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Taro-議案第13号 行政手続条例の

第2章

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

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山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

- 1 - 地方自治法施行令第百七十四条の三十九第三項による土地区画整理法第五十五条の読替え(は読替部分)(は当然読替部分)(は改正に係る読替部分)改正後の地方自治法施行令第百七十四条の三改正前の地方自治法施行令第百七十四条の三十読替前の土地区画整理法第五十五条十九第三項による読替後の土地区画整理法

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

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瑞穂町福祉会館条例施行規則の一部を改正する規則を公布する

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

議案第4号

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

個人情報の保護に関する規程(案)

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

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横浜市市民活動推進条例の全部改正

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

議案第 120 号 佐渡市職員の給与に関する条例及び佐渡市職員の特殊勤務手当に 関する条例の一部を改正する条例の制定について 佐渡市職員の給与に関する条例及び佐渡市職員の特殊勤務手当に関す る条例の一部を改正する条例を次のとおり制定する 平成 30 年 12 月 12 日提出 佐渡市長 三浦基裕 -

市町村合併の推進状況について

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特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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別式第 1 号 ( 第 2 条関係 ) ( 表面 ) 第 号 立入調査員証 写 真 所 属 職 氏名生 年 月 日 上の者は 米子市空き家等の適正管理に関する条例 ( 平成 24 年米子市条例第 28 号 ) 第 4 条第 2 項の規定に基づき立入調査を行う職権を有する者であることを証する ( 裏面

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

新旧対照表

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

(5) 賦課徴収業務に関する構成団体からの相談及び支援に係る事務 (6) 地方税法に基づき構成団体が賦課すべき地方税の税額を共同で算定するために必要な 電算システムの整備に関する事務 ( 広域連合の作成する広域計画の項目 ) 第 5 条広域連合が作成する広域計画 ( 地方自治法 ( 昭和 22 年法

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第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

(1) 補助金等不交付決定通知書 ( 様式第 3 ) (2) その他区長が必要と認める書類 ( 補助事業等の変更等 ) 第 7 条補助事業者等は, 補助金規則第 7 条第 1 項第 1 に掲げる承認を受けようとするときは補助金等交付決定内容変更承認申請書 ( 様式第 4 ) を, 同第 2 に掲げる

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

さぬき市職員の勤務時間 休暇等に関する条例等の一部を改正する条例 ( さぬき市職員の勤務時間 休暇等に関する条例の一部改正 ) 第 1 条さぬき市職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 平成 14 年さぬき市条例第 34 号 ) の一部を次のように改正する 第 16 条第 1 項に次のただし書を加え

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

敦賀市除雪機械購入費補助金交付要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 道路除雪機械を購入しようとする者に対し 予算の範囲内で敦賀市除雪機械購入費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することにより 継続的な除雪体制の確保及び強化を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

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( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

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- 2 - ⑷ 保育所又は学童クラブにおいて 保育又は学童クラブの目的を達成するために 児童又はその保護者に対してされる行政指導 ⑸ 市の職員 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 2 条に規定する地方公務員に該当する職員をいう 以下同じ ) 又は市の職員であった者に対して

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火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

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1 委託業務監督 検査要領 Ⅲ-1-1

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環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

議案第07号-給与に関する条例の一部改正【確定】

議案第70号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について

茨木市人権擁護委員会事業補助要綱 茨木市人権擁護委員会補助要綱 ( 昭和 58 年 12 月 1 日実施 ) の全部を改正する ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市人権擁護委員会が実施する事業に対し 市が補助金を交付することにより人権擁護活動を促進し もって自由人権思想の普及高揚を図ることを目的

( 補助の限度 ) 第 4 条補助金の額は 1 年度あたり500,000 円を限度とし, 毎年度予算の範囲内で市長が定める ( 交付の期間 ) 第 5 条補助金の交付期間は, 市長がこの要綱による補助金を最初に交付したときから5 年とする 2 前項の規定にかかわらず, 補助金の交付は, 組合にあって

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をしていないもの と読み替えた場合に同号イに該当する所得割の納税義務者又は同項第 12 号中 妻と死別し 若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの とあるのを 婚姻によらないで父となった男子であって 現に婚姻をしていないもの と読み替えた場合に同号に該当

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

規定により公示した区域下水道 ( 組織 ) 第 4 条法第 7 条ただし書及び令第 8 条の2の規定により 下水道事業に管理者を置かないものとする 2 法第 14 条の規定により 下水道事業管理者の権限を行う市長の権限に属する事務を処理させるため 上下水道部を置く ( 重要な資産の取得及び処分 )

 

高島市職員措置請求に係る監査の結果について 第 1 請求の受付 1 請求書の提出平成 29 年 9 月 28 日 2 請求人 3 請求の要旨 ( 高島市職員措置請求書 の原文のまま記載) 1 請求の要旨高島市長による平成 29 年度の固定資産税の賦課において 別紙の固定資産について 家屋の未評価によ

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

目次 1 権限の移譲について 問 1 放送法改正に伴う権限移譲とは何か 問 2 小規模施設特定有線一般放送とは何か 2 届出について 問 3 なぜ届出が必要なのか 問 4 基幹放送とは何か 問 5 引込端子の数とは何か 問 6 有料放送とは何か 問 7 同時再放送とは何か 問 8 区域外再放送とは何

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④登録要領(医療分野)

Taro-第9回定例会議案

公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金交付要綱 ( 通則 ) 第 1 条公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付については 山梨県補助金等交付規則 ( 昭和 38 年山梨県規則第 25 号 ) に定めるもののほか この要綱の定めるところによる (

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この業務規程は 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律 ( 平成 2 年法律第 30 号 以下 法 という ) 第 39 条において準用する同法第 22 条第 1 項の規定に基づき 調査業務の実施に関し必要な事項を定めることを目的とする ( 調査業務実施の

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美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

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弘前市町会等事務費交付金交付要綱

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

Taro-フロン排出抑制法施行令

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⑶ その他市長が必要と認める書類 ( 交付の決定 ) 第 6 条市長は 前条の交付申請書を受け付けたときは 当該申請書に係る補助金交付の適否を審査し 必要と認めたときは 長岡京市私立幼稚園特色のある幼児教育推進補助金交付決定通知書 ( 別記様式第 4 号 ) により当該申請者に通知するものとする 2

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

山梨県地下水及び水源地域の保全に関する条例(案)

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

日の属する月の初日から65 歳の誕生日の前日までの期間 (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者受給資格の登録をした日の属する月の初日から70 歳の誕生日の属する月の末日 ( その誕生日が月の初日であるときはその日の属する月の前月の末日 ) までの期間 (3)

Transcription:

第 5 事務の委託 1 制度概要 ⑴ 根拠法令地方自治法第 252 条の 14~ 第 252 条の 16 ⑵ 目的 効果事務の委託は 地方公共団体の事務の一部の管理及び執行を 他の地方公共団体に委ねることにより行政運営の効率化 合理化を図る制度である 事務を受託した地方公共団体が受託事務の範囲において自己の事務として処理することにより 委託した地方公共団体が 自ら当該事務を管理及び執行した場合と同様の効果が生じる 当該事務についての法令上の責任は 受託した地方公共団体に帰属することとなるので 委託した地方公共団体は 委託の範囲内において 委託した事務の執行及び管理する権限を失うことになる 委託事務に要する経費は すべて 委託した地方公共団体が受託した地方公共団体に対する委託経費として予算に計上し負担すべきであり その経費の支弁の方法は規約で定める ( 総務省資料 ) ⑶ 実施主体事務の委託の主体には 普通地方公共団体のほか 特別区及び地方公共団体の組合 ( 一部事務組合等 ) がある 事務の委託は 一般的に市町村間 都道府県間のほか 市町村と都道府県の間 普通地方公共団体と一部事務組合等の間でも可能である ただし 一部事務組合が受託の当事者となる場合には 受託事務は当該事務組合の処理する事務と同種の事務の範囲にとどまることが必要である 質疑応答 一部事務組合の事務の委託 ( 昭 28.4.1 自行行発第 64 号宮城県総務部長宛行政課長回答 ) 問 1 一部事務組合の事務の一部を普通地方公共団体に委託することができるか 2 できる場合においても 監査委員を置かない一部事務組合において監査委員の職務を管理者が行っているとき ( 出納月例検査 決算 審査等 ) これらの事務を普通地方公共団体に委託し 当該普通地方公共団体の監査委員を執行させることはできないと思われるがどうか 答 1 お見込のとおり 2 できる 80

2 諸手続 ⑴ 事務の委託ア委託手続事務を他の地方公共団体に委託する場合の手続については 協議会を設置する場合と同様の規定を準用することとされている ( 法 252 の 143) したがって 関係地方公共団体において事実上の協議を行った上で それぞれの議会の議決を経て行う協議により規約を定め 事務を委託した旨及びその規約を告示するとともに 都道府県が当事者となる場合には総務大臣に それ以外の場合には知事に届け出なければならない ( 法 252 の22 及び3 準用 ) 事務の委託手続の流れ A 地方公共団体 関係団体の事実上の協議 B 地方公共団体 A 地方公共団体の長が議案を議会に提出 B 地方公共団体の長が議案を議会に提出 A 地方公共団体の議会の議決 B 地方公共団体の議会の議決 A B 地方公共団体の長の協議 告示 告示 委託の届出 都道府県が当事者 になる場合は総務 大臣 市町村が当事者に なる場合は都道府 県知事 81

事務の委託の議案 ( 参考例 ) 事務を委託する場合 議案第 号 に関する事務の委託について地方自治法第 252 条の14 第 1 項の規定により に関する事務の管理及び執行を 市 ( 町村 ) に委託するため 次のように規約を定め 事務を委託する 平成 年 月 日提出 に関する事務の委託に関する規約 ( 略 ) 事務を受託する場合 議案第 号 に関する事務の受託について地方自治法第 252 条の14 第 1 項の規定により に関する事務の管理及び執行を 町 ( 市村 ) から受託するため 次のように規約を定め 事務の委託を受ける 平成 年 月 日提出 市 ( 町村 ) 長氏名 に関する事務の委託に関する規約 ( 略 ) 事務の委託及び規約の告示 ( 参考例 ) 市 ( 町村 ) 告示第 号地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の14 第 1 項の規定により 市 ( 町村 ) との間に次のとおり に関する事務の委託をした 平成 年 月 日 に関する事務の委託に関する規約 ( 略 ) 質疑応答 事務の委託とその適用法規 ( 昭 30.12.16 自丙行発第 84 号広島県知事宛行政部長回答 ) 問 1 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法に基づく市町村の災害復旧事業について 県が市町村から工事の設計 監督 請負契約の締結 請負代金の支払等を委ねられる場合には 第 252 条の 14 の規定の適用があると解してよいか 2 適用があるとすれば 同条は 公法行為 私法行為 又は事実行為の区別なく 公共団体相互間におけるすべての事務の委託についても適用があると解してよいか 答 1 第 252 条の 14 の規定に基づく事務委託によることもさしつかえないが 私法の契約によることもさしつかえない 2 お見込のとおりであるが 私法上の関係については私法契約によることもできる 82

イ規約 ( ア ) 規定すべき事項事務の委託を行う場合 規約を定めることとされており 規約の必要的記載事項として 次の4 項目を掲げている ( 法 252 の 15) 1 委託する普通地方公共団体及び委託を受ける普通地方公共団体 2 委託事務の範囲並びに委託事務の管理及び執行方法 3 委託事務に要する経費の支弁の方法 4 前各号に掲げるもののほか 事務委託に関し必要な事項 ( イ ) 規約例 以下に 規約例を掲げる 市 町 に関する事務委託に関する規約 ( 委託事務の範囲 ) 第 1 条 町は 次に掲げる事務 ( 以下 委託事務 という ) の管理及び執行を 市に委託する ⑴ Aに関する事務 ⑵ Bに関する事務 ( 管理及び執行の方法 ) 第 2 条前条に掲げるBに関する事務の管理及び執行については 町の条例及び規則その他の規程 ( 以下 条例等 という ) の定めるところによるものとする ( 経費の負担 ) 第 3 条委託事務の管理及び執行に要する経費は 町の負担とし 町はあらかじめ これを 市に交付するものとする 2 前項の経費の額及び交付の時期は 市長が 町長と協議して定める この場合において 市長は あらかじめ 委託事務に要する経費の見積に関する書類 ( 事業計画案その他財政計画の参考となるべき書類を含む ) を 町長に送付しなければならない ( 予算の計上 ) 第 4 条 市長は その委託を受けた事務の管理及び執行にかかる収入及び支出については 市歳入歳出予算において分別して計上するものとする ( 使用料 ) 第 5 条委託事務の管理及び執行に伴い徴収する使用料の収入は すべて 市の収入とする ( 経費の繰越使用 ) 第 6 条 市長は 各年度において その委託事務の執行にかかる予算に残額がある場合においては これを翌年度における委託事務の管理及び執行に要 83

する経費として繰り越して使用するものとする この場合においては 市長は繰越金の生じた理由を付記した計算書を当該年度の出納閉鎖後速やかに 町長に提出しなければならない ( 決算の場合の措置 ) 第 7 条 市長は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 233 条第 6 項の規定により 決算の要領を公表したときは 同時に当該決算の委託事務に関する部分を 町長に通知するものとする ( 連絡会議 ) 第 8 条 市長は 委託事務の管理及び執行について連絡調整を図るため 町長と年 回定期に連絡会議を開くものとする ただし 町長の申し出がある場合においては 臨時に連絡会議を開くことができる ( 条例等改正の場合の措置 ) 第 9 条委託事務の管理及び執行について適用される 町の条例等の全部若しくは一部を変更しようとする場合においては 町は あらかじめ 市に通知しなければならない ( 条例等改正の場合の措置及び公表 ) 第 10 条委託事務中 Aに関する事務に適用される 市の条例等の全部若しくは一部が改正された場合においては 市は直ちに当該条例等を 町に通知しなければならない 2 前項の規定による通知があったときは 町は直ちに当該条例等を公表しなければならない 附則 1 この規約は 平成 年 月 日から施行する 2 町長は この規約の告示の際 併せて委託事務に関する 市の条例が 町に適用される旨及びこれらの条例等を公表するものとする 3 委託事務の全部若しくは一部を廃止する場合においては 当該委託事務の管理及び執行にかかる収支は 廃止の日をもってこれを打切り 市長がこれを決算する この場合 決算に伴って生ずる剰余金は 速やかに 町に還付しなければならない 84

⑵ 委託した事務の変更及び廃止委託した事務を変更し 又はその事務の委託を廃止しようとするときは 事務の委託をする場合と同様の手続により それぞれ行わなければならない ( 法 252 の 143) 委託した事務の変更の議案 ( 参考例 ) 議案第 号委託した に関する事務の変更について地方自治法第 252 条の14 第 2 項の規定により 市 ( 町村 ) に委託した に関する事務を に関する事務に変更し 規約を次のように変更するものとする 平成 年 月 日提出 に関する事務委託に関する規約の一部を変更する規約 ( 略 ) 委託した事務の変更の告示 ( 参考例 ) 市 ( 町村 ) 告示第 号 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の14 第 2 項の規定により 市 ( 町村 ) に委託した に 関する事務を に関する事務に変更し 規約を次のとおり変更した 平成 年 月 日 町 ( 市村 ) 長 氏 名 に関する事務委託に関する規約の一部を変更する規約 ( 略 ) 委託した事務の廃止の議案 ( 参考例 ) 議案第 号 に関する事務の委託の廃止について地方自治法第 252 条の14 第 2 項の規定により 市 ( 町村 ) に委託した に関する事務の委託を廃止するものとする 平成 年 月 日提出 委託した事務の廃止の告示 ( 参考例 ) 市 ( 町村 ) 告示第 号地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の14 第 2 項の規定により 市 ( 町村 ) に委託した に関する事務の委託を廃止した 平成 年 月 日 85