(4) 産業平成 27 年の国勢調査によると 本市の就業者数は28,649 人で 平成 17 年と比較して1,897 人 (6.2%) 減少している 産業別にみると 第 1 次産業が4,643 人 (16.2%) 第 2 次産業が6,315 人 (22.1%) 第 3 次産業が17,682 人 (6

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が懸念されている 平成 22 年の就業人口は 15,475 人で 年々減少傾向にある 産業別就業者の構成比は 第 3 次産業就業者が最も高く 56.3% と 5 割を超え 産業構造の 3 次化が進んでいる 一方 第 2 次産業は 28.5% 第 1 次産業は 15.2% と減少傾向にある (4) 農

⑷ 産業本地域の平成 17 年国勢調査による就業人口は3,980 人であり 就業率は57.3% となっています 産業別割合は 第 1 次産業 17.2% 第 2 次産業 46.6% 第 3 次産業 36.2% です 昭和 40 年代後半以降 地域経済の様相が大きく変化し 農林業の停滞により第一次産業

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

国人技能実習生受入れによる人材育成促進事業(五 六(五一三))


農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

Microsoft PowerPoint 農業経済論9.pptx

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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計画書

Microsoft Word - 01【HP掲載用】特区⑲(新規)17件.doc

個別の農産物など産業製品は市外への流通経路は確立しているが 市 内への流通が少なく 市民が地域の産業の素晴らしさを実感できておらず 地産地消が進んでいない 4-2 地方創生として目指す将来像本市特産物の産地である中山間地域では高付加価値のついた農産物を生産し 流通ルートの確保による農業収入の増加が図

PowerPoint プレゼンテーション

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

主な業務の内容

数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

工者 販売者 もち麦の消費者 そして 地域住民が 地域の振興をもちむぎの恵みと して実感できるような施設とする 数値目標 春日ふれあい会館利用者数 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 )

29 宇農委第 227 号 平成 29 年 12 月 5 日 宇治市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 宇治市農業委員会 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) 第 7 条第 1 項の規定に基づき 宇治市農業委員会にかかる標記指針を下記のと

本計画は 江田島保育園 小用保育園 切串保育園 宮ノ原保育園 鹿 川保育園 中町保育園 高田保育園 三高保育園 大古保育園 柿浦保育 園 飛渡瀬保育園の市内 11 の公立保育所へ 江田島学校給食共同調理 場, 西能美学校給及び大柿学校給で調理した給 食を区域別に外部搬入するものである 近年の少子化に

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

Microsoft Word - (HP用)H31年度企画書記載例doc

5 章分野別計画性5第 方向施策体系 108

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

17日南市277_0324

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

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農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

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Microsoft Word 全体構想(最終用) doc

合理性今要有望効に性関連する事項相当性回の政策体系における政策目的の位置付け 政策の達成目標租税特別措置の適用又は延長期間同上の期間中の達成目標 政策目標の達成状況 政策目標 23 酒類業の健全な発達の促進 酒類業の経営基盤の安定 5 年間の延長 ( 平成 35 年 3 月 31 日まで ) 酒類業

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

< 進捗管理シート > 大河原町まち ひと しごと創生総合戦略の施策における平成 28 年度実施内容及び平成 29 年度実施予定 < しごとをつくり 安心して働けるようにする > 施策 1: 雇用を増やす体制づくりを支援 ( 事業費は H28 が実績額 H29 が予算額 : 千円 ) 施策総合戦略の

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx

流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

4-1 商工業の振興 の進出などを背景に 町内における顧客離れが 進んでおり 年間販売額 事業者数は減少傾 商店数 販売額 1 商業機能の維持 年間商品販売額 商店数 億円 2 向にあります 今後とも関係機関との連携のもとで 件 経営の合理化 近代化を促進し 地域に根差

目次 1 背景 目的 方針の位置づけ 現状の問題と課題 今後の方針

平成 30 年度税制改正等要望項目 要望 1 ワインの酒税増税時における中小 零細ワイナリーの救済策の充実強化 1 頁 ワインに係る酒税については 醸造酒類間 の税率格差是正という名目で平成 15 年 平成 18 年の増税に続き 平成 29 年度税制改正においても平成 32 年 平成 35 年に増税

の健康づくりの取組を実施しているが 町民のライフスタイルの多様化により健康維持の習慣が確立されておらず 町民アンケートによれば 運動を特に何もしていない人 の理由として 運動する必要性を感じない と答えた人が 10.8% であるのに対し 忙しくて時間がない (54.7%) 何をしたらいいかわからない

別紙 2-4 別紙 2-4 別紙 2-8 < 地域において講ずる措置 > 1. 地域独自の税制 財政 金融上の支援措置 高松市中小企業振興助成条例補助金中心市街地の商店街が行うアーケード 街路 駐車場 駐輪場整備に対し 1 事業あたり上限 2 億円 地域コミュニティまちづくり活動支援


ふくしま・地域産業6次化戦略

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

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数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

地域資源を活用して雇用を創出する「実践型地域雇用創造事業」において、新たに3地域を採択しました

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消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

県産材の需要拡大の推進について(枠組み)

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

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域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

Microsoft Word - 最新版租特法.docx


( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

第 6 節農業の高付加価値化等の推進 表 農業生産関連事業の年間総販売金額の推移 平成 22 年度 (2010) 23 (2011) 年間総販売金額 計 農産物の加工 農業経営体 農協等 計 農産物直売所 農業経営体 農協等 観光農園 ( 単位 : 億円 %) 農家レストラン等 16,5

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

新規前年度継続 ( 変更あり ) 前年度継続 加工用米助成 ( 基幹作物 ) 豊郷町農業再生協議会整理番号 2 加工用米 ( 基幹作物 ) 1,079 円 /10a 参考となる 3 1,300 円 /10a 豊郷町では加工用米を地域振興作物に位置付けている 一定品質を確保するために 種子更新を行って

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 観光交通の回遊性向上による地域資源活性化事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 静岡県田方郡函南町 3. 地域再生計画の区域 静岡県田方郡函南町の全域 4. 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状函南町は 静岡県東部伊豆半島の玄関口に位置し 東西及び南北の長さ

Q&A 〇税制度 Q1 生産緑地地区の指定を受けると 固定資産税は農地評価と聞いていますが 都市計画税はどうでしょうか A1 固定資産税 都市計画税が農地評価 農地課税となります Q2 主たる従事者の死亡や故障等により 生産緑地地区の指定から 30 年経過せずに指定が解除された場合 固定資産税を遡っ

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【神奈川県】

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4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

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ウ WCS 用稲本市は県内最大の酪農地帯であるため 需要に応じた生産確保に努め 多収品種の推進 病害虫防除や雑草管理など適切な圃場管理を行う また についても実施する エ加工用米実需者の要望に対応できるよう 産地交付金を活用して複数年契約を進めることにより安 定的な供給を目指し 担い手の作付維持 (

NTA presentation JP [Compatibility Mode]

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

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Microsoft Word - 3 保険料の国庫補助

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構造改革特別区域計画 1 構造改革特別区域計画の作成主体の名称 宇城市 2 構造改革特別区域の名称 宇城の地のもんでワイン リキュール特区 3 構造改革特別区域の範囲 宇城市の全域 4 構造改革特別区域の特性 (1) 位置と地勢 面積等宇城市 ( 以下 本市 という ) は 平成 17 年 1 月 15 日に三角町 不知火町 松橋町 小川町 豊野町の5 町が合併して誕生した 熊本県のほぼ中央に位置し 九州の経済大動脈である国道 3 号が南北に走り 西は国道 266 号線で宇土半島南岸を経由し天草地域へ 東は国道 218 号線で宮崎県への交通結節点となっている また 九州自動車道が南北に走り 熊本空港まで20 分 福岡市まで75 分で結ばれている このような地理的条件に恵まれ 美しい田園風景と不知火海の文化に彩られた自然景観 都市的機能を併せ持った地域である 総面積は 188.6 平方キロメートルで 東西に約 31.2キロメートル 南北に約 13.7 キロメールとなっている 地目別にみると 農用地が約 40% 森林が約 30% 宅地が約 8% その他の道路 湖沼 河川等が約 22% となっている (2) 気候本市は 東を九州山地 西に天草を望む熊本 八代平野の中央に位置し 夏の暑さ 冬の寒さともに厳しい典型的な内陸性気候である 年間平均気温は15~16 年間降水量は県内平均よりやや少なく1,800ミリ前後である (3) 人口平成 27 年の国勢調査によると 本市の人口は59,756 人となっており 平成 22 年と比較して2,122 人 (3.4%) 減少している 世帯数は21,432 世帯で この10 年間で789 世帯増加しているが 1 世帯当たりの平均人数は0.3 人の減となっており 核家族化が進行している 人口の年齢階層別は 14 歳以下の年少人口は 7,833 人 (13.1%) 15~6 4 歳までの生産年齢人口は33,129 人 (55.4%) 65 歳以上の老年人口は18, 738 人 (31.4%) となっている ( 年齢不詳は56 人 )

(4) 産業平成 27 年の国勢調査によると 本市の就業者数は28,649 人で 平成 17 年と比較して1,897 人 (6.2%) 減少している 産業別にみると 第 1 次産業が4,643 人 (16.2%) 第 2 次産業が6,315 人 (22.1%) 第 3 次産業が17,682 人 (61.7%) となっている 農業は 本市の主要産業の1つであるが 農家は年々減少しており 後継者不足による農業経営者の高齢化という問題を抱えている 工業においては 自動車関連 IC 関連産業の分野での回復傾向が見られるが 全体としては依然厳しい状況にある 商業においても 大型商業施設の進出や地域経済の衰退により 地元商店街の空洞化に拍車をかけている (5) 規制の特例措置を講じる必要性本市は県下有数の農業地帯であり 誕生の地として有名な不知火 ( デコポン ) をはじめ ブドウ ミカン イチジク等の果樹栽培が盛んである しかし 市場の出荷規格を満たさない果実が多くあり 6 次産業化による特産品開発は急務の課題である 規制の特例措置を活用した 宇城の地のもんでワイン リキュール特区 を行うことで 規格外により廃棄等されていた果実を活用した商品開発を行うことができ 新たな雇用の確保につなげることができる また これらの付加価値の高い製品づくりを行政が支援することにより ブランドイメージを高めるとともに交流人口の拡大と物産振興による地域経済の活性化を目指す 5 構造改革特別区域の意義本市では 平成 28 年 1 月に策定した まち ひと しごと総合戦略 において 若年層の流出を抑制し 将来にわたって持続的に発展できる地域を創るために 良質な雇用を創る 稼ぐ力を高める という観点のもと 先進農家の法人化を推進するとともに金融機関等と連携した販路拡大 6 次産業化の支援を行っている このような中 農業者や集落で生産する果実等を加工品とする6 次産業化の動きをみせ始めており 更なる農作物の高付加価値化やビジネスの多角化を目的としたワイン リキュール製造を行うことで 新規就農者の確保や担い手育成 新たな雇用創出 併せて観光産業などの異業種間連携を図ることにより 地域の活性化に取り組むことが可能となる これらを実現するために 規制の特例措置を活用した初期投資の少ない小規模な施設での酒類の製造が可能となる条件整備を図る必要があり 特区計画の意義は極めて大きい 6 構造改革特別区域の目標規制の特例措置を活用することにより 地産地消をさらに進め 域内取引の拡大を図ると同時に付加価値を高めて販売する農業施策を促進する このことにより 生産者の新たな事業へ展開できる環境が整い 新規就農者の確保や担い手育成 新たな雇用機会の創出を目標とする また 新たな特産品の創出により 地域資源のブランドイメージの確立を図り 本市の

魅力向上や交流人口の増加につなげ 併せて観光産業などの異業種間連携を推進すること により地域経済の活性化を目指す 7 構造改革特別区域計画の実施が構造改革特別区域に及ぼす経済的社会的効果構造改革特別区域計画の実施による地域特産品としてのブランド化に伴い 付加価値を高めた販路拡大や生産者の収益増加につながり 新規就農者の確保や担い手育成 新たな雇用機会の創出が見込まれる 併せて地域資源を生かした新たな地域特産品をツールとして農家民宿や農園レストラン等と連携した観光プログラムを開発し 体験型の観光促進が期待できる このような事業展開により 農業の活性化をもたらし 遊休農地拡大の防止にもつながる 併せて 農地が持つ多面的な機能の回復をもたらし 豊かな環境を次世代に継承することが可能となる 数値目標区分 ( 累計 ) 平成 28 年度 平成 31 年度目標 平成 35 年度目標 農家民宿等における果実酒製造者数 0 件 1 件 3 件 特産酒類製造者数 0 件 0 件 1 件 8 特定事業の名称 707(708) 特定農業者による特定酒類の製造事業 709(710,711) 特産酒類の製造事業

別紙 1 1 特定事業の名称 707(708) 特定農業者による特定酒類の製造事業 2 当該規制の特例措置を受けようとする者構造改革特別区域内において 酒類を自己の営業場において飲用に供する業 ( 農家民宿 農園レストラン等 ) を営む農業者で 果実 ( 自ら生産したもの又はこれに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料とした果実酒を製造しようとする者 3 当該規制の特例措置の適用の開始の日 本構造改革特別区域計画の認定を受けた日 4 特定事業の内容 (1) 事業に関与する主体上記 2に記載の者で 酒類製造免許を受けた者 (2) 事業が行われる区域宇城市の全域 (3) 事業の実施期間上記 2に記載の者が 酒類製造免許を受けた日以降 (4) 事業により実現される行為や整備される施設上記 2に記載の者が 果実 ( 自ら生産したもの又はこれに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料とした果実酒の提供を通じて地域の活性化を図るため特定酒類を製造する 5 当該規制の特例措置の内容当該規制の特例措置により 農家民宿や農園レストラン等を営む農業者が 果実 ( 自ら生産したもの又はこれに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料とした果実酒を製造する場合には 製造免許に係る最低製造数量基準が適応されず 酒類製造免許を受けることが可能となる これにより 農家民宿等において特定酒類の提供が可能となり 地域資源のブランドイメージの確立を図り 本市の魅力向上や交流人口の増加につなげ 併せて観光産業などの異業種間連携を推進することにより地域経済の活性化を目指す なお 当該特定事業により酒類の製造免許を受けた場合も 酒税法の規定に基づき 酒税の納税義務者として必要な申告納税や各種記帳義務が発生するとともに 税務当局の検査及び調査の対象とされる 本市は 無免許製造を防止するために制度内容の広報周知を行うとともに 特定農業者が酒税法の規定に違反しないよう 指導及び支援を行う

別紙 2 1 特定事業の名称 709(710,711) 特産酒類の製造事業 2 当該規制の特例措置を受けようとする者構造改革特別区域内において生産される地域の特産物として指定された農産物 ( ブドウ イチジク 不知火 ( デコポン ) 桑の実 プラム ビワ又はこれらに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料とした果実酒又は同区域内において生産される地域の特産物として指定された農産物 ( 温州みかん 晩柑 梅 桃 柿 生姜 梨 イチゴ レモン メロン トマト キウイ 玉ねぎ ハーブ ブドウ イチジク 不知火 ( デコポン ) 桑の実 プラム ビワ ドラゴンフルーツ ヤマモモ にんにく 黒糖又はこれらに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料としたリキュールを製造しようとする者 3 当該規制の特例措置の適用の開始の日 本構造改革特別区域計画の認定を受けた日 4 特定事業の内容 (1) 事業に関与する主体上記 2に掲載の者で 酒類製造免許を受けた者 (2) 事業が行われる区域宇城市の全域 (3) 事業の実施期間上記 2に掲載の者が 酒類製造免許を受けた日以降 (4) 事業により実現される行為や整備される施設上記 2に記載の者が 地域の特産物として指定された農産物 ( ブドウ イチジク 不知火 ( デコポン ) 桑の実 プラム ビワ又はこれらに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料とした果実酒又は同区域内において生産される地域の特産物として指定された農産物 ( 温州みかん 晩柑 梅 桃 柿 生姜 梨 イチゴ レモン メロン トマト キウイ 玉ねぎ ハーブ ブドウ イチジク 不知火 ( デコポン ) 桑の実 プラム ビワ ドラゴンフルーツ ヤマモモ にんにく 黒糖又はこれらに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料としたリキュールの提供 販売を通じて地域の活性化を図るために果実酒又はリキュールを製造する 5 当該規制の特例措置の内容当該規制の特例措置により 構造改革特別区域内において 本市が地域の特産物として指定した農産物 ( ブドウ イチジク 不知火 ( デコポン ) 桑の実 プラム ビワ又はこれらに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料とした果実酒又は本市が地域の特産物として指定した農産物 ( 温州みかん 晩柑 梅 桃 柿 生姜 梨 イチゴ レ

モン メロン トマト キウイ 玉ねぎ ハーブ ブドウ イチジク 不知火 ( デコポン ) 桑の実 プラム ビワ ドラゴンフルーツ ヤマモモ にんにく 黒糖又はこれらに準ずるものとして財務省令で定めるものに限る ) を原料としたリキュールを製造しようとする場合には 酒類製造免許に係る最低製造数量基準 (6キロリットル) が 果実酒については2キロリットル リキュールについては1キロリットルにそれぞれ引き下げられ より小規模な主体も酒類製造免許を受けることが可能になる このことにより 本市が推進する まち ひと しごと総合戦略 に基づき 地域資源である果実などの農産物を活用したワイン リキュールの製造 販売等の6 次産業化を行い 商店街活性化や農業振興への寄与 地域貢献の仕組みづくりを目指す また 農村地域における新たな起業による地域振興を図るためにも 当該特例措置の適用は必要である なお 当該特定事業により酒類の製造免許を受けた場合も 酒税法の規定に基づき 酒税の納税義務者として必要な申告納税や各種記帳義務が発生するとともに 税務当局の検査及び調査の対象とされる 本市は 無免許製造を防止するために制度内容の広報周知を行うとともに 特産酒類の製造免許を受けた者が酒税法の規定に違反しないよう 指導及び支援を行う