< F2D97D58E9E89638BC682CC8EE688B597768D6A2E6A7464>

Similar documents
<4D F736F F D CA88C A D58E9E89638BC68EE688B597768D6A2E646F63>

youkou

食品衛生の窓

(案)

食品衛生法施行条例等の一部を改正する条例


生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 旅館業用 ) 導入手引書 旅館業用衛生管理点検表 1 個人衛生管理点検記録個人衛生管理は 従事者の感染症対策を中心に基準条例 8 の従事者に係る衛生管理の項目を始業時点検として次の項目を確認する (1) 従事者は 下痢 嘔吐等の体調不良がないことを確認し 症

露店による食品営業取扱要綱 (案)

生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 食肉販売業用 ) 導入手引書 本ガイダンスでは まず メニュー調査表 と 調理工程表 によりそれぞれの施設の 危害要因分析 を行い 次にこの手引書の 衛生管理点検表 を HACCP の考え方を取り入れた 衛生管理計画 とし それを用いて モニタリング 記録の

( 認定の審査 ) 第 8 条知事は 第 6 条又は第 11 条の規定による申請があった施設の実地調査等を行い 当該申請内容が第 3 条に定める認定基準に適合していると認めるときは 認定しなければならない ( 認定書の交付等 ) 第 9 条知事は 前条の規定により認定した場合には 当該申請者に対して

Microsoft Word

露店による食品営業取扱要綱 (案)

東京都コインオぺレーションクリーニング営業施設の衛生指導要綱

HACCP-tohu

食品衛生関係営業許可申請の手引き ( 自動車 ) 4 申請手続きから許可証交付までの流れについて (1) 事前相談 * 改造工事の着工前に 設計図 ( 自動車の平面図 立面図 ) を持参し 主に営業を予定している地域の福祉保健センターの窓口までご相談ください * 取扱食品や営業形態などをお聞きしなけ

1.9.1 管理基準の遵守状況を連続的又は相当の頻度で確認をするためのモニタリングの方法を設定し その文書を作成すること 十分なモニタリング頻度を設定することまた 設定した理由を整理しておくこと モニタリングに関する全ての文書と記録は モニタリングを行う担当者及び責任者による

第 5 条保健所長は 必要に応じ 巡回指導を行い 営業施設の設置状況等の把握に努めるものとする 2 保健所長は 前項の調査の結果 別表に定める基準に適合しないと認めるときは 営業者等に対し 必要な措置を講ずるよう指導し 又は勧告するものとする 附則 この要綱は 平成 15 年 4 月 1 日から施行

ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

1 施設設備の衛生管理 1-1 食品取扱室の清掃及び保守点検 < 認証基準 > 床 内壁 天井 窓 照明器具 換気扇 手洗い設備及び排水溝の清掃手順 保守点検方法が定められていること 床及び排水溝の清掃は1 日に1 回以上 その他の清掃はそれぞれ清掃の頻度の記載があること 保守点検頻度の記載があるこ

四興行場の名称及び所在地 2 法第二条の二第二項の規定により営業者の地位の合併による承継の届出をしようとする者は 次の各号に掲げる事項を記載した届出書に規則で定める書類を添付して 知事に提出しなければならない 一届出者の名称 主たる事務所の所在地及び代表者の氏名二合併により消滅した法人の名称 主たる

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

い 9以上に達した事業者は 確認申請書 ( 様式第 3 号 ) を保健所長に提出することができる 2 保健所長は 前項の申請に基づき 自己採点の妥当性を確認するものとする 3 保健所長は 前項の結果 自己採点が妥当であると認めた施設に対して 衛生管理向上プログラム終了証 ( 様式第 4 号 ) を交

従事者等の衛生管理点検表 氏名 下痢 嘔吐 発熱等 化膿創 服装 帽子 毛髪 履物 爪 指輪等 手洗い 点検項目 1 健康診断 検便検査の結果に異常はありませんか 2 下痢 嘔吐 発熱などの症状はありませんか 3 手指や顔面に化膿創がありませんか 4 着用する外衣 帽子は毎日専用で清潔のものに交換さ

PowerPoint プレゼンテーション

< F2D819B955C8EA692CA926D DC58F4994AD8F6F>

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

< C96F1918A91CE8EE688F881698E7D93F7816A97768D6A2E786477>

Microsoft Word - 4-2”©„Èfi_„�Ł\.doc

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

第 3 許可対象業種及び取扱食品 許可対象業種及び取扱食品は次表のとおりとする 営業形態 許可対象業種 取扱食品 A 供食前十分に加熱された食品 飲食店営業簡易な調理加工により提供できる食品で 供食前十分に加 B 熱されたもの 削氷 ( 砕氷を含む 密閉構造の自動削氷又は自動砕氷 喫茶店営業 機を使

- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

第 1 票 学校給食施設等定期検査表 検査年月日年月日 ( ) 学校 ( 調理場 ) 名 給食従事者 : 栄養教諭等名 調理員名 定期点検票作成者 ( 職 氏名 ) 給食対象人員 給食調理室面積m2 建物の位置 使用区分 人 校長印 1 位置ア便所 ごみ集積場等からの位置は適切であるか A B C

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

とおりとする ただし, 市長は, 特に必要があると認めるときは, 当該試験品の採取方法に記載する数量を変更することができる ( 検査命令による検査 ) 第 6 条令第 5 条第 2 項の申請書は, 検査申請書とする 2 市長は, 令第 5 条第 3 項の規定により試験品を採取したときは, 食品衛生監

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

目黒区特定商業施設の出店に伴う生活環境との調和のための要綱

リウマチケア看護師規則(案) 21/11・1

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

個人情報の保護に関する規程(案)

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

衛生管理マニュアル 記載例

Microsoft Word - H29要綱_ docx

Microsoft Word - Q&A(セット).docx

<4D F736F F D208E52979C8CA C78E F88979D8BC68ED E882C98C5782E98E9696B18F88979D977697CC2E646F63>

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

Microsoft Word - QA通知0928.doc

食品製造業等におけるミニHACCP承認事業について

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

とする (1) 土地改良区の名称が 土地改良法 ( 昭和 24 年法律第 195 条 以下 法 という ) 第 16 条第 1 項又は法第 79 条第 1 項の規定に基づく定款 ( 以下 定款 という ) に記載した名称と一致すること (2) 土地改良区の主たる事務所の所在地が 定款に記載した事務所

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

2 市長は 告示産業廃棄物の処理を次の基準により行うものとする (1) 処理できる告示産業廃棄物は 市内の土地又は建物から排出されたものに限る (2) 1 日に搬入できる告示産業廃棄物の量は 2 トン車 1 台 ( 軽トラックの場合は 2 台 ) 以内とする ただし 天災等特別の理由による場合は 市

< F2D322E89FC90B38FC897DF8FF095B62E6A746463>

個人情報保護規程

精米 HACCP 規格 ~ 精米工場向け HACCP 手法に基づく 精米の食品安全 品質管理 衛生管理 食品防御の取組み ~ 第 1 版 2016 年 3 月 16 日 第 1 目的一般社団法人日本精米工業会の精米 HACCP 規格は 精米工場で製造する精米が消費者及び実需者より信頼される製品精米と

0611_8.xdw

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

予防課関係の要綱,通達改正案

帳簿一覧 フローチャート 品質の確保に関するフローチャート 苦情処理フローチャート 不具合及び回収に関するフローチャート 設置管理医療機器の取扱に関するフローチャート 記録書式 管理者の継続的研修受講状況記録票 品質等点検表 苦情処理記録票 不具合等に関する報告書 回収処理記録票 教育訓練実施記録票

弘前市告示第   号

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

<4D F736F F F696E74202D2088CF88F594AD8CBE82C691CE899E>

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

派遣添付書類一覧(30年1月訂正)

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

全部改正 昭和 38 年規則 85 号 一部改正 昭和 43 年規則 51 号 47 年 62 号 52 年 45 号 平成 7 年 23 号 ( 抑留所 ) 第 4 条予防員は 法第 6 条又は法第 18 条の規定により犬を抑留しようとするときは 県が経営する犬の抑留所に抑留しなければならない 2

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

Microsoft Word - (発出)マル製通知案

食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

<4D F736F F D E63188C4816A8D4C93878CA78BC696B18AC7979D91CC90A78A6D94468C9F8DB88EC08E7B97768D6A816989FC90B38CE3816A2E646F63>

Microsoft Word - 耐震環境整備事業補助金交付要綱(H22当初改正_.doc

(自治体宛)【事務連絡】HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&A

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

聖籠町建設工事入札 契約等情報公表実施要綱 平成 14 年 3 月 27 日 告示第 45 号 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令( 平成 13 年政

⑥愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会 食品衛生対策実施要領(案)【別紙2】.doc

H18

<4D F736F F F696E74202D CF6955C A8CF6957A8E9EB1C4DE838C834E8E9197BF2E707074>

1市町村の選挙管理委員会は 政令で定めるところにより 登録月の一日現在により 当該市町村の選挙人名簿に登録される資格を有する者を同日(同日が地方公共団体の休日に当たる場合(登録月の一日が選挙の期日の公示又は告示の日から当該選挙の期日の前日までの間にある場合を除く )には 登録月の一日又は同日の直後の

ibentoshuttentebiki_kaisei doc

svhtml

Microsoft Word - 栃木県自動車税口座振替キャンペーン実施要綱

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

○大阪府建設業法施行細則

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

<4D F736F F D20905F8CCB8E738FF289BB91858E7793B197768D6A D6A82CC82DD816A2E646F6378>

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

市町村子ども・子育て支援事業計画における「量の見込み」(平成26年4月時点)に関する調査結果について

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

Transcription:

臨時営業等の取扱要綱 第 1 要綱の目的この要綱は 行事 祭典等 ( 以下 行事等 という ) において臨時又は仮設の施設を設けて 食品衛生法 ( 以下 法 という ) 及び食品の製造販売行商等衛生条例 ( 以下 条例 という ) に基づく営業を行う臨時営業等 ( 臨時営業及びいわゆる露店営業 ) について取扱いを定め これにより監視指導の適正を図り 飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止することを目的とする 第 2 営業許可等の基本方針臨時営業等は 道内において多様な行事等が実施されている現状にかんがみ これら行事等に限って認めることとし 法及び条例に基づく許可等の取扱いを行うことにより提供される食品の安全確保を図るものである 第 3 行事等の主催者の責務行事等の主催者並びに実行委員会等は 講習会の受講などにより積極的に食品衛生に係る知見を得るものとし 食品衛生の確保を図る措置として 使用水の確保 並びに廃棄物及び排水の適切な処理に努めるとともに 必要に応じて手洗設備 洗浄設備 便所等を確保し 併せて 営業者の管理 監督に努めるものとする 第 4 適用の範囲 1 適用する行事等次の行事等について この要綱を適用する ( ア ) 祭典等 ( 神社祭典 夏祭り等慣習的に食品の提供施設を伴う季節性行事 ) ( イ ) 地域行事 ( 商工会等の団体が行う地域住民を対象とした行事 ) ( ウ ) 地域物産展 ( 地域振興に係る食品提供行事 ) ( エ ) 店舗行事 ( 営業者等が行う行事 ) なお 試食 試飲等の食品提供が主たる目的ではない営業形態等の場合にあっては この要綱の対象外とする 2 営業の指定 ( 業種 ) この要綱で指定する業種は 飲食店営業 喫茶店営業 菓子製造業 乳類販売業 魚介類販売業 食肉販売業及び条例に基づく食品販売業とする 第 5 営業の施設基準 1 臨時営業等を行う臨時又は仮設の施設 ( 以下 臨時営業等施設 という ) は 屋内若しくはプレハブ又は防水性のテント等で 天井 側壁 3 面を有するものであって その他の場所と区画されていること 2 調理 販売の場所には ほこり等を防ぐ措置がとられていること 3 原材料等の種類及び特性に応じて 衛生的に保管できる設備を設けること 4 冷蔵等が必要な食品を取り扱う場合には 取扱量に応じた容量と性能の冷蔵設備等 ( 氷 保冷剤又はドライアイスによるものを含む ) を設けること また 冷蔵設備等には温度計を設置し 温度管理を行うよう努めること 5 器具類を衛生的に保管又は収納する設備を設けること 6 器具類の洗浄に便利な洗浄設備及び手洗設備を設けること 7 使用水を貯水する場合は 十分な容量のある水槽又はタンクを設けること

8 臨時営業等施設内で調理機器 ( 氷のみが接触する機器及び加熱調理機器を除く ) を使用する場合や調理等に多量の水を使用する場合にあっては 配管により飲用に適する水を供給できる流水受槽式の洗浄設備を設けること なお 配管は硬質ゴムや合成樹脂等を用いて差し支えないこと 9 その後の工程で十分に加熱されない食品を手指等で直接触れる加工調理工程がある場合 ( 第 6. 1.10 により 手袋の着用を規定 ) にあっては 配管により飲用に適する水が供給される専用の流水受槽式手洗設備を設けること なお 配管は硬質ゴムや合成樹脂等を用いて差し支えないこと 10 排水設備を設けること 11 汚液の漏れない構造で かつ 十分な容量の廃棄物容器を備えること 第 6 衛生管理基準 1 食品の取扱い (1) 食品は許可施設内で衛生的に取り扱うこと (2) 臨時営業等施設では 簡易な調理に限って行うこと なお 原材料等の下処理を行う場合は 該当する許可営業施設等 ( 臨時 自動車営業を除く ) で行うこと (3) 生ずし さしみ類及び海鮮丼 ( 以下 生食用食品 という ) は調理 細切等しないこと ただし 別に定める 臨時営業における生食用食品の取扱規程 に基づく場合は これを認めるものとする (4) 製造に許可が必要な食品を原材料等として使用する場合は 該当する許可営業施設で製造されたものを使用すること (5) 保存基準又は保存方法が定められている原材料等は 使用又は販売するまでの間 適切な温度管理を行うこと (6) 販売する魚介類 食肉は 臨時営業等施設内で細切 切り売りしないこと (7) 魚介類 食肉の販売に当たっては 汚染防止措置がとられていること なお 細切等された魚介類 食肉の販売は 包装されたものに限ること (8) 販売する加工食品類は できるだけ包装されたものを取り扱うこと (9) 獣畜枝肉の丸焼き等 安全上の理由により臨時営業等施設内での調理が明らかに困難な食品は 食品の微生物による汚染や異物の混入等に細心の注意を払った上で 施設近隣で必要最小限の調理を行うこと なお 悪天候の場合等 食品の汚染が懸念される場合は 当該食品の提供を行わないこと (10) 手指等で直接食品に触れる行為がある場合にあっては 衛生的な使い捨て手袋を着用すること (11) 調理等は 下処理工程を含め 原則 提供当日に行うこと (12) 施設への食材の搬入の際は 衛生的な保管容器で 適切な温度と時間の管理を行うこと (13) 提供食品は作り置きせず 調理後 30 分以内に販売するよう努めること なお 作り置きせざるを得ない場合は適切な温度管理を行うこと (14) 食品の調理 盛り付け等は すべて従事者が行うこと 2 施設及びその周辺は 清掃を行い 衛生的に保つこと 3 使用水は飲用に適する水であること 4 手洗設備には 石けん 消毒液等を備え 常に使用できるようにしておくこと 5 食肉 魚介類 卵などの原材料を取り扱った際は 十分な手洗いを行うこと 6 食器類は衛生的に保ち 努めて一回限りの使用とすること 7 排水及び廃棄物の処理は適正に行い 廃棄物容器は 汚液及び汚臭が漏れないようにすること

8 施設に食品の取扱いを衛生的に管理させるための責任者 ( 食品衛生責任者 ) をおくこと (5 年の営業許可 ( 食品販売業を除く ) に限る ) また 飲食店営業 喫茶店営業及び菓子製造業の責任者は 法施行細則第 17 条の3の規定に該当する者であること 9 従事者は健康に注意し 衛生的な服装で作業に従事すること 第 7 許可等の取扱い 1 営業の許可及び登録 ( 以下 営業許可等 という ) に係る申請書は 営業地を管轄する保健所長又は支所長に提出すること 2 申請書は 法施行細則に定める別記様式第 10 号 条例施行規則に定める別記第 1 号様式によることとし 併せて 5 年の営業許可等を受ける者にあっては 別紙様式による当該保健所管内で行う営業の計画書 ( 以下 営業計画書 という ) を添付すること また 許可営業施設等で原材料等の下処理を行う場合にあっては その施設の概要がわかる資料を添付すること 3 営業計画書に記載した営業の計画に変更が生じた場合には 速やかに変更後の営業計画書を営業地を管轄する保健所長又は支所長に提出すること 4 食品衛生責任者をおく場合は 法施行細則に定める別記様式第 9 号の2の食品衛生責任者 ( 変更 ) 届を保健所長又は支所長に提出すること 5 営業計画書 ( 写し ) は 営業時に営業許可証又は登録票と合わせて掲示又は携帯すること 6 営業許可等の申請手数料は 北海道保健福祉部手数料条例 ( 第 2 条関係 ) に掲げる当該営業の手数料額又は条例に定める手数料額とする ただし 同一の場所で7 日以内の営業を行う者で営業許可申請手数料減免申請書を提出した者にあっては 知事が別に定める手数料額とする 7 飲食店営業 喫茶店営業及び菓子製造業における1 営業許可あたりの提供品目数は 1~2 品目程度とすること なお 使用する設備及び調理工程が同一の食品は 同一品目として差し支えない 8 営業許可等の有効期間について有効期間は5 年とする ただし 営業者から期間を定めた申請があった場合にはその期間とする また 同一場所 ( 同一敷地内 隣接する場所など同一場所とみなされる場所を含む ) で営業できる期間の上限は 年間 30 日とする なお 同一場所で繰り返し営業を行う場合は 直近に営業した期間と同期間以上の間隔をあけた後に 次回の営業を行うこと (1) 短期日の営業許可等として取扱いされる者同一の場所で7 日以内の営業を行う者 (2) 5 年の営業許可等として取扱いされる者年に数回以上出店する計画のある者及び翌年も同様に出店する計画のある者 9 営業許可等の有効範囲について許可権者等の効力の及ぶ範囲 ( 保健所行政区域内 ) とする 10 行事延期等における営業許可の取扱いについて予定されていた行事等が悪天候などの不慮の事態で延期となった場合にあっては 許可期限の 2 週間以内であれば 保健所に申し出ることにより 延期された日に出店することができるものとする また 予定されていた行事等が悪天候などの不慮の事態で開催場所が変更となった場合にあっては 近隣であれば保健所に申し出ることにより 変更された場所に出店することができるもの

とする ただし いずれの場合においても営業日数の延長は認めないこととする 11 許可単位について原則として 1つのテントを1つの出店施設 (1 営業許可の範囲 ) とすること また 1つのテント内で2つ以上の区画がなされている場合は 1つの区画を1つの出店施設とすること ただし 同一の営業者が複数のテントを連結した施設で同一の品目を提供 販売し かつ 一括して衛生管理を行うことが可能と認められる場合は この限りではない 第 8 申請書 営業計画書 営業許可証及び登録票の記載 1 申請書 (1) 営業者地域の行事等において 個人や団体 事業所 固定店舗の営業者などがテント等で臨時営業を行う場合については 行事主催者等からの聞き取りなどにより 実際に営業を行う者が営業者となること (2) 営業所所在地営業許可等を受ける者のうち 第 7の8(2) に該当する者にあっては ( 保健所名 ) 保健所管内一円と記載し 第 7の8(1) に該当する者にあっては 営業を行う場所を記載すること (3) 営業の種類当該業種名と臨時営業である旨及び取扱い品目を記載すること (4) 営業期間短期日の営業を行う者にあっては 営業期間 ( 平成 年 月 日から平成 年 月 日まで 日間 ) を記載すること 2 営業計画書行事 祭典等の名称 営業の場所 提供品目及び営業予定時期に係る年間の計画を記入すること 3 営業許可証及び登録票 (1) 許可等の有効期間 5 年の営業期間とする者については通例の記入によるが 短期日の営業を行う者の許可等については 申請書の記載した内容と同様の期間を記入すること (2) 営業の場所申請書の営業所所在地に記載した内容と同様に記入すること (3) 取扱い品目許可証及び登録票中の2の 営業の場所 の下に 3として申請書に記載した取扱い品目を記入すること (4) 臨時営業許可証及び登録票中の業種番号の後に臨時営業と記入すること 附則 1 この要綱は 昭和 55 年 8 月 1 日から施行する 2 この要綱の施行により 昭和 30 年 12 月 26 日 30 環第 6487 号北海道衛生部長通知 いわゆる 露店飲食店営業者 に対する措置について の 露店飲食店営業取扱要領 については廃止する 3 この要綱の施行期日以前に許可を受けた者にあっては その有効期間満了の日までは 従前の例

によるものとする 附則この要綱は 平成 6 年 7 月 5 日から施行する 附則この要綱は 平成 7 年 11 月 24 日から施行する 附則この要綱は 平成 10 年 2 月 21 日から施行する 附則 1 この要綱は 平成 10 年 4 月 1 日から施行する 2 この要綱の施行期日以前に許可又は登録を受けた者にあっては 改正後の要綱第 7の4の営業計画書の掲示又は携帯に関する規定にかかわらず その営業の有効期間満了の日までは なお従前の例によることができる 附則この要綱は 平成 12 年 4 月 1 日から施行する 附則 1 この要綱は 平成 28 年 4 月 1 日から施行する 2 この要綱の施行後 平成 29 年 3 月 31 日までに許可又は登録を受けた者にあっては その営業の有効期間満了の日までは なお従前の例によることができる

臨時営業における生食用食品の取扱規程 第 1 目的 臨時営業等の取扱要綱 ( 昭和 55 年 7 月 31 日付け食品第 731 号衛生部長通知 以下 要綱 という ) 中 第 6の1の (3) のただし書きに基づき 臨時営業における生食用食品の取扱規程 を定め 臨時営業で提供される生食用食品の安全確保を図るものとする 第 2 営業の種類食品衛生法に基づく飲食店営業とする 第 3 営業の施設基準臨時営業で生食用食品を提供する営業の施設基準は次のとおりとする 1 建物の構造施設は屋内若しくはプレハブ 強化プラスチック等で ほこり ねずみ及びこん虫等を防ぐことができること 2 調理場の構造 (1) 床は平滑で清掃しやすく 木等で造られていること (2) 壁は平滑で清掃しやすく 木製合板等で造られていること (3) 天井は平滑で清掃しやすいこと (4) 通風の良い構造とし 火気を用いる場合には 機械による換気装置を付けること 3 食品の取扱設備等 (1) 原材料等の種類及び特性に応じて衛生的に保管できる設備を設けること (2) 器具類を衛生的に保管又は収納する設備を設けること (3) 流水受槽式の洗浄及び手洗設備を設けること (4) 調理台は 調理量に応じたものを備えること 4 使用水配管により飲用に適する水を供給できる設備を設けること 配管は硬質ゴムや合成樹脂等を用いて差し支えないこと 5 廃棄物の処理汚液の漏れない構造で かつ 十分な容量の廃棄物容器を備えること 第 4 衛生管理基準要綱第 6の規定によるほか 次のとおり衛生管理を行うこととする 1 食品の取扱い (1) 臨時営業施設では あらかじめ許可施設で調理 加工された原材料を使用し 細切 盛付けなどの簡易な調理に限って行うこと (2) 生食用食品を調理し 提供した場合には 72 時間以上検食を保存すること 2 食器類は一回限りの使用とすること 3 排水の処理は 適正に行うこと 4 施設に食品の取扱いを衛生的に管理させるための責任者 ( 食品衛生責任者 ) をおくこと 5 調理等が衛生的に行われるよう従事者の衛生教育に努めること 第 5 その他本規程に定めのない事項については 臨時営業等の取扱要綱 の規定を準用する