0.04mg/L 以下であること 9 亜硝酸態窒素 H から追加 検出原因窒素肥料や腐植 家庭排水などに含まれる窒素化合物が化学的 微生物学的に酸化 還元を受けて生成する チアノーゼを起こしたり 体内で発ガン性物質を生成するといわれている また 硝酸態窒素と比べ極めて低い濃度でもがあると

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2016 年度分 水 道 名美唄市水道課 浄水場名 浄水方法急速ろ過検査機関名 原水水質 桂沢水道企業団 美唄浄水場 水源名石狩川水系美唄ダム水源種別表流水 ( ダム直接 ) 番 号 項目名基準値最高値最小値平均値測定回数 [ 基準項目 ] 1 一般細菌 100/ml 以下

検査項目 病原生物 重金属 無機物質 一般有機化学物質 消毒副生成物 重金属 ( 着色 ) 平成 24 年度水質検査結果表 ( 浄水 ) 上水道恩志水源系統採水地点 : 大谷地内給水栓 検査機関 :( 財 ) 鳥取県保健事業団 項目 基準値 単位 4 月 5 日 5 月 10 日 5 月 28 日


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平成 26 年 5 月水質試験成績表 (1/5) 採水日 : 2014/05/13 当日天候 : 晴前日天候 : 曇 水質基準値 単位 原水 ( 多布施川 ) 神野浄水場 神野第二浄水場 渕受水点 採水時刻 10 時 00 分 10 時 00 分 10 時 00 分 11 時 45 分 気温 19.

秩父広域市町村圏組合 浄水課 浄水

秩父広域市町村圏組合 浄水課 浄水

Microsoft Word - 30水質検査計画.docx

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~ はじめに ~ 雲仙市では 市民の皆様に安全でおいしい水を利用して頂くために水質検査を実施しています 水道における水質検査は 国が定めた水質基準に適合し安全であることを保証するために必要不可欠なものです 平成 26 年 2 月に水道法施行令の一部改正があり 水質基準が 50 項目から51 項目に変

平成 31 年度 西佐賀水道企業団 -1-

(6)小河内貯水池

参考資料

番 10 シアン化物イオン及び塩化シアン 0.01 シアン化合物には シアン化ナトリウム シアン化カリウムのように水中でシアンイオン シアン化水素を容易に生成する遊離型シアンと フェリシアン化カリウム フェロシアン化カリウムのように金属錯化合物を形成する錯塩シアンがあります シアンは めっき 鉄鋼製

2 浄水場でつくられた水道水は 市内に網のように広がる水道管を通じて お客さまに届けられます また 鍋屋上野浄水場では 水道水を貯めたり 水圧を増したりする 8 か所の配水場 3 か所のポンプ所を集中管理しています 4 か所の管路センターでは 約 8,300km の水道管の管理や 古くなった水道管の

県営北那須用水 ( 浄水受水 ) 浄水 採水場所 : 那須塩原クリーンセンター H28 年度 健康に関連する項目 性状に関する項目 採水月日検査項目 4 月 4 日 5 月 9 日 6 月 6 日 7 月 4 日 8 月 1 日 9 月 5 日 10 月 3 日 11 月 7 日 12 月 5 日基

12 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 10mg/L 以下 無機肥料や腐敗した動植物 生活排水 下水等に由来する窒素化合物が 水中や土壌中で科学的 微生物的に酸化及び還元され アンモニア態窒素 亜硝酸態窒素 硝酸態窒素となる 体内に取り入れられた場合 硝酸塩が急速に亜硝酸塩へと還元されるため 硝酸態窒素と

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酒造用水の現状と問題点


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施設名施設住所項目一般埋め立てた廃棄物廃棄物 (ton) 擁壁の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 遮水工の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 周縁地下水の水質検査結果 斜里町清掃センター最終処分場斜里町以久科北 破砕ごみ 内容 生ごみ残差 合計 点検を行った年月日

北清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7 4

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 船見処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 放流水槽 試料採取年月日 H H H H H 測定結果の得られた年月日 H H H30.6.6

平成 31 年度水質検査計画書 辺野古ダム はじめに 1. 基本方針 2. 水道事業の概要 3. 原水及び水道水の水質状況 4. 水質検査地点 5. 水質検査項目及び検査頻度 ( 臨時の水質検査を除く ) 6. 水質検査方法 7. 臨時の水質検査 8. 水質検査の精度と信頼性保証 9. 水質検査計画

JIS能力 2-MIB

平成 31 年度 大台町上水道水質検査計画 大台町生活環境課 1

品川清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

平成 24 年度維持管理記録 ( 更新日平成 25 年 4 月 26 日 ) 1. ごみ焼却処理施設 (1) 可燃ごみ焼却量項目単位年度合計 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 A B 炉合計焼却量 t 33, ,972

練馬清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 守山南部処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 調整槽放流水試料採取口 試料採取年月日 H H H H H H 測定結果の得られた年月日 H30.5.7

No. QCVN 08: 2008/BTNMT 地表水質基準に関する国家技術基準 No. QCVN 08: 2008/BTNMT National Technical Regulation on Surface Water Quality 1. 総則 1.1 規定範囲 本規定は 地表水質

足立清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

有明清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

渋谷清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰 ( 含有試験 ) 6 4 周辺大気環境調査結果 7 5 試料採取日一覧 8 (

採水場所一覧 No. 水源地名備考水源種別ページ 38 古 河 良 水源地 湧水 白 浜 水源地 地下水 二 俣 第 一 水源地 地下水 二 俣 第 二 水源地 地下水 藤 野 第 一 水源地 地下水 藤 野 第 二 水源地 地下

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

1. はじめに

[ 廃棄物の最終処分場 ( 管理型 )] 平成 29(2017) 年度 1 施設名称 1 号管理型処分場 (1) 埋立てた廃棄物の各月ごとの種類及び数量 規則第 12 条の 7 の 2 第 8 項イ 種類汚泥燃え殻紙くずばいじん 合計 単位 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月

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世田谷清掃工場 平成 27 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) スラグ ( ガス化溶融 )( 含

練馬清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

中央清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

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第 2 編 地下水の水質測定結果

大栄環境 ( 株 ) 和泉リサイクルセンター平井 5 工区管理型最終処分場 / 処理実績平成 26 年度契約処理 : 管理型埋立区分品目 平成 26 年 平成 27 年 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 燃え殻

小規模専用水道のてびき 船橋市保健所衛生指導課 船橋市北本町 電話

目 次 鹿児島市水道局水源施設の概要 水質試験方法及び基準等 6 水質基準項目及び水質管理目標設定項目の概要 8 水質検査計画に基づく検査頻度 3. 給水栓水水質検査結果 6 () 毎日検査 (2) 毎月検査 2. 原水等定期水質検査結果 75 () 浄水場関係水質検査 (2) 水源地関係水質検査

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環境モニタリング結果について 資料 1 環境モニタリング調査地点図 ( 浸出水 浸出水処理施設放流水 センター内地下水 発生ガス 悪臭 ) ( 放流先河川 周辺地下水 ) Ⅰ Ⅱ 浸出水 放流水 1 浸出水 2 浸出水処理施設放流水 センター内地下水 1 観測井 1 号 2 観測井 2 号 3 観測

取扱説明書 ba75728d09 07/2015 メソッドデータ V 2.15

大台町上水道 平成 3 0 年度水質検査計画 大台町では 皆様に安全で安心しておいしい水を飲んでいただくために 水源から各家庭の蛇口に至るまで 定期的に水質検査を行い 水道水の水質管理に万全を期しています 大台町では 水道水源の周辺状況や水道水の水質検査結果を踏まえ 安全で良質な水道水の供給を確実に

1. 日本に特徴的な水質基準項目 (1) ジェオスミン 2-MIB < 調査結果 > かび臭の原因物質である ジェオスミン 及び 2-MIB は 調査した先進国の中では日本のみ水質基準として設定していた 一方 アオコ毒については WHO ガイドライン フランス ニュージーランド カナダガイドライン

Microsoft Word - 0_中表紙・目次.doc

目 次 鹿児島市水道局水源施設の概要 1 水質試験方法及び基準等 6 水質基準及び水質管理目標設定の概要 8 水質検査計画に基づく検査頻度 給水栓水水質検査結果 16 (1) 毎日検査 (2) 毎月検査 2. 原水等定期水質検査結果 175 (1) 浄水場関係水質検査 (2) 水源地関係

はじめに 水質検査計画は 地域性ヷ効率性を踏まえて 適正化と透明性を確保するために 水質検査項目等を明示するものです 水質検査は 水質基準に適合し安全であることを確認するために丌可欠であり 水道の水質管理の中枢をなすものです 見附市ガス上下水道局では 常に 清浄な水の供給 に努めるとともに 住民の皆

kensa_keikaku

処分した廃棄物 ( 平成 23 年 5 月分 ) 種類焼却灰破砕不燃物合計重量 (t) 塩化物イオン 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 μs/cm 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 アルキル水銀 検出されないこと 0.00

海域.xls

り 生 成 する また アンモニウムイオンや 有 機 前 躯 体 と 残 留 塩 素 との 反 応 によっても 生 成 し 塩 素 消 毒 及 クロラミン 消 毒 の 副 生 成 物 の 一 つである 毒 性 は 青 酸 ガスや 青 酸 カリとして 知 られている 中 毒 症 状 としては めまい

[ 法第十五条の二の三 法第十五条の二の四 ] 会社名株式会社倉敷環境 産業廃棄物処理施設維持管理記録簿 ( 管理型埋立区域 2) 平成 26 年度 対象期間 : 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 1. 埋め立てた産業廃棄物の種類及び数量 [ 規十二条の七の二八イ

目 次 1. はじめに 1 2. 専用水道とは 2 3. 専用水道の確認について 5 4. 専用水道の設置に係る手続き等について 7 5. 専用水道の維持管理について 10 設置者の維持管理義務 水道技術管理者 水質検査の概要 水質基準 水質検査の委託 水道施設従事者の健康診断 水道施設の衛生上の措

水安全計画.doc

表紙2

平成 29 年度一般廃棄物処理施設維持管理状況 ( 最終処分場 ) 最終処分量単位 :t 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 不燃物

1. 基本方針 (1) 検査地点浄水 ( 水道水 ) は 各配水区の末端付近の蛇口とします 原水については 水源地もしくは浄水場とします 河川については 中川河川とします (2) 検査項目水道法で検査が義務付けられている毎日検査 1 浄水の水質基準項目 2 検査 それに加えて 検査計画に位置付けるこ

目 次 Ⅰ はじめに 1 Ⅱ 専用水道とは 1 Ⅲ 設置者の義務 2 1 鎌ケ谷市への届出 2 2 維持管理 3 (1) 管理体制の整備 3 (2) 衛生管理 5 (3) 施設管理 5 (4) 水質管理 5 (5) 薬品の管理 9 (6) 健康診断 9 3 鎌ケ谷市への報告 10 Ⅳ 鎌ケ谷市の指導

第3類危険物の物質別詳細 練習問題

Microsoft Word - 3_資機材試験新旧140328

別表第 1 大気の汚染に係る環境上の基準 物質基準値対象地域 二酸化硫黄 1 時間値の1 日平均値が0.04pp m 以下であり かつ 1 時間値が0.1ppm 以下であること 一酸化炭素浮遊粒子状物質二酸化窒素光化学オキシダント 1 時間値の1 日平均値が10ppm 以下であり かつ 1 時間値の

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1. 基本方針 (1) 検査地点浄水 ( 水道水 ) は 各配水区の末端付近の蛇口とします 原水については 水源地もしくは浄水場とします 河川については 中川河川とします (2) 検査項目水道法で検査が義務付けられている毎日検査 1 浄水の水質基準項目 2 検査 それに加えて 検査計画に位置付けるこ

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(様式第8号)

H22水質検査計画

地下水の水質及び水位地下水の水質及び水位について 工事の実施による影響 ( 工事の実施に伴う地下水位の変化 地下水位流動方向に対する影響 並びに土地の造成工事による降雨時の濁水の影響及びコンクリート打設工事及び地盤改良によるアルカリ排水の影響 ) を把握するために調査を実施した また

平成30年度 水質検査計画

リスクコミュニケーションのための化学物質ファクトシート 2012年版

Word Pro - matome_7_酸と塩基.lwp

環境衛生の知識(改訂5版).doc

site_17(日本語版).xls

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水質検査計画の内容 1. 水質検査の基本方針 P 阪神水道企業団の概要


研究報告58巻通し.indd

有明清掃工場

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リスクコミュニケーションのための化学物質ファクトシート 2012年版

月報4月

理由 1) 備考人為的原因による汚染のおそれ地歴調査チェックリスト < 土壌汚染状況調査結果報告用 > 土壌汚染対策法第 3 条調査 報告日 平成年月日 工場又は事業場 * の名称工場又は事業場 * の敷地であった土地の所在地 * 使用が廃止された有害物質使用特定施設に係る工場又は事業場 ( 法第

カドミウム (Cd) 主に亜鉛の生産に伴って産出される重金属で メッキ工場 塩化ビニール工場 機械 電子機器製造工場等でも発生する 慢性中毒になると 肝臓障害を生じカルシウム不足となり骨軟化症を起こす 神通川流域で発生したイタイイタイ病の原因となった物質である 鉛 (Pb) 水道管 ガス管 蓄電池等


Transcription:

項目 一覧表 項目名 1ml の検水で形成される集落数が 100 以下であること 1 一般細菌 一般細菌は 空中 土壌 草木等自然界に由来する 平常時より著しく上昇した場合は 何らかの汚染 病原生物混入検出原因の可能性を示唆している 大部分は直接病原菌との関係はなく 無害の雑菌といわれている 検出されないこと 2 大腸菌 温血動物の糞便の中に多量に存在する 大腸菌が検出されることは 人畜のし尿や病原菌が直接または間接的に混検出原因入したことを疑う重要な試験である 近年は病原性大腸菌による汚染もあり 危険度大 カドミウムの量に関して 0.003mg/L 以下であること (H22.4.1 ) カドミウムの量に関して 0.01mg/L 以下であること ( H22.3.31) 3 カドミウム及びその化合物 検出原因鉱山からの流出 工場排水などの混入等の疑い 腎臓障害 悪心 嘔吐 異常疲労など 水銀の量に関して 0.0005mg/L 以下であること 4 水銀及びその化合物 検出原因工場排水の侵入 農薬散布など 神経と腎臓の障害 セレンの量に関して 0.01mg/L 以下であること 5 セレン及びその化合物 工場排水 鉱山排水の混入など 胃腸障害 皮膚の黄疸様変色などが報告されているがセレンと明確には確認できて検出原因いない ガンの発症を抑制するという報告もあるようだ 鉛の量に関して 0.01mg/L 以下であること 6 鉛及びその化合物 検出原因水道水では 多くの場合給配水管からの溶出による 生体内では骨に沈着し 長期摂取で貧血 消化管の障害 神経系の障害を示す ヒ素の量に関して 0.01mg/L 以下であること 7 ヒ素及びその化合物 検出原因地質由来 工業排水 工場排水 農薬等の影響 粘膜炎症 筋肉の弱化 食欲減退等 六価クロムの量に関して 0.05mg/L 以下であること 8 六価クロム化合物 検出原因工場排水の混入など 嘔吐 下痢 腹痛など

0.04mg/L 以下であること 9 亜硝酸態窒素 H26.4.1 から追加 検出原因窒素肥料や腐植 家庭排水などに含まれる窒素化合物が化学的 微生物学的に酸化 還元を受けて生成する チアノーゼを起こしたり 体内で発ガン性物質を生成するといわれている また 硝酸態窒素と比べ極めて低い濃度でもがあると報告されている シアンの量に関して 0.01mg/L 以下であること 10 シアン化物イオン及び塩化シアン 検出原因工場排水の混入など 塩化シアンは消毒副生成物として検査が強化された めまい 頭痛 意識喪失 痙攣等 10mg/L 以下であること 11 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 土壌 あらゆる場所の水 野菜等も含む植物中に広く相当量存在する 一般に地表水では少なく 地下水では浅層水検出原因に多く溶存している 肥料の使用 腐敗した動植物 生活排水 工場排水などが汚染源である 主として満 1 歳未満の乳幼児にチアノーゼを起こしたり 体内で発ガン性物質を生成したりするといわれている フッ素の量に関して 0.8mg/L 以下であること 12 フッ素及びその化合物 検出原因地質由来 工場排水など 適量であれば虫歯予防 ただしたくさん含む水を飲用していると 斑状歯や骨硬化症などに注意が必要となる ホウ素の量に関して 1.0mg/L 以下であること 13 ホウ素及びその化合物 検出原因地下水 温泉からの混入 工場排水の混入など 食欲減退 寒気 吐き気など 0.002mg/L 以下であること 14 四塩化炭素 吐き気 けだるさ 消化不良 昏睡状態等の神経的症状 0.05mg/L 以下であること 15 1.4- ジオキサン 発ガン性が懸念される 0.04mg/L 以下であること 16 シス -1.2- ジクロロエチレン及びトラ ンス -1,2- ジクロロエチレン 吐き気 眠気 疲労感など

0.02mg/L 以下であること 17 ジクロロメタン 知覚 運動機能喪失 0.01mg/L 以下であること 18 テトラクロロエチレン 嘔吐 腹痛 意識喪失など 0.01mg/L 以下であること (H23.4.1 より ) 19 トリクロロエチレン 嘔吐 腹痛 食欲減退など 0.01mg/L 以下であること 20 ベンゼン 過去には有機溶剤として広く使用されていた 石油製品からの漏出の疑い 地下に流出したベンゼンは土壌に若干吸検出原因着するが 徐々に移動し 地下水中に到達し わずかに生物分解後安定 めまい 頭痛 嘔吐 造血系への影響大 0.6mg/L 以下であること 21 塩素酸 浄水処理にて次亜塩素酸を長期間貯蔵すると酸化により塩素酸濃度が上昇することが明らかになり この度追加と検出原因なった メトヘモグロビン血症 無尿 腹痛及び腎不全等 0.02mg/L 以下であること 22 クロロ酢酸 検出原因浄水過程で 水中のフミン質等の有機物と消毒剤の塩素が反応して生成する消毒副生成物 発ガン性が懸念されている 0.06mg/L 以下であること 23 クロロホルム 発ガン性があるといわれている 0.03mg/L 以下であること (H27.4.1 より ) 24 ジクロロ酢酸 検出原因浄水過程で 水中のフミン質等の有機物と消毒剤の塩素が反応して生成する消毒副生成物 発ガン性があるといわれている

0.1mg/L 以下であること 25 ジブロモクロロメタン 発ガン性が懸念されている 0.01mg/L 以下であること 26 臭素酸 検出原因オゾン処理による浄水過程で消毒副生成物として生成 発ガン性が懸念されているほか 毒性影響としては 吐き気 嘔吐 腹痛 中枢神経系の機能低下など 27 総トリハロメタン ( クロロホルム ジブロモクロロメタン ブロモジクロロメタン及びブロモホルムのそれぞれの濃度の総和 ) 0.1mg/L 以下であることクロロホルム ジブロモクロロメタン ブロモジクロロメタン ブロモホルムの4 項目の総和 飲料水中のトリハロメタン濃検出原因度は 水温の上昇する夏期に高くなる傾向がある - 0.03mg/L 以下であること (H27.4.1 より ) 28 トリクロロ酢酸 検出原因浄水過程で 水中のフミン質等の有機物と消毒剤の塩素が反応して生成する消毒副生成物 発ガン性が懸念されている 0.03mg/L 以下であること 29 ブロモジクロロメタン 発ガン性があるといわれている 0.09mg/L 以下であること 30 ブロモホルム 発ガン性が懸念されている 0.08mg/L 以下であること 31 ホルムアルデヒド 検出原因浄水処理の塩素処理やオゾン処理で生成 発ガン性があるといわれている 亜鉛の量に関して 1.0mg/L 以下であること 32 亜鉛及びその化合物 検出原因水道水では 給配水管が主な由来であり 収斂味 白濁等を呈することある 人間にとって必須元素であり 毒性は低い

アルミニウムの量に関して 0.2mg/L 以下であること 33 アルミニウム及びその化合物 検出原因水道水中では凝集で使用した薬品のごく微量が残留している懸念がある アルツハイマー病との関連 その他の病気との関連が指摘されているが 因果関係を結論づけるには さらに詳細な検討が必要と考えられている 鉄の量に関して 0.3mg/L 以下であること 34 鉄及びその化合物 水道水では 給配水管の腐食が主な由来であり 赤水の原因物質として問題になることが多い 鉄濃度の高い水は 検出原因混濁 沈殿したり着色するので 料理用 洗濯用には不向きである 毒性は低く 通常 飲料水や食物からの摂取では 致死量に至ることはない 銅の量に関して 1.0mg/L 以下であること 35 銅及びその化合物 検出原因水道水では 主に給湯設備の材質に銅を用いたときに 溶出銅による着色水 濁り水が起こることがある 人体に対する毒性は低いといわれている ナトリウムの量に関して 200mg/L 以下であること 36 ナトリウム及びその化合物 検出原因自然環境中に広く分布 工場排水混入の疑いも 腎疾患などで体内に貯留したときは 水分を伴って浮腫として現れる マンガンの量に関して 0.05mg/L 以下であること 37 マンガン及びその化合物 検出原因化学肥料による耕地の酸性化 地質由来 工場排水など 食欲不振 頭痛 幻覚など 200mg/L 以下であること 38 塩化物イオン 塩化物イオンは 水に溶けている塩素分である 漬物を洗った水 汗を流した浴水等の家庭排水 し尿 汚水 雨水等検出原因にも当然多く含まれている 1 日に 4,000mg/L 以上で心臓病 腎臓病患者に有害といわれる 300mg/L 以下であること 39 カルシウム マグネシウム等 ( 硬度 ) 検出原因地質由来 海水 工場排水 下水などに混入の疑い 高濃度は胃腸障など 500mg/L 以下であること 40 蒸発残留物 水の中に浮遊したり溶解したりして含まれている物質の総量 この値が高いと水質低下が考えられ 清浄な水ではこの検出原因値が低い 衛生上の障害は定かではないが 多量に含むと水の味が悪くなる

0.2mg/L 以下であること 41 陰イオン界面活性剤 検出原因生活排水 産業排水など 発泡や異臭味の原因 ははっきりしない 0.01 g/l(0.00001mg/l) 以下であること 42 (4S.4aS.8aR)- オクタヒドロ -4.8a- ジメチルナフタレン -4a(2H)- オール ( 別 名ジェオスミン ) 湖沼 貯水池及び汚濁の進行した流れの緩やかな河川で繁殖する藻類等により産生されることが確認されている 純検出原因かび臭を呈する かび臭としての異臭は感知されるが 健康に影響を与える等の問題は起こっていないといわれている 0.01 g/l(0.00001mg/l) 以下であること 43 1.2.7.7- テトラメチルビシクロ [2.2.1] ヘプタン -2- オール ( 別名 2- メ チルイソボルネオール ) 湖沼 貯水池及び汚濁の進行した流れの緩やかな河川で繁殖する藻類等により産生されることが確認されている 墨検出原因汁のようなにおい 異臭は感知されるが 健康に影響を与える等の問題は起こっていないといわれている 0.02mg/L 以下であること 44 非イオン界面活性剤 検出原因生活排水 産業排水など 多量でなければ影響はあまり強くないといわれている フェノールの量に換算して 0.005mg/L 以下であること 45 フェノール類 検出原因水道管やタンクの塗装 ライニング剤からの溶出 工場排水の混入など 組織への腐食作用 中枢神経への毒作用など 3mg/L 以下であること 46 有機物 ( 全有機炭素 (TOC) の量 ) 水中に存在する有機物に含まれる炭素 (C) の総量で 有機汚濁の指標 何を測っているのか分からないと問題点が多検出原因かった過マンガン酸カリウム消費量に替わり設定された 原因物質によりは一口にはいえないが 原因追究が必要 10mg/L 以下であること 旧有機物等 ( 過マンガン酸カリウム消費 量 ) H17.3.31 で終了 比較的分解しやすい物質 例えば藻類 微生物の死がい し尿 下水 汚水の流入を数値で表したもの 汚濁の指標と検出原因して重要である 物質を特定できないため不明 5.8 以上 8.6 以下であること 47 ph 値 検出原因水の液性が酸性かアルカリ性か中性かをあらわす指標で から大きく外れるものは何らかの汚染が考えられる 強酸 強アルカリの場合は飲用により粘膜への影響が出る

異常でないこと 48 味 検出原因生活排水 糞尿等の混入 プランクトン 菌類の繁殖等に起因することが多い 原因物質によりは一口にはいえないが 原因追究が必要 異常でないこと 49 臭気 生活排水 糞尿等の混入 プランクトン 菌類の繁殖等に起因することが多い 消毒剤の塩素臭は異常としてはいな検出原因い 原因物質によりは一口にはいえないが 原因追究が必要 5 度以下であること 50 色度 水道水の場合ほとんどが配管の腐食による鉄由来 また 工場排水 下水等の混入によっても起こる 水質的に何らか検出原因の異常が発生したことを知らせる現象 着色物質によっては 病原菌や有害物質を含んだ場合もあるので 原因追究が必要 2 度以下であること 51 濁度 水道水の場合土砂等の混入 溶存物質の化学的変化等が考えられる 外観上の不快感や味覚障害等の飲用障害を検出原因起こす 原因物質によっては 病原菌や有害物質等を含んだ場合もあるので 原因追究が必要