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附属書1

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B2 実地で動作確認ができるスイッ リミットスイッチ 性能 大臣認定 大臣認定書の別添図書と大臣認定書の別添図書と 2.5 項 チ系統の安全装置 調節装置( ドアスイッチ ) ( 制御回路のに専門確認申請図書との照合 設置された装置との照合参照 ( 制御回路がマイコン式のもの ) 停止スイッチ 頂部

<4D F736F F D E518D6C8E9197BF34817A F8C9A927A8AEE8F FE382CC90A78CE48AED82C688C C982C282A282C4>

Microsoft Word GMTT200V カタログE.doc

13. サーボモータ 第 13 章サーボモータ ロック付きサーボモータ 概要 ロック付きサーボモータの特性 油水対策 ケーブル サーボモータ定格回転速度 コネクタ取付

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プラグイン01_FRL-230(233,236).indd

水冷式冷却専用チラー5~20馬力

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形式 :PDU 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ パルス分周変換器 ( レンジ可変形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を分周 絶縁して単位パルス出力信号に変換 センサ用電源内蔵 パルス分周比は前面のスイッチで可変 出力は均等パルス オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力

3.3 モータ運転の留意点 ギヤモータをインバータで運転する場合 ギヤモータをインバータで運転する場合 以下のような注意事項があります 出力軸トルク特性に対する注意事項ギヤモータの出力軸トルク 9544 モータ出力 (kw) SI 単位系 T G = (N m) 出力軸回転数 (r/min) < ギ

スライド 1

昇降機の状況等 ( 第二面 ) 1. 昇降機に係る確認済証交付年月日等 イ. 確認済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ロ. 確認済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) ハ. 検査済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ニ. 検査済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) 2. 検査日等

<4D F736F F D C815B834C935F8C9F837D836A B C8AAA8FE38B C5E C815B834C816A5F30302E646F6378>

信号11_RY 2極 1-2A(信号切換用).indd

国土技術政策総合研究所 研究資料

Microsoft Word - 点検チェックシ-ト(WEBアップ用).doc

形式 :TMS テレメータ テレメータ変換器 (300bps 専用回線用 ) 主な機能と特長 アナログ 1 点または 2 点 接点 2 点を送受信するテレメータ変換器 帯域品目 3.4kHz 300bps アプリケーション例 小規模テレメータシステム 符号品目 50bps 用テレメータ ( 形式 :

機器仕様構造 : プラグイン構造接続方式 入出力信号 供給電源 :M3.5 ねじ端子接続 ( 締付トルク 0.8N m) NestBus RUN 接点出力 : コネクタ形ユーロ端子台 ( 適用電線サイズ :0.2~2.5mm 2 剥離長 7mm) 端子ねじ材質 : 鉄にクロメート処理ハウジング材質

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P P シリーズプリント基板用端子台 P タイプ 端子金具 : 基本形 端子間ピッチ mm PS 仕様 端子間ピッチ.5mm PM 端子間ピッチ mm P 端子間ピッチ mm P 端子間ピッチ mm PS- M P max.. max.. min. 5. min. 価格は

別添42前部霧灯の技術基準

単相モータ 各種使用機械に 幅広いラインアップでおこたえします 分相始動式開放防滴型 コンデンサ始動式開放防滴型 コンデンサ始動式防滴保護形 分相始動式開放防滴型 ( 防振型 ) コンデンサ始動式全閉外扇型

形式 :WYPD 絶縁 2 出力計装用変換器 W UNIT シリーズ パルスアイソレータ ( センサ用電源付 2 出力形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を絶縁して各種のパルス出力信号に変換 オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力を用意 センサ用電源内蔵 耐電圧 2000V AC 密着

ORII ORII ORII ORII ORII ORII Responce Torque Standard ORII ORII

New Drive The Next The FRENIC-Ace is the inverter that produces excellent cost-performance; maintains high performance through optimal design. In this

用いるかは 任意に選択することができる 法的積載荷重を下回る場合は 安全サイドの処置を講ずるものであり 上回る概数を用いて 定員等で表示する場合は それに対応した強度を有していれば支障がないためである 定員は法定積載量又は定格積載量を65 kgで乗じた数値の小数点以下の端数を切り捨てた数値とする 例

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NCB564個別00版

本報告書の調査の目的は 本件エレベーターの事故に関し 昇降機等事故調査部会 により 再発防止の観点からの事故発生原因の解明 再発防止対策等に係る検討を行 うことであり 事故の責任を問うことではない 昇降機等事故調査部会 部会長藤田聡

形式 :AEDY 直流出力付リミッタラーム AE UNIT シリーズ ディストリビュータリミッタラーム主な機能と特長 直流出力付プラグイン形の上下限警報器 入力短絡保護回路付 サムロータリスイッチ設定方式 ( 最小桁 1%) 警報時のリレー励磁 非励磁が選択可能 出力接点はトランスファ形 (c 接点

(5) 小荷物専用エレベータの監視と緊急対応 非常時の対応及び連絡監視盤 ( 中央監視室 ) で故障を確認し 復旧できない場合に連絡する 専門技術者の派遣当院より異常 故障の連絡を受けた場合は 速やかに技術者を派遣すること 3 到着時間専門技術者の派遣から到着までに要する時間は 60 分以内とする

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2 漏電遮断器 1 汎用品 (ES) シリーズフレーム 極数 基本形名 ES32AB ES33AB ES32A ES33A ES52A ES53A 外観 3φ3W, 3φ3W, 3φ3W, 相線式 ( 注 1) 1φ2W 1φ2W 1φ2W 1φ2W, 1φ3W

形式 :AER 直流出力付リミッタラーム AE UNIT シリーズ 測温抵抗体リミッタラーム主な機能と特長 直流出力付プラグイン形の上下限警報器 リニアライズ バーンアウト ( 断線時出力振切れ ) 付 定電流式アクティブブリッジ方式により入力配線の抵抗値は 200Ω まで可能 サムロータリスイッチ

PowPak Softswitch for Japan

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形式 :KS2TR2 プラグイン形 FA 用変換器 K UNIT シリーズ 温度センサ入力警報器 ( デジタル設定 2 点警報形 ) 主な機能と特長 指示計機能 全ての設定を前面パネルにより設定可能 アプリケーション例 アナログ値警報接点 機器の異常警報 R:24V DC( 許容範囲 ±10% リッ

共通部機器仕様構造 : 壁取付シャーシに避雷器 モデム 入出力ユニットをマウント接続方式 回線 :M4 ねじ端子接続 入出力 電源 :M3.5 ねじ端子接続 接地 :M4 ねじ端子接続シャーシ材質 : 鋼板に黒色クロメート処理ハウジング材質 : 難燃性黒色樹脂アイソレーション : 回線 - 入出力

VF-P7-...J..9005

形式 :KAPU プラグイン形 FA 用変換器 K UNIT シリーズ アナログパルス変換器 ( レンジ可変形 ) 主な機能と特長 直流入力信号を単位パルス信号に変換 オープンコレクタ 5V 電圧パルス リレー接点出力を用意 出力周波数レンジは前面から可変 ドロップアウトは前面から可変 耐電圧 20


E-1_2011.pmd


A: 中心光度の 98% の光度となるレンズ 部分 B: 直接光が図面上入射するレンズ部分 照明部の大きさとは 別に定めるもののほか 自動車の前方又は後方に向けて照射又は表示する灯火器又は指示装置にあっては車両中心面に直角な鉛直面への投影面積とし 自動車の側方に向けて照射又は表示する灯火又は指示装置

2STB240PP(AM-2S-G-005)_02

1 IP 1

特性の算出方法と解説 L1 9% 6 C 信頼性と期待寿命 ファン期待寿命 1 2 h (L1, 6 C) 8 h (L1, 6 C) 18 h (L1, 6 C) 15 h (L1, 6 C) 6 h (L1, 6 C) 1 h (L1, 6 C) 1 4 h (L1, 85 C) 4 h (L1

AC ファン mm 厚 San Ace 120 型番により取得規格が異なります p. 582 ~ 583をご参照ください 一般仕様 材質 フレーム : アルミニウム, 羽根 : 樹脂 ( 難燃グレード UL 94V-1) 期待寿命 仕様表参照 (L10: 残存率 90%,60 C, 定

2. スターデルタ始動その 1 全電圧始動と同様に最も一般的に用いられる始動方法です 減電圧始動の一種です 電動機の巻線を始動時にスターに接続し 始動後はデルタに接続します オープンスターデルタ始動とクローズドスターデルタの二種類が有ります 一般的にはオープンスターデルタ始動です 正式名称はオープン

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ELCODIS.COM - ELECTRONIC COMPONENTS DISTRIBUTOR

EcoSystem 5 Series LED Driver Overview (369754)

QTY Engineering Customer Satisfaction Questionnaire

外気カット制御 有 外気冷房制御 無 全熱交換器制御 有 ( 全熱交換効率 0.) 2 換気設備 室用途毎に基準設定換気風量 ( 換気回数 ) 基準設定全圧損失 標準的な送風機の送風機効 率 伝達効率 余裕率 モータ効率を定め これらを標準設備仕様とする 基準設定換気風量 : 設計者へのヒアリング調

(2 (3 釣合おもり側調速機 主索又は鎖 主索 キャッチの作動速度 ( かご側キャッチの作動速度の 径の状況 最も摩耗した主索の番号 直径 ( 未摩耗直径 ( 素線切れ 1よりピッチ内の 最も摩損した主索の番号 ( 素線切れ数 該当する素線切れ判定基準 1 構成より1ピッ 素線切れが生じた部分の断

M12 D コーディング 100 Mbit までのデータ伝送用 CAT5 オートメーションテクノロジー 825 シリーズ スクリューロッキングシステム DIN EN 準拠 保護構造 IP67 モールドバージョン アセンブリが容易 優れた EMC シールド シールドリン

電磁操作弁付リリーフ弁 JIS 油圧図記号 次頁参照 特長 騒音特性を向上させた低騒音形です 電磁操作弁の切り換えによって 回路のアンロード 及び 2 圧 3 圧制御が可能です 広範囲の流量域で安定した圧力制御を行います ハイベント形のオプションを用意しています 形式記号説明 -JRSS-G - -

名称 型名 SiC ゲートドライバー SDM1810 仕様書 適用 本仕様書は SiC-MOSFET 一体取付形 2 回路ゲートドライバー SDM1810 について適用いたします 2. 概要本ドライバーは ROHM 社製 2ch 入り 180A/1200V クラス SiC-MOSFET

技術解説_有田.indd

CKSD-2105

M シリーズモータポンプ 特長 V シリーズピストンポンプと電動機を一体にしたモータポンプです 形式記号説明 プレッシャコンペンセータ制御 M A E コンビネーション制御 ( 自圧式 ) M C H X E

LED式 LED式表示灯 丸形LED表示灯 特長 用途に応じた品揃え φ10 φ30と豊富な機種を取り揃え さらに独自の研究により 白熱球と変わらない明るさを実現しました 各種の電源に対応 DC AC 5V AC220Vまで 各種電源の必要に応じた対応が可能ですので 各機器設備の制御電源から降圧させ

MXT無電圧接点セレクタ(XJJM.506)

〔工種別編〕

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PowerPoint プレゼンテーション

2. プランジャーストロークの測定方法 図 2 のプランジャーストロークを測定してください また プランジャーストロークが表 2 のプランジャーストロークの管理値内であることを確認し 管理値外の場合は 直ちに管理値内となるように調整を実施してください 表 2. プランジャーストローク管理値 巻上機タ

性能および標準仕様定一般機器用フィルムコンデンサ WME シリーズ Type WME-RU Type WME-RU ドライ形 保安機構付き 定 格 電 圧 VAC 静 電 容 量 µF 容量許容差 +10/ 5%(U) 定格周波数 50/60Hz 共用 相 数 単相 最高

4 装置基準 4.1 照射能力等紫外線照射装置は 紫外線照射槽を通過する水量の 95% 以上に対して 紫外線 (253.7 nm 付近 ) の照射量を常時 10 mj/cm 2 以上確保できるものでなければならない そのた めの具体的な審査基準は次のとおりである 照射性能等 紫外線照射装

13 サーキットプロテクタ 最大定格電流値 A 極数 1, 2 ( 注 1) 1, 2 形式 IBS, IBP, IBC IBR, IBR-G IBR-L, IBR-LG 1~3 (ICS25) 2, 3 (ICS25-R) ICS25, ICS25-R 1~3 IMN, IMT 1~3

温度感知ヒューズ取付対策済の見分け方 ( 外観編 ) 温度ヒューズ構成 温度ヒューズ貼り付け外観 上記箇所に温度ヒューズ及びその配線が適正に取り付けられている事を確認してください

パイロットチェック弁 形式 Z2S RJ エディション : 改訂 : サイズ 6 シリーズ 6X 定格圧力 31.5 MPa [4568 psi] 定格流量 60 l/min [15.8 US gpm] tb0256 特長 縦型サンドイッチプレートバルブ DI

LED 道路 トンネル照明の設置に関する補完資料 Ⅰ LED 道路照明 ( 連続照明 ) の設置について 道路照明のうち連続照明の設計については 道路照明施設設置基準 同解説に基づき 性能指標 ( 規定値 ) 及び推奨値 ( 以下 性能指標等 という ) から所定の計算方法により設置間隔等を算出し

非常時のための設備 乗降ロビー 制御装置 かご内に設ける制御装置 ( 車いす使用者が利用しやすい位置及びその他の位置に制御装置を設ける場合にあっては 当該その他の位置に設けるものに限る ) に 停電等の非常の場合に外部の対応の状況を表示する聴覚障害者に配慮した装置を設けること 乗降ロビーは 高低差が

電動機主回路用及びブレーキ用接触器の接点の状況 2 3 電動機主回路用接触器の接点の状況を確認してください 著しい摩耗に該当しないか 定期検査業務基準書の判定基準に従って確認してください 電動機主回路用接触器のフェールセーフ設計に該当又はは下記の表 - で確認ください 電動機主回路用接触器の交換基準

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1 1 級機械木工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度機械木工の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 1の左欄のとおりである (3) 表 1の右欄

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«Simple Apparatus» ATEX 準拠 904 プレソスタット スイスを拠点とする Trafag は 圧力 温度測定用の高品質センサおよびモニ タ機器の国際的な大手サプライヤです x 用途 N N 防爆領域 特徴 NN N N N N N N N N コンパクトな形状 堅固な筐体 保護

『赤すぐ』『妊すぐ』<出産・育児トレンド調査2003>

形式 :ABF3 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ アナログバックアップ ( パネル形 バーグラフ / デジタル表示 ) 主な機能と特長 DCS またはコンピュータ制御信号のバックアップ PV バーグラフ指示計付 デジタル表示は切換え可能 外部接点によるモード切換誤操作防止機能付 (

Power.indb


能力グラフ 50Hz OCA-300BC-200V-R 60Hz 能力グラフの見方の説明は 編 P に掲載しておりますのでご参照ください OCA-300BC-200V-R 屋外盤用 外形寸法図 < 正面図 > < 側面図 > < 裏面図 > < 下面図 > パネルカット図 取付図 <

問題 2 資料 No.2 を見て 次の設問に答えなさい < 送風機の断面図 > で示す片吸込み型送風機において 過去に何らかの原因で運転中に羽根車のアンバランスが増大し 軸受損傷に至った経緯がある このアンバランス増大傾向をいち早く捉えるために ポータブル型の振動診断器によって傾向管理を行うことにな

サーマル型 ( ロッカースイッチ ) 3130 特長 1~3 極対応のロッカースイッチ兼用サーキットプロテクタです 内部はトリップフリー構造になっており またスナップインになっているため 簡単に取付可能です オプションとしてランプ点灯も可能です CBE standard EN (IEC

電動機主回路用及びブレーキ用接触器の接点の状況 2 3 電動機主回路用接触器の接点の状況を確認してください 著しい摩耗に該当しないか 定期検査業務基準書の判定基準に従って確認してください 電動機主回路用接触器のフェールセーフ設計に該当又はは下記の表 - で確認ください 電動機主回路用接触器の交換基準

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コネクタ 角形コネクタ 仕様一覧表 仕様 基本形式 SC XC KC CTM MPC 形式 SC-PS12C SC-PS24C SC-PS36C XC-P1 XC-P2M XC-P10T XC-P10M XC-T10 XC-S4 XC-S20 XC-S40 KC-12PS KC-20PS CTM-S

FANUC i Series CNC/SERVO

光変調型フォト IC S , S6809, S6846, S6986, S7136/-10, S10053 外乱光下でも誤動作の少ない検出が可能なフォト IC 外乱光下の光同期検出用に開発されたフォトICです フォトICチップ内にフォトダイオード プリアンプ コンパレータ 発振回路 LE

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優良住宅部品性能試験方法書 Methods of Testing Performance of Quality Housing Components エレベーター Elevators 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 ) Elevators for Small Apartment housing(without Elevator shaft) BLT ELSW:2016 2016 年 12 月 16 日公表 施行 一般財団法人

Ⅰ. 性能試験項目 優良住宅部品評価基準において 試験により性能等を確認する項目及び試験方法等は下表によるも のとする 性能試験項目名 性能試験方法 備考 頁 1. 速度特性 加減速特性試験 BLT ELD01 1 2. 乗心地試験 BLT ELD02 2 3. 着床誤差試験 BLT ELD03 3 4. 騒音試験 BLT ELD04 4 5. 床先とかごの水平距離試験 BLT ELD05 5 6. かご内の照度試験 BLT ELD06 6 7. 制御盤の動作試験 BLT ELD07 7 8. 戸開閉時間試験 BLT ELD08 8 9. 制動機の保持トルク測定 BLT ELD10 10. 巻上機の絶縁抵抗試験 BLT ELD11 11. 昇降機の検査標準 ( 負荷試験 ) 12. 昇降機の検査標準 ( 電動機 ) 13. 電動機の振動測定 14. 電動機の温度上昇試験 15. 昇降機の検査標準 ( 制動機 ) 16. 昇降機の検査標準 ( 巻上機 ) 17. 巻上機の耐電圧試験 18. 昇降機の検査標準 ( 絶縁抵抗 ) JIS A 4302:2006( 昇降機の検査標準 ) の 5.2.4a) JIS A 4302:2006 昇降機の検査標準 5.2.4a) JIS B 0906:1998 機械振動 非回転部分における機械振動の測定と評価 一般指針 3 測定 JEC2100:2008 回転電気機械一般 8 温度上昇 JIS A 4302:2006 昇降機の検査標準 5.1.1c)3) JIS A 4302:2006 昇降機の検査標準 5.1.1c)1) 及び 4) JISC40341:1999 回転電気機械 1 部 : 定格及び特性 8.1 耐電圧試験 JIS A 4302:2006( 昇降機の検査標準 ) の 5.1.1b)4) 第三者性を有する機関等による試験の実施第三者性を有する機関等による試験の実施 第三者性を有する機関等による試験の実施 1.~10. までは 階段室型共同住宅用エレベーター ( 昇降路建物一体 ) の試験と同じ Ⅱ 試験体 試験体の種別 形状 個数については 性能試験方法で示すとおりとする ただし 個数の下限は 当財団の判断によるものとする また 試験体は認定申請時提出された設計図書の図面 仕様書の内容と同一の物であるとし 差異のあ る場合は 追加試験の要請もあり得る Ⅲ 試験結果の表示 定量的に表示しうるものは図表化を図ること また 外観観察については具体的に 何が い つ どのような状態になったかを試験目的にそって簡潔に記述すること なお 試験体 試験装 置は詳細図を添付し また 試験結果を示すのに有効な場合は写真を添付すること 9 10 2

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 1 (1) 性能試験名称速度特性 加減速特性試験試験番号 BLT ELD01 (2) 試験対象制御機器 駆動機器 (3) 試験の目的エレベーター通常使用条件下での乗心地確認((41) 器具等加速度計 回転速度計 メモリレコーダー等の記録計 ウエイト等 1 メモリレコーダー等の記録により 長階床運転 短階床運転において 積載荷重が 0 100% 110% の荷重を載せた場合の上昇時の速度測定を行なう 2 メモリレコーダー等の記録により 長階床運転 短階床運転において 積載荷重が 0 100% 110% の荷重を載せた場合のエレベーター起動及び停止時の加減速度測定を行う (5) 結果の表示記録計によって得たデータ (6) 評価基準 1 積載荷重の 100% の荷重を載せた場合 上昇の際の速度が定格速度の 90% 以上 105% 以下であること 積載荷重を載せない場合及び積載荷重の 110% の荷重を載せた場合 定格速度の 125% 以下であること 2 エレベーター起動時のスタートショック及び停止時のストップショックは 0.3 m/s2 以下であること 1

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 2 (1) 性能試験名称乗り心地試験試験番号 BLT ELD02 (2) 試験対象制御機器 駆動機器 (3) 試験の目的エレベーター通常使用条件下での乗心地確認((41) 器具等メモリレコーダー等の記録計 ウエイト 振動検出器等 100% 荷重 ( 定格積載 ) にて長階床運転 短階床運転を行い 振動検出器等により測定する (5) 結果の表示記録計によって得たデータ 垂直方向振動 左右方向振動 前後方向振動を記録 (6) 評価基準異常な振動が無いこと ( 異常な振動の範囲 0.03G) 2

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 3 (1) 性能試験名称着床誤差試験試験番号 BLT ELD03 (2) 試験対象制御機器及びシステム全体 (3) 試験の目的エレベーター停止時の階床着床レベルの確認((41) 器具等スケール ウエイト等 電圧変動率 5% 周波数変動 1% 相間不平衡率 5% 以内において 積載荷重が 0 50% 100% の荷重を載せた場合の長階床運転 短階床運転を 各荷重毎に 3 回行い 乗場とエレベーターフロアとのレベル差を測定する (5) 結果の表示 負荷条件 運転方向 1 回目 ( mm ) 2 回目 ( mm ) 3 回目 ( mm ) 0% UP DOWN 50% UP DOWN 100% UP DOWN (6) 評価基準着床誤差は ±10mm 以下とする 3

BLT ELSW:2016 優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 4 (1) 性能試験名称騒音試験試験番号 BLT ELD04 (2) 試験対象 駆動機器等 (3) 試験の目的 エレベーター通常使用条件下での エレベーター起動 走行 停止時の騒音値の 駆動装置より 1m 離れた位置において 100% の荷重で始動から停止までの騒音を測定する 測定器並びに測定方法は JIS Z 8731:1999( 環境騒音の表示 測定方法 ) によること 確認(4)試験方法(41) 器具等騒音計 ウエイト等 (5) 結果の表示荷重別に測定値の最大値を記録 (6) 評価基準 70dB(A) 以下とする 4

BLT ELSW:2016 優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 5 (1) 性能試験名称床先とかごの水平距離試験試験番号 BLT ELD05 (2) 試験対象乗場 (3) 試験の目的出入口の床先とかごの水平距離を確認((41) 器具等スケールなど 4)試験方法 着床誤差試験を実施し 乗場出入口中心の床先とかごの水平距離を確認する (5) 結果の表示測定値を記録 負荷条件運転方向 1 回目 ( mm ) 2 回目 ( mm ) 3 回目 ( mm ) 階床長短長短長短 0% UP DOWN 50% UP DOWN 100% UP DOWN (6) 評価基準設計値が 30 mm以内 施工誤差が ±2.5 mm以内であること 5

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 6 (1) 性能試験名称かご内照度試験試験番号 BLT ELD06 (2) 試験対象照明機器 ( 停電灯含む ) (3) 試験の目的かご内の照度及び停電等の点灯時間を確認((41) 器具等照度計 時計又はストップウオッチ等 かご内の照明をつけた状態で 照度を測定する 測定位置 : かご中心高さ : 床上高さ 1m かご内の停電灯をつけた状態で 点灯時間を測定する 測定位置 : かご中心高さ : 床上 (5) 結果の表示測定値を記録 (6) 評価基準 1 照明は 200lx 以上の照度があること 2 停電灯は 30 分以上点灯していること 6

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 7 (1) 性能試験名称制御盤の動作試験試験番号 BLT ELD07 (2) 試験対象コンダクター ノーヒューズ リレー回路 主回路など (3) 試験の目的運転パターン 機器の動作 オペレーション等制御の作動確認((41) 器具等シミュレーター 目視 エレベーターに定格積載量の 0% 50% 100% の荷重を積載した状態で 長階床運転 短階床運転を行い コンダクター ノーヒューズ リレー回路 主回路など作動及び接点のチェックを行う (5) 結果の表示良否の表示 (6) 評価基準 リレー等の各々の接点は確実に作動すること 7

BLT ELSW:2016 優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 8 (1) 性能試験名称戸開閉時間試験番号 BLT ELD08 (2) 試験対象戸開閉装置 (3) 試験の目的通常使用時の使い勝手確認((41) 器具等メモリレコーダー等 4)試験方法 レコーダ等により扉の開時間 開放時間 閉時間を測定する (5) 結果の表示記録によって得たデータ (6) 評価基準仕様表示時間の ±20% 以内とする 8

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 9 (1) 性能試験名称保持トルク測定試験番号 BLT ELD10 (2) 試験対象制動機 (3) 試験の目的制動機が充分な保持トルクを有することを確認((41) 器具等ウエイト 目視等 片ブレーキずつ 及び 両ブレーキにおいてブレーキを閉じた状態で負荷をかけ 片ブレーキについては積載荷重に対し 100% 以上 両ブレーキについては積載荷重に対し 125% 以上のトルクをかける (5) 結果の表示良否の表示 (6) 評価基準ブレーキが滑らないこと 9

優良住宅部品性能試験方法書 ( 小規模共同住宅用エレベーター ( 単体 )) 別表 10 (1) 性能試験名称巻上機の絶縁抵抗試験試験番号 BLT ELD11 (2) 試験対象巻上機 (3) 試験の目的巻上機の絶縁抵抗が確保されている事を確認((41) 器具等絶縁抵抗試験器等 巻上機の巻線 アース間 ブレーキコイル アース間 それぞれの部分に絶縁抵抗試験器を接続し 500V メガーの電圧を掛けて 絶縁抵抗値を測定する なお 耐電圧試験の前後で実施する (5) 結果の表示記録によって得たデータ (6) 評価基準絶縁抵抗値が 10MΩ 以上であること 10