外国人労働者利用手順に関する労働大臣規程 2018 年第 10 号 唯一神のご加護により インドネシア共和国労働大臣は a 外国人労働者利用手順に関する労働大臣規程 2015 年第 16 号及びその改正である外国人労働者利用手順に関する労働大臣規程 2015 年第 16 号の改正に関する労働大臣規程 2015 年第 35 号は 労働事情の進展にもはや合わないため改正が必要であること b 労働に関する法律 2003 年第 13 号の第 42 条 (1) 項 第 43 条 (4) 項 第 44 条 (2) 項及び外国人労働者利用に関する大統領規定 2018 年第 20 号の規定の実施のために 外国人労働者の利用手順を定める必要があること c a とb を考慮し 外国人労働者利用手順に関する労働大臣規程を定める必要があること を考慮し 1. 労働監督法 1948 年第 23 号のインドネシア全国での発効表明に関する法律 1951 年第 3 号 ( 官報 1951 年 4 号 ) 2. 労働に関する法律 2003 年第 13 号 ( 官報 2003 年 39 号 官報追記 4279 号 ) 3. 入国管理に関する法律 2011 年第 6 号 ( 官報 52 号 官報追記 5216 号 ) 4. 地方政府に関する法律 2014 年第 23 号 ( 官報 2014 年 244 号 官報追記 5587 号 ) 及び数次にわたり改正されその最終改正である地方政府に関する法律 2014 年第 23 号の二度目の改正に関する法律 2015 年第 9 号 ( 官報 2015 年 58 号 官報追記 5670 号 5. 労働移住省で有効な非税国家収入の種類と料金に関する政令 2012 年第 65 号 ( 官報 2012 年 154 号 官報追記 5333 号 ) 6. 入国管理に関する法律 2011 年第 6 号の実施規程に関する政令 2013 年第 31 号 ( 官報 2013 年 68 号 官報追記 5409 号 ) 7. 事業許認可統合電子サービスに関する政令 2018 年第 24 号 ( 官報 2018 年 90 号 官報追記 6215 号 ) 8. 労働省に関する大統領規程 2015 年第 18 号 ( 官報 2015 年 19 号 ) 9. 事業実施のスピードアップ実施に関する大統領規程 2017 年第 91 号 ( 官報 2017 年 210 号 ) 10. 外国人労働者利用に関する大統領規程 2018 年第 20 号 ( 官報 2018 年 39 号 ) 11. 法案 政令案 大統領規程案の策定準備及び労働省における大臣規程案策定手順に関する労働大臣規程 2015 年第 8 号 ( 官報 2015 年 411 号 ) を鑑み 以下を決定した :
外国人労働者利用手順に関する大統領規程を定める 第 1 章 総則 第 1 条 本大臣規程の中で : 1. 外国人労働者とは インドネシア領域で就労する目的で査証を保有する外国人のことであり 以後 TKA と称する 2. 付き添い労働者とは 技術移転と専門性の移転の枠組みにおいて 付き添い者として指名及び準備されたインドネシア人労働者のことである 3. 外国人労働者雇用者とは 賃金或いはその他の形態による報酬を支払うことにより TKA を雇用する法人又はその他の機関のことであり 以後 TKA 雇用者と称する 4. 外国人労働者利用計画とは TKA 雇用者が作成し 労働分野を管轄する大臣又は指名された官吏が承認する 特定の役職における一定期間内の TKA 利用計画のことであり 以後 RPTKA と称する 5. TKA サービスオンラインシステムとは tka-online.kemnaker.go.id サイトを通じて TKA 雇用者に対しサービスを提供するための ウェブベースの IT アプリケーションのことであり 以後 TKA Online と称する 6. 非税国家収入とは 税収入に由来しない中央政府のあらゆる収入のことであり 以後 PNBP と称する 7. 地方収入とは 地方会計に入る TKA 利用手数料のことである 8. TKA 利用補償金とは PNBP 又は地方収入として TKA 利用に対して TKA 雇用者が支払うべき補償金のことであり 以後 DKP-TKA と称する 9. オンライン非税国家収入情報システムとは PNBP 計画 Billing システム及び PNBP 報告システムを含む 予算総局が管理する情報システムのことであり 以後 SIMPONI と称する 10. 緊急かつ差し迫った業務とは 企業及び / 又は一般社会の致命的な損失を回避するために直ちに対応が必要な 自然災害 主要機械の故障 争乱 / デモ / 暴動などに起因する 早急な対処を必要とする計画外の業務のことである 11. 一時的業務とは 随時発生する又は最長 6 か月間の短期間で完了可能な業務のことである 12. 興行業とは 一時的に芸術及びスポーツ分野の外国人労働者を呼び寄せるのであれ帰国させるのであれ インドネシアにおける娯楽実施手続き活動のことである 13. 暫定居住査証とは 外国人がインドネシア領域に渡航を行うための承認を記載し 就
労の枠組みでの暫定居住許可供与の根拠となる インドネシア共和国代表事務所又はインドネシア共和国政府が定めたその他の場所において権限を有する官吏が供与する書面の証明書のことであり 以後 Vitas と称する 14. 暫定居住許可とは 就労のために一定期間インドネシア領域に居住する目的の外国人に供与される許可のことであり 以後 Itas と称する 15. 通知書とは Itas 発行の根拠として雇用育成 雇用機会拡大総局長が発行する TKA 利用承認のことである 16. 指定銀行とは 国家収入の納付を受け入れるために財務大臣が指名した商業銀行のことである 17. 県 / 市の局とは 県 / 市の労働分野又は許認可分野の行政を行う局のことである 18. 州の局とは 州の労働分野又は許認可分野の行政を行う局のことである 19. 総局長とは 雇用育成 雇用機会拡大総局長のことであり 以後総局長と称する 20. 大臣とは 労働分野を管轄する大臣のことである 第 2 条 本大臣規程は 外国人労働者利用管理のためのステークホルダーの指針として利用される 第 2 章 外国人労働者雇用者及び外国人労働者 第 1 部 外国人労働者雇用者 第 3 条 外国人労働者雇用者に含まれるのは : a 政府機関 外国代表事務所 国際機関及び国際組織 b インドネシアで活動を行う外国商業駐在員事務所 外国駐在員事務所及び外国報道事務所 c 管轄機関に登録された外国民間企業 d 株式会社又は財団の形でインドネシアの法に基づき設立された法人 e 社会 宗教及び教育機関 f 興行業 又は g 事業体 法律で禁じられていない限りにおいて 第 4 条
(1) 各 TKA 雇用者は 法規に基づき TKA の雇用が可能 (2) 各 TKA 雇用者は 確保されているすべての種類の役職においてインドネシア人労働者の利用を優先する (3) 各 TKA 雇用者は TKA が就くことが認められていない役職すなわち TKA に閉鎖されている役職で TKA を雇用することが禁じられる (4) TKA を雇用する各 TKA 雇用者は下記の義務を負う : a 大臣又は指名を受けた官吏が承認した RPTKA の保有 b 法規に基づき雇用する各 TKA の DKP-TKA の支払い c 6 か月未満の勤務の場合 インドネシア法人の保険会社の保険プログラムへの TKA の加入 d 6 か月以上の勤務の場合 国家社会保障プログラムへの TKA の加入 e TKA の技術及び専門性移転の枠組みにおける付き添い労働者の指名 f 付き添い労働者向けの研修の実施 及び g 雇用する TKA に対するインドネシア語研修の促進 (5) (4) 項 e の規定は 緊急かつ差し迫った業務 一時的業務 取締役メンバー コミサリス会メンバー 理事メンバー 役員メンバー 監事メンバーのための TKA 雇用を行う TKA 雇用者は免除される 第 2 部 外国人労働者 第 5 条 TKA 雇用者が雇用する各 TKA は下記の義務を負う : a TKA が就く予定の役職資格に合った学歴を有する b TKA が就く予定の役職資格に合った能力証明書又は 5 年以上の職歴を有する c 付き添い労働者への専門性の移転 d 6 か月を超えてすでに勤務する TKA の場合 納税者番号の保有 e 管轄機関が発行した労働用の Itas の保有 第 3 部 特定の役職及びセクター 第 6 条
(1) TKA は特定の期間及び特定の役職における雇用関係の中で TKA 雇用者が雇用可能 (2) (1) 項に規定の TKA が就くことが可能な役職は大臣令で定める (3) (2) 項に規定の TKA が就くことが可能な役職の決定は 関連省庁からの意見を得た後大臣が定める 第 7 条 (1) TKA は人事を扱う役職及び / 又は特定の役職に就くことが禁じられる (2) (1) 項に規定の就くことが禁じられる役職は大臣令により定める (3) (2) 項に規定の TKA が就くことが禁じられる役職の決定は 関連省庁からの意見を得た後大臣が定める 第 8 条 (1) TKA 雇用者は 下記の役職において 他の TKA 雇用者が雇用中の TKA の雇用が可能 : a 株主ではない取締役又はコミサリス 又は b 職業教育 訓練セクター デジタル経済セクター 協力契約請負業者の場合の石油ガスセクターを含む 特定セクター (2) TKA 雇用者が (1) 項に規定の TKA を雇用予定の場合 当該 TKA は最初の雇用者から承認を受けること (3) (1) 項に規定の各 TKA 雇用者は RPTKA を保有し DKP-TKA を支払うこと (4) (1) 項に規定の TKA は最長で最初の TKA 雇用者における TKA 勤務期間終了まで雇用が可能 第 3 章 外国人労働者利用計画承認 第 1 部 外国人労働者利用契約 第 9 条 (1) TKA を利用する各 TKA 雇用者は 大臣又は指名を受けた官吏が承認する RPTKA を 保有すること (2) (1) 項に規定の RPTKA の有効期間は 雇用契約又は業務契約に基づく 第 10 条
(1) RPTKA 保有を義務付けられない TKA 雇用者に含まれるのは : a 政府機関 外国代表機関及び国際機関 又は b 法規に基づく株式を保有する取締役メンバー又はコミサリス会メンバーとして TKA を雇用する TKA 雇用者 (2) (1) 項 a に規定の政府機関は下記の目的で TKA を雇用する : a 技術支援 b 省庁と国際機関との協力 c 国家優先プログラム 又は d 自然災害 / 異常事態への対応 第 11 条 (1) TKA 雇用者は RPTKA を取得するために 下記の方法により TKA Online を通じて総局長又は局長に対し申請をすること : a 下記を記入 1) TKA 雇用者の ID 2) 雇用するインドネシア人労働者数 3) 毎年のインドネシア人労働者雇用計画 4) 雇用契約又は業務契約に基づく毎年の TKA 利用計画 5) 付き添い労働者データ 及び 6) TKA 利用の理由 b 下記をアップロード 1) 雇用契約書又は業務契約書案 2) 組織構成図 3) 付き添い労働者指名のための表明書 4) TKA が就く役職資格に応じたインドネシア人労働者向けの研修実施のための表明書 及び 5) TKA 雇用者が緊急かつ差し迫った業務のために TKA を雇用する場合 雇用者からの緊急かつ差し迫った状況の表明書 (2) (1) 項に規定の RPTKA 申請に対し書類の不備の有無の検査を行う (3) RPTKA 申請書類にまだ不備がある場合 局長又は指名を受けた官吏は TKA 雇用者に通知すること (4) TKA 雇用者は 1 開庁日以内に不足書類をそろえ TKA Online を通じて提出すること (5) RPTKA 申請書類に不備がない場合 大臣が定めた役職リストを指針として RPTKA の適性評価を行う (6) (5) 項に規定の RPTKA 申請の適性評価は 所定の電話動画 ID アドレスに基づく電
話動画を通じて実施する (7) (6) 項に規定の RPTKA 申請適性評価の要件を満たしている場合 2 開庁日以内に総局長又は局長は RPTKA 承認書を発行する (8) (1) 項 b の 1 号に規定の雇用契約書案には少なくとも法規に基づく規制を記載する (9) (1) 項 b に規定の雇用契約書及び TKA 雇用者の表明書は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 1 に基づく 第 12 条 国家優先プログラムとなっている業務用の法人 TKA 雇用者による RPTKA 申請の場合 総 局長又は局長は要件を満たしてから 1 開庁日以内に RPTKA 承認書を発行する 第 13 条 (1) RPTKA の承認は下記の者が行う : a 50 人以上の TKA を雇用する TKA 雇用者の場合 総局長 又は b 50 人未満の TKA を雇用する TKA 雇用者の場合 局長 (2) (1) 項に規定の RPTKA 承認には下記を記載する : a RPTKA 承認番号及び日付 b TKA 雇用者の名前及び住所 c 下記に関して記載した RPTKA: 1) 雇用予定の TKA の役職及び数 2) TKA の勤務場所 3) TKA 利用期間 4) 付き添い労働者数 及び 5) TKA の給与額 d 毎年のインドネシア人労働者雇用計画 及び e RPTKA 有効期間 (3) (2) 項に規定の RPTKA 承認書は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 2 の記載に応じる 第 2 部 緊急かつ差し迫った業務のための外国人労働者利用計画 第 14 条
(1) 緊急かつ差し迫った業務のために TKA を雇用する TKA 雇用者は RPTKA の保有が義務付けられる (2) TKA 雇用者は TKA 雇用から 2 日以内に TKA Online を通じて総局長又は局長に対し RPTKA 申請を行う義務を負う (3) (1) 項に規定の RPTKA 申請に不備がない場合 総局長又は局長は 1 開庁日以内に RPTKA 承認書を発行する (4) 緊急かつ差し迫った業務のための RPTKA 承認書は 最長 1 か月で発行され 延長は不可 第 3 部 一時的業務のための外国人労働者利用計画 第 15 条 (1) 一時的業務のために TKA を雇用する TKA 雇用者は RPTKA の保有が義務付けられる (2) (1) 項に規定の RPTKA は下記の目的で供与される : a 商業的な映画の製作で管轄機関から許可を得たもの b 1 か月を超える期間のインドネシアにある支社の監査 生産品質管理又は検査 c 機械 電気据付 アフターセールスサービス又は事業開拓期間の製品に関連する業務 又は d 興行業 (3) (1) 項に規定の TKA 雇用者は 第 11 条 (1) 項に記載の通り記入及び書類のアップロードを行うことで TKA Online を通じて総局長又は局長に対し RPTKA 申請を行う義務を負う (4) RPTKA 申請に不備がない場合 総局長又は局長は 2 開庁日以内に RPTKA 承認書を発行する (5) 一時的業務のための RPTKA 承認は 最長 6 か月で発行され 延長は不可 第 4 部 外国人労働者利用計画の変更 第 16 条 (1) TKA 雇用者は RPTKA 期間終了前に RPTKA 変更申請が可能 (2) (1) 項に規定の変更に含まれるのは :
a b c d e f g h TKA 雇用者名 TKA 雇用者の住所 TKA 勤務場所 TKA の役職 TKA の数期間事業セクター 及び / 又は付き添い労働者数 第 17 条 (1) RPTKA 変更は下記のデータ又は書類の更新により TKA Online を通じて総局長又は局長に対し申請する : a 変更の理由 b まだ有効な RPTKA 及び c 申請内容に応じた RPTKA 変更申請関連書類 (2) (1) 項に規定の RPTKA 変更申請に対し書類の不備の有無の検査を行う (3) RPTKA 変更申請書類にまだ不備がある場合 局長又は指名を受けた官吏は TKA 雇用者に通知すること (4) TKA 雇用者は 1 開庁日以内に不足書類をそろえ TKA Online を通じて提出すること (5) RPTKA 変更申請書類に不備がない場合 RPTKA 変更の適性評価を行う (6) (5) 項に規定の RPTKA 変更申請の適性評価は 所定の電話動画 ID アドレスに基づく電話動画を通じて実施する (7) (6) 項に規定の RPTKA 変更申請適性評価の要件を満たしている場合 2 開庁日以内に総局長又は局長は RPTKA 変更承認書を発行する (8) (2) 項に規定の RPTKA 変更承認書は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 3 に応じる 第 6 章 通知書及び外国人労働者利用補償金支払い 第 1 部 通知書申請手順 第 18 条
(1) TKA を雇用予定の TKA 雇用者は総局長に対し通知書申請の義務を負う (2) (1) 項に規定の通知書申請書は 下記の方法により TKA Online を通じて TKA 候補者データを具備した上で TKA 雇用者が提出する : a 下記を記入 : 1) インドネシア共和国代表事務所のコード及び所在地の決定 2) TKA の ID: a) TKA 名 b) 生年月日 c) 出生地 d) 性別 e) 民事ステイタス ( 結婚 / 離婚 / 独身 ) f) 国籍 g) 旅券番号 h) 旅券発行日 i) 旅券終了日 j) 旅券発行場所 k) 学歴レベル l) 居住地の住所及び郵便番号 m) 電子メールアドレス n) 携帯電話番号 及び o) 電話番号 3) TKA の役職 : a) 役職名及びインドネシア役職標準分類コード b) 役職レベル 及び c) TKA 利用期間 b 下記をアップロード : 1) TKA の書類 : a) 卒業証書 b) 能力又は職歴証明書 c) 4 6 のカラー証明写真 d) 保険証書 e) 雇用契約書 f) 付き添い労働者証明書 g) TKA 旅券 ( カラー ) 及び h) TKA 又は TKA 雇用者の銀行 / 預金口座 2) TKA 雇用者の書類
a) 総局長又は局長に対する通知書申請書 b) 入国管理総局長に対する Vitas 申請書 c) TKA 保証人としての表明書 d) TKA 雇用者の ID 番号 ( 住民証カード / 旅券 / 居住許可 ) 及び e) ゼロルピア承認書 (3) (2) 項 b の 2) に規定のゼロルピア承認書の規定は法規に基づく (4) (2) 項 b の 2) の c) に規定の TKA 保証人表明書は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 4 に応じる 第 19 条 (1) 第 18 条 (2) 項に規定の TKA 候補者データは局長が確認を行う (2) (1) 項に規定の TKA 候補者データに不備がある場合 局長は 1 開庁日以内にオンラインで具備すべき不足データについて TKA 雇用者に通知する (3) TKA 雇用者は 1 開庁日以内に (2) 項に規定の不足データをオンラインで提出する (4) TKA 資格が TKA の就く予定の役職に合わない場合 局長は申請を却下する (5) (1) 項に規定の TKA 候補者データに不備がない場合 総局長は 2 開庁日以内に TKA 雇用者に対しオンラインで通知書を発行する (6) (5) 項に規定の通知書には下記を記載する : a TKA 雇用者 b TKA の ID c TKA の勤務場所 d 通知書有効期間 及び e 支払いコード (7) (6) 項 d に規定の通知書の期間は 労働契約書又は延長雇用契約書に基づく (8) TKA 雇用者は TKA 利用通知書を受理後 1 開庁日以内に DKP-TKA を支払う義務を負う (9) (6) 項に規定の通知書は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 5 に応じる 第 20 条 (1) TKA 雇用者が DKP-TKA 支払い後 総局長は TKA 雇用者から初年度の DKP-TKA 支払いを受理後 入国管理総局長に対し統合化されたオンライン上で通知書及び DKP-TKA 支払い証明書を提出する (2) (1) 項に規定の通知書は Vitas 発行手続きのために入国管理総局長が利用する
第 21 条 (1) TKA を雇用予定の政府機関 外国代表事務所及び国際機関の TKA 雇用者は 総局長に対し TKA Online を通じて TKA 候補者データを具備した上で通知書申請を行う (2) (1) 項に規定の申請に基づき 総局長は TKA 雇用者に対し通知書を発行する (3) 総局長は TKA 用の Vitas 発行手続きのために 統合化されたオンライン上で入国管理総局長に対し (2) 項に規定の通知書を提出する 第 22 条 法規に基づく株式を保有する取締役メンバー又はコミサリス会メンバー及び外国代表事務 所の外交官吏並びに領事として TKA を雇用する TKA 雇用者は 通知書が免除される 第 2 部 外国人労働者利用補償金の支払い 第 23 条 (1) TKA を雇用する各 TKA 雇用者は PNBP 又は地方収入として 1 人 1 役職 1 か月あたり 100 米ドルの DKP-TKA の支払い義務を負う (2) (1) 項に規定の PNBP は 雇用する各 TKA に対し 1 年目及び TKA の勤務地が州をまたぐ場合 2 年目以降 TKA 利用終了まで TKA 雇用者がこれを支払う (3) (1) 項に規定の地方収入は TKA の勤務地が 1 州で県 / 市をまたぐ場合 2 年目以降 TKA 利用終了まで TKA 雇用者が州政府に対しこれを支払う (4) (1) 項に規定の地方収入は TKA の勤務地が 1 県 / 市の場合 2 年目以降 TKA 利用終了まで TKA 雇用者が県 / 市政府に対しこれを支払う 第 24 条 (1) 局長は 2 年目以降の DKP-TKA 支払い 1 か月前に TKA 雇用者に対し警告書を出す (2) (1) 項に規定の警告書は 1 年を超えて TKA を雇用する TKA 雇用者に対し出される (3) TKA 雇用者が 2 年目以降期日になっても DKP-TKA 支払いを行わない場合 総局長は通知書の取り消しの形での処分を与える (4) 総局長は法規に基づき TKA に対し入国管理措置をとるための根拠として入国管理総局長に対し通知書の取り消しを通知する
(5) (1) 項に規定の警告書の形式は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添 付書類に記載の書式 6 に応じる 第 25 条 (1) DKP-TKA は下記の規定に基づき指定銀行を通じて支払う : a 1 か月未満の TKA を雇用する TKA 雇用者は 1 か月分満額の DKP-TKA 支払いの義務を負う b 緊急かつ差し迫った業務で TKA を雇用する TKA 雇用者は 雇用する TKA の期間に応じて DKP-TKA 支払いを行う義務を負う 及び / 又は c 1 年を超えて TKA を雇用する TKA 雇用者は 毎年 DKP-TKA 支払いの義務を負う (2) DKP-TKA 支払いは 地方収入の場合 地方政府指定の銀行を通じて行う 第 26 条 DKP-TKA 支払い義務は 下記の者の場合これが免除される : a 政府機関 外国代表事務所及び国際機関の TKA 雇用者 b 社会機関 宗教機関での TKA の利用及び教育機関における特定の役職の TKA の利用 又は c 法規に基づく株式を保有する取締役メンバー又はコミサリス会メンバーとして TKA を雇用する TKA 雇用者 第 3 部 オンライン統合 第 27 条 TKA の利用は 関連機関との共同 ( データシェアリング ) 及び電子的に統合された ( オンライ ン ) データの利用を通じて実施される 第 28 条 (1) 労働省と州の局又は県 / 市の局とのオンライン統合は 通知書及び地方収入としての DKP-TKA 支払い関連のデータシェアリングの枠組みで実施される (2) 労働省と法務人権省とのオンライン統合は TKA 利用承認書の通知の枠組みで実施さ
れる (3) 労働省と財務省とのオンライン統合は SIMPONI を通じた DKP-TKA 支払いデータ 通知の枠組みで実施される 第 5 章 研修実施 第 29 条 (1) 付き添い労働者向けの研修は TKA が就く役職資格に応じて実施する (2) (1) 項に規定の役職資格は TKA が就く役職に就くことができるようインドネシア人労働者が身につけるべき専門レベル 達成すべき教育レベル及び保有すべき職歴のことである (3) 教育の向上は TKA が就く最低限の学歴資格に基づく特定の教育プログラムに付き添い労働者を参加させることで実施可能 (4) 専門性の向上は TKA が就く最低限の能力資格に基づく特定の職業訓練プログラムに付き添い労働者を参加させることで実施可能 第 30 条 (1) 付き添い労働者の研修は 国内又は国外で実施が可能 (2) 付き添い労働者向けの教育は 認定を受け 修了証が政府に認められた教育機関で実施する (3) 付き添い労働者向けの職業訓練は 認定を受けた訓練機関で実施し ライセンスを有する専門家認証機関からの能力証明書を取得する 第 31 条 (1) TKA 雇用者は TKA 雇用者が実施する TKA に対するインドネシア語研修の促進又はインドネシア語研修機関との協力の義務を負う (2) (1) 項に規定のインドネシア語研修は 緊急かつ差し迫った業務 一時的業務 取締役メンバー コミサリス会メンバー 理事メンバー 役員メンバー 監事メンバーとして TKA を雇用する TKA 雇用者には免除される 第 5 章 報告
第 32 条 (1) 総局長又は局長は TKA の勤務地に応じて州の局又は県 / 市の局に TKA 雇用者が雇用する TKA 利用データを出すこと (2) (1) 項に規定の TKA 利用データに含まれるのは : a RPTKA 承認書 及び b TKA 利用通知書 第 33 条 (1) TKA 雇用者は 総局長に対し1 年毎に TKA 利用実施を報告する義務を負う (2) (1) 項に規定の報告に含まれるのは : a TKA 利用の実施 及び / 又は b 付き添い労働者の研修の実施 (3) TKA 雇用契約が終了又は雇用契約期限前に終了となった場合 TKA 雇用者は総局長に対し TKA Online を通じて TKA 利用終了を報告する義務を負う (4) (2) 項及び (3) 項に規定の TKA 利用報告書 付き添い労働者研修実施報告及び TKA 利用終了報告書は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 7 に応じる 第 7 章 指導及び監督 第 1 部 指導 第 34 条 TKA 利用及び付き添い労働者研修実施にかかる TKA 雇用者に対する指導は 労働省及び その権限に応じ州の局及び県 / 市の局が実施する 第 35 条 (1) 第 34 条に規定の TKA 雇用者に対する指導は下記の形で実施する : a 法規及び TKA 利用手順の周知 及び / 又は
b 権利及び TKA 利用における禁止事項の指導 第 2 部 監督 第 36 条 (1) TKA 利用及び付き添い労働者研修実施にかかる監督は 下記のステップを通じて実施する : a 予防的教育 b 司法外抑制 c 司法的抑制 (2) (1) 項 a に規定の予防的教育とは 規範の周知 技術的助言及びコンサルティングを通じた予防措置のことである (3) (1) 項 b に規定の法的ではない抑制とは 法規の充足のために検査記録及び / 又は法規の充足能力表明書の形での裁判機関外での強制措置のことである (4) (1) 項 c に規定の司法的抑制とは 文民捜査官としての労働監督官による捜査プロセスにより裁判機関を通じた強制措置のことである 第 37 条 TKA を利用する TKA 雇用者及び付き添い労働者の研修実施に対する監督は 労働省及び 州の局の労働監督官が共同で又は各自の任務及び権限範囲に応じて個別にこれを実施する 第 8 章 処分 第 39 条 (1) 行政処分は下記から構成される : a サービスの延期 b TKA 許認可手続きの一時停止 c 通知書の取り消し 及び / 又は d 法規に基づくその他の処分 (2) (1) 項 a に規定のサービスの延期の形の行政処分は 下記の違反を犯した TKA 雇用者に対し適用される :
a 第 4 条 (4) 項 c に規定の 6 か月未満勤務する TKA をインドネシア法人保険会社の保険プログラムに加入させない b 第 4 条 (4) 項 d に規定の 6 か月以上の勤務の TKA を国家社会保障プログラムに加入させない c 第 33 条 (1) 項に規定の TKA 利用実施及び / 又は付き添い労働者の研修実施に関連する毎年の報告を大臣に行わない 及び / 又は d 第 33 条 (3) 項に規定の TKA 利用終了を報告しない (3) (1) 項 b に規定の TKA 許認可手続きの一時停止の形での行政処分は 下記の違反を犯した TKA 雇用者に対し適用される : a 第 4 条 (4) 項 a に規定の大臣又は指名を受けた官吏が承認した RPTKA を保有していない b 第 4 条 (4) 項 e に規定の TKA の技術及び専門性の移転の枠組みにおける付き添い労働者の指名を行わない c 第 4 条 (4) 項 f に規定の付き添い労働者向けの研修を行わない 及び / 又は d 第 4 条 (4) 項 g に規定の雇用する TKA に対するインドネシア語研修の促進を行わない (4) (1) 項 c に規定の通知書の取り消しの形の行政処分は 下記の違反を犯した TKA 雇用者に対し適用される : a 第 4 条 (3) 項に規定の TKA による充足が認められない役職すなわち TKA に閉鎖されている役職で TKA を雇用した 及び / 又は b 第 4 条 (4) 項 b 及び第 24 条 (3) 項に規定の雇用する各 TKA の DKP-TKA を支払わない (5) (2) 項 (3) 項 (4) 項の処分は 総局長決定で定める (6) (4) 項に規定の通知書の取り消しは 総局長が法規に基づき TKA に対する入国管理措置を行うために入国管理総局長に推薦する (7) (5) 項に規定の決定の形式は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 8 に応じる 第 40 条 (1) TKA 雇用者が義務を果たした場合 総局長はサービス延期又は TKA 許認可手続き一時停止処分の取り消しを定める (2) (1) 項に規定の決定の形式は 本大臣規程と切り離すことのできない一部である添付書類に記載の書式 9 に応じる 第 9 章
移行規定 第 41 条 本大臣規程発効時点において : a 本大臣規程発効前に政府及び地方政府が定めた TKA 雇用者保有の RPTKA と TKA 雇用許可は有効期間終了まで引き続き有効 又は b すでに勤務しておりまだインドネシアに入る TKA の TKA 利用許可の延長を行う予定の TKA 雇用者は TKA 勤務地に応じて DKP-TKA の支払いを行う義務があり DKP-TKA 支払い通知を入国管理総局長に通知する 第 10 章 結びの規定 第 42 条 本大臣規程発効時点において : a 外国人労働者の利用手順に関する労働大臣規程 2015 年第 16 号 ( 官報 2015 年 964 号 ) 及び b 外国人労働者の利用手順に関する労働大臣規程 2015 年第 16 号 ( 官報 2015 年 964 号 ) の改正に関する労働大臣規程 2015 年第 35 号は取り消し無効となる 第 43 条 本大統領規程は法制化の日から発効開始となる すべての人に知らしめるため 本大臣規程の法制化をインドネシア共和国官報に記載する 2018 年 7 月 11 日 ジャカルタにて制定 労働大臣 M. ハニフ ダキリ 2018 年 7 月 11 日 ジャカルタにて法制化 法務人権省法規総局長 ウィドド エカチャハヤナ
添付書類リスト インドネシア共和国官報 2018 年 882 号 1. 書式 1: a 雇用契約書案 b 外国人労働者雇用者表明書 2. 書式 2: a RPTKA 承認書 b RPOTKA 承認書添付書類 3. 書式 3: a RPTKA 変更承認書 b RPTKA 変更承認書添付書類 4. 書式 4:TKA 保証人表明書 5. 書式 5: 通知書 6. 書式 6:DKP-TKA 支払い警告書 7. 書式 7: a TKA 利用報告書 b 付き添い労働者研修実施報告書 c TKA 利用終了報告書 8. 書式 8: a サービス延期決定 b TKA 許認可手続き一時停止決定 c 通知書取り消し決定 9. 書式 9: a サービス延期処分取り消し決定 b TKA 許認可手続き一時停止処分取り消し決定