別紙 1 笠岡市議会タブレット会議等システム導入 運用業務仕様書 平成 30 年 6 月岡山県笠岡市
1 業務名笠岡市議会タブレット会議等システム導入 運用業務 ( 以下 本業務 という ) 2 目的笠岡市議会においてタブレット型端末を導入し公衆インターネット回線を経由したクラウドコンピューティングを用いて会議を行うことで, 資料, 文書のやりとりを容易にし, ペーパーレス化を行うなど効率的な会議運営を目指します また, 笠岡市執行部と連携することにより, ペーパーレス化の効率的 効果的な会議運営等を図ることを目的とします このために必要な, 文書を保存するクラウドサーバ及び保存した文書を市が所有するタブレット型端末等で閲覧するビューアソフトを一体的に備えた笠岡市議会タブレット会議等システム ( 以下 システム という ) を導入します なお, タブレット端末機の調達は, 本業務とは別に実施します 3 業務の内容本業務の内容は, 以下の項目を一括して行うものとします (1) システムの導入 (2) システムの運用, 保守 4 運用開始時期システムの運用開始時期は, 平成 30 年 10 月 1 日とします そのために, 平成 30 年 9 月 30 日までに, システムの導入, 初期設定及び笠岡市が準備するタブレット型端末機への設定を完了させたうえで, 動作確認及びテスト配信を完了するものとします 5 契約期間契約締結日の翌日から平成 35 年 9 月 30 日までとします ただし, 契約締結日の翌日からシステム運用開始の前日までは準備期間とし, サーバ等利用料金は無償とします 契約は複数年契約とします 6 運用時間年間を通じて利用が可能であること ( 事前協議によるメンテナンス等の停止は除く ) 7 運用範囲インターネット回線に接続した, 本市所有のタブレット型端末及びパーソナルコンピュータ (50 台以内 ) とします 8 平成 30 年度システム導入関係予算額本業務に係る 6 箇月分費用総額 ( 消費税及び地方消費税相当額を含む )
は, 次のとおりとします (1) システム構築に係る初期費用 333 千円 (2) クラウドサービスによるシステムの利用料 195 千円 ( 平成 30 年度 6 箇月分, 平成 31 年度以降は年間 389 千円 ) 平成 31 年度以降において, 別途容量追加費用を想定しています 9 費用の算出 (1) 初期構築 ( 導入 ) 費用アサーバ初期設定費用イビューアソフト導入費用ウクラウド設定代行費用エ管理者のシステム操作研修に要する費用オ利用者のシステム操作研修に要する費用カその他導入に要する費用 (2) システム運用 保守等に要する費用運用 保守に要する費用 ( 月額, 年額及び5 年間の費用総額を算出してください ) 10 システムの内容 (1) 契約から本稼働までの工程を提案書に記載してください (2) 提案するシステムは, データセンターが日本国内のクラウド型でのサービスとします (3) 議案集, 委員会資料, その他の文書ファイルをシステム上に登録して, タブレット端末機を使用して, 携帯電話回線及び Wi-Fi 環境を通じて, いつでも文書ファイルを参照できるシステムとします (4) 会議において, 全端末で資料の表示を同期させる機能等, 円滑な会議の進行に必要な機能を有するシステムとします (5) タブレット型端末等のクライアント端末からサーバに同時にアクセスし, 端末に登録するビューアソフトを利用して, クラウドサーバ上に登録された文書を閲覧して会議を行えるシステムとします なお, クライアント端末は, 笠岡市所有のタブレット型端末等とし, これら端末に登録するビューアソフトは,Android 及び ios の各 OS に対応したものとします また,Windows 搭載パソコンのブラウザからも閲覧できるものとします (6) システムの要求する機能は, 機能要件確認書 ( 様式 5) のとおりとし, 主要な項目については要件を満たすこととしてください なお, 代替案により対応可能な場合は, 具体的な代替案を明記してください (7) 本稼働までの作業に関して, 笠岡市職員の作業が発生する場合には, その作業分担について提案書内に記載してください
11 システム仕様システムにおいて, 笠岡市タブレット会議等システム導入 運用業務機能要件確認書 ( 様式 5) の要件を満たすほかに, 以下の仕様を満たしてください (1) 本業務とは別に, 笠岡市が用意するタブレット端末機等約 50 台のクライアントのライセンス費用を含むこととしてください また, 最大 50 台が同時にクラウドサーバにアクセスしても, 支障なく会議を行えるシステムとしてください (2) 本稼働時点の保存できるデータ容量は,2 ギガバイトまでとします なお, 必要に応じてサーバ容量及びユーザーの追加を行う場合は, 変更契約を行うことにより対応することとします また, 保存データ容量の追加を行う場合に, 何 GB 単位で対応可能か, 笠岡市議会タブレット会議等システム導入 運用業務企画提案書 に記載してください その際, 別途費用が発生する場合は併せて記載してください (3) システムの操作取扱説明書 ( 日本語版 ) を作成し, 提供してください (4) システムのバージョンアップがあった場合は, 随時最新版を提供願います なお, バージョンアップの費用は原則無料とすることとします 別途費用が発生する場合は, 笠岡市議会タブレット会議等システム導入 運用業務企画提案書 に金額を記載してください 12 システムの動作環境以下の仕様を満たしてください (1) システムの運用に支障のない十分なスペック サーバ機で構成してください (2) システムの運用に際してのアクセス性能は, 良好な反応速度を保つこととしてください (3) 無停電電源装置又は, 発電装置等により, 停電時に継続して運用できるよう対策を講じてください (4) 不正アクセス, 異常アクセス等の不正プログラム対策 ( アンチウィルスソフト等 ) を講じてください (5) 年間を通じての運用監視体制で, サーバがダウンするなどトラブルが発生した場合は, 直ちに復旧できる対策を講じてください (6) 災害時のデータ喪失を防ぐため, バックアップ体制を講じてください 13 クラウドシステムデータセンター仕様以下の仕様を満たしてください (1) データセンターは, 日本国内にあり, 通年の運用, 利用を実現し, 電話サポート窓口を整備してください (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) に規定する耐震構造建築物とし, 同法に規定する耐震性能を有し, 防火対策及び水没等の被害を防止する措置がとられているものとします (3) 建物の出入り口に防犯対策が講じられているものとします
(4) データセンタには事前に登録された者のみが入館 ( 入室 ) 出来るよう, 入退館 ( 入退室 ) が管理されているものとします (5) 無停電対策として, 異系統による本線及び予備線電源が多重化又は低電圧周波数装置, 非常用自家発電装置の連動による対策が取られているものとします (6) サーバへの不正アクセス及び情報漏えい, ウイルス感染等に対するセキュリティ対策が万全であることとします 14 保守仕様 本仕様書で構築を行う環境の維持及び運用支援を以下のとおり実施してく ださい (1) 対応時間は, 平日午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分までとします (2) 緊急時等の場合は, 上記時間外にも対応可能としてください (3) 電話又は電子メールでの問い合わせ対応としてください 15 システム導入時の操作研修 システムの本稼働日前に, システム管理者及び利用者を対象とした操作研 修を行うこととしてください また, 操作研修後の問い合わせにも適時対応 してください なお, 研修内容については契約時に協議して決定します (1) システム管理者に対する研修 ア 対象人数 10 名 イ 研修日数等 研修は2 回以上とします (2) 利用者に対する研修 ア 対象者数 40 名 イ 研修日数等 研修は2 回以上とし, 所要時間は2 時間程度とします 16 システム導入後の操作支援システムの円滑な運用のため, サポート体制を確保し, 迅速に必要な支援ができることとしてください 17 導入実績岡山県内及び国その他地方公共団体へのタブレット会議等システム ( 同種のシステムで名称は問いません ) の笠岡市議会タブレット会議等システム導入 運用業務実績報告書 ( 様式 4) について, 団体名 稼働年日 ( 導入年月 ) システム形態 稼働, 運用状況 特記事項を提案書に記載してください 18 その他本システムの導入において, 業務遂行上知り得た一切の情報は, 本業務でのみ使用し, 笠岡市の同意なくして第三者に漏洩又は開示しないこととしてください また, 本業務の実施完了後は, 本業務に関する情報を返却又は確実に廃棄することとしてください また, 個人情報を取り扱う場合について
は, 個人情報の保護に関する法令及び規範を遵守するとともに, 個人情報の保護の重要性を認識し, 個人の権利又は利益を侵害することのないよう, その取扱いを適正に行ってください また, 本仕様書は, 本業務の基本的な内容について示すものですが, 業務の性質上, 当然実施しなければならないもの, また, 本仕様書に記載のない事項であっても, 本業務を遂行するため必要な事項は全て実施することとしてください また, 本業務の実施に当たっては, タブレット端末の納入事業者とできる限りの連携を図って, スムーズな運用開始と保守対応等が実施できるようにしてください 19 疑義本仕様書に定めのない事項及び疑義が生じた場合は, 両者で協議の上, 誠意をもって解決することとします