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1. 応募書類の提出 1) 提出期限 2018 年 6 月 29 日 ( 金曜日 )17:00( 日本時間 ) 必着 2) 提出方法 グローバル賞 岡山地域賞 各部門の募集要項を確認のうえ 応募に必要な資料等を 以下 の応募先に電子メールにて提出してください (A) グローバル賞募集要項 3 4 ペ

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取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

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基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

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日本学術会議 若手アカデミー会議 ( 第 24 期 第 5 回 ) 議事次第 Ⅰ 日時平成 30 年 11 月 22( 木 ) ( 会則第 31 条による委員会における議決方法の特例により メール 審議を行った ) Ⅱ 審議内容 提案 1 下記 2 件の公開ワークショップを若手アカデミー主催として開催して よろしいか伺います (1) 公開ワークショップ 地方における若手科学者を中心とした学術活動の活 性化 -シチズンサイエンスを通じた地方課題解決: 市民と科学者が つながる場 について考える (2) 公開ワークショップ 地方における若手科学者を中心とした学術活動の活性化 - 地域を豊かにする学術 : 新国富を中心に学術の街づくりへの貢献を考える 提案 2 上記 2 件の公開ワークショップの次第等については ( 別紙 ) 案 1 案 2のとおり計画しております 今後 本メール審議での意見交換等を踏まえ 必要な修正を行った上で最終版は代表一任にて確定とし 幹事会へ提案してよろしいか伺います Ⅲ 結果 提案 1 2 について承認された

別紙 ( 案 1) 公開ワークショップ 地方における若手科学者を中心とした学術活動の活性化 -シチズンサイエンスを通じた地方課題解決 : 市民と科学者が つながる場 について考える ( 予定 ) の開催について 1. 主催 : 日本学術会議若手アカデミー 2. 共催 : 九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センター 九州大学分子システム科学センター ( 予定 ) 3. 後援 : 国立研究開発法人科学技術振興機構 ( 予定 ) 福岡市 ( 予定 ) 4. 日時 : 平成 31 年 3 月 2 日 ( 土 )13:00~19:00( 予定 ) 5. 場所 : 福岡市中央区渡辺通 2 丁目 1 番 82 号電気ビル本館地下 2 階中会議室 ( 予定 ) 6. 分科会の開催 : 開催予定 7. 開催趣旨 : 学術情報流通の変革と研究情報のオープン化が進み 科学者間の情報流通が格段に効率化している これにより 市民が研究情報へアクセスすることが容易になり 市民の科学研究への参画も可能になってきた この流れの中で 米国では数千人から数万人の市民が参画する新しい研究スタイル ( シチズンサイエンス ) の創出が進んでいる シチズンサイエンスは これまでのアカデミアの思考に囚われない新しい発見を生みだすだけでなく 際立った成果を生み出す者に注目が集まり 自発的に研究を行うポテンシャルの高い研究者候補を生み出す新たなキャリアパスとしても注目されている また 市民の科学への参加は 科学コミュニケーションとして科学への認識と理解を深め 科学者と市民の距離をより近づけることにつながる 人口減少問題が深刻化する我が国においては このような活動を通じて研究活動の担い手を増やすことが可能と考えられるため 新たな形で学術を活性化する効果をも期待できる 本ワークショップでは 地方創生の一環として 新たな研究スタイルであるシチズンサイエンスを通じて地方が包含する社会課題の解決や 地域性に基づく学術推進が可能かを検討する 特に 市民と研究者がつながりうる場をいかに構築するかが 事の成否の鍵と考えられるため 地域社会のあり方と密接に関わる地域行政の視点や 地域で注目すべき成果を挙げているサイエンスコミュニケーションの実例なども交え シチズンサイエンスの地域での普及 活性化が可能かを議論する また 市民の参画が容易な分野を中心として シチズンサイエンスの活動基盤としての大学の地域における役割についても議論する 若手アカデミーが持つ学術横断的な視座でこれらの課題を

捉え直し 若手科学者を中心とした学術活動に基づく地方創生が可能かを議論する これらの議論をふまえ 地域の市民との学術的交流をはかるためにサイエンスカフェも同時に実施し サイエンスコミュニケーションの新たな可能性も模索する 8. 次第 ( 予定 ): 総合司会 : 髙瀨堅吉 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー幹事 自治医科大学医学研究科教授 ) 13:00 ワークショップの開催にあたって 髙瀨堅吉 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー幹事 自治医科大学医学研究科教授 ) 13:05 開会の挨拶 岸村顕広 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー代表 九州大学大学院工学研究院准教授 ) 13:10-13:55 基調講演 1 オープンな情報流通によって変容するシチズンサイエンスの可能性 林和弘 ( 文部科学省科学技術 学術政策研究上席研究官 ) 13:55-14:40 基調講演 2 シチズンサイエンスは学術研究をどう変えるか 中村征樹 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー会員 大阪大学全学教育推進機構准教授 ) 14:40-14:50 休憩 14:50-16:25 話題提供 地方を舞台とするシチズンサイエンスの可能性- 福岡での取り組みを中心として- 司会 : 岸村顕広 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー代表 九州大学大学院工学研究院准教授 ) 社会課題解決に向けた福岡市の新たな挑戦: 実証実験フルサポートによる先端技術の社会実装促進と Society 5.0 の実現 ( 仮 ) 上田浩平 ( 予定 )( 福岡市総務企画局企画調整部 Society 5.0 担当企画係長 )(15-20 分 ) 福岡ヘルス ラボを中心とした産官学連携 : 市民参加型共創的イノベーション

の仕組みづくり ( 仮 ) 登壇者調整中 ( 福岡市保健福祉局 )(15-20 分 ) 地域におけるサイエンスカフェ活動から見える市民巻き込み型学術の可能性 ( 仮 ) (20 分程度 ) 吉岡瑞樹 ( 九州大学大学院理学研究院准教授 ) サイエンスパブ in 福岡 : 市民と学者の ガチだが気軽な対話 から生まれるもの ( 仮 ) (15-20 分 ) 山岡均 ( 国立天文台天文情報センター ) 質疑応答 16:25-16:55 総合討論 シチズンサイエンスに基づく社会課題解決 / 地域での学術推 進にはどのような場が必要か ( 仮 ) 16:55 閉会の挨拶 新福洋子 ( 日本学術会議特任連携会員 若手アカデミー副代表 京都大学大学院医 学研究科准教授 ) 17:00 ワークショップ閉会 ( 会場移動 電気ビル共創館 3F BIZCOLI) 17:30-19:00 サイエンスカフェ ( テーマ : 若手研究者の研究を地域目線で考える サイエンスコミニュケーションの新たな可能性に向けて ) 話題提供 : 山田佑樹 ( 九州大学基幹教育院人文社会科学部門准教授 ) 司会 : 髙瀨堅吉 ( 前掲 ) 吉岡瑞樹( 前掲 ) 双方向性の高いやり方で 学術として新たな展開のきっかけになるファシリテート方法を模索する 運営事務局 : 岸村 ( 前掲 ) 話題提供により 若手アカデミー会員と 福岡周辺の若手研究者 行政官 などから 地域の抱える課題を議論し解決する場や シチズンサイエンスを支える基盤となりうる仕組みの情報を共有する そのうえで 総合討論 として基調講演 話題提供を基に地域の課題解決に対する 科学 の可能性 若手研究者の地域課題研究への切り口や具体的な参加の方法論 地域での学術推進における市民との協働の意義などを 様々な立場の参加者全体で議論する 同時にサイエンスカフェを実施して市民との交流を進めるとともに ワークショップでの議論をふまえつつ より発展的な成果を得

る実施法も模索する 参加者 : 高瀬堅吉 ( 前掲 ) 岸村顕広( 前掲 ) 中村征樹 ( 前掲 ) 新福洋子( 前掲 ) その他若手アカデミー会員 ( 調整中 ) 林和弘 ( 前掲 ) 吉岡瑞樹( 前掲 ) 山田佑樹( 前掲 ) 山岡均 ( 前掲 ) 近隣の若手研究者 ( 調整中 ) 福岡市の行政官 ( 調整中 ) 九州大学科学技術イノベーション政策教育研究センターの関係者 ( 調整中 )

別紙 ( 案 2) 公開ワークショップ 地方における若手科学者を中心とした学術活動の活性化 - 地域を豊かにする学術 : 新国富を中心に学術の街づくりへの貢献を考える ( 予定 ) の開催について 1. 主催 : 日本学術会議若手アカデミー 2. 共催 : 九州大学都市研究センター 凸版印刷 ( 予定 ) 3. 後援 : 未定 4. 日時 : 平成 31 年 1 月 15 日 13:00~18:30( 予定 ) 5. 場所 : アクロス福岡 ( 810-0001 福岡県福岡市中央区天神 1 丁目 1 番 1 号 )https://www.acros.or.jp/ ( 予定 ) 6. 分科会の開催 : 開催予定 7. 開催趣旨 : 国連持続可能な開発サミットで 2030 年までに達成すべき持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals: SDGs) を含む 持続可能な開発のための 2030 アジェンダ が採択された 17 項目の目標に及ぶ SDGs では 貧困根絶や教育改善のみならず 人類の健康や 気候と海洋を含むグローバルな資源保護まで網羅している点は特筆すべき点である その一方で SDGs および関連公文書では SDGs を達成するために各国政府が実施する施策が有効かどうか さらに それを判断する枠組みについて言及されていない点が問題である 教育や健康 自然といったものなど多くの次元が異なるものをどのように評価するかについては 最終的には統合的な評価軸が有効である 学術の取り組みをいかに地域へ戻すかを考える際に ここでは地域を良くするために新たな豊かさ指標を用いて取り組んでいる事例を 市民 ( メディア ) を対象に先進自治体の取り組みを元に議論する 同時に 国内外の地域における学術研究 あるいは 地域に関わる学術研究に携わる若手科学者の最新の研究成果を共有し地域目線で議論することで より豊かな街づくり へと昇華させることを試み 若手科学者を中心とした学術活動に基づく地方創生が可能かを議論する 8. 次第 ( 予定 ): 総合司会 : 馬奈木俊介 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー会員 九州大学大学院工学研究院教授 )

13:00 ワークショップの開催にあたって 馬奈木俊介 ( 前掲 ) 13:05 開会の挨拶 岸村顕広 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー代表 九州大学大学院工学研究院准教授 ) 学術を活用した地方創生の実例と今後の展望 司会 : 大塚美幸 ( 九州大学大学院工学研究院博士課程 Bex インスティチュート代表取締役 ) 13:10-13:30 新国富とは何か 理論から社会実装へ( 仮 ) 馬奈木俊介 ( 前掲 ) 13:30-15:00( 一人 15 分を予定 ) 初の地域での取り組み( 調整中 ) 久芳菊司( 福岡県久山町長 ) ふるさと納税への活用( 調整中 ) 有吉哲信( 福岡県宮若市長 ) 今後の総合計画へ向けて( 調整中 ) 亀山( 山口県防府市課長 ) 地域と包括協定を結ぶ意義( 調整中 ) 九州電力の方( 登壇者調整中 ) システムで地方貢献( 調整中 ) 凸版印刷( 登壇者調整中 ) 数名登壇予定 インフラをシステムに( 調整中 ) 福山コンサルタント( 登壇者調整中 ) 15:00-15:20 休憩 15:20-17:00 豊かな街づくりに向けた学術: 最新成果から見る展望 ( 一人 15 分 + 質疑を予定 ) ファシリテーター : 大塚美幸 ( 前掲 ) アフリカ母子保健研究を通して考える街づくりの展望( 仮 ) 新福洋子 ( 日本学術会議特任連携会員 若手アカデミー副代表 若手アカデミー国際分科会委員長 京都大学大学院医学研究科准教授 ) 在来知を活用した 持続可能なコミュニティーの自然災害対応力向上の取り組み : バヌアツ共和国タンナ島の事例 ( 仮 ) 西嶋一欽 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー国際分科会副委員長 京都大学防災研究所准教授 ) 公民学連携による地域デザイン マネジメント ~ アーバンデザインセンターの挑

戦 ~( 仮 ) 小野悠 ( 日本学術会議連携会員 豊橋科学技術大学講師 ) 地方圏の若手創業者が生み出すもの 地理学者は街づくりにどう貢献できるか? 中澤高志 ( 日本学術会議連携会員 若手アカデミー会員 明治大学経営学部教授 ) 健康地理学からみる街づくりの展望 埴淵知哉 ( 日本学術会議特任連携会員 若手アカデミー会員 中京大学国際教養学部教授 ) 17:00-17:30 総合討論( 予定 ) 司会 : 馬奈木俊介 ( 前掲 ) 岸村顕広( 前掲 ) テーマ : 最先端研究成果を活かした街づくりに向けて ( 仮 )( 地域活性化に向けた科学者と社会の接点 課題の共有の仕方など議論 ) 17:30-18:15 ラウンドテーブルディスカッション ( 予定 ) 登壇者 および 地域の若手研究者 若手行政官など人数を絞った参加者により議論を行う 総合討論を受けて 若手としての次のアクションなどを議論 また 地域活性化に向け 今回のようなワークショップの将来的な可能性 発展性や 学術活性化としての意義についてあらためて議論する 18:15 閉会の挨拶 ( 予定 ) 9. 関係部の承認の有無 : ( 下線の講演者等は 主催委員会 ( 分科会 ) 委員 ) 申請理由本ワークショップの意義は 開催趣旨に述べたとおり