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目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

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ガイドライン策定の目的 和歌山県では 和歌山県安全 安心まちづくり条例 ( 平成 18 年 3 月 24 日条例第 26 号 ) に基づき 家庭及び地域における人と人との絆を大切にし お互いが支え合い 及び助け合うとともに 安全で安心な暮らしに配慮した環境の整備を行うまちづくりを推進しています その

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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資料 3 地域特性に応じた給油取扱所の 運用形態に係る安全確保策の検討 平成 27 年 10 月 消防庁危険物保安室 1

地域特性に応じた給油取扱所の運用形態に係る安全確保策のあり方に関する検討会 この図はイメージです インターフォン 監視カメラ 店舗 施錠 モニター 給油取扱所 ( ガソリンスタンド ) の地域特性を踏まえ 併設する店舗等から来客時のみ危険物取扱者である従業者が駆け付けて給油を行う形態の安全確保策について 以下の検討を行い 実現可能性について議論する 検討事項 来客を従業者に知らせる方法の検討 ( 来客把握手段 情報伝達手段 情報受信手段 可燃性蒸気対策等の検討 ) 従業者の駆け付けまでの安全確保方策の検討 ( 可燃性蒸気滞留範囲内の危険行為回避対策等の検討 ) 従業者による簡便かつ確実な給油方法の検討 ( 施錠 解錠システム等の検討 ) 検討スケジュール 平成 27 年度中に 地域特性に応じた給油取扱所の運用形態に係る安全確保策のあり方をとりまとめ その後必要な措置を講ずる予定 ( 第 1 回 : 平成 27 年 6 月 23 日第 2 回 : 平成 27 年 8 月 5 日第 3 回 : 平成 27 年 12 月 25 日 ( 予定 )) 2

給油フェーズごとに想定される課題とそのハード面での対策案 給油フェーズ 想定される課題 標準的な対策案 ハード面の対策案 より信頼性を高めるための対策案 フェーズ 0 待機時 ( ガソリンスタンド敷地内が無人となっている時 ) 無人時のいたずら等を防止すること ノズルのロック ( 南京錠等 ) 計量機の主電源 OFF 固定給油設備のロック (POS カードシステム ) 人感センサーによる従業員への報知 ( ブザー パトライト等 ) 監視カメラ ( 防犯上 ) フェーズ 1 顧客が来店した時 セルフサービスでないこと及び従業員を呼出すことを確実に顧客に認識させること 表示 床面へのペイント表示 液晶画面表示 人感センサー ( 自動音声放送 ) フェーズ 2 従業員が呼び出され 給油に駆け付けるまで 来客を従業員が確実に覚知し 従業員が駆けつけるまでの顧客の安全を確保すること インターホン ( 双方向通信 ) ノズルのロック ( 南京錠等 ) 計量機の主電源 OFF インターホン ( 双方向通信 ) 固定給油設備のロック (POS カードシステム ) 液晶画面表示 or 表示 音声通知 人感センサーによる従業員への報知 ( ブザー パトライト等 ) 監視カメラ ( 顧客の状況確認上 ) フェーズ 3 給油時 フェーズ 4 給油が終わり 精算のため店舗等へ向かう時 フェーズ 5 顧客がガソリンスタンドから帰っていく時 フェーズ 6 ローリーからの荷卸し時 ( 単独荷卸しを除く ) 従業員が不在となる間の顧客の安全を確保すること 無人時にいたずらを防止できる状態にすること 乗務員が従業員を確実に呼出し 安全な荷卸しを行うこと 現行法令上の安全対策により安全性が確保されている ノズルのロック ( 南京錠等 ) 計量機の主電源 OFF ノズルのロック ( 南京錠等 ) 計量機の主電源 OFF 表示 インターホン ( 双方向通信 ) 固定給油設備のロック (POS カードシステム ) 固定給油設備のロック (POS カードシステム ) 監視カメラ ( 顧客の状況確認上 ) 人感センサーによる従業員への報知 ( ブザー パトライト等 ) 監視カメラ ハイテクローリーによる単独荷卸しは 現行法令上の安全対策により安全性が確保されている 3

ガソリンスタンドと店舗等とのレイアウトのパターンについて パターン 1 床面ペイント 液晶表示 音声通知等 インターホン子機 音声通知 来客確認カメラ等 ガソリンスタンドの隣の店舗等から駆け付ける場合 地下埋設 P O S POS カードシステム ノズルのロック 人感センサー 監視カメラ等 店舗 インターホン親機 液晶画面表示 パターン 2 ガソリンスタンドから少し離れた店舗等 ( 見通しがきかない ) から駆け付ける場合 事務所 P O S 店舗 IP 回線又は電話回線 ( 電話回線の場合は映像無 ) IP 回線又は電話回線 ( 電話回線の場合は映像無 ) 4

ガソリンスタンドと店舗等とのレイアウトのパターンについて パターン 3 ガソリンスタンドから少し離れた店舗等 ( 見通しがきく ) から駆け付ける場合 ノズルのロック 4m 以上の空地等 ( 構内道路 ) 店舗 有線地下埋設 床面ペイント表示 敷地境界線 パターン 4 ガソリンスタンドから少し離れた店舗等 ( 道路を挟む ) から駆け付ける場合 事務所 液晶表示 ノズルのロック 監視カメラ 店舗 IP 回線又は電話回線 ( 電話回線の場合は映像無 ) IP 回線又は電話回線 ( 電話回線の場合は映像無 ) 5

無人時 ( 開店時 ) の防火レベルの考え方について 店舗等からの給油取扱所の視認性について 店舗等と給油取扱所の距離や従業員が駆けつけるまでの時間及び距離について 機器 等の配置について 等の表示の内容やガイダンスの内容について 駆けつけ給油に係る予防規程の記載事項について 静電気帯電防止対策について 検討項目とその対策案について 6

検討項目とその対策案について ~ 無人時 ( 開店時 ) の防火レベルの考え方について ~ 必要事項無人時 ( 開店時 ) の防火レベルを閉店時と同じレベルにする必要がある 対策案 以下の要件を全て満たすこと 給油取扱所の事務所等を施錠すること 給油ノズルをロックすること 固定給油設備の電源を落とすこと 又は POS 等で電気的にロックすること 店舗等から駆けつけられるようにすること 店舗 7

検討項目とその対策案について ~ 店舗等からの給油取扱所の視認性について ~ 必要事項ガソリンスタンドへのお客さんの来店 いたずら 事故等の発生を確認することが必要 対策案 店舗等から直視できる場合 店舗等から直視できない場合 必要なもの 特になし ( 直視によりいたずら等に気づいて駆けつけることが必要 ) 人又は車に反応するセンサー等が必要 ( センサー等によりいたずら等に気づいて駆けつけることが必要 ) 望ましいもの センサー設置が望ましい 監視カメラ等の設置が望ましい 監視カメラ 店舗 8

必要事項 検討項目とその対策案について ~ 店舗等と給油取扱所の距離や従業員が駆けつけるまでの時間及び距離について ~ ガソリンスタンドに来たお客さんが不安に感じない時間に駆けつけることが必要事故等があった場合に従業員が迅速に対応することが必要 5~10m 全農資料より 店舗 全国石油商業組合連合会資料より 9

~ 機器 等の配置について ~ 必要事項 検討項目とその対策案について ガソリンスタンドに給油に来たお客さんが確実に気がつく場所に設置することが必要 双方向通信機能を有する設備 等 ( 床面表示を含む ) 目的設置位置の必要条件設置位置案 お客さんが従業員を呼び出し 通話すること お客さんが従業員を呼び出す必要があることを認識 固定給油設備の前に立ったお客さんから見えやすい位置に設置することが必要 可燃性蒸気が滞留する場所に設置する場合は防爆機能を有するものとすることが必要 固定給油設備の前に立ったお客さんから見えやすい位置に設置することが必要 固定給油設備に設置 固定給油設備のそばの柱に設置 固定給油設備のそばに台を設置し そこに固定して設置 固定給油設備のそばに設置 道路から固定給油設備までの動線から見える床面に設置 10

検討項目とその対策案について ~ 等の表示の内容やガイダンスの内容について ~ 必要事項ガソリンスタンドに来たお客さんが迷わずに従業員を呼び出すことが必要 表示内容案 以下の内容を全て表示すること 従業員を呼び出す必要があること 従業員を呼び出す方法 ( センサー等で自動で呼び出される場合は不要 ) 従業員が常駐している場所と連絡先 緊急時の対応 ( 連絡先等 ) 顧客が自ら給油をしてはいけないこと 店舗 例このボタンを押してください 隣の店舗から従業員が来ますので そのまましばらくお待ちください 緊急時は 119 番通報とともに - までご連絡ください 11

検討項目とその対策案について ~ 駆けつけ給油に係る予防規程の記載事項について ~ 必要事項ソフト面での対策については予防規程に記載する必要がある 対策案 危険物施設の運転又は作業に関すること として 下の事項を規定する 駆けつけ時の手順 ( 店舗の施錠等 ) 給油前の静電気除去の手順 給油後 お客さんが帰った後の対応 参考 給油取扱所の予防規程に定めなければならない事項 ( 危険物の規制に関する規則第 60 条の 2 第 1 項より抜粋 ) 危険物の保安に関する業務を管理する者の職務及び組織に関すること 危険物保安監督者が 旅行 疾病その他の事故によつてその職務を行うことができない場合にその職務を代行する者に関すること 危険物の保安に係る作業に従事する者に対する保安教育に関すること 危険物の保安のための巡視 点検及び検査に関すること 危険物施設の運転又は操作に関すること 危険物の取扱い作業の基準に関すること 補修等の方法に関すること 施設の工事における火気の使用若しくは取扱いの管理又は危険物等の管理等安全管理に関すること 災害その他の非常の場合に取るべき措置に関すること 地震が発生した場合及び地震に伴う津波が発生し 又は発生するおそれがある場合における施設及び設備に対する点検 応急措置等に関すること 危険物の保安に関する記録に関すること 製造所等の位置 構造及び設備を明示した書類及び図面の整備に関すること ほか 危険物の保安に関し必要な事項 12

~ 静電気帯電防止対策について ~ 必要事項 給油のために駆けつけてきた従業員が静電気を帯電していない状態で給油ノズルの操作を行うことが必要 検討項目とその対策案について 対策案 静電気帯電防止服を着て静電気帯電防止靴を履いて勤務を行う ( フルサービススタンドが一般的にラッチオープン機能を有するノズルを使用していることに鑑み 作業時の帯電に十分注意を払う必要がある ) 静電気帯電防止作業服等の規定事業者は 第 280 条及び第 281 条の箇所並びに第 282 条の場所 ( 爆発の危険等がある場所 ) において作業を行うときは 当該作業に従事する労働者に静電気帯電防止作業服及び静電気帯電防止用作業靴を着用させる等労働者の身体 作業服等に帯電する静電気を除去するための措置を講じなければならない ( 労働安全衛生規則 ( 昭和 47 年 9 月 30 日労働省令第 32 号 ) 第 286 条の 2 第 1 項 ) 13

実証実験について ~ 実証実験 1~ 特徴 : 給油取扱所と隣接している店舗等から駆け付ける 条件 給油取扱所と店舗等は隣り合っている店舗から直視することが出来ない ( 固定給油設備とレジの間は約 20m) 店舗等から直視することが出来ない センサー 店舗等 対策案 センサー インターフォン の設置 ノズルロック機能 静電気帯電防止作業服 静電気帯電防止靴等 14

実証実験について ~ 実証実験 2~ 特徴 : 給油取扱所と少し離れた店舗等から駆け付ける 条件 給油取扱所と店舗等は離れている 店舗から直視することが出来ない ( 固定給油設備とレジの間は約 50m) 店舗等から直視することが出来ない センサー 店舗等 対策案 センサー インターフォン の設置 ノズルロック機能 静電気帯電防止作業服 静電気帯電防止靴等 15

実証実験について ~ 実証実験 3~ 特徴 : 給油取扱所と少し離れた ( 直視出来る ) 店舗等から駆け付ける 条件 給油取扱所と店舗等は隣り合っている店舗から直視することが出来ない ( 固定給油設備と店舗等の間は約 20m) 店舗等から直視することが出来る 店舗等 対策案 インターフォン の設置 ノズルロック機能 静電気帯電防止作業服 静電気帯電防止靴等 16

実証実験について ~ 実証実験 4~ 特徴 : 給油取扱所と少し離れた ( 公道を挟む ) 店舗等から駆け付ける 条件 給油取扱所と店舗等は公道を挟んで建っている店舗から直視することが出来ない ( 固定給油設備とレジの間は約 20m) 店舗等から直視することが出来ない センサー 店舗等 対策案 センサー インターフォン の設置 ノズルロック機能 静電気帯電防止作業服 静電気帯電防止靴等 17

~ 実証実験案における確認項目 ~ 調査項目案 実証実験について お客さんが来た際に適切に駆けつけることができるか 気づき インターホン等による確実な呼出し 店舗等との距離 駆けつけ時間 適切に給油を行い 給油後に適切にロック等ができるか 間違ってお客さんが自ら給油をしようとしないか 機器の使い勝手 不審者の侵入 一般客の誤侵入等に適切に対応できるか 調査方法 従業員へのアンケート お客さんへのアンケート ( ご協力いただける方 ) 第三者の検査員によるチェック等 18