホームページやテレビ等の媒体を通じ くろまぐろの管理状況や漁業者の取組への理解と協力の呼びかけを行うものとする 5 その他くろまぐろの保存及び管理に関する重要事項 ( 1) 第 4 管理期間までの小型魚の超過分の差し引き等について第 2 管理期間の超過量については 差し引きがない場合の漁獲枠の 2 割 ( 2. 9 トン ) を上限として 9 年間にわたって分割して差し引くこととしている ただし 第 4 管理期間は管理期間 が 9 か月間であることから 漁獲枠超過量の差し引き量も 9 か あん 月分に按分した 2. 5 トン ( 表 1 の第 3 欄 ) とする なお 本県の第 3 管理期間の未消化数量 6. 5 トン ( 表 1 の第 4 欄 ) は 第 5 管理期間以降の差し引きに充当することとし 第 5 管理期間以降の差し引き量の合計を 1 2. 7 トン ( 表 1 の第 5 欄 ) とする また 第 4 管理期間の未消化数量については 第 5 管理期間以降の差し引き分に充当する 表 1 第 2 第 3 管理期間の差し引き及び充当数量の表 第 2 管理期第 3 管理期間第 4 管理期 第 3 管理期間の未 第 5 管理期間 間超過量合期首の差し引間期首の差 消化数量による繰 以降の差し引 計 き済み量 し引き量 り上げ返済分 き量合計 24.6 トン 2.9 トン 2.5トン 6.5トン 12.7トン 表 2 第 4 管理期間以降の本県の小型魚の漁獲可能数量の表 本県全体の差し引き数量 差し引き後の本県漁獲可能数量

第 4 管理期間 (2018 年 ) 2.5トン 10.2トン 第 5 管理期間 (2019 年 ) 1.9トン 12.8トン 第 6 管理期間 (2020 年 ) 1.9トン 12.8トン 第 7 管理期間 (2021 年 ) 1.9トン 12.8トン 第 8 管理期間 (2022 年 ) 1.9トン 12.8トン 第 9 管理期間 (2023 年 ) 1.9トン 12.8トン 第 10 管理期間 (2024 年 ) 1.9トン 12.8トン 第 11 管理期間 (2025 年 ) 1.3トン 13.4トン ( 2) 採捕の停止命令について 1 本県の採捕の数量が 2 の知事管理量の 9 割 5 分を超える時 点で 法第 1 0 条第 2 項の規定に基づく採捕の停止命令をする 2 本県の採捕の数量が 3 の採捕の種類別又は期間別の数量の 9 割 5 分を超える時点で 法第 1 0 条第 2 項の規定に基づく採 捕の停止命令をする 3 遊漁者による採捕の数量は知事管理量に含まれるため 本 県知事の採捕の停止命令 ( 法第 1 0 条関係 ) が出された場合は 本県の水面での遊漁者も命令対象者であり 管内の漁船漁 業等を営む漁業者に対し管理の取組を指導した場合は 同様 の指導を行う