環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例

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( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

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都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

明確認書 を甲に提出する ( かし担保 ) 第 8 条乙は この契約締結後に かくれたかしがあることを発見しても 売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

( 平常時の情報共有 ) 第 5 条九州 山口 9 県は 発災時に災害廃棄物の処理に係る支援を迅速かつ効率的に行うため 平常時にあらかじめ 次の情報について相互に情報交換を行うものとする 一仮設トイレの設置業者 し尿収集運搬業者及び関係団体等の情報二災害廃棄物 ( し尿を除く ) の収集運搬業者 処

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2


3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

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現地を管轄する森林管理署等に書面 (FAX も含む ) により連絡し 必要な調整を行うものとする 第 8( 安全確保等の措置 ) 1 乙は イベントごとに責任者を配置するとともに 事故の未然防止に必要な措置 事故発生時等の連絡等の緊急体制の確保及び事後措置等について万全を期すること 2 乙は イベン

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3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

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必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

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( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

( 期限 ) 第 5 条この協定書の有効期限は 本協定書の締結の日から起算して1 年とし 有効期限の 1か月前までに甲及び乙のいずれも異議の申し出がない場合は 更に1 年間自動更新されるものとし 以後も同様とする ( 法的拘束力 ) 第 6 条この協定書は いかなる意味においても 甲の業務を制約する

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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とする 4 秘密情報へのアクセス 秘密情報の入手 利用 開示 提供 持出という行為には 秘密情報を記録した媒体へのアクセス及び秘密情報を記録した媒体の入手 利用 提供 開示 持出という行為も含むものとする 5 秘密情報の複製には 同一形式での複写 複製 ( 以下 単に複製という ) 以外にも 電磁的

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ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJ入力支援・自動集計システム』、及び

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御徒町駅南口駅前歩行者広場の維持管理に関する基本協定(素案)

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

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沿革施行 : 平成 19 年 8 月 1 日 改正 : 平成 22 年 4 月 1 日 私有車輌業務使用規程 株式会社宮城登米広域介護サービス

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3 乙は 業務従事者が本誓約に基づき課される守秘義務に違反した場合は 乙が本誓約に違反した ものとして その責任を負うものとする ( 乙による具体的措置の実施 ) 第 4 条乙は 業務従事者に対して入手した秘密情報を本件に必要な限度で開示 提供するものとする 2 乙は 甲の求めに応じて 業務従事者の

開発許可申請の手引き 平成 31 年 4 月改訂 熊本市都市建設局

新起案様式例           様式A4縦

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

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特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

に基づく保安林指定計画地 (8) 自然環境保全法 ( 昭和 47 年法律第 85 号 ) 第 14 条第 1 項に規定する原生自然環境保全地域及び同法第 22 条第 12 項に規定する自然環境保全地域が指定されている土地の区域 (9) 自然公園法 ( 昭和 32 年法律第 161 号 ) 第 13

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基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス 利用契約書 ( 以下 利用者 という ) と社会福祉法人慈徳会 ( 以下 事業者 という ) は 基準該当短期入所小規模多機能センターさくらテラス ( 以下 当施設 という ) が利用者に対して提供する基準該当短期入所サービスについて 次のとおり契約

が適正に整備されていない状況がみられた これらの河川事務所等は その主な理由について 都道府県に対し 河川法施行令第 5 条に規定する河川現況台帳の記載事項 ( 主要な河川管理施設の概要等 ) が変更される場合は資料を提供するよう依頼しているが 都道府県から主要な河川管理施設の概要に係る資料が提供さ

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筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

Transcription:

環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例 ( 以下 法令 とい う ) による開発行為の許可基準を遵守するとともに, 旭川市緑地の回復に関する指導 要綱等に基づく緑地の回復を誠実に実行するものとする ( 事業計画の説明 ) 第 2 条 乙は, 事業の計画について利害関係を有する地域住民に説明するものとする ( 公共施設の利用 ) 第 3 条 乙は事業箇所への進入道路として市道を利用する場合は, 甲と協議の上必要な措 置を講ずるものとする 2 既設の道路, 橋梁等が乙の利用により損傷を生じた場合, 乙は速やかに補修復元するものとする ( 公害等の防止 ) 第 4 条 乙は, 事業実施により発生する騒音, 粉じん, 水源, 水質, 排水等への公害につ いては, 関係法令に基づく必要な措置とともに, 事業箇所に隣接する地域の利害関係者に被害を及ぼさないよう万全の措置を講じ, 万一他人の権利を侵害した場合には, これによって生じた損害を賠償するものとする ( 森林の保全 ) 第 5 条 乙は, 事業箇所の用地内の樹林については, 森林法に基づく定められた手続きを 行うとともに, 特に次の事項を守り従うものとする (1) 乙は, 災害防止及び環境保全のために可能な限り樹林を残存すること (2) 乙は, 事業完了後においても残存の樹林を大切に適切に保護 管理し, 植林による緑の育成に努めること 2 乙は, 事業完了後に林地開発をする必要が生じた場合は, 甲と協議の上, 監督官庁の許可を受けて実施するものとする ( 改善及び中止 ) 第 6 条 甲は, 乙がこの協定に定める義務を履行しない場合は, 必要に応じ当該事業の

改善措置を指示し, または事業の中止を指示することができるものとする ( 個別協議 ) 第 7 条 この協定に定めるもののほか, 必要な事項はその都度, 甲, 乙協議の上決定する ( 協定の有効期間 ) 第 8 条 この協定の有効期間は, 協定締結の日から乙の行なう事業終了の日までとする 以上, 協定の成立を証明するため, 本通 2 通を作成し, 甲, 乙各自 1 通を保有する 平成年月日 甲旭川市 旭川市長 乙住所 氏 名

ゴルフ場開発に関する環境保全協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 会社名 乙 という ) は, 乙が旭川市 ( ) 株式会社 ( 以下 ) 地区に造成するゴルフ場 仮称 ( ) ゴルフ場 について, 市民の健康を守り, 自然環境を保全し, 災害を防止 するために, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, ゴルフ場造成及び維持管理に当り森林法第 10 条の 2 第 1 項及び北海道自然 環境等保全条例等 ( 以下 法令 という ) による開発行為の許可基準を厳守し, 誠実 に造成及び維持管理をするものとする 2 乙は, 本協定の締結後, 国, 北海道及び甲の要綱等が定められたときはこれを遵守す る ( 事業計画の説明 ) 第 2 条 乙は, 開発に伴う周辺の環境影響等についての調査結果及び事業の計画等を, 速 やかに利害関係を有する地域住民に説明するものとする ( 関係団体等との同意 ) 第 3 条 開発区域の周辺に森林, 農用地, 農業用排水施設, 農業用水源等があり, 甲が必 要であると認める場合は, 工事完了後であっても乙は直接利害を有する隣接する土地の 所有者及び関係団体の同意を得るものとする ( 緑化等への協力 ) 第 4 条 乙は, 甲又はその他の団体が行う緑化推進及び自然環境の保全に関する事業に協 力するものとする ( 森林の保全 ) 第 5 条乙は, 開発区域の現存森林の 50% 以上を保存するとともに森林区域の面積の 60% 以上の樹林地 ( 植林地を含む ) を確保し, 開発区域内周辺部及びコース間に, おおむ ね 30m の樹林帯をほぼ均等に配置する措置を講ずるものとする 2 この場合においては, 工事完了後においても同様とする ( 公共施設の利用 ) 第 6 条 乙は, ゴルフ事業場への進入道路として市道を利用する場合又は普通河川を利用 する場合は, 甲と協議の上必要な措置を講ずるものとする ( 沢状地形の保全 )

第 7 条乙は, 周辺の環境に大きな影響を及ぼす流域面積の大きい沢状地形については, 河川法又は森林法に準じた保全の措置を講ずるものとする ( 用水計画 ) 第 8 条 乙は, 飲料水源の水源確保工事及び変更工事をしたときは, 工事関係資料を甲に 提出するものとする 2 乙は, 慣行水利権者が存する場合で, 開発区域内の地形を変更するときは, 当該水利権者の同意を得るものとする ( 汚水の放流方法 ) 第 9 条 乙は, 飲料水源集水区域内の開発区域にあっては, 農薬混入汚水等 ( 以下 汚 水 という ) の直接的放流は, 一切しないものとする 2 乙は, 汚水の管理について甲が必要と認める場合は, 甲と協議するものとする ( 汚水の水質基準 ) 第 10 条 乙は, 飲料水源集水区域外の開発行為における汚水放流については, 甲が別に定 める放流水質基準を遵守するものとする ( 農薬汚染の防止 ) 第 11 条 乙は, 農薬の使用にあたっては, 農薬取締法, 北海道ゴルフ場で使用される農薬 等に関する環境保全指導要綱等を遵守し, 自己の負担において, 公共用水域水質汚染防止のための農薬流出防止池の設置及び環境指標魚類を飼育管理する等, 必要な措置を講ずるものとする 2 乙は, 汚水の排水について, 周辺地域及び公共水域へ薬害が及ばないよう排水管理に関する計画及び影響の評価を策定し, 甲に報告するものとする 3 乙は, 当該開発区域周辺が農業地帯であることに鑑み農薬使用量について, 特に配慮するものとする ( 農薬の使用状況等の報告及び立ち入り検査 ) 第 12 条 乙は, 農薬の使用に関して, 次の事項を遵守するものとする (1) 農薬使用管理責任者を選任配置し, 甲に届け出るものとする (2) 農薬の使用状況については, 使用計画書及び報告書を甲に提出するものとする ( 変更の場合は, 速やかに甲に届け出るものとする ) (3) 農薬の使用に関しては, 甲及び周辺の利水関係者へ, その旨を事前に連絡すると ともに, 周辺住民, 従業員及び利用者等に対する十分な危害の防止対策を講ずるも のとする (4) 甲が指示したとき又は農薬散布後, 速やかに水質検査を実施し, 甲に報告するも

のとする 2 甲は, 必要に応じ農薬の使用, 保管状況, 水質等について立入検査が出来るものとし, 乙は, これに協力するものとする ( 改善及び中止 ) 第 13 条 甲は, 乙がこの協定に定める義務を履行しない場合は, 必要に応じ当該事業の改 善の措置を指示し, 又は営業の停止若しくは工事の中止を指示することができるものとする 2 乙は, ゴルフ場の造成行為及び管理上の行為により, 第三者に損害を与えたときは, 自らの責任において解決するものとする ( 個別協定 ) 第 14 条この協定に定めるものの外, 公共の福祉の向上その他甲が必要と認めたときは, 別途に個別の協定を締結することができるものとする 上記協定事項に定めるものの外, 必要な事項はその都度, 甲, 乙協議の上決定する 以上協定の成立を証明するため, 本書 2 通を作成し, 甲, 乙各 1 通を保有する 平成年月日 甲旭川市 旭川市長 乙住所 氏 名

覚 書 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 会社名 ) 株式会社 ( 以下 乙 という ) は, 平成年月日締結したゴルフ場開発に関する環境保全協 定書を実施するため, 次のとおり覚書を交換する ( 汚水の水質基準 ) 第 1 条 協定書第 10 条の規定による汚水の放流水質基準は,BOD( 生物化学的酸素要求 量 ) で20mg/ 以下とする ( 農薬汚染の防止 ) 第 2 条協定第 11 条第 1 項の規定による必要な措置とは, 次の各号に掲げるものとする (1) 汚水の濃度の希釈及び分解を目的とした農薬流出防止池の措置 (2) 汚水の水質監視を目的とした環境指標魚類 ( 鯉 金魚等 ) の飼育管理 (3) 農薬の使用に当たっては, 可能な限り使用量を抑制するよう努めるとともに, ゴルフ場における使用農薬は, 魚毒性 A 類及びB 類のみとする (4) 農薬使用量の削減を目的とした病害虫に強い芝, 樹木等の育成, 土壌の改良等の対策 (5) 農薬汚染防止のために必要なその他の方法 2 前項第 3 号に規定する農薬以外の農薬を使用する場合は, 甲, 乙別途協議するものとする ( 農薬の使用状況等の報告 ) 第 3 条 協定書第 12 条第 1 項第 1 号及び第 2 号に基づく報告等は, 北海道ゴルフ場で使用さ れる農薬等に関する環境保全指導要綱 ( 以下, 道要綱 という ) に基づき知事に報 告したときには, 速やかに市長にも同様の報告書を提出するものとする ( 水質調査 ) 第 4 条 協定書第 12 条第 1 項第 4 号の規定による甲の指示とは, 次の各号に掲げるものと する (1) 乙は, 汚水及び地下水の水質状況把握のため, 汚水については農薬散布後及び定期的に年 3 回以上, 地下水については年 1 回以上の自主検査を実施すること (2) その他甲が必要と認めたとき 2 協定書第 12 条第 1 項第 4 号の規定による水質検査の項目は, 次の各号に掲げるものとする

(1) 汚水の測定項目水質汚濁防止法 ( 昭和 45 年法律第 138 号 ) に基づく生活環境項目及び農薬に係るもの (2) 地下水の測定項目水道法 ( 昭和 32 年法律第 177 号 ) に基づく精密水質検査及び農薬に係るもの (3) その他甲が必要と認めたもの ( 覚書の改定等 ) 第 5 条 甲及び乙は, この覚書について改定を必要とする場合は, 見直しするものとする 2 この覚書に定めのない事項について定めをする必要が生じたとき, この覚書に定める 事項について疑義が生じたとき, 又はこの覚書に定める事項を変更する必要が生じたと きは, その都度, 甲, 乙協議して定めるものとする この覚書を証するため, 本書 2 通を作成し, 記名押印の上各自 1 通を保有する 平成年月日 甲旭川市 旭川市長 乙住所 氏 名