「中小企業の景況感に関する調査」集計結果

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Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

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目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

生活衛生関係営業の景気動向等調査 平成17年7~9月期

< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

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熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

新規文書1

景気見通し調査 ( 平成 25 年 3 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 25 年 3 月 13 日 (

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平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

平成10年7月8日

平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

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第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

第 60 回法人企業景気予測調査 ( 平成 31 年 1-3 月期調査 ) 福島県の概要 平成 31 年 3 月 12 日財務省東北財務局福島財務事務所 調査要領 1. 調査の目的と根拠我が国経済活動の主要部分を占める企業活動を把握することにより 経済の現状及び今後の見通しに関する基礎資料を得ること

社団法人日本生産技能労務協会

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< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

景気動向調査平成 3 年 1~12 月期実績 平成 31 年 1~3 月期予想 概況 業況 DI は改善 来期は悪化するもプラスを維持する見込み 今期の全業種総合業況判断 DIは 前期比 2.5 ポイント上昇の 9. と改善した 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14. 非製造業は同 2.9

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ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

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1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

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Ⅲ.2019 年 10 月の消費増税に伴う資金需要について 2019 年 10 月の消費増税に伴う資金需要については 増加する が 2 割台半ば (26. 4%) 資金需要の中身は 消費増税後の需要減退 ( 売上減少 ) への備え 消費税の納税資金の増加 がともに半数超 (50.6%) で最多 消費

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平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

平成29年度     地域経済動向調査      調査報告書

12大都市の経済動向

~ 売上額減少に伴い 収益も低下 ~ 収益面では 売上額判断 D.I. が 6.3( 前回 7.8) と 1.5 ポイント低下 収益判断 D.I. は 1.9( 前回 1.6) と 3.5 ポイント低下する結果となりました 来期の予想収益判断 D.I. は 27.8 と大幅な低下の見通しとなっていま

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

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調査について 216.1~3 月期 調査方法について 伊勢崎商工会議所とアイオー信用金庫が共同し 伊勢崎市及び佐波郡玉村町内の企業 386 社にご協力いただき 面談または聴取りによる調査の回答を集計したものです 製造業 卸売業 小売業 建設業 サービス業のつの業種について3か月ごとに景気の動きを調査

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

<4D F736F F D2091E593638BE65F92868FAC8AE98BC68C698BB592B28DB85F95F18D908F BD90AC E348C8E C8E8AFA816A2E646F63>

中小企業の動向

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リオおよび東京五輪に対する埼玉県内企業の意識調査

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I. 調査結果概況 景気判断 DI( 現状判断 ) は小幅に上昇し最高値を更新 仕入原価高止まりも客単価が上昇 10 月スーパーマーケット中核店舗における景気判断 49.1 と小幅に上昇し 2010 年 4 月の調査開始以降最高値を記録した 経営動向調査によると売上高 DI が 1.1 とはじめてプ

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

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12大都市の経済動向

我が国中小企業の課題と対応策

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 金 25, 2, 15, 12, 営業利益率 経常利益率 額 15, 9, 当期純利益率 6. 1, 6, 4. 5, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 8 社 214 年度 215 年度前年度差 ( 単位 : 億円 ) 前年

通期 連結の売上高 営業利益 経常利益としては 過去最高 のれん及び固定資産に係る減損損失を特別損失として 517 億円計上 当期純利益が 3 月 30 日付での予想数値より増加したのは 予想数値公表時の見込み額と比べ 最終決算数値により確定した減損損失額が 53 億円 減少したことによる 事業環境

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第2部

目次 平成 25 年 3 月期決算概要 1 業績概要 4 2 平成 25 年 3 月期の課題と取組み 5 3 経営成績 6 4 業績推移 7 5 売上高四半期推移 8 6 事業別業績推移 ( ソフトウェア開発事業 ) 9 7 事業別業績推移 ( 入力データ作成事業 ) 10 8 業種別売上比率 (

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

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6 月調査 (5 月実績 ) 結果概況 景気判断 DI は現状 見通し共に小幅に下降も 50 を上回る高水準を維持 5 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.3 の 54.8 見通し判断前月から-0.9 の 51.0 となり 共に小幅な下降となったが 引き続き

平成22年7月30日

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四半期事業セグメント 事業セグメント ( 四半期累計 ) ( 百万円 ) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 2,866 5,897 8,705 11,352 3,019 6,323 9,245 12,311 前期比 -72.9% 6.8% 8.0% 7.

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5 0-5 -10-15 -20 5.6 0-5 -10-15 3.5 業況 の推移 ( 前年同期比 ) 0.7 東商けいきょう集計結果 2018 年 10~12 月期 ( 中小企業の景況感に関する調査 ) 7.3 5.5 東京の景況は緩やかに持ち直し 先行きは足踏みの 10.3 業況 の推移 ( 前年同期比 ) 13.6 前年同期 前回 業況 〇は 12.9 ポイント改善の 5.1 となり オリンピック需要のため これまでゼネコンが受注していた工事が中小企業に回ってきている との声が聞かれた一方で 人手不足による受注機会損失を指摘する声も多く聞かれた 〇は 3.6 ポイント悪化の となり 人件費 原材料費 運送費等のコスト上昇を指摘する声や ネット通販の台頭で売上減少 との声が聞かれた 売上 〇は 8.0 ポイント改善の 9.2 となり オリンピック需要により エレベータ部品の受注が増加 生産設備の自動化や IoT 関連の設備投資が旺盛 との声が聞かれた 企業の声 〇 IoT 関連の設備投資の好調が続いている ( : 光学硝子加工品 ) 〇今春は公共工事の落札ができず厳しい状況が続いていたが 夏以降 当社にも仕事が回るようになってきた ( : とび 土木工事 ) EC サイトに力を入れており 今後は海外への販路拡大も期待している ( : 中古カメラ ) 7.2 6.9 7.5 0.6 5.1 1.3 前期比 業況 ( 前年同期比 ) 5.1 (+2.4) 売上 ( 前年同期比 ) 1.4 (+4.4) 採算 ( 今期水準 ) 19.6 (+4.6) 資金繰り ( 前年同期比 ) 6.8 ( ー 2.1) 2018 年 12 月 11 日中小企業部 業況 業種別 前期比 13.3 (+0.1) 5.1 (+12.9) ( ー 3.6) 15.2 (+3.9) 2.8 (+2.5) 付帯調査 : 中長期 (2021 年 ~2025 年 ) のについて P.14-15 〇中長期 (2021 年 ~2025 年 ) に 図 1 経営環境に大きく影響を与える要素 ( 複数回答 )<n=780> おいて経営環境に大きく影響を与える 上位 3 項目のみ抜粋要素として 国内需要の動向 が 59.1% と最も高く 次いで 人口減少 人手不足の動向 が43.8% となった 〇今後注力していきたい項目として 人材採用 人材育成 が49.9% と最も高く 特に人手不足が顕著であるでは 国内需要の動向人口減少 人手不足の動向個人消費の動向 59.1% 43.8% 42.2% 8 割近くの企業が 人材採用 人材育成 を挙げるなど 熟練工の高齢化に伴う次世代の人材育成を主眼に乗り越えようとする姿勢が窺える % 2% 4% 6% 8% 〇直近 1 年間と比較した中長期の業況について 良くなると思う どちらかと言 うと良くなると思う と回答した企業は32.1% 悪くなると思う どちらかと言 うと悪くなると思う と回答した企業は39.0% となった 調査要領 調査期間 :2018 年 11 月 5 日 ~11 月 15 日 調査対象 : 東京 23 区内の中小企業 2,575 社 調査項目 : 業況 売上 採算 ( 経常利益 ) 資金繰り 民間金融機関の貸出姿勢 調査方法 :WEB FAX および経営指導員による聴き取り 回答数 :780 社 ( 回答率 30.3%) < 業種構成 > 174 社 ( 22.3%) 97 社 ( 12.4%) 133 社 ( 17.1%) 92 社 (11.8%) 284 社 (36.4%) < 資本金規模構成 >1000 万円以下 ( 個人事業主含む )455 社 (58.3%) 1000 万円超 325 社 (41.7%) 本集計結果における 値とは 好転 良い 増加 好調 黒字 緩和 緩い と回答した企業の割合 - 悪化 悪い 減少 不調 赤字 厳しい と回答した企業の割合 全ての質問について 割合は四捨五入を行っているため 必ずしも合計が 10% にならない 本調査結果の集計にあたっては 独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施している 中小企業景況調査 の調査結果を一部活用している

2009 2010.1-3 2011.1-3 2012.1-3 2013.1-3 2014.1-3 2015.1-3 2016.1-3 2017.1-3 2018.1-3 1. 業況 業況 ( 前年同期比 ) は前期 (7~9 月期 ) と比べ 2.4 ポイント改善の 5.1 となった 業種別でみると は 12.9 ポイント改善の 5.1 となり オリンピック需要のため これまでゼネコンが受注していた工事が中小企業に回ってきている との声が聞かれた一方で 人手不足による受注機会損失を指摘する声も多く聞かれた は 3.9 ポイント改善の 15.2 となり ネット通販が好調 外国人観光客向けの売上増加 との声が聞かれた 一方で は 3.6 ポイント悪化の となり 人件費 原材料費 運送費等のコスト上昇を指摘する声や ネット通販の台頭で売上減少 との声が聞かれた 来期の ( 前年同期比 ) は3.8 ポイント改善の 1.3 を見込み 従業員の高齢化やコスト上昇による利益ひっ迫等の課題があり 先行きが不安 との声が聞かれた 企業の声 今春は公共工事の落札ができず厳しい状況が続いていたが 夏以降 当社にも仕事が回るようになってきた ( : とび 土木工事 ) EC サイトに力を入れており 今後は海外への販路拡大も期待している ( : 中古カメラ ) 人件費が徐々に増加し経営を圧迫しているほか ネット通販の台頭で売上が減少している ( : 自動車補修部品 ) 0-10 業況 の推移 ( ) 5.1 1.3 7.2 5.1-20 -30-40 51.6-50 52.5-60 前年同期 今期 1

1 今期の業況 ( 前年同期比 ) 2 来期の業況の ( 前年同期比 ) 20.4(19.3) 54.1(53.9) 25.5(26.8) 5.1 <2.4> 17.8(20.4) 63.1(54.1) 19.1(25.5) <1 との差 > 1.3 <3.8> 17.2(18.3) 52.3(5) 30.5(31.7) 13.3 <0.1> 13.8(17.2) 62.1(52.3) 24.1(30.5) 10.3 <3.0> 23.7(18.4) 57.7(55.3) 18.6(26.2) 5.1 <12.9> 18.6(23.7) 63.9(57.7) 1.1 17.5(18.6) < 4.0> 26.3(26.1) 47.4(51.4) 26.3(22.5) < 3.6> 24.1(26.3) 58.6(47.4) 17.3(26.3) 6.8 <6.8> 18.5(15.7) 47.8(49.4) 33.7(34.8) 15.2 <3.9> 18.5(18.5) 59.8(47.8) 21.7(33.7) 3.2 <12.0> 19.0(18.0) 59.2(58.7) 21.8(23.3) 2.8 <2.5> 好転不変悪化 0.4 16.9(19.0) 66.5(59.2) 16.5(21.8) <3.2> 好転不変悪化 3 今期の業況 ( 水準 ) 4 来期の業況の ( 水準 ) <3 との差 > 19.2(17.5) 54.4(53.8) 26.4(28.7) 7.2 <4.0> 17.8(19.2) 59.2(54.4) 22.9(26.4) 5.1 <2.1> 19.0(18.8) 53.4(47.8) 27.6(33.3) 8.6 <5.9> 15.5(19.0) 58.0(53.4) 26.4(27.6) 10.9 < 2.3> 27.8(18.4) 53.6(58.3) 18.6(23.3) 9.2 <14.1> 24.7(27.8) 58.8(53.6) 8.2 16.5(18.6) < 1.0> 22.6(21.7) 48.1(52.2) 29.3(26.1) 6.7 < 2.3> 21.1(22.6) 54.1(48.1) 24.8(29.3) 3.7 <3.0> 18.5(14.6) 46.7(44.9) 34.8(40.4) 16.3 <9.5> 18.5(18.5) 53.3(46.7) 28.3(34.8) 9.8 <6.5> 15.1(15.2) 60.6(59.7) 24.3(25.1) 9.2 <0.7> 15.1(15.1) 64.4(60.6) 20.4(24.3) 5.3 <3.9> 良いふつう悪い 良いふつう悪い 2

2009 2010.1-3 2011.1-3 2012.1-3 2013.1-3 2014.1-3 2015.1-3 2016.1-3 2017.1-3 2018.1-3 2. 売上 売上 ( 前年同期比 ) は前期 (7~9 月期 ) と比べ 4.4 ポイント改善の 1.4 となった 業種別では は 8.0 ポイント改善の 9.2 となり オリンピック需要により エレベータ部品の受注が増加 生産設備の自動化や IoT 関連の設備投資が旺盛 との声が聞かれた は 5.7 ポイント悪化の 6.7 となったものの 増加 から 不変 への変化が主因であり 7-9 月期の好調を受け 引き続き オリンピック需要により 照明器具の売上が増加 インバウンド需要によりホテル向けの厨房関連商品の受注が好調 との声が聞かれた 来期の ( 前年同期比 ) は 4.8 ポイント改善の 3.4 を見込む 企業の声 人手不足のため営業に重点を置くことができず 受注に結びつけることができない ( : 鋼材 ) IoT 関連の設備投資の好調が続いている ( : 光学硝子加工品 ) 〇運送費 原油価格上昇による値上げが落ち着き 来年からのオリンピック需要に期待できる ( : 包装用品 ) 10 売上 の推移 ( ) 0-10 1.4 2.9 3.4 2.7-20 -30-40 -50 53.3-60 53.6 前年同期 今期 3

1 今期の売上 ( 前年同期比 ) 2 来期の売上の ( 前年同期比 ) 27.8(27.0) 42.9(40.2) 29.2(32.8) 1.4 <4.4> 24.6(27.8) 54.2(42.9) 21.2(29.2) <1 との差 > 3.4 <4.8> 25.9(22.0) 39.1(38.7) 35.1(39.2) 9.2 <8.0> 21.3(25.9) 54.6(39.1) 24.1(35.1) 2.8 <6.4> 29.9(25.2) 44.3(39.8) 25.8(35.0) 4.1 <13.9> 26.8(29.9) 51.5(44.3) 21.6(25.8) 5.2 <1.1> 35.3(39.9) 36.1(32.6) 28.6(27.5) 6.7 < 5.7> 33.8(35.3) 45.9(36.1) 20.3(28.6) 13.5 <6.8> 19.6(16.9) 43.5(40.4) 37.0(42.7) 17.4 <8.4> 18.5(19.6) 60.9(43.5) 20.7(37.0) 2.2 <15.2> 27.5(27.9) 47.9(44.9) 24.6(27.2) 2.9 <2.2> 23.6(27.5) 56.7(47.9) 19.7(24.6) 3.9 <1.0> 増加不変減少 増加不変減少 3 今期の売上 ( 水準 ) 4 来期の売上の ( 水準 ) <3 との差 > 23.1(18.6) 50.9(51.9) 26.0(29.4) 2.9 <7.9> 18.7(23.1) 59.9(50.9) 21.4(26.0) 2.7 <0.2> 20.1(19.9) 52.9(46.2) 27.0(33.9) 6.9 <7.1> 14.4(20.1) 60.3(52.9) 25.3(27.0) 10.9 < 4.0> 34.0(16.5) 51.5(56.3) 14.4(27.2) 19.6 <30.3> 22.7(34.0) 61.9(51.5) 7.2 15.5(14.4) < 12.4> 28.6(25.4) 42.9(45.7) 28.6(29.0) <3.6> 24.8(28.6) 53.4(42.9) 21.8(28.6) 3.0 <3.0> 18.5(13.5) 42.4(43.8) 39.1(42.7) 20.6 <8.6> 15.2(18.5) 55.4(42.4) 29.3(39.1) 14.1 <6.5> 20.1(17.0) 56.0(59.7) 23.9(23.3) 3.8 <2.5> 18.3(20.1) 63.4(56.0) 18.3(23.9) <3.8> 好調ふつう不調 好調ふつう不調 4

2009 2010.1-3 2011.1-3 2012.1-3 2013.1-3 2014.1-3 2015.1-3 2016.1-3 2017.1-3 2018.1-3 3. 採算 ( 経常利益 ) 採算 ( 今期水準 黒字 と回答した企業 - 赤字 と回答した企業の割合 ) は 4.6 ポイント改善の 19.6 となった 業種別でみると は 8.3 ポイント改善の 17.9 となった 人件費や運送費等の上昇を指摘する声が多く聞かれた一方 主要取引先に対する値上げ交渉が成立し 販売単価が改善した との声も聞かれ 一部企業ではコスト上昇を背景とした価格転嫁を実施する動きがみられる は 11.9 ポイント改善の 37.1 となり オリンピック需要に伴う売上増加が採算改善に寄与した一方で 職人不足による人件費上昇の影響を懸念する声も聞かれた 来期の ( 来期水準 ) は 2.7 ポイント改善の 22.3 を見込む 企業の声 5~6 年前よりネット通販の売上が増加しており 利益率の低い BtoB を縮小させつつ更なる増収増益を目指す ( : 刺繍グッズ ) 人件費や運送費等の経費増加により あまり利益が望めない ( : 和菓子 ) オリンピック需要による活況が続いている ( : 電気工事 ) 補助金等を活用した設備投資に関する引き合いが多く 受注も安定している ( : クリーンルーム ) 30 採算 の推移 ( ) 20 10 19.6 22.3 0-10 -20-30 18.5 10.6 5.6-40 -50-60 49.6 前年同期 今期 5

1 今期の採算 ( 前年同期比 ) 2 来期の採算の ( 前年同期比 ) <1 との差 > 17.9(16.9) 53.6(53.7) 28.5(29.4) 10.6 <1.9> 16.5(17.9) 61.4(53.6) 22.1(28.5) 5.6 <5.0> 14.4(19.4) 52.3(43.5) 33.3(37.1) 18.9 < 1.2> 15.5(14.4) 60.3(52.3) 24.1(33.3) 8.6 <10.3> 20.6(14.6) 58.8(57.3) 20.6(28.2) <13.6> 17.5(20.6) 61.9(58.8) 20.6(20.6) 3.1 < 3.1> 23.3(17.4) 51.1(53.6) 25.6(29.0) 2.3 <9.3> 18.8(23.3) 58.6(51.1) 22.6(25.6) 3.8 < 1.5> 18.5(14.6) 45.7(57.3) 35.9(28.1) 17.4 < 3.9> 13.0(18.5) 63.0(45.7) 23.9(35.9) 10.9 <6.5> 16.5(16.6) 56.3(58.0) 27.1(25.4) 10.6 < 1.8> 16.9(16.5) 62.7(56.3) 20.4(27.1) 3.5 <7.1> 好転不変悪化 好転不変悪化 3 今期の採算 ( 水準 ) 4 来期の採算の ( 水準 ) 35.4(33.3) 48.8(48.4) 15.8(18.3) 19.6 <4.6> 36.0(35.4) 50.3(48.8) 13.7(15.8) <3 との差 > 22.3 <2.7> 35.1(33.3) 47.7(43.0) 17.2(23.7) 17.9 <8.3> 32.2(35.1) 53.4(47.7) 17.8 14.4(17.2) < 0.1> 47.4(39.8) 42.3(45.6) 10.3(14.6) 37.1 <11.9> 53.6(47.4) 39.2(42.3) 7.2(10.3) 46.4 <9.3> 38.3(34.8) 48.1(48.6) 13.5(16.7) 24.8 <6.7> 39.8(38.3) 45.9(48.1) 14.3(13.5) 25.5 <0.7> 20.7(19.1) 55.4(57.3) 23.9(23.6) 3.2 <1.3> 21.7(20.7) 55.4(55.4) 22.8(23.9) 1.1 <2.1> 34.9(34.6) 5(50.2) 15.1(15.2) 19.8 <0.4> 35.2(34.9) 52.5(5) 12.3(15.1) 22.9 <3.1> 黒字収支トントン赤字 黒字収支トントン赤字 6

2009 2010.1-3 2011.1-3 2012.1-3 2013.1-3 2014.1-3 2015.1-3 2016.1-3 2017.1-3 2018.1-3 4. 資金繰り 資金繰り ( 前年同期比 ) は 2.1 ポイント悪化し 6.8 となった 0 資金繰り の推移 ( ) 2.8-5 6.8-10 -15 9.3 10.7-20 -25-30 29.7-35 33.2-40 前年同期 今期 7

1 今期の資金繰り ( 前年同期比 ) 2 来期の資金繰りの ( 前年同期比 ) <1 との差 > 7.3(10.1) 78.6(75.1) 6.8 14.1(14.8) < 2.1> 8.7(7.3) 79.7(78.6) 11.5(14.1) 2.8 <4.0> 6.3(10.2) 79.9(75.3) 7.5 13.8(14.5) < 3.2> 8.6(6.3) 79.3(79.9) 12.1(13.8) 3.5 <4.0> 11.3(9.7) 81.4(77.7) 7.2(12.6) 4.1 <7.0> 10.3(11.3) 79.4(81.4) 10.3(7.2) < 4.1> 4.5(11.6) 75.9(76.1) 19.5(12.3) 15.0 < 14.3> 9.8(4.5) 77.4(75.9) 12.8(19.5) 3.0 <12.0> 9.8(12.4) 70.7(62.9) 19.6(24.7) 9.8 <2.5> 7.6(9.8) 81.5(70.7) 10.9(19.6) 3.3 <6.5> 7.0(8.8) 80.6(77.4) 12.3(13.8) 5.3 < 0.3> 8.1(7.0) 80.6(80.6) 11.3(12.3) 3.2 <2.1> 好転不変悪化 好転不変悪化 3 今期の資金繰り ( 水準 ) 4 来期の資金繰りの ( 水準 ) 9.2(8.6) 72.3(72.0) 18.5(19.4) 9.3 <1.5> 7.8(9.2) 73.7(72.3) 18.5(18.5) <3 との差 > 10.7 < 1.4> 11.5(11.8) 74.1(69.4) 14.4(18.8) 2.9 <4.1> 8.6(11.5) 74.1(74.1) 8.6 17.2(14.4) < 5.7> 18.6(10.7) 72.2(68.9) 9.3(20.4) 9.3 <19.0> 11.3(18.6) 77.3(72.2) 11.3(9.3) < 9.3> 8.3(8.0) 65.4(71.7) 26.3(20.3) 18.0 < 5.7> 6.8(8.3) 68.4(65.4) 24.8(26.3) 18.0 <> 3.3(10.1) 66.3(62.9) 30.4(27.0) 27.1 < 10.2> 3.3(3.3) 70.7(66.3) 26.1(30.4) 22.8 <4.3> 7.0(5.7) 76.4(77.7) 16.5(16.6) 9.5 <1.4> 緩いふつう厳しい 8.1(7.0) 75.7(76.4) 16.2(16.5) 8.1 <1.4> 緩いふつう厳しい 8

2009 2010.1-3 2011.1-3 2012.1-3 2013.1-3 2014.1-3 2015.1-3 2016.1-3 2017.1-3 2018.1-3 5. 民間金融機関の貸出姿勢 民間金融機関の貸出姿勢 ( 前年同期比 ) は 2.8 ポイント悪化し 0.5 となった 10 貸出姿勢 の推移 ( ) 5 0-5 2.3 1.5 0.9 0.5-10 -15-20 -25 19.2 19.8 前年同期 今期 9

1 民間金融機関の貸出姿勢 ( 前年同期比 ) 16.7(18.3) 7.1(8.4) 68.7(67.2) 0.5 7.6(6.1) < 2.8> 9.2(12.9) 6.9(9.7) 75.9(68.3) 1.1 8.0(9.1) < 1.7> 18.6(19.4) 9.3(14.6) 68.0(62.1) 5.2 4.1(3.9) < 5.5> 9.0(9.4) 6.0(5.8) 73.7(76.8) 5.3 11.3(8.0) < 3.1> 27.2(29.2) 5.4(5.6) 59.8(64.0) 7.6(1.1) 2.2 < 6.7> 20.8(22.3) 7.4(7.4) 65.1(64.7) 0.7 6.7(5.7) < 1.0> 借入無緩和不変厳しい 2 民間金融機関の貸出姿勢 ( 今期水準 ) 16.3(18.4) 9.1(9.3) 66.4(64.6) 0.9 8.2(7.8) < 0.6> 9.2(13.4) 10.3(12.4) 72.4(64.0) 8.0(10.2) 2.3 <0.1> 16.5(19.4) 14.4(12.6) 62.9(60.2) 6.2(7.8) 8.2 <3.4> 9.0(9.4) 9.0(5.8) 69.9(74.6) 12.0(10.1) 3.0 <1.3> 27.2(27.0) 5.4(7.9) 59.8(60.7) 7.6(4.5) 2.2 < 5.6> 20.4(23.0) 7.7(8.1) 64.4(62.9) 0.3 7.4(6.0) < 1.8> 借入無緩いふつう厳しい 10

参考 1< 業況 業種別 前年同期比 > 1 1 2 3 4 5 6 2009 2011-03 2009 2011-03 2009 2011-03 10.3 13.3 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 2009 2011-03 5.1 1.1 2 1 1 2 3 4 5 6 7 2009 2011-03 6.8 3.2 1 1 0.4 2 15.2 1 2.8 3 4 2 5 3 6 4 7 5 11

参考 2< 売上 業種別 前年同期比 > 1 1 2 3 4 5 6 7 2009 2011-03 2009 2011-03 2009 2011-03 9.2 2.8 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 2009 2011-03 4.1 5.2 2 1 1 2 3 4 5 6 7 2009 2011-03 6.7 13.5 2.2 2 1 1 3.9 2 17.4 2.9 3 1 4 2 5 3 6 4 7 5 12

参考 3< 採算 業種別 今期水準 > 3 5 46.4 3 25.5 2 1 1 2 3 17.9 17.8 4 3 2 1 1 37.1 2 1 1 2 24.8 4 2 3 5 2009.01-03 2009 2011-03 2009.01-03 2009 2011-03 2009.01-03 2009 2011-03 3 2009.01-03 2009 2011-03 4 2009.01-03 2009 2011-03 1.1 5.0 3.2 1 15.0 2 25.0 3 35.0 4 45.0 3 25.0 22.9 2 19.8 15.0 1 5.0 5.0 1 15.0 2 13

< 参考 4> 付帯調査 : 中長期 (2021 年 ~2025 年 ) のについて 図 1 中長期 (2021 年 ~2025 年 ) において経営環境に大きく影響を与える要素としては 国内需要の動向 が 59.1% と最も高く 次いで 人口減少 人手不足の動向 が 43.8% 個人消費の動向 が 42.2% となった 国内の人口減少に伴う需要減退や人手不足による供給制限を懸念する中小企業が多いことが窺える 図 2 今後注力していきたい項目としては 人材採用 人材育成 が 49.9% と最も高く 特に人手不足が顕著であるでは 8 割近くの企業が 人材採用 人材育成 を挙げるなど 熟練工の高齢化に伴う次世代の人材育成を主眼に乗り越えようとする姿勢が窺える 次いで注力していきたい項目として挙げられたのは 事業の再構築 再編 が 34.2% 国内における販路拡大 が 33.3% となり オリンピック後の社会の変化に対応した事業の見直しをおこなう ネット通販に注力する との声が聞かれた また 事業承継の準備 実行 は 32.8% となり 多くの中小企業において 中長期の課題として認識している一方で 着手できていないのが実情 との声が聞かれた 図 1 経営環境に大きく影響を与える要素 ( 複数回答 ) <n=780> 図 2 中長期を見据えて注力していきたい項目 ( 複数回答 ) <n=780> 国内需要の動向 59.1% 人口減少 人手不足の動向個人消費の動向 43.8% 42.2% 業界の再編 競争の動向技術革新の動向資源価格の動向ネット通販の動向東京オリンピック等の動向中国 新興国 他地域の景気動向米国 欧州の景気動向インバウンド需要の動向その他無回答 24.4% 20.8% 19.6% 19.0% 18.2% 14.1% 11.3% 9.7% 5.8% 0.3% % 2% 4% 6% 8% 人材採用 人材育成 49.9% 事業の再構築 再編国内における販路拡大事業承継の準備 実行 34.2% 33.3% 32.8% 設備投資働き方改革の推進 IT IoT AIの活用 21.9% 20.8% 18.5% 研究開発海外における販路拡大 12.1% 11.2% その他無回答 4.1% 0.8% % 1% 2% 3% 4% 5% 6% ( 業種別 上位 3 項目 ) <n=174> <n=97> <n=133> <n=92> <n=284> 1. 人材採用 人材育成 (47.7%) 1. 人材採用 人材育成 (79.4%) 1. 国内における販路拡大 (51.1%) 1. 国内における販路拡大 (51.1%) 1. 人材採用 人材育成 (52.1%) 2. 国内における販路拡大 (37.9%) 2. 事業承継の準備 実行 (46.4%) 2. 事業の再構築 再編 (42.1%) 2. 事業の再構築 再編 (28.3%) 2. 事業の再構築 再編 (35.9%) 3. 事業承継の準備 実行 (32.2%) 3. 働き方改革の推進 (36.1%) 人材採用 人材育成 (42.1%) 3. 人材採用 人材育成 (27.2%) 3. 事業承継の準備 実行 (29.2%) 事業承継の準備 実行 (27.2%) 14

図 3 直近 1 年間の業況と比較した中長期の業況のについて 良くなると思う どちらかと言うと良くなると思う と回答した企業は 32.1% 悪くなると思う どちらかと言うと悪くなると思う と回答した企業は 39.0% となった 一方 業種別でみると では 良くなると思う どちらかと言うと良くなると思う と回答した企業の割合が上回った は 42.1% となり 新分野への進出 新事業の立ち上げにより明るいを持っているとの声が聞かれた また は 35.2% となり 人手不足に伴い IT IoT AI を活用したビジネス展開が見込まれるなど 働き方改革をはじめとする環境の変化を商機として捉える企業が見受けられた 図 3 直近 1 年間の業況と比較した中長期の業況 <n=780> <n=780> <n=174> <n=97> <n=133> <n=92> <n=284> 9.6% 8.0% 6.2% 12.0% 7.6% 11.3% 32.1% 25.8% 22.4% 17.8% 25.8% 19.6% 26.1% 18.5% 35.2% 30.1% 23.9% 29.9% 25.8% 29.0% 34.8% 22.6% 30.6% 29.9% 27.7% 34.5% 23.3% 30.4% 23.9% 11.3% 18.6% 9.8% 12.0% 8.7% 10.2% 良くなると思う 変わらないと思う 悪くなると思う 42.1% 39.0% 44.3% 48.5% 35.3% 39.1% 34.2% どちらかと言うと良くなると思う どちらかと言うと悪くなると思う < 企業の声 > 図 1 経営環境に大きく影響を与える要素〇人口減少が進むと 消費需要の減少や人手不足による供給不足を招くと考えられる ( : 工作機械輸入販売 ) 〇 IT 化が進み 在宅勤務やシェアオフィスが増加すると オフィス需要が減少する可能性がある ( : 不動産賃貸 ) 〇現場の人手不足が生産体制に大きく影響している また プラスチック製品の生産に規制がかかれば 事業再編や事業規模縮小の検討も必要 ( : プラスチック製品 ) 〇個人消費の落ち込みが続き 大量生産によるコストメリットが出にくい ( : ストール ) 図 2 中長期を見据えて注力していきたい項目〇熟練技術者の高齢化が進んでおり 若い人材の育成や働き方改革に注力し 定着率を高める ( : 外壁改修工事 ) 〇顧客層拡大および客単価アップを図るため 人材育成に注力し個人のスキルアップを図る また 第 2 の収益の柱となり得る事業を模索する ( : 美術展示品管理 ) 〇 IT の導入を進め 時代に合う商売をおこなっていきたい ( : 菓子 ) 〇セルフレジ 決済方法など急速に IT 化が進むため店舗運営の効率化を図る ( : 手芸用品 ) 〇今期より海外事業部を立ち上げ 注力できていなかった海外取引を始動 海外での販路拡大が見込まれる ( : 化粧品 ) 〇国内 海外での EC を中心とした販路拡大を目指す ( : 鞄 ) 〇事業承継を検討しなければいけないが 人手不足の問題もあるため話が進まない ( : 障害除去 ) 図 3 直近 1 年間の業況と比較した中長期の業況〇オリンピック関連の工事で先送りにされた商業施設の工事が始動すれば 受注が増加する ( : 店舗用備品 ) 〇新分野への展開が具体的になり 売上 利益増加の展望が見えてくる ( : 食品添加物 ) 〇 IoT AI の活用が進み IT 分野の人材育成ニーズが高まる ( : 研修 ) 15