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1 1 級切削工具研削技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度切削工具研削の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 1の左欄のとおりである (3) 試験科目及びその範囲の細目表 1の右欄のとおりである 表 1 試験科目及びその範囲 試験科目及びその範囲の細目 学 科 試 験 1 研削一般 研削といしの種類 構造 1 研削といし ( ダイヤモンド及び立方晶窒化ほう素ホイールを含 表示の方法及び用途 む 以下同じ ) の種類 日本工業規格による表示の方法及び用途について詳細な知識 2 研削といしの構造に関する次の事項について詳細な知識 (1) と粒 (2) 粒度 (3) 結合度 (4) 組織 (5) 結合剤 (6) コンセントレーション (7) 気孔 研削剤の種類 性質及び用 次に掲げる研削油剤の種類 性質及び用途について詳細な知識を 途 有する (1) 水溶性研削油剤 (2) 不水溶性研削油剤 工作測定の方法 工作測定の方法に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を 有する (1) 次の測定器具の種類 構造 用途及び使用方法 イ マイクロメータ等実長測定器 ロ ダイヤルゲージ等比較測定器 ハ 基準ゲージ及び限界ゲージ ニ 角度測定器 ホ 投影器 ヘ 工具顕微鏡 (2) 次の事項の測定方法 イ 長さ ロ 角度 ハ 平面度 ニ 平行度 ホ 真円度 品質管理 品質管理に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する - 1 -

試験科目及びその範囲の細目 (1) 次の用語の意味 イ 規格限界 ロ 特性要因図 ハ 度数分布 ニ ヒストグラム ( 柱状図 ) ホ 正規分布 ヘ 管理図 ト 抜取り検査 チ パレート図 (2) 次の管理図の読図 イ X-R( 平均値 - 範囲 ) 管理図 ロ p( 不良率 ) 管理図 ハ c( 欠点数 ) 管理図 ニ np( 不良個数 ) 管理図 2 材料 金属材料及び非金属材料の 1 次に掲げる金属材料及び非金属材料の種類 成分及び用途につ 種類 成分 性質及び用途 いて一般的な知識 (1) 炭素鋼 (2) 合金鋼 (3) 炭素工具鋼 (4) 合金工具鋼 (5) 高速度工具鋼 (6) 超硬合金 (7) セラミック (8) サーメット (9) 鋳鋼 (10) 鋳鉄 (11) 銅及び銅合金 (12) チタン及びチタン合金 (13) アルミニウム及びアルミニウム合金 (14) 鉛 すず等の合金 (15) ダイヤモンド (16) 立方晶窒化ほう素 2 金属材料の次に掲げる性質について一般的な知識を有するこ と (1) 引張強さ (2) 伸び (3) 硬さ (4) じん性 (5) 展性及び延性 (6) 熱膨張 (7) 熱伝導 (8) 加工硬化 (9) 脆性 金属材料の熱処理 次に掲げる金属材料の熱処理の目的及び方法について一般的な知 識 (1) 焼なまし (2) 焼ならし (3) 焼入れ (4) 焼戻し (5) 表面硬化処理及び表面処理 材料試験 材料試験に関し 次に掲げる事項について概略の知識を有するこ と (1) 次の試験の方法及び主な試験機の種類 イ 引張試験 ロ 曲げ試験 ハ 衝撃試験 ニ 硬さ試験 (2) 次の非破壊試験の原理及び用途 イ 放射線透過試験 ロ 超音波探傷試験 ぜい - 2 -

試験科目及びその範囲の細目 ハ 磁粉探傷試験 ニ 浸透探傷試験 3 材料力学 荷重 応力及びひずみ 1 荷重 応力及びひずみに関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 荷重及び応力の種類 (2) 荷重 応力 ひずみ及び弾性係数の関係 (3) 断面係数表による単純ばりの応力の簡単な計算方法 2 次に掲げる事項について概略の知識 (1) 応力 -ひずみ図 (2) 応力集中 (3) 安全率 (4) 金属材料の疲労 4 製図 日本工業規格に定める図示 1 部品の見取図の作成について一般的な知識 法 材料記号及びはめあい 2 部品図による部品の立体的形状の推測について一般的な知識を 方式 有する 3 日本工業規格に関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 次の図示法 イ 投影及び断面 ロ 線の種類 ハ ねじ 歯車等の製図 ニ 寸法記入法 ホ 面の肌の図示法 ヘ 表面粗さの表示法 ト 加工法の略図 チ 溶接記号 リ 幾何公差の図示法 (2) 主な金属材料の材料記号 (3) 寸法公差及びはめあい方式の用語 種類 等級等 5 電気 電気用語 次に掲げる電気用語の意味について一般的な知識 (1) 電流 (2) 電圧 (3) 電気抵抗 (4) 絶縁抵抗 (5) 電力 (6) 定格出力 (7) 周波数 (8) 接地 電気機械器具の使用方法 電気機械器具の使用方法に関し 次に掲げる事項について一般的 な知識 (1) 開閉器の取扱い (2) ヒューズの性質及び取扱い (3) 電線の接続部に生じやすい欠陥 (4) 交流電動機の極数 周波数及び回転数の関係 (5) 電動機の起動方法 - 3 -

試験科目及びその範囲の細目 (6) 電動機の回転方向の変換方法 (7) 電動機に生じやすい故障 6 安全衛生 安全衛生に関する詳細な知 1 切削工具の研削作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項に 識 ついて詳細な知識 (1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取扱方法 (2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 切削工具の研削作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防 とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) その他切削工具の研削作業に関する安全及び衛生のために必 要な事項 2 労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 ) 関係法令のうち 切削 工具の研削作業に関する部分について詳細な知識 7 前各号に掲げる科目のほか 次に掲げる科目のうち 受検者 が選択するいずれか一の科目 イ 工作機械用切削工具研削法 工作機械用切削工具の種 工作機械用切削工具に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 類及び用途 (1) 次の切削工具の形状 各部の名称 刃先角度及び用途 イ バイト ロ フライス ハ ドリル ニ リーマ ホ タップ及びダイス ヘ 歯切工具 ト ブローチ (2) 切削工具の呼び方及び表示の方法 工作機械用切削工具研削 工作機械用切削工具研削用の研削盤 ( 数値制御研削盤を含む ) 用の研削盤の種類 構造 に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 機能及び用途 (1) 次の研削盤の種類 特徴及び用途 イ 平面研削盤 ロ 円筒研削盤 ハ 万能研削盤 ニ 万能工具研削盤 ホ 工具研削盤 ヘ 卓上研削盤 (2) 次の装置等の一般的な構造及び機能 - 4 -

試験科目及びその範囲の細目 研削加工切削加工ジグ及び取付け具の種類 用途及び使用方法 イ 駆動装置 ロ といし台及びといし軸受 ハ 切込み装置 ニ テーブル送り機構 ホ 主軸台及び心押台 ヘ といし取付け機構 ト といし修正装置 チ 研削油剤供給装置 リ その他の附属装置及び補助具 (3) 主要部分の名称 (4) 仕様項目 (5) 研削盤の試験及び検査方法 工作機械用切削工具の研削加工に関し 次に掲げる事項について 詳細な知識 (1) 研削加工について次の事項 イ 研削条件 ロ 切りくずの形成 ハ 研削抵抗 ニ 研削といしの摩耗 ホ びびり ヘ 仕上面の粗さ ト 目つぶれ 目づまり及び目こぼれ チ 研削割れ及び研削焼け リ 自生作用 (2) 研削といしの選定及び取扱い (3) 研削といしの形直し及び目直しの方法 (4) 加工不良の原因 切削加工に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する (1) 切りくずの形成 (2) 切削速度 (3) 切削抵抗 (4) びびり (5) 切削温度 (6) 仕上面の粗さ (7) 構成刃先 (8) 切削工具の摩耗 (9) 切削工具の寿命 (10) 加工不良の原因 (11) 切削工具と切削条件及び工作物の材質との関係 (12) 切削油剤の種類及び用途 ジグ及び取付け具に関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 研削用ジグについて次の事項 イ 主なジグの種類及び用途 ロ 構造上具備すべき条件 ハ取扱上の注意事項 (2) 研削盤に附属する取付け具について次の事項イ主な取付け具の種類 形状及び用途 - 5 -

試験科目及びその範囲の細目 工作機械 ( 工作機械用切削工具研削用の研削盤を除く ) の種類 構造及び用途機械の主要構成要素の種類 形状及び用途潤滑方式 ロ 切削工具の種類 形状及び重量に応じた取付け具の選択 及びその使用方法 工作機械 ( 工作機械用切削工具研削用の研削盤を除く ) に関 し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 次の工作機械 ( 数値制御工作機械を含む ) の種類 用途及 び一般的な構造 イ 旋盤 ロ フライス盤 ハ 形削り盤 ニ ボール盤 ホ 中ぐり盤 ヘ 平削り盤 ト 立削り盤 チ ブローチ盤 リ 金切り盤 ヌ 歯切り盤 ル 歯車仕上盤 ヲ マシニングセンタ (2) 次の工作機械 ( 数値制御工作機械を含む ) の種類及び用途 イ 研削盤 ロ ホーニング盤 ハ ラップ盤 ニ バフ盤 ホ 超仕上盤 ヘ 歯車研削盤 ト 放電加工機 チ 電解加工機 機械の主要構成要素に関し 次に掲げる事項について一般的な知 識 (1) ねじについての主な用語の意味 (2) ねじの種類 形状 特徴及び用途 (3) ボルト ナット 座金等のねじ部品の種類 形状及び用途 (4) 歯車についての主な用語の意味 (5) 次の歯車の形状及び用途 イ 平歯車 ロ はすば歯車 ハ かさ歯車 ニ 円筒ウォームギア ホ ラック ヘ ねじ歯車 (6) 次のものの種類及び用途 イ キー コッタ及びピン ロ 軸 軸受及び軸継手 ハリンク及びカム装置ニリベット及びリベット継手ホベルト及びチェーン伝動装置ヘブレーキ及びばねト管 継手弁及びコックチボールねじ (7) テーパの種類及び用途潤滑方式に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する - 6 -

ロ (1) 主な潤滑剤の種類 性質及び用途 (2) 主な潤滑方式の種類 特徴及び用途 工作機械用切削工具の研 1 鋳造作業に関し 次に掲げる事項について概略の知識を有する 削に関連する工作法 (1) 主な鋳造工程 (2) 鋳造用金属材料の種類 (3) 鋳造品に生じやすい欠陥 2 鍛造作業に関し 次に掲げる事項について概略の知識 (1) 主な鍛造工程 (2) 鍛造品に生じやすい欠陥 3 溶接作業に関し 次に掲げる事項について概略の知識 (1) 主な溶接の種類及び用途 (2) ろう付け用材料及びろう付けの方法 4 製缶作業に関し 主な製缶 ( 厚板加工 ) 工程について概略の知識 5 板金作業に関し 次に掲げる事項について概略の知識 (1) 主な板金 ( 薄板加工 ) 工程 (2) 主な板金用の金属材料及び機械の種類及び用途 6 次に掲げる表面処理の用途及び効果について概略の知識 (1) 酸洗い (2) めっき (3) 塗装 (4) 防錆 7 手仕上げに関し 次に掲げる事項について概略の知識を有する (1) 主な手仕上げ作業の種類 (2) 主な手仕上げ作業用工具の種類及び用途 8 けがき用工具の種類及び用途について概略の知識を有するこ と 超硬刃物研磨法 超硬刃物の種類 形状 1 次に掲げる超硬刃物の種類 形状及び用途について詳細な知識 機能及び用途 (1) 超硬丸のこ (2) 超硬カッタ (3) ルータ用超硬ビット (4) 超硬平刃 せい - 7 -

2 次に掲げる事項が超硬刃物の機能に及ぼす影響について詳細な 知識 (1) 刃先の切削角 すくい角 逃げ角及び刃先角 (2) 刃室の形状 (3) 歯体の材質及び形状 (4) 重量及び形状のアンバランス (5) スリット (6) 返り そり ねじれ等のひずみ (7) 腰入れ (8) 表面処理 (9) 使用機械の軸受の精度 超硬刃物の各部の名称 超硬刃物の各部の名称について詳細な知識 研磨用機械の種類 構 1 次に掲げる研磨機の種類 構造 機能及び用途について詳細な 造 機能及び用途 知識 (1) 万能研磨機 (2) 専用研磨機 (3) 卓上研削盤 2 研磨機に関し 次に掲げる装置の構造及び機能について詳細な 知識 (1) 工作物取付け台 (2) 切込み装置 (3) といし修正装置 (4) 研削油剤供給装置 (5) 脱磁装置 (6) 吸じん装置 (7) その他の補助装置 3 研磨機の精度検査及び運転検査の方法について詳細な知識を有 する 研磨加工 超硬刃物の研磨加工に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 (1) 研磨加工について次の事項 イ 研磨のしくみ ロ ダイヤモンドホイールの摩耗 ハ びびり ニ 仕上面の粗さ ホ 目つぶれ 目づまり及び目こぼれ ヘ 研磨焼け ト 自生作用 チ 形直し及び目直し (2) ダイヤモンドホイールの適正使用条件 (3) 刃先の材質及び研磨条件に応じたダイヤモンドホイールの選 定 - 8 -

切削加工 切削加工に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する (1) 切削方式 (2) 切削抵抗 (3) 切削速度 (4) 切削温度 (5) びびり (6) 切りくずの形成 (7) ナイフマーク (8) 切削面の粗さ (9) 次の加工不良の原因 イ ひき曲り ロ ひき肌不良 ハ 毛羽立ち (10) 刃先の摩耗が切削条件及び切削面に与える影響 ジグ及び取付け具の種 1 研磨用ジグに関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有 類 用途及び使用方法 する (1) 主な研磨用ジグの種類及び用途 (2) 構造上具備すべき条件 (3) 取扱上の注意事項 2 研磨機に附属する取付け具に関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 主な取付け具の種類 形状及び用途 (2) 超硬刃物の種類 形状及び重量に応じた取付け具の選択及びその使用方法 被切削材の性質及び用途 次に掲げる被切削材の性質及び用途について一般的な知識を有す る (1) 木材 (2) 合板 (3) 集成材 (4) 鉄鋼 (5) アルミニウム及びアルミニウム合金 (6) 銅及び銅合金 (7) プラスチック (8) 皮革 (9) ゴム (10) 布 (11) 紙 (12) 塗料 (13) 接着剤 超硬刃物の検査及び補修 1 超硬刃物の次に掲げる事項の検査の方法について詳細な知識を の方法 有する (1) すくい角及び横すくい角 (2) 先端逃げ角及び先端傾き角 (3) 側面向心角 (4) 側面逃げ角 (5) 重量バランス (6) ひずみ (7) 歯形 (8) 横振れ 2 超硬刃物の次に掲げる補修の方法について詳細な知識を有する (1) ひずみ取り (2) 腰入れ - 9 -

(3) 重量及び形状のバランスの修正 3 次に掲げるろう付けの方法及び用途について一般的な知識を有 する (1) 火えんろう付け (2) 誘導加熱ろう付け (3) 電気抵抗ろう付け 木工機械の種類 構造及 次に掲げる木工機械の種類 構造及び用途について一般的な知識 び用途 (1) 丸のこ盤 (2) ほぞ取り盤 (3) 木工フライス盤 (4) ボール盤 (5) かんな盤 (6) ルータ盤 実 技 試 験 次の各号に掲げる科目のうち 受検者が選択するいずれか一の科 目 1 工作機械用切削工具研削作業 工作機械用切削工具の刃部 1 研削といしの形直し 目直し及びバランス調整ができる の再研削及び成形研削 2 高精度を要する刃部の再研削ができる 3 高精度を要する刃部の成形ができる 4 研削作業中に発生した研削盤の各種の支障を是正できる 5 研削作業の種類及び工作物の材質に応じた研削といしの選定及び研削条件の決定ができる 作業時間の見積り 作業時間の見積りができる 2 超硬刃物研磨作業 超硬刃物のひずみ取り及び 1 超硬刃物のひずみ取りができる 腰入れ 2 超硬刃物の腰入れの必要性の判定及び腰入れができる 超硬刃物の研磨 高精度を要する超硬刃物の研磨ができる 超硬刃物の検査及び試験 超硬刃物の寸法検査 形状検査 バランス試験及び機能試験がで きる 作業時間の見積り 作業時間の見積りができる - 10 -

2 2 級切削工具研削技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度切削工具研削の職種における中級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 2の左欄のとおりである (3) 試験科目及びその範囲の細目表 2の右欄のとおりである 表 2 試験科目及びその範囲 学 科 試 験 1 研削一般 研削といしの種類 構造 1 研削といし ( ダイヤモンド及び立方晶窒化ほう素ホイールを含 表示の方法及び用途 む 以下同じ ) の種類 日本工業規格による表示の方法及び用途について詳細な知識 2 研削といしの構造に関する次の事項について詳細な知識 (1) と粒 (2) 粒度 (3) 結合度 (4) 組織 (5) 結合剤 (6) コンセントレーション (7) 気孔 研削剤の種類 性質及び用 次に掲げる研削油剤の種類 性質及び用途について一般的な知識 途 (1) 水溶性研削油剤 (2) 不水溶性研削油剤 工作測定の方法 工作測定の方法に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を 有する (1) 次の測定器具の種類 構造 用途及び使用方法 イ マイクロメータ等実長測定器 ロ ダイヤルゲージ等比較測定器 ハ 基準ゲージ及び限界ゲージ ニ 角度測定器 ホ 投影器 ヘ 工具顕微鏡 (2) 次の事項の測定方法 イ 長さ ロ 角度 ハ 平面度 ニ 平行度 ホ 真円度 品質管理 品質管理に関し 次の用語の意味について概略の知識を有するこ と - 11 -

(1) 規格限界 (2) 特性要因図 (3) 度数分布 (4) ヒストグラム ( 柱状図 ) (5) 正規分布 (6) 管理図 (7) 抜取り検査 (8) パレート図 2 材料 金属材料及び非金属材料の 1 次に掲げる金属材料及び非金属材料の種類 成分及び用途につ 種類 成分 性質及び用途 いて一般的な知識 (1) 炭素鋼 (2) 合金鋼 (3) 炭素工具鋼 (4) 合金工具鋼 (5) 高速度工具鋼 (6) 超硬合金 (7) セラミック (8) サーメット (9) 鋳鋼 (10) 鋳鉄 (11) 銅及び銅合金 (12) チタン及びチタン合金 (13) アルミニウム及びアルミニウム合金 (14) 鉛 すず等の合金 (15) ダイヤモンド (16) 立方晶窒化ほう素 2 金属材料の次に掲げる性質について一般的な知識を有するこ と (1) 引張強さ (2) 伸び (3) 硬さ (4) じん性 (5) 展性及び延性 (6) 熱膨張 (7) 熱伝導 (8) 加工硬化 (9) 脆性 金属材料の熱処理 次に掲げる金属材料の熱処理の目的及び方法について一般的な知 識 (1) 焼なまし (2) 焼ならし (3) 焼入れ (4) 焼戻し (5) 表面硬化処理及び表面処理 材料試験 材料試験に関し 次に掲げる事項について概略の知識を有するこ と (1) 次の試験の方法及び主な試験機の種類 イ 引張試験 ロ 曲げ試験 ハ 衝撃試験 ニ 硬さ試験 (2) 次の非破壊試験の原理及び用途 イ 放射線透過試験 ロ 超音波探傷試験 ハ 磁粉探傷試験 ニ 浸透探傷試験 3 材料力学 荷重 応力及びひずみ 1 荷重 応力及びひずみに関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 荷重及び応力の種類 (2) 荷重 応力 ひずみ及び弾性係数の関係 ぜい - 12 -

(3) 断面係数表による単純ばりの応力の簡単な計算方法 2 次に掲げる事項について概略の知識 (1) 応力 -ひずみ図 (2) 応力集中 (3) 安全率 (4) 金属材料の疲労 4 製図 日本工業規格に定める図示 1 部品の見取図の作成について一般的な知識 法 材料記号及びはめあい 2 部品図による部品の立体的形状の推測について一般的な知識を 方式 有する 3 日本工業規格に関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 次の図示法 イ 投影及び断面 ロ 線の種類 ハ ねじ 歯車等の製図 ニ 寸法記入法 ホ 面の肌の図示法 ヘ 表面粗さの表示法 ト 加工法の略号 チ 溶接記号 リ 幾何公差の図示法 (2) 主な金属材料の材料記号 (3) 寸法公差及びはめあい方式の用語 種類 等級等 5 電気 電気用語 次に掲げる電気用語の意味について概略の知識 (1) 電流 (2) 電圧 (3) 電気抵抗 (4) 絶縁抵抗 (5) 電力 (6) 定格出力 (7) 周波数 (8) 接地 電気機械器具の使用方法 電気機械器具の使用方法に関し 次に掲げる事項について概略の 知識 (1) 開閉器の取扱い (2) ヒューズの性質及び取扱い (3) 電線の接続部に生じやすい欠陥 (4) 交流電動機の極数 周波数及び回転数の関係 (5) 電動機の起動方法 (6) 電動機の回転方向の変換方法 (7) 電動機に生じやすい故障 6 安全衛生 安全衛生に関する詳細な知 1 切削工具の研削作業に伴う安全衛生に関し 次に掲げる事項に 識 ついて詳細な知識 (1) 機械 器工具 原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取 - 13 -

扱方法 (2) 安全装置 有害物抑制装置又は保護具の性能及び取扱方法 (3) 作業手順 (4) 作業開始時の点検 (5) 切削工具の研削作業に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防 とん (6) 整理 整頓及び清潔の保持 (7) 事故時等における応急措置及び退避 (8) その他切削工具の研削作業に関する安全及び衛生のために必 要な事項 2 労働安全衛生法関係法令のうち 切削工具の研削作業に関する 部分について詳細な知識 7 前各号に掲げる科目のほか 次に掲げる科目のうち 受検者 が選択するいずれか一の科目 イ 工作機械用切削工具研削法 工作機械用切削工具の種 工作機械用切削工具に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 類及び用途 (1) 次の切削工具の形状 各部の名称 刃先角度及び用途 イ バイト ロ フライス ハ ドリル ニ リーマ ホ タップ及びダイス ヘ 歯切工具 ト ブローチ (2) 切削工具の呼び方及び表示の方法 工作機械用切削工具研削 工作機械用切削工具研削用の研削盤 ( 数値制御研削盤を含む ) 用の研削盤の種類 構 に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 造 機能及び用途 (1) 次の研削盤の種類 特徴及び用途 イ 平面研削盤 ロ 円筒研削盤 ハ 万能研削盤 ニ 万能工具研削盤 ホ 工具研削盤 ヘ 卓上研削盤 (2) 次の装置等の一般的な構造及び機能 イ 駆動装置 ロ といし台及びといし軸受 ハ 切込み装置 ニ テーブル送り機構 ホ 主軸台及び心押台 ヘ といし取付け機構 ト といし修正装置 チ 研削油剤供給装置 リ その他の附属装置及び補助具 (3) 主要部分の名称 - 14 -

研削加工切削加工ジグ及び取付け具の種類 用途及び使用方法工作機械 ( 工作機械用切削工具研削用の研削盤を除く ) の種類 構造及び用途 (4) 仕様項目 (5) 研削盤の試験及び検査方法 工作機械用切削工具の研削加工に関し 次に掲げる事項について 詳細な知識 (1) 研削加工について次の事項 イ 研削条件 ロ 切りくずの形成 ハ 研削抵抗 ニ 研削といしの摩耗 ホ びびり ヘ 仕上面の粗さ ト 目つぶれ 目づまり及び目こぼれ チ 研削割れ及び研削焼け リ 自生作用 (2) 研削といしの選定及び取扱い (3) 研削といしの形直し及び目直しの方法 (4) 加工不良の原因 切削加工に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する (1) 切りくずの形成 (2) 切削速度 (3) 切削抵抗 (4) びびり (5) 切削温度 (6) 仕上面の粗さ (7) 構成刃先 (8) 切削工具の摩耗 (9) 切削工具の寿命 (10) 加工不良の原因 (11) 切削工具と切削条件及び工作物の材質との関係 (12) 切削油剤の種類及び用途 ジグ及び取付け具に関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 研削用ジグの取扱上の注意事項 (2) 研削盤に附属する取付け具について次の事項 イ 主な取付け具の種類 形状及び用途 ロ 切削工具の種類 形状及び重量に応じた取付け具の選択 及び使用方法 工作機械 ( 工作機械用切削工具研削用の研削盤を除く ) に関 し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 次の工作機械 ( 数値制御工作機械を含む ) の種類 用途及 び一般的な構造 イ 旋盤 ロ フライス盤 ハ 形削り盤 ニ ボール盤 ホ 中ぐり盤 ヘ 平削り盤 - 15 -

ト 立削り盤 チ ブローチ盤 リ 金切り盤 ヌ 歯切り盤 ル 歯車仕上盤 ヲ マシニングセンタ (2) 次の工作機械 ( 数値制御工作機械を含む ) の種類及び用途 イ 研削盤 ロ ホーニング盤 ハ ラップ盤 ニ バフ盤 ホ 超仕上盤 ヘ 歯車研削盤 ト 放電加工機 チ 電解加工機 機械の主要構成要素の種 機械の主要構成要素に関し 次に掲げる事項について一般的な知 類 形状及び用途 識 (1) ねじについての主な用語の意味 (2) ねじの種類 形状 特徴及び用途 (3) ボルト ナット 座金等のねじ部品の種類 形状及び用途 (4) 歯車についての主な用語の意味 (5) 次の歯車の形状及び用途 イ 平歯車 ロ はすば歯車 ハ かさ歯車 ニ 円筒ウォームギア ホ ラック ヘ ねじ歯車 (6) 次のものの種類及び用途 イ キー コッタ及びピン ロ 軸 軸受及び軸継手 ハ リンク及びカム装置 ニ リベット及びリベット継手 ホ ベルト及びチェーン伝動装置 ヘ ブレーキ及びばね ト 管 継手弁及びコック チ ボールねじ (7) テーパの種類及び用途 潤滑方式 潤滑方式に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する (1) 主な潤滑剤の種類 性質及び用途 (2) 主な潤滑方式の種類 特徴及び用途 工作機械用切削工具の 1 鋳造作業に関し 主な鋳造工程について概略の知識を有するこ 研削に関連する工作法 と 2 鍛造作業に関し 主な鍛造工程について概略の知識 3 溶接作業に関し 次に掲げる事項について概略の知識を有する - 16 -

ロ (1) 主な溶接の種類及び用途 (2) ろう付け用材料及びろう付けの方法 4 製缶作業に関し 主な製缶 ( 厚板加工 ) 工程について概略の知識 5 板金作業に関し 主な板金 ( 薄板加工 ) について概略の知識 6 次に掲げる表面成理の用途及び効果について概略の知識 (1) 酸洗い (2) めっき (3) 塗装 (4) 防錆 7 手仕上げに関し 次に掲げる事項について概略の知識を有する (1) 主な手仕上げ作業の種類 (2) 主な手仕上げ作業用工具の種類及び用途 8 けがき用工具の種類及び用途について概略の知識を有するこ と 超硬刃物研磨法 超硬刃物の種類 形状 1 次に掲げる超硬刃物の種類 形状及び用途について詳細な知識 機能及び用途 (1) 超硬丸のこ (2) 超硬カッタ (3) ルータ用超硬ビット (4) 超硬平刃 2 次に掲げる事項が超硬刃物の機能に及ぼす影響について詳細な 知識 (1) 刃先の切削角 すくい角 逃げ角及び刃先角 (2) 刃室の形状 (3) 歯体の材質及び形状 (4) 重量及び形状のアンバランス (5) スリット (6) 返り そり ねじれ等のひずみ (7) 腰入れ (8) 表面処理 (9) 使用機械の軸受の精度 超硬刃物の各部の名称 超硬刃物の各部の名称について一般的な知識 研磨用機械の種類 構 1 次に掲げる研磨機の種類 構造 機能及び用途について詳細な 造 機能及び用途 知識 (1) 万能研磨機 (2) 専用研磨機 せい - 17 -

(3) 卓上研削盤 2 研磨機に関し 次に掲げる装置の構造及び機能について詳細な 知識 (1) 工作物取付け台 (2) 切込み装置 (3) といし修正装置 (4) 研削油剤供給装置 (5) 脱磁装置 (6) 吸じん装置 (7) その他の補助装置 3 研磨機の精度検査及び運転検査の方法について一般的な知識を 有する 研磨加工 超硬刃物の研磨加工に関し 次に掲げる事項について詳細な知識 (1) 研磨加工について次の事項 イ 研磨のしくみ ロ ダイヤモンドホイールの摩耗 ハ びびり ニ 仕上面の粗さ ホ 目つぶれ 目づまり及び目こぼれ ヘ 研磨焼け ト 自生作用 チ 形直し及び日直し (2) ダイヤモンドホイールの適正使用条件 (3) 刃先の材質及び研磨条件に応じたダイヤモンドホイールの選 定 切削加工 切削加工に関し 次に掲げる事項について一般的な知識を有する (1) 切削方式 (2) 切削抵抗 (3) 切削速度 (4) 切削温度 (5) びびり (6) 切りくずの形成 (7) ナイフマーク (8) 切削面の粗さ (9) 次の加工不良の原因 イ ひき曲り ロ ひき肌不良 ハ 毛羽立ち (10) 刃先の摩耗が切削条件及び切削面に与える影響 ジグ及び取付け具の種 1 研磨用ジグに関し 取扱上の注意事項について一般的な知識を 類 用途及び使用方法 有する 2 研磨機に附属する取付け具に関し 次に掲げる事項について一般的な知識 (1) 主な取付け具の種類 形状及び用途 (2) 超硬刃物の種類 形状及び重量に応じた取付け具の選択及び - 18 -

その使用方法 被切削材の性質及び用途 次に掲げる被切削材の性質及び用途について一般的な知識を有す る (1) 木材 (2) 合板 (3) 集成材 (4) 鉄鋼 (5) アルミニウム及びアルミニウム合金 (6) 銅及び銅合金 (7) プラスチック (8) 皮革 (9) ゴム (10) 布 (11) 紙 (12) 塗料 (13) 接着剤 超硬刃物の検査及び補修 1 超硬刃物の次に掲げる事項の検査の方法について詳細な知識を の方法 有する (1) すくい角及び横すくい角 (2) 先端逃げ角及び先端傾き角 (3) 側面向心角 (4) 側面逃げ角 (5) 重量バランス (6) ひずみ (7) 歯形 (8) 横振れ 2 超硬刃物の次に掲げる補修の方法について一般的な知識を有す る (1) ひずみ取り (2) 腰入れ (3) 重量及び形状のバランスの修正 3 次に掲げるろう付けの方法及び用途について一般的な知識を有 する (1) 火えんろう付け (2) 誘導加熱ろう付け (3) 電気抵抗ろう付け 木工機械の種類 構造及 次に掲げる木工機械の種類 構造及び用途について一般的な知識 び用途 (1) 丸のこ盤 (2) ほぞ取り盤 (3) 木工フライス盤 (4) ボール盤 (5) かんな盤 (6) ルータ盤 実 技 試 験 次の各号に掲げる科目のうち 受検者が選択するいずれか一の科 目 1 工作機械用切削工具研削作業 工作機械用切削工具の刃部 1 研削といしの形直し 目直し及びバランス調整ができる の再研削及び成形研削 2 刃部の再研削ができる 3 刃部の成形ができる - 19 -

4 研削作業中に発生した研削盤の各種の支障を是正できる 5 研削作業の種類及び工作物の材質に応じた研削といしの選定及 び研削条件の決定ができる 2 超硬刃物研磨作業 超硬刃物のひずみ取り及び 1 超硬刃物のひずみ取りができる 腰入れ 2 超硬刃物の腰入れの必要性の判定及び腰入れができる 超硬刃物の研磨 超硬刃物の研磨ができること 超硬刃物の検査及び試験 超硬刃物の寸法検査 形状検査 バランス試験及び機能試験がで きる - 20 -