Microsoft Word - ●資料2「児童自立支援施設について」

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のとする 6 児童福祉施設は 非常災害時において 乳児又は幼児 ( 以下 乳幼児 という ) 障害者 高齢者等特に配慮を要する者への支援に努めるものとする ( 職員の一般的要件 ) 第七条児童福祉施設の利用者の保護に従事する職員は 健全な心身を有し 豊かな人間性と倫理観を備え 児童福祉事業に熱意のあ

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出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障

3 最低基準を超えて設備を有し 又は運営する児童福祉施設は 最低基準を理由として 設備又は運営を低下させてはならない ( 児童福祉施設の一般原則 ) 第五条児童福祉施設は 入所者の人権に十分配慮するとともに 一人一人の人格を尊重して その運営を行わなければならない 2 児童福祉施設は 地域社会との交

平成22年度 大阪市職員(児童自立支援専門員)採用選考試験要綱

スライド 1

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乙群図書館基礎特論一 図書館サービス特論図書館情報資源特論図書 図書館史図書館施設論図書館総合演習図書館実習 一一一一一一 2 前項の規定により修得すべき科目の単位のうち すでに大学において修得した科目の単位は これをもつて 前項の規定により修得すべき科目の単位に替えることができる ( 平二一文科令

一 建築士法の一部を改正する法律新旧対照条文 建築士法 ( 昭和二十五年法律第二百二号 ) 抄 ( 傍線部分は改正部分 ) 改正現行 ( 建築士の免許 ) 第四条一級建築士になろうとする者は 国土交通大臣の免許を受けなければならない 2 一級建築士の免許は 国土交通大臣の行う一級建築士試験に合格した

3 前項の規定にかかわらず 満 3 歳以上の子どもの教育及び保育時間相当利用児の保育に従事する職員は 保育士の資格を有する者でなければならない ただし 幼稚園型認定こども園又は地方裁量型認定こども園にあっては 保育士の資格を有する者を当該職員とすることが困難であると認められるときは 幼稚園の教員の免

建築士法の一部を改正する法律案

平成22年度 大阪市職員(児童自立支援専門員)採用選考試験要綱

1 大学等を卒業して小学校教諭普通免許状を取得する ( 免許法別表第 1) 基礎資格 種類 基礎資格 専修 修士の学位 ( 大学 ( 短期大学を除く ) の専攻科又は大学院に1 年以上在学し,30 単位以上修得した場合を含む ) 一種 学士の学位 ( 学校教育法第 102 条第 2 項により大学院へ

イ養護教諭二種免許状 養護教諭一種免許状 養護教諭二種免許状を有する者が 養護教諭一種免許状の授与を受けようと する場合は 次の表に定めるところにより 在職年数を満たし 単位を修得し なければなりません ( 別表第 6) 養護教諭二種免許状を有する者 1 のアは 保健師助産師看護師法第 7 条に規定

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

公式WEBサイト_取得できる免許・資格(H27入学生~)Ver_02

建築士法の一部を改正する法律案新旧対照表

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

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筑波大学大学院出願資格 ( 有無 ) 及び出願資格審査申請について Ⅰ 修士課程 博士前期課程 一貫制博士課程の出願資格の確認について 1 一般入学試験の出願資格について により出願資格を確認すること ただし 選抜方法により出願要件を設けているものもあるので 学生募集要項をよく確認すること なお 社

(1) 家庭的保育事業 項目 国基準 区分 保育業者 家庭的保育者 市町村長が行う研修を修了した保育士 保育士と同等以上の知識及び経験を有すると市町村長が認める者 家庭的保育補助者 市町村長が行う研修を修了した者 数 0~2 歳児 3:1( 家庭的保育補助者を置く場合 5:2) 保育を行う専用居室

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保育所の設備及び運営に関する基準 保育室等 屋外 遊戯場 設備 ( 必置 ) 面積設備 ( 必置 ) 面積 調理室 便所 0 1 歳児 乳児室及びほふく室 医務室 2 歳以上児 保育室又は遊戯室 乳児室 ほふく室 3.3m2 / 人 保育室 遊戯室 1.98m2 / 人屋外遊戯場 近隣の都市公園を代

厚生労働省令第61号家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

に養育されるよう また 児童を家庭及び当該養育環境において養育することが適当でない場合は 児童ができる限り 良好な家庭的環境 において養育されるよう 必要な措置を講ずることとする ( 同法第 3 条の2) なお 家庭 とは 実父母や親族等を養育者とする環境を 家庭における養育環境と同様の養育環境 と

- 2 - いては 新基準別表の 1 のイ中 1,458 単位 とあるのは 1,611 単位 と 729 単位 とあるのは 806 単位 と 同 1 のロ中 1,207 単位 とあるのは 1,310 単位 と 603 単位 とあるのは 65 5 単位 と 同 1 の注 6 中 減算する とあるのは

中央教育審議会(第119回)配付資料

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

法律第三十三号(平二一・五・一)

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進


児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 ( 昭和 23 年厚生省令第 63 号 )( 抜粋 ) 従うべき基準 に該当する部分は網掛けで表示しています 参酌すべき基準 に該当する部分は点線で表示しています 大都市等の特例に関する特例規定が適応されるため 条文中 都道府県 とあるのは 中 核市 に 都道

 

●アレルギー疾患対策基本法案

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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3.法第7条第3号通知改正後本文(改廃履歴入り)

-4- 七建物その他設備の規模及び構造並びにその図面八実習に利用する施設の名称及び利用の概要九当該年度経費収支予算の細目十設置者が国又は地方公共団体以外のときは 設置者の資産状況2講習会の実施者に係る令第三条の二第二項に規定する厚生労働省令で定める事項は 次のとおりとする 一講習科目及び時間数二講師

平成31年4月1日から新特別支援学校高等部学習指導要領が適用されるまでの間における現行特別支援学校高等部学習指導要領の特例を定める件

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

千葉市水道局契約規程及び千葉市水道局会計規程の一部を改正する規程をここに公布する

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例

別表 (1) 免許状の種類及び資格 免許状の種類 所要資格 教科に関する科目 大学における最低修得単位数 教科又は 特別支援教育に関する科目 中 専修免許状修士の学位を有すること 学 校 一種免許状学士の学位を有すること 教 二種免許状短期大学士の学位を有すること

和光市保育の必要性の認定に関する条例施行規則 ( 制定準備資料 ) 資料 2 1 条例第 3 条第 1 項関係 ( 保育の必要性の基準 ) 市長は 小学校就学前子どものうちその保護者のいずれもが次の各号のいずれかの事由 ( 以下 保育の必要性の基準 という ) に該当するものを法第 19 条第 1

登録審査機関の審査ポイント

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別表第 17( 第 21 条関係 ) 種類支給される職員の範囲支給額 1 放射線業務手当 2 病棟指導手当 3 死後処置手当 4 夜間看護等手当 循環器 呼吸器病センター及びがんセンターに所属する職員 ( 放月額 7,000 円射線科医師及び診療放射線技術者を除く ) がエックス線の照射補助作業に従

松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例施行規則平成 26 年 10 月 27 日規則第 65 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例 ( 平成 26 年条例第 52 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

内閣府令本文

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官・総クリア版

医学教育別冊 医学教育白書 2006年版('02~'06)

る危害防止に十分な考慮を払って設けられなければならない ( 保育所等との連携 ) 第 7 条家庭的保育事業者等 ( 居宅訪問型保育事業者を除く 以下この条 次条第 1 項 第 15 条第 1 項及び第 2 項 第 16 条第 1 項 第 2 項及び第 5 項 第 17 条 第 18 条第 1 項から

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

( 別紙 ) 保育士修学資金貸付制度実施要綱 第 1 目的この制度は 指定保育士養成施設に在学し 保育士資格の取得を目指す学生に対し修学資金を貸し付け もってこれらの者の修学を容易にすることにより 質の高い保育士の養成確保に資することを目的とする 第 2 貸付事業の実施主体保育士修学資金 ( 以下

履修規程

個人情報の保護に関する規程(案)

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

第 3 処分理由別添の一覧表に記載する職業紹介事業者は 職業安定法第 32 条の16 第 1 項 ( 同法第 33 条第 4 項又は同法第 33 条の3 第 2 項において準用する場合を含む 以下同じ ) において 事業報告を提出しなければならないとされているのに 平成 28 年 4 月 1 日から

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第2章

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

号外53号 生涯学習条例あら indd

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

医療法等の一部を改正する法律(平成二十九年法律第五十七号)広告規制の見直し関係抜粋

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

1 建設業法施行令(昭和三十一年政令第二百七十三号)(抄)(技術検定の方法及び基準)第二十七条の四実地試験は その回の技術検定における学科試験に合格した者及び第二十七条の七の規定により学科試験の全部の免除を受けた者について行うものとする ただし 国土交通省令で定める種目及び級に係る技術検定の実地試験

事務連絡 平成 31 年 4 月 23 日 各都道府県障害保健福祉主管課御中 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部 障害福祉課地域生活支援推進室 サービス管理責任者等研修の見直しに関する Q&A 等について 平素より障害保健福祉行政の推進に御尽力いただき厚く御礼申し上げます サービス管理責任者及び児

( 産休等代替職員の登録 ) 第 3 条 所定の資格を有する者であって, 産休等代替職員となることを希望する者は, 産休等代 替職員登録申込書 ( 別記様式第 1 号 ) を市町に提出するものとし, 市町長は適当と認めたときはこれを産休等代替職員登録簿 ( 別記様式第 2 号 以下 登録簿 という

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

履修できる授業科目は 原則として全授業科目としますが 実験 実習 外書講読 演習等は 履修できないことがあります 履修科目詳細は学務課にお問い合わせください なお 許可を受けて追加することができます ( 科目等履修生履修科目追加願 ( 別記様式第 4 号 ) 使用 ) 合格通知を受けた者は 4 月入

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

Microsoft Word - 文書 1

-92- 七一学級の定員は 五十人以下であること 八同時に授業を行う学級の数を下らない数の専用の普通教室を有すること 九少なくとも学生二十人につき一室の割合の演習室を有すること 十社会福祉現場実習指導を行うための実習指導室を有すること 十一教育上必要な機械器具 図書その他の設備を有すること 十二厚生

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

第 5 条学年は 4 月 1 日に始まり 翌年の 3 月 31 日に終わる 2 学年は 次の 2 期に分ける 前期 4 月 1 日から 9 月 30 日まで後期 10 月 1 日から翌年の 3 月 31 日まで 3 前項の規定にかかわらず 前期及び後期の授業日数を調整する必要があるときは 教育研究審

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

文部科学大臣指定外国大学日本校テンプル大学ジャパン ( 教養学部 コミュニケーション シアター学部 芸術学部 観光ビジネス学部 平成 21 年 8 月 31 日付 観光ビジネス学部 廃止 天津中医薬大学中薬学院日本校 ( 中薬課程 ) 北京語言大学東京校 ( 中国語学部中国語学科 ) (6) 外国の

(2) 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けた者で その障害の程度が身体障害者福祉法施行規則 ( 昭和 25 年厚生省令第 15 号 ) 別表第 5 号に定める身体障害者障害程度等級表の1 級又は2 級に該当するもの

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する保護者 ( 以下 支給対象者 という ) とする (1) 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 81 条第 2 項に規定する特別支援学級に在籍する児童等の保護者 (2) 前号に掲げる児童等以外のものであって 学校教育法施行令 ( 昭和 28 年政令第 340 号 ) 第 22

3 義務教育に関する規定第 16 条保護者 ( 子に対して親権を行う者 ( 親権を行う者のないときは, 未成年後見人 ) をいう 以下同じ ) は, 次条に定めるところにより, 子に9 年の普通教育を受けさせる義務を負う 第 17 条保護者は, 子の満 6 歳に達した日の翌日以後における最初の学年の

運賃及び料金の適用方 Ⅰ 運賃の適用方 1.2 等旅客運賃 (1) 片道 2 等旅客運賃は 旅客が 2 等の船室に片道 1 回乗船する場合に適用する (2) 往復 2 等旅客運賃は 旅客が 2 等の船室に往復 1 回乗船する場合に適合する ただし 東北 ( 不 )85 は除く (3)2 等旅客乗船券

1 0 年保存 基発 第 1 号 平成 3 0 年 3 月 9 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 労働基準法施行規則の一部改正について 労働基準法施行規則の一部を改正する省令( 平成 30 年厚生労働省令第 21 号 ) が平成 30 年 3 月 9

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分類 基準 国の基準案概要 軽便消火器等の消火用具 非常口その他非常災害に必要な設備 の設置 非常災害に対する具体的な計画を立て これに対する 不断の注意と訓練をするよう努めなければならない 前項の訓練のうち 避難及び消火に対する訓練は 定期的に行 わなくてはならない 2 職員の参酌 健全な心身を有

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

児童福祉施設最低基準の一部を改正する省令及び家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令(厚生労働省令第六十三号) 次に掲げる省令の規定中「又は看護師」を「、看護師又は准看護師」に改める。 一児童福祉施設最低基準の一部を改正する省令(平成十年厚生省令第五十一号)附則第二項 二家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準(平成二十六年厚生労働省令第六十一号)第二 十九条第三項、第三十一条第三項、第四十四条第三項及び第四十七条第三項 附則 この省令は、平成二十七年四月一日から施行する。

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

Transcription:

児童自立支援施設について 1 施設の概要 (1) 施設の目的 児童福祉法第 44 条 不良行為をなし 又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ 又は保護者の下から通わせて 個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い その自立を支援し あわせて退所した者について相談その他の援助を行う 参考少年法第 24 条 ( 少年審判の保護処分としての児童自立支援施設送致 ) 第 24 条家庭裁判所は 前条の場合を除いて 審判を開始した事件につき 決定をもって 次に掲げる保護処分をしなければならない ただし 決定 の時に 14 歳に満たない少年に係る事件については 特に必要と認める場 合に限り 第 3 号の保護処分をすることができる 1 保護観察所の保護観察に付すること 2 児童自立支援施設又は児童養護施設に送致する 3 少年院に送致すること (2) 施設の設置 児童福祉法施行令第 36 条 第 36 条都道府県は 法第 35 条第 2 項の規定により 児童自立支援施設を設置しなければならない 2 前項の児童自立支援施設における事務に従事する職員として 都道府県に児童自立支援専門員及び児童生活支援員を置く 3 児童自立支援専門員は 児童の自立支援をつかさどる 4 児童生活支援員は 児童の生活支援をつかさどる 5 第 1 項の児童自立支援施設の長 児童自立支援専門員及び児童生活支援員は 当該都道府県知事の補助機関である職員をもって これに充てる (3) 児童福祉施設に入所中の児童等の教育 児童福祉法第 48 条 第 48 条児童養護施設 知的障害児施設 盲ろうあ児施設 肢体不自由児施設 情緒障害短期治療施設及び児童自立支援施設の長 その住居において養育を行う第 6 条の 2 第 8 項に規定する厚生労働省令で定める者並びに里親は 学校教育法に規定する保護者に準じて その施設に入所中又は受託中の児童を就学させなければならない 1

(4) 施設の設備 児童福祉施設最低基準第 79 条 第 79 条児童自立支援施設の学科指導に関する設備については 小学校 中学校又は特別支援学校の設備の設置基準に関する学校教育法の規定を準用する ただし 学科指導を行わない場合にあつてはこの限りでない 2 前項に規定する設備以外の設備については 第 41 条の規定を準用する ただし 男子と女子の居室は これを別にしなければならない 参考児童福祉施設最低基準第 41 条 ( 児童養護施設の設備基準 ) 第 41 条児童養護施設の設備の基準は 次のとおりとする 1 児童の居室 調理室 浴室及び便所を設けること 2 児童の居室の 1 室の定員は これを 15 名以下とし その面積は 1 人 につき 3.3 m2以上とすること 3 入所している児童の年齢等に応じ 男子と女子の居室を別にすること 4 便所は 男子用と女子用とを別にすること 5 児童 30 人以上を入所させる児童養護施設には 医務室及び静養室を設 けること 6 入所している児童の年齢 適性等に応じ職業指導に必要な設備を設けること (5) 施設の職員及びその資格 1 施設の職員 児童福祉施設最低基準第 80 条 第 80 条児童自立支援施設には 児童自立支援専門員 ( 児童自立支援施設において児童の自立支援を行う者をいう 以下同じ ) 児童生活支援員 ( 児童自立支援施設において児童の生活支援を行う者をいう 以下同じ ) 嘱託医及び精神科の診療に相当の経験を有する医師又は嘱託医 栄養士並びに調理員を置かなければならない ただし 児童 40 人以下を入所させる施設にあつては栄養士を 調理業務の全部を委託する施設にあつては調理員を置かないことができる 2 職業指導を行う場合には 職業指導員を置かなければならない 3 児童自立支援専門員及び児童生活支援員の総数は 通じておおむね児童五人につき 1 人以上とする 2

2 施設の長の資格 児童福祉施設最低基準第 81 条 第 81 条児童自立支援施設の長は 次の各号のいずれかに該当する者であつて 厚生労働省組織規則 ( 平成 13 年厚生労働省令第 1 号 ) 第 64 2 条に規定する児童自立支援専門員養成所 ( 以下 養成所 という ) が行う児童自立支援施設の運営に関し必要な知識を習得させるための研修又はこれに相当する研修を受けた者でなければならない 1 医師であつて 精神保健に関して学識経験を有する者 3 児童自立支援専門員の職にあつた者等児童自立支援事業に 5 年以上 ( 養成所が行う児童自立支援専門員として必要な知識及び技能を習得させるための講習の課程 ( 以下 講習課程 という ) を修了した者にあつては 3 年以上 ) 従事した者 4 厚生労働大臣又は都道府県知事が前各号に掲げる者と同等以上の能力を有すると認める者であつて 次に掲げる期間の合計が 5 年以上 ( 養成所が行う講習課程を修了した者にあつては 3 年以上 ) であるものイ児童福祉司となる資格を有する者にあつては 児童福祉事業に従事した期間ロ社会福祉主事となる資格を有する者にあつては 社会福祉事業に従事した期間ハ社会福祉施設の職員として勤務した期間 ( イ又はロに掲げる期間に該当する期間を除く ) 3 児童自立支援専門員の資格 児童福祉施設最低基準第 82 条 第 82 条児童自立支援専門員は 次の各号のいずれかに該当する者でなければならない 1 医師であつて 精神保健に関して学識経験を有する者 3 地方厚生局長等の指定する児童自立支援専門員を養成する学校その他の養成施設を卒業した者 4 学校教育法の規定による大学の学部で 心理学 教育学若しくは社会学を専修する学科若しくはこれらに相当する課程を修めて卒業した者又は同法の規定による大学の学部で 心理学 教育学若しくは社会学に関する科目の単位を優秀な成績で修得したことにより 同法第 1 02 条第 2 項の規定により大学院への入学を認められた者であつて 1 年以上児童自立支援事業に従事したもの又は前条第 1 項第 4 号イからハまでに掲げる期間の合計が 2 年以上であるもの 3

5 学校教育法の規定による大学院において 心理学 教育学若しくは社会学を専攻する研究科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者であつて 1 年以上児童自立支援事業に従事したもの又は前条第 1 項第 4 号イからハまでに掲げる期間の合計が 2 年以上であるもの 6 外国の大学において 心理学 教育学若しくは社会学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者であつて 1 年以上児童自立支援事業に従事したもの又は前条第 1 項第 4 号イからハまでに掲げる期間の合計が 2 年以上であるもの 7 学校教育法の規定による高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者 同法第 90 条第 2 項の規定により大学への入学を認められた者若しくは通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者 ( 通常の課程以外の課程によりこれに相当する学校教育を修了した者を含む ) 又は文部科学大臣がこれと同等以上の資格を有すると認定した者であつて 3 年以上児童自立支援事業に従事したもの又は前条第 1 項第 4 号イからハまでに掲げる期間の合計が 5 年以上であるもの 8 学校教育法の規定により 小学校 中学校 高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者であつて 1 年以上児童自立支援事業に従事したもの又は 2 年以上教員としてその職務に従事したもの 4 児童生活支援員の資格 児童福祉施設最低基準第 83 条 第 83 条児童生活支援員は 次の各号のいずれかに該当する者でなければならない 1 保育士の資格を有する者 3 3 年以上児童自立支援事業に従事した者 (6) 施設における指導等 1 生活指導 職業指導 学科指導及び家庭環境の調整 児童福祉施設最低基準第 84 条 第 84 条児童自立支援施設における生活指導及び職業指導は すべて児童がその適性及び能力に応じて 自立した社会人として健全な社会生活を営んでいくことができるよう支援することを目的としなければならない 2 学科指導については 学校教育法の規定による学習指導要領を準用する ただし 学科指導を行わない場合にあつてはこの限りでない 3 生活指導 職業指導及び家庭環境の調整については 第 44 条及び第 45 条の規定を準用する 4

2 自立支援計画の策定 児童福祉施設最低基準第 84 条の 2 第 84 条の 2 児童自立支援施設の長は 前条第 1 項の目的を達成するため 入所中の個々の児童について 児童やその家庭の状況等を勘案して その自立を支援するための計画を策定しなければならない 3 児童と起居を共にする職員 児童福祉施設最低基準第 85 条 第 85 条児童自立支援施設の長は 児童自立支援専門員及び児童生活支援員のうち少なくとも 1 人を児童と起居を共にさせなければならない 4 関係機関との連携 児童福祉施設最低基準第 87 条 第 87 条児童自立支援施設の長は 児童の通学する学校及び児童相談所並びに必要に応じ児童家庭支援センター 児童委員 公共職業安定所等関係機関と密接に連携して児童の指導及び家庭環境の調整に当たらなければならない 5 心理学的及び精神医学的診査等 児童福祉施設最低基準第 88 条 第 88 条児童自立支援施設においては 入所している児童の自立支援のため 随時心理学的及び精神医学的診査並びに教育評価 ( 学科指導を行う場合に限る ) を行わなければならない 5