特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付結果について 1 第 4 世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定申請を 本年 9 月 26 日 ( 金 ) から同年 10 月 27 日 ( 月 ) までの間 受け付けたところ 3 件の申請がありました < 申請者 (50 音順 )> 株

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第 5 世代移動通信システム (5G) の導入のための特定基地局の開設計画の認定 ( 概要 ) 平成 3 1 年 4 月総合通信基盤局

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電波法関係審査基準 ( 平成 13 年 1 月 6 日総務省訓令第 67 号 ) の一部を改正する訓令案新旧対照表 ( 下線部は変更箇所を示す ) 改正案 現行 別紙 2 ( 第 5 条関係 ) 無線局の目的別審査基準 別紙 2 ( 第 5 条関係 ) 無線局の目的別審査基準 第 1 ( 略 ) 第

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平成25年度電波の利用状況調査の評価について

報道資料

帯電話加入数携帯電話加入者数の推移 年 9 月末現在加入数 ( 人口普及率 ) 携帯電話: 約 13,930 万加入 (108.8%) 第 3 世代携帯電話 (3G): 約 10,730 万加入 (83.8%) 3.9 世代携帯電話 (LTE): 約 3,200 万加入 (25.0%)

( 参考 ) 地上デジタルテレビ放送の都市難視聴地域における受信障害対策共聴施設への経費助成業務の概要 業務概要対象施設の要件助成額実施見込み実施期間 地上テレビ放送の都市難視聴地域に設置された受信障害対策共聴施設のうち NHK の地上デジタルテレビ放送が引き続き都市難視聴となる地域において N H

資料 3 第 4 世代移動通信システムに関する 公開ヒアリング資料 2014 年 1 月 23 日 Copyright 2014 eaccess Ltd. All rights reserved

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平成30年基幹放送局の再免許の実施

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平成 30 年 12 月 21 日 衛星基幹放送の新規参入等に係る放送法関係審査基準の一部を改正する訓令案についての意見募集 総務省は 衛星基幹放送業務の認定に係る公募の実施に向け 放送法関係審査基準 ( 平成 23 年 6 月 29 日総務省訓令第 30 号 ) の一部を改正する訓令案を作成しまし

文書管理番号

電波に関する問題意識(原座長提出資料)

NTT 東西による光回線の卸売サービス 1 NTT 東西は 平成 27 年 2 月より 光回線の卸売サービス ( サービス卸 ) の提供を開始 開始に当たり NTT 東西は 保障契約約款を変更し 別段の合意により締結する 光コラボレーションモデルに関する契約 における IP 通信網サービスに係る料金

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面は 水平 垂直及び円偏波 ( 右旋及び左旋 ) であること ( キ ) 800MHz 帯の周波数の電波を使用する無線局については 下図以上の特性のフィルターを挿入すること ( キ ) 1,000MHz 以上の電波を使用する無線局の送信空中線の最大輻射の方向は 次に掲げる区分に従い それぞれに掲げる

報道関係者各位 2014 年 10 月 24 日 iphone6/6 Plus による RBB TODAY SPEED TEST 分析レポート 17 万件以上のデータを分析!iPhone 6/6 Plus 発売 1 ヵ月後 初の大規模調査では KDDI(au) が全国 7 地方 7 大都市で 1 位

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別添 1 第 4 世代移動通信システムの普及のための周波数の割当てに関する意見募集 に対して提出された意見と総務省の考え方 ( 意見募集期間 : 平成 29 年 11 月 18 日 ( 土 )~ 同年 12 月 18 日 ( 月 )) 意見提出 18 件 ( 法人 9 件 個人 9 件 ) No.

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によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

することが困難又は不合理である無線設備の技術的条件 ( 平成 5 年郵政省告示 第 123 号 ) 等を廃止する告示案 < 訓令案 > (15) 電波法関係審査基準 ( 平成 13 年総務省訓令第 67 号 ) の一部を変更する訓令案 2 意見公募の趣旨 目的 背景 別添の報道資料の 1 背景 のと

2018年1月1日以降に公示されたの電波法関係主要告示等

周波数再編アクションプラン(平成26年10月改定版)(案)意見書

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1 目次 2 背景 目的 指針 設備 整備基準 対策 保守 大会終了後 進捗状況の把握およびフォローアップ / 7

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2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

資料 2-1 VHF 帯での利用を計画する 具体的システムの提案について 平成 30 年 12 月 21 日 ( 株 )NTT ドコモ 2018 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.

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スライド 1

(1) 3.5GHz 帯への第 4 世代システム導入理由と想定するシステムについて (2) 今後の周波数割当等に向けた提言 2014 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved. 1

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別紙

早期退職に係る募集実施要項 平成 27 年 8 月 24 日 三好市長黒川征一三好市議会議長大浦忠司三好市教育委員会三好市代表監査委員平田健一三好市農業委員会 今般 組織の年齢別人員構成を適正化し 組織の活性化を図ることを目的として 三好 市定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定に関する条例

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

アマチュア局の無線設備等の変更申請 ( 届 ) 書 平成年 関東総合通信局 殿 申請者 住所 ( 社団の名称 ) 名 ( 社団の 場合は代表者名 ) 印 無線局 ( アマチュア局 ) の下記の事項を変更したい ( した ) ので 別紙の書類を添えて申請 ( 届出 ) します 記 (1) 指定事項 電

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

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電気通信事業法の技術基準 1( 端末設備 ) ( 目的 ) 第一条この法律は 電気通信事業の公共性にかんがみ その運営を適正かつ合理的なものとするとともに その公正な競争を促進することにより 電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者の利益を保護し もつて電気通信の健全な発達及び国民の利便

登録審査機関の審査ポイント

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つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

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第 4 世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定について 平成 3 0 年 4 月総合通信基盤局

収 印紙 無線局免許申請書平成年 (50W 以下の局の申請 数料は収 印紙 4,300 円です ) (50W 超の局の申請 数料は収 印紙 8,100 円です ) 関東 総合 通信 局 殿 申請者住所 ( 社団の名称 ) 名 ( 社団の場 合は代表者名 ) 印 無線局 ( アマチュア局 ) を開設し

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様式第一六(第12条関係)

農業委員会法改正の全体像 農業委員会が その主たる使命である 農地利用の最適化 ( 担い手への集積 集約化 耕作放棄地の発生防止 解消 新規参入の促進 ) をより良く果たせるようにする 農業委員会 都道府県農業会議 全国農業会議所 農業委員会業務の重点化 農業委員会の業務の重点は 農地利用の最適化の

 

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2. 登録講習を実施している機関一般社団法人マンション管理業協会登録年月日平成 13 年 8 月 10 日所在地東京都港区虎ノ門 連絡先 株式会社プライシングジャパン 登録年月日 平成 26 年 10 月 3 日 所在地 埼玉県三郷市上口 連絡先

2. 当社は 本サービスにおける通信速度について いかなる保証も行わないものとします 第 6 条 ( 端末設備 ) 1. 本サービスの利用には 回線事業者が別途指定する端末設備が必要となる場合があります 2. 端末設備の貸与条件等は回線事業者が定めるものとします 第 7 条 ( 本サービスの変更また

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(822000) (842000)

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(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

( 考慮すべき視点 ) 内管について 都市ガスでは需要家の所有資産であるがガス事業者に技術基準適合維持義務を課しており 所有資産と保安責任区分とは一致していない LPガスでは 一般にガスメータの出口より先の消費設備までが需要家の資産であり 資産区分と保安責任区分が一致している 欧米ではガスメータを境

3. 同意要件との関係宿泊税について 不同意要件に該当する事由があるかどうか検討する (1) 国税又は他の地方税と課税標準を同じくし かつ 住民の負担が著しく過重となること 1 課税標準宿泊行為に関連して課税される既存の税目としては 消費税及び地方消費税がある 宿泊税は宿泊者の担税力に着目して宿泊数

目次 1 権限の移譲について 問 1 放送法改正に伴う権限移譲とは何か 問 2 小規模施設特定有線一般放送とは何か 2 届出について 問 3 なぜ届出が必要なのか 問 4 基幹放送とは何か 問 5 引込端子の数とは何か 問 6 有料放送とは何か 問 7 同時再放送とは何か 問 8 区域外再放送とは何

動電話端末 の定義を追加 IP 移動電話端末が具備すべき機能として 基本的機能 ( 発信 応答 終了 ) 自動再発信の機能 送信タイミング 位置登録制御 緊急通報機能等について規定を整備 ( 移動電話端末とほぼ同様の項目 ) (2)IP 移動電話端末に係る新たな技術基準適合認定の整備 ( 諮問対象外

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3. 電子申請手順 3-2. 申請データの新規作成 ここでは 固定局の場合の再免許申請の入力手順について説明します まず 再免許申請に必要な無線局再免許申請書 無線局事項書及び工事設計書の入力の順番と階層構造を以下に記します 再免許申請では 工事設計書の提出は省略可能なため 本ガイドブックでは説明を

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無線局事項書及び工事設計書 整理番号 1 申請 ( 届出 ) の区分 開設 変更 2 免許の番号 A 第号 3 呼出符号 4 欠格事由 有 無 5 申 氏名 社団 ( クラブ )/ 個人の別 フリガナ 社団 ( クラブ ) 局名 6 工事落成の予定期日 日付指定 :... 予備免許の日から 月目の日

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て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

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しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

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合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

Transcription:

第 1011 回電波監理審議会報告資料 第 4 世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付結果について ~3,480MHz を超え 3,600MHz 以下の周波数を使用する特定基地局 ~ 総合通信基盤局 平成 26 年 11 月

特定基地局の開設計画に係る認定申請の受付結果について 1 第 4 世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定申請を 本年 9 月 26 日 ( 金 ) から同年 10 月 27 日 ( 月 ) までの間 受け付けたところ 3 件の申請がありました < 申請者 (50 音順 )> 株式会社 NTT ドコモ ( 代表取締役社長加藤薰 ) KDDI 株式会社 ( 代表取締役社長田中孝司 ) / 沖縄セルラー電話株式会社 ( 代表取締役社長北川洋 ) KDDI 株式会社及び沖縄セルラー電話株式会社に係る申請については 地域ごとに連携する者として申請しているため 第 4 世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設指針の規定に基づき 1 の申請とみなして 審査を行います ソフトバンクモバイル株式会社 ( 代表取締役社長兼 CEO 孫正義 ) 提出された申請書に記載の数値等は別紙 ( 次ページ以降 ) のとおり

特定基地局の開設計画申請概要 ( 設備投資額 希望周波数 ) 2 申請者 (50 音順 ) NTTドコモ KDDI/ 沖縄セルラー電話ソフトバンクモバイル特定基地局 1 高度特定基地局 2 特定基地局 1 高度特定基地局 2 特定基地局 1 高度特定基地局 2 運用開始日平成 28 年 3 月 31 日平成 29 年 3 月平成 28 年 3 月 31 日平成 29 年 3 月末平成 28 年 3 月 31 日平成 29 年 3 月 31 日サービス開始平成 28 年 10 月平成 29 年 3 月平成 28 年 6 月 30 日記載なし平成 28 年 12 月平成 30 年 3 月 特定基地局の設備投資額 1,821 億円 1,676 億円 787 億円 希望する周波数の範囲 第 1 希望 Low バンド第 2 希望 High バンド第 3 希望 Middle バンド 第 1 希望 High バンド第 2 希望 Middle バンド第 3 希望 Low バンド 第 1 希望 High バンド第 2 希望 Middle バンド第 3 希望 Low バンド *1 特定基地局は 新たに割当てを受ける周波数を使用する全ての基地局 陸上移動中継局を指します *2 特定基地局 ( 屋外等に設置する基地局に限る ) のうち 最速 1Gbps の通信速度を実現可能で 使用する無線設備と同等以上の通信速度を有する回線を使用するものを指します ( 参考 )3.5GHz 帯の周波数割当て状況今回の割当て対象帯域 3400 放送事業用システム (STL 等 ) Low Middle High 3456 3480 3520 3560 平成 34 年 11 月までに移行を予定 衛星通信システム 3600 [ 単位 :MHz]

制度の概要具体的な手続きの流れ( 参考 ) 特定基地局の開設計画の認定制度 ( 周波数の割当て ) の概要 3 携帯電話の基地局等 同一の者が相当数開設する必要がある無線局 ( 特定基地局 ) については 開設計画 ( 基地局の整備計画 ) の認定を受けた事業者のみが特定基地局の免許申請が可能 電波法第 27 条の 17 開設計画の認定は 以下の手順を経て行うこととされている 電波法第 27 条の 12 第 27 条の 13 1 総務大臣が開設指針 ( 割当方針 ) を公示 [ 電波監理審議会への諮問 答申が必要 ] 2 開設計画の申請の受付 3 開設指針に照らして審査 認定 [ 認定は電波監理審議会への諮問 答申が必要 ] H26.7.26~8.25 定基地ブ局リ開設指針の規定事項のッ 使用させることとす開のクる周波数及びその使設コ用に関する事項指メ( 認定対象周波数等 ) 針ン 特定基地局の配置及ト( 割び開設時期に関する当募事項 ( 人口カハ ー率等 ) 方集 終了促進措置 ( 周波針]案)電[ パ公表特数移行措置 ) に関する事項 審査方法 H26.9.10 波監理審議設会指針へのの諮公問 答申開H26.9.26 H26.9.26~10.27 開波設監設指理計開設計画への記載針審画設事項に議計の 希望する周波数照会画申の範囲らへ請の 特定基地局の設しの認示電の置場所及び開設た諮定受時期審問付 終了促進措置の査開 内容答申開

( 参考 ) 開設指針の概要 1 4 1. 特定基地局の範囲 第 4 世代移動通信システム (TDD 方式 ) の基地局及び陸上移動中継局で 下記 2 の周波数を使用するものとする 2. 使用する周波数 全国において 3,480MHz を超え 3,600MHz 以下の周波数とする 3. 特定基地局の配置及び開設時期 (1) 認定から 4 年後の年度末までに 各総合通信局の管轄区域内の人口カバー率 が 50% 以上になるように特定基地局を 配置しなければならない 約 500m 四方の区域ごとにエリア化の有無を判定して算出 (2) 認定から 2 年後の年度末までに 特定ひっ迫区域 ( 繁華街やターミナルなど通信の利用が特に集中するエリアを含む区域 ) において高度特定基地局 の運用を開始しなければならない 最速 1Gbps の通信速度を実現可能なシステムで 使用する無線設備と同等以上の通信速度を有する回線を使用する基地局に限る (3) 全ての都道府県において 特定基地局の運用を開始しなければならない 4. 電波の能率的な利用を確保するための技術の導入適応多値変調 キャリアアグリゲーション技術その他の電波の能率的な利用を確保するための技術を用いなければならない 5. 申請可能周波数幅 申請できる周波数幅は 40MHz とする 3,480MHz 超 3,520MHz 以下 3,520MHz 超 3,560MHz 以下及び 3,560MHz 超 3,600MHz 以下の 3 バンドについて割当てを希望する順に記載する 6. 認定開設者の義務 (1) 他の認定開設者との混信等を防止するために 任意の 10 ミリ秒における送信時間や送信時刻など TDD の運用に必要な事項について あらかじめ他の認定開設者と合意しなければならない (2) この帯域等を使用して宇宙無線通信の電波の受信を行う受信設備の運用者に対し 特定基地局の設置による影響を周知するとともに 問合せに対応するための窓口を全ての認定開設者が共同して設置しなければならない (3) 認定開設者は 四半期ごと又は総務大臣から求められた場合に 開設計画の進捗を示す書類を総務大臣に提出しなければならない (4) 総務大臣は (3) の書類について 開設指針及び開設計画に基づき適切に実施されていることを確認し その結果の概要をインターネットの利用その他の方法により公表するものとする

( 参考 ) 開設指針の概要 2( 絶対審査基準 ) 5 以下の事項並びに前頁の 1~5 の事項に全て適合していること (1) 基地局設置場所の確保 設備調達及び設置工事体制の確保に関する計画を有すること (2) 無線設備に関する技術的検討等の実績 計画及び基地局運用に必要な電気通信設備の調達 運用 保守に関する計画を有すること (3) 無線従事者及び電気通信主任技術者の配置計画を有すること (4) 障害 輻輳を防止し又は最小限に抑える計画を有すること (5) 設備投資等に必要な資金調達の計画及び認定の有効期間 (5 年間 ) の満了までに単年度黒字を達成する収支計画を有すること (6) 法令遵守 個人情報保護及び利用者利益保護 ( 広告での通信速度及びサービスエリア表示等を含む ) のための対策及び当該対策を実施するための体制整備の計画を有すること (7) 宇宙無線通信業務を行う既設無線局等への妨害防止措置を行う計画を有すること (8) 他の認定開設者との混信等を防止するため 任意の 10 ミリ秒における送信時間や送信時刻など TDD の運用に必要な事項について他の認定開設者と連絡 調整を行う計画を有すること (9) 特定基地局の設置により 宇宙無線通信の電波の受信を行う受信設備に支障を与えるおそれがある旨を周知するとともに 当該設備の運用者からの問合せに対応するための窓口を設置するなどの体制整備の計画を有すること (10) 携帯電話の免許を有しない者 (MVNO) に対する卸電気通信役務又は電気通信設備の接続の方法による基地局の利用を促進するための計画を有していること (11) 提供しようとするサービスについて 利用者の通信量需要に応じ 多様な料金設定を行う計画を有すること (12) 申請者と以下の関係にある法人等がこの割当てに対する申請を行っていないこと 1 3 分の 1 以上の議決権を保有する関係にある法人等 2 5 分の 1 超 3 分の 1 未満の議決権保有関係にあり 次のいずれかの場合に該当する法人等 - 一方が他方の筆頭株主である場合 - 周波数を一体的に運用している場合 3 申請者の代表権を有している者が 代表権を有する役員を兼任している法人等 4 申請者の役員の総数の 2 分の 1 超を自己の役職員が兼任している法人等 5 申請者の役職員が 役員の総数の 2 分の 1 超を兼任している法人等 等 上記基準を満たす者が 4 以上の場合は 競願時審査基準により審査 なお 割当てを希望する周波数が重複する場合も 競願時審査基準を適用し 上位者から希望に従って周波数を指定

( 参考 ) 開設指針の概要 3( 競願時審査基準 ) 6 以下の基準への適合の度合いがより高い 3 者の計画を認定 審査事項 基準 A 認定から 4 年後の年度末における 特定基地局の人口カバー率 (5% 刻み 以下同じ ) がより大きいこと 基準 B 認定から 4 年後の年度末における 特定ひっ迫区域における高度特定基地局数がより多いこと (1,000 局単位で多寡を比較 ) 基準 C 基準 D 基準 E 基準 F 特定基地局 ( 屋内等に設置するもの及び屋内において通信を可能とするもの ) の開設数及び開設場所に関する具体的な計画がより充実していること 特定基地局の運用に必要な電気通信設備に係る次に掲げる対策その他電気通信設備の安全 信頼性を確保するための対策に関する具体的な計画がより充実していること (1) 人為ミスの防止 (2) 設備容量の確保 (3) ソフトウェアバグの防止 多数の者 ( 携帯電話事業者及び BWA 事業者を除く ) に対する 電気通信役務の提供又は電気通信設備の接続その他の多様な方法による特定基地局の利用を促進するための具体的な計画がより充実していること 申請者に指定済周波数を割り当てていないこと又は申請者に割り当てている周波数 ( グループ関係にある免許人の周波数を利用している場合は当該免許人の周波数を含む ) の幅に対する当該周波数に係る電気通信役務の契約数 ( グループ関係にある免許人の周波数を利用している場合は当該免許人の契約者数を含む ) がより大きいこと 周波数を一体運用する他の携帯電話事業者又は BWA 事業者がある場合 当該事業者の周波数及び契約数を通算する なお 事業者間の MVNO により契約数に重複がある場合は調整を実施する 第 1 基準 基準 G ~ 以下の審査は 申請者が既存事業者のみの場合 又は 基準 A~F を審査した結果上位 3 位以上が既存事業者である場合に実施 ~ 認定から 4 年後の年度末における指定済周波数における人口カバー率がより大きいこと 1 基地局の人口カバー率 24G 基地局による人口カバー率 (110Mbps 相当の通信速度を実現可能なものに限る ) 認定から2 年後の年度末における特定基地局又は指定済周波数を使用する基地局によるエリア外人口の解消数がより多いこと (100 人基準 H 単位で多寡を比較 ) 基準 G Hを審査してもなお同順位者がいる場合 第 2 基準 基準 I 認定から 4 年後の年度末における特定基地局及び指定済周波数を使用する基地局による面積カバー率 ( 非居住地域を含む 1% 刻み ) がより大きいこと