な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

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岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

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施策1

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

1) すべての子供達に 心のバリアフリー の指導を 2020 年以降順次実施される学習指導要領改訂において 道徳や体育 図工 美術 音楽などにおける障害者理解を図る 心のバリアフリー の指導や教科書等の充実 [ 文部科学省 ] ( 調整中 ) これらの指導がクロスカリキュラム中で自分事として受け止め

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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平成 26 年度若年技能者人材育成支援等事業推進計画書 I 事業の目的 内容 1 目的 若者のものづくり離れ 技能離れが見られる中 若者が進んで技能者を目指す環境 整備を図るため ものづくりマイスター制度 を活用し 技能競技大会の競技課題 等を活用しながら 広く若年技能者への実技指導を行い 効果的な

大会開催気運の醸成 組織委員会と連携し フラッグツアーやカウントダウンイベント 平昌 2018 オリンピック パラリンピック競技大会のライブサイト * などを実施し 更なる気運を醸成 広く開催気運を醸成するため 都内をはじめ 日本各地での事前キャンプ誘致が実現するよう 事前キャンプ候補地の各国へのP

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ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

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104 (3) 全中学校において アクティブスクール を展開 全中学校を アクティブスクール として位置付け 自校の目標 ( 値 ) や取組内容を定めた 体力向上推進計画 を作成し 取組を強力に推進している (4) スーパーアクティブスクール や アクティブライフ研究実践校 による取組中学校 47

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八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

Ⅰ. はじめに 本基準は 公益財団法人東京オリンピック パラリンピック競技大会組織委員会( 以下 組織委員会 といいます ) が管理するオリンピック パラリンピックに関する知的財産のうち 組織委員会が認証した学校の教育事業 ( 以下 認証事業 といいます ) に使用することを認めた 東京 2020

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私学振興のための施策 1,846 億 7,257 万円 ( 4 億 1,743 万円 0.2%) 基幹的補助である経常費補助をはじめ 施設整備補助や 保護者の経済的負担を軽減する事業等を実施 30 年度の主な取組 1 私立学校経常費補助 ( 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 通信制高等

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

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8 月上中旬 ( 約 2 週間 ) 派遣高校生 5 人 引率 1 人 ヒューストン市 ( アメリカ ) 6 月上中旬 ( 約 2 週間 ) 受入中学生 5 人 引率 2 人 モントルー市 ( スイス ) 7 月下旬 ~8 月上旬 ( 約 2 週間 ) 派遣青少年 5 人 引率 1 人 ウ語学講座国際

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

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茨城 2.4% 図 2 在住外国人数の都道府県別割合 (2015 年 6 月現在 ) 福岡 2.7% 静岡 3.5% 兵庫 4.5% その他 27.7% 千葉 5.5% 埼玉 6.2% 東京 20.6% 神奈川 8.1% 愛知 9.4% 大阪 9.5% 法務省 在留外国人統計 図 3 総人口に占める

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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

資料16 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 資料

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越谷市手話言語条例の逐条解説 前文言語は お互いの意思や感情を伝え 理解し合い 知識を蓄え 文化を創造し 継承する上で必要不可欠なものです 日本手話をはじめとする日本の手話 ( 以下 手話 という ) は 手や指の動き 表情を使い視覚的に表現するものであり 音声言語である日本語と同様に一つの言語です

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Transcription:

オリンピック パラリンピック教育を通じた人材育成と 多様性を尊重する共生社会づくりを進めます 5 東京 2020 大会を通じて 友情 連帯 フェアプレーの精神に基づく相互理解などのオリンピズムを広く普及させるとともに グローバル社会の中で活躍できる国際的な人材を育成していくことが重要です また 東京が 真のグローバル都市としてのプレゼンスを確固たるものとし 将来にわたり発展し続けていくためには 多様な文化を受け入れ 東京に暮らす全ての人々が分け隔てなく自己の能力を発揮できる社会をつくりあげていかなくてはなりません このため 大会に向けてオリンピック パラリンピック教育を推進して 国際社会に貢献し 東京 そして日本のさらなる発展の力となる人材を育成するとともに 大会の経験を通して人生の糧となるかけがえのないレガシーを子供たちの心と体に残していきます 世界中から多くの人々が東京に集う東京 2020 大会を契機に 年齢や障害の有無 国籍 文化の違いなどに関わらず あらゆる人々がお互いの人権を尊重しあい ともに力を合わせて生活する共生社会を実現していきます

な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を尊重する意識 態度や国際感覚を醸成します オリンピック パラリンピック教育を都内全ての学校で展開するとともに 日本 人としての誇りや多様な文化を尊重する心 国際感覚を醸成し 国際社会で活躍できる若者を育成します 4テーマと4アクション によるプログラムの提供 英語村( 仮称 ) の開設など学びの場の国際化 2 参加型 活躍型の多文化共生社会実現に向けた取組を推進します 東京 2020 大会を契機に 東京で活躍する外国人へのサポート グローバル都市にふさわしい意識を醸成するための取組を通じて 外国人都民とともに東京の成長を実現する参加型 活躍型社会の更なる進展を目指します 東京へのビジネス展開を考えている外資系企業のビジネスパーソンなどに対し 東京への進出や 生活のスタートをサポート 生活情報や防災情報を多言語で一元的に提供 3 障害のある人もない人も互いに尊重し 支えあう共生社会の実現に向けた取組を推進します ユニバーサルデザイン * の視点に立った福祉のまちづくりや 障害及び障害者への理解促進等の取組を推進し 共生社会の実現を目指します * アクセシビリティ ガイドラインの策定と活用 ICT * を活用したコミュニケーションツールの普及促進など情報バリア 組フリーの推進 44

1 オリンピック パラリンピック教育の推進と多様性を尊重する意識 態度や国際感覚の醸成 [ 1] オリンピック パラリンピック教育の展開 1 全ての子供たちが大会に関わる 3 つの視点 2 3 体験 活動を通じた学習を重視 大会後も見据えた計画的 継続的な展開 2020 年に向けた取組の概要 4 テーマと 4 アクション によるプログラムの提供 4 つのテーマ 4 つのアクション オリンピック パラリンピックの精神 スポーツ ( オリンピック競技 パラリンピック競技 障害者スポーツ ) 学ぶ ( 知る ) 観る オリンピック パラリンピック精神 にオリンピックムーブメントの 3 本柱 ( スポーツ 文化 環境 ) を加えた 4 つのテーマと 4 つのアクションを組み合わせた多様なプログラムを リオデジャネイロ大会後 ~ 東京大会 3 年前 2 年前 ~1 年前 開催年の 3 つのフェーズに分けて展開する アスリートや指導者を学校に招きオリンピック パラリンピック競技を体験する < スポーツ する > 障害者スポーツ大会等をボランティアとして支える < スポーツ 支える > 伝統芸能や食文化に関するイベント等を通じ 地域の外国人や留学生 大使館等との交流を深める < 文化 する > 文化 ( 日本文化 国際理解 交流 ) 環境 する ( 体験 交流 ) 支える 国際理解 交流を促進するための仕組みの導入 国際理解 交流を促進するための仕組みの導入 大会を契機に 世界の国々の多様性と異文化を理解するとともに 日本固有の文化を発信できる力を育てるために 各学校において東京の特性を生かし 多様な国々について学ぶ機会を提供する 45

[ 2] オリンピック パラリンピック教育における 多様性を尊重する意識 態度や国際感覚を醸成する取組の展開 2020 年に向けた取組の概要 異文化理解と国際交流の推進 東京ならではの国際理解教育や姉妹校提携等により 国際交流を促進し 各国の文化や世界の多様性への理解を深める 留学生や地域在住の外国人 大使館等との様々な交流機会を設け 互いの国の文化を理解し尊重する意識と態度を醸成する 教育を通じた障害者への理解促進 パラリンピアンや障害者スポーツ競技団体の指導者等を学校に派遣し 障害者スポーツの体験を通した交流により 障害者への理解を促進する 特別支援学校と 小中学校等の児童 生徒や地域住民との障害者スポーツを通じた交流活動を推進することにより 障害者への理解を促進する ボランティアマインドの醸成 国内の障害者スポーツ大会や地域のスポーツ大会 行事の運営等に生徒がボランティアとして関わる取組を推進し 相手を思いやる態度や共助の心を育て 将来の大会関連ボランティア * の育成につなげる 東京 2020 大会開催時に 子供たちが大会関連ボランティアとして活躍できる機会を設ける 46

使える英語力や国際感覚習得のため学びの場を国際化 少人数 習熟度別指導を展開するなど 個々の能力に合わせた教育を推進し 子供たちの英語力を向上させていく 東京にいながら海外生活や異文化を体験できる 英語村 ( 仮称 ) を開設する グローバル人材育成を推進する都立高校 10 校を 東京グローバル 10 として指定し 外国語教育 生徒の海外研修 国際交流の取組を積極的に推進する 日本人としての自覚と誇りの涵養 日本や東京の文化 歴史を題材とした都独自の英語教材 Welcome to Tokyo を作成し 子供たちが日本文化を英語で発信するための力を育てる 日本や郷土の伝統 文化について理解を深め 発信していく力を身に付けるため 専門家等を招へいし 体験的に学ぶ機会を拡充する 学校での文化交流を通して自国の文化への理解を深めるため JET プログラム * による外国人指導者を活用する 高等教育におけるグローバル人材の育成 首都大学東京における留学プログラムや 都立産業技術高等専門学校における海外体験プログラムなどを実施し 国際社会で活躍できるグローバル人材を育成する 首都大学東京において 外国人留学生を積極的に受け入れ 学生間の交流や文化の相互理解を図ることで 日本人学生の国際感覚の醸成を促進する 47

2 参加型 活躍型の多文化共生社会実現に向けた取組の推進 2020 年に向けた取組の概要 ビジネスパーソンや留学生など 東京で活躍する外国人をサポート 参加型 活躍型の多文化共生社会の実現 東京へのビジネス展開を考えている外資系企業のビジネスパーソンなどに対し 東京における生活 ルールなどを紹介することにより 東京への進出や 生活のスタートをサポートする 東京在住の外国人に対する支援などを通じてグローバル人材を育成する NPO 団体等への支援を拡充する 東京で活躍する外国人をサポート 安心 快適に生活するためのサポート 留学生や東京在住の外国人に起業ノウハウを提供するとともに 外国人雇用や海外進出を目指す企業をサポートする 東京で働く外国人やその家族が安心 快適に生活するためのサポート 生活情報や防災情報を多言語で一元的に提供することにより 安心して生活できる環境を整備する 芸術文化やスポーツイベントなど 企業や大学等との連携により ボランティアや防災活動などに参加できる環境づくりを行う 道路や鉄道などの交通機関や医 グローバル都市にふさわしい意識を醸成するための取組 様々な機関や団体と連携し 外国人を支援 の情報を提供し 快適で充実した生活 療 救急 防災等の生活全般における が送れる環境を整備する 多言語対応を充実させる 48

グローバル都市にふさわしい意識を醸成するための取組 民間団体等と連携し 新たな交流の場を設け 日本人と外国人の交流を深める 文化 風習の違いを紹介するなど 多様な価値観を受入れる意識の醸成を図る 人権尊重の意識を醸成するため 大規模啓発キャンペーンを実施するとともに 啓発拠点を強化し一層の情報発信を行う オリンピック パラリンピックと人権に関するシンポジウムを開催し 東京の人権尊重の取組等を国内外に発信する 様々な機関や団体と連携し 外国人を支援 東京都国際交流委員会を再構築し 情報提供や相談機能を整備するとともに 区市町村等と連携し外国人への生活サポートを推進する 2014 年度外国人支援のための防災訓練 49

3 障害のある人もない人も互いに尊重し 支えあう共生社会の実現に向けた取組の推進 2020 年に向けた取組の概要 ユニバーサルデザインの視点に立った福祉のまちづくりの推進 心のバリアフリー 情報バリアフリーの推進 障害者のスポーツ 文化芸術活動の振興 鉄道駅 道路 建物等のバリアフリー化を推進するとともに 福祉のまちづくり条例等に適合した施設等の整備を行う アクセシビリティ ガイドラインを踏まえたオリンピック パラリンピック競技会場等の整備を進める ユニバーサルデザインの視点に立った福祉のまちづくりの推進 アクセシビリティ ガイドラインの考え方をレガシーとして残すため 全ての人にやさしいユニバーサルデザインの視点にたった福祉のまちづくりの一層の推進につなげていく ( 再掲 :19 頁参照 ) 心のバリアフリー 情報バリアフリーの推進 福祉のまちづくりサポーター * の養成やバリアフリーマップの作成など 区市町村による福祉のまちづくりに関する自主的な取組を支援する 障害者への理解促進のため 特設サイトなど様々な広報媒体等を活用した普及啓発を進める 聴覚障害者や視覚障害者との意思疎通を支援するため 外国の手話も含めた手話のできる都民の育成や IC T を活用したコミュニケーションツールの普及促進を図る 心のバリアフリーの普及啓発に向けた教育を推進する 障害者が利用できる建築物 施設を示す国際シンボルマーク 共生社会の実現 障害者のスポーツ 文化芸術活動の振興 障害者スポーツの振興を図るため 普及啓発や気運醸成に取り組むとともに 障害者スポーツの場の整備や人材育成等を推進する 障害者の文化芸術活動を支援するため 障害者美術展や 障害者アートプログラム を実施する 50