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PCI Express 4.0 試験ソリューション 主な機能と特長 PCIe Gen4 CEM コンプライアンス試験 送信機プリセットおよび信号品質 送信機リンク イコライゼーション 受信機試験キャリブレーション 受信機ジッタ トレランス 完全自動化されたプリセット /CTLE の最適化および PCIe Gen4 受信機 BER 試験のためのストレスド Eye キャリブレーション PCI Express 4.0では新しい物理層試験の要件が導入され 新たに 16 Gb/sの転送速度において Protocol Awareな機能が求められています テレダイン レクロイの LabMaster 10Zi-Aオシロスコープとアンリツのシグナルクォリティアナライザ -R MP1900A を組み合わせたシステムは 高速 IC デバイスおよびネットワーク エンジニアに 統合化された試験ソリューションによる自動化されたコンプライアンス試験の実行と 迅速なデバッグ作業を提供し いち早い製品の市場投入を支援します 送信機のプリセット試験と信号品質試験のための送信機波形自動捕捉 / 解析 リンク イコライゼーション動作を物理層からトランザクション層までシームレスに可視化 (ProtoSync) PCI Express 4.0 コンプライアンス ボード コントローラの採用 QualiPHY ソフトウェアで 自動的に被試験デバイスの電源を On/Off リセット プリセットの選択が行えて便利 LabMaster10Zi-A オシロスコープに搭載されているサーバークラスのデュアル CPU(Intel Xeon ) の超マルチコア構成を活用し 各コアで SigTest を並列に走らせることにより イコライザの最適化を高速で処理 試験時間を大幅に短縮 QualiPHY で全ての試験結果をまとめたレポートを自動作成 コンプライアンス試験 QPHY-PCIE4-TX-RX 自動試験ソフトウェアは LabMaster10-Zi-AとアンリツのMP1900A を用いてPCI Express 4.0 CEMコンプライアンス試験を実行します このソリューションは 送信機試験 受信機試験とジッタ トレランス試験を統合して実行するために 両方の機器を制御します リンク イコライゼーション試験は 他に類を見ないDUTの振る舞いを可視化できる業界最高のツールを用いて行われます Q u a l i P H Y 自動試験フレームワークは コンプライアンス試験の複雑な作業を簡素化して整合性と再現性を高めます 洗練されたデバッグ能力 PCI Express4.0では 相互に作用する物理層とプロトコル層の振る舞いを検証しなければならない独自のデバッグの困難さがあります テレダイン レクロイのツールセットは アイパターン ジッタとノイズ解析 リンク層デコードおよび業界唯一のオシロスコープ上で実行されるトランザクション層解析までを含み 比類なき洞察力と解析能力を提供します PCI Express 5.0の対応テレダイン レクロイの LabMaster 10Zi-AとアンリツのMP1900Aは 32Gb/sのPCI Express Gen5の試験の要求仕様に対応しており 試験仕様が進展しても投資が無駄になりません システム検証およびデバッグに有効なリンク層およびトランザクション層のデコード機能

PCI Express 4.0 CEM コンプライアンス試験 PCI-SIGは 各試験に試験機器の独自の要望があり デバイスが認証を得るために合格しなければならいCEMコンプライアンス試験の仕様を規定しています QPHY-PCIE4-TX-RX は 最初にステップ バイ ステップ ガイドを表示し 試験が正しく実行できるように DUTと試験機器との接続を促します その後 測定機器を適切に設定し 試験を実行して結果を記録します 以下の表は どの試験の実行にどの機能が利用されているのか示しています テレダイン レクロイ / アンリツのソリューションはPCI-SIGのコンプライアンス試験の全てに対応します QualiPHY Required Compliance Tests Transmitter Signal Quality P P P P P Pulse Width Jitter Specification still in progress Transmitter Preset P P P P Transmitter Initial Tx Equalization P P P P P P P P P Transmitter LEQ Response P P P P P P P P P Lane Margining Timing Specification still in progress Lane Margining Voltage Specification still in progress Receiver Link Equalization P P P P P P P P P P P P PLL Bandwidth P P P P Test Solution Features Compliance Software TF-PCIE4-CTRL Automation 25 GHz Bandwidth Teledyne LeCroy LabMaster 10Zi-A Channel Embedding Multi-core Processing PCIe Decode ProtoSync 2.4 32.1 Gb/s PPG 2.4 32.1 Gb/s ED Anritsu MP1900A SQA-R Integrated Jitter Sources Emphasis Integrated Noise Sources Link Training LTSSM Analysis 送信機試験 PCI Express 4.0 送信機エレクトリカル試験は 異なる送信機イコライゼーション プリセットによる大容量の信号捕捉と信号処理が必要になります QPHY-PCIE4-TX-RX とLabMaster10Zi-A オシロスコープ TF-PCIe4-CTRL CBBコントローラの組み合わせならこの処理を完全に自動的に行うことができます 送信機リンク イコライゼーション試験は DUTが要求に応じて正しくイコザイゼーションが設定されているかを検証します 独自のProtoSync 機能を使えば トランザクション層における要求と物理層における信号のエンファシスの変化を正確に検証できます 受信機試験 PCIe Gen4の受信機試験は 信号振幅 送信機イコライゼーション 受信機 CTLEピーキングとチャンネル長の複雑な設定とランダムジッタと正弦波ジッタと電圧ノイズによるEye heightと Eye widthのキャリブレーションが必要な精巧な処理となります QPHY-PCIE4-TX-RXは テレダイン レクロイのオシロスコープとアンリツのシグナルクォリティアナライザ -R MP1900A とを組み合わせて 全自動のPCIe Gen4 受信機試験キャリブレーションとBER 計測ソリューションを実現し 32Gb/sの転送速度まで拡張可能です 2

LabMaster MCMZi-A Master Control Module 強力な試験ツール 簡略化された試験設定コンプライアンス試験は 非常に複雑な作業になります ユーザーはオシロスコープと被試験デバイス間で必要となる接続を行い 所定の計測項目に合わせてオシロスコープを手動で設定し 試験仕様で規定された方法に従って試験し その結果を記録して コンプライアンス試験で規定されたリミット値と比較し判定します QPHY-PCIE4-TX-RXはこうした作業の多くを自動化し 試験時間を大幅に短縮し 再現性と信頼性を向上します Anritsu MP1900A SQA-R CLB4 (from PCI-SIG) Rx Lane 0 Tx Lane 0 CBB4 (from PCI-SIG) Teledyne LeCroy LabMaster 10-25Zi-A Synth Jitter ED PPG Noise 12 SMP-SMP cables 1 2 3 4 Variable ISI board (from PCI-SIG) 1m SMA-SMA cables SMA-SMP adapters 1m SMA-SMA cables 受信試験アイパターン キャリブレーション PCIe 4.0 試験で用いられる接続は複雑なものになります QPHY-PCIE4-TX-RX が表示する接続図に従うことで適切な接続を行うことができます ProtoSync によるリンク イコライゼーション 送信機リンク イコライゼーションの間 送信機のエンファシスはイコライゼーション要求に正しく応答するだけではなく 特定の時間内に変化しなければなりません エンファシスが変化したタイミングは 物理層における電圧波形の変化でのみ確認が可能で プロトコル層におけるイコライゼーション要求が確立した時ではありません ProtoSyncはテレダイン レクロイの業界標準のプロトコル解析ソフトウェアを活かして捕捉した波形をトランザクション層までデコードします これは リンク イコライゼーションの振る舞いを完全に可視化し QualiPHYでイコライゼーションの変化要求の正確な時間の測定を可能にします ProtoSync による可視化 オシロスコープ ( 左 ) が物理層の振る舞いを可視化します ProtoSync( 右 ) はプロトコル層の振る舞いを可視化します 3

LabMaster MCMZi-A Master Control Module コンプライアンス試験の高速化 最速の受信機試験キャリブレーション PCI Express 4.0 受信機試験キャリブレーションでは SigTest ソフトウェアを200 回以上実行しなければなりません もしもSigTestを順次実行していては 数時間かかってしまいます LabMaster 10Zi-Aは強力なサーバークラスのプロセッサを持つため QPHY-PCIE4-TX-RX でSigTest を最大 20 個まで並列に実行させて キャリブレーションを高速に行うことができます 1 2 3 4 完全な試験の自動化 PCI Expressの試験は 電源の On/Offの繰り返し リセット処理 被試験デバイスの送信機プリセットの切り替えが必要となります 以前は こうした処理を行うには 面倒な手動操作を行うか 高価な信号発生器を追加し 自動化するしかありませんでした テレダイン レクロイのCBBコントローラ TF-PCIE4-CTRL は 安価なアクセサリで CBBをオシロスコープに直接接続し QPHY-PCIE4-TX-RX から制御することでPCIe 4.0 試験を自動化し 試験時間をさらに短縮し複雑な試験環境における操作ミスをなくすことができます 完全自動化 テレダイン レクロイの CBB 自動コントローラ TF-PCIe4-CONT は 安価なアクセサリで PCIe 4.0 試験の完全な自動化を実現します 4

独自のデコード能力 リンク層デコード PCI Express 4.0では 従来の物理層試験ツールに新しい機能を要求します プロトコル情報は リンク層とデータ層のデコード結果を直感的なカラーコード化をして波形の上に表示すると同時に 表形式にして表示します さらに便利な Zoom to Message と検索機能があります デコード情報に応じて 時間軸を拡大し調整します ProtoSync プロトコル解析ソフトウェア (ProtoSync) は テレダイン レクロイの業界標準となるプロトコル アナライザ製品 Summitシリーズのソフトウェアの表示 解析 トレース プリントの機能のサブセットです ソフトウェアはオシロスコープ上で実行されるので 全ての物理層とプロトコル層表示は 常に相互にリンクされ プロトコル解析ソフトウェア上のパケットやバイトをクリックすると オシロスコープは 波形の対応する箇所を拡大表示し その逆も可能です 5

完璧な試験ソリューション テレダイン レクロイ LabMaster 10Zi-A LabMaster 10 Zi-Aは 最高性能のオシロスコープ プラットフォームです LabMaster 10-25Zi-AシステムはPCI Express 4.0 送信機試験と受信機試験およびキャリブレーションで必要とされる25GHzの帯域を持ち 次世代の 32Gbp/sでより広帯域が必要になる場合には 65GHzや100GHzなどのモデルが用意されているので 必要に応じて購入後帯域アップグレードが可能です 業界最高クラスのソフトウェア ツール群を活用して シリアル データのデコードや計測 / 解析パッケージが用意されます 特徴 25GHz 100GHz 帯域 16Gb/sや32b/s 以上の転送速度に対応したオシロスコープ UIに統合されたアイパターンおよびジッタ解析ツール プロトコル情報を波形の上にオーバーレイ表示し 解析結果をテーブル表示できる PCI Express デコード機能 アンリツシグナルクオリティアナライザ -R MP 1900A シグナルクオリティアナライザ-R MP1900A シリーズは 高速デバイスの研究開発とコンプライアンステストのための高性能な BERテストソリューションです MP 1900Aには PCI Express のレシーバテストで求められる ジッタとノイズの発生源 10 タップエンファシスを内蔵した高品質波形 PPG クロックリカバリと可変 CTLEを内蔵した高入力感度 ED リンクネゴシエーション機能をワンボックスに搭載しており 再現性の高いジッタとノイズのトレランステストをサポートし 設計 検証を効率化します 特徴 2.4Gbit/s~32.1Gbit/s のハイスピード BERT リンク トレーニング / イコライゼーションおよび LTSSM 解析 最大 10 タップのエンファシス機能 12dB CTLEおよびクロックリカバリ機能 6

幅広く PCI Express 製品をサポート Remote Control Rx Calibration Rx In LabMaster MCMZi-A Master Control Module Anritsu MP1900A SQA-R 100 MHz Ref. Clock In Tx Out DUT 1 2 3 4 Teledyne LeCroy LabMaster 10-25Zi-A Compliance Board PCI Express 5.0 対応次世代のPCI Expressは 32Gb/sのデータ レイトで運用されます PCIe Gen5コンプライアンス試験は Gen4よりも広帯域のオシロスコープと32Gb/sでprotocol-awareであるBERTが必要となります LabMaster 10Zi-AシリーズとアンリツのMP 1900Aシグナルクォリティアナライザ-Rは これらのハードウェアの要件をすでに満たしています テレダイン レクロイ / アンリツのPCI Express 試験ソリューションは 現行のPCI Express 用のシステムでなく 次世代技術の開発と試験への投資となります PCI Express 全ジェネレーションのサポート PCIEbus Dリンク層デコード機能やトランザクション層までデコードできるProtoSync 機能を含め テレダイン レクロイの PCI ExpressのツールセットはPCI Express 1.0 2.0および 3.0の試験にも対応します PCI Express 3.0 CEMコンプライアンス試験には テレダイン レクロイのQPHY-PCIE3-TX-RX は 送信機試験機器として WaveMaster 8ZiとLabMaster 10Ziシリーズのオシロスコープをサポートし 受信機試験とリンク イコライゼーション試験にはテレダイン レクロイのPeRTおよびアンリツのシグナル クォリティ アナライザMP1900Aをサポートしています 7

オーダー インフォメーション QualiPHY QualiPHY は高速シリアル バスのコンプライアンス テストに必要な知識がなくとも 短時間で簡潔に実行できるよう設計されています 各試験項目ごとにユーザに手順を指示 関連するテスト手順に従って各測定を実行 該当する仕様リミット値と各計測値を比較 全ての測定結果をまとめたレポートを作成 QualiPHYならユーザが正しい方法でテストを実施可能 全ての計測値 規定された試験リミット値と画面のコピーを含むコンプライアンス試験レポートを HTML PDF または XML 形式で作成することができます オーダー インフォメーション QPHY-PCIE4-TX-RX PCI Express(Gen4) コンプライアンス テスト オプション TF-PCIE4-CTRL CBBコントローラ オシロスコープ ( 送信機と受信機試験で必要 ) LabMaster 10-25Zi-Aシステム (LabMaster MCM-Zi-Aを含む ) アナログ帯域 25GHz サンプリング速度 80GS/s 立ち上り時間 (20-80%) 11.6ps 入力チャンネル 4 c h( モジュール ) 最大 8 0 c h( システム ) 標準捕捉メモリ 32Mポイント /ch 最大捕捉メモリ 512M ポイント /ch サンプリング クロック ジッタ 50fsrms ( 最大 3.2ms 捕捉まで ) 感度 5 mv 500mV/div 微調可 (5 9.9 mv/divズームによる ) 推奨ソフトウェア オプション LM10ZI-SDAIII LM10ZI-VIRTUALPROBE LM10ZI-EYEDRII LM10ZI-SDAIII-CompleteLinQ LM10ZI-PCIEbus D LM10ZI-ProtoSync シリアル データ解析オプション ( アイパターン解析とジッタ解析 ) バーチャルプローブ オプションシグナル インテグリティ オプション ( チャンネルとフィクスチャのデエンベッドとエミュレーションおよび TX/RXエミュレーション ) マルチレーン シリアルデータバンドルバンドルオプション (LinQ フレームワーク アイパターン ジッタ ノイズ クロストーク計測 EyeDrIIおよびVirtualProbeを含む ) PCI Expressデコード オプションプロトコル解析オプション BERT ( 受信機試験で必要 ) 21G/32G bit/s SI PPG MU195020A 動作ビットレート 2.4Gbit/s 32.1Gbit/s ( オプション 001) チャンネル数 1または2 出力振幅 0.2Vp-p 2.6Vp-p(Differential) エンファシス 10( 最大 ) Tr/Tf(20-80%) 12ps( 代表値 ) 21G/32G bit/s SI ED MU195040A 動作ビットレート 2.4Gbit/s 32.1Gbit/s ( オプション 001) チャンネル数 1または2 入力振幅 2.0Vp-p(Differential) 入力感度 15mVp-p( 代表値 21Gbit/s) Clock Recovery( オプション ) 2.4Gbit/s 32.1Gbit/s(SSC 対応 ) C T L E( オプション ) 0 12 d B Noise Generator MU 195050A CMI 0.1GHz 6GHz DMI 2GHz 10GHz ハイスピードシリアルデータソフトウウェア Link Negotiation Yes(PL021) JTOL auto measurement Yes(PL001) 御用命は http://teledynelecroy.com/japan/ 2018 年 3 月発行 LJDN-CT-GE-0489-0001 201803-PDF