都市間連携を通じた持続可能な都市づくりと国際ビジネス展開の支援 湘南国際村アカデミア講演会 Y-PORT 事業について 橋本徹横浜市国際局国際協力部長 廃棄物を通した国際協力の最前線 藤枝慎治萬世リサイクルシステムズ株式会社代表取締役会長 IGES の取組の紹介 小圷一久 IGES 気候変動とエネルギー領域エリアリーダー
Institute for Global Environmental Strategies 環境省 平成 27 年度アジアの低炭素社会実現のための JCM 案件形成可能性調査事業委託業務 横浜市 ダナン市の 持続可能な都市発展に向けた技術協力 による JCM 案件形成支援調査事業 公益財団法人地球環境戦略研究機関 (IGES) 横浜市 (Y-PORTセンター) みずほ情報総研 ( 株 ) ( 株 ) オオスミ
1. 事業の背景 目的 3
上水道 4
2. 事業概要 調査名 : 横浜市 ダナン市の 持続可能な都市発展に向けた技術協力 による JCM 案件形成支援調査事業 ( 環境省委託業務 ) 調査対象 : ダナン市浄水場 ( カウドゥ浄水場 アンチャ浄水場 ) 調査期間 : 2015 年 9 月 ~2016 年 3 月 調査のダナン市カウンターパート : ダナン市水道公社 (DAWACO) (lead agency) 計画投資局 (DPI) 建設局 (DOC) 調査チームメンバー ( 日本側 ): 横浜市 IGES ( 株 ) オオスミ 5
3. 調査枠組み ( 活動と成果 ) カウドゥ浄水場 アンチャ浄水場のポンプ更新 成果 1 成果 2 成果 3 詳細版省エネ診断 詳細設計と費用の検討 手続き 入札面での論点解決 活動 1 1-1: 継続的で詳細なモニタリングの実施 1-1-1: 電力量計の設置 計測 1-1-2: 通年の消費電力 検針データ 送水量の収集と評価 1-2: 大小複数モーターの対策可能性の検討 1-2-1: インバーター制御可否 活動 2 活動 3 2-1: ファイナンシング検討 2-1-1: DAWACO 費用の詳細化 2-1-2: 金融機関の追加ファイナンシングが必要の場合 現地銀行との面談 ( ベトナム開発銀行 ベトナム投資開発銀行等 ) 2-2: 平 28 年 JCM 設備補助事業応募に向けた準備 2-2-1: JCM 設備補助事業の説明と協力での合意 2-2-2: 資金準備の段取り 3-1: 入札に向けた確認と課題解決 3-1-1: ベトナムの入札ステップ確認 3-1-2: 代替方法の可能性模索 ( 随時契約等 ) 3-1-3: JCM 設備補助事業応募に向けた仕様 手続きでの合意 6
4. 調査実施フロー 2015/09 第 1 回ミッション 活動 1: 詳細版省エネポテンシャル 効果の確認活動 2: 詳細設計と費用の検討活動 3: 手続き 入札面での論点解決 1-1: 継続的で詳細なモニタリングの実施 1-1-1: 電力量計の設置 計測 1-1-2: 通年の消費電力 検針データ 送水量の収集と評価 2.0 and 3.0: キックオフミーティング JCM FS の概要 活動 2, 3 を DPI, DOC, DAWACO と共有 3-1: 入札に向けた確認と課題解決 3-1-1: ベトナムの入札ステップ確認 2015/10 1-1-2: 12 基のポンプに関するデータ収集と評価 ( 電気使用量等 ) 2-1: ファイナンシング検討 2-1-1: DAWACO 費用の詳細化 2015/11 第 2 回ミッション 1-2: 大小複数モーターの対策可能性の検討 1-2-1: インバーター制御可否 2-2: 平 28 年 JCM 設備補助事業応募に向けた準備 2-2-1: JCM 設備補助事業の説明と協力での合意 3-1: 入札に向けた確認と課題解決 3-1-2: 代替方法の可能性模索 ( 随時契約等 ) 2015/12 2-2 平 28 年 JCM 設備補助事業応募に向けた準備 2-2-2: 資金準備の段取り 2016/01 第 3 回ミッション 2-2: 2016 年度設備補助に向けた準備 2-2-1: 設備補助に向けた協働体制等の確認 3-1: 入札に向けた確認と課題解決 3-1-3: JCM 設備補助事業応募に向けた仕様 手続きでの合意 7
5.FS 終了後のステップ 2 つの浄水場における 12 基のポンプの更新 案件の成熟度 ( 技術検討 資金計画 JCM 方法論 事業実施体制 MRV 体制等 ) 2016 年度に JCM 設備補助事業へ申請 8
6. 調査実施体制 横浜市 ダナン市 ダナン市との連携 ( 幹部級 ) 上位部分へのフィードバック IGES 全体とりまとめ ミッションとりまとめ ダナン市担当者との連絡 ( 株 ) オオスミ Osumi 省エネ診断 技術検討 JCM 事業計画 JCM 方法論 持続的な都市発展に向けた技術協力に関する覚書の締結 (2013 年 4 月 ) 計画投資局 DPI 全体とりまとめ 設備補助に向けた手続き確認 ダナン市上下水道公社 DAWACO ポンプ更新 ファイナンシング全般 その他協力機関 9
ニーズ調査 10
2. 事業概要 調査名 : 横浜市 ダナン市の 持続可能な都市発展に向けた技術協力 による JCM 案件形成支援調査事業 ( 環境省委託業務 ) 調査対象 : ダナン市におけるホテル 商業施設 工場 港湾関連施設 調査期間 : 2015 年 9 月 ~2016 年 3 月 調査のダナン市カウンターパート : 計画投資局 (lead agency) 商工省 省エネルギーセンター 資源環境局 建設局 工業団地管理委員会 交通運輸局 ダナン港湾公社 調査チームメンバー ( 日本側 ): 横浜市 IGES みずほ情報総研 ( 株 ) ( 株 ) オオスミ 11
3. 調査枠組み ( 活動と成果 ) ダナン市都市丸ごと低炭素化の促進 成果 1 成果 2 ホテル 商業施設 工場及び港湾関連施設を対象とした JCM 案件の形成 ダナン市都市開発に係る上位計画における都市まるごと低炭素化に係る議論の促進 活動 1 1-1: 省エネルギー診断対象となりうるホテルや工場等の施設のリストの作成 1-2: 活動 1 にてリスト化された企業を対象とした省エネワークショップの実施 1-3: 省エネ診断対象施設の選定 1-4: 省エネ診断の実施及びオーナーへのヒアリング 1-5: 導入可能な低炭素技術リストの作成 1-6: 技術保有企業へのヒアリング 1-7: 技術保有企業の現地招聘 現地対象施設の視察 1-8: 2016 年度案件提案のための準備作業 活動 2 2-1: 横浜市建築物環境配慮制度 のダナン市への紹介 ダナン市への現地に沿った形での適用可能性の検討 2-2: 2-1 の結果を踏またダナン市での適用シナリオ作成及びダナン市都市開発アクションプラントの調整 2-3: 本調査全般の結果の取りまとめ及びダナン市都市開発フォーラムへのフィードバック 12
4. 調査実施フロー 9 月 第 1 次現地活動 キックオフ ミーティングの開催 調査チームメンバー 横浜市 IGES オオスミ MHIR 活動 1-1 省エネルギー診断対象となる施設等リストの作成 10 月 第 2 次現地活動 調査チームメンバー 横浜市 IGES オオスミ MHIR 活動 1-2 関係者を対象とした省エネワークショップの開催 活動 2-1 横浜市建築物環境配慮制度 のダナン市への紹介 ダナン市への現地に沿った形での適用可能性の検討 活動 1-3 省エネルギー診断対象施設の選定 11 月 第 3 次現地活動 調査チームメンバー オオスミ 活動 1-4 省エネルギー診断の実施 オーナーなどへのヒアリング 活動 1-5 導入可能な低炭素技術リストの作成 活動 2-2 2-1 の結果を踏またダナン市での適用シナリオ作成及びダナン市都市開発アクションプラントの調整 活動 1-6 技術保有企業へのヒアリング 1 月 第 4 次現地活動 調査チームメンバー 横浜市 IGES MHIR 活動 1-7 技術保有企業の現地招聘 対象施設の視察 JCM 事業計画に係る協議ダナン市とのラップアップ会議の実施 活動 1-8 平成 28 年度案件提案のための準備作業 活動 2-3 本調査全般の結果の取りまとめ及びダナン市都市開発フォーラムへのフィードバック 13
5. 調査実施後の JCM 化の流れ 省エネ診断及び JCM 事業化のための基礎調査を実施した最大 5 件の案件 案件の成熟度 ( 技術検討 資金計画 JCM 方法論 事業実施体制 MRV 体制等 ) 成熟度が高い 2016 年度に JCM 設備補助事業へ申請 更なる検討が必要 JCM 案件組成調査へ申請 更なる検討が必要 JCM 実現可能性調査へ申請 2017 年度に JCM 設備補助事業へ申請 2017 年度以降に JCM 設備補助事業へ申請
6. 調査実施体制 横浜市 IGES 全体とりまとめ みずほ情報総研 ( 株 ) JCM 事業計画 JCM 方法論 ( 株 ) オオスミ 省エネ診断 技術検討 持続的な都市発展に向けた技術協力に関する覚書の締結 (2013 年 4 月 ) ダナン市計画投資局 全体とりまとめ 商工局 省エネ全般 その他協力機関 15
7. 調査実施スケジュール 活動 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 キックオフ ミーティングの開催 第 1 次現地活動 1-1 省エネルギー診断対象となる施設等リストの作成 1-2 設備投資関係者を対象とした現地ワークショップの開催 第 2 次現地活動 活 動 1 1-3 省エネルギー診断対象施設の選定 1-4 省エネルギー診断の実施 オーナーなどへのヒアリング 1-5 導入可能な低炭素技術リストの作成 第 3 次現地活動 1-6 技術保有企業へのヒアリング 1-7 技術保有企業の現地招聘 対象施設の視察 第 4 回現地活動 活 動 2 1-8 平成 28 年度案件提案のための準備作業 2-1 横浜市建築物環境配慮制度 のダナン市への紹介 ダナン市への現地に沿った形での適用可能性の検討 2-1の結果を踏またダナン市での適用シナリオ作成及びダ 2-2 ナン市都市開発アクションプラントの調整本調査全般の結果の取りまとめ及びダナン市都市開発 2-3 フォーラムへのフィードバック 第 2 次現地活動 ラップアップミーティング 第 4 回現地活動 報告書の作成 現地調査 ミーティング 国内調査 ミーティング 中間報告 10/30 提出 最終報告ドラフト 2/5 提出 最終報告書 3/4 提出 16
都市間連携を通じた持続可能な都市づくりと国際ビジネス展開の支援 湘南国際村アカデミア講演会 Y-PORT 事業について 橋本徹横浜市国際局国際協力部長 廃棄物を通した国際協力の最前線 藤枝慎治萬世リサイクルシステムズ株式会社代表取締役会長 IGES の取組の紹介 小圷一久 IGES 気候変動とエネルギー領域エリアリーダー