35005706 ver.15 SecureLock Manager Lite の使いかた 本書は 暗号化機能搭載 USB メモリー用の機能制限版管理者用ソフトウェア SecureLock Manager Lite について説明します SecureLock Manager Lite とは 暗号化機能搭載 USB メモリーの設定を行うソフトウェアです このソフトウェアを使用すれば 管理者の方があらかじめパスワードを設定したり 出荷時の設定に戻したり ( 完全初期化 ) することができます SecureLock Manager Lite では 暗号化機能搭載 USB メモリー 1 台ごとにマスターキーと呼ぶファイルを作成し 認証や設定を行います マスターキーがあれば パスワードを知らなくても設定や認証を行えます また 別売 RUF2-HSC-MGR をお買い求めいただくと より詳細な設定を行えます お使いになる前に SecureLock Manager Lite を使用するときは 以下のことにご注意ください マスターキーは削除 紛失しないように 大切に保存してください マスターキーとは 暗号化機能搭載 USB メモリーの認証 設定に使用するファイルです 初めて SecureLock Manager Lite で暗号化機能搭載 USB メモリーを設定するときに作成します マスターキーをなくすと 暗号化機能搭載 USB メモリーの設定 認証できず 初期化も行えません マスターキーをなくした場合は 別売 RUF2-HSC-MGR に付属の SecureLock Manager で完全初期化するか 弊社修理センターへお送りください ( 有償にて出荷時状態に戻させていただきます なお 保存されたデータは全て削除いたしますので あらかじめご了承ください 修理センターのご連絡先は 暗号化機能搭載 USB メモリーのマニュアルをご覧ください ) Windows 7(32bit/64bit)/Vista(32bit/64bit)/XP(32bit/64bit)/2000/Server 2008(32bit/64bit)/ Server 2003(32bit/64bit) のみの対応です Windows Me/98SE などでは ご使用になれません SecureLock Manager Lite は 機能制限版です そのため 画面に表示されていても使用できない機能があります マスターキーを作成する前にパスワードを設定した場合 暗号化機能搭載 USB メモリーを完全初期化する必要あります 完全初期化すると 暗号化機能搭載 USB メモリーに保存されたデータが全て削除されます 完全初期化する前にバックアップされることをお勧めします 暗号化機能搭載 USB メモリーのパスワードは 3 文字以下では設定できません パスワードは 4 文字以上で設定してください パスワード認証に連続 11 回失敗すると パスワード認証できません パスワード認証するには SecureLock Manager Lite でパスワード失敗回数のクリアをする必要があります パスワードのリトライ回数を 10 回に固定しています SecureLock Manager Lite の使いかた 1
インストール SecureLock Manager Lite は 以下の手順でインストールしてください 1 弊社ホームページ (http://buffalo.jp/download/driver/index_seihin_r.html) から SecureLock Manager Lite のインストーラーをダウンロードします 2 ダウンロードしたファイルをダブルクリックします 3 SecureLock Manager Lite のインストールを開始します と表示されたら [ 開始 ] をクリックします 4 SecureLock Manager Lite のインストールが完了しました と表示されたら [OK] をクリックします 以降は 画面の指示に従ってインストールしてください マスターキーの作成 初めてお使いになる場合 マスターキーを作成します 以下の手順で作成してください マスターキーは 削除 紛失しないように大切に保存してください マスターキーを削除 紛失すると SecureLock Manager Lite で設定 認証することができなくなります 1 パソコンに暗号化機能搭載 USB メモリーを接続します 2 [ スタート ]-[( すべての ) プログラム ]-[BUFFALO]-[SecureLock Manager Lite]-[SecureLock Manager Lite] を選択します 3 1 識別名を入力します 識別名は半角で 1 ~ 16 文字です 漢字 ( 全角 ) なら 1 ~ 8 文字です 2 [ キー作成 ] をクリックします 2 SecureLock Manager Lite の使いかた
4 マスターキーを作成しました と表示されたら [OK] をクリックします 以上でマスターキーの作成は完了です SecureLock Manager Lite が起動します 続いて各種設定ができます マスターキーは マイドキュメント (Windows 7/Vista の場合はドキュメント ) 内の hsc フォルダーに保存されます 削除 紛失しないように大切に保存してください マスターキーは XXXX.key(XXXX は識別名 ) というファイル名になります hsc フォルダーに同名のマスターキーがある場合 同名のマスターキーは作成できません SecureLock Manager Lite の使いかた 3
SecureLock Manager Lite を起動する ( マスターキーで認証する ) SecureLock Manager Lite で設定を行う場合 マスターキーで認証を行う必要があります 以下の手順で認証してください 1 パソコンに暗号化機能搭載 USB メモリーを接続します 2 [ スタート ]-[( すべての ) プログラム ]-[BUFFALO]-[SecureLock Manager Lite]-[SecureLock Manager Lite] を選択します 3 1 [ ファイル名を指定 ] をクリックし マスターキーを指定します 2 [ 認証 ] をクリックします 4 認証に成功しました と表示されたら [OK] をクリックします 5 SecureLock Manager Lite が起動します 続いて各種設定ができます 以上で SecureLock Manager Lite の起動は完了です 4 SecureLock Manager Lite の使いかた
ユーザーがすでにパスワードを設定しています と表示されたら SecureLock Manager Lite で設定を行う前にユーザーがパスワードを登録してしまうと この画面が表示されます この場合 SecureLock Manager Lite で設定を行うには 完全初期化を行う ( 出荷時設定に戻す ) 必要があります 完全初期化を行うと 暗号化機能搭載 USB メモリー内のデータや設定が全て削除されますので 必要なデータをバックアップしてください バックアップが完了したら [ 完全初期化 ] をクリックしてください 完全初期化が完了したら マスターキーの作成 を参照して マスターキーを作成してください SecureLock Manager Lite の使いかた 5
SecureLock Manager Lite の項目説明 SecureLock Manager Lite の画面上のタブをクリックすることにより 以下の設定を行えます 設定する項目をクリックします SLM SecureLock Manager Lite のバージョンを確認できます パスワード設定 (P7) 暗号化機能搭載 USB メモリーのパスワードを設定できます 指紋 (P7) RUF2-FHS シリーズのみ登録済みの指紋を削除できます アンチウイルス (P7) RUF2-HSCUW シリーズのみ他のアンチウイルスソフトウェアと競合する場合に アンチウイルス機能を使用しないようにしたり 非対応 OS での利用を制限できます ドライブ設定 (P8) ユーザードライブのポップアップを設定できます 使用制限 (P8) SecureLock Manager Lite では使用制限を設定できません ロック解除 (P8) 暗号化機能搭載 USB メモリーのパスワード認証を連続 11 回失敗してパスワード認証ができなくなった場合に 失敗回数をクリアしてパスワード認証が行える状態に戻すことができます 操作ログ (P9) SecureLock Manager Lite では操作ログを表示できません 設定コピー (P9) 暗号化機能搭載 USB メモリーの設定を 他の暗号化機能搭載 USB メモリーにコピーできます (5 回まで ) 初期化 (P10) 暗号化機能搭載 USB メモリーの設定やデータを削除し 出荷時の状態に戻します 6 SecureLock Manager Lite の使いかた
パスワード設定パスワード設定を管理者があらかじめ行うか ユーザーが行うかを設定できます [ パスワード設定を適用 ] にすると ユーザーが登録 変更したパスワード 指紋は削除されます 1 パスワードを設定します 2 [ パスワード設定を適用 ] をクリックします 指紋 ( RUF2-FHS シリーズのみ ) 登録済みの指紋を削除できます 個別に指紋を削除するには 色の付いた指の先端をクリックします すべての指を削除すると ユーザーが登録 変更したパスワードも削除されます 全指紋を一括削除するには [ すべての指紋を削除 ] をクリックします ユーザーが登録 変更したパスワードも削除されます アンチウイルス ( アンチウイルス機能対応製品のみ ) 他のアンチウイルスソフトウェアと競合する場合に アンチウイルス機能を使用しないようにしたり 非対応 OS での利用を制限できます [OS 制限 ] を適用すると 該当 OS では暗号化機能搭載 USB メモリー自体が利用できなくなります 起動設定 の有効期限には アンチウイルス機能のサポートサービス期限が表示されます サポートサービス期限後は インターネットからアンチウイルス機能のアップデートファイルを取得できなくなります 他のアンチウイルスソフトウェアと競合するなど 正しく動作しない場合に アンチウイルス機能を使用しないようにします アンチウイルス機能の非対応 OS などで 現在装着している暗号化機能搭載 USB メモリーを利用したくない OS を個別に指定する場合にチェックします アンチウイルス機能の非対応 OS すべてを一括指定する場合にクリックします SecureLock Manager Lite の使いかた 7
ドライブ設定認証後に アプリケーションを自動的に起動したり ユーザードライブが自動的にポップアップして開かないようにできます 使用制限 SecureLock Manager Lite では使用制限を設定できません [ パスワード 指紋の認証後に 起動するアプリケーション ] を登録できます [ パスワード 指紋の認証後に ユーザードライブをポップアップしない ] をチェックします USB メモリーの AutoLogin 機能を使用する場合にチェックします AutoLogin 機能については USB メモリーのマニュアルを参照してください RUF2-FHS シリーズや Macintosh をお使いの場合は AutoLogin 機能を使用できません ロック解除パスワード認証を連続 11 回失敗してロックされた暗号化機能搭載 USB メモリーを パスワード認証が行える状態に戻すことができます また ユーザードライブを開きます [ パスワード失敗回数のクリア ] をクリックします [ 開く ] をクリックします 8 SecureLock Manager Lite の使いかた
操作ログ SecureLock Manager Lite では操作ログを表示できません 設定コピー暗号化機能搭載 USB メモリーの設定を 他の暗号化機能搭載 USB メモリーのコピーできます SecureLock Manager Lite は機能制限版のため 5 回までしかコピーできません あらかじめご了承ください コピー先の暗号化機能搭載 USB メモリーは 完全初期化されているか コピー元と同じマスターキーである必要があります 設定をコピーできない場合は コピー先の暗号化機能搭載 USB メモリーを完全初期化してから 再度行ってください 設定をコピーすると ユーザーが登録 変更した指紋 パスワードは削除されます パスワードの使用を禁止に設定されている設定ファイルを RUF2-HSC シリーズに設定コピーしても パスワードの使用を禁止の設定は無効になります [ 現在の USB メモリからコピー ] をクリックします 以降は 画面の手順に従ってコピーしてください SecureLock Manager Lite の使いかた 9
初期化暗号化機能搭載 USB メモリーを出荷時状態に戻します 暗号化機能搭載 USB メモリーに保存されたデータ 設定は全て削除されます 必要なデータはあらかじめバックアップしてください [ 完全初期化 ] をクリックします 完全初期化後 終了 または 再スタート が選択できます 再スタート を選択すると SecureLock Manager Lite の起動画面にもどります SecureLock Manager Lite を終了する SecureLock Manager Lite を終了するときは 画面右下の [ 終了 ] をクリックしてください [ 終了 ] をクリックします アンインストールするときは SecureLock Manager Lite が不要になった場合は アンインストールできます アンインストールするときは [ スタート ]-[( すべての ) プログラム ]-[BUFFALO]-[SecureLock Manager Lite]-[ アンインストーラ ] をクリックし 画面の指示に従ってください 但し アンインストールしても マスターキー 設定ファイル ファイルコピー用フォルダーは削除されません 10 SecureLock Manager Lite の使いかた
マスターキーを削除 紛失したときは マスターキーを削除 紛失してしまった場合 SecureLock Manager Lite は使用できません 別売 RUF2-HSC-MGR に付属の SecureLock Manager で完全初期化していただくか 弊社修理センターへ暗号化機能搭載 USB メモリーをお送りください なお 修理センターへお送りいただくときは 以下のことにご注意ください 修理センターへお送りいただくときの注意 有償での対応となります 出荷時状態に戻しますので 保存されたデータは全て削除いたします 弊社では データ復旧サービスを行っておりません あらかじめご了承ください 修理センターのご連絡先は 暗号化機能搭載 USB メモリーのマニュアルをご覧ください SecureLock Manager Lite の使いかた 11