平成 2 4 年 6 月 15 日ドットコモディティ株式会社 Formula 注文画面におけるシステム変更について平成 24 年 6 月 16 日のシステムメンテナンスに伴い トレードツール Formula( フォーミュラ ) につきまして以下の通り機能追加を行います Ⅰ. 対象システム Formula ウェブ ( 簡易版 モバイルは除く ) Ⅱ. システム変更内容 1. STL(SO+LO) 注文のトリガー( 発動条件 ) 金額と指値金額の個別指定対応 2. 特殊注文にリバース注文 ( ドテン注文 ) の機能追加 3. 注文一覧画面からの注文の条件変更および取消機能の追加 4. 一部約定における未約定分の注文繰り越し対応 1. STL(SO+LO) 注文のトリガー( 発動条件 ) 金額と指値金額の個別指定対応現在の Formula では各注文画面で執行 / 約定条件に STL(SO+LO) を指定した際に トリガーとなる金額とその時の指値の金額が同一の金額となっております 本対応後は トリガー と 指値 が別項目として表示され それぞれ指定することが可能となります (1) 注文画面 ( 特殊注文を含むすべての注文画面が対象です ) 1 注文画面にて執行 / 約定条件項目にて STOP(SO+MO) を選択した際に 執行/ 約定条件項目の右側の 指値 項目が トリガー 項目に変わります 執行 / 約定条件にて STOP(SO+MO) を選択すると 指値 が トリガー に変更されます 2 注文画面にて執行 / 約定条件項目にて STL(SO+LO) を選択した際に 執行/ 約定条件項目の右側に トリガー 項目と 指値 項目が表示され それぞれ指定することが可能となります 執行 / 約定条件にて STL(SO+LO) を選択すると トリガー と 指値 の両方が表示されます - 1/7 -
3 取消 / 変更注文画面にて執行 / 約定条件の列の右側にトリガーの列が追加され STOP(SO+MO) 及び STL(SO+LO) でトリガー項目に設定した金額が表示されます 国内 CX 海外 CX についてはトリガー価格の変更が可能となりますが 日経 225 先物 オプション取引については大阪証券取引所の仕様制限により トリガー価格の変更は不可となります 4 注文一覧画面にて執行 / 約定条件の列の右側にトリガーの列が追加され STOP(SO+MO) 及び STL(SO+LO) でトリガー項目に設定した金額が表示されます 5 約定一覧画面にて執行 / 約定条件の列の右側にトリガーの列が追加され STOP(SO+MO) 及び STL(SO+LO) でトリガー項目に設定した金額が表示されます - 2/7 -
2. 特殊注文にリバース注文 ( ドテン注文 ) の機能追加 決済 / 新規注文を行うことでお客様が保有する建玉の買い / 売りを反転させるリバース注文を追加 致します (1) リバース注文の仕組み リバース注文は 決済注文の全数約定を待ってから新規注文を発注する IF-DONE 注文形式での 発注を行ないます (2) リバース注文のルール リバース注文は 保有建玉が全数決済 ( 約定 ) した後に新規注文を発注します 発注可能条件 対象銘柄/ 限月のポジションが片建であること ( 両建でないこと ) 対象銘柄/ 限月のポジションの建玉数量と注文可能数量が同じであること ( 決済注文を発注していないこと ) 対象銘柄/ 限月のポジションと売り / 買いが同一方向となる新規建て注文が発注されていないこと ( 例 : 1 枚の買い建玉を保有 + 新規買い注文発注中 の場合は リバース注文はご利用いただけません ) (3) リバース注文実装対象画面 システム 画面名 内容 Formula ウェブ (PC 標準版 ) My ポートフォリオ一覧 既存 My ポートフォリオ画面に リバース注文 ボタンを追加致します リバース注文 特殊注文に リバース注文 を新規追加し My ポートフォリオ一覧画面をベースに リバース注文 画面を表示致します リバース注文一覧 特殊注文に リバース注文一覧 メニューを新規追加し リバース注文の組み合わせ ( 決済 新規 ) を表示する 注文一覧画面を表示致します - 3/7 -
(4) リバース注文の発注条件 リバース注文発注時については 決済注文 新規注文共に 指値 (Limit Order) 成行(Market Order) の2つの執行条件を選択可能と致します 約定条件については各取引所の選択可能な約定条件を選択可能と致します 商品 選択可能執行条件 約定条件 国内 CX 成行 (MO) FaK 指値 (LO) FaS 海外 CX 成行 (MO) FaS 指値 (LO) FaS 日経 225 成行 (MO) FaK FoK 指値 (LO) FaS FaK FoK (5) 証拠金チェックルールについて リバース注文時には決済注文を発注し 全数約定を待ってから新規注文の執行を行います リバース注文発注時の発注審査は以下の通りと致します リバース注文発注時 リバース注文発注時は 必要証拠金チェックは行いません リバース注文の決済注文が全て約定した場合決済注文がすべて約定後 新規建ての注文執行時に証拠金チェックを行います 他銘柄の建玉による必要証拠金額の変化や 値洗の変化によって新規注文が発注されない場合があります (6) 決済注文が失効した場合対象建玉に対する決済注文が全数約定することが 新規注文発注の前提となります リバース注文を発注した際 対等する板が無い状態で Market Order を発注した場合など 注文が失効する可能性がございます 決済注文が失効した場合には 待機中の新規注文についても失効いたします - 4/7 -
(7) リバース注文 ([ 特殊注文 ]-[ リバース注文 ] [My ポートフォリオ ]-[My ポートフォリオ一覧 ]) 1 My ポートフォリオ画面にて一覧の最後にリバースの列が追加され 発注条件を満たす建玉の リバース をクリックすると リバース注文画面が表示されます 両建となっている銘柄には リバース は表示されません 片建の建玉であっても 注文可能枚数が建玉枚数より少ない場合 リバース は表示されません 2 リバース注文画面で以下条件に従い 各項目を入力して決済注文と新規注文を発注できます a) b) c) a) 決済の優先順位については Formula のユーザ設定にて適用された決済の優先順位を 適用致します ( 標準は古い建玉順 ) 決済の優先順位 : 古い建玉から 約定日時 建玉番号の順で並び替えを行い 古い建玉から決済新しい建玉から 約定日時 建玉番号の順で並び替えを行い 新しい建玉から決済値洗いの良い建玉から 約定値段 約定日時 ( 古いものから ) 建玉番号の順で値洗いの良い建玉から決済値洗いの悪い建玉から 約定値段 約定日時 ( 古いものから ) 建玉番号の順で値洗いの悪い建玉から決済 - 5/7 -
b) 枚数は全数決済を前提とし 新規注文についても決済注文と同枚数の指定と致します 発注時の枚数変更はできません 執行/ 約定条件は 成行 (MO) をデフォルト表示とし 指値 (LO) も選択可能です STOP STL MTL STM の執行条件は選択できません 約定条件は 対象の銘柄にて対応可能な約定条件が選択可能です c) 決済対象建玉が複数選択されている場合 決済対象建玉の明細を確認画面下部に表示致します 3 リバース注文一覧画面は 決済予約や BOX 取引等の他の特殊注文と同様に決済注文と待機注文をそれぞれ一覧表示し 必要に応じてリバース注文の取消 ( ) を行うことができます 建玉に対する決済注文は 同一銘柄の建玉を複数保持していた場合 建玉 1 枚に対して 1 行の決済注文が表示されます 注文の取消が可能です リバース注文一覧画面からの取消については リバース注文の対象となっている決済注文と 待機注文 ( 新規注文 ) を一括して取り消しを行います 決済注文と新規注文を個別に取り消し することはできません 3. 注文一覧画面からの注文の条件変更および取消機能の追加注文一覧画面に 変更 列と 取消 列を追加し 変更 取消が可能な注文に各ボタンを表示します 変更 をクリックすると変更注文画面が表示され 対象の注文の変更が可能となります 取消 をクリックすると取消注文確認画面が表示され 対象の注文の取消が可能となります 注文の条件変更 取消が可能です - 6/7 -
4. 一部約定における未約定分の注文繰り越し対応 現在の Formula では 1つの発注条件において複数枚の注文を行った場合に その一部が約定し未約定の残枚数がある状態で立会いが終了すると 有効期限がまだ残っている場合においても残枚数分の注文は不成立として繰り越されない仕様となっております 本対応後は一部約定の場合でも有効期限まで残枚数分の注文が繰り越されるようになります 以上 - 7/7 -