第 7 編 その他共通機能 本編では ファイル伝送における共通の機能について説明します 1 章各マスタに検索グループ名称を登録する 各マスタ ( 受取人 / 従業員 / 支払人 ) をマスタ内で分類するための グループ を設定します グループを設定しておくと 振込 / 振替データなどの作成時にマスタ抽出に利用でき とても便利です なお 各マスタのグループはそれぞれ最大 8 個まで登録できます 以下の画面は 総合振込の場合の例です 1 利用者メニューで ファイル伝送をクリックし 以下のいずれかをクリックします 総合振込 / 給与 賞与振込 / 預金口座振替 2 検索グループ名称登録 をクリックします 検索グループ名称登録 画面が表示されます 3 グループ名称 に マスタを分類するための検索グループ名称を 半角 12 文字 ( 全角 6 文字 ) で入力します グループ名称は 8 個まで登録できます グループの内容が判断できるようなグループ名称をつけると便利です 4 登録をクリックします 検索グループ名称登録確認 画面が表示されます 5 登録内容を確認します Ⅲ-7-1
2 章各マスタを CSV データでダウンロードする 各マスタ ( 受取人 / 従業員 / 支払人 ) を CSV 形式でダウンロードすることができます 一括登録する際の外部ファイル作成時に便利です 操作説明 以下の画面は総合振込の場合の例です 1 利用者メニューで ファイル伝送から 総合振込をクリックします 2 受取人マスタ登録 をクリックします 受取人マスタ一覧 画面が表示されます 3 ファイル出力をクリックします ファイル出力 画面が表示されます 4 ダウンロードをクリックします ファイルのダウンロード ダイアログが表示されます 5 保存をクリックします 保存先を指定して保存します ファイル出力 画面に戻ります ダウンロードした CSV ファイルは Microsoft Excel 等 ) で加工してください アップロード時には上段の項目名は不要です アップロード時には 削除してください 項目名がある場合は フォーマットエラーになります Ⅲ-7-2
3 章各マスタを呼び出す 各マスタ ( 受取人 / 従業員 / 支払人 ) に登録されている情報を呼び出します 操作説明 以下の画面は 総合振込の場合の例です 1 受取人マスタ呼出 画面などで 対象マスタを選択します 対象マスタ のプルダウンメニューから 受取人マスタ または 従業員マスタ を選択します 給与 賞与振込データの場合は 従業員マスタ 預金口座振替データの場合は 支払人マスタ のみが対象マスタとなり 変更できません オンライン取引の資金移動時に登録された受取人も検索対象とする場合は 資金移動の登録口座も検索対象に含める にチェックを入れます 2 検索種別を選択します プルダウンメニューから 全検索 コード 検索用カナ名称 検索グループ のいずれかを選択します 項目全検索 コード 検索用カナ名称 検索グループ 説明選択した対象マスタの全検索を行います コードを指定して検索します 条件 で 検索するコードの範囲を入力します 受取人マスタ を選択した場合 受取人コード 従業員マスタ を選択した場合 従業員コード 支払人マスタ を選択した場合 支払人コード 口座名義人 ( カナ ) で検索します 条件 で 口座名義人の名称 ( カナ ) を入力します 一部のみ入力して検索することもできます 予め登録されたグループを指定して検索します 条件 で 検索対象とする条件を選択します 条件 は複数選択できます その場合は AND 検索となります 3 検索をクリックします 検索条件に合致するマスタデータが呼び出されます Ⅲ-7-3
4 章振込 / 振替データ送信前チェック 法人 IB サービスでは ファイル伝送における振込 / 振替データの送信前に送信データの内容チェックを行っています 送信データ内容でエラーを検出した場合 エラーコードおよびエラー詳細が 送信確認 画面に表示されます エラーコードの項目内容は次のとおりです エラーの項目内容にしたがって データを修正してください なお 表示項目がない場合は - 表示します コード名 ファイル番号 レコード区分 項目内容 エラーのあるファイル番号が表示されます シングルファイル : 01 が固定で表示マルチファイル : 01 ~ 99 でファイル番号を表示 エラーのあるレコード区分が表示されます ヘッダ : ヘッダレコード / データ : データレコード / トレーラ : トレーラレコード / エンド : エンドレコード レコード番号ロケーションエラーコード口座名義人振込 引落金額エラーメッセージエラー項目内容 エラーのあるレコード番号が表示されます レコード区分がデータレコードの場合のみレコード番号が表示されます レコード区分がデータレコード以外の場合は 000000 が表示されます マルチファイルの場合は ファイル単位でのレコード番号になります 補足 レコード番号は 入力順 に統一して表示されます 振込金額入力 画面 / 振替金額入力 画面で入力順を選択してから修正してください エラーとなった項目が レコードの先頭から数えて何バイト目から始まる項目かが表示されます エラーの内容に応じたエラーコードが表示されます レコード区分がデータレコードの場合のみ 口座名義人が表示されます レコード区分がデータレコードの場合のみ 振込 引落金額が表示されます エラー内容を示すメッセージが表示されます エラーとなった項目の値が表示されます Ⅲ-7-4
5 章振込 / 振替データを個別入力する 各マスタ ( 受取人 / 従業員 / 支払人 ) に登録されていない受取人 / 従業員 / 支払人情報と支払金額情報を個別に入力して 振込 / 振替データを作成します なお 各マスタに登録されていない場合は 各マスタへ登録することができます 操作説明 以下の画面は 総合振込の場合の例です 受取人マスタに未登録の場合 1 受取人情報と支払金額情報を設定し 登録をクリックします 受取人マスタ登録確認 画面が表示されます 各マスタ名称 給与 賞与振込 : 従業員マスタ預金口座振替 : 支払人マスタ 2 登録をクリックします 受取人マスタへ登録し 個別入力 画面に戻ります 登録をやめる場合は キャンセルをクリックします 受取人マスタからデータを呼び出す場合 1 マスタ呼出をクリックします 受取人マスタ呼出 画面が表示されます 各マスタ名称 給与 賞与振込 : 従業員マスタ預金口座振替 : 支払人マスタ 2 検索種別を指定して 検索をクリックしま す 参照マスタの検索については Ⅲ. ファイル伝送第 7 編 3 章各マスタを呼び出す 参照 3 OK をクリックします 個別入力 画面に戻ります 検索条件にあったマスタ情報のうち 先頭の 1 件を表示します Ⅲ-7-5
表 : 個別入力 画面の設定項目 * の付いた項目は任意項目です 必要に応じて設定してください 設定項目説明金融機関コード金融機関コードを入力して検索をクリックすると 金融機関カナ名称 と 金融機関漢字名称 が自動表示されます 支店コード 預金種目 口座番号 受取人 / 従業員 / 支払人カナ名称 受取人 / 従業員 / 支払人漢字名称 * 顧客 / 従業員 / 支払人コード 1* 顧客 / 従業員 / 支払人コード 2 * 振込指定区分 手数料区分 金融機関コードが不明な場合は 検索をクリックすると 金融機関名称を頭文字から検索することができます 支店コードを入力して検索をクリックすると 支店カナ名称 と 支店漢字名称 が自動表示されます 支店コードが不明な場合は 検索をクリックすると 支店名称を頭文字から検索することができます プルダウンメニューから 以下のいずれかを選択します 総合振込の場合普通 / 当座 / 貯蓄 / その他 給与 賞与振込の場合普通 / 当座 預金口座振替の場合普通 / 当座 / 納税準備 / その他 口座番号を半角数字 7 文字以内で入力します カナ名称を 半角カナ / 半角英数字 30 文字以内で入力します 必要に応じて 漢字名称を全角文字 48 文字以内で入力します 漢字名称を入力すると マスタ一覧 画面などに表示されるようになります マスタ一覧 画面などで マスタを特定の順番で並べたい場合 コードを指定しておきます コードを指定する場合は コード 1 と コード 2 の組み合わせで 重複しない番号を半角数字 10 文字でそれぞれ入力してください コードを登録しておくと 振込 / 振替データ作成時などにマスタを抽出することができます プルダウンメニューから 電信振込 または 文書振込 を選択します 総合振込の場合のみ設定できます 手数料の負担先を設定します プルダウンメニューから 当方負担 または 先方負担 を選択します 受取人マスタの場合のみ設定できます 検索用カナ名称 受取人 / 従業員 / 支払人カナ名称 に入力した名称が 法人略語 ( カ ) ユ ) など ) を除いて自動表示されます 変更することもできます 変更する場合は 半角カナ / 半角英数字 30 文字以内で入力してください グループ指定支払 / 振込 / 請求金額手数料 EDI 情報 * 指定するグループにチェックを入れます グループ とは 振込先/ 振替先を分類するための項目です グループを設定しておくと 振込 / 振替データ作成時にマスタ抽出に利用でき 便利です 条件 は複数選択できます その場合は AND 検索となります 参照検索グループ名称の登録については Ⅲ. ファイル伝送第 7 編 1 章各マスタに検索グループ名称を登録する 参照 金額を入力します 手数料の負担先と金額を入力します 総合振込の場合のみ設定できます 必要に応じて EDI 情報を 半角英数字または半角カナ 20 文字以内で入力します 総合振込の場合のみ設定できます Ⅲ-7-6
6 章振込 / 振替データを外部データを利用して一括作成する CSV 形式のファイルを取りこんで 振込 / 振替データを一括作成します 事前に CSV 形式で振込 / 振替データを作成しておきます 参照 振込 / 振替データの CSV ファイル仕様については Ⅲ. ファイル伝送第 8 編 2 章振込 / 振替用データの取込可能な CSV ファイル仕様 参照 操作説明 以下の画面は 総合振込の場合の例です 1 振込金額入力 画面で 外部データ入力をクリックします 外部データ入力 画面が表示されます 預金口座振替の場合は 振替金額入力 画面 2 参照をクリックして 取り込むファイルを選択します ファイルの選択 画面が表示されます 3 事前に作成しておいた 振込データのファイルを選択します 4 開くをクリックします 外部データ入力 画面に戻ります 5 アップロードをクリックします アップロード中 画面が表示されます アップロードが完了した際は 自動的に次画面に遷移します 外部ファイル入力結果 画面が表示されます Ⅲ-7-7
6 外部データの内容を確認します 画面上部には 入力結果が表示されます 入力件数入力ファイルのデータ件数 正常処理件数正常に処理された件数 異常処理件数正しく処理できなかった件数 登録処理件数振込 / 振替明細として登録された件数 画面下部には 異常処理件数が 1 件以上あった場合のエラー詳細が表示されます 7 次へをクリックします 振込金額入力 画面に戻ります アップロードした外部ファイルの内容が反映されています Ⅲ-7-8
7 章振込 / 振替データをダウンロードする 振込 / 振替データを全銀フォーマット形式のファイルにダウンロードすることができます 操作説明 以下の画面は 総合振込の場合の例です 1 利用者メニューで ファイル伝送から 総合振込をクリックします 総合振込 画面が表示されます 2 データ作成 をクリックします 振込データ選択 画面が表示されます 3 ファイル出力をクリックします ファイル出力 画面が表示されます 4 ダウンロードをクリックします ファイルのダウンロード ダイアログが表示されます 5 保存をクリックします 保存先を指定して保存します ファイル出力 画面に戻ります Ⅲ-7-9
8 章依頼人 / 委託者マスタを参照する 法人 IB サービスに登録されている依頼人マスタ / 委託者マスタを参照します 操作説明 以下の画面は 総合振込の場合の例です 1 利用者メニューで ファイル伝送から総合振込をクリックします 2 依頼人マスタ照会 をクリックします 依頼人マスタ一覧 画面が表示されます 給与 賞与振込の場合も同様です 預金口座振替の場合は 委託者マスタ照会 をクリックします 3 参照する依頼人の 依頼人カナ名称 / 漢字名称 欄のリンクをクリックします 依頼人マスタ詳細情報 画面が表示されます Ⅲ-7-10
総合振込 / 給与 賞与振込の場合 依頼人マスタ詳細情報 画面 4 依頼人マスタ / 委託者マスタの詳細を参照します 参照できる項目は以下のとおりです 項目依頼人マスタ委託者マスタ金融機関コード ( 枝番 ) 金融機関カナ名称 金融機関漢字名称 支店コード 支店カナ名称 支店漢字名称 預金口座振替の場合 委託者マスタ詳細 画面 預金種目 口座番号 依頼人コード依頼人カナ名称依頼人漢字名称区分 委託者コード委託者カナ名称委託者漢字名称 コメント 5 確認をクリックします 依頼人マスタ一覧 画面に戻ります Ⅲ-7-11