1.Web 簿記システムとは < 複数組合員の記帳代行や減価償却資産管理ができる青色申告支援ツール > 特別なソフトをインストールする手間なく インターネットに接続できるパソコンならば どのパソコンからでもご利用できます JAのホームページから始めます http://www.jatone.or.jp/ < ログイン画面 > 青色申告決算書 ( 損益計算書 収入金額の内訳書 減価償却費の計算 貸借対照表 ) の他 収支計算書などが作成できま す
2. ログインとログアウト < ログインする > 1 JA ホームページから Web 簿記システムボタンをクリックするとログイン画面が表示されます ログイン画面の ユーザー ID パスワード を入力し ログイン ボタンをクリックすることでユ ーザー認証が行われユーザー ID 毎の利用可能メニューが表示されます < ダイレクトメニューから機能を選ぶ > 今いる画面から別の画面へ移動したい場合は コントロールフレーム ( 左フレーム ) の トップメニュー ボタンをクリックすると トップメニューへ移動してから目的の機能をクリックします または コントロールフレーム ( 左フレーム ) のダイレクトメニューを使うと 目的の画面に直接ジャンプすることができます
< ログアウトする > 処理メニュー等表示されている コントロールフレーム の ログアウト ボタンをクリックするとログイン画面が表示されます このログイン画面で ボタン ( 閉じる ) をクリックしInternet Explorer を終了します ログアウトボタンを クリック ボタン ( 閉じる ) をクリックで終了
3. 連動データのデータの確認確認と 修正 仕訳日記帳を使って連動データの確認と 修正を行います < 仕訳日記帳 > 1 毎月第 5 営業日に各組合員の前月の取引データ ( 購買データ 販売データ 信用貯金明細データ ) がWeb 簿記システムに仕訳された状態で取込まれます 取込み結果は 仕訳日記帳 で確認します トップメニュー 仕訳日記帳をクリックします 複数月の期間指定もできます 一ヶ月分のみを表示させたい場合は FROM と TO に同じ月を指定します 変更抽出条件を追加します 伝票日付 : 年間 ボタンを追加 クリックすると当年 1 月 1 日 ~12 月 31 日がセットされます 勘定科目 : 補助科目まで指定可能 仕訳区分 : 全仕訳 通常仕訳 決算修正仕訳を指定可能 エラー仕訳 :Web 簿記側のマスタ不備等の理由で連動時にエラーになった仕訳データのみを抽出 ( 背景がピンク色の仕訳 ) 部門区分 : 両部門 農業部門 不動産部門から選択 伝票区分 : 修正 削除伝票を表示するかどうかを指定 5
仕訳の抽出結果は一画面に 100 件まで表示されます 次画面を表示するには 次頁 ボタンをク リックします 日付入力欄の隣にカレンダー機能を追加します カレンダーマーク カレンダーが展開し 選択した日付が入力欄にセットされます をクリックすると 条件フレームの 表示 ボタンをクリックすると 対象の仕訳データが修正可能な状態で表示されま す 2 事業主勘定から費用勘定に変更したい仕訳の修正を行います 勘定科目 の 探 ボタンから 110 事業主貸 を選択し 表示 ボタンをクリックし ます 勘定科目に事業主貸 (110) を指定する と 指定した期間の事業主貸の仕訳だ けが表示されます 6
3 仕訳が表示されます 電気代の仕訳について 事業主貸 (110) から動力光熱費 (619) に修正しま すので 事業主貸の横に半角アルファベットで d と入力します 4 d ではじまる勘定科目の候補が表示されるので 619 動力光熱費 を選択します 変更 サジェスト ( 候補 ) が表示される場所が 入力欄の下に変わります 5 表示が 619 動力光熱費に修正されたのを確認して 修正 ボタンをクリックします 7
6 確認メッセージが表示されますので 内容に間違いがなければ OK ボタンをクリックします 変更確認画面を省略し すぐに登録できるようにします 対象機能は下記の通り 簡易入力 複式入力 仕訳日記帳 収支計算書 合計残高試算表 ( 精算書 ) 仕訳日記帳表形式修正 育成資産費用登録 家事関連費割合登録 申告科目設定 同一画面で入力内容をすべて確認できる機能に限ります 事業主勘定で取込まれた信用貯金明細の勘定科目を適宜修正します この際 勘定科目を事業主貸 (110) 事業主借 (230) で抽出して表示すると便利です 事業主勘定を削除すると残高が合わなくなり 貸借が一致しなくなります 複式簿記の場合は事業主勘定を省くことはできません 単式簿記の場合は事業主勘定を削除しても問題はありませんが これらの取引は 収支計算書 等には影響しませんので そのまま残しておくことをおすすめします 8
< 表形式修正を利用した仕訳修正 > 1 表形式修正を利用すると簡易的に科目を修正することができます 日付 ( 年月 ) を指定し 表示ボタンをクリックすると修正対象の仕訳が抽出表示されます ( 初期表示の状態では 勘定科目には 110 事業主貸 と 230 事業主借 が入っています ) 2 摘要欄を確認しながら 修正したい勘定科目のコードまたはアルファベットを入力します ここでは 勘定科目欄に t を入れて通信図書費を呼び出しています よく使う勘定科目を別表な どにして用意しておくと便利です ヘルプコーナーの勘定科目一覧表もご利用ください 9
月次処理のポイント 事業主勘定は削除しない MEMO 10
4. 仕訳登録 連動データ以外で発生する取引の追加を行います Web 簿記システムでの仕訳登録作業には 簡易入力 と 複式入力 があります 変更よく使う仕訳機能を伝票 ( 明細 ) 単位で使うことができます よく使う仕訳 横の入力欄では 番号またはアルファベットを入力することで候補を呼び出すことができます 仕訳適用 ボタンをクリックすると勘定科目 補助科目がセットされます また 探 ボタンをクリックすると よく使う仕訳マスタ一覧を呼び出すことができます 番号やアルファベットからの候補の呼び出しは 次の項目で対応しています 勘定科目 補助科目 税区分 摘要 1 一画面から入力できる明細数を 20 件から 40 件に増やします 現行の 複式入力 と 表形式入力 は 複式入力 にメニューを統一します 11
< 簡易入力 > 仕訳登録をする 肥料を現金 52,500 円 ( 消費税込み ) で購入した ときの仕訳入力を例に挙げて 仕訳登録を行ってみましょう 1 [ 勘定科目 ] ボックスに半角アルファベットで g と入力し 現金を選択します ( または現金の科目コード1 を指定します ) 部門区分は 農業 を選択します 2 新規ボタンをクリックすると簡易仕訳入力画面が表示されます 1 行目の [ 相手科目名 ] 欄に半角アルファベットで h と入力し 612 肥料費 を選択します ( ま たは肥料費の科目コード 612 補助科目 0 を指定します ) 簡易仕訳入力画面 12
3 その他 各項目に以下のように入力し 登録 ボタンをクリックします 現金出金 :52500 摘要 : 肥料を購入 税区分は 選択した勘定科目に 合わせて自動的に設定されま す 4 確認画面が表示されますので入力内容を確認し 内容に問題なければ OK ボタンをクリックし て登録を完了しましょう 13
< 複式入力 > よく使う仕訳 を利用した仕訳登録をする 予め登録してある仕訳を利用して 借方 貸方金額を入力するだけで仕訳の登録を行います 農機具を現金 300,000 円 ( 消費税込み ) で購入した ときの仕訳入力を例に挙げて 仕訳登録を行ってみましょう 1 条件フレームの 新規 ボタンをクリックすると 複式仕訳入力画面が表示されます 2 入力画面の 探 ボタンをクリックすると [ よく使う仕訳検索 ] ウィンドウが表示されます 一覧か ら 015 農機具を購入 代金は現金で支払った を選択し 選択 ボタンをクリックします 3 仕訳適用 ボタンをクリックします よく使う仕訳コードに該当する借方 貸方の科目コード 科目名 税区分が一緒に表示され 借方 貸方の金額を入力するだけの状態になります 4 借方 貸方の金額欄にそれぞれ 300000 と入力しましたら 登録 ボタンをクリックして 仕訳登録を完了しましょう 14
<CSV アップロード機能を利用した仕訳登録 > Excel フォーマットを利用した一括仕訳登録 1 CSV アップロード用のExcel ファイル NKSS900100000001.xls を開きます NKSS900100000001.xls はヘルプコーナーからダウンロードできます 1 行目のデータはサンプルなので 削除あるいは適宜修正してご利用ください NKSS900100000001.xls 2 ひとつの仕訳につき 17 ヶ所の入力欄があります 各セルのタイトル横の桁数を参考に必要事項を入力します 各入力項目についての説明はヘルプコーナーをご参照ください 行番号は一伝票一仕訳の場合は 1 となります 一伝票内に複数の仕訳が発生する場合はその発生数を入力します ( 最大 20 まで また 行番号で連番が振られている伝票は仕訳伝票番号は必ず同一にしてください ) CSV アップロードは1 回につき300 明細までに制限されています 300 明細以上の場合は残りの行を全て削除してください また一行目のタイトル行も削除します 空白行は削除 15
3 ファイル > 名前をつけて保存から csv 形式に保存します 4 登録した csv ファイルを利用し Web 簿記システムへアップロードします トップページ その他メニュー仕訳データアップロード (csv) をクリックします 5 外部仕訳 CSV アップロードをクリックし 参照 ボタンから 保存した CSV ファイルを選択し アップロード ボタンをクリックします 16
5. 月次帳票からからの仕訳仕訳確認 収支計算書や合計残高試算表 ( 精算表 ) を使うと 一ヶ月単位で金額を確認することや 仕訳修正画面へ切り替えて仕訳を変更することができます < 収支計算書 > 変更収支計算書 合計残高試算表 ( 精算 1 トップメニューの収支計算書を選択します 表 ) のレイアウトから 仕訳修正画面へジャンプすることができます 2 印刷プレビュー ボタンをクリックすると PDF 形式で収支計算書が出力されます 表示 ボタンをクリックすると 帳票と同じレイアウトで表示画面が開きます 科目名の横にあ る 修正 ボタンをクリックすると その仕訳を修正することができます 17
6. 資産管理 < 減価償却資産資産管理 > 減価償却資産資産の登録をする 今年度新規に取得した減価償却資産の登録を行います 1 トップメニューの 減価償却資産管理 を選択し 減価償却資産登録 を選択します 変更 減価償却費シミュレーション 機能を新規追加 10 年先までの減価償却費のシミュレーションデータを出力できるようになります 2 処理区分は 登録 で 新規 ボタンをクリックして減価償却資産の情報入力を行います 入力する項目は 資産名称 資産分類 事業割合 取得年月日 圧縮前取得価格 取得価格 償却方法 耐用年数 残存率 償却限度額 ( 率 価格 ) になります 自動計算の項目は 前期末償却累計額 期首帳簿価格 普通償却額 当期償却額 期末帳簿価格 です 3 登録 ボタンをクリックして減価償却資産の情報登録を行います 18
変更 圧縮記帳に対応するため 入力項目に 圧縮前取得価格 が追加されます 圧縮記帳の適用を受けた場合は 圧縮記帳後の取得価格を 取得価格 に入力してください 前期末償却累計額 期首帳簿価格 は片方を入力すればもう片方は自動計算します 登録 ボタンをクリックすると確認画面が表示されます 金額等を確認後 確定 ボタンをクリックしてください データ登録後は新規登録画面に戻ります 19
減価償却資産を売却 除却する 今年度売却または 処分した減価償却資産の入力を行います 1 トップメニューの 減価償却資産管理 を選択し 減価償却資産売却 除却入力 を選択します 2 表示 ボタンをクリックして売却または除却を行う減価償却資産の 売却 処分年月日 入金科 目 ( 売却の場合だけ ) を入力します 変更 入力項目に 売却時の入金科目が追加されます 減価償却費仕訳変換で仕訳を作成する際に使用します 3 修正 ボタンをクリックして売却または除却入力を行った減価償却資産の登録を完了します 20
減価償却資産の一覧表出力 減価償却資産の帳票には 償却資産一覧表 減価償却資産表 ( 税務申告版 ) 固定資産台帳 などがあります 組合員単位に出力する場合はここで出力します 1 償却資産一覧表 2 減価償却資産表 ( 税務申告版 ) 21
3 固定資産台帳 4 減価償却費の計算 ( 別紙 ) 5 種類別明細書 ( 固定資産税 ) 22
減価償却資産の仕訳変換 更新 ボタンをクリックすると 当期償却額の決算仕訳が自動生成されます 変更 売却 除却時の仕訳も作成されるようになります 変換の結果は仕訳日記帳で確認できます 仕訳変換を再度実行すると 先に作成された仕訳の 反対仕訳を自動で起こし 同時に 変更後の金額で 新たに仕訳を発生させます 仕訳内容は次の通りです ( 例 : 売却した場合の入金科目は現金であった ) 当期償却額 借方 : 減価償却費 / 貸方 :***( 資産分類 ) 除却 借方 : 雑損失 / 貸方 :*** 売却益なし 借方 : 現金 事業主貸 / 貸方 :*** 売却益あり 借方 : 現金 / 貸方 :*** 事業主借 当期償却額の仕訳は 12 月 31 日 ( 期末 ) の日付で 決算仕訳 で作成されます 売却 除却の仕訳は売却 処分年月日の日付で 通常仕訳 で作成されます 事業割合の合計が 100% に満たない場合 残りは家事利用分として次のように仕訳されます 借方 : 事業主貸 / 貸方 :***( 資産分類 ) < 注意 > 取得の仕訳は 仕訳入力で登録する必要があります 23
7. 専従者給与管理 専従者 ( 雇人 ) を登録する 専従者 ( 雇人 ) の登録を行います 1 トップメニューの 専従者給与管理 を選択し 専従者登録 を選択します 2 新規 ボタンをクリックして専従者 ( 雇人 ) の情報入力を行います 必須入力の項目は 氏名 氏名 ( フリカ ナ ) 生年月日 続柄 郵便番号 住所 (1) です 固定支給 を登録しておくと 後の専従者給与登録で自動的にその金額が表示されて便利です 3 登録 ボタンをクリックして専従者 ( 雇人 ) の情報登録を行います 24
4 登録された情報は 農業用決算書の各欄に自動で表示されます 農業用青色申告決算書 2 枚目 農業用白色申告決算書 ( 収支内訳書 ) 25
専従者の扶養者を登録する 扶養者の情報を登録します 1 トップメニューの 専従者給与管理 を選択し 専従者扶養登録 を選択します 2 条件フレームの 専従者コード ボックス横にある探ボタンをクリックし 専従者を選択します ( または専従者コードを直接手入力します ) 3 新規 ボタンをクリックして専従者の扶養者の情報入力を行います 4 登録 ボタンをクリックすると修正画面が表示されます 内容が正しいか確認しましょう また 税基礎の内容が正しいかどうか 表示された控除金額でも確認しましょう 26
専従者の給与 ( 賞与 ) を登録する 給与と賞与の情報を登録します 1 トップメニューの 専従者給与管理 を選択し 専従者給与登録 を選択します 2 条件フレームの 専従者コード ボックス横にある探ボタンをクリックし 専従者を選択します ( または専従者コードを直接手入力します ) 支給年を入力したら 新規 ボタンを押して給与 ( 賞与 ) を新規登録してみましょう 3 新規 ボタンをクリックして給与 ( 賞与 ) の情報入力を行います 年末調整計算を必要とするときは その年の最後に支給された 12 月の給与 ( または賞与 ) の年末調整計算を 計算する にします 年末調整計算を 計算する にするためには 次ページから説明する 控除申告データを事前に登録しておく必要があります 5 登録 ボタンをクリックして専従者 ( 雇人 ) の情報登録を行います 27
控除申告データを登録する 年末調整計算するための準備として 控除申告データを作成します 1 トップメニューの 専従者給与管理 を選択し 控除申告データ登録 を選択します 2 表示 ボタンをクリックし 対象者を選択してから 修正 ボタンをクリックします 3 控除申告情報を入力します 4 修正 ボタンをクリックして控除申告データの登録を完了しましょう 28
専従者給与管理の各種帳票出力 専従者給与管理の帳票には 源泉徴収簿 と 源泉徴収票 があります 組合員単位に出力する場合はここで出力します 1 源泉徴収簿 2 源泉徴収票 29
専従者給与の仕訳変換 更新 ボタンをクリックすると 専従者給与登録で登録した給与 ( 賞与 ) の仕訳が自動生成されます 変換の結果は仕訳日記帳で確認できます < 注意 > 専従者や雇人への給与 ( 賞与 ) を貯金口座から振り替えていると ここで作成される仕訳が信用貯金明細データと重複する場合があります そのときは 専従者登録と専従者給与登録の登録画面から仕訳の有無を 仕訳しない と選択して 仕訳を作成させないようにしておきましょう ( デフォルトは 仕訳しない です ) 30
8. 決算 < 決算帳票 > 決算仕訳の結果確認用に使用します 変更精算表は 合計残高試算表とレイアウトを統一し 仕訳修正メニュー に移動しています 1 消費税区分別科目集計表 変更 仕訳に使用されている税区分のみ が表示されます 2 課税取引金額集計表 31
< 棚卸 > 1 棚卸登録期末棚卸結果の登録を行います 米 ( 農作物 ) の棚卸結果を新規登録してみましょう 変更 棚卸データを CSV データで一括 登録できる機能を用意します 2 米 ( 農作物 ) の期末棚卸結果を登録します 初めて棚卸結果を登録するので 期首の棚卸結果 ( 前 期末棚卸結果 ) も合わせて登録します 3 棚卸一覧表 32
4 棚卸仕訳変換 更新 ボタンをクリックすると 棚卸結果の決算仕訳が自動生成されます 変換の結果は仕訳日記帳で確認できます 仕訳は 期末である 12 月 31 日の日付で 決算仕訳 で作成 されます 5 登録情報は農業用青色申告決算書の各欄に自動で入力されます 確認してみましょう 農産物の期首残高は青色申告決算書 1 枚目 ( 損益計算書 ) に表示されます 33
農産物以外の期首残高は青色申告決算書 2 枚目に表示されます 収入金額の内訳 ( 左欄 ) へ数字を表示するには 青色申告決算書入力からの入力が別途必 要です MEMO 34
< 家事按分 > 1 家事関連費割合登録事業と家事の両方に共通して発生する費用は 家事割合を登録し 按分振替仕訳を作成します 電気代の 20% ガソリン代の 40% 分を家事分として振り替えてみましょう 2 家事関連費割合登録をクリックします 動力光熱費のように按分対象が複数含まれる科目は あらかじめ補助科目で仕訳を整理してお けば 補助科目ごとに家事割合を設定することができます 3 対象科目の家事割合を入力し 修正 ボタンをクリックします 35
4 家事関連費一覧表 変更 家事関連費一覧表の出力場所が変わります 5 家事関連費仕訳変換 更新 ボタンをクリックすると現在までの家事関連費の残高に対して家事費用が計算され 決算 仕訳が自動生成されます 36
変換の結果は仕訳日記帳で確認できます 仕訳は 期末である 12 月 31 日の日付で 決算仕訳 で 作成されます 登録した割合に相当する金額が 家事 消費分として経費から差し引かれてい ます 37
< 注意 > 家事関連仕訳を再作成するには以下の手順で行います 1. 家事関連費割合登録 で 表示 ボタンをクリックし 表示 入力フレームの 再集計 ボタンをクリックします 表示金額が現在の仕訳データを基に再集計されます 2. 家事割合に誤りがないことを確認し 修正 ボタンをクリックします 3. 家事関連費仕訳変換 で 家事関連仕訳を再作成する にチェックをつけ 更新 ボタンをクリ ックすることで 先に作られた仕訳データは無効となり 新しい仕訳データが作成されます 変更 仕訳変換を再度実行すると 先に作成された仕訳の反対仕訳を自動で起こし 同時に 変更後の金額 で新たに仕訳を発生させます 38
< 決算書入力 > 決算書の内容の確認と修正を行います 農業用青色申告決算書を作成してみましょう 変更 決算書入力機能と 決算書出力機能を統一します 1 表示 ボタンをクリックします 2 基本情報 をクリックします 39
3 該当する申告区分を選択し 登録 ボタンをクリックすると 2 の画面に戻ります 変更決算書基本情報に各種区分を追加します 申告区分 : 決算メニューに表示する決算書を制御 決算書作成区分 e-tax 作成区分 : 組合員選択画面に表示 決算管理メニューへ戻る をクリックすると 表示される決算書の種類が制御されています 4 損益計算書の金額と内訳金額に差異があるため 修正 ボタンをクリックして内訳を修正します 40
5 下にある 入力合計 損益計算書 差額 などを参考に必要な項目を入力し 登録 ボタンを クリックします 6 印刷プレビュー をクリックすると 決算書の PDF イメージが表示されます 41
決算書内訳入力のポイント 収入金額の内訳 と 雑収入 は 任意の科目金額を引用することができます 1. トップメニュー >マスタ設定 > 申告内訳集計パターン設定の 表示 ボタンをクリックします 区分名称 で内訳の表示したい行を指定します 同一区分内に複数の科目を指定することもできます 変更仕訳データを決算書の内訳に引用できるようになります 2. 入力後 登録 ボタンをクリックします 3. 収入金額の内訳 と 雑収入 の 集計 ボタンをクリックすると仕訳データから引用されます 42
<e-tax 組込用決算書データダウンロード > e-tax( 国税電子申告 納税システム ) に取り込むための決算書データをダウンロードします 1 e-tax 組込用決算書データダウンロード をクリックします 2 提出日を入力して ダウンロード ボタンをクリックし 任意の場所にダウンロードします 青色申告決算書出力画面の チェック ボタンを押すと 決算書同士の数字に矛盾がないかをチェッ クできます ( 整合性をチェックする機能のため 金額が税法上正しいものかどうかを判断するもの ではありません ) 決算書間で整合性が取れている場合 決算書間で矛盾がある場合 43
9. マスタ設定 < 補助科目設定 > 組合員独自の補助科目を作成します ( 個人が作成できる補助科目コードは 700~999 です ) 例 : 動力光熱費の中でガス代を振り分けるための補助科目 (700) を作成してみましょう 1 トップメニューの マスタ設定 を選択し 補助科目設定 を選択します 2 新規 ボタンをクリックして 登録画面を表示します 3 登録 ボタンをクリックして補助科目の情報登録を行います 44
< 申告科目設定 > 損益計算書の経費欄の空白枠に特定の科目を表示させます 例 : 農業用の損益計算書に 固定資産処分損という名前で雑損失の金額を単独で表示させてみましょう 1 トップメニューの マスタ設定 を選択し 申告科目設定 を選択します 2 申告区分で 青色 部門区分で 農業 決算書区分で 損益計算書 を選択して 表示 ボタン をクリックします 変更 一覧形式で編集できるようにします 45
3 項目 No.30 の雑損失をクリアします 項目 No.28 に勘定科目 809 雑損失 を 補助 FROM に 0000 を 補助 TO に 9999 を 項目名 に 固定資産処分損 を入力して 修正 ボタンをクリックします 4 雑損失の金額が損益計算書の項目 No.28 固定資産処分損 に表示されます 研修費 固定資産処分損 5 0 0 0 0 0 46
< 期首残高登録 > Web 簿記システムを利用する際 初めに期首残高の登録が必要です 昨年の貸借対照表をもとに登録します 初年度のみ登録します 次年度からは自動更新されます 1 トップメニューの スタ設定 を選択し 期首残高登録 を選択します 2 表示 ボタンをクリックします 3 金額を入力し 登録 ボタンをクリックします 47
4 期首残高一覧表で登録内容をチェックしてみましょう < 注意 > 事業主貸 事業主借 は 0 円からのスタートになりますので 金額の入力は不要です 控除前所得金額 には金額の入力は不要です ( 入力すると貸借対照表の 元入金 に加算されてしまいます ) 元入金 には貸借の期首残高合計金額の差額を入力します 借方合計金額 - 貸方合計金額 = 元入金 借方と貸方のそれぞれの合計金額の差額を 元入金 として入力することによって 期首残高の貸借が一致します 48