経理規程 社会福祉法人恵徳会 1

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社会福祉法人指導監査基準 ( 財務管理 措置費 ) 1 経理規程 着眼点根拠法令等備考 (1) 経理規程は, 適正に作成されているか 留意事項 1(4), 定款例 34, 規程 (2) 内部牽制組織が確立されているか 留意事項 1, 平 12 児発 471 号 1 会計責任者及び出納職員は, 理事長

大川市福祉会経理規程(理事会)

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第 2 章勘定科目及び帳簿組織 第 2 章勘定科目及び帳簿組織 ( 勘定科目 ) 第 6 条勘定科目は 別表 1のとおりとする ( 会計帳簿 ) 第 7 条会計帳簿は 次に掲げるものを備えておかなければならない 一主要簿 ( 一 ) 会計伝票 ( 二 ) 資金収支元帳 ( 三 ) 総勘定元帳二補助簿

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の

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社会福祉法人経理規程準則

第4期電子公告(東京)

財務の概要 (2012 年度決算の状況 ) 1. 資金収支計算書の概要 資金収支計算書は 当該会計年度の教育研究活動に対応するすべての資金の収入 支出の内容を明らかにし かつ 当該会計年度における支払資金の収入 支出の顛末を明らかにするものです 資金収支計算書 2012 年 4 月 1 日 ~201

法人単位貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 第三号第一様式 ( 第二十七条第四項関係 ) 法人名 : 社会福祉法人水巻みなみ保育所 資産の部当年度末前年度末 増減 負債の部当年度末前年度末 流動資産 23,113,482 23,430, ,370 流動負債 5,252,27

科目当年度前年度増減 [ 負債の部 ] 流動負債未払金 3,44,15,654 3,486,316,11-46,3,357 給付金未払金 3,137,757,265 3,192,611,196-54,853,931 年金未払金 287,13, ,91,778 7,228,646 その他未

2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出

社会福祉法人 千葉ベタニヤホーム経理規程

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情報 システム研究機構会計規程 第 5 章 -1 平成 16 年 4 月 1 日制定最近改正平成 29 年 1 月 24 日目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 3 条 ) 第 2 章会計組織 ( 第 4 条 第 8 条 ) 第 3 章勘定及び帳簿体系 ( 第 9 条 第 10 条 ) 第 4 章

固定資産管理規程

平成  年  月  日

( 別紙 1) 定期監査結果の取扱基準 ( 趣旨 ) 1 この基準は 定期監査の結果の評価及び区分の基準並びに報告及び通知の手続について定める ( 監査結果の区分 ) 2 定期監査の結果 改善 是正等を要すると認められる事項については その内容により次のとおり区分する (1) 指摘事項違法又は不当な

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平成23年モデル経理規程

社会福祉法人心愛会 貸借対照表平成 26 年 3 月 31 日現在 第 5 号様式 社会福祉法人心愛会 ( 単位 : 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 勘 定 科 目 当年度末 前年度末 増 減 流動資産 915,233, ,793,73

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

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財団法人  日本バレーボール協会

記録を適正に残す保育園にかかわらない経費は 施設会計からは支出しないこと ( 法人本部経費等 ) 金銭の収入 ( 雑収入等 ) については 領収書を発行し 会計責任者の承認 ( 印 ) を得ること現金収入は 経理規定に従って 速やかに金融機関に預け入れること 寄付金収入がる場合には寄付受納に際し 原

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財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 旧令長期経理 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 3

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財務諸表に対する注記 1. 継続事業の前提に関する注記 継続事業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況はない 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債券 償却原価法 ( 定額法 ) によっている なお 取得差額が少額であり重要性が乏しい銘柄については 償却原価

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科目印収納科目一覧

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目   次

第4期 決算報告書

精算表 精算表とは 決算日に 総勘定元帳から各勘定の残高を集計した上で それらに修正すべき処理 ( 決算整理仕訳 ) の内 容を記入し 確定した各勘定の金額を貸借対照表と損益計算書の欄に移していく一覧表です 期末商品棚卸高 20 円 現金 繰越商品 資本金 2

平成 28 年度社会福祉法人七施会 財務諸表に対する注記 ( 法人全体用 ) 1. 継続事業の前提に関する注記該当なし 2. 重要な会計方針 (1) 有価証券の評価方法 1 満期保有目的の債券以外の有価証券原価法 (2) 固定資産の減価償却方法 1 有形固定資産定額法 2 無形固定資産定額法 3リー

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貸借対照表内訳表 第三号第二様式 ( 第二十七条第四項関係 ) 平成 30 年 3 月 31 日現在 勘定科目 社会福祉事業 公益事業 収益事業 合計 内部取引消去 法人合計 資産の部流動資産 178,500,670 7,595, ,095, ,095,778 現金預

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日本基準基礎講座 有形固定資産

私立幼稚園教育振興補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 県は, 私立幼稚園の教育条件の維持及び向上並びに私立幼稚園に在園する幼児に係る修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立幼稚園の経営の健全性を高め, もって私立幼稚園の健全な発達に資するため, 私立幼稚園における教育に係る経常的経費について,

第28期貸借対照表


平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主

テレビ学習メモ 簿記 第 15 回 取引の記帳 まだある勘定科目 その他の債権 債務 講師 粕谷和生 これまでに学んだ債権を表す勘定科目には受取手形や売掛金などがあり 債務を表す勘定科目には支払手形や買掛金などがありました そのほかにも債権 債務を表す勘定科目は多数あります 債権と債務は その正体が

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証券コネクト口座規定

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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Microsoft Word 【公表】HP_T-BS・PL-H30年度

資金収支計算書 平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると 収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり 前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると 収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな

協会基金の有効活用・見直しに伴う経理規則等の一部改正について

営業報告書

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

第 10 条財政調整引当資産は 次に掲げる財産を持って構成する (1) 前条に掲げる資産として寄付された財産 (2) 理事会で前条に掲げる資産に繰り入れることを決議した財産 第 11 条財政調整引当資産については 会長及び財産 資産管理責任者は その資産価値の維持を前提に 適正な管理に努めなければな

計算書類等

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スライド 1

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科 目 貸借対照表平成 30 年 3 月 31 日現在 当年度前年度増減 ( 単位 : 円 ) Ⅰ 資産の部 1. 流動資産 現金預金 28,313,776 24,804,212 3,509,564 未 収 金 5,810,958 5,810,958 0 流動資産合計 34,124,734 30,6

決算書目次 1 収支計算書 (1) 収支計算書総括表 1 (2) 一般会計収支計算書 2 (3) 基金特別会計収支計算書 4 2 正味財産増減計算書 (1) 正味財産増減計算書総括表 6 (2) 一般会計正味財産増減計算書 7 (3) 基金特別会計正味財産増減計算書 8 3 賃借対照表 (1) 賃借

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財務諸表に対する注記

(1) 収益 費用はどの時点で認識するのか 045 (2) 事業収益は商品やサービスを提供し終えたときに認識する 046 (3) 収益とそれに要した費用は同じ年度に計上する 日常的に発生する収益 費用の扱いのあれこれ 047 (1) 少額な費用の扱い ~ 重要性の原則 について 047

WWFジャパン 2007年度(平成19年度 第37期)決算報告書

株式取扱規則 昭和シェル石油株式会社

計 算 書 類

 資 料 2 

株 主 各 位                          平成19年6月1日

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連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

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会社情報業績データ153 (3) 責任準備金残高の内訳 区 分 保険料積立金 未経過保険料 払戻積立金 危険準備金 合 計 平成 26 年度末 60,938,274 11,675,615 2,498,711 75,112,601 平成 27 年度末 58,405,526 11,582,129 2,3

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第 36 期決算公告 浜松市中区常盤町 静岡エフエム放送株式会社代表取締役社長上野豊 貸借対照表 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) ( 単位 : 千円 ) 資産の部 負債の部 Ⅰ. 流 動 資 産 909,595 Ⅰ. 流 動 負 債 208,875 現金及び預金 508,

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

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小児医療施設施設整備費補助金交付要綱

会社法施行規則及び会社計算規則による株式会社の各種書類のひな型(計算書類及び連結計算書類)新旧対照表

( 変更等の届出 ) 第 7 条助成金の交付決定を受けた中小企業者の代表者は 次の各号に掲げる事由が生じたときは 当該各号に定める申請書を遅滞なく理事長に提出し その承認を受けなければならない (1) 助成事業の内容を著しく変更しようとする場合 または事業に要する経費の合計額を大きく変更しようとする

平成 28 年度貸借対照表 平成 29 年 3 月 31 日現在 公益財団法人神奈川県下水道公社

おいて 適当と認められないものとします なお 審査の結果 契約を締結できない場合の理由は開示しないものとし お客様は 日証金の審査の結果および理由の不開示につき異議を述べないものとします (1) 申込時においてお客様が満 20 歳以上 70 歳未満であること (2) ( 略 ) (3) お客様が提携

第6期決算公告

新しい地方公会計制度 これまで南阿蘇村では 総務省方式改訂モデル ( 以後 改訂モデルと言います ) の財務書類を作成してきました 南阿蘇村がこれまで積み上げてきた資産と この先返済する必要がある負債 すでに支払いが終わっている純資産などの情報を表示した貸借対照表など 今までの決算書では把握できなか

公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金交付要綱 ( 通則 ) 第 1 条公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付については 山梨県補助金等交付規則 ( 昭和 38 年山梨県規則第 25 号 ) に定めるもののほか この要綱の定めるところによる (

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第 138 回日商簿記 3 級解答解説 第 1 問 実教出版株式会社 仕 訳 借 方 科 目 金 額 貸 方 科 目 金 額 1 売買目的有価証券 1,970,000 未 払 金 1,970,000 2 備品減価償却累計額 70,000 備 品 150,000 現 金 20,000 固定資産売却損

2018 年度 (2019 年 3 月 31 日現在 ) 貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 科 目 金額 科 目 金額 ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 現金及び預貯金 1,197,998 保険契約準備金 908,017 預貯金 1,197,998 支払備金 2,473 有価証券 447,49

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平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

(1) 補助金等不交付決定通知書 ( 様式第 3 ) (2) その他区長が必要と認める書類 ( 補助事業等の変更等 ) 第 7 条補助事業者等は, 補助金規則第 7 条第 1 項第 1 に掲げる承認を受けようとするときは補助金等交付決定内容変更承認申請書 ( 様式第 4 ) を, 同第 2 に掲げる

自治労福島県職員労働組合退職互助会規約(抄)

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経理規程 社会福祉法人恵徳会 1

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社会福祉法人恵徳会 ( 以下 当法人 という ) の経理の基準を定め 適切な経理事務を行い 支払資金の収支の状況 財政状態及び経営成績を適正に把握することを目的とする ( 経理事務の範囲 ) 第 2 条この規程において経理事務とは 次の事項を言う (1) 会計帳簿の記帳 整理及び保管に関する事項 (2) 予算に関する事項 (3) 金銭の出納に関する事項 (4) 財務に関する事項 (5) 資産 負債の管理に関する事項 (6) 固定資産の管理に関する事項 (7) 引当金に関する事項 (8) 決算に関する事項 (9) 会計監査に関する事項 (10) 契約に関する書類 ( 会計処理の基準 ) 第 3 条会計処理の基準は 法令及び定款並びに本規程に定めるもののほか 社会福祉法人会計基準 ( 以下 会計基準 という ) によるものとする 2 第 5 条第 3 項に規定する公益事業については 会計基準を適用するものとする 3 第 5 条第 3 項に規定する収益事業については第 1 項の規程にかかわらず 一般に公正妥当と認められた企業会計原則を適用するものとする ( 会計年度及び計算関係書類及び財産目録 ) 第 4 条当法人の会計年度は毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとする 2 毎会計年度終了後 3か月以内に下記計算書類及び第 3 項に定める附属明細書 ( 以下 計算関係書類 という ) 並びに財産目録を作成しなければならない 3 附属明細書として作成する書類は下記とする 4 第 2 項に定める計算関係書類及び財産目録は 消費税及び地方消費税の税込金額を記載する 2

( 会計単位及び経理区分 ) 第 5 条当法人の経理区分は 施設拠点と粟田拠点とする 2 施設拠点は 法人本部 特別養護老人ホーム恵徳苑 老人居宅介護等事業 老人短期入所事業 ( 恵徳苑 ) 恵徳苑居宅介護サービスセンター並びに恵徳苑デイサービスセンターとする また 粟田拠点は 横須賀市立粟田老人デイサービスセンター並びに粟田居宅介護サービスセンターとする 3 定款に定める公益事業は 会計基準によるものとし 収益事業については 第 3 条第 1 項の規程に関わらず 公正妥当と認められた企業会計を適用するものとする 4 事業活動の内容を明らかにするために 介護サービス別の経理区分を設け収支計算を行わなければならない ( 会計責任者及び出納職員 ) 第 6 条当法人の経理事務に関する統括会計責任者として 統括会計責任者を置く 2 第 5 条第 2 項の各拠点区分には それぞれの経理事務の責任者として会計責任者を置く ただし 会計責任者としての業務に支障がない限り 1 人の会計責任者が複数の拠点区分の会計責任者を兼務することができる 3 第 5 条第 2 項の各拠点区分又は各サービス区分には 会計責任者に代わって一切の経理事務を行わせるため 出納職員を置く ただし 出納職員としての業務に支障がない限り 1 人の出納職員が複数の拠点区分又はサービス区分の出納職員を兼務することができる 4 統括会計責任者 会計責任者及び出納職員は理事長が任命する 5 会計責任者は 会計事務に関する報告等 統括会計責任者の指示に従わなければならない 6 会計責任者は 出納職員を監督しなければならない ( 規程の改廃 ) 第 7 条この規程の改廃は 会計責任者の上申に基づき 理事会の承認を得て行うもの とする 第 2 章勘定科目及び帳簿 ( 記録及び計算 ) 第 8 条当法人の会計は その支払資金の収支状況 財政状態及び経営成績を明らかにするため 会計処理を行うにあたり 正規の簿記の原則に従って 整然かつ明 3

瞭に記録し 計算しなければならない ( 勘定科目 ) 第 9 条勘定科目は 別表 1 のとおりとする ( 会計帳簿 ) 第 10 条勘定科目は次のとおりとする 総勘定元帳現金出納帳小口現金出納帳預金 ( 貯金 ) 出納帳有価証券台帳未収金台帳貯蔵品台帳立替金台帳前払金台帳貸付金台帳仮払金台帳固定資産管理台帳未払金台帳預り金台帳前受金台帳仮受金台帳借入金台帳基本金台帳寄附金品台帳補助金台帳 2 仕訳伝票は 会計伝票をもってこれに代えることができる 3 各勘定科目の残高の内訳を明らかにするために 必要とする勘定科目について補助簿を備えなければならない 4 会計責任者は 適宜補助簿の記録が総勘定元帳の記録と一致していることを確認し 主要簿及び補助簿の正確な記録の維持に努めなければならない ( 会計伝票 ) 第 11 条すべての会計処理は 会計伝票により処理しなければならない 2 会計伝票は 証憑に基づいて作成し 証憑は会計記録との関係を明らかにして整理保存するものとする 3 会計伝票には 勘定科目 取引年月日 数量 金額 相手方及び取引内容を記載 4

し 会計責任者の承認印又は承認のサインを受けなければならない ( 会計帳簿の保存期間 ) 第 12 条会計に関する書類の保存期間は次のとおりとする (1) 第 4 条第 2 項に規定する計算書類 10 年 (2) 第 4 条第 2 項に規定する財産目録 5 年 (3) 会計伝票及び会計帳簿 10 年 (4) 証憑書類 10 年 2 前項の保存期間は 会計帳簿閉鎖した時から起算するものとする 3 第 1 項 (2) 及び (3) の書類を処分する場合には 事前に会計責任者の承認を得ることとする 第 3 章予算 ( 予算基準 ) 第 13 条当法人は 毎会計年度 資金収支予算を作成する 2 予算は経理区分ごとに編成し 収入支出の予算額は勘定科目ごとに設定する ( 予算の事前作成 ) 第 14 条前条の予算は 事業計画に基づき毎会計年度開始前に理事長が編成し 理事会の 承認を得て確定する ( 予算管理責任者 ) 第 15 条予算の編成並びに予算の執行及び管理について理事長を補佐するため 予算管理責任者を置く 2 予算管理責任者は 会計責任者をもって充てる ( 支払予算の流用 ) 第 16 条予算管理責任者は 予算の執行上必要があると認めた場合には 理事長の承認を 得て 中区分の勘定科目相互間において予算を流用することができる ( 予備費の計上 ) 第 17 条予測しがたい支出予算の不足を補うため 理事会の承認を得て支出予算に相当額 の予備費を計上することができる ( 予備費の使用 ) 5

第 18 条予備費を使用する場合は 予算管理責任者は事前に理事長にその理由と金額を記載した文書を提示し 承認を得なければならない 2 予備費を使用した場合は 理事長はその理由と金額を理事会に報告しなければならない ( 補正予算 ) 第 19 条予算の作成後に生じた事由により 予算に変更を加える必要がある場合には 理 事長は補正予算を作成して理事会に提出し その承認を得なければならない 第 4 章出納 ( 金銭の範囲 ) 第 20 条この規程において 金銭とは現金 預金 貯金をいう 2 現金とは 通貨 小切手 紙幣 郵便為替証書 郵便振替貯金払出証書 官公庁の支払通知書等をいう ( 収入の手続 ) 第 21 条金銭の収納に際しては 出納職員は 所定の用紙に所定の印を押した領収書を発行するものとする 2 銀行 郵便局等の金融機関への振込の方法により入金が行われた場合で 前項に規定する領収書の発行の要求がない場合には 領収書の発行を省略することができる ( 収納した金銭の保管 ) 第 22 条日々入金した金銭は これを直ちに支出に充てる事なく 収入後 15 日以内に金 融機関に届けなければならない ( 寄付金品の受入手続 ) 第 23 条寄付金品を受け入れた場合には 会計責任者は 寄付の目的を記載した寄付申込書に基づき 寄付者 寄付及び寄付の目的を明らかにして 原則として 理事長の承認を受けなければならない ( 支出の手続 ) 第 24 条金銭の支払いは 受領する権利を有する者からの請求書 その他取引を証する書類に基づいて行う 2 金銭の支払いを行う場合には 会計責任者の承認を得て行わなければならない 6

3 金銭の支払いについては 受領する権利を有する者の署名又は記名捺印のある領収書を受け取らなければならない 4 銀行 郵便局等の金融機関からの振込方法により支払を行った場合で 特に前項に規定する領収書の入手を必要としないと認められるときは 振込みを証する書類によって前項の領収書に代えることができる ( 支払期日 ) 第 25 条毎月末日までに発生した債務の支払いは 小口扱い及び随時支払うことが必要な ものを除き 翌月末日に原則行うものとする ( 小口現金 ) 第 26 条小口の支払いは 定額資金前渡し制度による資金 ( 以下 小口現金 という ) をもって行う 2 小口現金の限度額は 施設拠点 ( 本部 特養 短期入所 ) で 15 万円 逸見拠点で 9 万円 ( 恵徳苑デイサービス 3 万円 恵徳苑居宅 3 万円 在宅医療 3 万円 ) とする 3 小口現金は 毎月末日及び不足の都度清算を行い 精算時に主要簿への記載を行う ( 概算払 ) 第 27 条性質上 概算をもって支払の必要がある経費については 第 24 条第 1 項の規程にかかわらず概算払いを行うことができる 2 概算払いをすることができる経費は 次に掲げるものとする (1) 旅費 (2) その他会計責任者が特に必要と認めた経費 ( 残高の確認 ) 第 28 条出納職員は 現金について 毎日の現金出納終了後 その残高と帳簿残高を照合しなければならない 2 出納職員は 預貯金について 毎月末日 取引金融機関の残高と帳簿残高とを照合し 差額がある場合には預貯金残高調整表を作成して 理事長に報告しなければならない 3 前二項の規定により報告を受けた会計責任者はその事実の内容を確認しなければならない ( 金銭過不足 ) 第 29 条現金に過不足が生じたとき 出納職員は すみやかに原因を調査したうえ 遅滞なく理事長に報告し 必要な指示を受けるものとする 7

2 前項の規定により報告を受けた会計責任者はその事実の内容を確認しなければな らない ( 月次報告 ) 第 30 条会計責任者は 毎月末日における月次試算表を作成し 翌月 20 日までに理事長に提出しなければならない 2 前項の月次試算表は 各経理区分ごとの資金収支及び事業活動収支の内容を明らかにしたものでなければならない 3 会計責任者が複数の経理区分の会計責任者を兼務している場合には 兼務している経理区分を統合した月次試算表を作成することができる ただし その場合においても 各経理区分ごとの資金収支及び事業活動収支の内容を明らかにして作成しなければならない 第 5 章財務 ( 資金の借入 ) 第 31 条長期の資金を借り入れる ( 返済期限が1 年を超える資金の借り入れをいう ) 場合には 会計責任者は その理由及び返済計画に関する文書を作成し 理事長の承認を得なければならない 2 短期の資金を借り入れる場合には 会計責任者は 文書をもって理事長の承認を得なければならない ( 資金の運用等 ) 第 32 条余裕資金の運用及び特定の目的のために行う資金の積立ては 安全確実な方法によって行わなければならない 2 会計責任者は 毎月末日に資金残高 ( 余裕資金及び積立預金を含む ) の内容を理事長に報告しなければならない ( 金融機関との取引 ) 第 33 条金融機関と取引を開始または解約する場合には 会計責任者は理事長の承認を得て行わなければならない 2 金融機関との取引は 理事長名をもって行う 3 金融機関との取引に使用する印鑑は 理事長が責任をもって保管するものとする 4 理事長は実務上必要と判断した場合には 前項の規程にかかわらず 金融機関との取引に使用する印鑑の保管責任者として 次の業務を担当しない会計責任者 8

出納責任者 施設長等を指名して 印鑑の保管を命ずることができる (1) 現金預貯金 ( 小口現金を含む ) の出納記帳 (2) 預貯金の通帳及び証書の保管管理 (3) 現金 ( 小口現金を含む ) の保管管理 5 前項の場合において 理事長は 定期的に保管責任者から独立した理事又は職員に印鑑の保管及び使用の状況の調査を指示し その報告を受けなければならない ( 有価証券の評価及び管理 ) 第 34 条会計責任者は 9 月末日及び 3 月末日において 有価証券の時価と帳簿価格の比較表を作成し 理事長に報告しなければならない 2 有価証券の評価は移動平均法によって行う 3 第 1 項の比較表に 時価が帳簿価格の概ね 50% 以下の有価証券で時価が帳簿価格まで回復することが見込めないものについては 時価まで帳簿価格を減額しなければならない 4 第 32 条および第 33 条の規程は 有価証券の管理及び有価証券会社等との取引に準用する 第 6 章資産 負債の管理 ( 債権債務の残高確認 ) 第 35 条会計責任者は 毎月末日における債権及び債務の残高の内訳を調査し 必要がある場合には 取引の相手先に対し 残高の確認を行わなければならない 2 前項の調査の結果 相手先の残高との間に原因不明の差額があることが判明した場合には 遅滞なく理事長に報告し 措置に関する指示を受けなければならない ( 債権の回収 債務の支払い ) 第 36 条会計責任者は 毎月 期限どおりの回収又は支払が行われていることを確認し 期限どおりに履行されていないものがある場合には 遅滞なく理事長に報告し 適切な措置をとらなければならない ( 債務の免除等 ) 第 37 条当法人の債権は その全部もしくは一部を免除し 又はその契約条件を変更することはできない ただし 理事長が当法人に有利であると認めるとき その他やむを得ない特別の理由があると認めたときはこの限りでない 9

( 棚卸資産の評価及び管理 ) 第 38 条貯蔵品等の棚卸資産のうち 以下に定める資産については その品目ごとに受払帳を備え 異動及び残高を把握しなければならない イ. 防災用食品備蓄品ロ. 防災用消耗品 2 会計責任者は 毎会計年度末において棚卸資産の実地棚卸を行い 正確な残高数量を確かめなければならない 3 会計年度末の棚卸資産は 個別法により評価する 4 第 1 項及び第 2 項の規程にかかわらず 棚卸資産のうち 毎会計年度一定量を購入し 経常的に消費するもので常時保有する数量が明らかに 1 年間の消費量を下回るものについては 販売用品及びこれに準ずるものを除き その購入時に消費したものとして処理することができる 第 7 章固定資産の管理 ( 固定資産の範囲 ) 第 39 条この規程において固定資産とは 取得日後 1 年を超えて使用又は保有する有形固定資産 ( 土地 建物 建設仮勘定及び権利を含む ) 並びに貸付等の期間が 1 年を超える債権 長期保有を目的とする預貯金 ( 特定の目的のために積み立てた積立預金等をいう ) 投資有価証券をいう 2 前項の固定資産は 基本財産とその他の固定資産に分類するものとする (1) 基本財産ア建物イ土地ウ基本財産特定預金 (2) その他の固定資産ア建物イ構築物ウ機械及び装置エ車輌運搬具オ器具及び備品カ土地キ建設仮勘定ク権利 10

ケ投資有価証券コ長期貸付金サ特定の目的のために積立てた積立預金シソフトウエアス有形リース資産セ無形リース資産ソその他の固定資産 3 1 年を超えて使用する有形固定資産であっても 1 個もしくは 1 組の金額が 10 万円未満の資産は 第 1 項の規程にかかわらず これを固定資産に含めないものとする ( 資産の取得価額 ) 第 40 条固定資産の取得価額は次による (1) 購入した資産は 購入価格及び付帯経費 (2) 製作又は建設したものは 直接原価及び付帯経費 (3) 無償又は著しく低い価額 ( 概ね通常の取得価額の 50% 以下の価額 ) で取得した資産は 取得のために通常要する価額 (4) 交換により取得した資産は 交換に提供した資産の帳簿価額 ( 建設仮勘定 ) 第 41 条建設途中のため取得価額又は勘定科目等が確定しないものについては 建設仮勘定をもって処理し 取得価額又は勘定科目等が確定した都度当該固定資産に振り替えるものとする ( 改良と修繕 ) 第 42 条固定資産の性能の向上 改良 又は耐用年数を延長するために要した支出は これをその固定資産の価額に加算するものとする 2 固定資産の本来の機能を回復するために要した金額は 修繕費とする ( 現物管理 ) 第 43 条固定資産の現物管理を行うために理事長は固定資産管理責任者を置く 2 固定資産管理責任者は 会計管理者をもって充てる 3 固定資産管理責任者は 固定資産の現物管理を行うため 管理台帳を備え 固定資産の保全状況及び異動について所要の記録を行い 固定資産を管理しなければならない ( 所得 処分の制限等 ) 第 44 条基本財産である固定資産の取得及び第 42 条第 1 項に規定する支出並びにこれら 11

の処分については 事前に理事会の承認を得なければならない 2 基本財産以外の固定資産の取得及び第 42 条第 1 項に規定する支出並びにこれらの処分については 事前に理事会の承認を得なければならない ただし 法人運営に重大な影響があるものは 理事会の承認を得なければならない 3 固定資産は 適正な対価なくしてこれを貸し付け 譲り渡し 交換し 又は他に使用させてはならない ただし 理事長が特に必要があると認めた場合はこの限りでない ( 現金高報告 ) 第 45 条固定資産管理責任者は 毎会計年度末現在における固定資産の保管現在高及び使用中のものについて 使用状況を調査 確認し固定資産現在高報告書を作成し これを会計責任者に提出しなければならない 2 会計責任者は前項の固定資産現在高報告書と固定資産管理台帳を照合し 必要な記録の修正を行うとともに その結果を理事長に報告しなければならない ( 減価償却 ) 第 46 条固定資産のうち 時の経過又は使用によりその価値が減少するもの ( 以下 減価償却資産 という ) については定額法による減価償却を実施する 2 減価償却資産の耐用年数は 減価償却資産の耐用年数等に関する省令 ( 昭和 40 年 3 月 31 日大蔵省令第 15 号 ) によるものとする 3 減価償却資産の残存価額はゼロとし 償却累計額が当該資産の取得価額から備忘価額 (1 円 ) を控除した金額に達するまで償却するものとする ただし平成 19 年 3 月 31 日以前に取得した有形固定資産については 残存価額を 10% とし 耐用年数到来後も使用する場合には 備忘価額 (1 円 ) まで減価償却を実施する 4 ソフトウエア等の無形固定資産については 残存価額をゼロとし 定額法による減価償却を実施する 5 減価償却資産は その取得価額から減価償却累計額を直接控除した価額をもって貸借対照表に計上し 減価償却累計額を注記するものとする 第 8 章引当金 ( 退職給与引当金 ) 第 47 条職員に対して将来支給する退職金のうち 当該会計年度までに負担すべき額を見積り 退職給付引当金に計上する ただし 重要性が乏しいと認められる場合にはこれを計上しないことができる 12

2 会計年度末の退職給与引当金の額は 職員が当該年度末に全員が自己都合により 退職したと仮定した場合に支給すべき退職金の額とする 第 9 章決算 ( 決算整理事項 ) 第 48 条年度決算においては 通常の整理業務のほか 少なくとも次の事項について計算を行うものとする (1) 資産が実在し 評価が正しく行われている事の確認 (2) 会計年度末にまでに発生したすべての負債が計上されている事の確認 (3) 上記 (1)( 2) に基づく未収金 前払金 未払金 前受金及び貯蔵品の計上 (4) 減価償却費の計上 (5) 引当金の計上及び戻入れ (6) 基本金の組入れ及び取崩し (7) 国庫補助金等特別積立金の積立て及び取崩し (8) その他の積立金の積立て及び取崩し (9) 事業区分間 拠点区分間及びサービス区分間における貸付金と借入金の相殺 繰入金収入と繰入金支出の相殺 (10) 注記情報の記載 2 決算を正確に行い 決算数値の根拠を明らかにしておくために 法人の管理資料として次の明細表を作成する ア借入金明細表イ寄付金収入明細表ウ補助金収入明細表エ基本金明細表オ国庫補助金等特別積立金明細表カ固定資産増減明細表キ固定資産集計表ク引当金明細表 ( 計算書類の作成及び確定 ) 第 49 条統括会計責任者は 会計責任者から報告された各経理区分の決算数値に基づき 第 4 条第 2 項に規程する計算書類を作成し 理事長に提出する 2 理事長は前項の書類を点検し 監事の監査を受けた後 監査報告書を添えて理事会に提出する 13

3 計算書類は理事会の承認を得て確定する ( 計算書類の開示 ) 第 50 条理事長は 前条の承認を受けた計算書類と事業報告書を掲示場等により開示する ものとする 第 10 章 ( 内部監査 ) 第 51 条理事長は 内部経理監査担当者を選任し 関係法令及びこの経理規程に基づいて適正妥当な会計処理がなされたかどうかを監査させ その結果を報告させることができる 2 理事長は 前項の監査の結果の報告を受けるとともに 関係部署に改善を指示する 3 監査報告に記載された事項に関する改善状況は 後の内部監査において 追跡調査するものとする 4 理事長は 状況に応じ 必要があると認めた場合には 理事会の承認を得て 第 1 項に定める内部監査を外部の会計専門家に依頼することができる 5 外部監査を依頼した場合には その監査報告書を計算書類に添付するものとする 第 52 条理事長は 法人の会計の健全性及び透明性を高めるため 理事会の承認を得て 外部の会計専門家に対し 独立した第三者の立場からの監査を依頼することができる 2 理事長は 前項の監査の結果を理事会及び評議員会に報告しなければならない 第 11 章 ( 契約期間 ) 第 53 条契約は 理事長又はその委任を受けた者 ( 以下 契約担当者 という ) でなけ ればこれをすることができない ( 一般競争契約 ) 第 54 条契約担当者は 売買 賃貸借 請負 その他の契約をする場合には あらかじめ 契約しようとする事項の予定価格を定め 競争入札に付する事項 競争執行の場 14

所及び日時 入札保証金に関する事項 競争に参加する者に必要な資格に関する 事項並びに 契約事項を示す場所等を広告して申し込みをさせることにより一般 競争に付さなければならない ( 指名競争入札 ) 第 55 条合理的な理由から前条の一般競争に付する必要がない場合及び適当でないと認められる場合においては 指名競争に付することができる なお 指名競争入札による合理的な理由とは 次の各号に揚げる場合とする (1) 契約の性質又は目的が一般競争に適さない場合 (2) 契約の性質又は目的により競争に加わるべき者の数が一般競争入札に付する必要がないと認められる程度に少数である場合 (3) 一般競争入札に付することが不利と認められる場合 2 前項の規定にかかわらず 地方公共団体の物品又は特定役務の調達手続の特例を定める政令 ( 平成 7 年政令第 372 号 ) 第 3 条第 1 項に規定する総務大臣が定める区分により 総務大臣が定める額以上の契約については 一般競争に付さなければならない ( 随意契約 ) 第 56 条合理的な理由により 競争入札に付することが適当でないと認められる場合においては 随意契約によるものとする なお 随意契約によることができる合理的な理由とは 次の各号に揚げる場合とする (1) 売買 賃貸借 請負その他の契約でその予定価格が 1,000 万円を超えない場合においては 随意契約によるものとする (2) 契約の性質又は目的が競争入札に適さない場合 (3) 緊急の必要により競争入札に付することができない場合 (4) 競争入札に付することが不利と認められる場合 (5) 時価に比して有利な価格等で契約を締結することができる見込みのある場合 (6) 競争入札に付し入札者がいないとき 又は再度の入札に付し落札者がいない場合 (7) 落札者が契約をしない場合 2 前項第 6 号の規程により随意契約による場合は 履行期限を除くほか 最終競争入札に付するときに定めた予定価格その他の条件を変更することはできない 3 第 1 項第 7 号の規程により随意契約による場合は 落札金額の制限内でこれを行うものとし かつ 履行期限を除くほか 最終競争入札に付す時に定めた条件を変更することはできない 4 第 1 項第 1 号の理由による随意契約は 3 社以上の業者から見積もりを徴し比較するなど適正な価格を客観的に判断しなければならない ただし 予定価格が下表に掲げられた契約の種類に応じ定められた額を超えない場合には 2 社の業者から 15

の見積もりを徴し比較するものとする 契約の種類 金額 1 工事又は製造の請負 250 万円 2 食料品 物品等の買入れ 160 万円 3 前各号に揚げるもの以外 100 万円 ( 契約書の作成 ) 第 57 条契約担当者は 競争により落札者を決定したとき 又は随意契約の相手方を決定したときは 契約書を作成するものとし その契約書には契約の目的 契約金額 履行期限及び契約保証金に関する事項のほか 次に掲げる事項を記載しなければならない ただし 契約の性質又は目的により該当しない事項については この限りではない (1) 契約履行の場所 (2) 契約代金の支払または受領の時期及び方法 (3) 監査及び検査 (4) 履行の遅滞その他債務の不履行の場合における遅延利息 違約金その他の損害金 (5) 危険負担 (6) 瑕疵担保責任 (7) 契約に関する紛争の解決方法 (8) その他必要な事項 2 前項の規定により契約書を作成する場合においては 理事長は契約の相手方とともに契約書に記名押印しなければならない ( 契約書の作成を省略することができる場合 ) 第 58 条前条の規定にかかわらず 次の各号に掲げる場合には 契約書の作成を省略することができる (1) 指名競争入札又は随意契約で契約金額が100 万円を超えない契約をするとき (2) せり売りに付するとき (3) 物品を売り払う場合において 買受人が即納してその物品を引き取るとき (4) 第 1 号及び前号に規程する場合のほか 随意契約による場合において理事長が契約書を作成する必要がないと認めるとき 2 第 1 項の規定により契約書の作成を省略する場合においても 特に軽微な契約を除き 契約の適正な履行を確保するため 請書その他これに準ずる書面を微するものとする 16

附 則 1 この規程を実施するために必要な事項については 細則で定める 2 施設利用者からの預り金については 別途定める利用者預り金規程による 3 この規程は 平成 22 年 4 月 1 日から実施する 4 平成 27 年 12 月 1 日一部改訂 5 平成 29 年 2 月 1 日一部改訂 6 平成 29 年 6 月 10 日一部改訂 7 平成 29 年 12 月 20 日一部改訂 8 平成 30 年 4 月 1 日一部改訂 17