問題意識 1 現状 現在の制度 (1) 交付金 ( 件数は制度開始以降平成 23 年度までの累計 ) 件数 : 326 件 (H19) 557 件 (H23) 雪害 震災除く 支援額 : 168 百万 (H19) 180 百万 (H23) 雪害 震災除く 一事業当たりの支援額 : 約 50 万円 (

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

地域子育て支援拠点事業について

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

基本指針の概要 1 基本指針改定の趣旨近年 地域社会における社会的課題が多様化 複雑化する中 行政 企業 NPO 自治会などが互いに協力して課題解決に取り組み 地域社会をより住み良いものとしていくことが今後ますます重要となっています このため 従前の NPO 活動に関する基本指針 の基本的な考え方を

はじめに

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

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計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

第 1 部 施策編 4

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

地域包括ケアシステム

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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施策吊

資料1 第1回会議のポイントについて

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市街地再開発事業の今後の展開に関する検討会 の目的 目的 行政における再開発実務担当者の 1 問題意識の共有 2 情報交換と継承 3 専門家との交流 4 地方の声を集約する場として活用 目的 1 問題意識の共有 Step1 Step2 各自治体で抱える再開発ビルの再生に 各担当者の自由な発想による活

平成 22 年 4 月 9 日新しい公共円卓会議資料 平成 2 2 年 4 月 9 日第 5 回 新しい公共 円卓会議谷口委員提出資料 ソーシャルビジネスの振興について 1. 新しい公共とソーシャルビジネスの関係 2. ソーシャルビジネスの課題とこれまでの取り組み 3. 事業者及び支援者が集う 場

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申のポイント等)

活動状況調査

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

地域雇用活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域雇用 活性化コース 対象業種 飲食料品小売業 宿泊業 飲食店電気業 鉄道業 道路旅客運送業 道路貨物運送業 倉庫業 運輸に附帯するサービス業 各種商品小売業 織物

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地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

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1 環境 教育 文化 医療 福祉 子育て支援 まちづくり等の地域の社会的な課題に 地域住民や地域組織が主体的に参画したり NPO 等を組織して その解決に向けて取り組むものであるか 特例子会社制度を乗り越えた 地域企業グループ ( 特例 ) の中心となる事業主として 大阪府豊中市と兵庫県伊丹市で活躍

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

2. 地域の経済力等 1) 地域の雇用吸収力 若年層を引き留めるための雇用を地域が生み出すことができるかが大きな課題 北部地域においては 市町村合併や行財政改革に伴い 役場が縮小したことによって 雇用の場が減尐 公的セクターの縮小にともない 民間セクターも縮小する悪循環となっている 民間資本による雇

20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

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知創の杜 2016 vol.10

政策評価書3-3(4)

大規模住宅団地の現状と活性化・再生の進め方

01 【北海道】


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~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

賛同企業が提供するフィールドのイメージ 資料 年 11 月 20 日 大阪ガス株式会社 ハグミュージアム ( 外観 内観 ) 株式会社タブチ 本社工場 ( 外観 内観 ) 日立造船株式会社 先端情報技術センター ( 外観 内観 ) 以上

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

4-(1)-ウ①

三鷹市健康福祉総合計画2022

スライド 1

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Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた


施策展開の考え方 後継者不在の黒字企業等の廃業を防止する施策展開 京都経済を支える価値ある企業の廃業を防止するためには 後継者不在の黒字企業等の事業承継をどうやって円滑に進めるかが最大のポイント < 具体的事例への対応 > 親族に後継者が存在せず 従業員の中から後継者を選定する場合課題従業員が事業を

1. 食品安全専門 材育成の 的 1. 品安全管理に関する基礎的な知識 専 的な知識や技能の修得体制をつくる 2. FSMS 監査員の育成体制をつくる 3. 国際的な議論に参画できる 材を育てる 本研究会は主に について 議論を進めている 1

ソーシャルセクター組織実態調査 2017 特定非営利活動法人新公益連盟 2017 年 12 月 6 日 Copyright 2017 Japan Association of New Public All Rights Reserved,

平成18年度標準調査票

まつど市民活動サポートセンター事業計画書 ( 概要版 ) NPO 法人まつど NPO 協議会 運営における理念 ~ みんなの力を大きな力へ ~ 人と地域がつながる暮らしづくりを広げることで 総働 による課題解決と新たな価値創造が生まれるまちづくりを実現します 2020 年問題に総称されるように これ

TSRマネジメントレポート2014表紙

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福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

ニュースリリース 平成 26 年 10 月 24 日中日信用金庫株式会社日本政策金融公庫 日本公庫 地方公共団体 地域金融機関 中間支援組織と連携し ソーシャルビジネス支援ネットワークを設立 このたび 中日信用金庫 ( 理事長 : 山田功 ) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) は 地域の

区分

市町村による創業支援 (手引き)

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に


Transcription:

京の力 明日の力- 多様な主体の協働 連携による地域力再生支援プラン < 地域力再生プロジェクト支援事業交付金を通じた地域力再生活動の継続と質の向上及びパートナーシップセンターの機能強化 >( 中間案 ) 担当部課 府民生活部府民力推進課 今日の地域社会は 核家族化の進行や人と人とのつながりの希薄化によるコミュニティの弱体化などにより 子育て家庭や高齢者の孤立 犯罪の増加 事故 災害に対する不安 地域文化の衰退など様々な問題を抱えるようになってきている このため京都府では地域住民が主体となって地域の課題解決や魅力アップに取り組む活動を支援する 地域力再生プロジェクト を実施している 平成 19 年度から21 年度までの第 1ステージでは 地域力再生活動を行う団体への地域力再生プロジェクト支援事業交付金 ( 以下 交付金 という ) による支援をはじめ 地域課題を共有する活動団体間や行政とのネットワークづくり及び協働事業の企画立案 実施 NPO 法人に対する融資や 地域力再生活動の新たな担い手となる地域公共人材の育成等を行ってきた 加えて 22 年度から24 年度までの第 2ステージでは さらに多くの府民に地域力再生活動に参加していただこうと ボランティア活動を希望する府民の方々を募集し 活動団体とのマッチングを行う地域力応援団の取組や 協働 連携を円滑に進めるための協働宣言書の作成 署名の推進 地域の課題解決に対しビジネス的手法を用いて取り組むソーシャル ビジネスへの支援などの施策を展開してきた これまで交付金で支援した活動は プロジェクト開始以来 5 年間で約 2,600 件と 京都府内のあらゆる地域で地域力再生活動のすそ野が広がっていると考えられる また 平成 23 年度で70のプラットフォームが形成され 110 件の協働事業が実施されるなど 団体間や行政との協働も進んできている NPOパートナーシップセンターについては 平成 17 年度に丹後広域振興局管内に設置して以来 平成 19 年度には本庁 平成 20 年度には山城広域振興局管内と数を増やし 平成 21 年度には全ての広域振興局管内に設置し 地域課題の解決に向けNPOと行政 あるいはNPO 相互が交流 協働 連携するための拠点施設として取組を進めてきた これらの活動を踏まえ 今後さらに 様々な地域課題に対応した地域力再生活動を創出するとともに 活動団体間の協働 連携をより一層支援し 複雑 多様化している地域課題を解決するため 交付金のリニューアルやNPOパートナーシップセンターの機能強化 地域公共人材の新しい育成のあり方について検討し 今回 京の力 明日の力 多様な主体の協働 連携による地域力再生支援プラン の改定を行うものである 1

問題意識 1 現状 現在の制度 (1) 交付金 ( 件数は制度開始以降平成 23 年度までの累計 ) 件数 : 326 件 (H19) 557 件 (H23) 雪害 震災除く 支援額 : 168 百万 (H19) 180 百万 (H23) 雪害 震災除く 一事業当たりの支援額 : 約 50 万円 (H19~21) 約 35 万円 (H22~23) 交付金支援団体の構成員数 : 5 万人 (H19) 9 万人 (H23) プロジェクト実施による地域で変化があったと24 市町村が回答 16 市町村で交付金の類似事業を実施 内 12 市町村は平成 19 年以降に実施 交付団体の96% が 課題の解決に近づいた 88% が 他団体とのネットワーク等が増加 と回答 < 事業メニュー > 活動メニュー公共的サービス活動小さな公共的サービス活動地域力パートナーシップ推進枠広域イノベーション事業市町村協働事業公共空間活用推進事業 実施年度支援件数平成 19 年度 ~ 1,803 件平成 22 年度 ~ 148 件平成 21 年度 ~ 81 件平成 23 年度 ~ 3 件平成 23 年度 ~ 2 件平成 23 年度 ~ 6 件 事業内容地域住民が協力して 自ら地域の課題解決や魅力アップに取り組む活動公共的サービス活動のうち 共助型福祉 子育て支援等の分野で地域課題の解決や魅力アップに取り組む活動で 事業規模の小さなもの京都府と複数の地域団体等が協働して地域課題の解決を図るためにテーマ別にプラットフォームを設置し 協働事業の企画 実施等に取り組む活動複数の活動分野や市町村域を越えた広域的な取組で 既存の制度の枠組みや規制で解決できない地域課題の解決や新しい価値の創造に 地域力再生活動団体 企業 行政等が協働して取り組む事業市町村単位のモデル事業として 地域に密着した課題の解決や新しい価値の創造に 地域力再生活動団体 企業等と市町村が協働して取り組む事業地域力再生活動団体 企業 行政等が協働で地域の 公共空間 ( 行政が管理する道路や河川 建物など ) を一体的に整備 活用して 地域課題の解決や活性化に取り組む事業 ソーシャル ビジネス 平成 22 年度 ~ 高齢化 子育て 商店街の空き店舗などの地域の課題を解決するために ビジ 枠 28 件 ネス的手法を用いて取り組む活動 件数は制度開始以降平成 23 年度までの累計 (2)NPOパートナーシップセンター NPO 活動や地域活動支援を強化するため 地域力再生活動団体の協働拠点として また行政との協働の窓口として 平成 17 年度以降 各広域振興局管内及び府庁に順次 NPOパートナーシップセンターを整備してきた 2

この間 会議室や交流スペース等の場所提供 コピー機等の資材提供等 活動の拠点 として各種の事業を展開するとともに 平成 23 年度からは各広域振興局に配置した協働コーディネーターを中心に 活動団体からの相談対応 スキルアップ講座や地域内の活動団体どうしの交流会の開催 プラットフォーム活動への支援など 地域における地域力再生活動とその協働 連携の場づくりを支援し 一定の成果を上げてきた (3) 地域公共人材育成地域力の再生に必要な地域公共人材の養成を行うため 平成 20 年度からNPOや大学と連携し 地域づくりに関心がある方を対象に様々な分野で活躍する実践者を講師に招き 活動団体の組織づくりや資金集めなどの力量の向上を図るための講座等を開催している さらに平成 21 年度からは 将来 NPO 等で働きたい求職者の方を一般財団法人地域公共人材開発機構で雇用し 連携する大学 大学院等による実践的教育プログラムの履修と併せ N POやその他の企業 地方自治体等における長期の実践研修プログラムの受講により 京都の地域力再生活動の担い手となる地域公共人材を育成する 京の公共人材 未来を担う人づくり推進事業 を実施してきている その結果 平成 21 年度から平成 24 年度までに計 65 人を雇用し 修了後は行政機関 N PO 等への就職に加え 自ら起業 就農するなど幅広い公共分野での活躍が見られる < 地域公共人材開発機構における雇用実績 > 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度合計雇用人数 5 人 22 人 23 人 15 人 65 人 2 課題 (1) 交付金の活用に際しての課題 1 地域力再生活動団体及びその活動内容における課題 活動の継続のためには 財政的支援は引き続き必要 特に 共助型福祉や安心 安全など公共性が高く収入が得にくい活動は財政基盤が脆弱であり 活動の継続が難しい 複雑 多様化する地域課題の解決のためには 活動の多様性と質の向上が求められる 2 多様な主体の協働 連携による取組の課題 個々の活動団体の取り組みは活発になっているが 地域では複合的な課題や広域的な課題が増えており その解決のためには 多様な主体による幅広い協働 連携の取り組みが必要となっている 道路 河川 公園に加え 自治体の旧庁舎や古民家など 使われなくなった施設が人口減尐とともに地域で増加する一方 このような施設を公共空間として活用し 地域の課題解決に役立てようという事例が増えてきており 今後さらにこうした取り組みを強化する必要がある 活動団体間の協働 連携に当たっては 市町村の役割の重要性が高まっている 中間支援組織の果たすつなぎ役や助言者として役割が重要であり 十分にその機能が発揮できる環境を整備する必要がある 3

(2)NPOパートナーシップセンターの機能強化の課題 NPO 法人の活動の場所など 施設としてのセンター から 人材 ノウハウ 智恵等の交流と多様な主体の協働 連携を進め 新しい活動を生み出す起点となる 機能のセンター として さらに発展させる必要がある 交付金を活用して行う活動団体の活動の継続と質の向上のため 協働コーディネーターや地域力再生アドバイザー等による助言 特に協働事業については まちづくり全般についての より専門的で総合的な伴走型支援体制の整備が求められるようになってきている 各 NPOパートナーシップセンターに協働コーディネーターを配置してきたが 地域の複合的 広域的な課題解決のためには 現行の嘱託職員による一人体制では活動団体に対して専門的 総合的な助言を行うことに限界がある 活動団体のボランティア人材や資源は依然不足しており 協働コーディネーターにより 交付金を活用して行う地域力再生活動と地域力応援団の取り組みを連動させて活動の質の向上を図ることが必要 地域力再生プロジェクトによりNPO 以外の団体 ( 自治会 大学 地域の中小企業等 ) の活動も活発になってきており こうした団体や府民が協働 連携の場へ参画できるよう NPOパートナーシップセンターがその役割を果たすことが必要 (3) 地域公共人材育成 地域で活動する人材は一定育ってきているが まだ各団体で後継者人材が不足している 他の団体や行政との横の繋がりや協働関係をつくり 地域での住民の合意形成を図りながら 個々の団体の活動を地域全体の活性化につなげる調整力や企画実行力を持った人材が不足している 現行の大学等における講座中心のプログラムに加え より現場の課題解決に直結し 実践に移せる実習プログラムが必要である また 大学が京都市内に集中しており 北部や南部から長期に大学に通うことは地理的に難しい 新規施策 ( 制度 ) で達成したい具体的な目標 1 多様な地域力再生活動の創出と共助型福祉や子育て支援など公共性の高い活動の継続支援 2 活動の質の向上と自立の支援 3 多様な主体の協働 連携による持続可能な地域づくりの推進 4 活動団体の活動の継続と質の向上を図るとともに 地域での協働 連携を進めるため パートナーシップセンターを機能強化 5 多様な地域課題の解決を図るための地域の実情に応じた地域公共人材の育成 施策 ( 制度 ) のスキーム 1 交付金事業のリニューアル交付金のメニューとして 地域課題や活動団体の特性に応じた多様な地域力再生活動の創出と公共性の高い活動を継続して支援するため 活動創出支援プログラム と 公共的活動継続支 4

援プログラム を設ける また 活動の質の向上と自立を支援するため 活動充実支援プログラム と ソーシャル ビジネス支援プログラム を設ける さらに 多様な主体の協働 連携による持続可能な地域づくりの推進やそれによる複合的 広域的課題解決を生みだすため 協働活動支援プログラム を設ける 1 多様な地域力再生活動を創出し 立上げ時をはじめ幅広く支援するとともに 公共性が高く収入が得にくい活動について継続支援を強化するため 従来の 公共的サービス活動 と 小さな公共的サービス活動 を 活動創出支援プログラム と 公共的活動継続支援プログラム に再編し 府民発の様々な地域力再生活動を幅広く支援 拡充 府民発の様々な地域力再生活動を創出するため 活動創出支援プログラム を設け 立上げ時をはじめ幅広く支援 継続 より公共性が高く継続した取組が必要な 共助型福祉 子育て支援 安心 安全 環境保全 地域美化 の分野についての活動を支援するため 公共的活動継続支援プログラム を設け 一定額以下の補助金額については同一内容であっても事業の継続を可能とし 安定的な活動となるよう支援 拡充 2 活動の質の向上と自立に向け 活動充実支援プログラム を設け支援 拡充 事業内容の充実を図り 質の高い活動を目指す活動団体に対して 活動充実支援プログラム を設け パートナーシップセンターのサポートによる活動充実を支援 拡充 3 地域の課題をビジネス的手法により解決するため ソーシャル ビジネス支援プログラム を設け 活動団体が自立した事業運営ができるよう支援 継続 4 協働 連携による複合的 広域的な地域課題の解決のため 協働活動支援プログラム を設け支援 拡充 同プログラムの中に 広域課題解決型 及び コミュニティの複合課題解決型 を設け 目的型活動団体と地縁系活動団体との連携などによる 多様な主体の協働 連携の更なる強化や持続可能な地域づくりの推進に向けて支援 拡充 同プログラムの中に 公共空間活用推進型 を設け 道路や河川敷 小学校の跡地 古民家等 地域の共通財産を地域住民が協働して活用 管理し 地域の活性化等を進める事業を支援 拡充 交付金制度の方向性 多様な地域力再生活動の創出と 公共性の高い活動の継続支援 活動の質の向上と自立の支援 多様な主体の協働 連携による持続可能な地域づくりの推進 府民発の様々な地域力再生活動を立上げ時をはじめ幅広く支援 特に 公共性が高く収入が得にくい活動については 継続支援を強化 内容を充実させた質の高い活動に向けての支援 ビジネス的手法の導入による活動の継続支援 多様な主体の協働 連携による地域課題の解決への支援 地域で増加する公共空間の活用を支援 活動創出支援プログラム 公共的活動継続支援プログラム 活動充実支援プログラム ソーシャル ビジネス支援プログラム 協働活動支援プログラム 1 広域課題解決型 2 コミュニティの複合課題解決型 3 公共空間活用推進型 5

2 活動団体の活動の継続と質の向上を図るとともに 地域での協働 連携を進めるため パートナーシップセンターを機能強化交付金を活用する活動団体に対する助言や 複合的 広域的な地域課題解決を図るための多様な主体の協働 連携の推進 専門家を通じたまちづくりに対するアドバイスの提供などが行えるよう パートナーシップセンターの機能強化を行う 1 協働コーディネーターを核に 交付金を活用する個々の活動団体の活動の質を高めるための助言の実施 専門家の斡旋 地域の民間中間支援団体と必要に応じた協力協定の締結 拡充 2 地域内のボランティア人材や遊休資源と活動団体とのマッチング支援 継続 3 各広域振興局における協働 連携のコーディネート機能を更に強化するため 市町村の重要課題の解決に取り組むまちの仕事人と 各広域振興局のNPOパートナーシップセンターに配置している協働コーディネーターとが連携して 地域の課題解決とまちづくりに対し総合的に取り組む体制を強化 新規 主に交付金の協働活動支援プログラムに取り組む活動団体がより質の高い活動を行えるよう 中間支援団体や経営コンサルタント 大学 市町村 京都府等による専門家チームを編成し まちづくりに向けた包括的な指導や支援等を行う伴走型支援を実施 新規 地域での新しい課題に対応し その解決に向けた協働 連携活動を生み出すため ワークショップ ( 注 1) 等の技法を使ったコラボカフェ ( 注 2) の開催を行うなど 新しいプラットフォームの形成を促進 拡充 4NPOのみならず広く府民一人一人が参画しやすいパートナーシップセンターとなるよう 名称を NPOパートナーシップセンター から 府民力パートナーシップセンター ( 仮称 ) と変更 ( 注 1) ワークショップ参加者を小グループに分け 司会進行役が与えた課題に 参加者が意見を交換するなかで 全体の合意をまとめていく討議の一手法 ( 注 2) コラボカフェ京都府が実施しているもので 提示したテーマについて 興味があるいろいろな分野の人が集まり 課題の共有を行い 協働事業の企画立案に向け意思の統一を図るための意見交換会 3 地域の実情に応じた地域公共人材の育成多様な地域課題の解決を円滑に図るため 地域の実情に応じた地域公共人材の育成プログラムを開発 実施し 交付金による地域課題の解決を人的に支援する 1 交付金の協働活動支援プログラムを実施している地域を中心に NPOや一般財団法人地域公共人材開発機構 大学等と連携して 次の発展のために必要な地域公共人材育成プログラムを開発し 実施 新規 < 研修プログラムの事例 > 人が訪れ 滞在する統一した景観づくりを演出する人材育成 空き民家を活用した農家民泊の運営など地域全体のとりまとめができる人材育成 地域の特産品の販促やPRのスキルを身につけ 地域の活性化を進める人材育成 地域資源を活用した着地型観光を演出できる人材育成 地産地消の食育レストラン運営など 食と農を結びつけたソーシャル ビジネスを展開できる人材育成 6

2 地域の課題に対応し現場で活躍できる公共人材や 地域の協働コーディネーターとしての人材を育成するため パートナーシップセンターでインターンシップやキャップストーン ( 注 3) による大学院生等の受け入れなどを実施し 交付金を活用する活動団体への助言等を通じたOJTによる地域課題の解決と人材育成を実施 新規 ( 注 3) キャップストーン地域課題の具体的な解決のために 大学院生がグループをつくり 約 1 年間にわたる地域での実習と大学での調査研究 成果の発表 ( 調査結果 政策提言等 ) の三つを行う実践的な研究プログラム 新規 拡充事業の工程表 ( ロードマップ ) 年度工程表 1 交付金事業のリニューアル 交付金のメニュー 活動創出支援プログラム 継続 公共的活動継続支援プログラム 拡充 活動充実支援プログラム 拡充 ソーシャル ビジネス支援プログラム 継続 協働活動支援プログラム 拡充 25 年度 2 活動団体の活動の継続と質の向上を図るとともに 地域での協働 連携を進めるため パートナーシップセンターを機能強化 協働コーディネーターを核に 交付金を活用する個々の活動団体の活動の質を高めるための助言の実施や専門家の斡旋のほか 地域の民間中間支援団体との必要に応じた協力協定の締結 拡充 地域内のボランティア人材や遊休資源と活動団体とのマッチング支援 継続 まちの仕事人と協働コーディネーターとが連携して 地域の課題解決とまちづくりに対し総合的に取り組む体制を強化 新規 専門家チームの編成による まちづくりに向けた包括的な指導や支援等を行う伴走型支援を実施 新規 ワークショップ等の技法を使ったコラボカフェの開催等 新しいプラットフォームの形成を促進 拡充 NPOパートナーシップセンター の名称を 府民力パートナーシップセンター ( 仮称 ) に変更 3 地域の実情に応じた地域公共人材の育成 NPO や一般財団法人地域公共人材開発機構 大学等と連携して 次の発展の ために必要な地域公共人材育成プログラムの開発と実施 新規 7

パートナーシップセンターでの インターンシップ生やキャップストーンによ る大学院生等に対する 活動団体への助言等を通じた OJT による地域課題の 解決と人材育成を実施 新規 26 年度 以 降 25 年度に同じ ( 効果検証 事業継続 ) その他関連情報 委員の主な意見 交付金 制度として定着しており 引き続き財政的支援制度は必要 それぞれ個別の事情にあった支援のやり方を開発していくというイメージの方がいい 小さな公共は3 年程度継続してやった方がいい 交付金を団体の活動の自活に結びつけるため 自活支援のメニューを加えるといい 多くの補助金は3 年等の一定期間支援すれば終わりであるが そう簡単に自立できない分野も多く このような方式だとビジネスで成り立たない活動が弱っていくことになる 地域団体の横の繋がりによる活動の活性化に繋がる手法の検討が必要 地域では空き施設がたくさん生まれてきており それを活用した活動の支援ができないか パートナーシップセンター 従来はNPOにやや比重があったが 地域活動へと対象を広げて考えていくことが必要 これまで弱かった市町村あるいは地域活動との連携を強めていくことが必要 まちの仕事人事業を自治振興課で進めており 地域を選定し市町村と連携して課題解決に向けて進めている このまちの仕事人と交付金をどうリンクさせるかという議論も可能 さらには協働コーディネーターの役割を兼ねて地域活動とも連携させることも必要 公共施設やその他の地域資源について情報の収集 提供機能を強化する必要がある 中間支援団体も参画してもらう必要があり しっかりとその役割を位置付けること 公共人材育成 現在行っている地域公共人材開発機構でのプログラム提供は大学等での講義が中心となっているが これを現場型に変え 例えば公共空間での取り組みに入ってもらい OJT 形式で研修を行ってはどうか 地域団体と行政 大学など人的なマッチングプランが必要 8