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はじめに

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工業用水道事業の廃止及び 支援計画 ( 案 ) 平成 30 年 9 月東京都

目 次 Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 〇事業開始の経緯 P1 〇地盤沈下の状況 P1 〇工業用水道の供給状況 P2 〇経営改善の取組 P3 〇工業用水道事業が抱える課題 P4 〇包括外部監査報告書における意見 ( 抜粋 ) P5 〇有識者委員会の提言 P5 〇事業継続 廃止のコスト比較 P6 〇地下水 地盤沈下の状況 P6 〇工業用水道事業の廃止 P8 〇お客さまへの個別訪問 P9 Ⅱ 支援計画 ( 案 ) 〇支援計画一覧 ( 工業用水 一般雑用水 ) P11 (1) 料金差額補塡 P12 (2) 上水道への切替工事 P13 (3) 設備 産業 P14 〇支援計画一覧 ( 集合住宅 ) P17 (1) 料金差額補塡 P18 (2) 上水道への切替工事 P19

水 盤変動量Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 事業開始の経緯 戦後 工業発展に伴う地下水の揚水量増大により 区部東部地域の地盤沈下が深刻化していました こうした背景のもとに 地下水揚水規制に伴う行政施策として 工業用水法の規制の下 工業用水道を整備し 昭和 39 年に江東地区 昭和 46 年に城北地区で工業用水の供給を開始しました さらに 昭和 48 年より工業用水道施設の余剰能力を活用し 雑用水の供給を開始しました 地盤沈下の状況 昭和 31 年 国は 指定地域内の工業用井戸からの地下水揚水を規制する工業用水法を制定しました 規制施行後 都内では 昭和 36 年に江東地区 ( 墨田区 江東区及び荒川区並びに足立区及び江戸川区の一部 ) 昭和 38 年に城北地区 ( 北区 板橋区及び葛飾区並びに足立区の残部 ) 昭和 47 年に江戸川区の残部 ( 荒川以東の地域 ) が政令で定める地域に指定されました 規制に伴い 都内の地盤沈下量は減少しており 工業用水道を供給する区域内においては 昭和 50 年代以降 地盤沈下は沈静化しています 地下水揚水量と地盤変動量の推移 16 12 8 地下水揚水量 : 工業用水給水区域 8 区の合計揚水量 ( 右縦軸 ) 工業用水基本水量 ( 契約水量 )( 右縦軸 ) 地40 45 17 22 27 4 20 35 (m) 0 0 4-20 8 地盤変動量 : 工業用水給水区域 8 区内主要基準点の平均変動量 -40 12-60 16 50 55 60 2 7 12-80 昭和 平成 ( 年度 ) ( 注 1) 本図は 土木技術支援 人材育成センター 環境局の資料を基に作成している ( 注 2) 平成 23 年度の地盤変動量のデータは 東北地方太平洋沖地震による影響が大きいために 示されていない 80 60 40 地下工業用水水揚基本量(cm) ( 万m3 / 日 ) 水量- 1 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 工業用水道の供給状況 現在 墨田区 江東区 北区 荒川区 板橋区 足立区 葛飾区及び江戸川区の 8 区並 びに練馬区の一部に給水しています 平成 29 年度末現在 配水管は 口径 400 mm以上の配水本管が約 108 km 口径 350 mm以下 の配水小管が約 235 km布設されており また 平均配水量は約 2.8 万m3 / 日となっていま す 工業用水の供給件数は 平成 29 年度末現在でピーク時の 3 分の 1 以下の 181 件 基本水 量はピーク時の 18 分の 1 程度の約 1.9 万m3 / 日 利用者 1 件当たりの基本水量は 103.6 m3 / 日となっています 一方 雑用水の供給件数は 平成 29 年度末現在で 350 件と工業用水より多くなっていま すが 基本水量は約 1.7 万m3 / 日であり 利用者 1 件当たりの基本水量 ( 集合住宅分を除 く ) も工業用水利用者の半分以下の 42.3 m3 / 日となっています 給水件数及び基本水量の推移 昭和 49 年度基本水量 ( ピーク ) 約 35 万m3 / 日 昭和 51 年度件数 ( ピーク ) 664 件 平成 29 年度件数 181 件 ( ピーク時の約 1/3) 平成 29 年度基本水量約 1.9 万m3 / 日 ( ピーク時の約 1/18) - 2 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 経営改善の取組 厳しい経営状況の中 安定的に工業用水道事業を運営していくため 費用縮減や収入確保 に向けて 以下の取組を実施してきました <1 施設能力の見直し> 需要の減少に伴い 最大で4か所あった浄水場を順次統廃合し 三園浄水場に一元化しました これに伴い 施設能力を最大時の72.6 万m3 / 日から 現在の17.5 万m3 / 日まで縮小しました <2 職員数の削減 > 配水施設の維持管理業務等の水道事業への委託化 工業用水道事務所の廃止などにより 昭和 40 年度のピーク時に213 人であった職員を 平成 29 年度末時点で約 30 分の1 の7 人まで削減しました <3 収入の確保 > 1 料金改定 昭和 50 年以降 国が定める基準料金の範囲内で4 回にわたり増額改定を実施してきました 2 不要固定資産の売却 浄水場の統廃合に伴う施設能力の縮小により 不要となった浄水場用地の水道事業会計への有償所管替え等を実施しました 3 雑用水の供給 工業用水道施設の合理的活用と収入の確保 水資源の有効活用を図るため 冷却水 洗浄水 洗車用水などの雑用水の供給を昭和 48 年から開始しました また 昭和 51 年からは 集合住宅のトイレ用水としても供給を開始しました - 3 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 工業用水道事業が抱える課題 工業等制限法による工場等の新増設に対する規制に伴い 給水区域内の工場数は減少し 工業用水の需要も減少しています これまで可能な限りの経営改善の取組を実施してきましたが 一般会計からの繰入金がなければ収支は赤字の状況が長期間継続しています 過去 30 年間の減少傾向が今後も続くと仮定した場合 工業用水の需要は減少の見込みです ( 単位 : 億円 ) 30 20 10 料金収入 料金収入 損益収支の推移 ( 一般会計補助金除く ) 平成 29 年度 : 約 7 億円 0 10 S39 44 49 54 59 H1 6 11 16 21 26 20 30 損益収支 ( 一般会計補助金を除く ) 平成 29 年度 : 約 7 億円 基本水量の推計 ( イメージ ) 給水件数の推計 ( イメージ ) ( 千m3 / 日 ) ( 件 ) 200 800 150 ( 推計 ) 600 ( 推計 ) 100 工業用水 400 工業用水 50 雑用水 200 雑用水 * 0 S62 一方で 配水管については 事業開始から 50 年以上が経過し老朽化が進んでおり 技術的な 見地から更新すべき時期が到来しています 浄水施設についても しゅん工から 40 年以上経過しており 設備機器の老朽化が進行し こ れ以上の更新の先延ばしは厳しい状況となっています 漏水の危険性が高いとされる配水小管 52 年目 配水本管 67 年目を迎える管路の年次別延長 (km) 30 25 20 0 H28 H58 S62 H28 上記グラフは 時系列傾向分析 ( 過去の増減傾向を踏まえ 実績の趨勢に最も適合する傾向線を用いて推計する方法 ) により今後の見通しを推計したもの 配水小管総延長の約 3 割 (60 km / 235 km ) 配水本管総延長の約 6 割 (62 km / 108 km ) 配水本管 配水小管 15 10 本管 : 口径 400mm 以上小管 : 口径 350mm 以下 5 0 H32 H37 H42 H47 H52-4 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 包括外部監査報告書における意見 ( 抜粋 ) < 平成 16 年度 > 工業用水道事業の廃止などを含めた抜本的に経営を改革することについて 関係各局とよ り具体的な検討を進められたい < 平成 26 年度 > 施設の老朽化問題を踏まえれば 工業用水道事業に関する経営改革の明確な方針を関係各 局と連携して 着実に決定し推進されたい 有識者委員会の提言 工業用水道事業のあり方について 専門家等の経験と見識を活用して検討を進めることを目的として 平成 26 年に 工業用水道事業のあり方に関する有識者委員会 を設置しました これまで5 回会議を開催し 平成 30 年 6 月に検討結果を取りまとめた報告書を公表しました < 委員会報告書 提言要旨 > 〇〇〇〇 都の工業用水道事業は 地盤沈下対策という所期の目的は達成したが 経営状況が厳しく さらに配水管をはじめとした施設 設備の老朽化が進行し 大規模更新時期の到来が間近に迫る一方 ユーザー件数や使用水量は長期にわたり減少傾向にあり 今後も需要の増加が見通せないことから 廃止すべきただし 事業が行政施策として開始されてきた経緯を踏まえ 廃止に当たっては ユーザーの事業経営等への影響を最小限にとどめられるよう ユーザーに対して十分な支援策を講じるべき事業の廃止に当たっては 土地 建物 施設利用権等の既存資産を最大限活用し 費用の圧縮に努めるべき地下水については 現行規制を継続しながら丁寧な検証に取り組むべき - 5 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 事業継続 廃止のコスト比較 老朽化施設の更新 ( 約 2,300 億円のコスト ) 事業継続 浄水施設 配水施設 66 億円 2,262 億円 更新費用を料金に全額転嫁した場合 約 8 倍の値上げ ( 上水道料金を上回る水準 ) 工業用水道を上水道からの供給に切替え ( 約 965 億円のコスト ) 事業廃止 配水管等の撤去コスト 利用者への支援策 費用圧縮( 資産売却等 ) 849 億円 386 億円 270 億円 上水道への切替えに伴う負担増を踏まえ 利用者に対する支援策の検討が必要 報告書の考え方をもとに最新のデータで試算 地下水 地盤沈下の状況 地盤沈下は大正の初め頃から進行し 高度成長期にピークに達し 低地部で最大 4.5m の累積沈下を記録しました 地盤沈下は一度起こると元の地盤高には回復しえない不可 逆的な現象です 著しい沈下の進行を受け 国は特定用途に法規制 都は条例により区部のみならず多摩 地域についても独自規制を行っています 揚水規制等の実施により昭和 50 年代以降から地盤沈下は沈静化傾向にあります 累積沈下量及び地下水位の経年変化 ( 江東区亀戸第 1) - 6 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 地下水対策検討委員会の検証 (H28.7 公表 ) 新たな課題 地下水を取り巻く社会状況の変化 東日本大震災後の災害用井戸ニーズ ( 例 : 病院や自治体による災害時の水確保 ) 多様な地下水利用ニーズ ( 例 : 上水利用者の地下水転換によるコスト削減 ) 国の施策の動き ( 水循環施策の総合的かつ一体的推進 ) 水循環基本法 (H26) 水循環基本計画 (H27) 地下水を含む水を総合的に管理し 地域関係者 が協議 連携する取組 地下水と地盤の現況 < 全体の傾向 > 地下水位は回復傾向にあり 地盤沈下も沈静化傾向が継続 一方で 一部の地域では地盤収縮などの局所的な課題が残る < 分析のポイント > 1 区部 多摩地域ともに地盤沈下が起きるポテンシャルがある 2 多摩地域での揚水が 離れた区部の地下水位に影響を与えている 現行規制を継続しながら 時間をかけ丁寧な検証に取り組む必要 都内の揚水規制 ( 設置可能な揚水施設の基準 ) ポンプ吐出口断面積対象地域揚水量の上限掘削深度適用法令 6 cm2以下 23 区 26 市瑞穂町 日の出町 月平均 10 m3 / 日 (1 日最大 20 m3 ) 制限なし 環境確保条例 6 cm2超 ~21 cm2以下 21 cm2以上 同上 [ 深度は 4 区分 ] 23 区 26 市瑞穂町 日の出町 制限なし 設置禁止 400~650m 以深 環境確保条例工業用水法ビル用水法 月平均 10 m3 / 日は 都条例に基づく規制 ( 手続は事務処理特例条例により区市が実施 ) - 7 -

- 8 - Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 工業用水道事業の廃止 都の工業用水道事業は 地下水揚水規制の代替水を供給する行政施策として開始し これまで地域の産業基盤を支えてきました また 工業用水の供給とともに地下水の揚水規制の強化を推進した結果 昭和 50 年代には地盤沈下がほぼ沈静化するなど 一定の成果をあげてきました 一方で 供給区域の工場数の減少や水使用の合理化などによる需要の減少に伴い 料金収 入が落ち込み 一般会計からの繰入金がなければ収支は赤字であり 今後も需要の増加が 見込めず 厳しい経営状況にあります 都はこれまで可能な限りの経営改善の取組を実施してきましたが 今後は老朽化した施設 の大規模な更新時期を迎え 更新に多大な費用を要するなど 一層厳しい経営状況になる と考えられます こうしたことから 都では 事業の抜本的な経営改革について 検討を進めてきた結果 工業用水道事業については 平成 35 年 (2023 年 )3 月 31 日をもって事業を廃止いたしま す ( 平成 31 年 4 月 1 日から順次上水道へ切り替えてまいります ) 事業廃止に当たっては 利用者の経営等への影響を最小限にとどめることが必要であるこ とから 支援計画 を策定し きめ細かく対応してまいります なお 長期的な観点から 事業廃止後も支援の内容や対象については 検証を重ねてまい ります 廃止にかかるコストについては 工業用水道事業の土地 建物 施設利用権等の既存資産 を最大限活用し その圧縮に努めてまいります 地下水については 現行規制を継続しながら 丁寧な検証を進めてまいります

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 お客さまへの個別訪問 概 要 事業廃止に伴う支援計画の策定に当たって お客さまを個別訪問し 説明 調査を実施 [ 訪問対象 ] 308 件 ( 工業用水利用者 :180 件 雑用水利用者 :128 件 ) 286 件 ( 全体の 93%) を訪問済 お客さまからのご意見 ご要望 [ 上水道への切替えに伴う料金差額支援に対する意見 ( 工業用水利用者 )] ( 参考 : 有識者委員会報告書の支援期間 ) 切替 ( 料金据置 ) 期間 4 年 + 激変緩和 ( 料金引上げ ) 期間 8 年 = 12 年 切替 ( 料金据置 ) 期間 訪問済の工業用水利用者 163 件のうち 意見のあった 82 件の内訳 長い 2% 激変緩和 ( 料金引上げ ) 期間 訪問済の工業用水利用者 163 件のうち 意見のあった 80 件の内訳 長い 4% 短い 56% 適正 42% 短い 55% 適正 41% 雑用水利用者も含めた場合 ( 工業用水利用者に加え 訪問済の雑用水利用者 123 件のうち意見のあった 43 件を加えたもの ) 切替期間は 長い 及び 適正 が 52% 短い が 48% 激変緩和期間は 長い 及び 適正 が 48% 短い が 52% [ 事業廃止に関するお客さまからの主な要望 ] < 料金差額 > 支援期間については 可能な限り長くすること [=10 年程度では短過ぎる ] ユーザー間で切替工事のタイミングが違うが それによって料金据置期間の長短に影響がないようにしてほしい 差額支援の期間延長をお願いしたい もっと長い期間を設けて切替え 激変緩和を行ってほしい 工業用水と同じ料金で上水を使用できるようにしてほしい - 9 -

Ⅰ 工業用水道事業の今後の方針 お客さまからのご意見 ご要望 < 地下水 井戸 > 地下水 ( 井戸 ) の利用 ( 設置助成 ) を認めるべきだ 井戸使用の支援をしてほしい 地下水の揚水規制緩和及び掘削費用 ポンプ及びタンクの設置費用を負担してほしい 揚水規制の緩和と井戸設置の支援をしてもらいたい 井戸は使いたいが 地盤沈下も心配だ < 追加支援 > 工事 既存の工業用水道施設 ( タンク 給水管など ) の撤去を支援してほしい 水圧を確保するため 増径工事等は都で確実に実施してほしい 安くなるのであれば 早めに切り替えしてもらいたい 設備 節水設備の導入を支援してほしい 水の再利用ができる循環装置や冷却装置 水再生装置を設置してもらいたい 塩素除去装置だけでなく 節水設備 機器への支援をしてほしい 塩素の影響を受ける業種を対象 とある業種のみの支援では 不平等だ 新たに必要となる設備設置費用に対する補助をお願いしたい 産業 水質変化の影響や工業用水道施設の転用が可能かなど 技術的助言が受けられるようにしてほしい 経営相談のため 中小企業診断士を派遣してほしい 都の相談窓口等のメニューを提示 紹介してほしい - 10 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) 支援計画一覧 ( 工業用水 一般雑用水 ) 支援計画 概要 (1) 料金差額補塡 工業用水をご利用のお客さま切替据置期間 4 年 据置期間 6 年 激変緩和期間 10 年を設定し 料金差額を補塡 一般雑用水をご利用のお客さま切替据置期間 4 年 据置期間 3 年 激変緩和期間 5 年を設定し 料金差額を補塡 (2) 上水道への切替工事 工業用水道給水管の撤去 ( 切替えなしの撤去含む ) 上水道給水管の設置 上水道への切替えに伴う料金以外の影響への対応 受水タンクの設置 ( 受水タンク直下のポンプ設置含む ) 塩素除去装置の設置 (3) 設備 産業 節水対策 水の循環 冷却等の設備の設置 現行の規制範囲内における井戸の掘削及び揚水等に必要な設備の設置 経営 技術 支援 無料相談窓口の設置 中小企業診断士等の専門家派遣( 経営改善 ) 販路拡大に向けた展示会出展への支援 新製品 技術開発に向けた支援など - 11 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) (1) 料金差額補塡 支援内容 工業用水をご利用のお客さま切替据置期間 4 年 据置期間 6 年 激変緩和期間 10 年を設定し 上水道料金との差額を都が補塡します 一般雑用水をご利用のお客さま切替据置期間 4 年 据置期間 3 年 激変緩和期間 5 年を設定し 上水道料金との差額を都が補塡します 対象 工業用水及び一般雑用水をご利用のお客さま 切替据置期間工業用水道から上水道への切替工事などを行う期間として 切替期間 を設けています 切替期間中は 切替順序により不公平が生じないよう 上水道に切り替えた全てのお客さまの料金を工業用水道料金の水準に据え置きます 据置期間及び激変緩和期間上水道への切替えに伴う経済的負担を緩和するため 据置期間 及び 激変緩和期間 を設けています 据置期間 は 切替据置期間に引き続き お客さまの料金を工業用水道料金の水準に据え置きます 激変緩和期間 は お客さまの料金を段階的に引上げ 上水道料金と引上げ後の料金との差額を補塡します 官公庁施設工業用水道を使用する官公庁施設は 切替据置期間のみとし 据置期間及び激変緩和期間は対象外とします < 料金差額補塡のイメージ : 工業用水をご利用のお客さま > 料金 H31 年度 切替開始 H34(2022) 年度末 切替完了 H41(2029) 年度 引上開始 H50(2038) 年度末 引上完了 上水料金 激変緩和期間 切替据置期間 (4 年間 ) 据置期間 (6 年間 ) 2 年間 (10 年間 ) 一般雑用水をご利用のお客さまの 激変緩和 (5 年間 ) は 毎年の引上げを想定 工水料金 工水料金と同額据置 - 12 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) (2) 上水道への切替工事 支援内容 工業用水道給水管の撤去現在布設されている工業用水道給水管 ( 受水タンクまで ) を撤去します 上水道給水管の設置工業用水道給水管に代わり 上水道給水管 ( 受水タンクまで ) を設置します 対象 工業用水及び一般雑用水をご利用のお客さま 切替工事 工業用水道事業の廃止に伴い 引き続き水道をご利用になるためには 工業用水道の給水から上水道の給水に切り替える必要があります このため 現在布設されている配水管から受水タンクまでの工業用水道給水管の撤 去及び上水道給水管の設置工事について 都の費用負担で実施します ( 水道のご利 用を中止されるお客さまには 工業用水道給水管の撤去のみを実施 ) なお 上水道への切替えによる水圧の低下を防止するため 一部の上水道配水管については 増径工事等を実施することがあります 切替工事の対象範囲都の費用負担による切替工事の範囲は 給水管から受水タンクの間を対象とし 原 則として工場内の配管等は対象とはなりません < 切替工事のイメージ > 事務所 工場 事務所工場 受水タンク 受水 タンク 工業用水道メータ 上水道メータ 既設上水道メータ 工業用水道給水管撤去 上水道給水管新設 上水道配水管 工業用水道配水管 - 13 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) (3) 設備 産業 上水道への切替えに伴う料金以外の影響への対応 支援内容 受水タンクの設置 ( 受水タンク直下のポンプ設置含む ) 水の逆流防止のための受水タンクを設置します また 受水タンクを設置した際に必要となるポンプ設備を設置します 対象 現在 受水タンクが設置されていないお客さまなど 受水タンクの設置 ( 受水タンク直下のポンプ設置含む ) 上水道への切替えに伴い 水の逆流を防止するため 受水タンクを設置する必要があります このため 受水タンクを設置していないお客さまなどを対象に 都が受水 タンク設置にかかる費用を負担します また 受水タンクを設置したことにより水圧が不足するなどの理由から ポンプの設置を希望されるお客さまを対象に 都がポンプ設置にかかる費用を負担します 工業用水道事業の廃止決定後 お客さまの上水道への切替えにあわせて実施します 支援内容 塩素除去装置の設置上水道に含まれる塩素を除去するための設備を設置します 対象 上水道への切替えにより必要となる設備の設置を希望されるお客さま 塩素除去装置の設置上水道には工業用水道には含まれていない塩素が含まれているため 塩素が生産活動に影響を及ぼす等の理由から 希望されるお客さまを対象に 塩素除去装置を都の費用負担で設置します 設置や導入にかかる調査費及び工事費用を含めて 都が負担します ランニングコストは都の負担の対象外となります - 14 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) 節水対策 支援内容 水の循環 冷却等の設備の設置料金対策の支援として 使用した水の循環 冷却等の節水対策に資する設備を設置します 対象 工業用水を利用するお客さまで 上水道への切替えにより必要となる設備の設置を希望されるお客さま ( 工 水の循環 冷却等の設備の設置 上水道への切替えに伴い 料金の上昇が予想されるため 節水による料金上昇への対策として 設置を希望されるお客さま ( 工業用水を利用するお客さまに限ります ) を対象に 都の費用負担で水の循環 冷却設備等の設備を設置します なお 対象設備をはじめとする補助要件の詳細は 料金据置期間中に決定します 設置や導入にかかる調査費及び工事費用を含めて 都が負担します ランニングコストは都の負担の対象外となります 支援内容 現行の規制範囲内における井戸の掘削及び揚水等に必要な設備の設置に必要 となる費用を負担します 対象 工業用水を利用するお客さまで 現行の規制範囲内における井戸の掘削及び揚水等に必要な設備の設置を希望されるお客さま 井戸設置 現行の地下水揚水規制の範囲内における揚水量は月平均 10 m3 / 日 (1 日最大 20 m3 ) となります なお 補助対象設備などの詳細については 料金据置期間中に決定します 設置や導入にかかる調査費及び工事費用を含めて 都が負担します ランニングコストは都の負担の対象外となります - 15 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) 経営 技術支援 支援内容 無料の相談窓口の設置 なお 都では現在 中小企業に対して以下のような支援を行っています 経営改善に向けた中小企業診断士等の専門家派遣 販路拡大に向けた展示会出展への支援 新製品 新技術開発に向けた支援 など 対象 経営 技術に関する相談を希望される中小企業のお客さま 相談窓口の設置 経営 技術に関する相談に対応するため 工業用水道の供給区域内に無料の経営相談窓口を設置します - 16 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) 支援計画一覧 ( 集合住宅 ) 支援計画 概要 (1) 料金差額補塡 切替据置期間 4 年 据置期間 3 年 激変緩和期間 5 年を設定し 料金差額を補塡 (2) 上水道への切替工事 工業用水道給水管等の撤去 上水道給水管の設置 - 17 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) (1) 料金差額補塡 支援内容 切替据置期間 4 年 据置期間 3 年 激変緩和期間 5 年を設定し 上水道料金との差額を都が補塡します 対象 集合住宅のトイレ用水として工業用水道をご利用のお客さま 切替据置期間工業用水道から上水道への切替工事などを行う期間として 切替期間 を設けています 切替期間中は 切替順序により不公平が生じないよう 上水道に切り替えた全てのお客さまの料金を工業用水道料金の水準に据え置きます 据置期間及び激変緩和期間上水道への切替えに伴う経済的負担を緩和するため 据置期間 及び 激変緩和期間 を設けています 据置期間 は 切替据置期間に引き続き お客さまの料金を工業用水道料金の水準に据え置きます 激変緩和期間 は お客さまの料金を段階的に引上げ 上水道料金と引上げ後の料金との差額を補塡します < 料金差額補塡のイメージ > 料金 H31 年度 切替開始 H34(2022) 年度末 切替完了 H38(2026) 年度 引上開始 H42(2030) 年度末 引上完了 上水料金 激変緩和期間 切替据置期間 (4 年間 ) 据置期間 (3 年間 ) 1 年間 (5 年間 ) 工水料金 工水料金と同額据置 - 18 -

Ⅱ 支援計画 ( 案 ) (2) 上水道への切替工事 支援内容 工業用水道給水管等の撤去現在布設されている工業用水道給水管等の撤去を実施します 上水道給水管の設置工業用水道給水管に代わり 上水道給水管を設置します 対象 集合住宅のトイレ用水として工業用水道をご利用のお客さま 切替工事 工業用水道事業の廃止に伴って 引き続き水道をお使いになるためには 工業用水道の給水から上水道の給水に切り替える必要があります このため 現在布設されている工業用水道給水管等の撤去と 上水道給水管の設 置を 都の費用負担で実施します ( 居室内のトイレ配管を含む ) < 切替えイメージ図 > パイプスペース 居室内 ( トイレ ) 切替えのため新設 ポンプ P P 受水タンク メータ 上水道配水管 工業用水道配水管 - 19 -

お問合せ先 本資料に関するお問合せは 下記へお願いします 工業用水 一般雑用水としてご利用のお客さま 各地区一元窓口 1 墨田区 江東区及び江戸川区のお客さま (1) 対応部署名 東部第一支所 (2) 所在地 江東区新砂 1-7-2 (3) 電話 03-3640-4392 2 荒川区 足立区及び葛飾区のお客さま (1) 対応部署名東部第二支所 (2) 所在地荒川区南千住 6-40-1 (3) 電話 03-3802-2941 3 北区 板橋区及び練馬区のお客さま (1) 対応部署名 北部支所 (2) 所在地 練馬区中村北 1-9-4 (3) 電話 03-3999-8936 水道局浄水部工業用水道担当 電話 : 03-5320-6456 集合住宅のトイレ用水としてご利用のお客さま 東京都水道局お客さまセンター 電話 : 03-5326-1101