CTI ルート ポイントの設定

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CTI ルート ポイントの設定 この章では CTI ルート ポイントおよび CTI ポートの設定についてします 詳細については Cisco Unified Communications Manager システム ガイド のコンピュータ テ レフォニー インテグレーションおよび信頼されたリレー ポイントに関するトピックを参照して ください CTI ルート ポイントの設定の概要, 1 ページ CTI ルート ポイントの設定, 2 ページ CTI ルート ポイントの削除, 3 ページ CTI ルート ポイントの設定値, 3 ページ CTI ルート ポイントの同期化, 9 ページ CTI ルート ポイントの設定の概要 コンピュータ/テレフォニー インテグレーション CTI ルート ポイントでは 仮想デバイスを指 定します この仮想デバイスは アプリケーションが宛先変更を制御している多重同時コールを 受信することができます ファースト パーティ コールを制御するために アクティブな音声回線ごとに CTI ポートをオプ ションで追加できます CTI アプリケーションがこれを決定します CTI ルート ポイントおよ び CTI ポートを使用するアプリケーションには Cisco IP Softphone Cisco Unified Communications Manager Auto-Attendant および Cisco IP Interactive Voice Response System があります Cisco Unified Communications Manager の管理ページに CTI ルート ポイントを追加した後 RIS Data Collector サー ビスからの情報が [CTIルートポイントの設定(CTI Route Point Configuration)] ウィンドウ内に表示 されます デバイスの IP アドレス およびデバイスが登録されている Cisco Unified Communications Manager の名前が利用可能であれば 表示されます Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 10.0(1) 1

( 注 ) 回線グループまたはハントリストのメンバーである電話番号 (DN) に CTI ルートポイントを関連付けることはできません DN が回線グループまたはハントリストのメンバーである場合 [ (CTI Route Point Configuration)] ウィンドウで設定した CTI ルートポイントにその DN を関連付けることはできません これらのアプリケーションに関連した CTI ルートポイントおよび CTI ポートの設定方法については 各アプリケーションに付属の資料とオンラインヘルプを参照してください Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [ デバイス (Device)] > [CTI ルートポイント (Route Point)] メニューパスを使用して CTI ルートポイントを設定します コンピュータ / テレフォニーインテグレーション (CTI) ルートポイントでは 仮想デバイスを指定します この仮想デバイスは アプリケーションが宛先変更を制御している多重同時コールを受信することができます ファーストパーティコールを制御するために アクティブな音声回線ごとに CTI ポートをオプションで追加できます (CTI アプリケーションがこれを決定します ) CTI ルートポイントおよび CTI ポートを使用するアプリケーションには Cisco IP Softphone Cisco Unified Communications Manager Auto-Attendant および Cisco IP Interactive Voice Response System があります Cisco Unified Communications Manager の管理ページに CTI ルートポイントを追加した後 RIS Data Collector サービスからの情報が [ (CTI Route Point Configuration)] ウィンドウ内に表示されます デバイスの IP アドレス およびデバイスが登録されている Cisco Unified Communications Manager の名前が利用可能であれば 表示されます ( 注 ) 回線グループまたはハントリストのメンバーである電話番号 (DN) に CTI ルートポイントを関連付けることはできません DN が回線グループまたはハントリストのメンバーである場合 [ (CTI Route Point Configuration)] ウィンドウで設定した CTI ルートポイントにその DN を関連付けることはできません これらのアプリケーションに関連した CTI ルートポイントおよび CTI ポートの設定方法については 各アプリケーションに付属の資料とオンラインヘルプを参照してください のヒント Cisco Unified Communications Manager の管理ページに CTI ルートポイントを追加した後 RIS Data Collector サービスからの情報が [ (CTI Route Point Configuration)] ウィンドウ内に表示されます デバイスの IP アドレス およびデバイスが登録されている Cisco Unified Communications Manager の名前が利用可能であれば 表示されます CTI ルートポイントに対して電話番号を追加および設定することができます CTI ルートポイントをリセットする方法については [ 選択項目のリセット (Reset Selected)] ボタンおよび [ リセット (Reset)] ボタンのを参照してください 2

CTI ルートポイントの削除 関連トピック GUI のボタンとアイコン電話番号の設定の概要 CTI ルートポイントの同期化, (9 ページ ) CTI ルートポイントの削除 1 つまたは複数の電話番号に割り当てられている CTI ルートポイントを削除できるため CTI ルートポイントを使用している電話番号を特定する必要があります CTI ルートポイントを使用している電話番号を特定するには [ (CTI Route Point Configuration)] ウィンドウの [ 関連リンク (Related Links)] ドロップダウンリストボックスから [ 依存関係レコード (Dependency Records)] リンクを選択し [ 移動 (Go)] をクリックします 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は [ 依存関係レコード要約 (Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます 使用中の CTI ルートポイントを削除しようとすると Cisco Unified Communications Manager からメッセージが表示されます 割り当てられている電話番号を持つ CTI ルートポイントを削除する場合 ルートプランレポートを使用して電話番号を検索できます ルートプランレポートを使用して電話番号を削除することもできます 関連トピック 依存関係レコードへのアクセス 値 次の表で 値についてします 表 1:値 [ デバイス名 (Device Name)] [ (Description)] [ デバイスプール (Device Pool)] このデバイスに固有の識別子を 1~15 文字 ( 英数字 ドット ダッシュ またはアンダースコアを含む ) で入力します CTI ルートポイントの内容を表す名前を入力します には 任意の言語で最大 50 文字を指定できますが 二重引用符 (") パーセント記号 (%) アンパサンド (&) バックスラッシュ (\) 山カッコ (<>) は使用できません デバイスプールの名前を選択します デバイスプールは デバイスの自動登録用の Cisco Unified Communications Manager グループ 日時グループ 地域 およびコーリングサーチスペースを含む このデバイスのプロパティの集合を指定します 3

値 [ 共通デバイス設定 (Common Device Configuration)] [ コーリングサーチスペース (Calling Search Space)] [ ロケーション (Location)] この CTI ルートポイントを割り当てる共通デバイス設定を選択します 共通デバイス設定には 特定のユーザに関連付けられた属性 ( サービスまたは機能 ) が含まれています 共通デバイス設定は [ 共通デバイス設定 (Common Device Configuration)] ウィンドウで設定します ドロップダウンリストボックスから コーリングサーチスペースを選択します コーリングサーチスペースは 収集された ( 発信 ) 番号のルーティング方法を決定するために検索されるパーティションの集合を指定します Max List Box Items エンタープライズパラメータを使用して このドロップダウンリストボックスで表示するコーリングサーチスペースの数を設定できます Max List Box Items エンタープライズパラメータで指定した数よりも多くのコーリングサーチスペースが存在する場合 ドロップダウンリストボックスの横に [ 検索 (Find)] ボタンが表示されます [ 検索 (Find)] ボタンをクリックして [ コーリングサーチスペースの検索 / 一覧表示 (Find and List Calling Search Space)] ウィンドウを表示し コーリングサーチスペース名を検索および選択します ( 注 ) リストボックス項目の最大数を設定するには [ システム (System)] > [ エンタープライズパラメータ (Enterprise Parameters)] の順に選択し [CCMAdmin Parameters] を選択します ロケーションは コールアドミッション制御 (CAC) を中央集中型コール処理システムに実装する際に使用します CAC では ロケーション間のリンクを経由する際にオーディオコールとビデオコールで使用できる帯域幅を制限することにより オーディオ品質とビデオのアベイラビリティを調整できます ロケーションは このロケーションとの間のコールに使用可能な帯域幅の合計を指定します ドロップダウンリストボックスで この CTI ルートポイントに適切なロケーションを選択します ロケーションに [Hub_None] を設定すると そのロケーションの機能では この CTI ルートポイントが消費する帯域幅を把握しません ロケーションに [Phantom] を設定すると H.323 プロトコルまたは SIP を使用するクラスタ間トランクをまたいで CAC を正常に実行できるロケーションが指定されます 新しいロケーションを設定するには [ システム (System)] > [ ロケーション (Location)] メニューオプションを使用します クラスタ間トランク経由のロケーションベースの CAC のについては Cisco Unified Communications Manager システムガイド を参照してください 4

値 [ ユーザロケール (User Locale)] [ メディアリソースグループリスト (Media Resource Group List)] [ ネットワーク保留 MOH 音源 (Network Hold MOH Audio Source)] ドロップダウンリストボックスから その CTI ルートポイントに関連したロケールを選択します そのユーザロケールは 言語とフォントを含んだ ユーザをサポートする一連の詳細情報を識別します Cisco Unified Communications Manager では ローカリゼーションをサポートする CTI ルートポイントに対してだけ このが使用可能になります ( 注 ) ( 注 ) ユーザロケールが指定されていない場合 Cisco Unified Communications Manager では デバイスプールに関連付けられているユーザロケールが使用されます 英語以外の言語で情報を ( 電話機に ) 表示することをユーザが要求している場合は ユーザロケールを設定する前に ロケールインストーラがインストールされていることを確認します Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide の Cisco Unified Communications Manager ロケールインストーラに関するを参照してください 適切なメディアリソースグループリストを選択します メディアリソースグループリストは 優先順位順に並べられたメディアリソースグループから構成されます アプリケーションは メディアリソースグループリストで定義された優先順位に従って 使用可能なメディアリソースの中から 必要なメディアリソース たとえば 保留音サーバを選択します [< なし >(<None>)] を選択すると Cisco Unified Communications Manager は デバイスプールに定義されているメディアリソースグループを使用します 詳細については Cisco Unified Communications Manager システムガイド を参照してください ネットワークが保留動作を開始するときに再生されるオーディオソースを指定するには ドロップダウン矢印をクリックし 表示されるリストからオーディオソースを選択します オーディオソースを選択しない場合 Cisco Unified Communications Manager は デバイスプールに定義されているオーディオソースを使用します または デバイスプールがオーディオソース ID を指定していない場合は システムデフォルトを使用します オーディオソースの定義は [ 保留音オーディオソースの設定 (Music On Hold Audio Source Configuration)] ウィンドウで行います このウィンドウにアクセスするには [ メディアリソース (Media Resources)] > [ 保留音オーディオソース (Music On Hold Audio Source)] の順に選択してください 5

値 [ ユーザ保留 MOH 音源 (User Hold MOH Audio Source)] アプリケーションが保留操作を開始するときに再生されるオーディオソースを指定するには ドロップダウン矢印をクリックし 表示されるリストからオーディオソースを選択します オーディオソースを選択しない場合 Cisco Unified Communications Manager は デバイスプールに定義されているオーディオソースを使用します または デバイスプールがオーディオソース ID を指定していない場合は システムデフォルトを使用します オーディオソースの定義は [ 保留音オーディオソースの設定 (Music On Hold Audio Source Configuration)] ウィンドウで行います このウィンドウにアクセスするには [ メディアリソース (Media Resources)] > [ 保留音オーディオソース (Music On Hold Audio Source)] の順に選択してください 6

値 [ 信頼されたリレーポイントを使用 (Use Trusted Relay Point)] ドロップダウンリストボックスで Cisco Unified Communications Manager が 信頼されたリレーポイント (TRP) デバイスをこのメディアエンドポイントで挿入するかどうかについて 有効化または無効化を指定します 次のいずれかの値を選択します [ デフォルト (Default)]: この値を選択すると デバイスでは このデバイスに関連付けられた共通デバイス設定の [ 信頼されたリレーポイントを使用 (Use Trusted Relay Point)] の設定値が使用されます [ オフ (Off)]: この値を選択すると このデバイスに対して TRP が使用不可になります この設定値は このデバイスに関連付けられた共通デバイス設定の [ 信頼されたリレーポイントを使用 (Use Trusted Relay Point)] の設定値よりも優先されます [ オン (On)]: この値を選択すると このデバイスに対して TRP が使用可能になります この設定値は このデバイスに関連付けられた共通デバイス設定の [ 信頼されたリレーポイントを使用 (Use Trusted Relay Point)] の設定値よりも優先されます 信頼されたリレーポイント (TRP) デバイスには Trusted Relay Point というラベルの付いた MTP またはトランスコーダデバイスが指定されます 複数のリソースがエンドポイントに必要な場合 ( たとえばトランスコーダや RSVPAgent) Cisco Unified Communications Manager は関連付けられたエンドポイントデバイスに最も近い TRP を選択します エンドポイントに TRP と MTP の両方が必要な場合 TRP は必須の MTP として使用されます コール動作の詳細については Cisco Unified Communications Manager システムガイド を参照してください TRP と RSVPAgent の両方がエンドポイントに必要な場合 Cisco Unified Communications Manager は TRP としても使用可能な RSVPAgent を最初に検索します TRP とトランスコーダの両方がエンドポイントに必要な場合 Cisco Unified Communications Manager は TRP としても指定されているトランスコーダを最初に検索します ネットワークバーチャライゼーションおよび信頼されたリレーポイントの詳細については Cisco Unified Communications Manager システムガイド を参照してください 7

値 [ 発呼側トランスフォーメーション CSS(Calling Party Transformation CSS)] [ 位置情報 (Geolocation)] この設定により デバイスの発信側の番号をローカライズできるようになります 選択する発呼側トランスフォーメーション CSS に このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーションパターンが含まれていることを確認してください ヒント デバイスは コールが発生する前に 番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります [ 発呼側トランスフォーメーション CSS(Calling Party Transformation CSS)] を [ なし (None)] に設定すると トランスフォーメーションの照合と適用は行われません [ 発呼側トランスフォーメーションパターン (Calling Party Transformation Pattern)] は 必ず ルーティングに使用されない非ヌルパーティションに設定してください ドロップダウンリストボックスで 位置情報を選択します 未指定の位置情報を選択できます これは このデバイスを位置情報に関連付けないことを示します [ システム (System)] > [ 位置情報の設定 (Geolocation Configuration)] メニューオプションで設定された位置情報を選択することもできます 設定の詳細を含む位置情報のについては Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービスガイド を参照してください 論理パーティションによる位置情報の使用方法の概要および詳細については Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービスガイド を参照してください [ デバイスプールの発呼側トランスフォーメーション CSS を使用 (Use Device Pool Calling Party Transformation CSS)] デバイスに割り当てられているデバイスプールで設定された発呼側トランスフォーメーション CSS を使用するには このチェックボックスをオンにします このチェックボックスをオフにした場合 デバイスでは [CTI ルートポイントの設定 (CTI Route Point Configuration)] ウィンドウで設定した発呼側トランスフォーメーション CSS が使用されます 関連トピックロケーションの設定コーリングサーチスペースの設定の概要, (1 ページ ) 共通デバイスの設定 8

CTI ルートポイントの同期化 CTI ルートポイントの同期化 CTI ルートポイントを最新の設定変更と同期させる手順は 次のとおりです この手順によって 中断を最小限に抑えた方法で未処理の設定が適用されます ( たとえば 影響を受けるデバイスの一部は リセットまたはリスタートが不要な場合があります ) 手順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 [ デバイス (Device)] > [CTI ルートポイント (CTI Route Point)] を選択します [CTI ルートポイントの検索 / 一覧表示 (Find and List CTI Route Points)] ウィンドウが表示されます 使用する検索条件を選択します [ 検索 (Find)] をクリックします 検索条件に一致する CTI ルートポイントがウィンドウに表示されます 同期させる CTI ルートポイントの横にあるチェックボックスをオンにします ウィンドウ内の CTI ルートポイントをすべて選択するには 検索結果表示のタイトルバーにあるチェックボックスをオンにします [ 選択項目への設定の適用 (Apply Config to Selected)] をクリックします [ 設定の適用情報 (Apply Configuration Information)] ダイアログが表示されます [OK] をクリックします 関連トピック, (1 ページ ) 9

CTI ルートポイントの同期化 10