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目 次 1 ナルファルトトップ塗替 ( 高耐久 ) 工法 NWW-R01-HP 工法 1.1 防水仕様 2 施工フローチャート 2.1 施工フローチャート 3 事前確認 準備工事 3.1 前処理 4 防水施工 4.1 下地コンクリートの清掃 4.2 ナルファルトプライマー塗布 4.3 防水補強 4.4 バインダー塗り 4.5 検査 4.6 防水層の保護 4.7 施工上の注意 4.8 特記事項

1 ナルファルトトップ塗替 ( 高耐久 ) 工法 NWW-R01-HP 工法 1.1 防水仕様防水仕様塗布量一覧 (kg/ m2 ) 項目ナルファルトプライマーナルファルトWP-S ナルファルトトップハードP 塗布量 0.2 0.4 0.25 2 回 ナルファルト WP-S ( 使用量 =0.4kg/ m2 ) ナルファルトトップハード P ( 使用量 =0.25kg/ m2 2 回 ) ナルファルトプライマー ( 使用料 =0.2kg/ m2 )

2 施工フローチャート 2.1 施工フローチャート ナルファルトトップ塗替 ( 高耐久 ) 工法 NWW-R01-HP 工法 前処理 < 本工事施工 > 下地の清掃 ナルファルトプライマー塗布 防水補強 ナルファルト WP-S ( 使用量 =0.4kg/ m2 ) 検査 ナルファルトトップハード P ( 使用量 =0.25kg/ m2 2 回 ) 乾燥養生

3 事前確認 準備工事 ナルファルトトップ塗替 ( 高耐久 ) 工法 NWW-R01-HP 工法上記工法を施工するにあたり 事前に使用範囲に適しているか確認検討する 3.1 3.1.1 高圧水にて表面洗浄を行い コケ 泥 汚れなどをしっかりと除去する 前処理 3.1.2 床入り隅 立上り入隅は通り良く直角とし 出隅は通り良く面取りとする 3.1.3 金属下地にサビのある場合は サビを除去し サビ止め塗装を行う 3.1.4 既存防水層の劣化の著しい部分 浮きのある不良箇所は撤去する 3.1.5 ドレン部廻りは縁から 300 mmの範囲 既存防水層を撤去する 3.1.6 撤去部にはナルファルト A を 1kg/ m2塗布し ナルファルト A をセメント重量比 3% 混入させたモルタルで平滑に埋める 3.1.7 水勾配修正は樹脂モルタルで補修する 3.1.8 既存シールは撤去し 後述の特記事項に記載されたシール材に打ち替える

4 防水施工 4.1 下地コンクリートの清掃 防水下地のホコリなどを除去する 4.2 4.2.1 ナルファルトプライマー ( 使用量 =0.2kg/ m2 ) ナルファルトプライマー塗布 4.2.1.1 コンクリート下地や既存防水層へ適用する場合はナルファルトプライマーを塗布する 金属下地の場合はナルファルトプライマー塗布は不要 4.2.1.2 プライマー塗布に先立ち 下地の清掃を行い乾燥させる ナルファルトプライマー (2kg 入り ) をそのまま別容器にあける 4.2.2 塗布手順 塗り付けは刷毛 ローラーで 1 回とし 塗布端末まで均一に塗り付けて乾燥させる 1 塗布量が多くなると 乾燥時間が長くなる 2 コーナー部に液溜りがある場合は刷毛で均一になるようにする 4.3 4.3.1 防水補強を行うのは以下の箇所である 防水補強 既存防水不良撤去跡 打継部 クラック発生部 板金ジョイント部 ドレン廻り 床入り隅部 立上り入り隅部等 4.3.2 板金ジョイント部は後述の特記事項に記載されたシール材を打ち 段差を修正する 4.3.3 増し張り補強にはナルファルト不織布 ( 幅 200 mm ) を使用し ナルファルト WP かナルファルト WP-S で張り付ける ナルファルト不織布の重ねは幅 100 mmとする 4.3.4 ドレン部は次の方法で処置をする 1200 角のナルファルト不織布をナルファルト WP で均等に張り重ねる 2 ナルファルト不織布 ( 幅 1050 mm ) を下図のように金物の縁から 200 mm以上の大きさで中心を切り取り くり抜かれた縁に放射状に 20~30 mmの切れ目を入れ 重ね張りする

4 防水施工 4.4 4.4.1 ナルファルト WP-S ( 使用量 =0.4kg/ m2 ) バインダー塗り 4.4.1.1 事前確認ナルファルトプライマーが乾燥しているか確認する 4.4.1.2 塗布工 a) ナルファルト WP-S は一液タイプなので 開封後直ぐ施工できる b) ナルファルト WP-S をローラー等を使用して平坦に塗布する c) 硬化促進させる場合 必ずセメントを混入すること その際のセメント重量比は夏場は 0.5% 冬場は 1% である 但し夏場の外気温が上昇して可使時間が短くなる場合は重量比 0.3% まで下げる セメントは同量の清水で溶いてノロにして混合し ハンドミキサーでよく攪拌する 4.4.1.3 乾燥養生ナルファルト WP-S 塗布完了後 通気乾燥を十分に行う 4.5 検査 指触診断ナルファルト WP-S の乾燥を確認する際は指触診断を行う a) 指に水を付けナルファルト WP-S 防水層表面を擦り ナルファルト WP-S が茶色に戻り指につかないことを確認する b) ナルファルト WP-S が厚付けされて乾燥の遅い箇所は入念に確認する 4.6 防水層の保護露出保護材 ( トップ仕上げ ) ナルファルトトップハード P を開封し ハンドミキサーでよく撹拌する ナルファルトトップハード P を刷毛 ローラー等でムラ無く均一に 0.25kg/ m2を塗布する 乾燥後 同様に 2 回目を 0.25kg/ m2塗布する

4 防水施工 4.7 4.7.1 ナルファルトWP-Sは気温 5 以上で保管 施工を行う 施工上の注意 水性のため低温での保管 施工は凍結による機能低下 品質不良を招く恐れがある 4.7.2 施工に際しては標準施工要領書を理解した上で施工する 4.7.3 配管廻り 入り隅部は余分に厚塗りしないように注意する 4.7.4 ナルファルト WP-S の主成分であるアスファルトは可塑剤に触れると反応して硬化不良を起こすため シール材に可塑剤が含まれていないことを必ず確認する ( 後述 特記事項参照 ) ノンブリード型といわれるシール材には微弱の可塑剤を含む商品がある ナルファルト WP の塗膜にシールを打つ場合も同様に注意する 4.7.5 屋内 地下外壁 水槽 ピットなど乾燥に時間がかかる場所にナルファルト WP-S を使用する場合は必ずセメントを混入する その際のセメント重量比は夏場は 0.5% 冬場は 1% である 但し夏場の外気温が上昇して可使時間が短くなる場合は重量比 0.3% まで下げる セメントは同量の清水で溶いてノロにして混合し ハンドミキサーでよく攪拌する セメントノロを混入したナルファルト WP は乾燥 硬化が速まる為 1 時間以内に使い切る 4.7.6 水希釈 ( 水で薄める ) は一切行わない 水希釈すると機能低下 品質不良 ( 接着力の低下 伸び弾性の低下 乾燥硬化の著しい遅延 膨れの発生 乾燥硬化後の再溶解など ) が生じる 4.7.7 屋外施工は天候の良い日を選び 塗布後に降雨 降雪 結露 凍結の恐れのある場合は施工を避ける 4.7.8 翌日に降雨 降雪 凍結の恐れのある場合は夕方近くの施工は避ける 翌朝に十分な乾燥が得られず流出 凍結する恐れがある 4.7.9 日照の得られない北面や通風の無い個所で乾燥の遅延が予想される場合は 前日の内に施工見合わせを検討する 4.7.10 塗布量が少ないと十分な性能が得られないため 標準塗布量を厳守する 4.7.11 塗布用具は塗布後直ちに水につけて乾燥硬化を防ぐ 用具の洗浄は水で行い 使用する際は十分に水を切って使用する 4.7.12 水張り検査や保護トップ材を塗布する前にナルファルト WP-S が十分乾燥硬化したかどうか確認する 指触診断法 ( 指に水滴をつけてナルファルト WP-S 表面を擦り 再溶解しないことで判定 ) 推奨 4.7.13 乾燥したナルファルト WP-S の表面に乗る場合は 靴底にナルファルト WP が付着していない靴を履く ナルファルト WP-S が接着して塗布した表面を損傷する恐れがある 4.7.14 予期せぬ降雨等によってナルファルト WP-S が再溶解した場合は 雨上がり後そのまま放置して乾燥硬化を待つ 溶解 ( 黒色から茶色にもどる ) したナルファルト WP-S に乗ると 損傷が拡がる 十分乾燥硬化した後に 不良箇所に再塗布する手直しを行う 4.7.15 取扱いにあたっては製品安全データシート (MSDS/SDS) を参照する

4 防水施工 4.8 特記事項 ナルファルト WP とシールの相性についてナルファルト WP は シール材に含まれる可塑材によって反応を起こす場合がある 防水下地及び防水後の取合いのシールは以下の材料を使用する ナルファルト WP と反応しないシール材 ( 可塑材を含まない ) 製品 1 成分型弾性エポキシ系シール材横浜ゴム製エポソフト N コニシ製エフレックス 1 成分型ポリウレタンシール材オート化学工業製オートンシーラー 101NB オート化学工業製オートンノンブリード Q ィック 2 成分型ポリウレタンシール材サンスター製ペンギンシール PU9000 タイフ NB