が適正に整備されていない状況がみられた これらの河川事務所等は その主な理由について 都道府県に対し 河川法施行令第 5 条に規定する河川現況台帳の記載事項 ( 主要な河川管理施設の概要等 ) が変更される場合は資料を提供するよう依頼しているが 都道府県から主要な河川管理施設の概要に係る資料が提供さ

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Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

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アスベスト対策に関する行政評価・監視_事前調査結果等の適切な掲示の確保

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3-1 土地立入関係法令一覧

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

個人情報の保護に関する規程(案)

- 2 - 定を改正後欄に掲げるもののように改め 改正後欄に掲げる対象規定で改正前欄にこれに対応するものを掲げていないものは これを加える

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

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建築士法の一部を改正する法律案

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

平成14年8月  日

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

Microsoft Word - 【新旧】土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

一 建築士法の一部を改正する法律新旧対照条文 建築士法 ( 昭和二十五年法律第二百二号 ) 抄 ( 傍線部分は改正部分 ) 改正現行 ( 建築士の免許 ) 第四条一級建築士になろうとする者は 国土交通大臣の免許を受けなければならない 2 一級建築士の免許は 国土交通大臣の行う一級建築士試験に合格した

- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

- 1 - 法務省 令第一号国土交通省宅地建物取引業法(昭和二十七年法律第百七十六号)第二十七条第二項の規定に基づき 宅地建物取引業者営業保証金規則の一部を改正する省令を次のように定める 平成二十九年三月二十四日法務大臣金田勝年国土交通大臣石井啓一宅地建物取引業者営業保証金規則の一部を改正する省令法

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

- 1 - 港湾法施行令(昭和二十六年政令第四号)(抄)(第一条関係)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(緊急確保航路)(緊急確保航路)第十七条の十法第五十五条の三の五第一項に規定する緊急確保航路の第十七条の十法第五十五条の三の四第一項に規定する緊急確保航路の区域は 別表第五のとおりとする 区域は

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

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●空家等対策の推進に関する特別措置法案

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

建築士法の一部を改正する法律案新旧対照表

長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

-2- 経済産業大臣茂木敏充国土交通大臣太田昭宏環境大臣石原伸晃防衛大臣小野寺五典(認定申請書の提出)第一条研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成二十年法律第六十三号)第二条第七項に規定する試験研究機関等(以下 試験研究機関等 という )

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)

- 1 - 地方自治法施行令第百七十四条の三十九第三項による土地区画整理法第五十五条の読替え(は読替部分)(は当然読替部分)(は改正に係る読替部分)改正後の地方自治法施行令第百七十四条の三改正前の地方自治法施行令第百七十四条の三十読替前の土地区画整理法第五十五条十九第三項による読替後の土地区画整理法

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

○大阪府建設業法施行細則

機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び登録番号登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法人の場合 証明を行った宅瑕疵担保責任保険法人 調査を行った建築士又は建

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び 登録番号 登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法

( 別式第 7 ) をもって 当該所有者等に対し代執行の内容を通知するものとする 5 町長は 法第 14 条第 9 項に基づき行政代執行法による特定空家等の処分を行う場合は その代執行の現場に責任者を派遣し 当該責任者に対し行政代執行法第 4 条に基づく証票として 執行責任者証 ( 別式第 8 )

ナショナル・トラスト税制関係通知

Microsoft Word - 条例.doc

(Microsoft Word -

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

都市計画運用指針 新旧対照表 別紙 1 改正案現行 Ⅳ. 都市計画制度の運用の在り方について Ⅳ. 都市計画制度の運用の在り方について Ⅳ-3 開発許可制度について Ⅳ-3 開発許可制度について Ⅳ-3-2 一般的事項 Ⅳ-3-2 一般的事項 2. 執行体制の整備等 2. 執行体制の整備等 ( 前

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

全部改正 昭和 38 年規則 85 号 一部改正 昭和 43 年規則 51 号 47 年 62 号 52 年 45 号 平成 7 年 23 号 ( 抑留所 ) 第 4 条予防員は 法第 6 条又は法第 18 条の規定により犬を抑留しようとするときは 県が経営する犬の抑留所に抑留しなければならない 2

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

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火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

別式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) ( 表面 ) 第 号 立入調査員証 写 真 所 属 職 氏名生 年 月 日 上の者は 米子市空き家等の適正管理に関する条例 ( 平成 24 年米子市条例第 28 号 ) 第 4 条第 2 項の規定に基づき立入調査を行う職権を有する者であることを証する ( 裏面

1 建設業法施行令(昭和三十一年政令第二百七十三号)(抄)(技術検定の方法及び基準)第二十七条の四実地試験は その回の技術検定における学科試験に合格した者及び第二十七条の七の規定により学科試験の全部の免除を受けた者について行うものとする ただし 国土交通省令で定める種目及び級に係る技術検定の実地試験

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ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

株式会社フロンティアビジネス 別紙 1 1 処分内容 (1) 労働者派遣法第 21 条第 2 項に基づく労働者派遣事業停止命令 ( 労働者派遣事業停止命令の内容は 3 のとおり ) (2) 労働者派遣法第 49 条第 1 項に基づく労働者派遣事業改善命令 ( 労働者派遣事業改善命令の内容は 4 のと

横浜市市民活動推進条例の全部改正

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

平成19年  月  日

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

社会保険未加入企業の減点措置の厳格化に係る運用 新基準による受付時期及び再審査に係る運用 ( 参考 ) 関係通達 事務連絡 版 重要 経営事項審査の審査基準の改正について平成 24 年 5 月 1 日改正 ( 同年 7 月 1 日施行 ) に係る関東地方整備局の運用等 1 国土交通省関

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Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

<4D F736F F D FF095B6817A BF389C CE8DF482CC C98AD682B782E993C195CA915B A594D48D8692C789C D97528DED8F9C816A>

第5章 その他

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

2-6-1 滋賀県都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

第2章

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

政令第号水防法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令内閣は 水防法等の一部を改正する法律(平成二十九年法律第三十一号)の施行に伴い 並びに水防法(昭和二十四年法律第百九十三号)第十五条の八第一項ただし書 河川法(昭和三十九年法律第百六十七号)第十六条の四 第六十五条の三第一項

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

づき通知及び公告をした期日又は場所において意見の聴取を行うことができないときは 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更することができる 4 市長は 前 2 項の規定に基づき 意見の聴取の期日を延期し 又は場所を変更するときは 法 14 条 7 項の規定に準じて通知し かつ 公告する ( 議長 )

規定により公示した区域下水道 ( 組織 ) 第 4 条法第 7 条ただし書及び令第 8 条の2の規定により 下水道事業に管理者を置かないものとする 2 法第 14 条の規定により 下水道事業管理者の権限を行う市長の権限に属する事務を処理させるため 上下水道部を置く ( 重要な資産の取得及び処分 )

                       

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

瑞穂町福祉会館条例施行規則の一部を改正する規則を公布する

調査規則の改正 別紙案1・2

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

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Transcription:

イ河川現況台帳の整備等 勧告 図表番号 制度の概要等 河川管理者は 河川法第 12 条第 1 項に基づき 河川の現況を的確に把握し 表 (5)-イ-1 かつ 河川の使用関係を明らかにすることにより 河川行政の適正な執行を図るため 河川現況台帳を調製 保管することとされている 河川現況台帳の調製 保管については 一級河川 ( 指定区間 指定区間外 ) は国土交通大臣が 二級河川は都道府県等が行うこととされている ( 注 ) 一級河川の指定区間の管理は 都道府県等が行っているが 河川現況台帳は 国土交通省が調製 保管することとされている ( 河川法第 9 条第 1 項 第 12 条 河川法施行令 ( 昭和 40 年政令第 14 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号 第 7 条 河川法施行規則 ( 昭和 40 年建設省令第 7 号 ) 第 7 条 ) 河川現況台帳は 河川法施行令第 5 条第 11 号において 主要な河川管理施設の概要を記載することとされており 記載項目は次表のとおりである 表 1 主要な河川管理施設の概要 ( 丙の5) の記載項目 1 水系名 2 河川名 3 図面番号 4 主要な河川管理施設の概要 ( 名称又は種類 位置 完成年 構造又は能力 図面番号 摘要 調製年月日 ) ( 注 ) 河川法施行規則別記様式第 1( 丙の5) から抜粋した 都道府県は 河川台帳の調製に係る資料の提供の依頼について ( 平成 18 年 3 月 13 日付け国河政第 249 号国土交通省河川局水政課長通知 ) に基づき 管理する一級河川 ( 指定区間 ) の主要な河川管理施設の状況等に係る資料を地方整備局等に提供することとされており 地方整備局等は 同資料に基づき河川現況台帳 ( 指定区間 ) を調製することとされている 一方 国土交通省は 河川区域内の土地の管理等について ( 平成 21 年 2 月 5 日付け国河政第 86 号 国河環第 79 号 国河治第 118 号国土交通省河川局水政課長 河川局河川環境課長 河川局治水課長通知 ) により 適正な河川管理に資するため 調製した台帳の情報を指定区間等の管理者に対し 定期的に還元するよう努めることとしている 現状及び問題点等 河川管理者における河川現況台帳 ( 丙の5) の整備状況を調査した結果 次のような状況がみられた 1 調査した 19 河川事務所等 ( 注 ) では いずれも河川現況台帳 ( 一級河川 ( 指定区間外 )) を整備しているが 必要な事項が記載されていないものが 1 河川事務所等 (5.3%) みられた ( 注 )8 地方整備局及び北海道開発局の 2 開発建設部及び 17 河川事務所等を調査対象とした 2 調査した 19 河川事務所等のうち 11 河川事務所等 (57.9%) において 必要な事項が記載されていないなど 河川現況台帳 ( 一級河川 ( 指定区間 )) - 205 -

が適正に整備されていない状況がみられた これらの河川事務所等は その主な理由について 都道府県に対し 河川法施行令第 5 条に規定する河川現況台帳の記載事項 ( 主要な河川管理施設の概要等 ) が変更される場合は資料を提供するよう依頼しているが 都道府県から主要な河川管理施設の概要に係る資料が提供されないため 河川現況台帳 ( 一級河川 ( 指定区間 )) に必要な事項が記載されていないとしている また 当該 11 河川事務所等のうち 3 河川事務所等 (27.3%) では 把握している河川管理施設数が都道府県の把握している施設数と異なっている状況がみられた 3 調査した 19 河川事務所等のうち 2 河川事務所等 (10.5%) では 都道府県は既に承知しているとして 同台帳の情報を都道府県に対し還元していない また 当該 2 河川事務所等が把握している河川管理施設数は当該都道府県の把握している施設数と異なっている状況がみられた 4 調査した 16 土木事務所等 ( 注 ) のうち 二級河川を管理しているものが 12 土木事務所等あり これらの土木事務所等のうち ⅰ) 一部の河川について河川現況台帳 ( 二級河川 ) を整備していないものが1 土木事務所等 (8.3%) ⅱ) 同台帳に必要な事項が記載されていないものが2 土木事務所等 (16.7%) ⅲ) 様式に誤りがあったものが4 土木事務所等 (33.3%) みられた これらの土木事務所等は その理由について 予算の制約などから 同台帳の整備に必要な図面作成が進んでいないためなどとしている ( 注 )16 都道府県の各 1 土木事務所等を調査対象とした 表 2 河川現況台帳 ( 丙の5) の整備状況 ( 単位 : 管理者 %) 台帳名 管理者 管理者数 未整備 記載が不十分等 河川現況台帳 19(100) 0(0) 1(5.3) ( 一級河川 ( 指定区間外 )) 河川事務所等河川現況台帳 19(100) 0(0) 11(57.9) ( 一級河川 ( 指定区間 )) 河川現況台帳 ( 二級河川 ) 土木事務所等 12(100) 1(8.3) 6(50.0) ( 注 )1 当省の調査結果による 2 ( ) 内は 構成比である 3 調査した 16 土木事務所等のうち 二級河川を管理しているものは 12 土木事務所等 である 5 一方 調査した 19 河川事務所等及び 16 土木事務所等のうち 4 河川事務所等 (21.1%) 及び7 土木事務所等 (43.8%) では 河川現況台帳以外に 維持管理のための独自の台帳等を整備している このうち2 土木事務所等は その理由について 河川現況台帳は 維持管理を目的としたものではなく 維持管理に当たって 補修等の履歴等のより詳細なデータを整備する必要があるためなどとしている 6 調査した9 地方整備局等では 管理する河川管理施設 ( 一級河川 ( 指定区 - 206 -

間外 ))9,908 施設のうち 設置年度が不明なものが 1,073 施設 (10.8%) みられ 調査した 16 都道府県では 管理する河川管理施設 ( 一級河川 ( 指定区間 ) 二級河川)7,212 施設のうち 設置年度が不明なものが 998 施設 (13.8%) みられた なお 国土交通省では 9 地方整備局等が管理する河川管理施設について 直轄管理区間の延伸により都道府県から引き継いだ施設の中には 設置年度不明な施設があるとしている 表 3 設置年度が不明な河川管理施設 ( ゲート施設及びポンプ施設 )( 単位 : 施設 %) 管理者 河川の種類 総施設数 うち設置年度が不明な施設数 地方整備局等 一級河川 ( 指定区間外 ) 9,908(100) 1,073(10.8) 都道府県 一級河川 ( 指定区間 ) 二級河川 7,212(100) 998(13.8) ( 注 )1 当省の調査結果による 2 ( ) 内は 構成比である 3 平成 22 年 12 月 1 日現在である 4 一級河川 ( 指定区間外 ) については 調査した9 地方整備局等が管理する河川管理 施設数を 一級河川 ( 指定区間 ) 及び二級河川については 調査した 16 都道府県の 河川管理施設数を記載した 所見 したがって 国土交通省は 河川現況台帳の適正な整備及び維持管理情報のより効率的かつ効果的な活用の推進を図るため 次の措置を講ずる必要がある なお その際 地方公共団体の自主性 自立性が確保されるように配慮すること 1 河川現況台帳 ( 一級河川 ( 指定区間外 )) の適正な整備を徹底すること また 都道府県等に対し 調製した河川現況台帳 ( 一級河川 ( 指定区間 )) の情報を還元するとともに 引き続き 主要な河川管理施設の状況に係る資料を提供するよう要請し 同台帳の適正な整備を徹底すること 2 都道府県等に対し 河川現況台帳 ( 二級河川 ) の適正な整備を徹底するよう要請すること 3 河川管理施設の現況を的確に把握するとともに 河川管理施設の維持管理に係る情報の効率的かつ効果的な活用が図られるような方策を検討すること - 207 -

表 (5)-イ-1 河川現況台帳の整備に関する規程等 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 )( 抜粋 ) ( 一級河川の管理 ) 第 9 条一級河川の管理は 国土交通大臣が行なう 2 国土交通大臣が指定する区間 ( 以下 指定区間 という ) 内の一級河川に係る国土交通大臣の権限に属する事務の一部は 政令で定めるところにより 当該一級河川の部分の存する都道府県を統轄する都道府県知事が行うこととすることができる 3~7 ( 略 ) ( 二級河川の管理 ) 第 10 条二級河川の管理は 当該河川の存する都道府県を統轄する都道府県知事が行なう 2 二級河川のうち指定都市の区域内に存する部分であって 当該部分の存する都道府県を統括する都道府県知事が当該指定都市の長が管理することが適当であると認めて指定する区間の管理は 前項の規定にかかわらず 当該指定都市の長が行う 3 4 ( 略 ) ( 河川の台帳 ) 第 12 条河川管理者は その管理する河川の台帳を調製し これを保管しなければならない 2 河川の台帳は 河川現況台帳及び水利台帳とする 3 河川の台帳の記載事項その他その調製及び保管に関し必要な事項は 政令で定める 4 河川管理者は 河川の台帳の閲覧を求められた場合においては 正当な理由がなければ これを拒むことができない 河川法施行令 ( 昭和 40 年政令第 14 号 )( 抜粋 ) ( 都道府県知事又は指定都市の長による指定区間内の一級河川の管理 ) 第 2 条法第 9 条第 2 項の規定により 指定区間内の一級河川について 都道府県知事が行うこととされる管理は 次に掲げるもの以外のものとする 一法第 12 条第 1 項の規定により河川の台帳を調製し これを保管すること 二 ~ 七 ( 略 ) ( 河川現況台帳 ) 第 5 条河川現況台帳の調書には 国土交通省令で定める様式に従い 次に掲げる事項 ( 一級河川については第 4 号に掲げる事項を 二級河川については第 3 号に掲げる事項を除く ) について記載をするものとする 二 ~ 十 ( 略 ) 十一主要な河川管理施設の概要十二 十三 ( 略 ) ( 河川の台帳の保管 ) 第 7 条河川の台帳は 国土交通省令で定めるところにより 一級河川に係るものにあっては関係地方整備局の事務所 ( 北海道開発局の事務所を含む 第 39 条の 3 第 1 項第 1 号において同じ ) において 二級河川に係るものにあっては関係都道府県の事務所において保管するものとする 河川法施行規則 ( 昭和 40 年建設省令第 7 号 )( 抜粋 ) ( 河川の台帳の保管 ) 第 7 条河川の台帳は 次の各号に掲げる区分に従い それぞれ当該各号に掲げる事務所において保管するものとする 一一級河川に係る河川現況台帳国土交通省設置法 ( 平成 11 年法律第 100 号 ) 第 32 条第 1 項に規定する地方整備局の事務所又は同法第 34 条第 1 項に規定する開発建設部 ( 第 41 条において 関係事務所等 という ) - 208 -

二一級河川に係る水利台帳地方整備局又は北海道開発局三二級河川に係る河川の台帳都道府県の規則で定める事務所 別記様式第 1 河川現況台帳調書 ( 丙の5) 水系名 河川名 図面番号 図面主要な河川管名称又は種類位置完成年構造又は能力番号理施設の概要 摘要 調製年月日 河川台帳の調製に係る資料の提供の依頼について ( 平成 18 年 3 月 13 日付け国河政第 249 号国土交通省河川局水政課長通知 )( 抜粋 ) 指定区間内の一級河川に係る河川の台帳 ( 河川現況台帳及び水利台帳 以下 河川台帳 という ) につきましては 貴職の御協力の下 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) 第 12 条第 1 項及び河川法施行令 ( 昭和 40 年政令第 14 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号又は第 2 項に基づき 地方整備局及び北海道開発局 ( 以下 地方整備局等 という ) において調製及び保管を行っているところです 現在 地方整備局等において調製及び保管している河川現況台帳につきましては 今後も随時更新していく必要があることから 河川指定の状況及び水利使用許可に係る更新の状況等について 引き続き貴職からの資料の提供が不可欠となっています つきましては 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 245 条の 4 第 1 項の規定に基づき 地方整備局等により河川台帳の調製に係る資料の提供を別途依頼させていただきますので 資料の提供等御協力願います ( 注 ) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 245 条の 4 において 各大臣又は都道府県知事その他の都道府県の執行機関は その担任する事務に関し 普通地方公共団体に対し 普通地方公共団体の事務の運営その他の事項について適切と認める技術的な助言若しくは勧告をし 又は当該助言若しくは勧告をするため若しくは普通地方公共団体の事務の適正な処理に関する情報を提供するため必要な資料の提出を求めることができるとされている 河川区域内の土地の管理等について ( 平成 21 年 2 月 5 日付け国河政第 86 号 国河環第 79 号 国河治第 118 号国土交通省河川局水政課長 河川局河川環境課長 河川局治水課長通知 )( 抜粋 ) これまでも河川区域内の土地の適正な管理等が行われるよう指導等に努めているところであるが 最近 河川区域内の土地の管理等について会計検査院による実地検査等において注意喚起がなされるとともに 不適切な土地の占有 不法係留船等の行政代執行や迷惑行為等についてマスコミに度々取り上げられるなど 河川区域内の土地の管理等について社会的関心が高まってきている このため 今般 河川区域内の土地の管理等のあり方について特に留意すべき事項を下記に取りまとめましたので より一層の管理の適正化を図られるよう 改めて通知する 記 8 河川の台帳の調製について (1) 河川管理者には その管理する河川の台帳 ( 河川現況台帳及び水利台帳並びにそれぞれの調書及び図面 以下同じ ) を調製することが義務づけられていることから 現況の把握等により台帳の記載事項に関して漏れの無いよう 適切な時期に台帳の調製を実施すること (2) 一級河川の指定区間に係る台帳の調製に当たっては 指定区間等の管理者からの新規情報 更新情報等の提供を受けることが不可欠であるので 適正な台帳の管理 ( 調製及び保管 ) - 209 -

を実現するため 指定区間等の管理者との連絡 調整を密にして継続的な資料提供を促すこと また 適正な河川管理に資するため 調製した台帳の情報を指定区間等の管理者に対し 定期的に還元するよう努めること ( 注 ) 下線は当省が付した - 210 -