健 診 受診 者 のサ プ リメ ン ト摂取 の現状 と問題 点 表2サ 図1サ プ リメ ン ト摂 取 の 動機 と年代 別 ベ ス ト10 プ リメ ン ト摂 取 開始 年 齢 代 で は 疲 労 回 復 と 健 康 維 持 の た め,50歳 的 な 病 気,症 代 か ら は具 体 状 に 対 し て の 対 策 が 目 立 つ よ う に な る(貧 血 肩 凝 り 膝 の 痛 み 便 秘 高 血 圧 な ど) 親 族 の 勧 め と 友 人 知 人 の 勧 め を 合 計 す る と男 性 で は1位,女 で は3位 何 と な く と 回 答 し た 人 が,男 位 に ラ ン ク さ れ る こ と,ま 図2摂 取期間 性 に ラ ン ク さ れ る 性 で7位,女 た 妻(夫)が の で 代 わ り に 飲 ん で い る な ど,目 性 で は29 飲 まな くな っ た 的 も な く摂 取 し て い る 人 もみ られ る で あ っ た 摂 取 開 始 年 齢 を 図1に 40歳 示 し た 男 女 と も30, 代 で 摂 取 を始 め る人 が 多 い 摂 取 期 間 の 平 均 は 男 性2.78年,女 の 横 軸 に 摂 取 期 間,縦 期 間1年 内 で そ れ ぞ れ65.9%,71.6%で で,図2 め 自 由記 載 と した 分 類 の 明 らか な種 類 に つ い て は コー 示 した 摂 取 性 の57.4%,2年 以 男 女 合 わ せ て も70.1% を 占 め る こ の こ と は サ プ リ メ ン ト摂 取 の 開 始 は こ こ 1 2年 に 摂 取 を 開 始 し た 受 診 者 が 多 い こ とを 示 し て い る 3.摂 取動機 摂 取 動 機 に つ い て は,問 診 票 に 自由 記 載 と し診 察 時 に 確 認 す る 形 式 を と った 記 載 項 目 を類 似 の77の コー ド に ま とめ,統 計 した 1項 目以 上 の 記 載 を した 受 診 者 も い る が,で き るだ け2項 目以 内 に ま とめ,あ る い は選 択 を行 っ た 持,増 ま た 人 の 勧 め も親,夫,妻,兄 進 と大 き く3項 目 に, 弟 姉 妹 を親 族 と し,友 人,知 人 と は 区別 を し て い る 男 女 別 に ベ ス ト10と 比 率,ま 性 容 美 肌 の た め が 女 性 の1位 で あ っ た 男 性:20歳 代 で は食 事 の 不 規 則,栄 ど の食 習 慣 の 補 助,30歳 養 不 足,偏 と健 康 増 進,親 族(主 食な に 妻)の 勧 め,50歳 代 は疲 労 回 復 代 か ら は老 化 対 策 が 動 機 とな っ て い る 女 性:20歳 グ ネ シ ウ ム,亜 白 ア ミ ノ 酸(プ ロ テ イ ン,BCCA,タ ド),脂 肪 酸(EPA,DHA),食 ン),ハ ー ブ(セ し,に ん じ ん)な 代,30歳 総 合健診2003年30巻3号 代 は美 容 美 肌 の た め に,40歳 ル チ,B,C,ア ス ロ チ ン),ミ ネ ラ ル 鉛,鉄,マ ル チ),蛋 ウ リ ン,ペ 物 繊 維(キ プチ チ ン キ トサ ン ト ジ ョ ー ン ズ ワ ー ト,ノ コ ギ リや どで商 品 名 の記 載 され た もの は分 類 可 能 な も の を 除 い て 商 品 名 と し た 全 部 で143種 類 に分 類 された 摂 取 サ プ リ メ ン トの 種 類 の 男 女 合 わ せ て の 順 位 で は ビ タ ミ ン,ミ ネ ラ ル,ス ピ ル リ ナ,ウ イ ヤ ル ゼ リ ー,卵 油,プ コ ン,蛋 ル ー ン,プ 白 ア ミ ノ ロ ポ リ ス,ブ ル ー ベ リ ー の 順 で あ っ た 男 女 別 で の ベ ス ト10,各 代 別 で の ベ ス ト10を 表3に で 全 体 の41.9%が 年 示 した 男 女 と も ビ タ ミ ン 何 ら か の ビ タ ミン を摂 取 して い る 男 性 の2位 は ウ コ ン で9.9%,30歳 さ れ て い る 主 に 飲 酒 対 策,肝 代 か ら疲 労 回 復 と健 康 維 持, 肝 機 能 の 低 下 飲 み 過 ぎへ の 対 策,40歳 セ ロ ラ,E,β-カ (カ ル シ ウ ム,マ が1位 た年 代 別 のベ ス ト10を 表2に 示 した 疲 労 回 復 疲 れ や す いが 男性1位,女 2位,美 ド に ま と め た 例 え ば ビ タ ミ ン(マ コ ル ビ ン 酸,ア 酸,ロ 健 康 に 関 し て は 回復,維 取 種類 問 診 票 に ど の よ う な サ プ リ メ ン トな の か を 商 品 名 を 含 性2.49年 軸 に 比 率 を 累 積%で 以 内 は 男 性 の49.7%,女 4.摂 か ら上 位 に ラ ン ク 機 能 改 善 を 目的 と して摂 取 さ れ て い る が ウ コ ン に は ウ コ ン,春 ン,紫 ウ コ ン,発 ウ コ ン,秋 ウコ 酵 ウ コ ン な ど 多 種 の 記 載 が あ る これ ら各 種 ウ コ ン の 規 格 も 明 ら か で な く,摂 取 して い る本 人 も た だ の ウ コ ン と しか 認 識 し て い な い 人 が 多 い 統 計 で は ウ コ ン に統 一 した 女 性 の ミ ネ ラ ル は 骨 粗 籟 症 に 対 し て の カ ル シ ウ ム,貧 (335)13
Summary Present State and Problem of a Supplement Intake of Medical Examinee Kazutami TAUCHI, Sigeko MATUURA, Yuji SATOH, Takayuki TANIZAKI, Yumiko KODAMA Recently, the medical examinee who takes the supplement has increased rapidly. It is considered that at present, a supplement intake is one of the lifestyle habits. It is necessary to also rightly grasp a supplement intake, because the final purpose of medical examination is the improvement on lifestyle habit. However, there are no report on an intake of the supplement. This time, we investigated the kind of taken supplement, intake periods, intake start age, intake motives for medical examinee. From the statistics of interview sheet, intake rate of the supplement were man 10%, woman 20%. In the motive which took the supplement, they were first gthe fatigue recovery h, next gthe human advises it h. Vitamin occupied 42% on the kind of taken supplement. Though the effect of the supplement was not clarified, there was an example with the effect in the test value. It is necessary to grasp the supplement intake of medical examinee by the biographic data. Key Words : Supplement, Medical Examinee, Motive of Supplement Intake, Effect to Test Value, Lifestyle Habit 16 (338) HEP Vol. 30, No. 3, 2003