技術者等及び現場代理人の適正配置について

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Q_3 現場代理人の兼務の取扱いは? A_3 下記のケースに該当する場合は現場代理人の兼務を申請することができます ケースⅠ( 次の (1)~(4) をすべて満たす場合 ) (1) 兼務するすべてが福井市発注の工事であること (2) 兼務できる工事は 2 件以内であること ( 近接工事は合わせて 1

現場代理人及び主任技術者等の資格要件について 平成 30 年 9 月 18 日 本市では この度銚子市建設工事請負契約約款 ( 工事約款 ) を一部改正し 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 工事約款第 12 条第 4 項 ) を追加しました これを受け 下記のとおり取り扱うこととしますので

現場代理人及び配置技術者の取扱いについて 1 現場代理人の兼任について 現在 同一現場の工事など一部の工事間についてのみ現場代理人の兼任を認めておりますが 中津市公共工事請負契約約款第 10 条第 3 項の規定により 工事現場における運営 取締り及び権限の行使に支障がなく かつ 発注者 ( 監督員

現場代理人及び主任(監理)技術者の適正な配置等について

建設業法における技術者制度 許可の種類 指定建設業 特定建設業 指定建設業以外 一般建設業 建設業許可工事現場の技術者制度 許可を受けている種類 営業所における専任の技術者の資格要件 元請工事における下請金額合計注 1) 工事現場に置くべき技術者 技術者の資格要件 土木 建築 管 鋼構造物 舗装 電

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ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

主任技術者は 請け負った建設工事全体の統括的な施工管理を行います 具体的には 施工計画書の作成 工程の管理 品質管理 技術的指導 安全管理等を行います 2 監理技術者発注者から直接受注した建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の合計が 4,000 万円以上 ( 建築一式工事の場合は 6,

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

第2章 材    料

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

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Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

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PowerPoint プレゼンテーション

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特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

鳥取県告示第260号

2 低入札対策の拡充

該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

東京都におけるJCIS(コリンズ)の活用について

重要 建設工事の標準請負契約約款の改正について ( 社会保険への加入の促進 ) 平成 31 年 2 月 6 日 総務部財政課 須坂市では 建設工事等入札参加資格者に社会保険の加入を義務付けており 未加入の下請け企業についても元請企業から加入指導するよう求めています 平成 29 年 7 月 中央建設業

2 入札方法等 ⑴ 入札参加者は, 原則として, 書面により入札を行うものとする ただし, 町長が特に認める場合は, 海田町電子入札実施要綱 ( 平成 25 年海田町告示第 44 号 ) に規定する電子入札システムを使用して行うものとする ⑵ ⑴の書面による入札を行う者は, 指定した入札日時までに入

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監督職員用 社会保険等未加入対応マニュアル 1 目的これまで県土整備部においては 県営建設工事入札参加資格審査における社会保険等未加入業者の排除や 建設業許可申請時等における加入指導等の社会保険等加入促進に向けた取組を行ってきたところであるが 国の直轄工事においては 平成 29 年度からすべての下請

社会体育施設整備事業 ( 仮称 ) 新市民センター整備工事 ( 武道館解体工事 ) に係る 入札参加資格について 次のとおりお知らせしますので 入札参加希望者は申請してく ださい なお この工事の入札は電子入札による条件付一般競争入札とします 平成 31 年 4 月 3 日 綾部市長山崎善也 1 工

管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

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れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

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( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

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財営第   号

工事の定義 1. 工事 建設業法等に定義なし 建設業法における用例 : この法律において 建設工事 とは 土木建築に関する工事で別表第一の上欄に掲げるものをいう ( 建設業法第 2 条第 1 項 ) 出典 意味 広辞苑 明鏡国語辞典 デジタル大辞泉 振動規制法 ( 昭和 51 年法律第 64 号 )

様式 3 社会保険等一括管理届 ( 一括適用 継続事業一括 ) 11 ページ 本社や支社等ごとに適用されている適用事業所について 本社で人事 給与等が集中的に管理されており 事業主が同一である等 一定の基準を満たすときは 本社において支社等を含めた一つの適用事業所とされる場合があります ( 健康保険

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平成 24 年度公共 事品質確保技術者更新講習 岡山県の品質確保に向けた取り組みについて 平成 24 年 11 2 岡山県土木部技術管理課杉原誠 郎 1 目次 1. 一般競争入札の拡大等入札契約適正化法施行後の取り組み 2. 総合評価方式の本格導入等品確法に基づく取り組み 3. 低入札価格調査制度及

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

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社会福祉法人 佐賀整肢学園 佐賀整肢学園こども発達医療センター改築工事(2期工事)に関する一般競争入札公告


目 次 1. 建設業の許可 Q1-1 建設業の 大臣許可 と 都道府県知事許可 とは どう違うのか Q1-2 一般建設業 と 特定建設業 との違いは何か Q1-3 一次下請業者が二次下請業者に発注する額が 3,000 万円を超える場合 一次下請業者も特定建設業 の許可を受けていなければならないか Q

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

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国土入企第 5 4 号 平成 31 年 2 月 22 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局長 技能労働者への適切な賃金水準の確保について 技能労働者の確保 育成のためには 適切な賃金水準の確保等による処遇改善が極めて重要です 国土交通省においては これまでの 6 度にわたる公共工事設計労

現場代理人の常駐の取扱いについて 第 1 定義等 1 常駐県が現場代理人に求める常駐は工事現場又は工場製作現場への常駐であり 常駐とは 特別な理由がある場合を除き 常に工事又は工場製作の現場に滞在することをいうものとする 工事又は工場製作の現場とは 当該現場の敷地にとどまらず その近傍で直接管理可能

別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報

なお 受注者から指定した期日までに保険加入を確認できる書類が提出されない場合は 埼玉県流域下水道事業建設工事標準請負契約約款第 7 条の3 第 1 項の規定に違反することとなる旨を併せて通知します 3 発注者が 理由書 ( 一次 ) によっても当該特別の事情を有すると認めないと判断した場合は 受注者

1 医療保険 年金保険についての確認書類 弊社が施工する建設現場に入場する協力業者および作業員の方には 作業所長の指示により 見積書提出時 新規入場時 安全書類提出時に 医療保険 年金保険の加入状況を確認する書 類 ( 下記 A~E いずれか一点 ) を提出または呈示していただきます A. 直近の保

藤枝市等級区分指定型制限付き一般競争入札試行要領

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様式 A2 工事実績調書 ( 同様の内容が分かれば別様式でも可 ) 発注者名 元請 共同請負 下請の別 工事名 請負代金の額 ( 千円 ) 着工完成 ( 予定 ) 記載要領 1 希望業種のみの工事実績について記入すること 2 直近 2 ヶ分 ( 平成 28 度以降に契約の工事実績 ) を記入すること

国官技第 70 号国営技第 30 号平成 13 年 3 月 30 日 最終改正 : 国官技第 62 号国営整第 154 号 平成 30 年 12 月 20 日 各地方整備局企画部長 殿 営繕部長 殿 北海道開発局事業振興部長 殿 営繕部長 殿 内閣府沖縄総合事務局開発建設部長殿 大臣官房技術調査課長

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4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

平成19年  月  日

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吹田市公告第   号

平成20年度における物品調達等制限付一般競争入札試行の概要

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2 契約保証金の納付免除等について 財務規則第 143 条において契約保証金の全部又は一部を免除することができる場合が定 められていますが 建設工事等及び建設工事等に係る委託の契約保証金の納付の免除等に ついては 次のとおり取り扱うこととします (1) 契約保証金の免除が認められない場合 建設工事等

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8 経営事項審査結果通知書の総合評定値 (P) が1000 点以上であること 9 当該工事に監理技術者及び現場代理人 ( 常駐 ) を配置すること 10 入札参加募集の公告の日から入札を実施するまでの期間において 西宮市 ( もしくは兵庫県 ) の指名停止措置を受けていないこと 3 入札参加資格審査

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(案)

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

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2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

様式第 1 号 事後審査型制限付一般競争入札参加申請書 平成年月日 摂津市長森山一正様 申請者住所 商号又は名称 代表者職氏名 印 平成年月日付けで公告のあった事後審査型制限付一般競争入札に参加したいので 申請します なお 申請者は 当該申請書及び添付書類の内容に事実と相違ないことを誓約します 1

事務連絡 平成 30 年 11 月 9 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 公共工事の円滑な施工確保について 公共工事の適正な入札及び契約を通じて建設業の健全な発達を図るとともに 平成 30 年 7 月豪雨や平成 30 年北海道胆振東部地震等の大規模災害からの復旧 復興の加速

○大阪府建設業法施行細則

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

Transcription:

技術者等及び現場代理人の適正配置について 平成 28 年 6 月 1 日以降適用 建設業法施行令の一部を改正する政令 の施行に伴い 平成 28 年 6 月 1 日以降に発注する建設工事において 建設業法に基づく主任技術者又は監理技術者 ( 以下 技術者等 という ) 及び現場代理人の配置についての基準を次のとおりとします 各建設業者におかれましては 当該基準を遵守の上適正な施工を行っていただきますようお願いします 1. 主任技術者の専任制の緩和について (1) 主任 ( 監理 ) 技術者の配置について 建設業の許可を受けている者は 請け負った建設工事を施工する場合 主任技術者又は監理技術者を配置しなければなりません ( 建設業法第 26 条 ) (2) 主任 ( 監理 ) 技術者の専任について 公共性のある工作物に関する重要な建設工事 ( 請負代金額 3,500 万円以上 建築一式工事については 7,000 万円以上 ) に配置する主任 ( 監理 ) 技術者は 特別な場合を除き原則として工事現場ごとに専任で配置しなければなりません ( 建設業法第 26 条第 3 項 建設業法施行令第 27 条第 1 項 ) (3) 主任技術者の専任制の緩和について 今般 国土交通省からの通知 ( 建設工事の技術者の選任等に係る取扱いについて 平成 26 年 2 月 3 日国土建第 272 号 ) に基づき さくら市が発注する建設工事における主任技術者の専任制の緩和に関する取扱いを次のとおりとします 主任技術者の専任制の緩和要件 当面の間 次に該当する工事について主任技術者の兼務を認めます ただし 一の主任技術者が管理することができる工事は 専任が必要な工事を含む場合は 原則 2 件とします 1 さくら市が発注する工事 2 工作物に一体性若しくは連続性が認められる工事又は施工にあたり相互に調整を要する工事ただし 次の工事は兼務を認めません 1 監理技術者の配置を要すると見込まれる工事 ( 下請金額の合計が 4,000 万円 ( 建築一式は 6,000 万円 ) 以上 ) 等 2 低入札価格調査を経て契約締結した又は締結しようとする工事 3 工事内容及び施工管理の難易度並びに工事現場の地理的状況等に鑑み 主任技術者の兼務を認めないと判断する工事

(4) 専任を要する主任技術者を兼務する場合の手続きについて 1 契約時に提出する現場代理人等届出書に 主任技術者兼任届出書 ( 別紙 ) を添付し提出してください 2 既発注工事の監督員に 兼任の現場代理人になったことを工事打合せ簿に 主任技術者兼任届出書 ( 別紙 ) を添付し報告してください (5) 政令改正に伴う 監理技術者から主任技術者への途中交代及び専任から非専 任への変更について 1 監理技術者から主任技術者への工期途中での交代を行うことについては 元請業者は発注者と 下請業者は注文者たる建設業者との協議により決定してください なお 交代にあたっては 工程上一定の区切りと認められる時点とするなど 工事の継続性 品質確保等に支障がないようにご対応の程をお願いいたします 2 工期途中において専任技術者を非専任に変更することについても 元請業者は発注者と 下請業者は注文者たる建設業者との協議により決定してください 1 と同様に 工事の継続性 品質確保等に支障がないようにご対応の程をお願いいたします 2. 現場代理人の常駐義務の緩和について (1) 現場代理人の配置について さくら市が発注する工事においては さくら市建設工事請負契約書第 11 条第 1 項により 現場代理人の配置を義務付けています (2) 現場代理人の常駐義務の緩和について 今般 国土交通省からの通知 ( 建設工事の技術者の選任等に係る取扱いについて 平成 26 年 2 月 3 日国土建第 272 号 ) に基づき さくら市が発注する建設工事における現場代理人の常駐義務緩和に関する取扱いを次のとおりとします (3) 常駐義務を緩和できる期間について 契約締結後 現場事務所の設置 資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの期間や 工事の全部の施工を一時中止している期間等 工事現場の作業状況等に応じて 発注者との連絡体制を確保した上で 常駐義務を緩和します (4) 現場代理人の兼務について

1 兼務する工事の金額 予定価格 ( 税込 )1,000 万円未満の工事 2 兼務する工事の距離さくら市内全域 3 兼務する工事の件数 2 件 (5) 現場代理人の兼務する場合の手続きについて 1 契約時に提出する現場代理人等届出書に 現場代理人兼任届出書 ( 別紙 ) を添付し提出してください 2 既発注工事の監督員に 兼任の現場代理人になったことを工事打合せ簿に 現場代理人兼任届出書 ( 別紙 ) を添付し報告してください 市発注工事に係る現場代理人の常駐緩和の試行について を参照下さい 3. 技術者等 ( 監理技術者 主任技術者 ) 及び現場代理人の確認資料について (1) 直接的かつ恒常的な雇用関係を証するもの 技術者等 ( 監理技術者 主任技術者 ) 及び現場代理人について 所属する会社と直接的な雇用関係を証するため次のいずれかの書類の写しを配置技術者の届け出と同時に提出し監督員の確認をうけてください なお 技術者等及び現場代理人は入札の申し込みのあった日以前に 3 か月以上の恒常的雇用関係にあることが必要です 技術者等の恒常的な雇用関係を確認する書類は下記のア イとします 但し工事受注会社が社会保険の適用除外である場合は 下記のウ エとします ア監理技術者資格者証 ( 表 裏 ) の写しイ健康保険被保険者証の写し ( 社会保険加入の確認 ) ウ住民税特別徴収税額 ( 変更 ) 通知書の写しエ源泉徴収簿の写し (2) 配置技術者の資格を証明するもの ア監理技術者 監理技術者資格者証 ( 表 裏 ) の写し 監理技術者講習終了証の写し イ主任技術者次のいずれかの資料を提出してください 資格証明書等の写し ( 国家資格を有する技術者 ) 経歴書 ( 実務経験による技術者の場合 )

参考 建設業法で必要とする技術者 1. 営業所専任技術者 営業所の専任技術者 とは建設業法第 7 条第 2 号及び第 15 条第 1 項 2 号の規定により 建設業の許可を受けようとする建設業ごとに 一定の要件を満たす技術者を営業所ごとに専任で置かなければならないとされている技術者のことです 営業所の専任技術者 は 請負契約の締結にあたり技術的なサポート ( 工法の検討 注文者への技術的な説明 見積等 ) を行うことがその職務となっていますので 所属営業所に常勤していることが原則となっています 例外的に 対象工事の技術者としての職務に従事しながら実質的に営業所の職務にも従事しうる程度に工事場所と営業所が近接し 当該営業所との間で常時連絡をとりうる体制にある場合は現場の技術者となることもできますが 近隣工事であっても工事現場への専任を要する工事の技術者等 ( 監理技術者及び主任技術者 ) 及び現場に常駐を要する現場代理人にはなれません 2. 建設工事の工事現場に配置すべき技術者等 ( 監理技術者 主任技術者 ) 請け負った建設工事を施工する工事現場には 当該工事について一定の資格を有する監理技術者又は主任技術者 ( 以下 技術者等 という ) の配置が必要です 発注案件ごとに配置技術者の資格等の条件を付していますので 条件に合った技術者等を配置しなければなりません また 技術者等は受注者と直接かつ恒常的雇用関係にあることが必要で 在籍出向者 派遣社員 工事期間のみの短期社員等の配置は認められません 特に技術者等の専任配置を必要とする工事 ( 請負金額 3,500 万円以上 ( 建築一式は 7,000 万円以上 )) の場合は 入札の申し込みのあった日以前に 3 か月以上の直接かつ恒常的雇用関係にあることが必要です 入札の申し込みのあった日 条件付き一般競争入札 = 入札締切日指名競争入札 = 入札の執行日随意契約 = 見積書の提出日 3. 技術者等の専任配置を必要とする工事 ( 専任対象工事 ) 専任とは 他の工事現場に係る職務を兼務せず 常時継続的に当該工事現場に係る職務のみに従事していることをいいます 1 工事の請負金額 請負金額が 3,500 万円以上 ( 建築一式は 7,000 万円以上 ) なお 入札公告で専任配置を求めた工事については請負金額にかかわらず専任配置が必要です

受注時請負金額 3,500 万円未満の建設工事が変更契約により変更後の請負金額 3,500 万円以上となった場合 変更契約日から専任配置が必要となりますのでご注意ください 2 監理技術者を専任配置しなければならない工事 さくら市では 工事種別を問わず 下請け金額が 4,000 万円以上 ( 建築一式工事の場合は 6,000 万円以上 ) 以上となりうる工事 については 公告段階で監理技術者の配置を求めています 3 技術者等の配置条件 ア別工事の技術者等として配置されていてはいけません ただし 附帯工事や合併発注工事の場合は別契約でも兼務することができます イ配置する技術者等は 同工事の現場代理人を兼任することはできますが 別工事の現場代理人になることはできません なお 現場代理人は現場に常駐しなければならないため 営業所の専任技術者は現場代理人になることはできません ウ配置する技術者等は 営業所の専任技術者であってはいけません エ配置する技術者等が 当該工事の現場代理人を兼任することができます ただし 現場代理人を兼任する技術者等は 工事現場ごとに常駐となりますので 他の工事の兼任ができません なお 請負金額が 1,000 万円未満の場合は現場代理人も兼任 ( いずれかの現場で常駐 ) できます 配置技術者等及び現場代理人専任等の基準一覧表 請負金額 監理技術者又は主任技術者 現場代理人 営業所の専任技術者 3,500 万円以上 ( 建築 7,000 万円以上 ) 専任 常駐 専任 配置できない 1,000 万円以上 3,500 万円未満 ( 建築 7,000 万円未満 ) 兼任可 常駐 専任 配置可能 ( 兼任可 ) ( 主任技術者としてのみ ) 1,000 万円未満兼任可兼任可 配置可能 ( 兼任可 ) ( 主任技術者としてのみ ) 経営管理責任者及び営業所の専任技術者は 専任を要する主任技術者又は監理技術者及び現場代理人になることができませんのでご注意ください 各種書類への虚偽記載や建設業法に違反した場合は 指名停止等の措置を行う場合がありますので 各種法令等遵守し適正な技術者の配置に努めて下さい