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財務省貿易統計

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1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%

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【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(1月号)~輸出の好調続くも新型スマホ関連がピークアウトへ

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目 次 Ⅰ. 総括編 1. 世界各地域の人口, 面積, 人口密度の推移と予測およびGDP( 名目 ) の状況 ( 1) 2. 世界の自動車保有状況と予測 ( 5) 3. 世界の自動車販売状況と予測 ( 9) 4. 世界の自動車生産状況と予測 ( 12) 5. 自動車産業にとって将来魅力のある国々 (

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近畿圏における電気機器の貿易動向 平成 24 年 10 月 22 日大阪税関調査統計課 貿易額推移 近畿圏における電気機器の貿易額は 2000 年に初めて輸出額が 3 兆円を突破し 輸入額が 1 兆円を突破しました 輸出額は 2001 年に一旦減尐しますが その後は右肩上がりで増加し 2005 年に

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インド 12 3 エビ イカ オーストラリア 13 3 マグロ エビ フィリピン 14 1 マグロ カツオ エビ アイスランド 15 1 その他の魚 ハリバット 魚卵 スペイン 16 1 マグロ タコ マルタ 17 1 モロッコ 18 1 タコ イカ モーリタニア 19 1 タコ ニュージーランド

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1. 沖縄県における牛肉の輸出動向 2015 年は 輸出額が過去最高 数量 金額 2015 年は数量が 18,424 KG( 前年比 97.0%) 金額が 87 百万円 ( 同 111.8%) となり 輸出額が過去最高を記録しました 沖縄県の輸出額シェアは 1.1% となっています 国別金額シェア

特集 切花の輸入 平成 29 年 2 月 24 日東京税関 成田空港の輸入品にも春が来る! 輸入される切花は 菊 と カーネーション で 6 割を占める 毎年 3 月は ばら が輸入のピークを迎える 3 月が最初のピーク 春が近づき 花の話題が増える季節となりました 輸入品においても季節ごとの商品が

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2. 港別の貿易概況 小名浜港 輸出額:286 億 14 百万円 3 年ぶりの増加 輸入額:3,405 億 84 百万円 2 年ぶりの減少 輸出入合計:3,691 億 98 百万円 2 年連続の増加 輸出動向 輸出伸率 (36.2%) は 平成 22 年 (27.7%) 以来 3 年ぶりの増加 主に

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1 我が国の農産物輸入等の動向 (1) 概観 ( 海外依存を高めた我が国の食料供給 ) 我が国の農産物輸入は 2000 年を100として 1960 年の15.7から2015 年には165.3まで 金額ベースで10.5 倍と大幅に増加している 多様な食生活が実現される中 需要が拡大した畜産物や油脂類の

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2017 年訪日外客数 ( 総数 ) 出典 : 日本政府観光局 (JNTO) 総数 2,295, ,035, ,205, ,578, ,294, ,346, ,681, ,477

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平成 28 年福島県の貿易概況のポイント ( 確定値 ) 1. 福島県の貿易概況 ( 前年比較 ) 輸出額:707 億 46 百万円 約 26 億円の増加 (3.8% 増 ) 輸入額:3,046 億 49 百万円 約 944 億円の減少 (23.6% 減 ) 輸出入合計:3,753 億 95 百万円

< 図表 1> 米国の仕出し国 地域別自動車部品輸入実績 ( 単位 :100 万ドル ) 輸出国 シェア 1 メキシコ 11,740 13,692 16,045 17,056 19, % 2 カナダ 7,638 8,253 8,932

2016 年の日本の対ロシア NIS 諸国輸出入通関実績 ( 確定値 ) ドル表示 輸出入前年輸出前年輸入合計前年 =100 =100 =100 バランス ロシア 16,410, ,125, ,285, ,159,423 ウクライナ 883,

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データバンク 2006 年 1~9 月の日本の対 CIS 主要国貿易統計 1. ロシア /92 2. ウクライナ /94 3. カザフスタン /95 4. ウズベキスタン /96 5. アゼルバイジャン /97 表 年 1~9 月の日本の対ロシア NIS 諸国輸出入通関実績 ( 単位

(Microsoft Word \224N\203\215\203V\203A\213\311\223\214\223\212\216\221.doc)

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地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20

平成 21 年 4 月 10 日 平成 21 年 10 月 1 日訂正国際部国際政策課 農林水産物輸出入概況 2008 年 ( 平成 20 年 ) 確定値 本資料は財務省が発表している 貿易統計 を基に 我が国の農林水産物輸出入状況を取りまとめたものであり 本年 3 月 24 日に公表した統計表 (

輸入動向平成 29 年の横浜税関における 自動車の輸入実績は 数量が 153,835 台 ( 対前年同期比 0.7% 増 ) 金額が 6,154 億 19 百万円 ( 同 12.5% 増 ) でした また 全国においては 数量が 359,907 台 ( 対前年同期比 2.4% 増 ) 金額が 1 兆

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Ⅰ. 繊維品輸出実績 (1) 類別輸出実績換算円レート = 類別 項目 2014 年 1 月 ~ 12 月 2013 年実績 金額 ( 千ドル ) 前年同月比金額 ( 千ドル ) 前年同期比構成比金額 ( 千ドル ) 前年比構成比 紡織用繊維及びその製品 ( 合計 ) 743,383 9

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Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度 わが国は エネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し 衣食住の面で欠くことのでき ない多くの資源を輸入に頼っている わが国海運は こうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている 石 炭 100% 原 油 99.6% 天然ガ

目 宮城県貿易概況 ( 平成 28 年上半期 ) 1. 入総額 1 2. 品目別動向 2 3. 地域 ( 国 ) 別動向 2 4. 主要入品目 3 5. 主要地域 ( 国 ) 別入品目 4 6. 過去 10 年間の県内貿易額推移 5 ( 参考 ) 県内各港別動向 1. 仙台塩釜港 (1) 品目別動向

阪神港及び各港の構成比 ( 対全国 ) 全国における阪神港の構成比をみると 2014 年は輸出で 12.9% 輸入で 12.7% となり 阪神港が誕生した 2007 年と比べて 輸出は 0.8 ポイント 輸入は 0.7 ポイント拡大しました 阪神港の各港についてみると 輸出は神戸港の構成比が高く 輸


地域 ( 国 ) 別輸出入 輸出輸入差引 価額伸率価額伸率価額伸率 総額 40,131, ,530, ,785 4 アジア 21,850, ,862, ,987, 中華人民共和国 7,655,

< 目次 > 概要 1 1. 香港 2. 台湾 3. 韓国 4. 中国 5. シンガポール 6. マレーシア 7. ブルネイ 8. インドネシア 9. タイ 10. ベトナム ミャンマー 12. フィリピン 13. インド 14. 中

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清涼飲料の輸出

JNTO

<貿易見通し>

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国際会議等への参加のために行った受入れ状況

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ビール系飲料の輸入

特集 NIS 諸国と対外経済関係 データバンク 2008~2009 年の NIS 諸国の貿易統計 1. ロシア /62 2. ウクライナ /64 3. ベラルーシ /68 4. モルドバ /70 5. カザフスタン /72 6. キルギス /74 7. ウズベキスタン /76 8. トルクメニスタン

Microsoft Word - 校了 11 統計 ①増田、田辺.doc

2007年12月10日 初稿

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摂南経済研究第 4 巻第 1 2 号 (2014) 較検討するのも興味深いことであるが ここではあくまでも 2011 年のデータの提示のみに終始し 分析 検討は改めて順次おこなってみたい 後者の目的にかかわる国際観光輸出 輸入 収支については 前掲の 国際観光論 において 2000 年から 2008

みかんの輸出 ( 生鮮及び乾燥したもの ) 門司税関の 2014 年輸出数量及び金額 全国第 1 位 平成 27 年 3 月 18 日 門司税関 はじめに 3 月になり 春の足音が聞こえてきますが まだまだ寒い日が続いています 寒い冬の日に コタツでみかんを食べるという日本人の姿はもはや遠い昔になり

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Transcription:

第 3 章九州の産業別貿易動向 1. 自動車 自動車の部分品 217 年の九州の自動車輸出額は 1 兆 7,6 億円 ( 前年比 27.4% 増 ) で前年より増加し 4 年連続の増加となった 輸出先は が最も多く 次いで アラブ首長国連邦等であった 217 年の九州の自動車生産台数は 139 万台 ( 前年比 3.1% 増 ) で 日本全体の生産台数 (969 万台 ) の約 14% を占めた ( 億円 ) 18, 16, 14, 1 1, 8, 6, 4, 図表 3-1-1 九州の自動車輸出額の推移 全国比 (%) 16% 14% 12% 1% 8% 6% 4% 2% 9 1 輸出額 5,277 9,874 9,888 1,196 1,56 1,513 11,549 13,346 17,6 輸出全国比 7.9% 1.8% 12.1% 11.1% 9.7% 9.6% 9.6% 11.8% 14.4% % 図表 3-1-2 自動車の主な輸出相手国 地域の推移 (211 年 216 年 ) ( 単位 : 億円 %) 212 年 金額 構成比 217 年 金額 構成比 全国 全国 3,33 32.9% 45,684 38.6% オーストラリア 7,525 8.2% オーストラリア 8,21 6.8% ロシア 6,242 6.8% 5,592 4.7% 4,794 5.2% アラブ首長国連邦 4,493 3.8% アラブ首長国連邦 3,236 3.5% カナダ 3,78 3.1% 4,122 43.5% 5,755 42.9% 計 92,25 1.% 計 118,254 1.% 九州 九州 4,532 44.4% 6,369 37.5% 2,26 21.6% 4,9 23.6% ロシア 52 4.9% アラブ首長国連邦 1,243 7.3% アラブ首長国連邦 5 4.9% メキシコ 64 3.8% カナダ 455 4.5% 英国 66 3.6% 2,1 19.6% 4,139 24.3% 計 1,196 1.% 計 17,6 1.% 図表 3-1-1~2 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -17-

図表 3-1-3 世界の自動車生産台数 ( 単位 : 万台 %) 212 年 213 年 214 年 215 年 216 年 217 年 構成比伸び率 11 年比 ヨーロッパ 1,986 1,992 2,43 2,117 2,149 2,216 22.8% 3.1% 11.6% 米州 2,9 2,113 2,122 2,96 2,82 2,67 21.2% -.7% 2.9% アジア大洋州 4,37 4,582 4,74 4,788 5,185 5,354 55.% 3.3% 22.5% 日本 994 963 977 928 92 969 1.% 5.3% -2.5% 九州 146 134 13 135 135 139 1.4% 3.1% -4.8% 1,927 2,212 2,373 2,457 2,812 2,92 29.8% 3.2% 5.6% 韓国 456 452 452 456 423 411 4.2% -2.7% -9.8% インド 417 39 384 416 452 478 4.9% 5.8% 14.6% タイ 243 246 188 191 194 199 2.% 2.3% -18.1% 332 319 365 341 383 394 4.1% 3.% 19.% アフリカ 59 64 72 84 9 93 1.% 3.1% 58.8% 世界計 8,424 8,751 8,978 9,84 9,56 9,73 1.% 2.4% 15.5% 図表 3-1-4 世界の自動車生産台数の国 地域別構成比 ( 単位 : 万台 %) カナダ 22 2.3% ブラジル 27 2.8% スペイン 285 2.9% メキシコ 47 4.2% 韓国 411 4.2% 2,14 21.6% インド 478 4.9% 世界の自動車生産台数 (217 年 ) 9,73 万台 ドイツ 565 5.8% 日本 969 1.% 2,92 29.8% 1,119 11.5% 図表 3-1-3~4 出所 : 国際自動車工業連合会 HP 九州経済産業局資料より九州経済産業局作成 -18-

217 年の九州の自動車の部分品の貿易額は 輸出が 613 億円 ( 前年比 14.4% 増 ) で前年より増加し 6 年連続の増加となった 一方 輸入も 1,797 億円 ( 前年比 13.6% 増 ) で前年より増加し 調査開始以来 毎年の増加となった 九州の輸出相手国 地域では が最も多く 次いでマレーシア ロシアであった 前年と比較すると 向けの割合が大きく増加した一方 ASEAN 向けの割合は大きく減少した 九州の輸入相手国 地域では が最も多く 次いでメキシコ 韓国であった 前年と比較すると メキシコからの割合が増加した一方 ASEAN 韓国からの割合は減少した 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 図表 3-1-5 九州の自動車の部分品貿易額の推移 ( 億円 ) 全国比 (%) 9 1 輸出額 266 372 353 438 45 452 457 536 613 輸入額 47 693 71 93 1,139 1,395 1,531 1,582 1,797 輸出全国比 1.2% 1.2% 1.2% 1.4% 1.3% 1.3% 1.3% 1.5% 1.6% 輸入全国比 12.7% 14.2% 14.9% 16.3% 16.3% 17.1% 17.5% 19.% 19.3% 図表 3-1-6 自動車の部分品の主な輸出入相手国 地域 (216 年 ) ( 単位 : 億円 %) 2% 18% 16% 14% 12% 1% 8% 6% 4% 2% % 輸出 金額 構成比 輸入 金額 構成比 全国 全国 9,614 24.7% 3,372 36.2% 8,113 2.8% タイ 887 9.5% タイ 2,89 7.4% 韓国 836 9.% メキシコ 2,3 5.2% ドイツ 737 7.9% インドネシア 1,824 4.7% メキシコ 58 6.2% 14,496 37.2% 2,916 31.3% 計 38,966 1.% 計 9,328 1.% 九州 九州 265 43.2% 684 38.1% マレーシア 53 8.6% メキシコ 34 16.9% ロシア 44 7.2% 韓国 254 14.1% 42 6.8% タイ 198 11.% カナダ 35 5.8% 76 4.2% 174 28.3% 282 15.7% 計 613 1.% 計 1,797 1.% 図表 3-1-5~6 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -19-

図表 3-1-7 九州の自動車の部分品の輸出相手国 地域の推移 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 13 26.4% 9.4% 1.3% 1.7% 4.5% 11.6% 14 26.6% 15.5% 4.6% 1.2% 24.6% 18.6% 15 31.7% 2.5% 5.% 12.9% 8.2% 21.7% 16 34.4% 25.8% 6.% 6.% 4.8% 22.9% 17 年 43.2% ASEAN 15.7% 韓国 5.7% 6.8% ロシア 7.2% 21.3% 図表 3-1-8 九州の自動車の部分品の輸入相手国 地域の推移 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 13 4.7% 29.6% 15.2% 1.7% 12.8% 14 43.7% 26.% 15.9% 3.1% 11.3% 15 43.9% 23.9% 15.3% 5.5% 11.4% 16 4.5% 22.7% 17.% 9.7% 1.% 17 年 38.1% ASEAN 21.2% 韓国 14.1% メキシコ 16.9% 9.7% 図表 3-1-7~8 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -11-

2. 半導体等電子部品 217 年の九州の半導体等電子部品貿易額は 輸出が 8,36 億円 ( 前年比 27.% 増 ) で前年より増加した 一方 輸入も 2,855 億円 ( 前年比 15.8% 増 ) で前年より増加した 九州の輸出相手国 地域では 向けが最も多く 次いで韓国 であった 直近の 5 年間で 向けの割合が 2 倍以上増加し 向けの割合は半分以下と大きく減少した 九州の輸入相手国 地域では からが最も多く 次いで 韓国であった 直近の 5 年間で からの割合が 2 割から 7 割へと大きく増加し 韓国 ASEAN からの割合が大きく減少した 図表 3-2-1 九州の半導体等電子部品貿易額の推移 ( 億円 ) 全国比 (%) 9, 24% 8, 7, 6, 5, 4, 3, 1, 9 1 11 12 13 14 15 16 年 17 年輸出額 3,756 3,6 3,898 4,73 5,3 5,989 7,39 6,581 8,36 輸入額 1,533 1,454 1,277 1,628 2,66 2,82 3, 2,466 2,855 輸出全国比 11.% 8.7% 1.9% 14.2% 14.2% 16.2% 18.% 18.2% 2.8% 輸入全国比 8.7% 6.8% 7.2% 9.2% 8.4% 9.8% 1.% 9.8% 1.2% 21% 18% 15% 12% 9% 6% 3% % 図表 3-2-2 半導体等電子部品の主な輸出入相手国 地域 (216 年 ) ( 単位 : 億円 %) 輸出 金額 構成比 輸入 金額 構成比 全国 全国 1,456 26.% 11,49 41.1% 6,658 16.6% 4,992 17.9% 6,586 16.4% 2,945 1.5% 韓国 3,274 8.1% 韓国 2,391 8.6% 2,486 6.2% マレーシア 1,525 5.5% 1,764 26.8% 4,622 16.5% 計 4,225 1.% 計 27,966 1.% 九州 九州 2,435 29.1% 2,25 7.9% 韓国 2,191 26.2% 546 19.1% 865 1.3% 韓国 121 4.2% ベトナム 839 1.% フィリピン 46 1.6% タイ 429 5.1% マレーシア 38 1.3% 1,61 19.2% 79 2.8% 計 8,36 1.% 計 2,855 1.% 図表 3-2-1~2 出所 : 財務省 貿易統計 門司税関提供のデータより九州経済産業局作成 -111-

図表 3-2-3 九州の半導体等電子部品の輸出相手国 地域の推移 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 13 11.4% 25.2% 22.% 21.1% 9.8% 3.7% 6.7% 14 17.2% 22.8% 24.2% 17.4% 7.8% 3.4% 7.1% 15 19.9% 21.3% 23.% 16.% 8.2% 4.4% 7.3% 16 24.7% 22.2% 2.% 14.5% 6.% 5.2% 7.4% 17 年 29.1% 韓国 26.2% ASEAN 21.% 1.3% 4.6% 3.5% 5.2% 図表 3-2-4 九州の半導体等電子部品の輸入相手国 地域の推移 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 13 22.6% 38.8% 17.6% 9.9% 11.2% 14 28.% 51.3% 1.% 8.6% 2.2% 15 5.8% 33.1% 5.9% 8.9% 1.4% 16 6.8% 27.4% 6.1% 5.1%.7% 17 年 7.9% 19.1% 韓国 4.2% ASEAN 4.9%.8% 図表 3-2-3~4 出所 : 財務省 貿易統計 門司税関提供のデータより九州経済産業局作成 -112-

3. 鉄鋼 217 年の九州の鉄鋼貿易額は 輸出が 4,99 億円 ( 前年比 15.7% 増 ) で前年より増加した 一方 輸入も 1,61 億円 ( 前年比 32.6% 増 ) で前年より増加した 輸出先はタイが最も多く 次いで韓国 となり 輸入元は韓国が最も多く 次いで南アフリカ共和国 であった 217 年の九州の粗鋼生産量は 15 百万トンで 日本全体の生産量 (15 百万トン ) の約 14% を占めた ( 億円 ) 8, 図表 3-3-1 九州の鉄鋼貿易額の推移 16% 14% 6, 12% 1% 4, 8% 6% 4% 2% 1 輸出額 5,311 5,682 5,267 5,745 5,787 5,71 4,312 4,99 輸入額 78 79 786 8 979 926 8 1,61 輸出全国比 14.4% 15.3% 15.1% 15.1% 14.6% 15.5% 15.2% 15.2% 輸入全国比 1.2% 8.4% 9.8% 1.% 9.9% 11.% 11.3% 11.5% % 図表 3-3-2 鉄鋼の主な輸出入相手国 地域 (216 年 ) ( 単位 : 億円 %) 輸出 金額 構成比 輸入 金額 構成比 全国 全国 5,514 16.8% 韓国 3,283 35.7% 韓国 4,485 13.7% 1,637 17.8% タイ 4,41 13.4% 848 9.2% 2,134 6.5% カザフスタン 721 7.8% 2,123 6.5% 南アフリカ共和国 45 4.4% 14,177 43.2% 2,35 25.1% 計 32,844 1.% 計 9,199 1.% 九州 九州 タイ 832 16.7% 韓国 449 42.3% 韓国 696 14.% 南アフリカ共和国 114 1.7% 655 13.1% 112 1.6% 373 7.5% カザフスタン 19 1.3% メキシコ 268 5.4% ブラジル 79 7.5% 2,165 43.4% 198 18.6% 計 4,99 1.% 計 1,61 1.% 図表 3-3-1~2 出所 : 財務省 貿易統計 門司税関提供のデータより九州経済産業局作成 -113-

図表 3-3-3 主要国の粗鋼生産量 ( 単位 : 百万トン %) 214 年 215 年 216 年 217 年 構成比 822 84 88 832 49.7% EU 169 166 162 169 1.1% 日本 111 15 15 15 6.2% うち九州 16 16 16 15.9% インド 87 89 95 11 6.1% 88 79 78 82 4.9% ロシア 71 91 71 71 4.3% 韓国 72 7 69 71 4.2% トルコ 34 32 33 38 2.2% ブラジル 34 33 31 34 2.1% 181 152 176 172 1.3% 世界計 1,669 1,62 1,628 1,675 1.% 備考 :EU はクロアチアを除く 27 カ国の計 出所 :( 一社 ) 日本鉄鋼連盟資料より九州経済産業局作成 -114-

4. 船舶類 217 年の九州の船舶類輸出額は 4,771 億円 ( 前年比.5% 減 ) で前年より減少した 輸出先はパナマが最も多く 次いでシンガポール イタリアであった 船舶類については 九州の輸出額が全国 (13,768 億円 ) の 34.6% を占めており 九州の主力輸出品目の一つである 図表 3-4-1 九州の船舶類の輸出額推移 ( 億円 ) 8, 4% 35% 6, 3% 25% 4, 2% 15% 1% 5% 9 1 11 12 13 14 15 16 年 17 年輸出額 5,65 6,393 5,731 4,335 4,85 4,81 3,894 4,795 4,771 輸出全国比 27.1% 28.% 27.6% 24.4% 27.2% 29.8% 28.2% 34.3% 34.6% % 図表 3-4-2 九州の船舶類の輸出相手国 地域 リベリア 213 4.5% マルタ 136 2.9% バハマ 331 6.9% 423 8.9% 485 1.2% 九州から世界への船舶類輸出総額 (217 年 ) 4,771 億円 ( 単位 : 億円 %) パナマ 1,644 34.5% マーシャル 439 9.2% イタリア 57 1.6% シンガポール 592 12.4% 図表 3-4-1~2 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -115-

5. 食料品 217 年の九州の食料品貿易額は 輸出が 638 億円 ( 前年比 13.5% 増 ) で前年より増加し 29 年から毎年の増加となった 一方 輸入も 3,96 億円 ( 前年比 3.7% 増 ) で前年より増加した なお 輸出額から輸入額を引いた貿易収支は 大幅な輸入超過が続いている 輸出はアジアや北米向けが多く 品目としては魚介類及び同調製品が 5 割近くを占めた 一方 輸入は北米やアジアのほか 中南米や大洋州など より多様な国々との取引となっており 品目としては穀物類及び同調製品と魚介類及び同調製品が多い 図表 3-5-1 九州の食料品貿易額の推移 ( 億円 ) 5, 全国比 (%) 12. 4, 1. 8. 3, 6. 4. 1, 2. 9 1 輸出額 236 254 275 28 331 383 54 562 638 輸入額 3,142 3,35 3,86 3,872 4,299 4,84 4,262 3,766 3,96 輸出全国比 7. 6.7 8.3 8.5 8. 8.3 9.4 9.6 1.1 輸入全国比 7.2 7.3 7.5 7.5 7.5 6.8 6.8 6.6 6.2. 備考 : 食料品 とは 食料品及び動物 ( 大分類 ) 飲料 ( 中分類 ) 動植物性油脂 ( 大分類 ) を足したものから 生きた動物 ( 中分類 ) 飼料 ( 中分類 ) 加工油脂及びろう ( 中分類 ) を差し引いたものとする 出所 : 財務省 貿易統計 門司税関提供のデータより九州経済産業局作成 -116-

図表 3-5-2 九州の食料品の国 地域別輸出額 ( 単位 : 億円 %) オーストラリア 2 3.2% 46 7.2% タイ 19 3.% ベトナム 55 8.6% 57 9.% 67 1.5% 九州から世界への食料品輸出総額 (217 年 ) 638 億円 89 13.9% 151 23.6% 韓国 133 2.9% 図表 3-5-3 九州の食料品の品目別輸出額 穀物及び同調製品 31 4.8% 果実及び野菜 33 5.2% 19 2.9% ( 単位 : 億円 %) 肉類及び同調製品 6 9.4% の調製食料品 63 9.8% 九州から世界への食料品の品目別の輸出総額 (217 年 ) 638 億円 魚介類及び同調製品 35 47.9% 飲料 127 19.9% 図表 3-5-2~3 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -117-

図表 3-5-4 九州の食料品の国 地域別輸入額 ( 単位 : 億円 %) ベトナム 11 2.6% 811 2.8% 1,3 26.4% インドネシア 111 2.8% フィリピン 112 2.9% 韓国 17 4.4% ロシア 177 4.5% オーストラリア 23 5.9% 九州の世界からの食料品輸入総額 (217 年 ) 3,96 億円 タイ 261 6.7% ブラジル 34 7.8% 599 15.3% 図表 3-5-5 九州の食料品の品目別輸入額 の調製食料品 99 2.5% 肉類及び同調製品 383 9.8% 果実及び野菜 69 17.7% コーヒー 茶 ココア 香辛料類 93 2.4% 195 5.% 九州の世界からの食料品の品目別の輸入総額 (217 年 ) 3,96 億円 穀物及び同調製品 1,353 34.6% ( 単位 : 億円 %) 魚介類及び同調製品 1,93 28.% 図表 3-5-4~5 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -118-

6. 農林水産物及び加工品 近年 各種農林水産物の輸出額及び輸出数量が伸びており さまざまな国に輸出されている 主要な農林水産物について 輸出動向は以下のとおり 1 野菜 果物等 7, 6, 図表 3-6-1 九州の主要な農林水産物の輸出額 数量推移 1 九州輸出額 九州数量 輸出額全国比 数量全国比 113 14.% 野菜 果実等 単位 ; 百万円 千 KG 12.% 5, 1.% 4, 8.% 3, 6.% 4.% 1, 2.%.% 9 8 7 6 5 4 3 2 1 かんしょ 単位 ; 百万円 千 KG 8.% 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.% 7 6 5 4 3 2 1 ストロベリー 単位 ; 百万円 千 KG 1.% 9.% 8.% 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.% 16 14 トマト 単位 ; 百万円 千 KG.% 1.% 9.% 2,5 1 みかん 単位 ; 百万円 千 KG.% 1.% 12 8.% 7.% 8.% 1 6.% 1,5 6.% 8 5.% 6 4.% 1, 4.% 4 3.% 2.% 5 2.% 2 1.% 12 13 14 15 16 17 年.%.% -119-

7 35.% 5 2.% 6 メロン ( すいか含む ) 単位 ; 百万円 千 KG 3.% 45 4 米 単位 ; 百万円,1t 18.% 16.% 5 25.% 35 14.% 4 2.% 3 12.% 25 1.% 3 15.% 2 8.% 2 1.% 15 6.% 1 4.% 1 5.% 5 2.%.%.% 6 5 4 緑茶 単位 ; 百万円, 千 KG 4.% 35.% 3.% 25.% 2 18 16 14 12 なし 単位 ; 百万円 千 KG 2.% 18.% 16.% 14.% 12.% 3 2.% 1 1.% 2 15.% 1.% 8 6 8.% 6.% 1 5.% 4 2 4.% 2.%.% 12 13 14 15 16 17 年.% 参考 野菜等の輸出に際し 最も重要な貯蔵条件は 品目によりそれぞれ異なっており 水分の多い野菜は貯蔵日数が短く 根菜類は長い傾向にある 品目 貯蔵最適温度 ( ) 貯蔵限界 ( 目安 ) サツマイモ 13~15 4~7 月 イチゴ 7~1 日 トマト ( 完熟 ) 8~1 1~3 週間 トマト ( 緑熱 ) 1~13 2~5 週間 メロン ( ネットメロン ) 2~5 2~3 週間 メロン ( ) 7~1 3~4 週間 出所 :( 独 ) 農研機構 野菜茶業研究所 野菜の最適貯蔵条件 を参考に作成 海外への生鮮食料品等の流通においては 生産段階から消費段階まで低温に保ちながら流通されるしくみ コールドチェーン の整備が進められている 野菜 果実等は輸出額が毎年少しずつ増加している 特に かんしょ ストロベリー トマト メロン ( すいか含む ) 緑茶は輸出額が増加傾向にある 輸出額が大きい野菜 果物等はストロベリー 緑茶等で 輸出額の全国比が高いものは トマト ストロベリー みかん等となっている 備考 :HS コードは次のとおり かんしょ 7142 ストロベリー 811 トマト 72 みかん 8521 メロン 87 米 161 162 163 164 緑茶 921 922 なし 883-12-

2 肉類 1 九州輸出額 九州数量 輸出額全国比 数量全国比 113 25 豚肉 単位 ; 百万円 千 KG 5.% 2,5 鶏肉 単位 ; 百万円 千 KG 5.% 2 4.% 4.% 15 3.% 1,5 3.% 1 2.% 1, 2.% 5 1.% 5 1.% 6, 牛肉 単位 ; 百万円 千 KG.% 5.% 45.%.% 5, 4.% 4, 35.% 3.% 3, 25.% 2.% 15.% 1, 1.% 5.%.% 牛肉の輸出額は年々増加しており 211 年と比べて約 5 倍に増加した 備考 :HS コードは次のとおり 豚肉 23 鶏肉 2711 2712 2713 2714 牛肉 21 22 261 2629-121-

3 酒類 1 九州輸出額 九州数量 輸出額全国比 数量全国比 113 9, ビール 単位 ; 百万円 万リットル 8.% 1, 焼酎 単位 ; 百万円 千リットル 5.% 8, 7.% 7, 6.% 8 4.% 6, 5, 5.% 6 3.% 4.% 4, 3, 3.% 4 2.% 2.% 2 1.% 1, 1.%.%.% 6 8.% 日本酒 単位 ; 百万円 千リットル 5 6.% 4 3 4.% 2 2.% 1.% ビールと日本酒の輸出額は年々増加しており ビールについては輸出額の全国比が約 6 割となっている 備考 :HS コードは次のとおり ビール 223 焼酎 22891 日本酒 2262-122-

4 林産物 1, 1 九州輸出額 輸出額全国比 4, 3,5 植木 単位 ; 百万円 8.% 7.% 11, 1, 丸太 単位 ; 百万円 1.% 9.% 3, 6.% 9, 8, 8.% 7.% 2,5 1,5 5.% 4.% 3.% 7, 6, 5, 4, 6.% 5.% 4.% 1, 5 2.% 1.% 3, 1, 3.% 2.% 1.%.%.% 1,4 1,2 加工材 単位 ; 百万円 35.% 3.% 16 14 しいたけ 単位 ; 百万円 千 KG 24.% 2.% 1, 25.% 12 1 16.% 8 2.% 8 12.% 6 15.% 6 8.% 4 1.% 4 2 5.% 2 4.%.%.% 1 九州輸出額 九州数量 輸出額全国比 数量全国比 113 輸出額が大きい林産物は 丸太や植木である 輸出額の全国比が高いのは丸太である 丸太の輸出額について 217 年は前年より増加し 211 年と比べると 1 倍以上に増加した 備考 :HS コードは次のとおり 植木 623 624 6291 6299 丸太 443 加工材 447 449 しいたけ 712391-123-

5 魚介類 1, 九州輸出額 九州数量 輸出額全国比 数量全国比 113 14, 1 ぶり 単位 ; 百万円 千 KG 1.% 9.% 1,8 1,6 まぐろ 単位 ; 百万円 1MT 5.% 45.% 4.% 1, 8.% 1,4 35.% 8, 1,2 3.% 7.% 1, 25.% 6, 8 2.% 4, 6.% 6 15.% 5.% 4 2 1.% 5.% 5 45 あじ 単位 ; 百万円 万 KG 4.% 1.% 9.% 8 7 かつお 単位 ; 百万円 1MT.% 4.% 35.% 4 35 8.% 7.% 6 3.% 3 6.% 5 25.% 25 5.% 4 2.% 2 4.% 3 15.% 15 1 3.% 2.% 2 1.% 5 1.% 1 5.% 12 13 14 15 16 17 年.%.% ぶりの輸出額がもっとも大きく 全国に占める割合も高い 備考 :HS コードは次のとおり ぶり 34492 34592 34892 まぐろ 概況品 7112 かつお 概況品 7111 あじ 3245 3355-124-

図表 3-6-2 九州の主要な農林水産物の輸出先 1 野菜 果物等 ( 単位 : 百万円 %) シンガポール 5 1.8% マレーシア.3.1% 16 2.6% タイ 7 1.1% 13 2.1% 23 7.9% タイ 14 4.9% 九州のかんしょの輸出額 (217 年 ) 29 百万円 九州のストロベリーの輸出額 (217 年 ) 641 百万円 247 85.3% 64 94.3% シンガポール 4 3.%.2.2% 1 7.1% 九州のトマトの輸出額 (217 年 ) 13 百万円 13 1% 3 21.8% 九州のみかんの輸出額 (216 年 ) 175 百万円 カナダ 95 67.9% マカオ.4 1% アラブ首長国連邦 3 6%.9 2% 九州のメロン ( すいか含む ) の輸出額 (217 年 ) 47 百万円 フィリピン 4 4% 34 28% グアム ( 米 ) 3 2% 1 1% 九州の米の輸出額 (217 年 ) 122 百万円 1 1% 41 34% 43 91% シンガポール 37 3% -125-

( 単位 : 百万円 %) ベトナム 1 1.8% 9 1.6% シンガポール 3 3.7% シンガポール 1 1.9% 16 3.% カナダ 31 5.7% 51 9.4% 5 9.3% 九州の緑茶の輸出額 (217 年 ) 541 百万円 32 55.9% 29 38.% タイ 5 6.3% 九州のなしの輸出額 (217 年 ) 77 百万円 4 52.% ドイツ 61 11.3% かんしょ ストロベリー トマト メロン等多くの野菜 果物が向けに輸出されている みかんの輸出先はカナダが最も多く 緑茶の輸出先はが最も多い -126-

2 肉類 ( 単位 : 百万円 %) 3 2.2% ベトナム 1.8% マカオ 4 3.% ベトナムカンボジア 16 49 3.7% 11.1% シンガポール 52 35.% 九州の豚肉の輸出額 (217 年 ) 148 百万円 87 58.9% 九州の鶏肉の輸出額 (217 年 ) 436 百万円 371 85.2% ベルギー 176 3.4% マカオ 233 4.6% タイ 152 3.% シンガポール 38 6.% 325 6.4% 583 11.4% カンボジア 826 16.1% 九州の牛肉の輸出額 (217 年 ) 5,122 百万円 1,451 28.3% 1,68 2.8% 豚肉 鶏肉 牛肉ともに輸出先はが第 1 位である 牛肉については が第 2 位となっている -127-

3 酒類 ( 単位 : 百万円 %) 16.2% ベトナム 8 1.8% 8 1.7% 7 1.4% 549 6.9% 九州のビールの輸出額 (217 年 ) 7.917 百万円 49 1.1% 韓国 32 6.7% タイ 58 12.1% 27 5.6% 九州の焼酎の輸出額 (217 年 ) 483 百万円 293 6.7% 韓国 7,353 92.9% シンガポール 14 2.3% フランス 12 2.1% ベトナム 25 4.3% 36 6.2% 韓国 44 7.5% 83 14.3% 九州の日本酒の輸出額 (217 年 ) 584 百万円 247 42.2% 123 21.% ビールは韓国 日本酒と焼酎はが最大の輸出先で アジア向けの輸出が多い -128-

4 林産物 イタリア 63 1.6% 36.9% ( 単位 : 百万円 %) 33.3% 528 13.7% 182 4.7% 韓国 1,568 15.4% 666 6.5% ベトナム 869 22.5% 九州の植木の輸出額 (217 年 ) 3,864 百万円 2,186 56.6% 九州の丸太の輸出額 (217 年 ) 1,23 百万円 7,935 77.8% ベトナム 39 3.% 5.4% 韓国 21 16.% 137 1.4% 75 5.8% 九州の加工材の輸出額 (217 年 ) 1,31 百万円 フィリピン 518 39.5% 5 35.6% オーストラリア 1 4.% 九州のしいたけの輸出額 (217 年 ) 14 百万円 8 6.3% 326 24.9% 林産物の輸出はアジア向けが大半を占めており 丸太及び植木は 加工材はフィリピンが最大の輸出先となっている -129-

5 魚介類 ( 単位 : 百万円 %) 188 1.5% カナダ 173 1.4% タイ 15 1.2% 715 5.9% 九州のぶりの輸出額 (217 年 ) 12,177 百万円 ベトナム 85 5.% 77 4.5% 147 8.6% 15 8.8% 224 13.2% 九州のまぐろの輸出額 (217 年 ) 1,71 百万円 629 37.% 1,952 89.9% タイ 389 22.9% フィリピン 6 1.2% 7 1.4% 6 1.5% 5 1.3% ベトナム 3.7% カナダ 3.7% 29 6.4% 67 14.4% タイ 73 15.7% 九州のあじの輸出額 (217 年 ) 463 百万円 ベトナム 282 6.9% 九州のかつおの輸出額 (217 年 ) 4 百万円 タイ 383 95.7% 魚介類の輸出先については 向けが多く 特に ぶりについては大半を占めている や ASEAN 諸国などアジアが多い 図表 3-6-1~2 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -13-

図表 3-6-3 九州の魚介類及び同調製品輸出額の推移 35 3 ( 億円 ) 3 284 魚介類及び同調製品 35 25 2 182 176 22 24 15 286 268 魚介類 287 1 173 168 192 194 5 9 8 1 1 14 16 魚介類の調製品 18 図表 3-6-4 九州の魚介類及び同調製品の輸出相手国 地域の推移 % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 11 41.9% 11.3% 1.1% 11.6% 5.5% 5.6% 3.4% 8.9% 1.6% 12 41.2% 16.8% 7.9% 11.5% 5.2% 3.3% 3.4% 8.4% 2.% 2.2% 13 37.7% 13.6% 1.7% 6.9% 6.3% 7.6% 13.3% 2.% 14 42.2% 1.6% 12.8% 5.3% 6.1% 8.6% 3.8% 8.7% 1.9% 15 39.% 17.5% 13.3% 8.3% 5.1% 5.3% 2.9% 1.6% 6.9% 16 42.% 15.3% 14.% 7.7% 5.5% 4.6% 3.8% 5.5% 1.6% 17 年 42.7% ベトナム 14.5% 韓国 1.8% 7.9% 6.5% タイ 4.9% 6.% 5.1% カナダ 1.5% 図表 3-6-3~4 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -131-

7. 鉱物性燃料 217 年の九州の鉱物性燃料の輸入額は 1 兆 8,632 億円 ( 前年比 31.9% 増 ) で前年より増加し 4 年ぶりに増加に転じた 品目別では 石炭 コークス及びれん炭 石油及び同製品 天然ガス及び製造ガスのいずれも輸入額が前年より増加した 211 年の東日本大震災以降 鉱物性燃料の需要増により 九州においても鉱物性燃料の輸入額が増加し 貿易収支が赤字となった その後 図表 3-7-1 九州における鉱物性燃料の品目別輸入額の推移 215 年になると鉱物性燃料の輸入額が大幅に減少し 貿易収支も 5 年ぶりに黒字に転じた 216 年も鉱物性燃料の輸入額が大幅に減少し 貿易収支は 2 年連続の黒字となった 217 年は前年より大幅に増加したものの それ以上に輸出額が増加し 貿易収支は 3 年連続の黒字となった 図表 3-7-1 九州における鉱物性燃料の品目別輸入額の推移 5, 1, 15, 2, 25, 3, 35, ( 億円 ) 9 3,27 13,584 2,55 1 4,91 15,867 3,32 11 4,785 17,899 4,66 12 4,37 17,124 5,932 13 4,389 22,122 6,99 14 3,925 21,292 7,559 15 3,577 13,435 4,53 16 17 年 3,25 石炭 コークス及びれん炭 4,335 8,367 石油及び同製品 11,15 2,731 天然ガス及び製造ガス 3,192 17 年の鉱物性燃料の輸入額は前年を上回ったものの 13 年と比べると ( 金額ベース ) 石炭 コークス及び練炭約 98.8% 石油及び同製品約 5.2% 天然ガス及び製造ガス約 45.7% にとどまっている 図表 3-7-2 九州における鉱物性燃料輸入額と貿易収支の推移 4. ( 兆円 ) 3.4 3.3 3. 2. 1.9 2.3 2.7 2.7 2.2 1.4 1.2 1.9 1.6 1....3.3 17 年は鉱物性燃料輸入額が増加したものの 貿易収支は増加 -1. -2. -.4 -.5 貿易収支 -1. -1. 鉱物性燃料輸入額 9 1-132-

主な鉱物性燃料 ( 石炭 原油及び粗油 LNG) の輸入単価をみると 石炭は 211 年以降 緩やかに減少した 原油及び粗油と LNG については 214 年までは上昇を続けていたが 215 年に大きく下落した 216 年もさらに下落した しかし 217 年はすべて上昇に転じた ここで 原油相場における原油価格をみると 215 年に大幅に下落し 216 年は前年よりさらに下落したものの 217 年は前年を上回り 上昇に転じた なお 217 年の主な鉱物性燃料 ( 石炭 原油及び粗油 LNG) の輸入数量をみると いずれも前年に比べて減少した 図表 3-7-3 九州の主な鉱物性燃料の輸入単価 ( 円 ) 1, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 4,388 35,53 46,479 43,588 11,926 11,771 石炭 ( 円 /MT) 原油及び粗油 ( 円 /KL) LNG( 円 /MT) 64,612 54,435 13,836 71,729 57,111 84,615 92,59 66,968 69,323 63,248 41,669 37,972 28,79 12,412 11,897 1,945 1,283 8,759 17 年は前年に比べ いずれも単価が増加 45,224 37,767 13,479 9 1 11 12 13 14 15 16 年 217 年 備考 : それぞれの輸入単価は各年の輸入金額を輸入数量で割った値 図表 3-7-4 原油相場における原油価格の推移 12 1 ( 単位 : ドル / バレル ) 214 年北海ブレント 98.94 WTI 93. ドバイ 96.66 8 6 4 2 14 年から 15 年にかけて急落 16 年も減少したが 17 年は増加し 15 年を少し上回った 北海ブレント WTI ドバイ 4 5 6 7 8 9 1 217 年北海ブレント 54.39 WTI 5.95 ドバイ 5312 出所 : 内閣府 月刊海外経済データ より九州経済産業局作成 -133-

図表 3-7-5 九州の主な鉱物性燃料の輸入数量の推移 4, 石炭 ( 千 MT) 原油及び粗油 ( 千 KL) LNG( 千 MT) 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 9 1 9 1 9 1 図表 3-7-6 九州と全国の輸入総額に占める鉱物性燃料の割合 6% 5% 47.4% 46.7% 48.5% 48.5% 5.6% 48.1% 4% 3% 2% 27.6% 28.6% 32.% 34.1% 33.8% 32.2% 37.9% 23.2% 31.6% 18.2% 35.3% 21.% 1% % 九州 9 1 全国 図表 3-7-1~5 出所 : 財務省 貿易統計 より九州経済産業局作成 -134-