告示文               

Similar documents
( 別紙 1) 定期監査結果の取扱基準 ( 趣旨 ) 1 この基準は 定期監査の結果の評価及び区分の基準並びに報告及び通知の手続について定める ( 監査結果の区分 ) 2 定期監査の結果 改善 是正等を要すると認められる事項については その内容により次のとおり区分する (1) 指摘事項違法又は不当な

監査の結果に基づき講じた措置

Microsoft Word - 02 平成29年度土地改良区等検査の結果について(HP版)

Microsoft Word - ★HP版平成28年度検査の結果

(Microsoft Word -

定期監査の結果に関する措置状況 ( 健康福祉部 ) 健康福祉部 監査委員意見 健康福祉部においては 度重なる制度改正や権限委譲などの影響から業務が複雑化し 業務量が増大しているため 時間外勤務が恒常化している職場が多く見受けられる 窓口や業務の特殊性など止むを得ない事情もあるが マニュアルやフロー図

<81698CA982A68FC182B5816A904596B18CA08CC088EA C E786C73>

< F2D30325F95BD8BCF8B8B975E8A7A93C197E192CA926D2E6A7464>

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

公表監第 3 号 地方自治法第 199 条第 9 項の規定により提出した定期監査 ( 環境局 ) 出資団体監査 ( 財団法人西宮市都市整備公社 ) 財政援助団体監査 ( 特定非営利活動法人西宮市シニ アライフ協会 ) 指定管理者監査 ( パーク二四 株式会社 ) の結果報告に対して 西宮市長 より措

(1) 補助金等不交付決定通知書 ( 様式第 3 ) (2) その他区長が必要と認める書類 ( 補助事業等の変更等 ) 第 7 条補助事業者等は, 補助金規則第 7 条第 1 項第 1 に掲げる承認を受けようとするときは補助金等交付決定内容変更承認申請書 ( 様式第 4 ) を, 同第 2 に掲げる

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

e-task 財務会計マスター 目次 目 次 支出伝票 1 頁 歳出予算執行状況 ( 課別 ) 照会 11 頁 予算差引簿 12 頁 収入伝票 14 頁 予算整理簿 20 頁

中小企業信用保険法第 2 条第 5 項第 1 号から第 6 号までに係る 事業資金等の信用保証料に対する豊中市助成制度要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 中小企業信用保険法 ( 昭和 2 5 年法律第 号 ) 第 2 条第 5 項第 1 号から第 6 号までに規定する特定中小企業者

公益社団法人松戸市シルバー人材センター臨時職員就業規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人松戸市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) の臨時に雇用する者 ( 以下 臨時職員 という ) の就業に関して必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において

宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

出資団体監査《堺市住宅供給公社》事前調査報告事項

10飯監発第76号

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

Microsoft Word - 明るい長寿社会づくり事業補助金交付要綱(最新版230401~)

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

平成28年度子どものための教育・保育給付災害臨時特例補助金交付要綱

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

01 事務次官通知(健保組合)

(1) 公の秩序を乱し 又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき (2) 長期間にわたる継続使用により 他の使用を妨げるおそれがあると認められるとき (3) 施設 設備等を損傷又は汚損するおそれがあると認められるとき (4) この条例又は条例に基づく規則に違反したとき (5) 使用許可の条

Microsoft Word - flowhyoushi.doc

<4D F736F F D2094AD92428FE18A518E B C815B835E815B90DD D6A FC90B3816A2E646F63>

補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について 平成 22 年 9 月 27 日 22 経第 960 号大臣官房経理課長から大臣官房総務課長 大臣官房政策課長 大臣官房厚生課長 大臣官房地方課長 大臣官房環境バイオ マス政策課長 大臣官房国際部長 大臣官房統計部長 各局 ( 庁 ) 長 沖縄

公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金交付要綱 ( 通則 ) 第 1 条公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付については 山梨県補助金等交付規則 ( 昭和 38 年山梨県規則第 25 号 ) に定めるもののほか この要綱の定めるところによる (

<4D F736F F D A C5817A93C192E8926E88E68DC490B68E968BC694EF95E28F958BE08CF D6A20646F63782E646

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

私立幼稚園教育振興補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 県は, 私立幼稚園の教育条件の維持及び向上並びに私立幼稚園に在園する幼児に係る修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立幼稚園の経営の健全性を高め, もって私立幼稚園の健全な発達に資するため, 私立幼稚園における教育に係る経常的経費について,

する経費 (2) 社会福祉協議会企画指導員 福祉活動指導員及び福祉活動専門員設置要綱 ( 平成 11 年 4 月 8 日付け社援第 984 号厚生省社会 援護局長通知 ) に基づく福祉活動専門員の設置に要する経費 (3) 地区社会福祉協議会の運営に要する経費 (4) 福祉バスの管理及び運営に要する経

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

施行伺 施行伺編 施行伺は の場合は 必ず作成します の場合は 1 号を締結できる金額のもの ( 例 : 委託料 100 万円以下 物品の購入 160 万円以下 ) については作成を省略できます 複数名でチェックしよう! 空欄部分には任意の人を設定し チェックをしてもらうようにしてね チェック項目

<92E88AFA8AC48DB8>

< F2D819A95CA F8CF D6A81698FB4816A2E6A74>

PowerPoint プレゼンテーション

静岡市の耐震対策事業

頁 2 広報青市民相談 バラ F 上 F 下 行事予定表 簿冊保 -- 世論調査 バラ F 上 -- その他 ( 広報 ) 現年 バラ F 上 -- その他 ( 広報 ) バラ F 上 F 下 法規黄法令文書 ( 写 )

弘前市町会等事務費交付金交付要綱

社会福祉法人指導監査基準 ( 財務管理 措置費 ) 1 経理規程 着眼点根拠法令等備考 (1) 経理規程は, 適正に作成されているか 留意事項 1(4), 定款例 34, 規程 (2) 内部牽制組織が確立されているか 留意事項 1, 平 12 児発 471 号 1 会計責任者及び出納職員は, 理事長

Taro-中期計画(別紙)

Microsoft Word - 耐震環境整備事業補助金交付要綱(H22当初改正_.doc

要綱.xdw

<8B CF695BD88CF88F589EF8BA493AF90DD92752E786477>

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

ブロック塀撤去補要綱

平成 25 年度実施行政監査の結果に対する措置状況 行政財産の目的外使用許可について ( 平成 29 年 7 月 20 日現在 ) 網掛けは今回の更新分改善済所管課区分指摘要望 検討事項の概要措置状況の概要改善中検討中 ( 改善確認済み ) 男女共同参画課 指摘 使用許可の根拠規定に誤りがあった 行

<81698CA982A68FC182B5816A904596B18CA08CC088EA C E786C73>

< F2D8BCE96B18E9E8AD481438B7889C993998B4B92F F3132>

平成  年  月  日

平成14年度財団法人東京都歴史文化財団

社会福祉法人宇部市社会福祉協議会 職務権限規程 ( 目的 ) 第 1 条この職務権限規程は 社会福祉法人宇部市社会福祉協議会 ( 以下 本会 という ) 会長の権限に属する事務の処理に関し各職位の職務及び権限を明確にすることにより 事務遂行の責任体制の確立と事務の組織的かつ能率的な処理を図ることを目

学校・家庭・地域連携協力推進事業費補助金交付要綱

内閣府令本文

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

老人医療給付費等の国庫負担(補助)について

無期転換嘱託職員の報酬 退職等に関する規程平成 30 年 4 月 1 日制定 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 別に定めるもののほか 公益社団法人全国市有物件災害共済会職員就業規則 ( 以下 規則 という ) 第 2 条第 2 号に定める嘱託職員のうち 労働契約法 ( 平成 19 年法律第 128

1 監査の実施方針監査は 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理を対象として これらが 法令 条例等の規定に沿って適正に行われているかどうか 経済性 効率性 有効性の観点から適切に行われているかを主眼として実施した 2 監査における重点事項 監査を効率的に実施するため 20 監査年度における

の上 交付金の交付を決定するものとし 交付金の交付を決定したときは 交付金交付決定通知書 ( 別紙様式 2) により 各県知事に通知するものとする ( 交付の条件 ) 第 8 この交付金の交付の決定には 次の条件が付されるものとする (1) 交付金事業の内容の変更 ( 軽微な変更を除く ) をする場

Microsoft Word 新基金・通知

2012年

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

中央教育審議会(第119回)配付資料

【01-1】H28末〆通知(案) ver

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

<4D F736F F D A835E838A F81458AC48DB88EC08E7B977697CC E372E3189FC90B3816A2E646F63>

会計事務処理フロー

品川区町会・自治会館等葬祭設補助金交付要綱

2 第 2 4に定める事業 (1) 子供食堂実施者は子供食堂を実施する場所が位置する都内区市町村に交付申請書類を提出する (2) 区市町村は子供食堂実施者からの申請書を取りまとめて知事に提出する 第 6 変更交付申請及び変更交付決定 1 この補助金の交付決定後の事情等により 申請内容を変更して追加交

災害補償事務請求書等様式集

決算書目次 1 収支計算書 (1) 収支計算書総括表 1 (2) 一般会計収支計算書 2 (3) 基金特別会計収支計算書 4 2 正味財産増減計算書 (1) 正味財産増減計算書総括表 6 (2) 一般会計正味財産増減計算書 7 (3) 基金特別会計正味財産増減計算書 8 3 賃借対照表 (1) 賃借

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

<4D F736F F D E7392AC91BA8CF095748BE08CF095748AEE8F802E646F63>

< F2D E95E CC816988C482CC A2E6A>

< F2D AC48DB88EC08E7B8C7689E62E6A7464>

名称役員等報酬規程沿革平成 29 年 4 月 1 日初版 分類番号 S-2203 承認機関評議員会配布先本部評議員理事監事 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社会福祉法人おおぎだ ( 以下 当法人 という ) の評議員及び役員並びに苦情解決第三者委員等 ( 以下 役員等 という ) が 当法人の求

上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 上市町補助金等交付規則 ( 平成 2 年上市町規則第 2 号 以下 規則 という ) 第 21 条の規定に基づき 上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付に関し必要な事項を定め

Taro-第9回定例会議案

社会福祉法人 宇和島市社会福祉協議会

環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支

5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的

様式1号(第5条関係)

<4D F736F F D208D488E9690BF95898C5F96F182C98C5782E991E3979D8EF397CC82C98AD682B782E98EE688B CC>

東京都におけるJCIS(コリンズ)の活用について

茨木市人権擁護委員会事業補助要綱 茨木市人権擁護委員会補助要綱 ( 昭和 58 年 12 月 1 日実施 ) の全部を改正する ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市人権擁護委員会が実施する事業に対し 市が補助金を交付することにより人権擁護活動を促進し もって自由人権思想の普及高揚を図ることを目的

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc

要綱 本文

豊洲新市場移転における組合転貸融資

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

鹿屋市空き家バンク登録物件改修事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 市内の空き家を有効活用して本市への定住促進及び地域の活性化を図るため 空き家バンク登録台帳に登録された物件 ( 以下 登録物件 という ) の改修を行った者に対して 予算の範囲内において鹿屋市空き家バンク登録物件改

包括外部監査の結果報告書(平成29年度)

N0.252

スライド 1

Transcription:

宇都宮市監査委員告示第 4 号 地方自治法第 199 条第 1 項 第 2 項及び第 4 項の規定に基づき 定例監査を実施したので 条第 9 項の規定により その結果を次のとおり公表する 平成 24 年 3 月 27 日 宇都宮市監査委員小平秀行 佐藤千鶴子 南木清一 阿久津均

平成 23 年度定例監査の結果に関する報告 1 監査対象部局及び期間 (1) 建設部 ( 土木管理課 道路建設課 道路維持課 河川課 建築保全課 建築課 住宅課 地籍調査課 ) 平成 23 年 10 月 4 日 ( 火 ) から年 10 月 31 日 ( 月 ) まで (2) 保健福祉部 ( 保健福祉総務課 生活福祉第 1 課 生活福祉第 2 課 高齢福祉課 障がい福祉課 保険年金課 保健所総務課 健康増進課 保健予防課 生活衛生課 食肉衛生検査所 ) 平成 23 年 11 月 2 日 ( 水 ) から年 11 月 28 日 ( 月 ) まで (3) 教育委員会事務局 ( 教育企画課 学校管理課 学校教育課 学校健康課 生涯学習課 文化課 スポーツ振興課 ) 及び教育センター平成 23 年 11 月 30 日 ( 水 ) から年 12 月 22 日 ( 木 ) まで (4) 環境部 ( 環境政策課 環境保全課 廃棄物対策課 ごみ減量課 廃棄物施設課 ) 検査室 出納室 議会事務局 ( 総務課 議事課 ) 選挙管理委員会事務局及び監査委員事務局平成 24 年 1 月 6 日 ( 金 ) から年 1 月 31 日 ( 火 ) まで (5) 経済部 ( 産業政策課 商工振興課 観光交流課 農業振興課 農村整備課 中央卸売市場 公営事業所 ) 及び農業委員会事務局平成 24 年 2 月 2 日 ( 木 ) から年 2 月 23 日 ( 木 ) まで 2 監査対象項目平成 23 年度の財務に関する事務等の執行のうち 次の項目について監査した (1) 予算の執行 (2) 収入事務 (3) 支出事務 (4) 契約事務 (5) 財産管理事務 (6) 服務 3 監査方法 (1) あらかじめ提出された関係書類をもとに 照合等による予備監査を行った (2) 関係職員の出席を求め 財務に関する事務等の執行について説明を受け 必要に応じ質疑を行った

4 監査の結果下記の事項について指摘し 適正に処理するよう指導した (1) 予算の執行ア歳出については 地方自治法及び施行令の規定により 適正な支出科目から支出しなければならないが 附属機関の委員報酬について 非常勤職員報酬から支出すべきところ 委員報酬から支出していた ( 教育企画課 20 件 ) イ支出負担行為決議書については 市事務専決規程 ( 教育委員会の支出負担行為決議書については 教育長の権限に属する事務の委任及び事務決裁規程 ) の規定により 適正な専決者が決裁しなければならないが 専決者より職位が下位の者が決裁していた ( 生活福祉第 1 課 3 件 ) ( 保険年金課 2 件 ) ( 教育センター 1 件 ) ( 商工振興課 2 件 ) ウ歳出予算の執行については 市予算規則の規定により 支出負担行為決議書を作成しなければならないが 作成していなかった ( 文化課 36 件 ) ( 産業政策課 9 件 ) エ債務負担行為の執行については 市予算規則の規定により 支出負担行為決議書を作成しなければならないが 作成していなかった ( 選挙管理委員会事務局 3 件 ) オ歳出予算流用簿については 市事務専決規程 ( 教育委員会の歳出予算流用簿については 教育長の権限に属する事務の委任及び事務決裁規程 ) により 適正な専決者が決裁しなければならないが 専決者より職位が下位の者が決裁していた ( 学校健康課 2 件 ) ( 農村整備課 1 件 ) (2) 収入事務ア随時に徴収する収入については 市会計規則の規定により その原因の発生の都度 調定しなければならないが 調定していなかった ( 農村整備課 3 件 ) イ公金の未納については 地方自治法及び市会計規則の規定により 督促状を送付しなければならないが 送付していなかった ( 観光交流課 11 件 ) ウ収納した現金については 市会計規則の規定により 速やかに指定金融機関等に払い込まなければならないが 払込みが遅延していた ( スポーツ振興課 58 件 ) ( 産業政策課 5 件 ) (3) 支出事務ア時間外勤務手当の支給については 市一般職の職員の給与に関する条例及び市職員の給料等の支給に関する規則の規定により 適正に算出し支給しなければならないが 休憩時間に対しては 条例の規定により 給与は支給しないにもかかわらず 週休日に勤務した職員について 休憩時間を入力しなかったために 過払いがあった ( 選挙管理委員会事務局戻入 1 件 1,735 円 )

イ労働保険料の納付については 労働保険の保険料の徴収等に関する法律の規定により 適正に算出し納付しなければならないが 計算の誤りにより 未払いがあった ( 教育企画課追加納付 1 件 46,315 円 ) ウ補助金の交付については 市補助金等交付規則及び各補助金の交付要綱の規定により 適正に算出し交付しなければならないが 端数計算の誤りにより 未払いがあった ( ごみ減量課追加交付 2 件 800 円 ) エ旅費の支給については 市一般職の職員の旅費に関する条例及び市一般職の職員の旅費に関する規則の規定により 適正に算出し支給しなければならないが 交通費の計算誤りにより 未払いがあった ( 産業政策課追給 2 件 2,020 円 ) オ概算払の精算については 市会計規則の規定により 債権金額確定後 7 日以内に精算 戻入命令書を作成し精算しなければならないが 債権金額が確定したにもかかわらず 作成していなかった ( 生涯学習課 1 件 ) (4) 契約事務ア長期継続契約以外の契約については 地方自治法の規定により 前年度中に執行伺を起案することはできないが 長期継続契約ではないにもかかわらず 前年度中に執行伺を起案していた ( 選挙管理委員会事務局 2 件 ) イ一者随意契約については 市契約規則に定められた場合のみこれによることができるが 定められた場合に該当しないにもかかわらず 一者随意契約していた ( 産業政策課 1 件 ) ウ契約書には 地方自治法の規定により 双方が記名押印しなければならないが 次の誤りがあった 相手方の名称が記載されていなかった ( 住宅課 1 件 ) 相手方の代表者印として入札書や委任状と異なる印が押印されていた ( 選挙管理委員会事務局 1 件 ) エ履行遅滞の場合の延滞損害金や支払遅延利息に係る適用利率については 政府契約の支払遅延防止等に関する法律及び市契約規則の規定により 法に規定される財務大臣が決定する率でなければならないが 異なる利率としていた ( 選挙管理委員会事務局 1 件 ) ( 公営事業所 2 件 ) オ請書については 市契約規則の規定により 契約書の作成を省略するときに徴するが 誤った請負代金額が記載されていた ( 道路維持課 1 件 ) カ長期継続契約については 市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例に定められた契約のみ締結することができるが 定められた契約に該当しないにもかかわらず 締結していた ( 観光交流課 1 件 )

(5) 財産管理事務ア備品については 市物品管理規則の規定により 受入れ時に備品台帳を作成し 整理しなければならないが 作成していなかった ( 生涯学習課 1 件 ) イ市営競輪場の貸付け及び貸付料の減免については 市市営競輪場の貸付けに関する規則の規定により 適正に処理しなければならないが 貸付け及び貸付料減免に係る決裁印の押印漏れがあった ( 公営事業所 2 件 ) (6) 服務ア勤務時間の割り振りについては 市職員の勤務時間 休日及び休暇に関する条例の規定により 変則的な勤務時間の割り振りを行う際には 4 週間ごとの期間につき8 日の週休日を設けなければならないが 避難所支援のため土曜日及び日曜日に勤務した職員について 週休日を1 日尐なく割り振っていた ( 1 日分の時間外勤務手当を支給した ) ( 生活福祉第 2 課追給 1 件 22,392 円 ) イ臨時職員の休暇については 市臨時職員の任用等に関する要綱の規定により 夏季において2 日の有給休暇を与えることができるが 誤って3 日の有給休暇を与えていた ( 3 日目については欠勤として取り扱い 1 日分の賃金を返納させた ) ( 農業委員会事務局戻入 1 件 5,700 円 ) 5 意見 要望 (1) 今年度も 残念ながら専決者の誤りや支出負担行為決議書の作成漏れなど 基本的な事務処理において誤りがあった 引き続き全庁的に職員の基本的な財務事務処理能力の向上に取り組むなど 内部統制の強化に努められたい また 一部の課においては 前回 ( 平成 21 年度 ) の監査と様の事項が指摘事項となった これらの課については チェック体制の抜本的な見直しが必要と思われるので 早急に取り組まれたい (2) 補助金の交付について 予算に限りがあるため年度途中で打ち切られている事例があった 公平性の確保のため 要件に該当する補助事業者全員へ交付できるよう 適切な方法を検討されたい また 補助事業等に係る経費の支払に当たって補助事業者の負担が軽減されるよう 概算払や前金払により 早期の交付に努められたい (3) 会議に参加した委員に対する報酬や謝金の支払について 開催日から支払日まで長期間経過している事例があった このような支払の遅延は 委員の方々との信頼関係を損ない その後の会議の運営に影響を及ぼしかねないことから 早期の支払に努められたい