淀川区生活困窮者

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第 1 章募集の趣旨 事業の概要 1 募集の趣旨生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図ることを目的として 平成 27 年 4 月生活困窮者自立支援法 ( 平成 25 年 12 月成立 ) が施行された 大阪市では 生活困窮者自立支援法に基づく 生活困窮者自立支援事業を実施するにあたり 民間事業

る準備としての基礎能力の形成を 計画的かつ一貫して行う支援業務 (3) 生活困窮者家計相談支援事業イ 家計相談支援事業の手引き( 平成 27 年 3 月 6 日付け社援地発 0306 第 1 号厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知別添 4) に基づき行う業務 ロ家計に問題を抱える生活困窮者からの相

再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

保健福祉局地域福祉課

保健福祉局地域福祉課

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

地千代田町福祉センター内に設置するものとする (3) 自立相談支援機関の名称本事業を実施する機関を自立相談支援機関 ( 以下 支援機関 という ) とし 名称については 神埼市生活自立支援センター とする 4 委託業務期間 平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで 5

生活困窮者自立支援制度の全体像 自立相談支援事業 緊急に衣食住の確保が必要な人 一時生活支援事業 住居喪失者に対し一定期間 衣食住を提供 生活保護に至る前の段階から早期に支援 再就職のために居住の確保が必要な人 住居確保給付金 就職活動中の家賃費用を有期で支給 生活と就労に関する支援員を配置し 他施

保健福祉局地域福祉課

役割を担う者として管理者を1 名任命し 配置するものとする ただし 他の業務と兼務することができる (2) 家計相談支援員の要件家計相談支援を行う職員は 次のいずれかに該当する者が望ましい アファイナンシャルプランナーの資格を有する者イ消費生活専門相談員 消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタン

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd

( イ ) 主任相談支援員下記 ( ウ ) 又は ( エ ) の支援員のうち コミュニケーション能力 アセスメント能力 調整能力に高いスキルを持つ常勤職員 1 名を主任相談支援員として指名し 相談支援員の統括を行うものとする ( ウ ) 相談支援員主に相談支援及び精神保健支援を担当する支援員 常勤職

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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三鷹市健康福祉総合計画2022

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

生活困窮者自立支援法について

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

別紙(例 様式3)案

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

置することとする (1) ファイナンシャルプランナーの資格を有する者 (2) その他 (1) に掲げる者と同等の能力または実務経験を有する者 ( 支援回数等 ) 第 9 条事業者は 事業を原則として月 2 回程度実施するものとし 1 回当たりの実施時間は4 時間を基準とする ( 支援の期間 ) 第

就労継続支援 B 型計画に基づき 適切な就労継続支援の提供を行う (4) 生活支援員 1 名就労継続支援 B 型計画に基づき 日常生活上の支援 相談を行う (5) その他職員を必要に応じて配する場合がある ( 営業日及び営業時間等 ) 第 5 条事業所の営業日及び営業時間は 次のとおりとする (1)

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

14個人情報の取扱いに関する規程

1 総括 1-1 事業概要生活困窮者自立支援法の施行に伴い 座間市でも平成 27 年 4 月より生活困窮者自立支援事業 ( 以下 本事業 という ) に取り組んでいます 本事業は 生活困窮者自立支援指針 に基づき 必須事業である自立相談支援事業と住居確保給付金の支給に 任意事業の子どもの学習支援事業

指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

第3章 指導・監査等の実施

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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平成18年度標準調査票

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

プライバシーポリシー EU 版 /GDPR 対応 株式会社オールアバウトライフワークス ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報保護の重要性を認識し 個人情報保護に関する方針 規定及び運用体制を含む個人情報保護に関するマネジメントシステムを確立 運用し 適切な取扱いと継続的な改善に努めることを目

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

福井市地域活動支援センター事業実施業務委託仕様書 この仕様書は 福井市 ( 以下 委託者 という ) が委託する福井市地域活動支援センター ( 以下 セ ンター という ) 事業の実施業務に関して 受託者が履行するために必要な事項を定めるものとする 1 事業目的障害者の日常生活及び社会生活を総合的に

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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生活困窮者支援事業について 平成 28 年 11 月 14 日市長定例記者会見資料 2 さまざまな悩みを抱える生活困窮者 仕事はしたいけど 今日食べるものもないな 実施住居確保給付金必須事業安定的に就職活動を行うことができるよう, 有期で家賃相当額を支給 借金の返済 子どもの将来が心配だな 高知市生

銭形企画居宅介護支援事業所運営規程 第 1 条 ( 事業の目的 ) この規程は 株式会社銭形企画が設置運営する銭形企画居宅介護支援事業所 ( 以下 事業所 という ) が行う居宅介護支援事業の適正な運営を確保するために必要な人員及び管理運営に関する事項を定め 事業所の介護支援専門員その他の従業者 (

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報酬改定(処遇改善加算・処遇改善特別加算)

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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

(4) 家計収支の改善や家計管理能力の向上等を図るため 家計支援計画を策定し 必要に応じて 債務整理や成年後見制度等を実施する支援機関 社会保障制度や公租公課に関する給付 減免等の制度窓口を紹介し 又はこれら機関との情報共有 調整を行う (5) 生活困窮者の状況に応じて 定期的に生活状況や家計管理の

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

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中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

個人情報の取り扱いに関する規程

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淀川区生活困窮者自立相談支援事業事業計画 淀川区 生活困窮者自立相談支援事業 事業計画 1. 事業の目的 生活困窮者自立相談支援事業 ( 相談支援 ) は 生活保護に至る前の段階から早期に支 援を行うことにより生活困窮状態からの早期自立を支援することを目的とし 生活困窮 者を早期に把握し 包括的に相談に応じる窓口として 生活困窮者の抱えている課題を 適切に評価 分析 ( アセスメント ) し その課題を踏まえた支援計画 ( 以下 プラン という ) を策定 プランに沿って自立に向けた支援を行う う また 経済的な課題を抱えている方には 家計の見える化など家計相談支援事業を行 さらに 関係機関との連絡調整や支援状況の確認なども行う したがって 経済的な問題のみならず 複合的な課題を抱えている方など 生活困窮 者を広く受け止め支援を行う 2. 事業主体本事業を実施するに当たり 社会福祉法人大阪市淀川区社会福祉協議会と社会福祉法人みなと寮との共同事業体により 事業を実施する 名称は 淀川区社協 みなと寮共同体 と称する 3. 業務内容生活困窮者自立相談支援事業 ( 相談支援 ) においては 概ね次の業務を行う (1) 谷間のない包括的な相談支援体制の構築生活困窮者を早期に把握し 包括的に相談に応じる窓口として 生活困窮者が抱える課題を的確に把握する 相談内容によっては 相談窓口で継続して支援を行う場合や 他制度の相談窓口等へつなぐ場合があり 複合的な課題を有している場合など継続的に支援を行う場合は その方の置かれている状況や本人の意思を十分に確認した上でプランを策定する また 必要な支援を総合調整し それぞれの支援が始まった後も それらの効果を評価 確認しながら 本人の自立までを包括的 継続的に支えていく 以下 これらの支援を行う機関を 自立相談支援機関 という (2) 就労支援相談者の自立支援にあたっては 相談者の主体性を尊重し 就労支援が必要な相談者には 総合就職サポート事業 就労ファーストステップ事業 及び 就労訓練事業 を活用しながら自立相談支援機関においても必要に応じて連携した支援を行う 就労支援につなぐか否かの判断の際には 総合就職サポート事業の受託事業者と調整を図り総合的に判断するとともに 就労支援につないだ後も 随時 対象者の就労支援状況を把握する

淀川区生活困窮者自立相談支援事業事業計画なお 生活困窮者に対する具体的な就労支援 ( 就労意欲の喚起 履歴書の書き方や面接の受け方指導 就職相談 求人情報紹介 マッチング ハローワークやその他の公的な職業紹介事業への同行訪問などの支援 ) は 総合就職サポート事業の受託事業者が行う (3) 家計相談支援家計の視点から相談支援を実施することにより 経済的な問題の背景にある根源的な課題を相談者とともに理解し そこから見える課題を把握することで家計の再生に向けた具体的な方針を立て 自ら家計管理ができるようなることを支援する (4) 事業の周知事業内容や制度について 区保健福祉センターと連携して区民や関係機関等への周知に努めること 周知にあたっては 多様な広報媒体の活用も提案する ただし 全市的な広報については 福祉局が行う (5) 関係機関のネットワークづくり 社会資源の開発複合的な問題を抱える生活困窮者を早期に把握するため 地域での見守り体制構築や関係機関のネットワークづくりを行うとともに 地域に不足する社会資源の開発を行う (6) 国又は本市の調査 検討への協力生活困窮者自立支援制度の適正実施に資するため 国又は本市が行う実態調査や課題検討に係る調査等に協力する (7) 自立相談支援事業従事者養成研修への受講等国が行う 自立相談支援事業従事者養成研修 には 可能な限り積極的に参加する 4. 支援対象者 区内に居住する 生活困窮者等 生活困窮者とは 現に経済的に困窮し 最低限度の生活を維持することができなくな るおそれのある者をいう ただし 生活困窮者の多くは 経済的困窮のみならず 複合 的な課題を抱えている場合や社会的にも孤立している場合が考えられることから 自立 相談支援事業の実施にあたっては できる限り対象を広く捉え 排除のない対応を図る 5. 配置人員相談支援機関として 主任相談支援員兼家計相談支援員 相談支援員の2 職種で合計 2 名以上の職員が必要 (1) 主任相談支援員兼家計相談支援員相談支援員を統括し 関係機関との連絡調整の役割を担ううえで 地域福祉をはじめとする社会福祉全般に関して見識を有するとともに 管理者としての任務遂行能力を有する職員を常勤で1 名以上配置する 主任相談支援員兼家計相談支援員は 自立相談支援機関における相談業務全般のマ

淀川区生活困窮者自立相談支援事業事業計画ネジメントや他の支援員の指導 育成を行うとともに 自らも相談支援を行う また ハローワークが実施する生活保護受給者等就労自立促進事業におけるコーディネーター及び総合就職サポート事業へつなぐ場合の窓口の役目を果たし 就労に結びついた後も必要に応じてフォローアップを行う (2) 相談支援員自立相談支援事業を遂行するうえで 必要な知識及び実績のある職員を常勤換算で 1 名以上配置する 相談支援員は 生活困窮者へのアセスメント プランの作成を行い 様々な社会資源を活用しながらプランに基づく包括的な相談支援を実施するとともに 相談記録の管理やアウトリーチ ( 訪問支援等 ) を行う (3) その他の職員 必要に応じて 本事業の実施に付随する業務を行う職員の配置を可とする ( 他の事 業との兼務を可とする ) 6. 相談窓口の設置場所 : 淀川区役所 3 階淀川区十三東 2 丁目 3 番 3 号電話 06-6195-7851 7. 開設曜日 時間 月曜日 ~ 金曜日 ( 祝日 年末年始 (12 月 29 日 ~1 月 3 日を除く )9 時 ~17 時 30 分 8. 契約期間 平成 30 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 9. 委託事業者として果たすべき責務 運営にあたっての留意事項 (1) 人権研修の実施 委託事業者は 従事者が基本的人権について正しい認識を持ち業務の遂行をする よう 適切な研修を実施する (2) 個人情報の取り扱い 運営上 多くの個人情報を取り扱うこととなるため 次に掲げる事項を遵守する 事業の実施にあたり 各事業の担当者が互いに情報を共有化し その活用を図る ことが重要であることに鑑み あらかじめ本人から個人情報を目的の範囲内で利 用する旨の了解を得ておく 同一法人であっても個人情報が他の職員に自由に閲覧できないよう適切に管理す る 個人情報の取り扱いについては 本市関係法令 ( ガイドラインを含む ) を遵守し 厳 重に取り扱うこととし その保護に遺漏のないよう十分に留意する (3) 苦情処理体制の整備

淀川区生活困窮者自立相談支援事業事業計画苦情処理にあたっては対応マニュアルの整備 責任者の明示など適切に体制を整備する (4) 再委託の禁止業務の全部を第三者に委託し請け負わせることはできない (5) 公正 中立性の確保業務の遂行にあたっては公正 中立性を確保する (6) 地域における様々な資源の活用と連携 協働業務の遂行にあたっては 福祉 保健 医療 介護 司法の専門職やボランティアなど様々な関係者と連携することにより 介護サービス 福祉サービス 医療サービス ボランティア活動 近隣住民同士の助け合いなどフォーマルサービス インフォーマルサポートの積極的な活用を図る (7) 職員の資質の向上本業務は人材の質がサービスの質に直結するものであることから 地域住民や地域の関係機関から信頼される中核的な相談支援機関としてその責務を果たしていけるよう 常に職員の資質向上に努める (8) 事業実施の報告毎月 10 日までに大阪市指定の様式により 前月の事業実績 及び活動状況を区保健福祉センター 及び大阪市福祉局に報告すること また 年度終了後 4 月中に前年度の事業実績を区保健福祉センター及び大阪市福祉局に提出する

委託事業者として果たすべき責務 運営にあたっての留意事項 (1) 人権研修の実施委託事業者は 従事者が基本的人権について正しい認識を持ち業務の遂行をするよう 適切な研修を実施すること (2) 個人情報の取り扱い運営上 多くの個人情報を取り扱うこととなるため 次に掲げる事項を遵守すること 事業の実施にあたり 各事業の担当者が互いに情報を共有化し その活用を図ることが重要であることに鑑み あらかじめ本人から個人情報を目的の範囲内で利用する旨の了解を得ておくこと 同一法人であっても個人情報が他の職員に自由に閲覧できないよう適切に管理すること 個人情報の取り扱いについては 本市関係法令( ガイドラインを含む ) を遵守し 厳重に取り扱うこととし その保護に遺漏のないよう十分に留意すること (3) 苦情処理体制の整備苦情処理にあたっては対応マニュアルの整備 責任者の明示など適切に体制を整備すること (4) 再委託の禁止業務の全部を第三者に委託し請け負わせることはできない (5) 公正 中立性の確保業務の遂行にあたっては公正 中立性を確保しなければならない - 10 -

(6) 地域における様々な資源の活用と連携 協働業務の遂行にあたっては 福祉 保健 医療 介護 司法の専門職やボランティアなど様々な関係者と連携することにより 介護サービス 福祉サービス 医療サービス ボランティア活動 近隣住民同士の助け合いなどフォーマルサービス インフォーマルサポートの積極的な活用を図ること (7) 職員の資質の向上本業務は人材の質がサービスの質に直結するものであることから 地域住民や地域の関係機関から信頼される中核的な相談支援機関としてその責務を果たしていけるよう 常に職員の資質向上に努めること (8) 事業実施の報告毎月 10 日までに本市指定の様式により 前月の事業実績 及び活動状況を区保健福祉センター 及び大阪市福祉局に報告すること また 年度終了後 4 月中に前年度の事業実績を区保健福祉センター及び大阪市福祉局に提出すること (9) 契約期間満了に係る業務の引き継ぎ契約期間満了時には 本事業で支援途中の対象者が不安にならないよう また 本事業が円滑に支障なく実施できるよう 本市が指定する事業者に対して速やかに引き継ぎなどを行うこと なお 引継ぎに係る費用については 受託事業者の負担とする (10) 事業開始時点で継続した支援が必要な者への対応大阪市生活困窮者自立促進支援モデル事業で支援を受けており 平成 27 年 4 月 1 日以降も引き続き継続的な支援が必要とされる者 及び平成 26 年度中に住宅支援給付の支給決定を受けた者のうち 平成 27 年 4 月 1 日以降も引き続き同給付を受給する者を本事業の対象者として受け入れること ただし 住宅支援給付の対象者の就労支援は総合就職サポート事業の事業者が