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規制改革会議公開ディスカッション 資料2-1

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の割合を言う ) 2013 年 ( 平成 25 年 ) には 政令に指定された災害で 大規模な全部又は一部滅失が生じた区分所有建物についても 区分所有者 議決権及び敷地共有者の 4/5 以上の多数で敷地売却決議が 敷地利用者等の 4/5 以上の多数の賛成により 1 建物取壊決議 ( 現存する建物を取

全棟一括建替えの計画 実施段階は 次の手順で進めていきます 3-1 計画立案に向けた準備 この段階からは 団地の全棟一括建替えの実現を目的とした組織 そのための専門家の協力が必要になります そのための準備を行います 1. 計画組織 ( 建替え計画委員会等 ) の設立 2. 計画 実施段階におけるコン

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一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

- 1 - 地方自治法施行令第百七十四条の三十九第三項による土地区画整理法第五十五条の読替え(は読替部分)(は当然読替部分)(は改正に係る読替部分)改正後の地方自治法施行令第百七十四条の三改正前の地方自治法施行令第百七十四条の三十読替前の土地区画整理法第五十五条十九第三項による読替後の土地区画整理法

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

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日本における不動産取引に関連する法律 日本の民法では 契約関係にある当事者同士が対等 公平であることが原則とされている 一方 土地や建物などの不動産を売買するときや賃貸借するときは 事業者と消費者との間に交渉力や情報量などに差が生じる こうしたことがトラブルにつながることを防ぐために 不動産取引の様

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2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

マンション建替えの現状 昭和 5 6 年 6 月を境にして, 建築基準法の改正により耐震構造基準が変更され, 耐震基準が厳しくなりました したがって, 以後に建築確認 1 を受けたマンションは, 一応, 耐震上の大きな問題はないと言えますが, 旧耐震基準のマンションでは, 耐震性の不足が問題となりま

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2. 相談 29

耐震性の不足するマンションの解消に向けて

規程番号

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はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

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別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

様式 2-2 平成 27 年度耐震対策緊急促進事業補助金交付 申請 決定 額表 事業主体名 ( 単位 : 千 ) 都道府県名 市町村名 耐震診断 補強設計 耐震改修対象建築物の名称 補助金額 摘要 ( 備考 ) 1 本表は別に 2 部作成し 提出すること 2 本表は 事業ごとに作成すること

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全体構成 1. 市街地再開発事業に着手するまでの進め方 2. 市街地再開発事業とは 3. 事例紹介 質疑応答

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第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 1 要緊急安全確認大規模建築物について平成 25 年 11 月 25 日の耐震改修促進法の改正により 不特定多数の者が利用する建築物及び避難弱者が利用する建築物のうち大規模なもの等が要緊急安全確認大規模建築物として規定され 平成 27 年 1

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

株式取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条当会社の株式および新株予約権に関する取扱い ( 株主の権利行使に際しての手続等を含む ) および手数料については 定款第 10 条の規定に基づき 本規程の定めるところによるほか 振替機関である株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という )

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2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

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〔問 1〕 A所有の土地が,AからB,BからCへと売り渡され,移転登記も完了している

また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

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1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

株式取扱規則

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

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( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

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Taro-03_H3009_ただし書同意基準

家を購入するもの (3) 空家を居住や事業を開始した日から 1 年以内にリフォームを行うもの又は 1 年以内に居住や事業を開始するためにリフォームを行うもの (4) 居住や事業を開始するために 空家の家財道具の処分を行うもの (5) 空家の除却を行うもの ただし 倉庫及び車庫に使用していた空家は除く

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認可地縁団体が所有する不動産に係る登記の特例について < 制度の概要 > 通常 登記名義の変更手続きは 登記権利者 ( 新たな名義人 ) と登記義務者 ( 現在の名義人 死亡している場合にはその相続人 ) 双方の共同で行う必要があります そのため 登記簿に表示された所有者や相続人の所在が分からない場

〔問 1〕 Aは自己所有の建物をBに賃貸した

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2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

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地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

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会社更生法 1. 会社更生とは? 破産とはどう違うの? 破産手続は 経済的に破たんした企業等の財産をすべて換価し 債権者に配当等を行う清算型の手続ですが 会社更生手続は 経済的苦境にある企業等について債務の減免等を行うことにより その経済的な立ち直りを図る再建型の手続です さらに 再建型の手続には民

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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年度予算の範囲内で受付先着順となります 注意! 住宅耐震改修補助を受けようとする場合は 別途書類が必要です 2 補助金の 交付決定 書類審査後 補助金の交付が決定したら 市から連絡します 都市建築課窓口で 補助金交付決定通知書 をお渡しします 注意! 交付決定があるまで 工事に着手することができませ

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

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魅力あるコミュニティ助成事業実施要綱第 1 条趣旨この要綱は 公益財団法人群馬県市町村振興協会 ( 以下 協会 という ) が 市町村振興宝くじ ( 通称サマージャンボ宝くじ 以下 宝くじ という ) の交付金等を財源として 自治会 町内会 その他これに準ずる地域住民が組織する団体 ( 以下 コミュ

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第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

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スライド 1

10. マンション等 への充電設備設置事業の説明と提出書類 マンション等への充電設備設置事業 の特有の申請要件 以下の当該事業に特有の要件を全て満たすことが必要です 分譲 賃貸の共通 (1) 充電設備の受電元は マンション等の共用部の配電盤 分電盤等であること (2) 充電設備の利

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

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(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

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13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

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相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

作成を行う再開発準備組織および当該基本計画等の作成のうちコーディネート業務を行う T M C エまちなみデザイン推進事業の施行に関し, 良好なまちなみ形成方策等に係る検討を行う協議会組織 ( 補助の対象等 ) 第 3 条市長は, 市街地再開発事業等の施行者に対し予算の範囲内において, 次の各号に掲げ

1市町村の選挙管理委員会は 政令で定めるところにより 登録月の一日現在により 当該市町村の選挙人名簿に登録される資格を有する者を同日(同日が地方公共団体の休日に当たる場合(登録月の一日が選挙の期日の公示又は告示の日から当該選挙の期日の前日までの間にある場合を除く )には 登録月の一日又は同日の直後の

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マンション建替え等円滑化フロー図 管理組合等からの相談 改修 建替耐震診断敷地売却マンション管理 相談先 沖縄県建築設計サポートセンター 耐震支援ポータルサイト 特定行政庁 相談先 ( 公財 ) マンション管理センター ( 管理全般 ) NPO 法人沖縄県マンション管理組合連合会 ( 一社 ) 沖縄県マンション管理士会 ( 公財 ) 住宅リフォーム 紛争処理支援センター ( 住まいるダイヤル ) マンション再生協議会 etc 耐震診断 敷地売却 ( 耐震性無しが条件 ) 耐震診断を行わず 耐震改修 建替えを行うルート 耐震性有 耐震性無 修繕 改修 建替耐震改修建替敷地売却 耐震改修に係る認定第 17 条 第 25 条 ( 特定行政庁 ) 現状維持 任意建替 区分所有法 建替法 マンション に関する法律 耐震改修の促進 任意建替 区分所有法 建替法 マンション 建替法 マンション ルート 1 ルート 2 ルート 1 ルート 2 ルート 3

ルート 1 区分所有法の建替え 昭和 37 年成立 38 年施行 マンションを含む区分所有建築物に係る基本的な制度として成立され これまでに 2 度の改正により 共用部分の変更や建替えの要件が緩和されています ルート 2 マンション建替法の建替え 平成 14 年成立 施行 老朽化したマンションの建替えの円滑化を図るため成立したマンション建替法では 行政の認可手続き等により 事業実施の公平性 確実性を高めています 準備 検討 計画 建替え決議 区分所有法第 62 条 区分所有者及び議決権の各 4/5 以上の多数で決議します 再建建物の設計 費用の概算額 費用の分担 再建建物の区分所有者の帰属を決議します マンション建替組合の設立認可 マン建法第 9 条 反対区分所有者への売渡し請求 区分所有法第 63 条 反対区分所有者から 賛成区分所有者が時価で買取ります 決議合意者の 3/4 以上の同意で認可申請します デベロッパーも組合に参加 ( 参加組合員 ) 反対区分所有者への売渡し請求 マン建法第 15 条 以下 建替え実施の一例 区分所有権の売却 個々の区分所有権を任意の売買契約で事業者 ( デベロッパー ) に売却します 反対区分所有者から 組合が時価で買取ります 権利変換計画の決定 行政認可 マン建法第 55 条 ~ 事業者が建替えを実施後 区分所有者が 議決権及び共用部分持分割合の各 4/5 以上 事業者から新築マンションの区分所有権を で決定します 取得します ( 従前区分所有権と時価でない 公正な審査委員の過半数の同意 場合 区分所有者による費用負担がありま 従前マンションの区分所有権 担保権 借家権 す ) は原則として再建マンションに移行します 申出による転出者は期日までに補償金を取得し 行政認可等は不要です ます 組合がマンションの権利を取得 マン建法第 71 条 期日において権利が一斉に変動します 建替事業 組合による建替事業 マン建法第 97 条 ~ 認可権者 : 都道府県知事又は市長 両事業において 同じ敷地にマンションを建て 以前の区分所有者が再入居することが前提となっています

ルート 3 マンション敷地売却制度の流れ 平成 26 年 6 月 25 日公布 12 月 24 日施行 南海トラフ巨大地震や首都直下地震等の巨大地震の発生のおそれがある中 生命 身体の保護の観点から 耐震性不足の老朽化マンションの建替え等が喫緊の課題となっていることから 当該制度が創設されました 従来 敷地一括売却について全員合意が必要とされていましたが 今改正においてマンション敷地売却決議により 4/5 以上の多数で決議可能となった他 容積率の緩和特例が創設されました 準備 検討 計画 専門家を活用し管理組合内で話し合い 修繕 改修か建替か売却かの比較検討を行ないます 除却の必要性に係る認定 ( 耐震性不足の認定 ) 管理者の申請で 耐震診断の結果により特定行政庁が認定します 買受計画の認定 買受人 ( デベロッパー等 ) がマンションの買受 除却代替建築物の提供 あっせんの計画を申請します マンション敷地売却決議 売却の相手方 売却代金 分配金の算定方法を集会で決議します 4/5 以上の多数により決議 マンション敷地売却組合の設立認可 事業主体となる売却組合を設立します 反対区分所有者への売渡し請求 売却組合が反対区分所有者の権利を時価で買取ります 分配金取得計画の決定 認可 組合がマンションと敷地の権利を取得 区分所有者 借家人は分配金 補償金を取得し マンションを明け渡します ( 担保権付きの区分所有権に係る分配金は供託 ) 権利消滅期日に個別の権利が組合に集約され 担保権 借家権は消滅します ( 買受人にマンションと敷地を売却 ) 買受人がマンションを除却 更地 一般的な流れ 買受人が再建マンション等を建設 当制度は 買受け人に耐震性不足のマンションの除却までを義務付けており 除却後の土地利用については 特段の規定は設けられていません 再建マンション等に再入居 他の住宅に引っ越し 区分所有者は 再建マンション等への再入居 他の住宅への住替えなどを選択します 認定 認可権者 : 都道府県知事又は市長

ヶ月以内(円法15-115-2マンション建替事業フロー図 ( 県 ) マンション建替え実務マニュアル 国土交通省抜粋 ルート 2 建替組合の設立から売渡し請求までのフロー (1/3) 関係権利者等 建替組合等 市町村長 都道府県知事 建替え決議 1年以内(円法)2)定款および事業 計画の定め ( 円法 9-1) 建替え合意者の 同意 (3/4) ( 円法 9-2) 組合設立の認可経由申請 ( 円法 9-5) ( 円法 9-1) ( 円法 25-1) ( 円法 25-1) 事業計画の縦覧 ( 円法 11-1) 事業計画の縦覧 (2 週間 ) ( 円法 28-5) ( 円法 14-3) ( 円法 11-1) 事業計画に対する意見書の提出 ( 円法 11-2) 事業計画の修正 ( 円法 11-5) 組合の成立と 組合員名簿作成 ( 円法 13 18) 権利変換を希望しない旨の申出 ( 区法 62) 等 (30 日以内 ) ( 円法 56-1) 設立総会 2 の招集 (30 日以内 ) 建築工事中縦覧 理事長の届出 経由 1: 行政不服審査法中処分についての異議申立ての審理に関する規定を準用 審査 事業計画の縦覧指示 ( 円法 11-1) 意見書の審査 1 事業計画の修正指示 ( 円法 11-3) または 採択しない旨の通知 ( 円法 11-3) 組合設立の認可 ( 円法 9 12) ( 円法 14-1) 図書の送付 ( 円法 14-2) ( 円法 25-2) 不参加者への売渡し請求 ( 円法 15-1) 権利変換手続開始の登記 ( 円法 55-1) 2: 最初の理事および監事を選挙し または選任するための総会 を 一般的に 設立総会 と呼んでいる 33

2ヶ月以内( 円法 75) マンション建替事業フロー図 ( 県 ) 権利変換手続開始の登記から権利変換の登記までのフロー (2/3) 関係権利者建替組合市町村長都道府県知事 権利変換を希望しない旨の申出等 (30 日以内 ) ( 円法 56-1) 組合の成立 ( 円法 13) 1 設立総会の招集 (30 日以内 ) ( 円法 28-5) ( 円法 14-1) 図書の送付 ( 円法 14-2) 不参加者への売渡し請求 ( 円法 15-1) 2 権利変換手続開始の登記 ( 円法 55-1) 権利変換計画の原案作成 縦覧 ( 建築工事中 ) ( 円法 14-3) 審査委員の過半数の同意 ( 円法 67) 組合員を除く関係権利者の同意 ( 円法 57-2) 権利変換計画非賛成者への売渡し請求 ( 円法 64-1) 権利変換計画非賛成者の買取り請求 ( 建替法 64-3) 通知 3 権利変換計画の議決 ( 総会 ) ( 円法 27) 権利変換計画の認可申請 ( 円法 68-1) 補償金の支払 ( 権利変換期日 ) 権利変換計画の認可 権利変換の登記 ( 円法 74) 1: 組合設立発起人に対して ( 円法 56-4) 2: 組合に対して ( 円法 56-1) 3: 関係権利者は不服申立て ( 都道府県知事に審査請求 ) することができる ( 円法 68-2 126-2) 56

マンション建替事業フロー図 ( 県 ) 明渡しから工事完了までのフロー (3/3) 関係権利者建替組合市町村長都道府県知事 権利変換の登記 ( 円法 74) 占有者に通知 (31 日目以降明け渡し ) 施行マンション等の明渡し通知 ( 円法 80-1) 除却 解体および建築工事実施 通知 建築工事完了 ( 円法 81) 施行再建マンションの登記 ( 円法 82-1) 裁定 借家条件の裁定 ( 円法 83-2) 通知 施行再建マンションの区分所有権の価額等確定 ( 円法 84) 清算金 清算 ( 円法 85) 解散認可申請 ( 円法 38-5) 経由 ( 円法 38-5) 解散認可 ( 円法 38-4) ( 円法 38-6) 72

ヶ月以内(円法15-115-2マンション建替事業フロー図 ( 市 ) 建替組合の設立から売渡し請求までのフロー関係権利者等建替え決議 ( 区法 62) 定款および事業計画の定め ( 円法 9-1) 建替え合意者の同意 (3/4) ( 円法 9-2) 組合設立の認可申請 ( 円法 9-1) 1年事業計画に対す以内る意見書の提出(( 円法 11-2) 円法事業計画の修正 ( 円法 11-5) 組合の成立と組合員名簿作成 ( 円法 13 18) 権利変換を希望2しない旨の申出等 (30 日以内 ) 設立総会 2 の ( 円法 56-1) 招集 (30 日以内 ) ( 円法 28-5) 理事長の届出 ( 円法)25-1) 建替組合等 ) 1: 行政不服審査法中処分についての異議申立ての審理に関する規定を準用 審査 事業計画の縦覧 ( 円法 11-1) 事業計画の縦覧 (2 週間 ) ( 円法 11-1) 意見書の審査 1 事業計画の修正指示 ( 円法 11-3) または 採択しない旨の通知 ( 円法 11-3) 組合設立の認可 ( 円法 9 12) ( 円法 14-1) ( 円法 14- ) ( 円法 25-2) 那覇市提供 ルート 2 不参加者への売渡し請求 ( 円法 15-1) 権利変換手続開始の登記 ( 円法 55-1) 2: 最初の理事および監事を選挙し または選任するための総会 を 一般的に 設立総会 と呼んでいる 1 / 3

2ヶ月以内( 円法 75) マンション建替事業フロー図 ( 市 ) 権利変換手続開始の登記から権利変換の登記までのフロー 関係権利者 建替組合 権利変換を希望しない旨の申出等 (30 日以内 ) ( 円法 56-1) 組合の成立 ( 円法 13) 1 設立総会の招集 (30 日以内 ) ( 円法 28-5) 2 ( 円法 14-1) 縦覧 ( 建築工事中 ) ( 円法 14-3) 不参加者への売渡し請求 ( 円法 15-1) 権利変換手続開始の登記 ( 円法 55-1) 権利変換計画の原案作成 審査委員の過半数の同意 ( 円法 67) 組合員を除く関係権利者の同意 ( 円法 57-2) 権利変換計画非賛成者への売渡し請求 ( 円法 64-1) 権利変換計画非賛成者の買取り請求 ( 建替法 64-3) 通知 3 権利変換計画の議決 ( 総会 ) ( 円法 27) 権利変換計画の認可申請 ( 円法 68-1) 補償金の支払 ( 権利変換期日 ) 権利変換計画の認可 権利変換の登記 ( 円法 74) 1: 組合設立発起人に対して ( 円法 56-4) 2: 組合に対して ( 円法 56-1) 3: 関係権利者は不服申立て ( 都道府県知事に審査請求 ) することができる ( 円法 68-2 126-2) 2 / 3

マンション建替事業フロー図 ( 市 ) 明渡しから工事完了までのフロー 関係権利者 建替組合 権利変換の登記 ( 円法 74) 占有者に通知 (31 日目以降明け渡し ) 施行マンション等の明渡し通知 ( 円法 80-1) 除却 解体および建築工事実施 通知 建築工事完了 ( 円法 81) 施行再建マンションの登記 ( 円法 82-1) 裁定 借家条件の裁定 ( 円法 83-2) 通知 施行再建マンションの区分所有権の価額等確定 ( 円法 84) 清算金 清算 ( 円法 85) 解散認可申請 ( 円法 38-5) 解散認可 ( 円法 38-4) ( 円法 38-6) 3 / 3

( 124 2 ) マンション敷地売却関連書式 支援制度集 国土交通省抜粋ルートルート 3 関係権利者等 除却の必要性に係る認定の申請 ( 法 102 条 1 項 ) 省令様式第 11,12 マンション敷地売却の手続きフロー マンション敷地売却組合 買受人 ( デベロッパー等 ) 特定行政庁 除却の必要性に係る認定 ( 法 102 条 2 項 ) 省令様式第 13 都道府県知事市長 買受計画の認定の申請 ( 法 109 条 1 項 ) 参考様式 1-1,2 省令様式第 18 書式例 1 除却の必要性に係る認定をした旨の通知 ( 法 102 条 3 項 ) 省令様式第 14 通知受理 買受計画の認定 ( 法 110 条 ) 省令様式第 19 マンション敷地売却決議集会の招集通知の発出 ( 法 108 条 5 項 ) 参考様式 2-1 容積率の緩和特例に関しては 買受計画の認定の申請と並行して手続を行うことも制度上可能 ( 法 105 条 ) 省令様式第 15~17 マンション敷地売却決議集会の招集通知の通知事項に関する説明会の開催 ( 法 108 条 7 項 ) マンション敷地売却決議 ( 法 108 条 1 項 ) 参考様式 2-2~4 ( 集会招集者 ) 売却に参加するか否かの催告 ( 法 108 条 10 項 ) 参考様式 3-1 定款及び資金計画の定め ( 法 120 条 1 項 ) 書式例 2,3 マンション敷地売却決議の届出 ( 法 112 条 ) 参考様式 1-3 届出受理 1 年以内 法 条 ( 非賛成者 ) 参加するか否かの回答 催告から 2 ヶ月以内 ( 法 108 条 10 項 ) 参考様式 3-2 ( 参加者 ) 参加を回答しない者に売渡し請求 回答期間の満了日から 2 ヶ月以内 ( 法 108 条 10 項 ) 参考様式 3-3 項 マンション敷地売却合意者の同意 (4 分の 3 以上 ) ( 法 120 条 2 項 ) 参考様式 4-2 組合設立の認可申請 ( 法 120 条 1 項 ) 参考様式 4-1~6 組合の成立, 組合員名簿作成 ( 法 122 条 125 条 3 項 ) 参考様式 5-5 設立総会の招集 (30 日以内 ) ( 法 129 条 ) 組合の管理 ( 法 133 134 条等 ) 参考様式 5-2~4 組合設立の認可 ( 法 121 条 ) 設立認可の ( 法 123 条 1 項 ) 1

関係権利者等 マンション敷地売却組合 買受人 ( デベロッパー等 ) 特定行政庁 都道府県知事市長 理事長の氏名等の届出 ( 法 126 条 3 項 ) 参考様式 5-1 届出受理 ( 不参加者 ) 不参加者への売渡し請求 ( 設立から 2 月以内 ) ( 法 124 条 ) 参考様式 3-3 氏名等の ( 法 126 条 3 項 ) 分配金取得手続開始の登記の申請 ( 登記所 ) ( 法 140 条 1 項 ) 分配金取得計画案の作成 ( 法 141 条 1 項 ) 省令様式第 21 登記以降の区分所有権等の処分に係る組合の承認 ( 法 140 条 2 項 ) 省令様式第 20 審査委員の過半数の同意 ( 法 146 条 ) 参考様式 6-4 ( 敷地利用権が賃借権の場合 ) 敷地の所有権を有する者の同意 ( 法 141 条 2 項 ) 参考様式 6-3 ( 関係権利者 ) 分配金取得計画の議決 ( 総会 ) ( 法 128 条 129 条 ) 分配金取得計画の認可申請 ( 法 141 条 1 項 ) 参考様式 6-1~5 省令様式第 21 分配金取得計画の許可を受けた旨の 通知 ( 法 147 条 1 項 ) 分配金取得計画の認可 ( 法 144 条 ) ( 占有者 ) 明渡し ( 法 155 条 ) ( 同時履行 ) 権利消滅期日等の通知 ( 登記所 ) ( 法 148 条 ) 省令様式第 22 分配金 補償金の支払 ( 法 151 153 条 ) 権利消滅期日 権利売却の登記の申請 ( 登記所 ) ( 法 150 条 1 項 ) マンション敷地売却 担保権付き区分所有権の場合は 支払わずに供託 ( 法 152 154 条 ) 差押え 仮差押えがある場合の措置 ( 法 152 154 条 ) 省令様式第 23~25 組合の解散の認可申請 ( 法 137 条 4 項 ) 参考様式 7-1 組合の解散 清算 ( 法 138 項 ) 参考様式 7-2 組合解散の認可 ( 法 137 条 4 項 ) 解散認可の ( 法 137 条 5 項 ) 2