別紙 1-2 移乗介助 ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器 移乗開始から終了まで 介助者が一人で使用することができる ベッドと車いすの間の移乗に用いることができる ( ベッドと車いすの間の移乗における使い勝手は ステージゲート審査での評価対象となる点に留

Similar documents
Microsoft Word - 【溶け込み】42⇒事務連絡<案>(介護ロボット導入支援).docx

Microsoft PowerPoint 経産省講演資料.pptx

介護ロボットの開発 普及に関する現状 社会保障費は増加の一途 ( 介護に係る社会保障費の推計 :2012 年 8.4 兆円 2025 年 19.8 兆円 ) 2025 年時点の介護職員の需給を推計すると 介護職員は 38 万人不足する見込み 持続的な財政及び社会保障システム維持のためには 介護需要増

資料 4-2 ロボット介護機器開発 導入促進 平成 25 年 11 月 経済産業省厚生労働省 1

Microsoft PowerPoint - (jaotä¿®æ�£)Hï¼fi2ㅉㅼㇺㇷㅼㇺ倱å‚−æł¸æ¦‡è¦† (1).pptx

介護ロボット事業参考資料

介護ロボット参考資料

データヘルス改革により提供を目指す 7 つのサービス 国民のメリット 国民一人ひとりが 自らの健康データの変化を把握し 自ら予防行動をし易くする 保健医療関係者間の情報連携が進み 過去の治療履歴や服薬履歴を踏まえた最適な診断 診療を受けられる 医療的ケアが必要な障がい児 ( 者 ) などが 緊急時の

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D208F5A91EE89FC8F4382AA954B977682C8979D97528F B4C93FC977697CC816A2E646F63>

ロボット介護機器開発 導入促進事業 ( 開発補助事業 ) 公募説明会 :00~15: :00~15:00 日本医療研究開発機構 (AMED) 産学連携部医療機器研究課 Copyright 2015 Japan Agency for Medical Res

Microsoft Word - シラバス.doc

大阪府福祉のまちづくり条例ガイドライン平成 29 年 12 月 4-1 障がい者等の便所内の動作例 杖使用者 ( 片マヒ ) 脳血管障がいなどにより 身体の片側の機能がマヒしている場合 姿勢保持のために体を預けられる手すりが有効です 1 便器に近づき 手すりのそばに杖を置きます POINT 便器の前

75 ロールカーテンや停電時の非常降下スイッチ いたずら防止のキースイッチ など安全面には細心の注意を払っています 平らな場所があれば設置のた めの基礎工事は必要ありません 直進進入 次の各部の寸法をご確認ください ①地面から出入り口までの高さ 65cm 以下 ②出入り口の開口寸法 72cm 以上

介護分野におけるロボット活用の背景 (1) 2010 年から 2025 年までの 15 年間で 65 歳以上の高齢者は約 709 万人増加 社会全体の高齢化率 ( 総人口に占める高齢者の割合 ) が 23% から 30% に大幅上昇 団塊の世代が一挙に高齢者になり 2012~2014 年には毎年 1

問診票-1ol

介護ロボットフォーラム 2017 ニース シース 連携協調協議会による 提案機器コンセフ トの報告 ( 移動支援 ) 平成 30 年 1 月 23 日 ( 火 ) さいたま商工会議所黒金英明

目 次 はじめにはじめに この事例集のねらい 1. この事例集のねらい 交換利用事例の分析結果交換利用事例の分析結果 効果的な交換利用のための取り組み効果的な交換利用のための取り組み 事例の紹介事例の紹介

事業案内 障害のある方や高齢者の自立生活や社会参加を支援します 自分らしい生活を送るために必要な福祉用具や住宅改修などの相談 支援を行います 具体的な技術支援を必要とされる方には リハビリテーションセンターの専門職が医療 保健 福祉関係機関と連携して相談 支援に対応します 相談内容 身体状況の確認日

軽度者に対する対象外種目の 福祉用具貸与取扱いの手引き 平成 25 年 4 月 綾瀬市福祉部高齢介護課

A5 定刻に評価するためには その時刻に責任をもって特定の担当者が評価を行うことが必要 となる Q6 正看護師 准看護師 保健師 助産師以外に医師 セラピストなどが評価してもよいか A6 よい ただし 医療職に限られ 評価者は所定の研修を修了した者 あるいはその者が実施した院内研修を受けた者であるこ

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D20288E598B4089DB8F4390B32990BB956989BB8B408AED88EA E59918D8CA48F4390B32E >

問診票-1ol

(3) 貴事業所の併設サービス (MA) 住宅改修事業所の併設サービスについて 最も多いのは その他 (37.3%) 福祉用具貸与 特定福祉用具販売 3.4 % 1 福祉用具貸与 特定福祉用具販売 その他 全体 % その他

国家戦略特区とは 指定された地域で規制や制度を改革し その効果を検証する社会実験の場 テーマ : 高年齢者の活躍や介護サービスの充実による人口減少 高齢化社会への対応 2

訪問介護事業所の役割 1 訪問介護計画や手順書への記載居宅サービス計画に通院介助及び院内介助の必要性が位置付けられている場合に限り 訪問介護サービスとして 介助が必要な利用者が 自宅から病院 受診手続きから診察 薬の受け取り 帰宅までの一連の行為を円滑に行うために訪問介護員が行うべき援助内容を訪問介

1. 補助対象機器リスト 案件番号 重点分野企業名機器名称 K025 移乗介助 ( 装着型 ) イノフィス介護用マッスルスーツ 2 詳細ページ K001 移乗介助 ( 非装着 ) アートプラン K002 移乗介助 ( 非装着 ) パナソニックプロダクションエンジニアリング 自立支援型移乗介助ロボット

(3) 貴事業所の併設サービス (MA) 福祉用具事業所の併設サービスについて 最も多いのは 住宅改修 (80.0%) 次いで 居宅介護支援 (25.0%) であった 0% 50% 100% 1 住宅改修 居宅介護支援 訪問介護 訪問看護

<資料 その1>

障害者総合支援法施行について 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律 が平成 25 年 4 月に施行されました この法律では 障害者自立支援法 を 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 障害者総合支援法 ) とするとと

< F2D B95B6817A98568AE991E634328D862E6A7464>

Clinical Indicator 2016 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL

(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 施設の新築移転により全室個室化され プライバシーは確保されています 居室に私物の持ち込みができ 面会できる相談室も用意されており 過ごしやすい生活環境が整っています 園内はユニバーサルデザインであり 移動しやすいよう配慮

P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ

<4D F736F F F696E74202D208CA48F B28DB8837C CA48F4389EF8E9197BF94C5816A2E B8CDD8AB

老計第 10 号平成 12 年 3 月 17 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 訪問介護におけるサービス行為ごとの区分等について 厚生省老人保健福祉局老人福祉計画課長 訪問介護の介護報酬については 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準 ( 訪問通所サービス及び居宅療養管理

設計内容説明書 ( バリアフリー性 : 等級 3 対応 ) 専用部分 ( 第二面 ) 手すり 通路及び出入口の幅員 ( 日常生活空間 ) 寝室 便所及び浴室 ( 日常生活空間 ) 廊下階段 ( 開放されている側 ) 転落防止 手すり子 通路 出入口 ( バルコニー勝手口を除く ) 浴室 便所 特定寝

介護ロボット.indb

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

ホームの概要 名 称住宅型有料老人ホーム桜美苑岩木 所在地弘前市大字駒越字村元 開設日平成 24 年 11 月 5 日定員 35 名 ( 個室 35 室 ) 電話番号 空室確認 ( 吉本 ) 運営法人から入居を考えている方へのメッセージ

住宅改修が必要な理由書 作成について 住宅改修が必要な理由書 の作成の流れ理由書は 手順に従って作成しながら住宅改修のプランを検討するために収集すべき必要な情報が何かがわかるように構成されています 理由書作成にあたっては 住宅改修後の暮らし方を明確にすることから始まり 生活活動 動作レベルの具体的状

PowerPoint Presentation

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

< A957A8E9197BF88EA8EAE2E786264>

留意点 1. 利用者 家族の生活状況と生活上の希望について 総合的に把握する P1-1: 利用者の身体状況 利用者の状況は 日常的に接していない者には見えにくい場合もあります 健康 疾病 日常生活動作等については利用者の了解のもと 主治医やリハビ 福祉用具との関係から どういった改修がお リテーショ

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと

いずれも 日常の何気ない場面で転倒事故が起きています 家電の位置を変えたり カーペットがめくれないように固定したり 床に物を置かないなど 自分の動線を整理 工夫することで 転倒のリスクを減らすことができます 暮らしの点検高齢者の転倒予防というとすぐに住宅改修を検討しがちですが 住宅改修をする前に 暮

簡易型 ADL 評価スケール S-スコア入力支援ソフト Version.1 は宮城県気仙沼保健福祉事務所 ( 気仙沼圏域地域リハビリテーション広域支援センター ) のホームページからダウンロードして御利用ください

事務連絡

制育Ⅰ チェックポイント まず, 下の表にチェックを入れてください 各項目は, 介護職場で行う安全衛生活動のうち, 介護者の腰痛予防に必要な 人力での抱え上げをしない や 無理な姿勢を取らない ことにつながる, 介助や福祉用具の使用に関する取り組みです 実施 不十分 未実施 のにレ印を入れて, 不十

ロボット介護機器が期待される背景 (1) 2010 年から2025 年までの15 年間で 65 歳以上の高齢者は約 750 万人増加 社会全体の高齢化率 ( 総人口に占める高齢者の割合 ) が23% から30% に大幅上昇 介護職員の数は2010 年の150 万人から 2025 年には240 万人が

振り返り 研修全体を振り返り 本研修を通じて学んだことについて再確認を行うとともに 就業後も継続して学習 研鑚する姿勢の形成 学習課題の認識をはかる 修了時のポイント 介護職員としての基本的な姿勢はいうまでもなく 日常的に自身を高める課題を明確に意識しながら就業する姿勢が重要 コース 1. 振り返り

Microsoft Word - 「ハンドル形電動車椅子安全利用に関する知識・技能についての教育・訓練の基本項目」について.docx

⒉ 食事介助 食事前の準備を行うことができる 声を掛けたり肩を叩いたりするなどして 利用者の覚醒状態を確認したか 嚥下障害のある利用者の食事にとろみをつけたか 禁忌食の確認をしたか 飲み込むことができる食べ物の形態かどうかを確認したか 5 食べやすい座位の位置や体幹の傾きはないか等座位の安定を確認し

<4D F736F F F696E74202D2091E63489F189EE8CEC8BB38EBA816989EE8CEC95DB8CAF82C6959F8E BEF816A2E707074>

ロボット導入実証事業平成 28 年度概算要求額 30.0 億円 ( 新規 ) 製造産業局産業機械課 事業の内容 事業目的 概要 これまでのロボットは 製造業等の大企業の個別生産ライン用にカスタマイズされた大型のロボットが中心であり ロボット活用領域や業種の広がりも限定的でし

介護保険施設等運営指導マニュアル(案)

3 介護の基本 (6 時間 ) 項目名 時間数 講義内容及び演習の実施方法 1 介護職の役割 専門性と多 職種との連携 各介護現場での介護職の役割を理解する 地域包括支援センター創設 の背景からチームアプローチの意味を理解する 家族による介護と専門職による介護の相違点を挙げながら 介護の専門性を理解

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

横丛34₀.pdf

介護保険制度における通院等乗降介助の適用範囲の拡大(概要-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえた通知-

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

1. 実現を目指すサービスのイメージ 高齢者や障害者 ベビーカー利用者など 誰もがストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築のため あらゆる人々が自由にかつ自立的に移動できる環境の整備が必要 ICT を活用した歩行者移動支援サービスでは 個人の身体状況やニーズに応じて移動を支援する様々な情報

(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 〇 施設の新築移転により全室個室となり プライバシーが保護されていると共に 居室に利用者の私物の持ち込みができることなど 利用者の趣向に合った部屋作りがされています 利用者からの聞き取りでも満足感が窺えました また 旧施

1. 入国後講習用教材の位置づけの明確化技能実習法では 技能実習生を監理 監督する監理団体は 技能実習生に対して 実習実施機関が技能等の習得活動を実施する前に2か月間の 入国後講習 を実施することが義務付けられている ( 入国前講習を行った場合には 内容に応じて時間数を省略できる ) 介護職種では

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

é⁄“大製åfi†äº‰æŁ–å–¬è¡¨ä¸•è¦§ï¼‹æł´æŒ°ç›‹ï¼› xls

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

A9R59DF.tmp

スライド 1

医療・福祉分野1

Microsoft Word 入浴介助手順.doc

新人教育チェックシート目次ページ新人教育チェックシート目次ページ 排泄関係 清潔整容関係 おむつ交換の実際 1 歩行入浴 7 おむつ交換の準備と片づけ 2 機械入浴 7 トイレ誘導 2 モーニンク イフ ニンク ケア 8 排泄記録 2 口腔ケア 8 清拭 8 食事関係 観察報告 9 準備 3 急変対

< F2D915391CC94C5824F C52E6A7464>

施設長 副施設長 事務長 施設課長 相談員 入所区分 一般 特例 入所申込日 平成 年 月 日 入所申請受付日 平成 年 月 日 特別養護老人ホームさくら苑入所申請書 特別養護老人ホームさくら苑 施設長 坂本正司 様 入所申込者 - 住所 : 氏名 : 電話番号 : -( )- 入所希望者との続柄

指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準 ( 短期入所サービス及び特定施設入居者生活介護に係る部分 ) 及び指定施設サービス等に要する費用の額の 別紙 2 算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について ( 抄 )( 老企第 40 号平成 12 年 3 月 8 厚生省老人保健福祉局企

<4D F736F F D2093AF8B8F89C691B AA82A282E98FEA8D8782CC90B68A F C991CE82B782E98D6C82A695FB82C982C282A282C >

生活支援ヘルプアセスメント

(Microsoft PowerPoint -

介護保険の住宅改修とは 介護を必要とする方が 住み慣れた自宅で持てる能力に応じ自立した生活ができるようにする ために 介護保険のサービスとして住宅の小規模改修を支援するものです 住宅改修の要件 対象者 介護保険の要介護認定で 要支援 1 2 要介護 1~5と認定された人です 認定結果待ちの間に改修を

Clinical Indicator 2017 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL

ロボット介護機器を活用する理由 -介護現場から見たロボット介護機器の現状と期待-

3 介護の基本 2 介護職の職業倫理 講師名資格等 兼任 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教員免許福祉 3 介護の基本 3 介護における安全の確保とリスクマネジメント 教員免許福祉 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教

保監第   号 

介護ロボット.indb

訪問介護

銀和株式会社在宅ケア事業

高齢者の日常生活機能維持 回復のための リハビリテーション 日本リハビリテーション病院 施設協会 会長 全国デイ ケア協会 会長 医療法人真正会 霞ヶ関南病院 理事長 斉藤正身 1

(Microsoft Word - \203K\203C\203h\203\211\203C\203\223.doc)

利用者基本情報 基本情報 作成担当者 : 相談日年月日 ( ) 来 所 電話 その他 ( ) 初回 再来 ( 前 / ) 本人の現況在宅 入院又は入所中 ( ) フリガナ 本人氏名 男 女 M T S 年月日生 ( ) 歳 Tel ( ) 住 所 Fax ( ) 日常生活 障害高齢者の日常生活自立度

杉戸町高齢者実態調査

事業内容

< 集計分析結果 > ( 単純集計版 ) 在宅介護実態調査の集計結果 ~ 第 7 期介護保険事業計画の策定に向けて ~ 平成 29 年 9 月 <5 万人以上 10 万人未満 >

国土技術政策総合研究所資料 研究資料

_パンジーi_0322.indd

資料2 災害拠点病院の震災対策の現状と課題(5/7)

Transcription:

別紙 1-1 移乗介助ロボット技術を用いて介助者のパワーアシストを行う装着型の機器 介助者が装着して用い 移乗介助の際の腰の負担を軽減する 介助者が一人で着脱可能であること ベッド 車いす 便器の間の移乗に用いることができる 1

別紙 1-2 移乗介助 ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器 移乗開始から終了まで 介助者が一人で使用することができる ベッドと車いすの間の移乗に用いることができる ( ベッドと車いすの間の移乗における使い勝手は ステージゲート審査での評価対象となる点に留意すること ) 要介護者を移乗させる際 介助者の力の全部又は一部のパワーアシストを行うこと 機器据付けのための土台設置工事等の住宅等への据付け工事を伴わない つり下げ式移動用リフトは除く 2

別紙 1-3 移動支援 高齢者等の外出をサポートし 荷物等を安全に運搬できるロボット技術を用いた歩行支援機器 使用者が一人で用いる手押し車型 ( 歩行車 シルバーカー等 ) の機器 高齢者等が自らの足で歩行することを支援することができる 搭乗するものは対象としない 荷物を載せて移動することができる モーター等により 移動をアシストする ( 上り坂では推進し かつ下り坂ではブレーキをかける駆動力がはたらくもの ) 4つ以上の車輪を有する 不整地を安定的に移動できる車輪径である ( 砂利道 歩道の段差を通行する際の安定性は ステージゲート審査での評価対象となる点に留意すること ) 通常の状態又は折りたたむことで 普通自動車の車内やトランクに搭載することができる大きさである マニュアルのブレーキがついている 雨天時に屋外に放置しても機能に支障がないよう 防水対策がなされている 介助者が持ち上げられる重量 (30kg 以下 ) である 3

別紙 1-4 移動支援 高齢者等の屋内移動や立ち座りをサポートし 特にトイレへの往復やトイレ内での姿勢保持を支 援するロボット技術を用いた歩行支援機器 一人で使用できる又は一人の介助者の支援の下で使用できる 使用者が自らの足で歩行することを支援することができる 搭乗するものは対象としない 食堂や居間での椅子からの立ち上がりやベッドからの立ち上がりを主に想定し 使用者が椅座位 端座位から立ち上がる動作を支援することができる 従来の歩行補助具等を併用してもよい 標準的な家庭のトイレの中でも 特別な操作を必要とせずに使用でき トイレの中での一連の動作 ( 便座への立ち座り ズボンの上げ下げ 清拭 トイレ内での方向転換 ) の際の転倒を防ぐため 姿勢の安定化が可能であれば 加点評価する 4

別紙 1-5 排泄支援 排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ 使用者が 居室で用いる便器 排泄物のにおいが室内に広がらないよう 排泄物を室外へ流す 又は 容器や袋に密閉して隔離する 室内での設置位置を調整可能であること 5

別紙 1-6 見守り コミュニケーション 介護施設において使用する センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラ ットフォーム 複数の要介護者を同時に見守ることが可能 施設内各所にいる複数の介護従事者へ同時に情報共有することが可能 昼夜問わず使用できる 要介護者が自発的に助けを求める行動 ( ボタンを押す 声を出す等 ) から得る情報だけに依存しない 要介護者がベッドから離れようとしている状態又は離れたことを検知し 介護従事者へ通報できる 認知症の方の見守りプラットフォームとして 機能の拡張又は他の機器 ソフトウェアと接続ができる 6

別紙 1-7 見守り コミュニケーション 在宅介護において使用する 転倒検知センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機 器のプラットフォーム 複数の部屋を同時に見守ることが可能 浴室での見守りが可能 暗所でも使用できる 要介護者が自発的に助けを求める行動 ( ボタンを押す 声を出す等 ) から得る情報だけに依存しない 要介護者が端末を持ち歩く又は身に付けることを必須としない 要介護者が転倒したことを検知し 介護従事者へ通報できる 要介護者の生活や体調の変化に関する指標を 開発者が少なくとも1つ設定 検知し 介護従事者へ情報共有できる 認知症の方の見守りプラットフォームとして 機能の拡張又は他の機器 ソフトウェアと接続ができる 7

別紙 1-8 入浴支援 ロボット技術を用いて浴槽に出入りする際の一連の動作を支援する機器 要介護者が一人で使用できる又は一人の介助者の支援の下で使用できる 要介護者の浴室から浴槽への出入り動作 浴槽をまたぎ湯船につかるまでの一連の動作を支援できる 機器を使用しても 少なくとも胸部まで湯に浸かることができる 要介護者の家族が入浴する際に邪魔にならないよう 介助者が一人で取り外し又は収納 片付けをすることができる 特別な工事なしに設置できる 8

別紙 1-9 平成 29 年 10 月追加の重点分野 移動支援 高齢者等の外出等をサポートし 転倒予防や歩行等を補助するロボット技術を用いた装着 型の移動支援機器 使用者が一人で用いる装着型の機器 自立歩行できる使用者の転倒に繋がるような動作等を検知し 使用者に通知して 転倒を予防することができる または 自立して起居できる使用者の立ち座りや歩行を支援できる 歩行補助具等を併用してもよい 9

別紙 1-10 平成 29 年 10 月追加の重点分野 排泄支援 ロボット技術を用いて排泄を予測し 的確なタイミングでトイレへ誘導する機器 使用者が装着する場合には 容易に着脱可能であること 使用者の生体情報等に基づき排尿又は排便を予測することができる 予測結果に基づき的確なタイミングで使用者をトイレに誘導することができる 10

別紙 1-11 平成 29 年 10 月追加の重点分野 排泄支援 ロボット技術を用いてトイレ内での下衣の着脱等の排泄の一連の動作を支援する機器 使用者が一人で使用できる又は一人の介助者の支援の下で使用できる トイレ内での下衣の着脱等の排泄の一連の動作を支援することができる トイレ内での方向転換 便座への立ち座り 清拭の支援が可能であれば 加点評価する トイレ内での使用者の姿勢や排泄の終了などを検知して介助者に伝えることが可能であれば 加点評価する 標準的な家庭のトイレ内で使用可能であれば 加点評価する 11

別紙 1-12 平成 29 年 10 月追加の重点分野 見守り コミュニケーション 高齢者等とのコミュニケーションにロボット技術を用いた生活支援機器 高齢者等の日常生活全般が支援対象となり得る 高齢者等の言語や顔 存在等を認識し 得られた情報を元に判断して情報伝達ができる 双方向の情報伝達によって高齢者等の活動を促し ADL( 日常生活活動 ) を維持向上することができる 12

別紙 1-13 平成 29 年 10 月追加の重点分野 介護業務支援 ロボット技術を用いて 見守り 移動支援 排泄支援をはじめとする介護業務に伴う情報 を収集 蓄積し それを基に 高齢者等の必要な支援に活用することを可能とする機器 共有する情報は ロボット介護機器により得られたものとする 介護サービスの内容を共有することが可能であれば 加点評価する 共有した情報を活用して ロボット介護機器が適切な動作を行うことが可能であれば 加点評価する 共有した情報を 介護記録システムやケアプラン作成システム等に連結することが可能であれば 加点評価する 連結対象のロボット介護機器の端末を一つに集約することが可能であれば 加点評価する 13