SP-1221 LIN I/F 基板 ユーザーズマニュアル 作成日 :2017 年 10 月 17 日
目次 1. 配線方法... 3 2. KV-Studio 設定... 6 3. 制御方法... 7 4. 一般仕様... 9 2
1. 配線方法 A B C 3 4 2 E 1 D 購入時の内容物 番号 項目 1 2 3 SP-1221 基板 MIL34 ピンフラットケーブル 2m(KV-C16XTD) D-sub 9pin クロスケーブル 2m(KV-L21V) 4 ワーク接続ケーブル 2m( 電源 LIN GND の 3 本 ) お客様にてご用意いただくもの 記号 項目 A KEYENCE PLC CPU(KV-3000 以降 ) B C D E KEYENCE シリアル通信ユニット (KV-L21V) KEYENCE 入出力 16/16 点ユニット (KV-C16XTD) 直流電源 24V 15W 以上ワークへの電源 (DC9V~DC18V) 3
配線方法 4 CN3 CN4 5 3 CN2 J8 1 2 CN1 SP-1221 基板 6 番号 端子番号 内容 接続先 接続方法 1 CN1-1 DC24V+ DC24V 電源 Y 端子 2 CN1-2 DC24V- DC24V 電源 Y 端子 3 CN2 RS232C KV-L21V D-sun 9pin メス-メスクロスケーブル 2m( 付属品 ) 4 CN3 未使用 接続禁止 接続禁止 5 CN4 パラレル IO KV-C16XTD MIL34pin フラットケーブル 2m ( 付属品 ) 6 J8 LIN 通信 ワーク SP-1221 側 :XH コネクタ 3pin ワーク側 :Y 端子電源 LIN GND の 3 線 2m( 付属品 ) CN2(RS232C) ピン配列 ピン番号 信号名 信号方向 2 RD( 受信データ ) 入力 3 SD( 送信データ ) 出力 5 SG( 信号グランド ) - その他のピンは未使用です 信号グランド ワークグランド DC24V-は基板内で絶縁されています SP-1221 基板側がオスピンになります 4
CN4( パラレル IO コネクタ ) ピン配列 ピン番号 信号名 信号方向 1 OUT00 出力 2 OUT01 出力 3 OUT02 出力 4 OUT03 出力 5 OUT04 出力 6 OUT05 出力 7 OUT06 出力 8 OUT07 出力 9 OUT08 出力 10 OUT09 出力 11 OUT10 出力 12 OUT11 出力 13 OUT12 出力 14 OUT13 出力 15 OUT14 出力 16 OUT15 出力 17 COM+ - 18 IN00 入力 19 IN01 入力 20 IN02 入力 21 IN03 入力 22 IN04 入力 23 IN05 入力 24 IN06 入力 25 IN07 入力 26 IN08 入力 27 IN09 入力 28 IN10 入力 29 IN11 入力 30 IN12 入力 31 IN13 入力 32 IN14 入力 33 IN15 入力 34 COM- - KV-C16XTD にフラットケーブルで直接配線可能なピン配列になっています KV-C16XTD の入出力コモンには SP-1221 の CN1 へ供給した DC24V がつながります 5
2. KV-Studio 設定 ユニットエディタ KV-L21V の設定 ユニットエディタ KV-C16XTD の設定 6
3. 制御方法 入出力信号内容 ピン番号 信号名 信号方向 信号内容 1 OUT00 出力 LIN 通信中 2 OUT01 出力 LIN マスタ送信開始 3 OUT02 出力 LIN マスタ送信完了 4 OUT03 出力 LIN マスタ受信完了 5 OUT04 出力 - 6 OUT05 出力 RS232C 受信完了 7 OUT06 出力 - 8 OUT07 出力 - 9 OUT08 出力 LIN チェックサムエラー 10 OUT09 出力 LIN フレーミングエラー 11 OUT10 出力 LIN レスポンスタイムアウトエラー 12 OUT11 出力 LIN 物理バスエラー 13 OUT12 出力 LIN ビットエラー 14 OUT13 出力 RS232C 通信伝文不正エラー 15 OUT14 出力 設定モード 16 OUT15 出力 LIN 通信モード 17 COM+ - - 18 IN00 入力 LIN 通信スタート 19 IN01 入力 LIN マスタ送信開始クリア 20 IN02 入力 LIN マスタ送信完了クリア 21 IN03 入力 LIN マスタ受信完了クリア 22 IN04 入力 - 23 IN05 入力 RS232C 受信完了クリア 24 IN06 入力 初期化 25 IN07 入力 エラークリア 26 IN08 入力 - 27 IN09 入力 - 28 IN10 入力 - 29 IN11 入力 - 30 IN12 入力 - 31 IN13 入力 - 32 IN14 入力 - 33 IN15 入力 - 34 COM- - - 7
SP-1221 の電源が起動すると 設定モード (OUT14) が ON します シーケンサからシリアル通信で下記の設定用伝文を送信してください 伝文が SP-1221 に正常に受け付けられると 設定モード (OUT14) が OFF し LIN 通信モード (OUT15) が ON します 設定用伝文 [STX]1,4,16,0,0250[ETX] データ 項目 内容 1 データ目 LIN 通信ボーレート 0:9600bs 1:19200bps 上記以外の値をセットすると 19200bps になります 2 データ目 ブレークデリミタ幅 1:1bit 2:2bit 3:3bit 4:4bit 上記以外の値をセットすると 1bit 幅になります 3 データ目 ブレーク幅 13-28 を設定してください それ以外の値をセットすると 13bit 幅になります 4 データ目ワークのレスポンスデータ サイズ (Byte) 0:ID の DLC により可変 1:1byte 固定 2:2byte 固定 3:3byte 固定 4:4byte 固定 5:5byte 固定 6:6byte 固定 7:7byte 固定 8:8byte 固定 5 データ目 LIN 通信周期 0250 = 25ms 13.0ms 以下の値をセットすると 13.0ms になります 262.1ms 以上の値をセットすると 262.1ms になります LIN 通信モードから設定モードに戻るには 初期化 (IN6) を ON します 設定モードでは LIN 通信することができません 設定用伝文を送信して LIN 通信モードに 遷移したことを確認して LIN 通信を行います LIN 通信モードでの制御方法の詳細は ユーザーズマニュアル未記載です (2017 年 10 月時点 ) 8
4. 一般仕様 項目 仕様 外形取付穴ハンダ入力仕様出力仕様 116.2mm 103mm 四つ角 5mm の位置にφ3.21 ホール有鉛フォトカプラ絶縁入力フォトカプラ絶縁 MOSFET(N-ch) 出力 定格負荷 :1 点あたり 0.2A 基板電源 LIN 用電源 DC24V 5W DC9V~DC18V 9