地域 区域)(具体的な規制)(根拠法令)資料 1 1 土地利用基本計画の概要 土地利用基本計画の概要等について 土地取引規制 開発行為の規制等を実施するための基本となる計画である 都市計画法 農業振興地域の整備に関する法律 森林法 自然公園法及び自然環境保全法の個別の土地利用規制法に基づく諸計画の上位計画として位置づけられる 国土利用計画 ( 全国計画及び都道府県計画 ) を基本として策定する 2 土地利用基本計画の構成 土地利用基本計画図都市地域 農業地域 森林地域 自然公園地域及び自然保全地域の五地域を図面に表示したもの 五地域のうち二以上の地域が重複する地域もある 土地利用基本計画書 土地利用の基本方向 五地域区分の重複する地域における土地利用に関する調整指導方針 土地利用上配慮されるべき公的機関の開発保全整備計画 土地利用基本計画と個別の土地利用規制法との関係 土地利用基本計画 ( 五地域区分 ) 都 市地域農業地域森林地域自然公園地域自然保全地域 個別の土地利用規制法 都市計画区域 市街化区域 市街化調整区域 用途地域 農業振興地域 農用地区域 地域森林計画対象民有林 国有林 保安林 土地利用基本計画に即して個別規制法の措置を講ずる (国立公園 国定公園 県立自然公園 特別地域 ( 特別保護地域 ) 普通地域 原生自然環境保全地域 自然環境保全地域 都道府県自然環境保全地域特別地区 普通地区等 都市計画法 農業振興地域の整備に関する法律 森林法 - 1 - 自然公園法 新潟県立自然公園条例 自然環境保全法 新潟県自然環境保全条例
3 新潟県土地利用基本計画書 ( 平成 23 年 12 月 27 日改定 ) の概要 (1) 経過平成 21 年 7 月の国土利用計画 ( 新潟県計画 )- 第 4 次の改定を踏まえ 国土交通省設置の 研究会への参加 新潟県国土利用計画審議会及びアドバイザー会議の意見を踏まえ 県庁各課 県内市町村の意見を元に策定作業をすすめた 平成 23 年 10 月 27 日の国土利用計画審議会の諮問 答申の後 国土交通大臣への協議を行い 12 月 2 日付けで 了 との回答を得て 12 月 27 日付けで告示した (2) 要点土地利用基本計画書の記述を より具体的なものとしたことから 今後は土地利用基本計 画図の変更を審議する際には 土地利用基本計画書が変更案件の判断基準となる ( 例 ) 農業地域を縮小して用途地域を指定する際に スプロール化の防止や 災害のおそれのある土地を都市化しようとしていないか 森林地域を縮小する際など 白地地域にならないように配慮されているか 又は適切な措置が取られているか (3) 基本計画書の構成前文 新潟県の特徴を述べ 新潟県土地利用基本計画書の方針を述べている 第 1 土地利用の基本方向 1 県土利用の基本方向 (1) 基本理念ア多様な主体との連携イ複数の土地利用規制を重複させることによる効果的な土地利用ウ土地利用規制の及ばない白地地域発生の防止エ河川流域ごとの特徴を踏まえた土地利用の方針策定オ県境を越える土地利用の課題における隣接県との連携 (2) 土地利用に関する課題とその対応ア低未利用地の発生防止と有効利用のためにイ地域経済の自立のためにウ安全 安心な県土づくりのためにエ人間と自然との共生のために - 2 -
2 土地利用の原則 (1) 都市地域 (2) 農業地域 (3) 森林地域 (4) 自然公園地域 (5) 自然保全地域 3 各地域別の土地利用の調整方針 (1) 五地域全体に係る土地利用の調整方針 (2) 都市地域の土地利用の調整方針 (3) 農業地域の土地利用の調整方針 (4) 森林地域の土地利用の調整方針 (5) 自然公園地域及び自然保全地域の土地利用の調整方針 4 各地区別の土地利用の基本方向 (1) 上越地区 一級河川関川水系河川の流域となっている地区 一級河川姫川水系河川の流域となっている地区 そのほかの地区 (2) 中越地区 一級河川信濃川の中流域及びその支流である信濃川水系河川の流域の地区 そのほかの地区 (3) 下越地区 一級河川信濃川の下流域及びその支流である信濃川水系河川の流域の地区 一級河川阿賀野川水系河川の流域となっている地区 一級河川荒川水系河川の流域となっている地区 そのほかの地区 (4) 佐渡地区 第 2 五地域区分の重複する地域における土地利用に関する調整指導方針 (5 頁に表を添付 ) 第 3 土地利用上配慮されるべき公的機関の開発保全整備計画変更なし ( 新潟西港 長岡ニュータウン ) - 3 -
4 土地利用基本計画図について (1) 五地域の定義 五地域区分 都 市 地 域 農 業 地 域 森 林 地 域 自然公園地域 自然保全地域 五地域の定義 国土利用計画法第 9 条 ( 及び計画書 ) 運用 都市地域は 一体の都市として総合的に開発し 整備し及び保全する必要がある地域農業地域は 農用地として利用すべき土地があり 総合的に農業の振興を図る必要がある地域森林地域は 森林の土地として利用すべき土地があり 林業の振興又は森林の有する多面的機能の維持増進を図る必要がある地域自然公園地域は 優れた自然の風景地で その保護及び利用の増進を図る必要がある地域 自然保全地域は 良好な自然環境を形成している地域で その自然環境の保全を図る必要がある地域 都市計画法に基づく都市計画区域として指定されることが相当な地域 農業振興地域の整備に関する法律に基づく農業振興地域として指定されることが相当な地域森林法に基づく国有林又は地域森林計画対象民有林として指定されることが相当な地域 自然公園法に基づく自然公園 ( 国立公園 国定公園及び都道府県立自然公園 ) として指定されることが相当な地域自然環境保全法に基づく原生自然環境保全地域 自然環境保全地域及び都道府県自然環境保全地域として指定されることが相当な地域 (2) 五地域の指定状況 ( 平成 24 年 3 月 21 日告示 単位 :ha %) 区分面積割合都市地域 415,609 33.0 農業地域 735,307 58.4 森林地域 869,509 69.1 自然公園地域 326,656 26.0 自然保全地域 2,009 0.2 五 地 域 計 2,349,090 186.7 白 地 地 域 803 0.1 県 土 面 積 1,258,383 100.0-4 -
自然公園普通地域 6 自然保全地域(3) 地域区分の重複する地域における土地利用に関する調整指導方針 五地域区分都市地五地域区分都市地域農業地域森林地域 市街化区域及び用途地域市街化調整他 区域域その他 農業農用地区域 地域その他 1 1 森用市街化区域及び市街化調整区域途そ地農域林保安林 地域その他 2 3 3 4 5 地特別地域 用のそ地保区のそ域安他の林他自然公園地域 特普別通地地域域自然保全地域 保原特生全自普別然地環域細 細区分 区 通地域原生自然環境保全地域 特別地区 普通地区 境地区区注 : 制度上又は実態上 一部の例外を除いては重複しないもの : 相互に重複している場合は 矢印方向の土地利用を優先する : 相互に重複している場合は 両地域が両立するよう調整を図る 1: 原則として 農用地としての利用を優先するものとします ただし 土地利用の現況に留意し 農業上の利用と調整を図りながら 本基本計画を踏まえた 国土利用計画法による計画等に基づく都市的利用については 認めるものとします 2: 都市内に残されている樹木や森林について 緑地としての保全に最大限努めながら 都市的な利用を図るものとします 3: 森林としての利用の現況に留意しつつ 森林としての利用との調整を図りながら 本基本計画を踏まえた 国土利用計画法による計画等に基づく都市的利用については 認めるものとします 4: 原則として 農用地としての利用を優先するものとします ただし 農業上の利用との調整を図りながら森林としての利用を認めるものとします 5: 森林としての利用を優先するものとします ただし 森林としての利用との調整を図りながら 農業上の利用を認めるものとします 6: 自然公園としての機能をできる限り維持するよう調整を図りながら都市的利用を図っていきます - 5 -
5 土地利用基本計画の変更スケジュール 変更案件の検討 庁内関係部局との調整 変更案の作成 * 市町村長の意見聴取 国の関係機関との事前調整 了承日村上市 12 月 4 日胎内市 11 月 27 日新潟市 12 月 6 日長岡市 12 月 4 日小千谷市 12 月 3 日魚沼市 11 月 28 日十日町市 11 月 29 日妙高市 11 月 30 日 * 国土利用計画審議会への諮問 答申 * 国土交通大臣への協議 了承日国土交通省回答 1 月 30 日 土地利用基本計画の変更 変更要旨の公表 * 国土利用計画法第 9 条第 10 項都道府県は 土地利用基本計画を定める場合には あらかじめ 第 38 条第 1 項の審議会その他の合議制の機関及び市町村長の意見を聴くとともに 国土交通大臣に協議しなければならない - 6 -