4 環境安全性 5 品質管理 6 環境負荷 製品又は再生資源が溶出量基準 Ⅱ 群に適合すること 鉄鋼スラグ 下水汚泥溶融スラグ又は一般廃棄物溶融スラグを再生資源として使用する場合は 併せて 製品又は再生資源が含有量基準群 ( シアンに係る基準を除く ) に適合すること コンクリート塊のみを再生資源と

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別表 4-a( 認定品目 : 再生コンクリート二次製品 (a セメントコンクリート二次製品 )) 認定基準 項目基準 1 対象資材 2 品質性能 3 再生資源の含有率 別表 4-a-1 に掲げる再生資源を骨材又は混和材として含有したセメントコンクリート二次製品であること これら以外の再生資源を含有しないこと セメントコンクリート二次製品の区分及び小分類は 別表 4-a-2 及び別表 4-a -3 のとおりとする 以下のすべての項目に適合していること a 外観外観は g-1 外観試験 によって試験を行い 使用上有害なきず ひび割れ 欠け 反り ねじれなどがあってはならない b 性能性能は g-2 性能試験 によって試験を行い 別表 4-a-2 の 性能規定 に適合すること c 寸法の許容差寸法の許容差は 別表 4-a-2 の 寸法の許容差 d 配筋配筋 ( 鉄筋の最小かぶりを含む ) は 別表 4-a-2 の 配筋規定 ただし 受渡当事者間の合意に基づき 製品の性能を損なわない範囲で別表 4-a-2 以外の配筋方法を採用しても差し支えない また 製造者は配筋設計図を製品ごとに作成し 購入者から要求があった場合には その内容を提示しなければならない e 骨材及び混和材骨材として使用するコンクリート塊は JIS A 5023 の附属書 A の A.2 品質 に適合すること ただし 粒度について当該基準に適合しない場合は 他の骨材と混合したものが当該基準に適合すること 骨材として使用する下水汚泥溶融スラグ又は一般廃棄物溶融スラグは JIS A 5031 の 品質 に適合すること ただし 粒度及び粒径判定実績率について当該基準に適合しない場合は 他の骨材と混合したものが当該基準に適合すること 骨材として使用する鉄鋼スラグは JIS A 5011-1 の 品質 又は JIS A 5011-4 の 品質 に適合すること ただし 粒度について当該基準に適合しない場合は 他の骨材と混合したものが当該基準に適合すること 混和材として使用する鉄鋼スラグ ( 高炉スラグに限る ) は JIS A 6206 の 品質 に適合すること 骨材又は混和材として使用するフライアッシュは JIS A 6201 の 品質 に適合すること 骨材として使用するその他の再生資源は JIS A 5005 の 2 物理的性質 を満足すること f コンクリートの品質コンクリートに使用する材料及び製造方法は JIS A 5364 コンクリートの品質は JIS A 5364 の 2 フレッシュコンクリート に適合すること g 試験方法 g-1 外観試験外観試験は 目視により行い 使用上有害なきず ひび割れ 欠け 反り ねじれなどの有無を調べる g-2 性能試験性能試験は 別表 4-a-2 の 試験規定 別表 4-a-1 に掲げる再生資源を骨材として使用する場合 再生資源の合計重量が製品に使用する骨材重量の 10% 以上であること 別表 4-a-1 に掲げる再生資源を混和材として使用する場合 再生資源の合計重量が製品に使用する結合材重量の 10% 以上であること 環境負荷低減等の効果が認められるものについては この含有率の限りでない

4 環境安全性 5 品質管理 6 環境負荷 製品又は再生資源が溶出量基準 Ⅱ 群に適合すること 鉄鋼スラグ 下水汚泥溶融スラグ又は一般廃棄物溶融スラグを再生資源として使用する場合は 併せて 製品又は再生資源が含有量基準群 ( シアンに係る基準を除く ) に適合すること コンクリート塊のみを再生資源として用いる場合は 基準は適用しない 上記に定める物質以外の溶出 含有が懸念される場合は 懸念される物質が基準に適合していること 公的規格等取得工場 準公的規格等取得工場又は ISO9001 認証取得工場で製造等がなされ 当該規格等に沿った品質管理がなされること 再生資源を含有しない製品を使用した場合に比べ 別表 4-a-4 に示す項目について 総合的に環境負荷が増大しない 又は環境負荷低減効果があること 別表 4-a-1 セメントコンクリート二次製品の原料となる再生資源原料となる再生資源 コンクリート塊 下水汚泥溶融スラグ 一般廃棄物溶融スラグ 鉄鋼スラグ ( 高炉スラグ 電気炉酸化スラグに限る ) 陶磁器くず ( 廃瓦 レンガくず 陶器くず 磁器くず ) フライアッシュ 別表 4-a-2 セメントコンクリート二次製品の区分 種類 性能 寸法の許容差 試験規定等 コンクリート製品の区分用途 形状区分附属書種類性能規定寸法の許容差 無筋コンクリー 1 暗きょ類 JIS A 5371 ト二次製品附属書 Aの 2 舗装 境界フ ロック類 JIS A 5371 附属書 B の 配筋規定試験規定 ---- ---- 3 路面排水溝類 JIS A 5371 附属書 Cの 4ブロック式擁壁類 JIS A 5371 附属書 Dの 5その他の製品 ---- ---- JIS A 5362 鉄筋コンクリー 1くい類 JIS A 5372 ト二次製品附属書 Aの 2 擁壁類 JIS A 5372 附属書 B の 3 暗きょ類 JIS A 5372 附属書 C の 4 マンホール類 JIS A 5372 附属書 D の 5 路面排水溝類 JIS A 5372 附属書 E の 上記の規定に準ずる ---- ---- ---- JIS A 5363 6 用排水路類 JIS A 5372 附属書 F の 7 共同溝類 JIS A 5372 附属書 G の 8 その他の製品 ---- ---- JIS A 5362 上記の規定に準ずる JIS A 5364 JIS A 5363

別表 4-a-3 セメントコンクリート二次製品の小分類 コンクリート製品の区分用途 形状区分小分類 無筋コンクリー 1 暗きょ類ト二次製品 2 舗装 境界ブロック類 無筋コンクリート管 その他 平板 境界ブロック 3 路面排水溝類 4 ブロック式擁壁類 5 その他の製品 鉄筋コンクリー 1くい類ト二次製品 2 擁壁類 3 暗きょ類 4 マンホール類 5 路面排水溝類 6 用排水路類 7 共同溝類 8 その他の製品 L 形側溝 皿形側溝 その他 積みブロック 大形積みブロック その他 - 鉄筋コンクリートくい 鋼管複合くい その他 L 形擁壁 逆 T 形擁壁 控え壁式擁壁 PC 壁体 矢板 組立土留め 井げた組擁壁 補強土壁 大形積みブロック その他 鉄筋コンクリート管 遠心力鉄筋コンクリート管 組合せ暗きょブロック 鉄筋コンクリートボックスカルバート アーチカルバート 推進管 シールド用セグメント 組立式アーチカルバート その他 マンホール側塊 組立マンホール その他 U 形側溝 上ぶた式 落ちふた式 U 形側溝 L 形側溝 皿形側溝 排水性舗装用側溝 縦断管 縦断こう ( 勾 ) 配可変側溝 浸透 透水性側溝 その他 フリューム ベンチフリューム 組立土留め L 形水路 組立さく ( 柵 ) きょ 矢板 その他 共同溝 電線共同溝 洞道 ケーブルトラフ その他 - 舗装 境界ブロック のうち インターロッキングブロック については 別表 5 再生資源を含有したインターロッキングブロック の基準により評価する 別表 4-a-4 環境負荷増減状況 環境負荷増減検討項目 段階製造流通使用消費廃棄 新材製品との比較内容 ア製造段階で新材からの製造に比べ エネルギー消費量の増大 地球温暖化物質の増加 大気汚染 水質汚濁 騒音 悪臭 有害物質の排出など環境負荷が増大していないか イ新材製品製造に比べ 原料や製品の運搬距離が著しく長くなり エネルギー 地球温暖化物質等環境負荷を与えないか ウ施工時及び使用時に有害物質が溶出したり粉塵等として排出される可能性はないか エ廃棄時に新材製品に比べ処理困難物とならないか 埋立等により生態系の破壊を引き起こさないか 再リサイクルオ再リサイクルは可能か 再リサイクルへの取組は実施しているか カ再リサイクルの段階において著しく環境負荷が増大しないか

別表 4-b( 認定品目 : 再生コンクリート二次製品 (b レジンコンクリート二次製品 )) 認定基準 項目基準 1 対象資材 別表 4-b-1 に掲げる再生資源を骨材又は混和材として含有したレジンコンクリート二次製品であること これら以外の再生資源を含有しないこと 2 品質性能 3 再生資源の含有率 4 環境安全性 5 品質管理 6 環境負荷 以下のすべての項目に適合していること 性能以下の規格に適合していること 下水道用レジンコンクリート製マンホール JSWAS K-10 下水道用レジンコンクリート管 JSWAS K-11 下水道推進工法用レジンコンクリート管 JSWAS K-12 骨材及び混和材骨材として使用するコンクリート塊は JIS A 5023 の附属書 A の A.2 品質 に適合すること ただし 粒度について当該基準に適合しない場合は 他の骨材と混合したものが当該基準に適合すること 骨材として使用する下水汚泥溶融スラグ又は一般廃棄物溶融スラグは JIS A 5031 の 品質 に適合すること ただし 粒度及び粒径判定実績率について当該基準に適合しない場合は 他の骨材と混合したものが当該基準に適合すること 骨材として使用する鉄鋼スラグは JIS A 5011-1 の 品質 又は JIS A 5011-4 の 品質 に適合すること ただし 粒度について当該基準に適合しない場合は 他の骨材と混合したものが当該基準に適合すること 混和材として使用する鉄鋼スラグ ( 高炉スラグに限る ) は JIS A 6206 の 品質 に適合すること 骨材又は混和材として使用するフライアッシュは JIS A 6201 の 品質 に適合すること 骨材として使用するその他の再生資源は JIS A 5005 の 2 物理的性質 を満足すること 別表 4-b-1 に掲げる再生資源を骨材として使用する場合 再生資源の合計重量が製品に使用する骨材重量の 10% 以上であること 別表 4-b-1 に掲げる再生資源を混和材として使用する場合 再生資源の合計重量が製品に使用する結合材重量の 10% 以上であること 環境負荷低減等の効果が認められるものについては この含有率の限りでない 製品又は再生資源が溶出量基準 Ⅱ 群に適合すること 鉄鋼スラグ 下水汚泥溶融スラグ又は一般廃棄物溶融スラグを再生資源として使用する場合は 併せて 製品又は再生資源が含有量基準群 ( シアンに係る基準を除く ) に適合すること コンクリート塊のみを再生資源として用いる場合は 基準は適用しない 上記に定める物質以外の溶出 含有が懸念される場合は 懸念される物質が基準に適合していること 公的規格等取得工場 準公的規格等取得工場又は ISO9001 認証取得工場で製造等がなされ 当該規格等に沿った品質管理がなされること 再生資源を含有しない製品を使用した場合に比べ 別表 4-b-2 に示す項目について 総合的に環境負荷が増大しない 又は環境負荷低減効果があること

別表 4-b-1 レジンコンクリート二次製品の原料となる再生資源 原料となる再生資源 コンクリート塊 下水汚泥溶融スラグ 一般廃棄物溶融スラグ 鉄鋼スラグ ( 高炉スラグ 電気炉酸化スラグに限る ) 陶磁器くず ( 廃瓦 レンガくず 陶器くず 磁器くず ) フライアッシュ 別表 4-b-2 環境負荷増減状況 環境負荷増減検討項目 段階製造流通使用消費廃棄 新材製品との比較内容 ア製造段階で新材からの製造に比べ エネルギー消費量の増大 地球温暖化物質の増加 大気汚染 水質汚濁 騒音 悪臭 有害物質の排出など環境負荷が増大していないか イ新材製品製造に比べ 原料や製品の運搬距離が著しく長くなり エネルギー 地球温暖化物質等環境負荷を与えないか ウ施工時及び使用時に有害物質が溶出したり粉塵等として排出される可能性はないか エ廃棄時に新材製品に比べ処理困難物とならないか 埋立等により生態系の破壊を引き起こさないか 再リサイクルオ再リサイクルは可能か 再リサイクルへの取組は実施しているか カ再リサイクルの段階において著しく環境負荷が増大しないか