インストールガイド M4100 マネージスイッチはじめに スイッチのインストールを始める前に 同梱物の確認をします 不足品がある場合は 本ガイドの末尾に記載されている NETGEARのカスタマーサポートへご連絡ください 同梱内容 マネージスイッチ本体 電源ケーブル ラバーフットパッド ( ゴム足 ) ラバーキャップ (SFP/SFP+ スロット用 ) ラックマウントキット (M4100-D12GおよびM4100-D12G-PoE+ 以外 ) 壁面取付金具 (M4100-D12GおよびM4100-D12G-PoE+ のみ ) マグネット (M4100-D12Gのみ) USBコンソールケーブル リソースCD スイッチのセットアップ スイッチ本体を積み重ねたり 密集させて置いたり 引き出しの中に入れたり カーペットの上に置かないでください スイッチ本体の周囲は通気のために少なくとも 5cm 四方空けるようにしてください 1. 次のいずれかの方法でスイッチを設置します 机など水平な場所への設置 : スイッチに同梱されているラバーフットパッド ( ゴム足 ) をスイッチ底面の4つの凹面にそれぞれ取り付けます ラックマウント : スイッチに同梱されているラックマウントキットを使用します ( 詳しくはリソースCDまたは http://www.netgear.jp/supportinfo/ からダウンロードできるHardware Installation Guide( 英語 ) をご覧ください ) 2. 電源ケーブルを接続します 電源を入れると Power On Self Test (POST) が開始され その間電源 LEDが黄色に点滅します POSTが終了するとLEDが緑になり スイッチが起動します POSTで不具合が検出されると 電源 LEDは黄色のままとなります ( 考えられる問題と解決方法については 本ガイドP5のトラブルシューティングの項目をご覧ください ) 電源 LEDが点灯しない場合は 電源ケーブルが正しく接続しており 電源タップが壊れていないことを確認します 解決しない場合は 本ガイドP5のトラブルシューティングの項目をご覧ください 3. スイッチとデバイスを次のように接続します 1000Mbpsのイーサネットポートにはカテゴリ5e(Cat5e) ケーブルを使用します 1
SFPポートにはNETGEARのAGM731FまたはAGM732Fモジュールを使用します 注意 :SFPモジュールは別売りです モジュールのインストールについて詳しくは Hardware Installation Guide( 英語 ) をご覧ください 注意 : スイッチを設置する場合 水滴などのかからない場所で 周囲の温度が仕様で定められた動作温度を超えないようにご注意ください スイッチの初期設定 スイッチはウェブ管理画面 またはコンソールからコマンドライン インターフェイス (CLI) を使って設定することができます 本ガイドでは ウェブ管理画面から設定する方法をご紹介します また CLIを使ってDHCPにより割り当てられたIPアドレスを決定する方法やezconfigユーティリティにより固定 IPアドレスを割り当てる方法もご紹介しています ウェブ管理画面を使用した管理方法は コンピューターの設定により次の手順に従ってください DHCPサーバーを使用していないDHCPクライアントモードのコンピューター 固定 IPアドレスのコンピューター DHCPサーバーを使用しているDHCPクライアントモードのコンピューター DHCPサーバーを使用していないDHCPクライアントモードのコンピューター警告!:DHCPサーバーを使用していない場合 スイッチはデフォルトのIPアドレス169.254.100.100 サブネットマスク255.255.0.0を使用します DHCPサーバーを使用していないDHCPクライアントモードのコンピューターの場合 スイッチはコンピューターのネットワークポートが使用しているのと同じサブネットになります スイッチにログインするにはこのIPアドレスを使用します ( 詳しくはP4のスイッチのウェブ管理画面へのログインをご覧ください ) 固定 IPアドレスのコンピューターコンピューターがこのモードに設定されている場合 スイッチにも固定 IPアドレスを割り当てる必要があります 固定 IPアドレスを割り当てるには スイッチのコンソールポートにVT100/ANSI terminalまたはワークステーションを接続します ミニ USBケーブルが同梱されています 1. お使いのオペレーティングシステムに適したターミナル エミュレーションプログラム (TEP) を開始します Windows XP 以前のバージョンをお使いの場合 ハイパーターミナルを使用できます Windows Vista 以降のバージョンをお使いの場合はウェブサイトよりTEPをダウンロードする必要があります Macをお使いの場合はZTermを使用できます UNIXをお使いの場合はTIPのようなターミナル エミュレータを使用できます 2. スイッチ本体のコンソール切り替えスライダーで使用するコンソールポートを選択します ミニUSBポート ( ケーブルはスイッチ本体に同梱されています ) 注意 : スイッチをコンピューターのUSBポートに接続する前に 同梱のリソースCDからUSBシリアルポートドライバーのインストールが必要になる場合があります DB9( ケーブルはスイッチ本体に同梱されていません ) 3. 次のようにTEPを設定します ( スイッチ本体のコネクターにも記載されています ) Baud rate:115200 bps Data bits:8 Parity:none 2
Stop bit:1 Flow control:none 4. User: にユーザー名 adminを入力してenterを押し スイッチにログインします Password: には何も入れずに再度 Enterを押します ( 初期設定ではパスワードは不要です ) 5. 次に ezconfig と入力してEnterを入力します 6. これでezconfigユーティリティが起動しました 例に示されているようにezconfigユーティリティを使ってスタティックIPアドレスとサブネットマスクを割り当てます 選択したスイッチのIPアドレスがコンピューターと同じサブネットにあることを確認します 7. ezconfig により割り当てられたIPアドレスを使ってスイッチにログインします (P4のスイッチのウェブ管理画面へのログインの項目をご覧ください ) CLIによる管理について詳しくは CLI Reference Manual( 英語 ) および Software Administration Guide( 英語 ) をご覧ください DHCPサーバーを使用しているDHCPクライアントモードのコンピューターデフォルトでは スイッチはDHCPクライアントが接続されているネットワークのDHCPサーバーからIPアドレスを取得するよう設定されています スイッチへはシリアルコンソールポートからアクセスする必要があります 1. スイッチがDHCPサーバーに接続されていることを確認します 2. DHCPサーバーにより割り当てられたスイッチのIPアドレスを見つけます a. 固定 IPアドレスを取得しているコンピューターでP2の固定 IPアドレスのコンピューターの項目に記載されている手順の1~3を行います b. show network コマンドを入力し Enterを押します 画面にアクティブなスイッチのIPアドレスが表示されます 3
c. この IP アドレスを使用してスイッチのウェブ管理画面にログインします (P4 のスイッチのウェブ管理画面へログ インの項目をご覧ください ) スイッチのウェブ管理画面へのログイン 適切な IP アドレスを使用してスイッチのウェブ管理画面にログインします 1. ブラウザーのアドレスバーに http://<ipaddress> と入力します 次のような画面が表示されます 2. ユーザー名に admin と入力し パスワードは空欄のままにしておきます 3. Login をクリックします システム情報画面が表示されます この画面からスイッチの設定ができます 4
トラブルシューティング 次の表に問題発生時の原因と解決方法を示します 問題 原因 解決方法 電源 LED が点灯しない受電がされていない スイッチや接続デバイスに電源コードが接続されてい ることを確認してください 正しいイーサネットケーブ ルが使われており イーサネットの規格に合致してい ることを確認します リンク LED が点灯しないか ポート接続が正しくされていな ケーブルが折れ曲がっていないか確認してください 途切れる い スイッチと接続デバイスの両方でケーブルの先端がしっかりと差し込まれていることを確認してください 正しいイーサネットケーブルが使われており イーサネットの規格に合致していることを確認してください 1000Mbps のイーサネット接続には カテゴリ 5e(Cat5e) 以上のケーブルで 先端が RJ-45 以上のものを使用します 不具合のあるネットワークカード ケーブル ポートを順番にテストして特定します ファイル転送に時間がかかスイッチと接続デバイスの半二 接続デバイスがオートネゴシエーションに対応してい る またはパフォーマンスが 重または全二重設定が一致し ることを確認します 低下しているていない システムのログを確認します セグメントまたはデバイスが 1 台または複数のデバイスが ケーブルの接続が正しくされており ケーブルの先端 ネットワークの一部として認識されない 正しく接続されていないか ケーブルがイーサネットの規格に合致していない が正しいポートにしっかりと差し込まれていることを確認します ケーブルを軽く引っ張っても外れないことを確認します すべての接続ポートで ACT ネットワークループ ( 冗長経路 ) それぞれのデバイスとデバイスをつなぐ経路が一つ LED が点滅し続け ネットワークが無効になっている が発生している だけしか存在せず ループが発生しないようにします その他のトラブルシューティング項目上記の方法で解決しない場合は 次の項目をご確認ください ネットワークカード : コンピューターにネットワークカードとドライバーが正しくインストールされており 問題なく動作していることを確認します 設定 : ネットワーク設定を変更しても問題が発生し続ける場合は 初期設定に戻します そのあと 接続の手順を一つずつ行って問題を見つけます ケーブルの長さ リピーター制限 その他の物理的要因がイーサネットの規格と合致していることを確認します スイッチのリセット : 設定を変更しても問題が解決しない場合は スイッチの設定をリセットすることができます スイッチをリセットす 5
るには Maintenance > Reset > Device Reboot の順に操作するか スイッチの電源ケーブルを抜き 再度差し込みます 解決しない場合は NETGEARのカスタマーサポートへご連絡ください オートネゴシエーション : 接続デバイスがオートネゴシエーションに対応している場合 ギガビットイーサネットポートは正しい通信モードとスピードで接続します デバイスがオートネゴシエーションに対応していない場合 スイッチはスピードのみ調整し 通信モードはデフォルトの半二重通信となります テクニカルサポート NETGEAR 製品のインストール 設定 または仕様に関するご質問や問題については 下記のNETGEARカスタマーサポートまでご連絡ください 無償保証を受けるためには 本製品をご購入後 30 日以内にユーザー登録が必要になります ユーザー登録方法につきましては NETGEARカスタマーサポート (http://www.netgear.jp/supportinfo/) をご参照ください NETGEARカスタマーサポート電話 : 0120-921-080( フリーコール ) 03-6670-3465( 携帯 PHSなど ) 受付時間 : 平日 9:00~20:00 土日祝 :10:00~18:00 E-mail:support@netgear.jp お問い合わせの前にお問い合わせの際に以下の情報が必要となります まずこれらの内容をご確認ください NETGEAR 製品の製品名 シリアル番号( 本体に記載されている13 桁程度の番号 ) 2013 NETGEAR, Inc. NETGEAR NETGEARロゴ ProSafe は 米国およびその他の国におけるNETGEAR, Inc. の商標または登録商標です その他のブランドおよび製品名は それぞれの所有者の商標または登録商標です 記載内容は 予告なしに変更されることがあります 禁無断転写 2013 年 12 月 6