(Microsoft Word - \207A\216\350\210\370\217\221\(H28.02\)\212J\216w\202g\202o\227p.doc)

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大津市 道路位置指定基準

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バリアフリー化に対応した歩道の構造基準『歩道における段差及び勾配等に関する基準』

第 8 条令第 144 条の4 第 1 項第 1 号に規定する転回広場の位置及び形状は 別記第 5 図に示すところによるもの又はこれらを包含し かつ 有効に機能すると認められるものでなければならない 2 第 4 条の規定により指定道路が接続する道路 ( 以下 取付道路 という ) が幅員 6メートル

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本基準の施行日 :2017 年 ( 平成 29 年 )10 月 1 日 本基準は 上記の施行日以後にされる都市計画法第 29 条第 1 項に基づく許可申請について 適用し 同日前にされた許可申請については 改正前の基準を適用します 道路に関する審査基準 ( 都市計画法第 33 条 ) 関係法令等 法

○京田辺市開発に関する施行基準

3-1 道路

小松市告示第64号

根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

開発許可申請の手引き 平成 31 年 4 月改訂 熊本市都市建設局

便所 縮尺 福祉型便房のある便所の構造 福祉型便房並びに腰掛便座及び手すりの 設けられた便房の構造並びに床置式の小便器の構造 手すり 縮尺 外形 両端部及びわん曲部の構造並びに傾斜路及び階段の両端部の構造 視覚障害者用 床材 縮尺 視覚障害者用床材及び周囲の床材の仕上げ材料 仕上げ方法 色及び形 状

議案第146号~第172号

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

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る場合で 終端及び区間 35 メートル以内ごとに自動車の転回広場に関する基準 ( 昭和 45 年建設省告示第 1837 号 ) に適合する自動車の転回広場 ( 形状は別図 ) が設けられている場合 (4) 幅員が6メートル以上の場合 ( 指定道路の幅員 ) 第 4 条 指定道路の幅員は車道幅員とし

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

○新潟県高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行細則

図参照 ) 3 建築基準法第 42 条第 2 項に基づき行政庁の指定した道路の中心線から 2m 部分の用地 ( 以下 セットバック という ) は 両側 2mのセットバックであるか 寄附用地の対側側セットバック部分 2mを含み有効幅員 6mまでを寄附できるものとする なお 市街化区域内は セットバッ

通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

大分市条例第 70 号 大分市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章歩道等 ( 第 3 条 第 10 条 ) 第 3 章立体横断施設 ( 第 11 条 第 16 条 ) 第 4 章乗合自動車停留所 ( 第 17 条

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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津市道路路面復旧基準 津市建設部

山地部 6,000 第 4 級 平地部 8,000 山地部 6,000 第 1 級 12,000 第 4 種 第 2 級 10,000 第 3 級 9,000 交差点の多い第 4 種の道路については, この表の設計基準交通量に 0.8を乗じた値を設計基準交通量とする 3 前項に規定する道路以外の道路

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道路法に基づく道路の構造の技術的基準等を定める条例 ( 平成 24 年 9 月 19 日広島県府中市条例第 25 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 道路法 ( 昭和 27 年法律第 180 号 以下 法 という ) 第 30 条第 3 項及び第 48 条の3の規定に基づき 市が管理する市道

道路 地形 設計基準交通量 ( 単位 1 日につき台 ) 第 3 種 第 2 級 平地部 9,000 第 3 級 平地部 8,000 山地部 6,000 第 4 級 平地部 8,000 山地部 6,000 3 第 2 項規定道路以外の道路 ( 第 5 級の道路を除く ) の車線の数は 4 以上 (

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( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

第 3 部施設別技術指針 第 6 章駐車場

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水道修繕跡舗装復旧工事 ( 単価契約 ) 南部地区 ( その 2) 単価表 打換工 A,B,C 打換工 D,E,F 打換工 G,H,I 平成 30 年度舗装切断工 人力取壊し積込工 運搬 処分不陸整正工 ( 路盤工 ) 路盤材 乳剤散布 目地工 人力舗装施工舗装切断工 機械取壊し積込工 運搬 処分不

位置指定処理要領 150401施行 原稿    020705

1 見出し1

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という ) (5) 位置図 (6) 求積図 (7) 現況図 (8) その他 ア 他の法令の許可又は他の権利者の承諾を必要とするものについては 許可証又は 承諾書の写しイ袋井市道路の位置の指定基準 ( 平成 19 年袋井市告示第 174 号 ) 第 5 条第 1 項第 2 号によるただし書を適用する場

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Taro-03_H3009_ただし書同意基準

目次 1 総則 基準の適用 関連する基準類 道路の占用 道路の検査 道路の計画 道路の構造 道路の幅員 行き止まり道路 交通安全施設... 4

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

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三視覚障害者誘導用ブロック視覚障害者に対する誘導又は段差の存在等の 警告若しくは注意喚起を行うために路面に敷設されるブロックをいう 第二章歩道等 ( 歩道 ) 第三条道路 ( 自転車歩行者道を設ける道路を除く ) には 歩道を設けるものとする ( 有効幅員 ) 第四条歩道の有効幅員は 道路構造令第十

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

石狩市道路の構造の技術的基準等を定める条例をここに公布する 平成 25 年 3 月 28 日 石狩市長田岡克介 石狩市条例第 12 号石狩市道路の構造の技術的基準等を定める条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章道路の区分 ( 第 3 条 ) 第 3 章横断面の構成 ( 第

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

裾野市告示第  号

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

佐倉市道路構造条例 (案)

大阪市再開発地区計画にかかる

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立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する

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ブロック塀撤去補要綱

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上野原市規則第××号

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

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許可方針

この手引きは位置指定申請に対しての注意事項と添付図書をまとめたものです 目次 * 申請の流れと注意事項 *. 指定手続について 2. 道路位置指定申請と関係手続の流れ 3. 必要書類と記載事項 4. 注意事項

がれき類の再資源化施設事務取扱要領(H31.4.1)

目次 ( )

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

第 2 章横断面の構成 2-1 総則 道路の横断面の基本的な考え方 必要とされる交通機能や空間機能に応じて, 構成要素の組合せ と 総幅員 総幅員 双方の観点から検討 必要とされる道路の機能の設定 通行機能 交通機能アクセス機能 滞留機能 環境空間 防災空間 空間機能 収容空間 市街地形成 横断面構

4-2

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

アスファルト舗装復旧工事単価一覧表 平成 30 年 7 月 1 日適用 単価 工種 名称規格 形状寸法単位数量単価 ( 円 ) 摘要 舗 1 国道舗装工 t=18cm m2 1 ( 国道 ) 非スベリ止 舗 2 県道舗装工 A t=6cm m2 1 ( 県道 A 交通 ) 非スベリ止 舗 3 県道舗

上のすみ切りを設け, その部分を指定道路の部分とすること ただし, 一方のすみ切りの部分に既存の建築物, 高い擁壁若しくは, がけ等があり, すみ切りを設けることが著しく困難と認められる場合で, 他方のすみ切りを別表に掲げる長さに各々 1メートルを加えた長さにした場合は, この限りでない ( 図 9

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

【道路台帳整備の対象となる指定道路】

道路 1 歩道 整備の基本的考え方 (1) 高齢者 障害者等を含む歩行者の安全を確保するため 歩道と車道は可能な限り分離する必要があります また 歩道の幅員は 高齢者 障害者等が安心して通行できるものとする必要があります (2) 歩道の段差は高齢者 障害者等の移動の大きなさまたげになります 通行動線

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

第 4 条補助金の交付の対象となるリフォームのうち建築物については 次の各号のいずれにも該当する工事とする ただし 当該工事は専用住宅 併用住宅の専用住宅部分又は集合住宅の専用住宅部分を対象とする (1) 市内業者が行う工事であること ( 2 ) 内外装の修繕 改築若しくは居間 浴室 玄関 台所 ト

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

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4. 再生資源の利用の促進について 建近技第 385 号 平成 3 年 10 月 25 日 4-1

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

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船橋市宅地開発事業に関する要綱

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条例解説6~11条

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Transcription:

特定開発事業における 道路 に係る基準のうち (2) 開発ガイドライン 8-2 道路施設 に規定する道路の構造 施設等の 別に定める基準 平成 28 年 2 月 宝塚市道路政策課 道路管理課 9

( 適用 ) 道路政策課 第 1 条この基準は 開発ガイドライン 8-2 道路施設 に規定する道路の構造 施設等の 別に定める基準 で 開発事業区域が 500 m2以上の特定開発事業において整備される公共施設 ( 道路 ) のうち 宝塚市へ帰属又は寄付される場合の基本的な基準であり 本基準に明記されていない事項等については 個別協議の対象とする ( 調査 ) 道路政策課 第 2 条開発事業者は 開発事業区域及びその周辺の道路 排水施設及びその他の公共施設 公益施設並びに周辺地域の土地利用 建築物の建築状況等について その位置及び利用状況等の現況を十分調査するものとする ( 調査資料の提出 ) 道路政策課 第 3 条開発事業者は 前条の調査について道路管理者が必要と認めるものは その資料を提出するものとする ( 基本計画 ) 道路政策課 第 4 条道路は 次の各号に掲げる基本計画を満たすものとする (1) 開発事業区域に接する道路及び開発事業区域内道路は 市の道路計画に配慮すること (2) 都市計画法 道路法及び 宝塚市道路の構造の技術的基準を定める条例 並びに 宝塚市高齢者 障害者等の移動の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例 を遵守すること (3) 高齢者 身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 68 号交通バリアフリー法 ) に基づく重点整備地区に指定された地区内については 宝塚市高齢者 障害者等の移動の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例 を遵守すること (4) 当該開発事業が 開発許可を受けるものについては 開発ガイドライン及びこの基準によるもののほか 開発許可の基準によること 10

バリアフリー法による重点整備地区図 ① 宝塚駅周辺 ②逆瀬川駅周辺 11

( 配置計画 ) 道路政策課 第 5 条街区計画は 原則として住宅地にあっては街区の形状を矩形とし その長辺は 80m 以上 120m 以下 短辺は25m 以上 50m 以下を標準とし 住宅地以外にあっては予定建築物の用途等を勘案して定めるものとする 2 学校周辺 公園 住区センター 通勤 通学経路等の土地利用計画を勘案した動線に基づき 歩行専用道路 自転車道及び自転車歩行者道を有効に配置するものとする ( 標準横断面構成 ) 道路政策課 第 6 条道路の横断面構成は 原則として次のとおりとする 幹線道路道路幅員 16m 幹線道路道路幅員 12m 補助幹線道路道路幅員 9m 0.5 2.0 12

区画道路道路幅員 6m 区画道路道路幅員 4m(4.3m~4.9m) ( 道路勾配 ) 道路政策課 第 7 条道路の縦断勾配については 幹線道路及び補助幹線道路は 7% 以下とし 一般区画道路は9% 以下とするものとする ただし 地形等によりやむを得ないと認められるときは おおむね 30mの区間に限り 12% 以下とするができる なお 既存道路の勾配については 別途協議するものとする 2 道路の横断勾配は 次のとおりとするものとする (1) 車道 1.5% から 2.0% (2) 歩道 1.0% ( 階段 ) 道路政策課 第 8 条階段状の道路は 原則として設けないこと やむを得ず階段状道路を設ける場合は 次に掲げるすべての基準に適合することにより 通行の安全上支障のないものについては この限りでない (1) 階段の有効幅員が 1.8m 以上であること (2) 階段のけあげ寸法が 15 cm以下 踏面の寸法が 30 cm以上であること (3) 垂直高 3mを超える場合においては 3m 以内ごとに踏面 2m 以上の踊場を設けていること (4) 路面は コンクリート等の耐久性のある材料を使用し 平たんで 滑りにくく かつ 水はけの良い仕上げとすること (5)2 段式の手すりを両側に設けること (6) 回り段としないこと ただし 地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては この限りではない 13

(7) 段鼻の突出しその他のつまずきの原因となるものを設けない構造とすること (8) 階段の両側には 立ち上がり部及び柵その他これに類する工作物を設けること ただし両側が壁面である場合においては この限りではない (9) 雨水等を有効に排出するために必要な施設を 道路用地内に設置すること ( 橋梁 ) 道路政策課 第 9 条橋梁の設計に用いる設計自動車荷重は T-25 を標準とする ( コミュニティ道路等 ) 道路政策課 第 10 条コミュニティ道路及び緑道等特別な基準に基づき設置する道路については 別途協議するものとする 2 歩行者専用道路への自動車の進入を防ぐための対策を講じること ( 隅切り ) 道路政策課 第 11 条道路の交差は 原則として 60 度以上で直角に近い角度とし 交差部分に設ける隅切りの長さ (m) は次表によるものとする 14

2 開発事業区域の形状等からやむを得ず片隅切りとする場合は 下記の寸法 (m) を標準とる ( 道路排水施設 ) 道路政策課 第 12 条道路 ( 歩行者専用道を含む ) の雨水等を有効に排出するため 側溝 街渠 その他必要 な施設を道路用地内に設置するものとする 2 道路の排水施設の構造については 次の図を標準とする 図集については標準図であり 地元要望 協議及び周辺の状況により別途協議するものとする LU 型街渠 プレキャスト 現場打コンクリート 15

歩道巻込部 L 型街渠 プレキャスト 現場打コンクリート 歩道巻込部 16

街渠桝 プレキャスト 現場打コンクリート 17

集水桝 道路横断溝 横断管 18

電柱迂回標準図 ( 平面配置図 ) ( 道路の舗装 ) 道路政策課 道路管理課 第 12 条車道の舗装は アスファルト舗装とし その構成は次表を標準とする ただし アスファルト舗装以外の舗装 ( 美装化するアスファルト舗装も含む ) については 市と協議するものとする 19

2 前項の表におけるA は表層 Bは基層 C 及びDは上層路盤 Eは下層路盤を表すものとし 各層の材質については次表によるものとする 1A 2A B C D E 材質密粒度及び滑り止粗粒度瀝青安定処理粒調砕石切込砕石開粒度アスコンアスコン ( 加熱合材 : 安定度 ( 修正 CBR80% ( 修正 CBR30% アスコン 350kg 以上 ) 以上 ) 以上 ) ( 注 )1 舗装断面は土質調査を行い その設計 CBRに基づいて決定すること 2 舗装の設計品質管理 施工等については 日本道路協会発行のアスファルト舗装要綱を準拠すること 3 路床土の設計 CBRが2% 未満の軟弱な路床土については アスファルト舗装要綱の軟弱な路床土の舗装の項を適用すること 4 滑り止め舗装は ゴム入りアスファルトとすること 5 再生材は 密粒度アスコン 粗粒度アスコン 細粒度アスコン及び切込砕石の各材で使用できる 3 歩道の舗装は 透水性舗装とし その構成は次表を標準とする ただし 平板ブロック舗装 レンガブロック舗装のほかその他の舗装については 市と協議するものとする なお 下記表に透水性舗装以外の構成を示すが 施行については市と協議するものとする 20

( 点字ブロック ) 道路政策課 第 14 条横断歩道部 巻込部 歩道橋 地下道 昇降部 及びバス停部については 宝塚市高齢者 障害者等の移動の円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例 に基づき点字ブロックを設置すること ( 植樹桝等 ) 道路政策課 第 15 条歩道には 原則として植樹桝又は植樹帯を設けるものとする ただし 歩道の有効幅員を 2m 以上確保するものとする ( 出入口 ) 道路政策課 第 16 条車両の出入口の数及び幅については 必要最小限とするものとする 1 開発事業区域より車両の出入り口幅員については 相互交通 W=6.0m を基本とする 2 道路に面して串刺し駐車をしないこと 3 道路に面して駐車を行う場合は 2 台までとし やむを得ず設ける場合は 駐車マスは 道路より 1.5mバックさせること ( 車両停車帯 ) 道路政策課 第 17 条バス路線において必要と認めるときは 宝塚市道路の構造の技術的基準を定める条例 に基づき 車両停車帯を設けるものとする ( 立体横断施設 ) 道路政策課 道路管理課 第 18 条開発事業区域内外の道路で 学童又は歩行者の安全を確保する必要のあるものについては 横断歩道橋又は地下道を有効幅員 2.0m で設置するものとする ( 防護柵 ) 道路管理課 第 19 条人又は車両の路外逸脱防止を図る必要があると認められる区間については 防護柵を設置するものとする この場合において 防護柵の構造等については 日本道路協会発行の防護柵設置要綱によるものとする ( 道路反射鏡 ) 道路管理課 第 20 条交差部 曲線部等で必要があると認められる箇所には 道路反射鏡を設置するものとする その構造等については 日本道路協会発行の道路反射鏡設置指針によるものとする ( 道路標識等 ) 道路管理課 第 21 条交通事故を防止し 併せて交通の円滑化を図るため 道路法 道路交通法 標識令に基づき 道路管理者及び公安委員会と協議を行い 道路標識 道路標示及び区画線を整備するもの 21

とする ( 落石等防護施設 ) 道路管理課 第 22 条落石 崩土等により 交通に支障を及ぼし 又は道路の構造に損傷を与えるおそれのある箇所には 法面保護工を行い 擁壁その他落石防止柵又は落石防止網を設置するものとする ( 道路の各部の名称 ) 道路政策課 第 23 条開発ガイドライン及びこの基準による道路とは 道路法の規定による道路のうち 建築基準法第 42 条に規定する道路とし 各部の名称は次の図を参考とする ( 境界 ) 道路政策課 第 24 条開発事業により 新たに設置される公共施設 ( 道路 ) の用地には 道路管理者と協議を行い 境界杭を設置するものとする ( 完了検査 ) 道路政策課 第 25 条開発事業者は 開発事業に伴う工事竣工後 検査を受けるものとする ( 公共施設の移管 ) 道路政策課 第 26 条開発事業により新たに設置された公共施設 ( 道路 ) は 開発事業完了後 施設及び用地を市に移管するものとし 前条に規定する完了検査日までに 市の指示する完了図面 道路台帳図及び所有権移転に必要な図書を提出するものとする ( その他 ) 第 27 条第 1 条から前条までに規定するもののほか 開発事業者は 次に掲げる事項を遵守するものとする (1) 道路管理者以外の者が 道路に関する維持改築等の工事を行うときは 道路法第 24 条工事申請書を道路管理者に提出すること 道路政策課 (2) 市が埋設している境界杭を破損したときは 復元すること 道路政策課 (3) 当該開発事業に係る路上広告は 一切しないこと 道路管理課 (4) 工事用進入道路を損傷したときは 道路管理者の指示通り復旧すること 道路管理課 (5) 工事期間中の進入道路の清掃 散水等は 季節を考慮して定期的に行うこと 道路管理課 22

付則 ( 施行日 ) 1 この手引書は 平成 21 年 4 月 1 日から施行する ( 経過措置 ) 2 この手引書施行の際 現に宝塚市開発事業における協働のまちづくりの推進に関する条例第 9 条第 1 項の規定による開発構想届が届け出られた開発事業については なお従前の例による 付則 ( 施行日 ) 1 この手引書は 平成 28 年 2 月 1 日から施行する ( 経過措置 ) 2 この手引書施行の際 現に宝塚市開発事業における協働のまちづくりの推進に関する条例第 9 条第 1 項の規定による開発構想届が届け出られた開発事業については なお従前の例による 23