平成 25 年度事業計画 ( ) は前年度当初予算 [Ⅰ] コンベンション推進事業 7,234 千円 (7,194 千円 ) マイス市内で開催される学会や大会 企業の研修 報奨旅行等 MICE の誘致を積極的に行い 地域経済への波及効果の増大と交流人口の増加に伴う都市の魅力向上に努めます 1. コンベンション誘致事業 2,509 千円 (2,509 千円 ) (1) コンベンション開催情報の収集ア JCCB( 日本コングレス コンベンション ビューロー ) 調査の大会開催情報や 過去の誘致活動で得た情報を基に 長岡地域の学術機関や医療機関 企業等を積極的に訪問し 学会や企業研修等の開催情報を収集します イ新潟県 新潟県 MICE 研究協議会 東北地区コンベンション推進協議会 JCCBなど関係機関と連携を密にし MICEの開催情報や主催者情報等の共有を図ります (2) 長岡のコンベンション環境の発信ア IME( 国際ミーティングエキスポ ) 及び東北地区コンベンション推進協議会が主催する首都圏合同誘致セミナーへ出展し 来場者に長岡でMICEを開催する利点を発信します IME: 国土交通省 JCCBが主催する国内唯一のコンベンション見本市イ市内のコンベンション施設情報や開催助成金制度等を掲載したパンフレットの他 ホームページを活用し 長岡のMICE 環境を市内外に発信します また コンベンションカレンダーを作成し 会員に市内で開催されるMICE 情報を提供し ビジネスチャンスの拡大を図ります (3) コンベンションの誘致活動 長岡地域の学術機関や産業界等のMICE 開催に係るキーマンの協力を得て 首都圏の学会事務局等を中心に訪問し 長岡開催を働きかけます 2. コンベンション支援事業 4,725 千円 (4,685 千円 ) (1) コンベンション開催補助金等主催者の経費負担を軽減するためコンベンション開催補助金を交付し コンベンションの成功を側面的に支援します 併せて 新潟県のコンベンション開催補助金の活用も促します また 主催者から好評を得ているアトラクションやエキスカーションに補助金を交付し 心に残る MICEとなるよう支援します (2) 歓迎看板の設置等コンベンション開催時には JR 長岡駅及び高速道路長岡 IC 等に歓迎看板を設置し 参加者を温かく迎えるとともに 市中心部に歓迎ポスターを貼り歓迎気運の醸成を図ります
また 独自デザインのコングレスバッグのほか観光パンフレットを提供し 市内観光や長岡への再訪に繋げます (3) 長岡ならではの開催支援 の開発会員のミーティング プランナーやイベント プランナーと連携し ユニークプログラムの一層の充実を図り 長岡開催の魅力を向上させます (4)MICE 関連会員との勉強会の開催他地域の成功事例などを宿泊 運輸 飲食等の関連会員と共有し 長岡ならではのおもてなし開発と会員のスキルアップを図ります (5) 長岡市の行政視察受入との連携宿泊を伴う行政視察者に 長岡での宿泊を促し経済波及効果の拡大を図ります ( 宿泊を伴う場合に長岡市共通商品券を贈呈 ) また 長岡のMICE 環境や観光情報を提供し MICEの開催や観光誘客の拡大に繋げます
[Ⅱ] 観光振興事業 7,728 千円 (6,865 千円 ) 平成 26 年度新潟デスティネーションキャンペーンの開催決定を受け プレDCにあたる平成 25 年度は 各地域や近隣市町村との広域的な連携のなかで 新たな観光資源の発掘や既存資源の磨き上げを行い 長岡ならでは のおもてなしプラン構築に向けた取組を推進します 越後長岡観光振興委員会の一員として 長岡市及び長岡商工会議所とともに同委員会の事業を推進し 交流人口の拡大を目指します 以下 印は越後長岡観光振興委員会事業として当協会が実施するもの参考 :24 年度観光振興委員会事業費 28,992 千円 25 年度観光振興委員会事業費 28,000 千円 ( 予定 ) 1 観光誘客活動事業 3,679 千円 (3,088 千円 ) (1) 新潟デスティネーションキャンペーンに向けた受入体制の整備 新規 H26 年の4 月から6 月にかけて開催される 新潟 DC のテーマが 食 花 酒 匠 雪 に決定したことに伴い テーマに沿った本市ならではの受入体制整備を関係機関 民間事業者等と一体となって進めます また 北陸新幹線の開業により 北陸 関西 中京方面からの誘客を図るため 現地の旅行エージェントへ積極的なセールス活動を行うとともに 観光関連イベントの開催 本番 DC 向けプランの開発 食やおもてなし共通プランの開発支援などに取り組みます (2) 長岡の地酒 を活用したシティプロモーション事業 新規 対外的な長岡市のイメージアップ戦略として 市内 17の地酒蔵元や販売事業者 飲食店業者と連携し 長岡の地酒 を活用したシティプロモーション事業を推進します 市内飲食店との連携による地酒めぐりや年 1 回の地酒 PR イベントを通じて 長岡の地酒 の魅力を積極的に発信し 県外から誘客を図るための仕掛けを施すことで 越後長岡地酒ファンの創出を目指します (3) まちなか歴史館めぐり の実施 拡充 駅周辺に点在する観光 文化施設等を結び スタンプラリーで巡る まちなか歴史館めぐり を引き続き実施します また 平成 25 年度は事業の魅力アップを図るため まちなか の和菓子店と連携し スタンプラリーの参加者から和菓子めぐりを楽しんでいただくとともに JR 東日本が実施する 駅からハイキング 事業へも参加し 市外 県外からの誘客も目指します 参加施設 : 河井継之助記念館 山本五十六記念館 如是蔵博物館 駒形十吉記念美術館長岡戦災資料館 震災アーカイブセンター きおくみらい (4) タクシー観光 駅から観タクン の運行 助成事業 本番のDCに向けて より使い勝手の良いタクシー観光コースを設定するため 現行コースの見直しを行います また 利用者を増やすため 1 台あたりの長岡市共通商品券の助成額を増額します
(5) 観光周遊バスの運行事業 観光客の市内観光地までの 足 として 長岡駅発着の観光周遊バス てんこもり号 を観光ガイド同乗により運行します また 新たな取り組みとして 季節に合わせた観光周遊コースを設定するとともに 蓬平温泉 発着のバスを運行するなど より観光客に使い勝手の良い二次交通の整備に努めます (6) 映画を活用したシティプロモーション事業 本市に深いかかわりのある二つの映画 ( 聯合艦隊司令長官山本五十六 この空の花 長岡花火物語 ) を活用した観光誘客を推進するため 県外での観光プロモーションを実施します (7) 産業を活用した観光誘致事業 市内の企業を対象に実施した 産業観光に関する調査 結果を踏まえ 受入可能な企業との意見交換会やモニターツアーを実施します (8) フィルムコミッション事業ロケーション撮影に伴う経済効果を創出するため 長岡ロケなび や新潟県 FC 協議会と連携し 積極的な誘致活動を行います 2 広域観光 連携活動事業 466 千円 (466 千円 ) (1) ゆかりの地との交流推進 戦国三賢妻 事業を契機に交流が始まった金沢市と掛川市 天地人ゆかりの地 の米沢市 長岡藩ゆかりの地 の小諸市と会津若松市 これらの市との交流を継続し イベントや双方の観光 P R 活動などを推進します (2) 首都圏等でのPR イベントキャラバンの実施首都圏など大都市圏での情報発信を効果的に行うため 集客施設や百貨店等を活用して イベントを開催します えちご長岡 佐渡広域観光フェア ( 広域連携 ) 全国旅フェアへの参加 PR( 県と連携 ) など (3) 中越地区広域観光連盟 市内観光協会との連携事業中越地区広域観光連盟 ( 長岡市 柏崎市 小千谷市 見附市 出雲崎町 ) の事務局として 各地域との連携を強化し 広域的な観光 PRを推進します また 市内各地域の観光素材を活用し 長岡市として一体的に誘客活動を展開するため 市内観光協会と一層連携し 情報交換会の開催や 新潟県観光商談会への共同企画の提案 参加などを行います
(4) 雪割草の普及 啓発平成 20 年に新潟県の草花に指定された 雪割草 の一大植生地となっている 国営越後丘陵公園 や 雪国植物園 等と連携し 首都圏を中心に新たな観光素材として 越後雪割草 のPR 活動を展開します (5) 観光商談会を通じた誘致活動の展開新潟 DCのテーマに合わせた観光素材を選定し 旅行ツアーに組み込んでもらえるようエージェントへ積極的な働きかけを行います また テーマに応じて市域を越えた連携を図り 旅行商品の造成に向けた取組を進めます (6) 各種団体との連携新潟県観光協会と連携し 首都圏等での観光 PR 活動や長岡ならではの食資源等を活用した誘客活動を図ります また 各地域の観光協会と情報交換を定期的に行い 全市一体となった観光誘客活動に取り組みます 3 観光事業開催 支援事業 2,795 千円 (2,685 千円 ) 長岡まつりをはじめとした四季のまつりは 関係機関と連携しながら実施 支援します また イベントの内容に工夫をこらし 新たな事業展開や誘客拡大に努めます 4 観光宣伝事業 374 千円 (250 千円 ) 本市への旅行の動機づけを行うため 観光パンフレットや観光プロモーション映像を作成し 積極的に情報発信を行います (1) 越後長岡 ブランディングへ向けた観光素材の作成 越後長岡 ブランドを確立するため 統一的なロゴ ポスターなどを作成し 各地で観光 PR 素材として活用します (2) 越後長岡食の魅力のPR 食による観光誘客を図るため 本市のご当地グルメ 洋風カツ丼 をはじめ 魅力的な食資源を積極的にPRします 5 ボランティアガイド支援事業 414 千円 (376 千円 ) ボランティアガイドによる来訪者の案内は観光誘客の上で高い効果が見込めるため その活動を支援するとともにガイドの育成に努めます (1) ガイド技術の向上ガイドの知識や技術の向上を図るため 研修会の開催や先進地視察などを行います (2) 各種団体との連携広域的な観光ガイドに対応するため 市内各地域のボランティアガイド団体と連携を図ります また 山本元帥景仰会と連携し 山本五十六記念館の土休日のガイドを行います
(3) 育成講座の開設来訪者の多様なニーズに応えられる受入体制を整備するため ボランティアガイドの養成講座を開設し 会員の増強を図ります [Ⅲ] 物産振興事業 1,200 千円 (840 千円 ) 県内外で開催されるイベント等で特産品の PR 及び販売を行い 長岡ブランドを浸透させることで長岡ファン ( 応援団 ) の創出を目指します 物産振興事業 1,200 千円 (840 千円 ) (1) 首都圏を中心とした物産活動長岡の観光資源である 食 や 匠 ( 伝統産業 ) などを全国へ向けて発信するため 首都圏を中心とした物産 PR 活動を展開します ブリッジ新潟で えちご長岡物産フェア を開催 ネスパス新潟館 東京都庁全国観光 PRコーナーで物産 PR (2) 地域イベントでの物産活動市民等から長岡銘産品を再認識してもらうため 長岡まつりなど 各地域で開催される まつり や イベント での出店活動を行います (3) リバーサイド千秋内での長岡物産品のPR 販売 新規 リバーサイド千秋 内のコミュニケーションホールに陳列棚を設置し 長岡物産の展示 PRを行います また 同会場において定期的に物産イベントを開催し 長岡の物産をPR 販売します [Ⅳ] 長岡賑い創出事業 - 千円 ( - 千円 ) 長岡市のシティプロモーションや アオーレ長岡 のオープンに伴うまちなかの賑い創出事業を通して 会員にビジネスチャンスを提供できるよう関係機関 団体と連携して取り組みます シティホールプラザ アオーレ長岡 への出店支援 アオーレ長岡 のアリーナ等で開催される大型イベント時にナカドマでの賑いを創出するため 飲食 物産などの出店等を支援します [Ⅴ] 広報宣伝事業 2,100 千円 (1,988 千円 ) 1 季刊誌発行事業 902 千円 (902 千円 ) 季刊誌 越後ながおか を重要な情報発信の一つとして位置づけ 会員や関係者に役立ててもらえるような誌面作りをします また 平成 24 年度に引き続き 各地域の特色やアオーレ長岡の情報を掲載します
2 インターネット発信事業 722 千円 (722 千円 ) リニューアルしたホームページを効果的に活用するため 宿泊やおみやげ品の紹介など タイムリーな情報を掲載するとともに 常に利用者の視点に立った情報の掲載方法を検討します 3 その他の宣伝活動事業 476 千円 (364 千円 ) テレビ ラジオ 雑誌等様々な広告媒体を活用し 観光情報などを積極的にPRします 特に FMながおか では 毎週 1 回長岡の最新情報を発信します また 話題性に富んだ協会カレンダーを作成し会員に配布します [Ⅵ] 観光プラザ等運営事業 10,607 千円 (11,552 千円 ) 1 観光プラザ運営事業 4,643 千円 (4,643 千円 ) (1) アオーレ長岡に市民や行政視察者が多く訪れることなどから 営業時間を午前 9 時から午後 6 時に拡大します (2) 市内の観光パンフレット等を豊富に揃え 来訪者に観光やイベント情報を提供します また テレビモニターを活用し 長岡大花火大会や各地域のお祭り イベントなど四季おりおりの観光情報を発信します 2 長岡駅観光案内所運営事業 5,964 千円 (4,474 千円 ) (1) 公共交通機関を利用して来訪される観光客の玄関口として おもてなしの心で的確な観光情報を提供します また宿泊者への観光案内を充実させるため 営業時間を午前 9 時 15 分から午後 6 時までに変更し 閉店後も案内所前にパンフレットを設置し利便性の向上を図ります (2) 外国人旅行者の利便性を一層高めるため 外国語を話すスタッフを駐在させます 日本政府観光局が定める外国人観光案内所に認定 (H24.10.23) [Ⅶ] お土産販売事業 20,000 千円 (9,025 千円 ) 観光プラザを毎日営業し ( 年末年始を除く ) 会員の特産品やお土産品の販売 PRを行います また 花火関連商品を始め 県外観光客にニーズの高い長岡の地酒や特産物加工品等の販売を拡充します [Ⅷ] 長岡駅陳列運営事業 1,230 千円 (980 千円 ) 陳列スペースの区画見直しと棚の修復 補修を行い 特産品の宣伝効果の向上に努めます
[Ⅸ] 管理費 78,966 千円 (79,568 千円 ) 1 財政基盤の強化 ( 協会会員の勧誘 ) 観光誘客やコンベンション誘致を推進するため 事務局はもとより会員の紹介などにより 組織的に会員増に努めます また 広域観光を推進するために 各地域の企業からも会員になってもらえるよう勧誘活動を行います 2 事業計画立案 事業推進の強化 4つの専門部会 ( ワーキング部会 広報部会 イベント部会及び会員交流部会 ) と企画運営委員会を定期的に開催し 会員の意見をもとに事業を企画立案し 積極的に事業を推進します 3 経営方針の見直し 現行の経営方針は 平成 21 年 12 月に策定し 活動の目標値を平成 25 年度に定めています これまでの活動を評価するとともに 協会事業を一層推進するため次期経営方針を策定します