資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

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13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

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1. 地域における連携の強化ああ登下校時における防犯対策の推進に当たっては 警察 教育委員会 学校 自治体の3 者に加え 放課後児童クラブ 放課後子供教室 地域住民 保護者等の関係者が連携することが不可欠である このため 以下の対策に取り組む (1) 登下校時における防犯対策に関する 地域の連携の場

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基礎的 はんよう汎用的能力は 分野や職種にかかわらず 社会的 職業的自立に向け て必要な基盤となる能力であると考える 例えば 企業が新規学卒者に期待する力は 就職の段階で 即戦力 といえる状態にまで学校教育を通じて育成することを求めているわけではなく 一般的には コミュニケーション能力 熱意 意欲

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目次 1 はじめに 1 2 根拠法令 1 3 計画期間 1 4 大綱の基本方針 2 5 主な取組 3 参考資料 7

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

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施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

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(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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Ⅰ その他 教育委員会所管予算の概要 予算総括表 項 施策体系別事業一覧 3 平成 30 年度主要施策の概要 目 Ⅱ 平成 30 年度主要施策の概要希望をかなえるための後押し すべての子供が夢をはぐくむことのできる社会づくり 社会で活躍する人材の育成 学びのセーフティネット構築事業 重点事業 ( 一

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基本指針の概要 1 基本指針改定の趣旨近年 地域社会における社会的課題が多様化 複雑化する中 行政 企業 NPO 自治会などが互いに協力して課題解決に取り組み 地域社会をより住み良いものとしていくことが今後ますます重要となっています このため 従前の NPO 活動に関する基本指針 の基本的な考え方を

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

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Microsoft PowerPoint - 04-検討プロセス及び検討体制

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

研究内容 2016 年 9 月時点 自治体の協力を得つつ 国立教育政策研究所や外部の研究者 有識者により実証研究を実施 関連施策の費用と効果について把握 分析 研究テーマ実施主体研究内容 ( 学力 非認知能力等 ) 国立教育政策研究所 埼玉県 大阪府箕面市等 国立教育政策研究所等 都道府県 :6 程

コミュニティ・スクールって何?!(2/2)


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札幌市教育振興基本計画第3章

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このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

H30全国HP

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

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構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

第 4 章基本的な考え方 1. 計画推進の基本的な視点 本計画は 以下に示す基本的な視点をふまえて 各施策 事業の展開を図っていきます 協働とパートナーシップにもとづく活動の充実地域福祉の主役は その地域に暮らす市民です 地域福祉の取り組みを進めていくためには 市民 事業者 行政がお互いに理解し 尊

Transcription:

資料 4-4 審議のまとめ参考資料 ( 抜粋 ) コミュニティ スクールと地域学校協働本部 ( 仮称 ) の効果的な連携 協働の在り方に関する参考資料

位置付け度的これからのコミュニティ スクールの仕組みの在り方 ( イメージ ) 地域の人々と目標やビジョンを共有し 地域と一体となって子どもたちを育む 地域とともにある学校 へと転換 学校における地域との連携 協働体制を組織的 継続的に確立する観点から コミュニティ スクールの設置を一層促進 基 協議会の目的として 学校を応援し 地域の実情を踏まえた特色ある学校づくりを進めていく役割を明確化向本 現行の機能は引き続き備えるとした上で 教職員の任用に関する意見は柔軟な運用を可能とする仕組みに性的な 学校支援の総合的な企画 立案を行い 地域等における連携 協力を促進していく仕組みに 校長のリーダーシップ発揮の観点から 委員の任命に校長の意見を反映する仕組みに < 見直しのイメージ > 学校運営への地域住民等の参画を促進するとともに 学校を応援し 地域の実情を踏まえた特色ある学校づくりを進めていく役割を明確化 小中一貫教育など教育の円滑な接続のため 複数校で一の協議会を設置できる仕組みに制市区町村教育委員会 学校の指定委員の任命 指定取消し 都道府県教育委員会 教職員の任用 ( 学校運営協議会の意見を尊重 ) 委員の任命に校長の意見を反映 学校運営に関する意見 教職員の任用に関する意見 柔軟な運用を可能とする仕組みへ コミュニティ スクール ( 学校運営協議会制度を導入する学校 ) 学校運営協議会 委員 : 保護者代表 地域住民の代表など 学校支援の総合的な企画 立案連携 協力の促進 保護者 地域住民等 学校支援 説明 承認 説明 意見 校長 地域住民等の学校支援を促進 学校運営の基本方針 学校運営 教育活動 学校間の教育の円滑な接続 連携のため 複数校で一つの協議会を設置可能に A 小学校 C 中学校 学校運営協議会 B 小学校 小中一貫型小 中学校など 全ての公立学校においてコミュニティ スクールを目指すべきであり 現在任意設置となっている学校運営協議会の制度的位置付けの見直しも含めた方策を講じる必要 その際 基本的には学校又は教育委員会の自発的な意志による設置が望ましいこと等を勘案しつつ 教育委員会が積極的に設置の促進に努めていくよう制度的位置付けを検討

コミュニティ スクールの拡大 充実の姿 ( イメージ ) 類似の仕組みからコミュニティ スクールに発展する主なメリット 事業としての類似の仕組みから 法に基づく学校運営協議会の仕組みに発展することで 組織的 継続的な連携 協働体制の確立が可能となる 学校運営の当事者として委員から意見が得られ 学校運営の改善 充実が図られる 学校 家庭 地域において共通したビジョンをもった教育活動等が可能となり 主体的 能動的な取組となる 基本方針の承認を通じて 地域等に対する説明責任の意識が向上し 地域等の理解 協力を得た風通しのよい学校運営が可能となる 学校運営の改善を果たす PDCA サイクルが確立しやすくなる 地域が学校運営に参画する持続可能な仕組みの構築へ コミュニティ スクール ( 学校運営協議会制度を導入する学校 ) より魅力的な仕組みへと制度の在り方を見直し 2,389 校 ( 平成 27 年 4 月 1 日 ) コミュニティ スクールへの過渡的な段階 ( コミュニティ スクール化 ) の姿として捉えて推進 自治体類似の仕組み ( 型コミュニティ スクールなど ) 地域住民や保護者等が学校運営や教育活動について協議し意見を述べる会議体 学校と地域の協働関係 信頼関係の土台となる大切な取組 学校関係者評価委員会 全公立学校の約 94% で実施 学校評議員制度 全公立学校の約 80% で実施 学校支援等の取組 公立小中学校の約 59% で実施 学校運営協議会と一体的に推進 学校運営協議会への移行を積極的に推進 学校運営協議会と一体的に推進 学校 教育委員会が主体的に取り組んでいる地域との連携に関する実践を効果的に生かしていく視点が必要学校 教育委員会が自らコミュニティ スクールの意義や成果等を理解し その道を選ぶことが大切

地域全体で未来を担う子供たちの成長を支える仕組み ( 活動概念図 ) 時代を担う子供に対して どのような資質を育むのかという目標を共有し 地域社会と学校が協働 従来の地縁団体だけではない 新しいつながりによる地域の教育力の再生 充実は 地域課題解決等に向けた連携 協働につながり 持続可能な地域社会の源となる より多くの より幅広い層の地域住民 団体等が参画し 目標を共有し 緩やかなネットワーク を形成 学校教育 家庭教育支援 PTA 活動に応じて連携 協働 支援等 福祉関係団体 社会教育関係団体 地域学校協働活動 社会教育 公民館等の活動を含む 地域の高齢者 教育 NPO 大学等 学校支援 土曜日 放課後活動 まちづくり 地域活動 子供の学習支援 地域の青少年 地域の成人 : 活動 : 地域住民 団体等 研究機関 民間教育事業者 文化団体 スホ ーツ団体 企業 経済団体 労働関係団体 地域の範囲は主に小学校区を想定

今後の地域における学校との協働体制 ( 地域学校協働本部 ( 仮称 )) の在り方 ~ 目指すべきイメージ 案 ~ 地域学校協働本部(仮称)地域学校協働本部(仮称)地域 ( 主に小学校区を想定 ) 第 3 章関係(1 )コーディネート機能(2 )より多くの活動する地域住民(3 )継続的な活動の実施(1 )コーディネート機能(2 )より多くの活動する地域住民(3 )継続的な活動の実施社会教育のフィールドにおいて 地域の人々や団体により 緩やかなネットワーク を形成した任意性の高い体制 地域の実情に応じて活動内容を選択して実施 社会教育のフィールドにおいて 地域の人々や団体により 緩やかなネットワーク を形成した任意性の高い体制 地域の実情に応じて活動内容を選択して実施 学校支援活動土曜日の教育活動放課後子供教室家庭教育支援活動地域社会における地域活動学びによるまちづくり現在の地域における学校支援活動等の実施体制 これまでの課題 それぞれの活動ごとにコーディネートがなされ 必ずしも横の連携が十分でない コーディネート機能の大部分を特定の個人に依存し 結果として 持続可能な体制がつくられていない場合も多い 学校支援活動 登下校の見守り 花壇整備 授業補助等放課後子供教室土曜日の教育活動家庭教育支援活動活動に関わる地域住民(ボランティア)学校支援地域本部 地域の特色 方針により 学校支援活動以外の活動の調整を行う場合有り支援ココココココーディネーター コーディネート機能の充実 支援 から 連携 協働 へ 個別の活動の総合化地域 ( 主に小学校区を想定 ) 学校参画参画参画学校活動に関わる地域住民(ボランティア)参画参画連携 協働連携 協働参画参画参画参画参画参画

学校と地域の効果的な連携 協働と推進体制 ( イメージ案 ) - パートナーシップの構築による新しい時代の教育 地方創生の実現 - 学校 主に小学校区を想定 地域 地域連携担当教職員 ( 仮称 ) 学校側の総合窓口 学校運営協議会の運営業務等の調整 地域住民等による学校支援等の地域連携の企画 調整等 学校運営協議会 学校運営に関して協議する機関 1. 学校運営の基本方針の承認 2. 学校運営に関する意見 3. 教職員の任用に関する意見 + 4. 地域の協力や参画の促進 コミュニティ スクール ( 学校運営協議会制度を導入する学校 ) 地域住民による学校支援活動 放課後の教育活動 地域文化活動等の実施 学校を核として 地域の大人と子供が学び合い 地域コミュニティを活性化 連携 協働学校づくり 地域づくり 連携 協働 地域人材がそれぞれ相互に構成員を務めるなど それぞれの知見 経験 課題等の共有により有機的 効果的な連携を促進 地域コーテ ィネーター 地域側の総合窓口 学校支援等の地域活動の調整やホ ランティアの確保 地域学校協働本部 ( 仮称 ) 等に所属 地域学校協働本部 ( 仮称 ) 地域住民 団体等により緩やかなネットワークを構築 必須 3 要素 コーディネート機能 より多くの活動する地域住民 継続的な活動の実施