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真空ガラス スペーシア のご紹介 一般に使用されている一枚ガラスの約 4 倍の断熱効果を発揮!! お部屋全体を快適にします オフィスやパブリックスペースの環境は 冷房や暖房に常に取付専用グレチャン気を配らなければなりません 高断熱 Low-Eガラスしかし一方で経営者の方々にとっては節電対策も重要な項

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4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

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設計 工事スケジュール 2009年11月 実施設計開始 2011年3月 準備工事開始 2011年3月 東日本大震災 2011年4月 着工 2011年6月 BCP対応方針検討 工事中断 2011年8月 変更基本設計開始 2011年11月 変更実施設計開始 2012年5月 ホテル レジデンス棟再着工 2

【HP公表 最終版の公表前確認修正有り】 北陸取組み(個票)

() 土地の総面積 利用目的別面積 所有する土地の面積は 最小で 90 m 最大で,400m であり 00~400 m との回答が最も多い 駐車場としての利用では 月極駐車場が 309 台分 日貸駐車場では 5 台分となっている 所有する総面積 00m以下 m未満 m未満

見直し後11 基準相当1.64GJ/ m2年hh11 基準相当見直しH11 基準と見直し後の省エネ基準の比較について 住宅 建築物判断基準小委員会及び省エネルギー判断基準等小委員会平成 24 年 8 月 31 日第 2 回合同会議資料 1-1 より抜粋 設備機器の性能向上により 15~25% 程度省

住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 ( 平成 28 年国土交通省告示第 266 号 ) における 同等以上の評価となるもの の確認方法について 住宅部分の外壁 窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準 (

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はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

平成 30 年度朝倉市地球温暖化対策実行計画 ( 事務事業編 ) 実施状況報告書 ( 平成 29 年度実績 ) 平成 30 年 9 月 朝倉市環境課

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調査要領 1. 調査の目的 : 4 月からの電力の小売り全面自由化に対する会員事業所の意識及びその影響を把握し 今後の参考資料とする 2. 調査実施機関 : 甲府商工会議所 3. 調査実施時期 : 平成 28 年 3 月 24 日 ( 木 )~31 日 ( 木 ) 4. 調査対象 : 当所会員 30

各家庭の 1 年間の出費のうち約 7% は電気 ガス 灯油といったエネルギーへの支出です 詳しくは 各制度のパンフレット W EB で 市民向け 太陽光発電 燃料電池 ( エネファーム ) HEMS ( ホームエネルギーマネジメントシステム ) 定置用蓄電 太陽熱利用 ガスエンジン木質コージェネバイ

⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

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日本市場における 2020/2030 年に向けた太陽光発電導入量予測 のポイント 2020 年までの短 中期の太陽光発電システム導入量を予測 FIT 制度や電力事業をめぐる動き等を高精度に分析して導入量予測を提示しました 2030 年までの長期の太陽光発電システム導入量を予測省エネルギー スマート社

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これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約 28 万キ

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目次 1. 設計ガイドライン パンフレットの必要性 2. 設計ガイドライン ( 案 ) について 3. パンフレット ( 案 ) について 4.ZEB の実現 普及に向けて ZEB:Net Zero Energy Buildings ( ネット ゼロ エネルギー ビル ) 1

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3 地球温暖化対策の推進に関する方針及び推進体制 (1) 地球温暖化対策の推進に関する方針 [ 基本理念 ] 人類が自然と調和し 未来にわたり持続可能な発展を実現するため NTT グループ地球環境憲章に則り NTT 西日本はグループ会社と一体になって 全ての企業活動において地球環境の保全に向けて最大

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平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

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質問 3 スクリーニングに簡易アセスを適用することの有効性を示していただきましたが 多数の案件を対象に審査をしていくことは 情報公開が求められる中で実際に可能でしょうか 民間事業の情報管理も含めるとさらに困難が予想されると思います 回答簡易アセスについては世界中で実施しているので可能です NEPA

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第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

(3) 中規模改修工事費 建設年代別にm2単価を設定する 大規模改修後及び改築後は 水準別にm2単価を設定し 冷房設備ありの場合は別途m2単価を設定して加算する 表 中規模改修工事費 大規模改修前 大規模改修後 改築後 中規模改修建設年代改築後改築後大規模改修後円 / m2従来改築一般施

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

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1.UR 都市機構における再開発共同事業者エントリー制度の概要 1 参考資料 1

Transcription:

第 9 回都市における効率的なエネルギー利用のための制度等検討会 資料 2 三宮を対象にしたエネルギーに関する事業者ヒアリング 1 1 本調査の概要 2 1.1 調査の目的 エネルギー消費密度が高い三宮地区を対象に 事業者の意識やエネルギー消費量等を把握し 都市における効率的なエネルギー利用のための制度創設に向けた検討の材料とする 1.2 調査の内容 三宮地区の主要な事業者等を対象に 施設再編 ( 建替 改修 ) の意向や BC P CSR への意識等についてヒアリングを行う 対象範囲における現況のエネルギー需要を調査する

1.3 調査対象範囲 三宮駅周辺エリア 3 サンパル 東横イン サンシティ 区役所 勤労会館 三宮駅 東急REIホテル 東急 ホテル 神戸新聞会館 三宮ターミナルビル 神戸阪急ビル 阪神三宮駅 三宮ビル北館 阪急三宮駅 さんちか そごう 三宮ビル南館 マルイ 神戸国際会館 銀泉三宮ビル 地下鉄三宮 花時計前駅 西館 三宮駐車場 三宮中央通り駐車場 神戸市役所 2 三宮駅周辺エリアの現況 2.1 4 既存施設の規模 10,000 以上の建物のは27件 50,000 以上は4件 合計床面積 50,000 4 221,077 10,000 23 457,632 5,000 11 89,265 2,000 20 54,580 300 49 40,392 300 56 8,365 2.2 床面積 床面積 床面積 既存施設の建物用途 事務所 店舗の床面積が92 事務所 57 合計床面積 399,590 店舗 79 378,402 ホテル 3 39,653 住宅 18 11,050 その他 6 12,771 2.3 既存施設の竣工年 40年以上経過した建物の床面積が28 30年以上は53 2006 11 合計床面積 87,145 1996 35 149,782 1986 28 160,940 1976 44 210,332 1975 45 233,266

3 事業者へのヒアリングとアンケート 3.1 5 ヒアリング対象事業者 業種 事業者 建物 名称 西日本旅客鉄道 株 鉄道 バス等 阪急電鉄 株 阪神電気鉄道 株 地下駐車場管理 神戸市道路公社 三宮中央通り駐車場 神戸市建設局 三宮駐車場 商店街 地下街 神戸地下街株式会社 さんちか 神戸サン 西館 神戸新聞会館 ミント神戸 一般事業者 神戸国際会館 銀泉三宮ビル 三宮ビル北館 南館 公的団体 神戸市行財政局 市庁舎 エネルギー事業者 大阪臨海熱供給 株 3.2 アンケート対象事業者 6 サンパル サンシティ 三宮駅 神戸新聞会館 三宮ターミナルビル 神戸阪急ビル 阪神電気鉄道 三宮ビル北館 阪急三宮駅 さんちか そごう 三宮ビル南館 神戸国際会館 銀泉三宮ビル 西館 三宮駐車場 三宮中央通り駐車場 神戸市役所

3.3 ヒアリング項目 項目 1 建替 設備改修等の計画について 質問事項 a. 三宮駅周辺エリアで 御社所有ビルの建替えまたは再開発 大規模な設備改修等の予定 ( 計画 構想 ) はありますか? 予定がある場合 可能な範囲で時期 規模 用途等の概要を教えてください b. 三宮駅周辺で新規事業を展開する場合に 公的支援や制度上の優遇策が必要とお考えですか? 容積率の割増等のインセンティブについて 具体的な要望はありますか? 2 BCP 対策について a. 神戸市は 都市再生安全確保計画制度 に基づき 現在 三宮駅周辺地域都市再生安全確保計画 を策定中です 御社は独自の 事業継続計画 (BCP) を策定していますか? b. また 系統電力の停電を想定した自立分散電源 ( コージェネや非常用発電機など ) を設置済み または設置を計画していますか? c. テナント誘致の際に 自立分散電源 ( コージェネ等 ) の設置が有利になると思いますか? または テナントからの要望はありますか? d.bcp 電源として必要な容量の目安を持っていますか? e. 周辺の他の事業者と共用で自立分散電源を所有し 非常時に発電した電力をみんなで利用する方式に興味はありますか? 3 環境 エネルギー対策や CSR について a. 神戸市の新しい削減目標 (H27.9 改定 ) をご存知ですか? 指標を 二酸化炭素 ( 温室効果ガス ) 排出量 から 最終エネルギー消費量 に変更 1 市域全体としての最終エネルギー消費量の削減目標 (2005 年度比 ) 短期目標 (2020 年度 ): 15% 以上削減 中期目標 (2030 年度 ): 25% 以上削減 長期目標 (2050 年度 ): 40% 以上削減 2 再生可能エネルギー等に関する導入目標 2020 年度 : 神戸市域におけるエネルギー消費量の 10% 以上を導入 2030 年度 : 神戸市域における電力消費の 30% を地域の分散型エネルギーにする ( 再エネ 15%+ コジェネ等 15%) b.casbee 神戸をご存知ですか? c. 御社独自の環境目標や省エネ目標はありますか? d.leed 等の認証 または 省エネ対策の導入を計画 ( 検討 ) していますか? e.leed 認証や省エネ対策は テナント誘致に有利と思いますか? f. 省エネ手法を導入する際の要因は何ですか? g. 神戸市の環境 エネルギー施策に期待することはありますか? 7 3.4 事業者へのヒアリング結果の整理 8 項目 1 建替 設備改修等の計画について ヒアリング結果結果の概要 a. 建替工事中 ( 設備更新含む )2 建物等 建替構想あり ( 設備更新含む ) が 3 建物等 建替構想なしが 9 建物等であった b. 公的優遇策の要望は 補助金拠出 5 者 容積率緩和 3 者 税制優遇措置 2 者が見られた その他に景観規制緩和 補助金手続き作業の軽減 近隣への工事説明範囲の緩和 面的ネットワーク構築費用支援などが見られた 2 BCP 対策について a. 事業継続計画(BCP) 策定済が5 者 未策定が8 者であった b. 自立分散電源 ( コージェネや非常用発電機など ) の設置済が8 建物等 採用予定が2 建物等 未設置が3 建物等であった c. テナントから自立分散電源の設置要望について 要望ありが3 建物等 要望なしが8 建物等であった d.bcp 電源の必要な容量目安について 目安ありが3 建物等 目安なしが10 建物等であった e. 周辺の他の事業者と非常時に発電した電力を共同で利用する方式には 興味ありは6 建物等 興味なしが8 建物等であった 3 環境 エネルギー対策や CSR について a. 神戸市の新しい削減目標を知っているが 3 者 知らないが 6 者であった b.casbee 神戸を知っているが 5 者 知らないが 4 者であった c. 独自の環境目標や省エネ目標について 目標ありが 5 者 目標なしが 7 者であった d.leed 等の認証については 事業者は概ね知らなかった 1 者のみ検討して断念 省エネ対策を実施しているが 11 建物等 予定ありが 2 建物等 予定なしが 1 建物等であった e.leed 認証や省エネ対策は テナント誘致に有利と明確に述べたのは 2 者のみであった f. 省エネ手法を導入する際の要因は CSR や費用対効果のバランス ライフサイクルコスト 省エネ法などであった

3.4 事業者へのヒアリング結果の整理 9 項目 3 環境 エネルギー対策や CSR について ヒアリング結果結果の概要 g. 神戸市の環境 エネルギー施策に期待することはありますか? 建物形態規制や付置義務駐車場台数の緩和 補助金や税金控除 市が目指す将来像と個々の開発の将来像が合致したまちづくり 地下通路の空調改善 室外機置き場の検討 冷却塔 空冷チラーの置き場所検討 施策を強力に進める体制構築 イニシアティブの発揮 設備更新時の補助金 低炭素政策の明確化 市のまちづくりビジョン 低炭素化政策の明確化 帰宅困難者対策としてJR 北側に避難場所の計画 民間の自主的取り組みを支援 補完する枠組みに期待 市民への啓蒙活動や補助金の創設等 4 その他の特徴的な意見 面的なエネルギー融通は他社のリスクも負うので対応したくない 供給責任が明確な地域冷暖房には 参加の可能性がある 三宮エリアのビル規模ではコージェネ導入に費用対効果なしと判断 面的なエネルギー融通はリスクが懸念される 面的なエネルギー融通を行う場合 地下には融通配管用の空きスペースはなく デッキ下に添架する方法等を考える必要がある コージェネを導入した理由はピークカットとコスト削減である 近隣にコージェネ等の設備があれば共同利用にも興味がある ビル単体としてBCP 対応を非常に重視している ビルオーナーの要望によりガスを引いていない 外資系のテナントからエネルギーの見える化要望があった 行政施設と地域の商業やオフィスなどでの面的なエネルギー融通は難しいと思う等 3.5 アンケート項目 10 A B C D E F G H 建物概要について建物用途 ( 延床面積に含まれる用途 ) の概略面積比率について再生可能 未利用エネルギー施設の設置状況についてエネルギー消費量データについて * 契約電力 * 電気やガス 地域熱供給などの平成 25,26,27 年 ( 過去 3 年 ) の年間消費量 *BEMS(Building Energy Management System) などを利用したデータ管理の採否熱源機器等の実態について * 熱源機器と冷暖房エネルギー源について * 日常的に使用する発電機器 ( コージェネレーションなど ) の設置状況 * 非常用発電機の設置状況省エネルギー等への取り組みについて地域エネルギーシステム等に関する意向について建物の改修及び建替えについて

3.6 地域エネルギーシステム等に関する意向調査 11 各種サービス項目のうち エネルギーセキュリティ や エネルギーマネジメントサービス に対する関心が高い ただし これらについて検討中 導入済の回答数は僅かで 具体的な対策に移行している施設 ( 事業者 ) は少ない 熱供給サービスへの参加 について 一部の施設 ( 事業者 ) は関心を示しているものの 関心なしの回答が多い 表 地域エネルギーシステム等に関する意向 サービス項目 1 BEMSの導入 2 建物の省エネルギー改修 3 エネルギーセキュリティ 4 再生エネルギーの導入 サービス内容 エネルギー消費の見える化を図るためのシステムの導入 建物の省エネルギー化のための診断及び省エネルギー改修指南 災害や大規模停電時の電力供給のバックアップサービス 太陽光発電 風力発電などの再生可能エネルギーシステムの導入 サービスへの関心 ( 回答数 ) あり なし 検討中 導入済 1 7 3 5 1 8 5 2 7 7 1 1 1 9 3 3 5 未利用エネルギーの導入地下水熱 下水熱 海水熱利用システムの導入 1 11 3 1 6 エネルギーマネジメントサービス 運用改善 調達改善 設備改善など効率的なエネルギー利用の実現を目的としたサービス 5 9 2-7 地域電力会社 (PPS) への参加電力調達 供給できる地域の電力会社への参加 3 8 5 1 8 熱供給サービスへの参加 地域内建物間を自在に熱融通し 空調の高効率化を実現ためのシステムの導入 3 12 1 1 4 調査対象建物の現況のエネルギー需要特性 12 主たる空調熱源方式 主 従 分散電源 主な建物用途 業務施設 建物名称 い 個別 PAC 電気ガス 電気冷房 電気暖房 中央熱源 ガス冷房 ガス暖房 蓄熱槽 DHC CGS PV ろ は に 商業施設 ほ へ と ち り その他 ぬ る を わ か よ た

4 調査対象建物の現況のエネルギー需要特性 業務施設 商業施設 その他 13 延床面積 ( m2 ) 延床面積 ( m2 ) 延床面積 ( m2 ) 延床面積 ( m2 )