医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

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事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

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歯科診療報酬点数表関係 別添 2 初診料の注 1 問 1 初診料の注 1に規定する施設基準において 1 年以内に保険医療機関の新規指定を受けた保険医療機関が届出を行う場合については 届出を行った日の属する月の翌月から起算して6 月以上経過した後 1 年を経過するまでに様式 2の6による再度の届出を行

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体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

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事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

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別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

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「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

H まで経過措置注意喚起

【事務連絡】160421平成28年熊本地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて

機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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01 表紙 老人保健課

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の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

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3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

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2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

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2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度

( 保 100) 平成 30 年 7 月 11 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 厚生労働省 疑義解釈資料の送付について ( その 5) の送付について 平成 30 年度診療報酬改定に関する情報等につきましては 平成 30 年 3 月 6 日付日医発第 1125

( 参考 ) 身体拘束廃止未実施減算の適用について 1 身体拘束禁止規定について サービスの提供にあたっては 当該入所者 ( 利用者 ) 又は他の入所者 ( 利用者 ) 等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束その他入所者 ( 利用者 ) の行動を制限する行為を行ってはな

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

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正誤表

01 表紙 老人保健課

場合であること この場合 保険薬局において 加入の保険及び被用者保険の被保険者等にあっては事業所名 国民健康保険の被保険者及び後期高齢者医療制度の被保険者にあっては住所を確認するとともに 調剤録に記載しておくこと 2 保険医療機関の記載がない場合処方せんの交付を受けた場所を患者に確認すること なお

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に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

酸素の購入価格に関する届出等について(厚生労働省保険局医療課:H27.1.8)

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

平成30 年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて(保険局医療課:H )

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

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= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

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別紙

「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正について

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

2. 概算請求を行う場合の取扱いについて (1) 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 別紙様式により 平成 23 年 4 月 13 日までに概算による請求を選択した旨及び 次の (2) による診療実日数等を各審査支払機関 ( 国民健康保険団体連合会及び

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総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

事務連絡 平成 30 年 11 月 19 日 関係団体 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 標記につきまして 別紙のとおり 地方厚生 ( 支 ) 局医療課 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 及び都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

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01 【事務連絡】疑義解釈資料(施術管理者の要件関係)

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

事務連絡平成 23 年 3 月 22 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課高齢者支援課振興課老人保健課 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による災害発生に関し 介護

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起 案 書

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

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別添 1 保険医が 次の (1) から (6) までのいずれかに該当する医師 ( 以下 配置医師 という ) である場合は それぞれの配置されている施設に入所している患者に対して行った診療 ( 特別の必要があって行う診療を除く ) については 介護報酬 自立支援給付 措置費等の他給付 ( 以下 他給

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01 表紙 老人保健課

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鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

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地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

一般会計負担の考え方

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

上記 1 よる場合以外については 下記 (2) により 診療報酬等の請求 を行うものとすること (2) 概算請求を行う場合の取扱いについて 1 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 平成 30 年 7 月 14 日までに概算による請求を選択する旨 各審査

Taro-【新旧】医療観察診療報酬告

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④登録要領(医療分野)

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老発第    第 号

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

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日本医師会「2008年度緊急レセプト調査(4~6月分)」結果報告(2008年8月6日)

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( 保 8) 平成 31 年 4 月 3 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 出産育児一時金等の受取代理制度の届出について ( 平成 31 年度 ) 出産育児一時金等の受取代理制度の届出につきましては 平成 23 年 2 月 7 日付け日医発第 1009 号 ( 保

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

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06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

7.居宅療養管理指導

Transcription:

事務連絡 平成 30 年 4 月 25 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 3) 診療報酬の算定方法の一部を改正する件 ( 平成 30 年厚生労働省告示第 43 号 ) 等については 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について ( 平成 30 年 3 月 5 日保医発 0305 第 2 号 ) 等により 平成 30 年 4 月 1 日より実施することとしているところであるが 今般 その取扱いに係る疑義照会資料を別添 1から別添 3のとおり取りまとめたので 参考までに送付いたします

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の内容を踏まえ 入院時に治療方針に関する患者又はその家族等の意思決定に対する支援を行うこと とあるが 具体的にどのような支援を行えばよいか ( 答 ) 人生の最終段階における医療 ケアに関する当該患者の意思決定について 当該患者の療養生活を支援していた関係機関 ( 介護保険施設や在宅療養支援を行う医療機関等 ) と連携し 情報の共有を図ること 患者本人の意思決定やその支援に関する情報が得られない場合については 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の内容を踏まえ 患者本人や家族等のほか 必要に応じて関係機関の関係者とともに 話し合いを繰り返し行う等の支援を行うこと ただし ここでいう支援は 画一的に行うものではなく 患者の病状や社会的側面を考慮しながら支援の実施の必要性について個別に評価した上で行うことをいう 在宅復帰機能強化加算 問 2 疑義解釈資料の送付について ( その1)( 平成 30 年 3 月 30 日付け事務連絡 ) の問 71において 療養病棟入院基本料の注 10 の在宅復帰機能強化加算について 同一入院料の病棟が複数ある場合 当該加算を届け出るためには 同一入院料の病棟全体で当該加算の要件を満たす必要があるとされたが 平成 30 年 3 月 31 日時点で当該加算を算定している病棟については経過措置が設けられているため この場合は 平成 30 年 9 月 30 日まで 当該加算を届け出る病棟と届け出ない病棟があってもよいか ( 答 ) よい なお 平成 30 年 10 月 1 日以降も引き続き算定する場合は 同一入院料の病棟全体で加算の要件を満たしている必要があるため 同 9 月 30 日までに要件を満たしていることについて改めて届け出を行うこと 救命救急入院料 脳卒中ケアユニット入院医療管理料 問 3 救命救急入院料 1 並びに3 及び脳卒中ケアユニット入院医療管理料における重症度 医療 看護必要度の評価については 平成 30 年 9 月 30 日まで経医科 1

過措置があるが 平成 30 年 10 月 1 日以降も引き続き当該入院料を算定するために届出を出す場合 実績が必要となるが いつから評価すればよいか ( 答 ) 平成 30 年 10 月 1 日以降も引き続き算定する場合 救命救急入院料 1 及び3については 院内研修を受講したものが少なくとも平成 30 年 9 月 1 日より評価を行う必要があり 脳卒中ケアユニット入院医療管理料については 院内研修を受けたものが少なくとも平成 30 年 7 月 1 日より評価を行う必要があるが 当該病棟に院内研修を受けた者がいない場合は 9 月 30 日までは院内研修受講前のものが評価して差し支えない 特定集中治療室管理料 問 4 特定集中治療室管理料の注 4に掲げる早期離床 リハビリテーション加算の施設基準に求める早期離床 リハビリテーションに係るチームについて 1 集中治療に関する5 年以上の経験を有する医師 とあるが 特定集中治療室管理料 1 及び2の施設基準に規定する医師と同様に 関係学会が行う特定集中治療に係る講習会を受講していること が必要か 2 集中治療を必要とする患者の看護に係る適切な研修 とはどのようなものがあるか ( 答 )1 集中治療 ( 集中治療部 救命救急センター等 ) での勤務経験を5 年以上有する医師であればよく 関係学会が行う特定集中治療に係る講習会等の研修受講の必要はない 2 当該加算の研修については 疑義解釈資料の送付について ( その1) ( 平成 30 年 3 月 30 日付け事務連絡 ) の問 106 と同様である 地域包括ケア病棟入院料 入院医療管理料 問 5 地域包括ケア病棟入院料 入院医療管理料の1 及び3の施設基準において 介護保険法第 8 条第 2 項に規定する訪問介護等を提供している施設が 当該保険医療機関と同一の敷地内にあること とされているが 当該保険医療機関が介護保険法における保険医療機関のみなし指定を受けて 施設基準で求められている訪問看護等を提供している場合も 要件を満たすと考えてよいか ( 答 ) 保険医療機関がみなし指定を受けて 訪問看護等を提供している場合も 施設基準をみたす 小児抗菌薬適正使用支援加算 問 6 小児抗菌薬適正使用支援加算について 急性上気道炎とその他の疾患で受診した患者に対して 軟膏や点眼の抗菌薬を処方した場合は当該加算の対象となるか 医科 2

( 答 ) 軟膏や点眼薬などの外用の抗菌薬を処方した場合は 当該加算を算定で きる 乳腺炎重症化予防ケア 指導料 問 7 区分番号 B001 の 29 乳腺炎重症化予防ケア 指導料について 乳腺炎の重症化及び再発予防に係る指導並びに乳房に係る疾患を有する患者の診療について経験を有する医師又は乳腺炎及び母乳育児に関するケア 指導に係る経験を有する助産師 が実施した場合に算定するとあるが この医師及び助産師は 施設基準で配置が求められている医師及び助産師を指すと考えてよいか ( 答 ) 施設基準で規定する医師又は助産師が実施した場合に算定できる 療養 就労両立支援指導料 問 8 区分番号 B001-9 療養 就労両立支援指導料に係る相談体制充実加算について 国又は医療関係団体等が実施する研修であって 厚生労働省の定める両立支援コーディネーター養成のための研修カリキュラムに即した研修 とあるが 具体的に何を指すのか ( 答 ) 現時点では 独立行政法人労働者健康安全機構の主催する両立支援コーディネーター基礎研修等を指す ハイリスク妊産婦連携指導料 1 問 9 区分番号 B005-10 ハイリスク妊産婦連携指導料 1について 原則として当該保険医療機関を受診する全ての妊産婦を対象に エジンバラ産後うつ病質問票 (EPDS) 等を参考にしてメンタルヘルスのスクリーニングを適切に実施していること とあるが 妊産婦が急性外傷等で救急外来を受診した場合や感冒等で内科外来を受診した場合についてもスクリーニングを実施する必要があるか ( 答 ) 産科又は産婦人科以外の診療科を受診した場合については 原則としてスクリーニングを実施する必要はない 問 10 原則として当該保険医療機関を受診する全ての妊産婦を対象に エジンバラ産後うつ病質問票 (EPDS) 等を参考にしてメンタルヘルスのスクリーニングを適切に実施していること とあるが 市町村等において妊産婦にメンタルヘルスのスクリーニングが実施されている場合についても 当該保険医療機関で重複してスクリーニングを実施する必要があるか ( 答 ) 妊娠中及び産後それぞれにおいて メンタルヘルスのスクリーニングを医科 3

適切に実施していることが必要であり 市町村等においてメンタルヘルスのスクリーニングが実施されている場合については 必ずしも当該保険医療機関で重複してスクリーニングを実施する必要はないが 市町村等とメンタルヘルスのスクリーニングの結果に関して適切に情報共有することが望ましい 在宅患者訪問診療料 在宅時医学総合管理料 施設入居時等医学総合管理料又は在宅がん医療総合診療料 問 11 平成 30 年 3 月 30 日付け医療保険と介護保険の給付調整に関する通知において 小規模多機能型居宅介護又は複合型サービスを受けている患者 ( 宿泊サービス利用中の患者に限る ) について 在宅患者訪問診療料 在宅時医学総合管理料又は在宅がん医療総合診療料を算定できるとあるが 宿泊サービスの利用日の日中に訪問診療を行った場合でも当該診療料等を算定できるか ( 答 ) 訪問診療については 宿泊サービス利用中の患者に対して サービス利用日の日中に行った場合も 当該診療料等を算定できる 在宅患者訪問看護 指導料 同一建物居住者訪問看護 指導料 精神科訪問看護 指導料 訪問看護療養費 問 12 平成 30 年 3 月 30 日付け医療保険と介護保険の給付調整に関する通知において 小規模多機能型居宅介護又は複合型サービスを受けている患者 ( 末期の悪性腫瘍等の患者及び急性憎悪等により一時的に頻回の訪問看護が必要な患者で宿泊サービス利用中に限る ) について 在宅患者訪問看護 指導料 同一建物居住者訪問看護 指導料 精神科訪問看護 指導料又は訪問看護療養費を算定できるとあるが 宿泊サービスの利用日の日中に訪問看護を行った場合でも当該指導料等を算定できるか ( 答 ) 訪問看護については 宿泊サービス利用中の患者に対して サービス利用日の日中に行った場合は 当該指導料等は算定できない 特別養護老人ホーム( 特養 ) 入所者に対する配置医師以外の保険医の診療 問 13 特養入所者に対する配置医師以外の保険医の診療については 緊急の場合を除き 配置医師の求めがあった場合のみ診療報酬を算定できるとされたが 文書による求めが必要か ( 答 ) 必ずしも文書によるものではない 例えば 入所者本人又は入所者の家族を通じ 配置医師が当該保険医による診療の必要性を認めていることが確認できる場合には 配置医師の求めがあったものとして取り扱う 医科 4

医科 歯科 調剤報酬点数表関係 別添 3 診療報酬明細書の記載要領 問 1 別表 Ⅰ 診療報酬明細書の 摘要 欄への記載事項等一覧 により示されている診療報酬明細書の 摘要 欄に記載する事項等について 電子レセプト請求による請求の場合は平成 30 年 10 月診療分以降については該当するコードを選択することになったが 平成 30 年 9 月診療分以前の電子レセプト又は書面による請求を行う場合においても 当該一覧の 左記コードによるレセプト表示文言 のとおり記載するのか ( 答 ) 必ずしも当該文言のとおり記載する必要はないが その旨がわかる記載又は当該診療行為に係る記載事項であることがわかる記載とすること 医科 歯科 調剤 1