大体のやり取りはメールで円滑に進める事ができたが, 細かな事項などで日本から電話をかけて直接担当者と話すことも多少あった 寮の申請や留学許可書などのやりとりは, 余裕を持って行うことをお勧めしたいです 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど

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1 留学先大学への入学手続き ( 手続きにあたってのアドバイスなど ) 返信が遅かったりすることがありますが基本遅いので心配しすぎなくてもいいと思います 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) 180 日以内の滞在であればビザは必要ありま

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手続きのうち重要だと思うものは以下の通りです TOEFL 受験 ( 留学 1 年前の 8 月頃 早めに受験するといいと思います ) 奨学金の応募 (4 月ごろ海外留学支援制度 ( 協定派遣 ) へ応募 官民協働海外留学支援制度 ~ トビタテ!JAPAN 日本代表プログラム ~ にも応募できるようです

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3 つ 英語の語学の授業 1 つを受講した 2 留学中の学習 研究の概要 ( 授業 予習 復習のスタイル 印象に残っている授業等 ) 語学の授業は一クラス 10 人程度 比較的インテンシヴで先生との距離も近く 語学力の向上につながった 授業時間外に先生に論文や研究発表の原稿を見てもらうこともできた

寮の選択には注意 先輩に聞いたほうがいいと思う 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) 指定された書類をきちんと順番に並べて向かうこと フランス大使館は厳しいので 何度も事前にチェックすること 学生なら予約なしでも受け付けてくれる曜日があ

これ!掲載用 加工中 田中雄大_留学報告書

東京大学海外留学 国際交流プログラム報告書 (3 ヶ月以上 1 年未満 ) 2014 年 1 月 12 日 東京大学での所属学部 / 研究科 学年 ( プログラム開始時 ): 総合文化研究科修士課程 2 年参加プログラム : 全学交換留学派遣先大学 :University of Helsinki 卒

4 留学後の授業履修 : 5 就職活動の時期 : 6 本学での単位数 : 2018 年修士 2 年生の A1 留学前の取得単位 7 入学 卒業 / 修了 ( 予定 ) 時期 : 8 本学入学から卒業 / 修了までの期間 : 9 留学時期を決めた理由 : 年年生の月頃に 留学先で取得し 本学で単位認定

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Nordic Society and Culture Introduction to the Nordic Welfare State History of the Nordic Countries 2 留学中の学習 研究の概要 ( 授業 予習 復習のスタイル 印象に残っている授業等 ) 正直な所

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地での生活を充実させる また 留学に行く目標を出来るだけ細かく考えておくと現地でぶれずに行動できる 学習 研究について 1 履修した授業科目のリスト ( 授業を履修した場合 ) そのうち 帰国後東京大学で単位認定の申請を行ったものに をつけてください Semester 2, 2014 MKTG 15

私は大学 2 年生の秋から 3 年生の秋にかけて 所属する寮の代表を務めていた そのため 大学 3 年生の秋から始まる 1 年間の交換留学には ( 寮の代表としての業務の時期とかぶってしまうので ) 関心を抱いていなかった 大学院留学の方向性を探り IELTS を受けるようになって その後春季交換留

基本的に相手方の案内に沿って手続を進めていけばよく 非常に楽だった パリ政治学院は多くの留学生を受け入れるためか 手続は非常にスムーズに進んだように記憶している 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) フランス大使館は東京にあり ビザ取得

東京大学国際交流課を通じて手続きを行った 書類の作成には時間がかかるので 時間に余裕をもって取り組むとよい ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) 016 年から学生 Visa 申請の手続きが一部変更になり Genuine Temporary

特に煩雑なものはなかった 指示通りに記入すれば問題ない また履修についてはオリエンテーションの際に変更可能である 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) 交換留学の前にアメリカでのサマースクールに参加していたためアメリカでイギリスビザの申

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上記の CEDARS が指定する書類を提出することで代行してビザを取得してくれるので手間はかからなかった 3 医療関係の準備 ( 出発前の健康診断 常備薬 予防接種等 ) 胃薬や下痢止め 解熱剤等基本的な市販薬は持っていき役に立った 予防接種に時間がかかるので早めに済ませました 4 保険関係の準備

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

東京大学海外留学 国際交流プログラム報告書 (3 ヶ月以上 1 年未満 ) 2018 年 1 月 3 日 東京大学での所属学部 研究科等 : 法学部 学年 ( プログラム開始時 ): 学部 4 参加プログラム : 卒業 修了後の就職 ( 希望 ) 先 : 派遣先大学の概要 全学交換留学 1. 研究職

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大学側にメールを送っても返信は基本的に遅く 早めに手続きを行った方が対応も早いです です また 手続き画面がたまにフランス語で表示されます 履修登録はクリック戦争になるのでどの科目を取るのか予め決めた上で素早く登録できるよう準備しておく必要があります 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続き

3. ある 1 日のスケジュール 7:00 起床 7:30 朝食 9:00~10:00 予習 10:00~4:00 授業 4:00~5:00 ジム 5:00~7:00 予習復習 7:30 夕食 8:00~12:00 予習復習 12:30 就寝 4. 留学にかかった費用 渡航費( 往復 )22 万円

8 本学入学から卒業 / 修了までの期間 : 9 留学時期を決めた理由 : 3 年 0 ヶ月間 修士で 1 年 -1 年半勉強してある程度留学先での目標を見定めてから留学したいと考えたため 卒業論文 卒業設計の終了後から手続きを開始したため 修士論文 就職活動合わせて 1 年間費やしたいと考えたため

大学近くの寮が準備されていました 清潔で wi-fi 環境がととのっていて一人部屋なので居心地がよかったです またラウンジで他の参加者と交流できるのも魅力的でした 2 生活環境 ( 気候 大学周辺の様子 交通機関 食事 お金の管理方法 ( 海外送金 クレジットカード ) など ) 気候は東京よりも少

留学報告書

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31 学期あたりの履修科目 単位数 週あたりの学習 研究時間 ( 授業時間 授業以外の学習時間 ) などほとんど自己学習なので 時間数は計りづらいですが だいたい毎日昼間は研究活動をしていました 4 学習 研究面でのアドバイス香港大学は 研究環境がよく 資料も豊富です アメリカは遠いけど 香港は近い

掲載用 海外留学・国際交流プログラム報告書(2012 Sustainability Fellowship)

西田尚輝報告書

平成28年度 海外留学プログラム

ケルン大学は留学生の数が非常に多いため 東大からの派遣が決まった時点で寮を探し始めることを強くお勧めします 東大もケルン大学も用意してくれません 実際に現地でも家探しを続行しなければならない日本人の友達を何人も見ました 寮だけは早めに確保することを強くお勧めします 留学書類は 指示通りに揃えていくだ

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2 / 5 1 留学先で履修した科目と科目コード ( 例 :MKG3001 Introduction to Marketing) 時間数 形態 授業の内容 履修方法 などについて教えて下さい 北京大学では4つの講義を選択しました それぞれの講義には科目コードがあり 大学にはそれぞれの履修登録システム

東京大学海外留学 国際交流プログラム報告書 (3 ヶ月以上 1 年未満 ) 2014 年 6 月 11 日 東京大学での所属学部 / 研究科 学年 ( プログラム開始時 ): 法学政治学研究科博士課程 2 年参加プログラム : 全学交換留学派遣先大学 : イェール大学卒業 修了後の就職 ( 希望 )

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3 危機管理関係 ( 留学先の治安 医療機関の事情 心身の健康管理で気をつけた点など ) 人としゃべる機会を意識的に設けないと心がふさぎ込む 英語に苦手意識がある人は気を付けたほうがよい 4 要した費用とその内訳 ( 航空賃 授業料 教科書代 家賃 食費 交通費 娯楽費などの概算 ) 航空賃 5 万

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2 / 5 2 単位取得 単位互換 教職履修などに関してのアドバイスをお願いします 前期は 12 単位 後期は 14 単位の講義を取っていた 前期からもう少し多くとっていてもよかったと思う C. 授業や勉強について 1 留学先で履修した科目と科目コード ( 例 :MKG3001 Introducti

2 / 5 2 単位取得 単位互換 教職履修などに関してのアドバイスをお願いします 英語の授業であるからと物怖じせず 難しそうでも日本では取れない授業を取ることをおすすめする 交換留学生は学部に関係なく幅広い授業の履修が可能である その為この機会を活かして自分の分野外でも興味のある授業を受けてほしい

交換留学プログラム派遣留学 A 協定大学の紹介 2017 年度秋学期留学開始分 フランス語圏 留学情報室 留学月間報告書閲覧システム 留学情報室 (9 号館 5 階 ) のパソコン上では 過去に実施した派遣留学生選考試験の問題を自由に閲覧できます また 京都外大 Web Campus 上では 留学経

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目次 1 留学先及び実習期間 留学先概要 留学目的 留学内容 留学のスケジュール 留学の詳細 当初目的 目標への達成度 反省 課題...9 謝辞...9 2

九州大学派遣留学生 最終報告書

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3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

と着る機会があるので 持参すると役立ちます サンフランシスコの Japan town にも浴衣はありますが サイズや柄が日本人向けではないので 現地での購入はおすすめしません 4. 留学生活について 1 住居 ( 住居の種類 ( 寮 ホームステイ ルームシェア等 ) 家賃 宿舎の様子 見つけた方法な

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00 B 海外留学・国際交流プログラム報告書 Program Report Form(2017年度ウィンター)

1 / 5 交換留学帰国報告書 記入 2018 年 7 月 所属 & 学年 文学部 4 年 卒業予定 2020 年 3 月 留学先大学 オスロ大学 留学先国 ノルウェー 留学期間約 11 ヶ月 (3 年次に留学 ) 留学開始 - 終了 2017 年 8 月 9 日 年 6 月 28 日

学習 研究について 1 プログラムの概要 ( 授業 予習 復習のスタイル 印象に残っている内容等 ) 授業 10 回 ( 各回 90~150 分程度 )+ プレゼン ( グループ対抗での Proposal Competition)+Cultural Class5 回 ( 伝統舞踊の練習 各回 120

E.(松田大輝) プログラム報告書○

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調査結果概要 留学概要について 留学の種類 私費留学 が 4 割でもっとも高い 大学経由の留学 ( 交換留学 認定留学 派遣留学 の合計 ) も同様に 4 割を占める 留学先 アメリカ がもっとも高い 留学先の 4 位までが英語圏で 6 割以上を占める 留学した学年 大学 2 年 大学 3 年 がそ

九州大学派遣留学生 定期報告書様式(第1回)

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H31 入学時アンケート 全学科 専攻 平成 31 年度入学時アンケート報告用.xlsx 平成 31 年度入学時アンケート 全学科 専攻 実施日 : 平成 31 年 4 月 3 日 ( 水 )~5 日 ( 金 ) 調査方法 : 集合法 ( 学科 / クラス ) による 自記入式質問紙調査 調査対象

神戸大学

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2 / 5 2 単位取得 単位互換 教職履修などに関してのアドバイスをお願いします どの単位なら交換できるのか 現地の大学と日本の大学での評価制度の違いは事前にチェッ クしていくべきだと思います C. 授業や勉強について 1 留学先で履修した科目と科目コード ( 例 :MKG3001 Introdu

特に行わなかった 教務課の窓口で確認した 6 語学関係の準備 ( 出発前の英語レベル 語学学習等 ) 僕の 出発前の TOEFL のスコアは 83 であった S セメスターの試験が終わってから 2 日後に出発だったため このプログラムに向けての語学学習は特にできなかった 7 日本から持参した方がよい

区分学部研究生特定事項の研究について 指導教員の下で研究を行います 制度の概要 授業を受けて単位を得ることはできません 次のいずれか1つに該当する女子とします 1. 学校教育法第 83 条に規定する大学を卒業した者出願資格 2. 大学を卒業したと同等以上の学力があると本学の認めた者 大学院博士前期課

2 / 5 2 単位取得 単位互換 教職履修などに関してのアドバイスをお願いします 単位取得は日本の大学よりかなり難しいです 取得した単位は多少内容が違う科目でも 比 較的容易く互換してもらえました C. 授業や勉強について 1 留学先で履修した科目と科目コード ( 例 :MKG3001 Intro

東京大学海外留学 国際交流プログラム報告書 ( 超短期プログラム用 ) 2014 年 8 月 12 日 東京大学での所属学部 / 研究科 学年 ( プログラム開始時 ): 教養学部文科一類 2 年参加プログラム :Managing Enterprise: Media, Entertainment &

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3 語学面での苦労 アドバイス等予想通り語学面は苦労した 講義そのものには資料やパワーポイントのスライドがついているため理解には問題なかったが いざ Q&A セッションに移ると自分の言いたいことを的確に表現することができず地団駄を踏むこともあった しかし 思い切って手を挙げてみると 自分が言いよどん

2) 言語能力 SPACE J では JLPT N2 以上が求められます 大学院生の場合は 佐賀大学国際交流推進センターへ事前にお問い合わせください * 日本語能力試験 (JLPT) が受けられない場合は 日本留学試験 (EJU) の日本語セクションの結果を考慮します EJU の結果を語学力証明とし

りませんでした 7 日本から持参した方がよいもの その他出発前にやっておくべきこと アドバイスなど基本的に現地でなんでもそろいますが 日本語の本は入手が難しいので 教科書となるであろう本などは日本から持参すると良いと思います 語学の準備の中では やはり聞き取れないことには始まらないので 特にリスニン

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データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合

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(Page 2) 2015 年 春学期 4 月 13 日 ~ 7 月 24 日 年 学期 月 日 ~ 月 日 年 学期 月 日 ~ 月 日 授業の概要について 留学生のための語学の授業と一般の授業を並行して履修できる ( カリキュラム, プログラム等 ) 単位互換希望の有無 有 無 有の場合, 所属

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学籍番号:  氏名:

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東京大学海外留学 国際交流プログラム報告書 (3 ヶ月以上 1 年未満 ) 2018 年 3 月 7 日 東京大学での所属学部 研究科等 : 教育学研究科 学年 ( プログラム開始時 ): 博士 2 参加プログラム : 卒業 修了後の就職 ( 希望 ) 先 : 全学交換留学 1. 研究職 3. 公務員 5. 民間企業 ( 業界 : ) 7. その他 ( ) 派遣先大学 : ソウル大学校 2. 専門職 ( 医師 法曹 会計士等 4. 非営利団体 6. 起業 派遣先大学の概要 韓国の首都ソウルに位置するソウル大学校は, 韓国の中でもトップクラスのランクを誇る大学である 校内はとても広く, 私が在籍していた教育学部は, 比較的学生寮から近い位置にあった 留学した動機 博士学位論文の主題が, 韓国社会における子育てを中心とした地域づくり であるため, 現地での資料 データ収集および, 関連領域の学会 授業への参加を通して, 主題の背景にある韓国社会を肌を持って理解するため 留学の時期など 1 留学前の本学での修学状況 : 2 留学中の学籍 : 3 留学期間等 : 4 留学後の授業履修 : 5 就職活動の時期 : 6 本学での単位数 : 留学 博士 1 7 入学 卒業 / 修了 ( 予定 ) 時期 : 8 本学入学から卒業 / 修了までの期間 : 9 留学時期を決めた理由 : 2017 年博士 1 年生の A2 2017 年 2 月 ~ 2017 年 12 月 年時に出発 2018 年博士 3 年生の S1 2019 年博士 4 年生の 4 月頃に 留学前の取得単位 留学先で取得し 本学で単位認定申請を行う単位 留学後の取得 ( 予定 ) 単位 12 単位 2 単位 8 単位 2016 年 4 月入学 2019 年 3 3 年ヶ月間 学期まで履修 学期から履修開始 行う予定 月卒業 / 修了 博士学位論文の主題を韓国社会をテーマにしたことから, 博士入学時より課程在籍中に 1 年は現地生活を通しての調査 研究を予定していた 留学の準備 1 留学先大学への入学手続き ( 手続きにあたってのアドバイスなど ) 1 / 5

大体のやり取りはメールで円滑に進める事ができたが, 細かな事項などで日本から電話をかけて直接担当者と話すことも多少あった 寮の申請や留学許可書などのやりとりは, 余裕を持って行うことをお勧めしたいです 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) ビザは D-2 の留学ビザを申請しました 申請時に書類がきちんと揃っていれば, 申請が下りるまでの期間は大体 1 週間くらいでした これも不足書類などを想定して, 早めに準備を成されることをお勧めします 3 医療関係の準備 ( 出発前の健康診断 常備薬 予防接種等 ) 大学内のトラベルクリニックで必要な予防接種, 検査は円滑に進める事ができました 全般的に韓国は薬が少し強いと個人的に感じているので, 風邪薬や常備薬は日本からなるべく持って行って, 現地の薬は病院にかかった時のみ服用していました 4 保険関係の準備 ( 加入した海外旅行傷害保険 留学保険等 ) 大学で留学時に加入が義務のため, その保険に加入しました それ以外には加入していませんが, もともと国内用に入っていた保険が海外にも適用されるものであったので, 安心して受診できました 5 留学にあたって東京大学の所属学部 研究科 ( 教育部 ) で行った手続きなど ( 履修 単位 試験 論文提出等に関して ) 教育学研究科に留学許可願を提出しました 6 語学関係の準備 ( 出発前の語学レベル 語学学習等 ) 韓国語能力試験 6 級 会話や授業, 文章作成ができる 7 日本から持参した方がよいもの その他出発前にやっておくべきこと アドバイスなど 常備薬や女性の場合ですと衛生用品などは, 日本から持って行ったものをよく使っていました 私は現地の食事で困ることはなかったのですが, 日本食が恋しくなる時もあるので, フリーズドライの味噌汁や雑炊を送ってもらったりしていました 学習 研究について 1 履修した授業科目のリスト ( 授業を履修した場合 ) そのうち 帰国後東京大学で単位認定の申請を行ったもの ( 又は行う予定のもの ) に をつけてください 授業科目名 平生教育学研究 学習社会 教育システム 南北関係論 平生教育方法論 論文指導 単位数 単位認定の申請 3 3 3 3 授業科目名 2 留学中の学習 研究の概要 ( 授業 予習 復習のスタイル 印象に残っている授業等 ) 単位数 単位認定の申請 授業は 1 回の授業が大体 3 時間くらいあって, 正直とてもハードでした 予習として課題が提示されることもあるのですが, 読んでくる文献の量が多い授業も多く, 一週間ずっと英語を読んでいる時期もありました 専門の社会教育 平生教育の授業 ( 平生教育学研究 ) は, 予習の段階で発表原稿を作成し, 学生たちの発表で毎回の授業が進められる事が多く, 一般的な講義よりも議論が活発で, とても楽しかった 2 / 5

31 学期あたりの履修科目 単位数 週あたりの学習 研究時間 ( 授業時間 授業以外の学習時間 ) など 前期 : 受講申請をした授業は 3 つ, 聴講で参加した授業は 2 つでした 韓国は一回の授業が 3 時間 ( あるいは週で分けて行われる授業もある ) あるので, 一つの授業でもらえる単位は 3 単位です 前期は, 授業を欲張って取りすぎたため, 途中から現地の学生のペースについていけれなくなっていました 毎日授業後に研究室に行って, その次の授業の予習をしたり課題をしたりでした 後期 : 受講した授業は 1 つ 前期の反省から, 自分の自由な時間, 個人研究に当てる時間を意識的に増やした 4 学習 研究面でのアドバイス 自分のペースをどれだけ早くつかむ事ができるか, というのが鍵だと思います 授業で得られる知識だったり, 会える友達もいるので, 授業も大切にしつつ, 個人の研究をしっかりと進められるように意識を持てるといいのではないかと思います 学内の図書館, 自習室, インターネット, 研究の環境としては本当に素晴らしかったです 5 語学面での苦労 アドバイス等 以前にも 1 年間学部生時代に留学していたこともあり, 日常会話や授業を受けることにおいての苦労はなかったが, 長文のレポート作成や, 学術的な用語を授業の討論で使う場面では苦労する事が多かった 特に目上の人への尊敬語, 謙譲語などの使い分けに最初は苦戦した 専門用語などのリスニングは, 時間が経てば自然と慣れて行くので, 最低限文章を読めば意味がわかるくらいのレベルだとなんとかついて行くことはできる 生活について 1 宿泊先 ( 種類 ( 寮 ホームステイ ルームシェア等 ) 家賃 宿舎の様子 見つけた方法など ) 学内の寮を申請し, 入寮した 家賃は月に 19 万ウォン 二人部屋の寮もあるのですが, 私が住んでいたのは一人部屋でした トイレ, シャワー, 洗濯機, 乾燥機は共用でした 部屋の中にあったものは, ベッド, 机, クローゼット, 整理ダンスです 洗濯は外に干せないので, 室内干しか乾燥機を利用していました 入寮時に, 大学の近くで布団を調達するのに苦労しました ソウル市内の大型スーパーで予め用意しておく事が良いかと思います 2 生活環境 ( 気候 大学周辺の様子 交通機関 食事 お金の管理方法 ( 海外送金 クレジットカード ) など ) 基本的には春夏秋冬がある点など日本と類似していますが, 冬はとにかく乾燥して寒いです 冬のアウターは現地で調達することをお勧めしたいです 大学の周辺は, バスで最寄り駅まで行くと飲食店や商店街, スーパーなどがあります 基本的には大学から出なくても, 学内のスーパーやコンビニ, 食堂などで生活する事が可能です クリーニング屋やカラオケも学内にありました 食事は自炊をするスペースや共用の冷蔵庫もありましたが, 私は学内の食堂を利用する事が多かったです 交通機関は, 日本よりも料金が安いので, 地下鉄, タクシーともによく利用しました 自転車は学内では坂道が多いため使っている人はほぼいませんでした 学内にはバスが通っているので, 便利でした お金は日本から最初韓国に行くときに現金を持って行って, 現地で換金, 通帳に入れて保管していました 一時帰国することもありましたので, その都度いただいていた奨学金を下ろして持ってくるなどしていました 3 / 5

3 危機管理関係 ( 留学先の治安 医療機関の事情 心身の健康管理で気をつけた点など ) ちょうど北朝鮮がミサイルをよく打っていた年でしたが, それ以外には特に危険だなと思う部分はありませんでした 万が一夜遅く出歩く場合には, 一人ではなく複数人で, という点程度を注意されれば良いのではないかと思います 病院については, 学内に保健センターがあり, そこで風邪や軽度の病気, 怪我は解決するので, 外の病院にかかる必要はないかなと思います 個人的に健康管理で気をつけていたのは, 天気にテンションを左右されないということです 特に冬は空気が冷たくどんよりしているので, 気分も鬱々としてしまうこともありました 4 留学に要した費用について ( 航空賃 授業料 教科書代 家賃 食費 交通費 娯楽費などの概算 ) 毎月の生活費とその内訳 大体約 8 万円 ( 奨学金でカバーできていました ) 家賃 *1.9 万円, 食費 *2 万円, 交通費 *0.5 万円, 書籍代 *1 万円, 娯楽費 *1 万円, その他雑費 *0.5 万円, 通信費 *1 万円 留学に要した費用総額とその内訳 生活費 *8 万円 12=96 万円, 保険料 * 約 12 万円, 航空賃 * 約 6 万円計 *114 万円 5 奨学金 ( 受給していた場合は 支給機関 支給額 見つけた方法など ) JASSO の奨学金を受給していました 月額 7 万円 留学申請時に大学からのお知らせで知りました 6 学習 研究以外の活動 ( スポーツ 文化活動 ボランティア インターン 週末や長期休暇の過ごし方など ) 寮に入っていると, 他の寮生のとの交流プログラムや学期に一, 二度大講堂での文化プログラム ( 演劇鑑賞, クラシック音楽鑑賞 ) などに参加する事ができる 週末の過ごし方は, 余裕があるときは友人と出かけたり, 観光をしたりして楽しんでいた 長期休暇時には, 院生が主催する勉強会に参加したり, ソウルから少し離れた地方へ 1 泊 2 日程度で旅行を楽しんだりもしました 派遣先大学の環境について 1 留学生へのサポート体制 ( 語学面 学習面 生活面 精神面でのサポート等 ) 希望する学生には, 現地学生のメンターがつく制度がある また, 留学開始時には留学生向けのオリエンテーションがあり, 外国人登録証の申請や緊急時の連絡先など丁寧に説明があった 2 大学の設備 ( 図書館 スポーツ施設 食堂 PC 環境等 ) 図書館はとても広く, 蔵書も多い 自習のための席も多く, 予約をすれば継続して 3 時間ほどは席を確保する事ができる またグループ自習室やマルチメディア自習室も充実している 映画などをみる事ができる部屋もある 食堂はどこも安くて比較的美味しい ただ味が濃い食堂もある スポーツ施設は, 寮に併設して 2 箇所, 大学の正門近くに一つある 寮に併設しているジムは, 比較的良心的な価格設定 パソコン環境は, 学内はとても良かったのだが, 寮では最後まで満足に使う事ができなかった パソコンが Mac なのも理由なのかもしれないが, なかなか相性がよくなかった 留学と就職活動について 1( 就職活動を既に行った場合 ) 留学が就職活動に与えた影響 メリット デメリットなど まだ行っていません 4 / 5

2( 今後就職活動を行う場合 ) 留学が就職に対する考え方に与えた影響 前の留学の時も, 今回の留学の時もそうでしたが, とりあえず何か行動してみよう, 行動してみてから考えよう, という考え方がより強くなりました また韓国という社会の中で働くということへの興味, 日本を離れてでももし縁があるのなら就職を考えたいという思いも, 今回の留学で持つようになりました 3 留学中の就職活動への対策など ( もしあれば ) 韓国社会についての理解を深めるために, 自分の専門外の授業にも積極的に参加し, 幅広い知識を得ることを心がけた 4 就職が決まっている場合は 差し支えない範囲で就職先をお知らせください 1. 研究職 2. 専門職 ( 法曹 医師 会計士等 )( 職名 : ) 3. 公的機関 ( 機関名 : ) 4. 非営利団体 ( 団体名又は分野 : ) 5. 民間企業 ( 企業名又は業界 : ) 6. 起業 ( 分野 : ) 7. その他 ( ) 留学を振り返って 1 留学の意義 留学を通じて成長したこと その他留学を通じての所感 日本にいる時よりも, 自分自身について考える時間がたくさんありました もちろん日本にいる時も, 自分だけの時間というものはありましたが, 日本よりも少し自由な身での海外生活の中で, 自分の長所だったり短所だったりをぐっと考える時間が多く, それは日常生活の様々な場面で悩み, その悩みを自分自身で解決していかなければならない事が多かったためだと思います 自分で自分自身を超えて行くというプロセスを 1 年間のあらゆる場面を通じて経験し, 悩むことも多かったですが, そういった面では, 国内にいる時よりも 自分ってどういう人間なんだろう という部分を深く考える事ができ, 少しは成長できた部分もあるのではないかと思います 2 留学後の予定 今後 1 年間は, 単位取得のために授業に出るのと, 留学の成果を論文としてまとめる予定です その後は博士論文の執筆をしつつ, 就職活動をしていこうと考えています 3 今後留学を考えている学生へのメッセージ アドバイス 思いったら吉日 という言葉がありますが, 留学はまさにその文言にぴったりのものだと思います 少しでも興味があるのであれば, その思いをエネルギーに変えて, ぜひ外国での様々な経験を味わって欲しいなと思います! 勉学や研究以外にも, 日々の生活の中で本当にいろいろな気づきがあり, 良くも悪くも自分のこれまで知らなかった姿や長所, あるいは短所が見えてきます その他 1 準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト 出版物 Web ページ : コネスト (https://www.konest.com) 2 その他東京大学のホームページ 出版物等に掲載してよい留学中の写真があれば添付してください 5 / 5

東京大学海外留学 国際交流プログラム報告書 (3 ヶ月以上 1 年未満 ) 年月日 東京大学での所属学部 研究科等 : 人文社会系研究科 学年 ( プログラム開始時 ): 博士 3 参加プログラム : 卒業 修了後の就職 ( 希望 ) 先 : 派遣先大学の概要 全学交換留学 1. 研究職 3. 公務員 5. 民間企業 ( 業界 : ) 7. その他 ( ) 派遣先大学 : ソウル大学校 2. 専門職 ( 医師 法曹 会計士等 4. 非営利団体 6. 起業 韓国における最高学府 各分野において国内トップレベルの教員がおり 質の高い教育を受けることができる また 山の中に立地しており 研究に集中することができる 留学した動機 研究のため 具体的には 韓国歴史学会の現状を把握すること 研究における人脈を形成すること 史料調査である 留学の時期など 1 留学前の本学での修学状況 : 2 留学中の学籍 : 3 留学期間等 : 4 留学後の授業履修 : 5 就職活動の時期 : 6 本学での単位数 : 博士 3 7 入学 卒業 / 修了 ( 予定 ) 時期 : 8 本学入学から卒業 / 修了までの期間 : 9 留学時期を決めた理由 : 2016 年博士 2 年生の冬 2017 年 9 月 ~ 2018 年 8 月 年時に出発 2019 年博士 4 年生の冬 留学前の取得単位 年年生の月頃に 留学先で取得し 本学で単位認定申請を行う単位 留学後の取得 ( 予定 ) 単位 28 単位 単位 単位 2013 年 4 月入学 2020 年 3 7 年ヶ月間 学期まで履修 学期から履修開始 月卒業 / 修了 日本で査読論文を作成するなど 少しではあるが自分の学問ができ 韓国の学問を受動的に受け入れるだけでなく 自ら批判的に思考することもできるようになったと思ったから 留学の準備 1 留学先大学への入学手続き ( 手続きにあたってのアドバイスなど ) 1 / 5

ソウル大からの指示に従い期日までに手続きを進めれば特に問題ないと思います 2 ビザの手続き ( ビザの種類 申請先 手続きに要した時間 ビザ申請にあたってのアドバイスなど ) ビザの種類は D-2-6( 交換留学 ) です 申請先は駐日韓国大使館です 書類提出後は三日程度で発給してくれますが さまざまな書類が必要となるので早めに準備することが大事だと思います 3 医療関係の準備 ( 出発前の健康診断 常備薬 予防接種等 ) 韓国の薬は効果が強すぎるというようなことを聞いたことがあったので 風邪薬等は多少持っていきました 4 保険関係の準備 ( 加入した海外旅行傷害保険 留学保険等 ) 大学からの指示に従って 東京海上日動の海外旅行保険に加入しました 5 留学にあたって東京大学の所属学部 研究科 ( 教育部 ) で行った手続きなど ( 履修 単位 試験 論文提出等に関して ) 留学許可願を提出しました 6 語学関係の準備 ( 出発前の語学レベル 語学学習等 ) 国史学科では韓国語能力試験 5 級以上が要求されていたため 同試験で 6 級をとりました 5 年ほど前にすでに取得していましたが 有効期限が切れていたので再取得しました 7 日本から持参した方がよいもの その他出発前にやっておくべきこと アドバイスなど 一人暮らしをするのであれば 調味料類を持っていくとよいかもしれません ソウルの百貨店や大型スーパーにいけば 日本の食料品も多く売られていますが 高いので必要だと思うものは買っていくとよいでしょう 学習 研究について 1 履修した授業科目のリスト ( 授業を履修した場合 ) そのうち 帰国後東京大学で単位認定の申請を行ったもの ( 又は行う予定のもの ) に をつけてください 授業科目名 単位数 単位認定の申請 授業科目名 単位数 単位認定の申請 韓国経済史特講 3 朝鮮時代史通論 3 2 留学中の学習 研究の概要 ( 授業 予習 復習のスタイル 印象に残っている授業等 ) 2 / 5

毎週単行本一冊程度の研究書を読み それをもとに討論します 毎週討論文を A4 で 1 枚程度書くことが必要であるため 一つ授業を受講するだけでも大変でした そのほかにも現地の指導教員が開催するセミナーに参加し漢文を読みましたが 細かい内容よりも分量を読むことを重視するスタイルでした 31 学期あたりの履修科目 単位数 週あたりの学習 研究時間 ( 授業時間 授業以外の学習時間 ) など 1 学期あたり 1 科目 3 単位でした (1 科目 3 時間 ) そのほかに週に 1 度セミナー (2 時間 ) に参加しました 学期中は毎週予習のためにほとんどの時間を割いてしまい それ以外の研究時間は休日に多少行うことができる程度でした 4 学習 研究面でのアドバイス 韓国では 日本に対する関心も高く 日本史との比較などについて多くの質問を受けました 自国についてきちんと説明できると喜ばれますし 自分の視野を広げることにもつながると思います 韓国にいるからということで 韓国にのみ関心を持つのではなく 広い視野で研究するとよいかもしれません 5 語学面での苦労 アドバイス等 指導教員が方言を使う方だったので はじめのうちは苦労しました また セミナーでは 16 世紀の漢文を読んでいたのですが そこで出てくるさまざまな単語を聞き取ることは最後まで困難でした ただし セミナーが始まる前にきちんと予習をして出てきそうな単語をしっかり覚えておくと 授業についていきやすくなります 生活について 1 宿泊先 ( 種類 ( 寮 ホームステイ ルームシェア等 ) 家賃 宿舎の様子 見つけた方法など ) ワンルームに住んでいました 家賃は約 4 万円 ( 保証金約 100 万円 ) で そのほかに管理費がかかります 広くはないですが キッチン 洗濯機 冷蔵庫 シャワー 冷房などがついていたので不便はありませんでした 現地の知り合いに頼んで一緒に探してもらいました 2 生活環境 ( 気候 大学周辺の様子 交通機関 食事 お金の管理方法 ( 海外送金 クレジットカード ) など ) 留学期間中は記録的な寒さ (-20 近く ) とソウルでの観測史上最高気温 (39 ) に苦労しました 大学は山の上にありますが ソウル大入口駅までのバスが出ており 駅周辺には日本食を食べられるお店も多く食事には苦労しません 自分は大型スーパーの宅配サービスで食料品を購入し 自炊することが多かったです お金は基本的に現金 ( 日本円 ) を持参し現地で両替しましたが LinePay の海外送金も利用しました 3 / 5

3 危機管理関係 ( 留学先の治安 医療機関の事情 心身の健康管理で気をつけた点など ) 治安はよいですが 車の運転は荒いので注意が必要です 病院にいくことはありませんでしたが 薬局は多くあるので何かあると利用してました 4 留学に要した費用について ( 航空賃 授業料 教科書代 家賃 食費 交通費 娯楽費などの概算 ) 毎月の生活費とその内訳 家賃 :45 万ウォン ( 管理費込 ) 光熱費 :2 万ウォン 通信 (sim カード ):2 万 5 千ウォン 食費 :30 万ウォン 交通費 :2 万ウォン 交際費 ( 飲み会等 ):10 万ウォン その他 ( 服など ):5 万ウォン 留学に要した費用総額とその内訳 航空券代 :10 万円 文献購入 :5 万円 踏査 ( フィールドワーク ):5 万円 5 奨学金 ( 受給していた場合は 支給機関 支給額 見つけた方法など ) 松下幸之助記念財団から毎月 14 万円の支給を受けていました 先輩からの紹介で知りました 6 学習 研究以外の活動 ( スポーツ 文化活動 ボランティア インターン 週末や長期休暇の過ごし方など ) マラソン大会に何度か参加しました 週末は研究会等がなければ 自分の研究を進めるようにしていました 長期休暇中は地方に行って史跡や博物館を見学するようにしていました 派遣先大学の環境について 1 留学生へのサポート体制 ( 語学面 学習面 生活面 精神面でのサポート等 ) ソウル大の学生は親切で 助けを求めれば韓国語のチェックなど助けてくれます また 授業では発表の分担を多少減らしてもらうこともありました 2 大学の設備 ( 図書館 スポーツ施設 食堂 PC 環境等 ) 中央図書館のほかに 各学部や学科に図書館があります 奎章閣という研究機関には朝鮮時代の史料などが多数あり 歴史研究者にとってはこの上ない環境です スポーツ施設はジムやプールなどがありますが 月単位での契約が必要です 食堂は複数あり 全体的に安いです 一方で 教職員用の食堂は質の高い食事ができます PC 環境は 学内に WIFI が多数飛んでおり 不便することはないです 留学と就職活動について 1( 就職活動を既に行った場合 ) 留学が就職活動に与えた影響 メリット デメリットなど 就職活動は行っておりません 4 / 5

2( 今後就職活動を行う場合 ) 留学が就職に対する考え方に与えた影響 日本と同様に韓国でも研究職への就職が難しくなってきています それだけに若い時にしっかりと論文を作成するなど準備をしなければならないと感じました 3 留学中の就職活動への対策など ( もしあれば ) 特にありません 4 就職が決まっている場合は 差し支えない範囲で就職先をお知らせください 1. 研究職 2. 専門職 ( 法曹 医師 会計士等 )( 職名 : ) 3. 公的機関 ( 機関名 : ) 4. 非営利団体 ( 団体名又は分野 : ) 5. 民間企業 ( 企業名又は業界 : ) 6. 起業 ( 分野 : ) 7. その他 ( ) 留学を振り返って 1 留学の意義 留学を通じて成長したこと その他留学を通じての所感 日本にいると 韓国について多くの報道や体験談を聞くことができます しかし 実際に行ってみないとわからなかった部分 思っていたものと異なっている部分が多くありました 現地に行って現地の人とさまざまな交流をすることで得たものは非常に大きかったと思います 2 留学後の予定 博士論文執筆に向け本格的に準備を始めたいと思います 3 今後留学を考えている学生へのメッセージ アドバイス 韓国では 大学や学部によって雰囲気が大きく異なります 自分の留学目的をよく考えたうえで留学先を選ぶことが最も重要なことだと思います その他 1 準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト 出版物 コネスト (https://www.konest.com/) というページが役に立ちました 留学体験談や生活におけるさまざまな情報が掲載されています 2 その他東京大学のホームページ 出版物等に掲載してよい留学中の写真があれば添付してください 特にありません 5 / 5