Microsoft Word - 国家公務員給与減額閣議決定全文

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●一般職の国家公務員の給与の改定及び臨時特例等に関する法律案

Microsoft Word - 条例参考+補足説明

平成16年規程第02号_役員給与規程

(人事院規則一 六五の一部改正)第二条人事院規則一 六五(職員の公益財団法人ラグビーワールドカップ二千十九組織委員会への派遣)の一部を次のように改正する 附則第二項を削り 附則第一項の見出し及び項番号を削る (人事院規則一 六九の一部改正)第三条人事院規則一 六九(職員の公益社団法人福島相双復興推進

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

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1 9( 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等 ) 1 12( 日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員を採用する場合の任用 給与等の特例等 ) 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等について規定 日本国有鉄道退職希望職員等を採用する場合の任用 給与等の特例等について規定,, 国家公務員

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改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

Taro-役員報酬規程( 改正)【機1完2可2】機構内限り

役員報酬規程

2 常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項に規定する額とする 3 非常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項の規定を準用し その者の当該月における通勤実績に応じた額を翌月の支給定日に支給する 4 前 3 項に規定するもののほか 通勤の実情の変更に伴う


b 特定管理職員 勤勉手当の支給割合を1.05 月分 ( 再任用職員にあっては 0.5 月分 ) とすること c 指定職俸給表の適用を受ける職員 ( 再任用職員を除く ) 勤勉手当の支給割合を0.9 月分とすること ( イ ) 平成 28 年 6 月期以降の支給割合 a b 及び指定職俸給表の適用を

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○福島県後期高齢者医療広域連合職員の給与の支給に関する規則

第 8 条年俸制適用職員の特殊勤務手当は, 給与規程第 18 条の規定に準じて支給する ( 超過勤務手当 ) 第 9 条年俸制適用職員の超過勤務手当は, 給与規程第 21 条の規定に準じて支給する ( 休日給 ) 第 10 条年俸制適用職員の休日給は, 給与規程第 22 条の規定に準じて支給する (

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役員報酬規程

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定める額を職務加算として支給することができる ( 給与の支給日等 ) 第 4 条給与 ( 賞与を除く ) は 毎月 20 日 その月額を支給する ただし 支給日が一般任期付職員就業規則 ( 平成 18 年規程第 17 号 以下 一般任期付職員就業規則 という ) 第 7 条で準用する就業規則 ( 平

役員退職手当支給の基準の変更について

平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 初任給調整手当 ) 第 5 条育児短時間勤務をしている教職員の初任給調整手当の額は 給与規程第 13 条第 3

聖籠町職員の育児休業等に関する条例及び聖籠町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

の他の臨時又は緊急の必要により週休日等以外の日の午前零時から午前 5 時までの間であって正規の勤務時間以外の時間に勤務した場合は 当該職員には 管理職員特別勤務手当を支給する 第 16 条の2 第 3 項中 前 2 項 を 前 3 項 に改め 同項を同条第 4 項とし 同条第 2 項の次に次の1 項

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第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

Taro-当初追加(扶養手当あり)新旧対照表jtd

いう (派遣除外職員)第三条福島復興再生特別措置法第四十八条の二第一項の人事院規則で定める職員は 次に掲げる職員とする 一条件付採用期間中の職員二勤務延長職員三休職者四停職者五派遣法第二条第一項の規定により派遣されている職員六官民人事交流法第八条第二項に規定する交流派遣職員七法科大学院派遣法第四条第

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

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一般職の職員の給与に関する法律(昭和二十五年法律第九十五号)(第一条関係)(傍線部分は今回改正部分)改正案現行(初任給調整手当)(初任給調整手当)第十条の四次の各号に掲げる官職に新たに採用された職第十条の四次の各号に掲げる官職に新たに採用された職員には 当該各号に定める額を超えない範囲内の額を 員に

独立行政法人大学改革支援・学位授与機構役員退職手当( 改正)

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所を異にして異動した場合においては 別に定めるところにより特別都市手当を支給することができる ( 報酬の支給日 ) 第 4 条報酬 ( 賞与及び業績給を除く 以下同じ ) は 毎月 20 日 その月額を支給する ただし その日が休日に当たるときは その直前の休日でない日に繰り上げて支給する ( 新た

国立大学法人上越教育大学特任教員規程

独立行政法人農業者年金基金役員給与規程

①会計検査院_31指定職

平成17年3月伊那市議会定例会議案目次

号外53号 生涯学習条例あら indd

H 付け秋田県公報第2775号

4 共済組合 共済組合は 組合員及びその家族の相互救済を目的とした社会保障制度です 病気 負傷 出産などに対する 短期給付事業 退職 障害または死亡に対する 長期給付事業 及び組合員の健康管理 福利厚生 診療所の運営 または貯金 貸付等を行う 福祉事業 の三つの主な事業を行っています 特許庁の職員と

2 役員の報酬等の支給状況平成 29 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任法人の長 2,164 17,994 10,824 4, A 理事 B 理事 A 監事 16,722 9,816 4,762 1, ,12

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Taro-職員給与規程( 改正)【機2完2可2】

- 1 - 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案参照条文 国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)(抄)(情勢適応の原則)第二十八条この法律及び他の法律に基づいて定められる職員の給与 勤務時間その他勤務条件に関する基礎事項は 国会により社会一般の情勢に適応するように 随時これを変

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( 役員の報酬 ) 第 2 条役員に対する報酬は 常勤の役員にあっては 俸給 教育研究等連携手当 通勤手当 単身赴任手当及び期末特別手当とし 非常勤の役員にあっては 非常勤役員手当とする ( 報酬の支給日 ) 第 3 条役員に対する報酬 ( 期末特別手当を除く ) は 毎月 17 日 ( 以下この項

2 役員の報酬等の支給状況平成 29 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任 理事長 1,418 ( 地域手当 ) 18,451 11,820 5, ( 通勤手当 ) 3 月 31 日 副理事長 1,315 ( 地域手当 ) * 1

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内閣府令本文

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

第  号

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級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

2 対象職員 (1) 特別職特別職の職員の給与に関する条例 ( 平成 26 年大阪市条例第 9 号 ) 第 1 条第 1 号から第 4 号及び第 6 号に規定する職員のうち本市から給与が支払われている者 (2) 一般職地方公務員法 ( 昭和 25 年法律 261 号 ( 以下 法 という )) 第

理事 役員報酬基準は 独立行政法人国立公文書館役員報酬規程に則り 俸給 (81 8,000 円 ) 地域手当 ( 俸給に 100 分の 20 を乗じて得た額 ) 通勤手当及び期末手当としている 期末手当についても 独立行政法人国立公文書館役員報酬規程に則り 基礎額 ( それぞれの基準日現在において当

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

その月の土曜日及び日曜日以外の日の数で除して得た額に その者が役員でなくなった日 ( 役員が退職した場合において退職した日の属する月の末日までに再び役員に任命されたときは 役員でなくなった日の前日 ) までの土曜日及び日曜日以外の日の数を乗じて得た額とする ( 賞与 ) 第 8 条賞与は 毎事業年度

2 役員の報酬等の支給状況平成 29 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任千円千円千円千円 法人の長 理事 ( 寒地土木研究所長 ) 理事 監事 監事 ( 非常勤 ) 16,840 11,580 3,407 1,853 ( 役員特別調整手当

[職員給与規程新旧対照表]

職員給与規程

●地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案

役員の報酬等の支給状況平成 8 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任 法人の長 A ( 非常勤 ), ,789 0,944 4,653 4,907 9,3 4, ( 特別地域手当 ) ( 通勤手当 ) 4 月

このたびの国立大学法人山口大学における独立行政法人等非識別加工情報の作成及び提供並びに管理に関する規則の制定は, 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律の改正に伴い, 独立行政法人等非識別加工情報の提供に関して必要な事項を定めることによるものである 国立大学法人山口大学における保有個人情

【最終】給与条例改正文

百分の一 五七五) を 勤勉手当減額基礎額に の下に 六月に支給する場合においては を 百分の九十五) の下に 十二月に支給する場合においては百分の八十五(特定管理職員にあつては 百分の百五) を加える 別表第一から別表第十一までを次のように改める


(3) 育児短時間勤務をしている職員が休職又は停職の処分を受けたことにより 当該育児短時間勤務の承認が効力を失つた後 当該休職又は停職の期間が終了したこと (4) 育児短時間勤務をしている職員が当該職員の負傷 疾病又は身体上若しくは精神上の障害により当該育児短時間勤務に係る子を養育することができない

●11-1再雇用教職員の就業に関する規程31.4.1

2 役員の報酬等の支給状況 役名 法人の長 A 理事 平成 24 年度年間報酬等の総額 報酬 ( 給与 ) 賞与 その他 ( 内容 ) 就任 退任 千円 千円 千円 千円 ,513 10,851 3, ,127 9,197 3, ( 地域手当 ) 就任 退任

議案第07号-給与に関する条例の一部改正【確定】

役員給与規程(H 改正)

日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平成28年度

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国立大学法人京都大学教職員給与規程

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理事 役員報酬支給基準は 月額及び期末勤勉手当から構成されている 月額については 役員報酬規程に則り 本給 803,500 円に地域手当 160,700 円 通勤手当を加算して算出している 期末勤勉手当については 法人の長と同様の基準により算出している なお 平成 29 年度は 役員報酬基準について

迎える場合に, 教育 研究 診療等の業績, 専門的な知識 経験等を勘案して新たに算定し, 改定するものとする 3 前 2 項の規定により決定した業績基本給については, 学長が特に必要と認めた場合に, 役員会の議を経て, 学長が変更することができる ( 業績評価給 ) 第 8 条業績評価給は, 当該年

- 1 - 特別職の職員の給与に関する法律(昭和二十四年法律第二百五十二号)(抄)(目的及び適用範囲)第一条この法律は 次に掲げる国家公務員(以下 特別職の職員 という )の受ける給与及び公務又は通勤による災害補償について定めることを目的とする 一内閣総理大臣二国務大臣三会計検査院長及びその他の検査

公布された条例のあらまし 職員の退職手当に関する条例の一部改正について 1 条例の改正理由地方公務員等共済組合法及び地方独立行政法人法の一部改正に伴い 所要の改正を行う 2 条例の概要 (1) 自己の都合による退職等の場合の退職手当の基本額について定めた規定中 引用している地方公務員等共済組合法の条

災害補償事務請求書等様式集

東京都知事等の給料等に関する条例

役員退職手当支給規程

議案102

平成27年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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h23_Ⅰ給与公表ガイドライン(様式1)300619

議案第70号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について

【m48H24豊橋技術科学大学】様式1(修正2)

1.2_議案目録(追加)

独立行政法人医薬基盤研究所職員給与規程

国立研究開発法人土木研究所役員退職手当支給規程


Transcription:

国家公務員の給与減額支給措置について 平成 23 年 6 月 3 日 閣議決定 政府は 公務員の給与改定に関する取扱いについて ( 平成 22 年 11 月 1 日閣議決定 ) を踏まえ 人件費を削減するための措置について検討を進めてきたところであるが 我が国の厳しい財政状況及び東日本大震災に対処する必要性に鑑み 一層の歳出の削減が不可欠であることから 国家公務員の給与について以下のとおり減額支給措置を講ずることとし 必要な法律案を今国会に提出する 1 一般職の職員の給与に関する法律 ( 昭和 25 年法律第 95 号 ) の適用を受ける国家公務員の給与については 別紙 1のとおり減額支給措置を講ずることとする 2 特別職の職員の給与に関する法律 ( 昭和 24 年法律第 252 号 ) の適用を受ける国家公務員の給与については 別紙 2のとおり減額支給措置を講ずることとする 3 検察官の給与については 裁判官の給与に準じることとされていることを踏まえつつ 1 及び2の趣旨に沿った減額支給措置を講ずることとする 4 防衛省の職員の給与については 1の趣旨に沿った減額支給措置を講ずることとする ただし 自衛官 ( 将 将補 ( 一 ) を除く ) 並びに自衛隊の部隊及び機関に勤務する事務官等については 施行の日から起算して 6 月を超えない範囲内で政令で定める期間まで給与減額支給措置を適用しない 5 独立行政法人 ( 総務省設置法 ( 平成 11 年法律第 91 号 ) 第 4 条第 13 号に規定する独立行政法人をいう ) の役職員の給与については 法人の業務や運営のあり方等その性格に鑑み 法人の自律的 自主的な労使関係の中で 国家公務員の給与見直しの動向を見つつ 必要な措置を講ずるよう要請する また 特殊法人等の役職員の給与についても 同様の考え方の下 必要な措置を講ずるよう要請するとともに 必要な指導を行うなど適切に対応する ( 以上 ) ( 別紙 1) 一般職給与法適用対象者の給与減額支給措置要綱 Ⅰ 俸給月額 俸給の特別調整額 期末手当 勤勉手当等の支給減額率 1 俸給月額 1 本省課室長相当職員以上 ( 指定職 行 ( 一 )10~7 級 ) 10% 2 本省課長補佐 係長相当職員 ( 行 ( 一 )6~3 級 ) 8% 3 係員 ( 行 ( 一 )2 1 級 ) 5% その他の俸給表適用職員については 行 ( 一 ) に準じた支給減額率 1 平成 17 年給与法改正法附則第 11 条の規定による俸給 ( 給与構造改革に伴う経過措置額 ) についても 俸給月額と同率で減額 2 55 歳超職員の給与減額支給措置 ( 1.5%) 適用後の俸給月額等についても 同率で減額 2 俸給の特別調整額 ( 管理職手当 ) 一律 10% 3 期末手当及び勤勉手当一律 10% 4 委員 顧問 参与等の日当一律 10%

Ⅱ 俸給月額に連動する手当等の減額支給 1 地域手当等の俸給月額に連動する手当 ( 期末手当及び勤勉手当を除く ) の月額は 減額後の俸給月額等の月額により算出 2 超過勤務手当等の算出基礎となる勤務 1 時間当たりの給与額や休職者の給与は 減額後の俸給月額等の月額により算出 扶養手当 住居手当等の俸給月額に連動しない手当については 減額の対象外 Ⅲ 給与減額支給措置の期間 法律の公布の日の翌々月の初日から平成 26 年 3 月 31 日まで Ⅳ その他期間業務職員等の非常勤職員については 常勤職員の給与との権衡を考慮し 予算の範囲内で給与を支給することとされているが 常勤職員より相当程度給与水準が低い場合には 減額を行わないことを基本とする運用を行う ( 別紙 2) 特別職給与法適用対象者の給与減額支給措置要綱 Ⅰ 俸給月額及び期末手当の支給減額率等 1 俸給月額 1 内閣総理大臣 30% 2 国務大臣クラス 副大臣クラス 20% 3 大臣政務官クラス 常勤の委員長 委員 大公使等 (2 以外の者 ) 10% 地域手当の月額は 減額後の俸給月額により算出 2 期末手当 1 内閣総理大臣 国務大臣クラス 副大臣クラス俸給月額の支給減額率と同じ 2 1 以外の者一律 10% 3 非常勤の委員等の日当等一律 10% 4 秘書官については 一般職給与法適用対象者に準じて措置 Ⅱ 給与減額支給措置の期間 法律の公布の日の翌々月の初日から平成 26 年 3 月 31 日まで

国家公務員の給与の臨時特例に関する法律案要綱 第一趣旨我が国の厳しい財政状況及び東日本大震災に対処する必要性に鑑み 一層の歳出削減が不可欠であることから 国家公務員の人件費を削減するため 国家公務員の給与に関する特例を定めるものとすること 第二一般職の職員の給与に関する法律の特例一この法律の施行の日から平成 26 年 3 月 31 日までの間 ( 以下 特例期間 という ) においては 職員への俸給月額の支給に当たっては 俸給月額に 係員級職員については 100 分の5 係長及び課長補佐級職員については100 分の8 課室長級職員及び指定職俸給表の適用を受ける職員については 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を減額すること 二特例期間においては 俸給の特別調整額の支給に当たっては 支給額に 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を 専門スタッフ職調整手当の支給に当たっては 支給額に職員の区分に応じた割合を乗じて得た額に相当する額を 地域手当 広域異動手当の支給に当たっては 俸給月額及び専門スタッフ職調整手当に対する地域手当及び広域異動手当に職員の区分に応じた割合を乗じて得た額及び俸給の特別調整額に対する地域手当及び広域異動手当に 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を 研究員調整手当の支給に当たっては 俸給月額に対する研究員調整手当に職員の区分に応じた割合を乗じて得た額及び俸給の特別調整額に対する研究員調整手当に 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を 特地勤務手当及び特地勤務手当に準ずる手当の支給に当たっては 俸給月額に対する特地勤務手当及び特地勤務手当に準ずる手当に職員の区分に応じた割合を乗じて得た額に相当する額を減額すること 三特例期間においては 期末手当及び勤勉手当の支給に当たっては 減額前の俸給月額等を基礎に算定した支給額に100 分の10を乗じて得た額に相当する額を減額すること 四特例期間においては 非常勤の委員 顧問 参与等に支給する手当について その限度額を日額 3 万 1600 円に引き下げるとともに その限度額により難い特別の事情がある場合の限度額を日額 9 万円に引き下げること 五一般職の職員の給与に関する法律附則第 8 項の適用を受ける職員については 俸給月額及び俸給月額に対する手当の月額から 同項の規定により給与から減ずることとされた額を減じた後の額を基礎として 二及び三で支給に当たって減ずる額を算定すること 第三国家公務員災害補償法の特例特例期間においては 国家公務員災害補償法第 4 条第 4 項の規定に基づき算出される職員の平均給与額は 支給に当たって減ずることとされた額に相当する額を減じた給与の額を基礎として当該人事院規則の規定の例により算出した額とすること 第四国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇等に関する法律の特例特例期間においては 国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇等に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 117 号 ) 第 5 条第 1 項の規定により国際機関に派遣される職員に支給することができるとされている給与の上限額を この法律の規定によりその支給に当たって減額することとされている給与の額に相当する額引き下げること

第五国家公務員の育児休業等に関する法律の特例国家公務員の育児休業等に関する法律第 26 条の規定に基づく育児時間の承認を受けて勤務しない職員の給与の減額についての所要の規定の整備を行うこと 第六一般職の職員の勤務時間 休暇等に関する法律の特例一般職の職員の勤務時間 休暇等に関する法律第 20 条の規定に基づく介護休暇をしている職員の給与の減額についての所要の規定の整備を行うこと 第七一般職の任期付研究員の採用 給与及び勤務時間の特例に関する法律の特例一特例期間においては 任期付研究員への俸給月額及び期末手当を除く俸給月額の支給に当たっては 俸給月額に 第一号任期付研究員俸給表第 1 号俸から第 3 号俸まで及び第二号任期付研究員俸給表の適用を受ける職員については100 分の8 第一号任期付研究員俸給表第四号俸以上の適用を受ける職員及び一般職の任期付研究員の採用 給与及び勤務時間の特例に関する法律第 6 条第 4 項の規定に基づく俸給月額を受ける職員については 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を減額すること 二特例期間においては 任期付研究員業績手当の支給額を 俸給月額に職員の受ける俸給月額の区分に応じた割合を乗じて得た額に相当する額減額すること 三特例期間においては 任期付研究員への手当の支給に当たっては 第二の二及び三を準用すること 第八一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律の特例一特例期間においては 特定任期付職員への俸給月額の支給に当たっては 俸給月額に 特定任期付職員俸給表第一号俸から第四号俸までの適用を受ける職員については 100 分の8 同俸給表第五号俸以上の適用を受ける職員及び一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律第 7 条第 3 項の規定に基づく俸給月額を受ける職員については 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を減額すること 二特例期間においては 特定任期付職員業績手当の支給額を 俸給月額に職員の受ける俸給月額の区分に応じた割合を乗じて得た額に相当する額減額すること 三特例期間においては 特定任期付職員への手当の支給に当たっては 第二の二及び三を準用すること 第九法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律の特例一職務とともに教授等の業務を行うための法科大学院派遣により勤務しない職員の給与の滅額についての所要の規定の整備を行うこと 二特例期間においては もっぱら教授等の業務を行うために法科大学院に派遣される職員に支給することができるとされている給与の上限額を この法律の規定によりその支給に当たって減額することとされている給与の額に相当する額引き下げること 第十特別職の職員の給与に関する法律の特例一特例期間においては 内閣総理大臣等の特別職の職員の俸給月額の支給に当たっては 俸給月額に 内閣総理大臣については 100 分の30 国務大臣級又は副大臣級の俸給月額を受ける者については 100 分の20 大臣政務官 常勤の委員長等 大公使 特別職の職員の給与に関する法律別表第 3に掲げる 5 号俸以上の俸給月額を受

ける秘書官等については 100 分の10 同表に掲げる一号俸から四号俸までの俸給月額を受ける秘書官については 100 分の8を乗じて得た額に相当する額を減額すること 二特例期間においては 一以外の給与の支給に当たっては 第二の適用を受ける職員の例により減額すること ただし 内閣総理大臣及び国務大臣級又は副大臣級の俸給月額を受ける者に対する期末手当の支給に当たっては 減額前の俸給月額等を基礎に算定した支給額に 俸給月額の支給減額率を乗じて得た額に相当する額を減額すること 第十一 裁判所職員臨時措置法に関する法律の特例 特例期間においては 裁判所職員について この法律の規定の一部を準用するものとすること 第十二防衛省の職員の給与等に関する法律の特例一特例期間においては 防衛省の職員のうち事務官等 ( 自衛隊教官俸給表の適用を受ける者を除く ) への俸給月額 ( 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律附則第 15 条の規定の適用を受ける職員に支給される同条の俸給を含む ) の支給に当たっては 一般職の国家公務員に準じて減額すること 二特例期間においては 防衛省の職員のうち自衛隊教官俸給表又は自衛官俸給表の適用を受ける者への俸給月額 ( 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律附則第十五条の規定の適用を受ける職員に支給される同条の俸給を含む ) の支給に当たっては 俸給月額に 職務の級が一級である職員又は階級が二等陸尉以下 二等海尉以下又は二等空尉以下である自衛官については 100 分の5 職務の級が二級である職員又は階級が二等陸佐以下一等陸尉以上 二等海佐以下一等海尉以上又は二等空佐以下一等空尉以上である自衛官については 100 分の8 階級が一等陸佐以上 一等海佐以上又は一等空佐以上である自衛官については 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を減額すること 三特例期間においては 防衛省の職員の専門スタッフ調整手当 地域手当 広域異動手当 特地勤務手当及び特地勤務手当に準ずる手当の支給に当たっては 一般職の国家公務員に準じて減額すること 四特例期間においては 俸給の特別調整額の支給に当たっては 支給額に 100 分の10を乗じて得た額に相当する額を減額すること 五防衛省の職員の給与等に関する法律附則第 5 項の適用を受ける職員については 一般職の職員の給与に関する法律附則第八項の適用を受ける職員に準じて 支給に当たって減ずる額を算定すること 第十三国際機関等に派遣される防衛省の職員の処遇等に関する法律特例期間においては 国際機関等に派遣される防衛省の職員の処遇等に関する法律第 5 条第 1 項の規定により国際機関に派遣される防衛省の職員に支給することができるとされている給与の上限額を この法律の規定によりその支給に当たって減額することとされている給与の額に相当する額を引き下げること 第十四端数計算この法律において俸給月額等から支給に際して減額することとされている額に一円未満の端数を生じた場合には これを切り捨てること 第十五 その他

一この法律は 公布の日の属する月の翌々月の初日 ( 公布の日が月の初日であるときは 翌月の初日 ) から施行すること 二第十二は 自衛官 ( 将及び将補 Hを除く ) 並びに事務官等のうち自衛隊の部隊及び機関に勤務するものについては この法律の施行の日から起算して 6 月を超えない範囲内で政令で定める期間を経過する日までの間は 適用しないこと 三その他この法律の施行に関し必要な措置等を定めること 以上