事業用定期借地権設定及び 舞洲ヘリポート用地賃貸借契約合意書 ( 案 ) 賃貸人大阪市 ( 以下 甲 という ) と賃借人 ( 以下 乙 という ) は 甲が所有する別紙物件目録記載 1(1) の土地 ( 以下 本件土地 1 という ) 及び別紙物件目録記載 1(2) 土地 ( 以下 本件土地 2

Similar documents
( 賃貸借期間 ) 第 4 条本件土地の賃貸借期間は 平成 31 年 2 月 1 日から平成 32 年 12 月 31 日までとする ( 賃料 ) 第 5 条本件土地の賃料は 金 ( 落札金額 ) 円とする ( 納付方法及び納付期限 ) 第 6 条乙は 前条に定める賃料を 賃貸借期間平成 31 年

Taro-事業用定期借地覚書.jtd

契約書(標準)

契約書(標準)

Taro-土地売買契約書(延納払).j

明確認書 を甲に提出する ( かし担保 ) 第 8 条乙は この契約締結後に かくれたかしがあることを発見しても 売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者

契約書案

売買契約書(日の出)

土地売買契約書

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

ものとする 5 甲は乙に対して 所有権移転登記が完了したときは 遅滞なくその旨を通知しなければならない 甲は 登記識別情報通知を乙に引渡し 乙は 受領書を甲に提出する 6 この契約による所有権移転登記に要する登録免許税その他の登記に要する一切の費用は 乙の負担とする ( 売買物件の引渡し ) 第 7

頭書 ⑷ 借主及び緊急連絡先 借主氏名 法人の場合 ( 商号 ) 個人の場合 ( 氏名 ) 担当者氏名 緊急連絡先 ( 自宅 ) ( 携帯 ) 頭書 ⑸ 貸主及び管理業者 貸主 氏名 管理業者 商号又は名称 所在地 TEL ( ) 賃貸不動産管理業協会会員番号 賃貸不動産管理業協会の会員である場合に

売買契約書(日の出)

( 電気料金の支払い ) 第 8 条自動販売機 ( 飲料 ) の設置 運営に必要となる電気料金については 借受人が負担するものとする 2 電気料金を算定するため 借受人は 借受人の負担で専用の子メーターを設置するものとする 3 電気料金は 原則として年 2 回 (9 月と翌年 3 月 ) 徴収するも

譲渡契約書

( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

物品売買契約書

2 売渡人は 買受人が前条に定める支払義務を履行したときは 契約保証金は 民法第 557 条に定める手付金とは解さず 売買代金の一部に充当するものとする 3 第 1 項の契約保証金は 違約金が発生した場合 違約金の一部に充当する 4 第 1 項の契約保証金は 第 19 条に定める損害賠償額の予定又は

< F2D95CA8E86362D B5A8F708E9197BF8DEC90AC8BC696B1>

業務委託基本契約書

基本協定書

様式第19号

<4D F736F F D BF CF91F A835E838A F974C816A E348C8E82A982E7934B97702E646F63>

( 光熱水費及び維持管理費 ) 第 5 条事業者は 事業契約に記載する内容に応じて 本物件に係る光熱水費及び修繕 更新を含む維持管理に係る費用を一切負担するものとする ( 保証金 ) 第 6 条事業者は 賃料 第 19 条に規定する遅延利息その他本契約に基づいて生ずる一切の事業者の債務を担保するため

Microsoft Word 契約書(案)

資 料 1 対象売却地

Microsoft Word - denkijyukyuu doc

Microsoft Word - å§flè¨Šå¥‚ç´—æł¸_éłłå½¢.docx

契約書案(札幌圏における文化ツーリズム調査及びモニターツアー運営業務)

物品購入契約書

委託契約書(案)

とする 2. 乙は 物件に乙の所有物である旨の表示をすることができるものとする ( 賃貸借料の請求及び支払い ) 第 5 条乙は 当該月の賃貸借料を当該月の 15 日までに請求書により甲に請求し 甲は 翌月末までにこれを支払うものとする 2. 甲は 自己の責に帰すべき事由により 前項に規定する期日ま

車両管理・運転業務依託契約書

板暫駐変更(土地賃貸借契約書 改)

函館市工業団地土地の貸付け実施要綱

( 保証金 ) 第 8 条契約により生じる借受者の債務を担保するために 想定される太陽光発電設備等の撤去費用と 12 ヶ月分の賃料との合計額を基に公社が算定する金額 ( 円 ) を業者選定通知日から起算して 30 日以内に預託すること この預託金は無利子とし 貸付期間終了後 借受者の公社に対する債務

受けなければならない ( 物件の引渡し ) 第 5 条乙は 甲が指定する期日及び設置場所に物件を搬入し 甲が使用できる状態に調整を完了し 甲に引き渡さなければならない ( 保険 ) 第 6 条乙は 物件の賃貸借期間中 動産総合保険 ( 地震不担保 電気的 機械的事故不担保 ) に加入するものとする

プライバシーマーク付与適格性審査に関する約款

29年度平成30年度平成31年度平成32年度平成33年

土地賃貸借契約書(事業用借地権 5訂版)  120612

府有財産売買契約書 ( 案 ) 売払人大阪府 ( 以下 甲 という ) と買受人 ( 以下 乙 という ) は 平成 30 年度府営住宅用地活用事業一般競争入札 ( 第 2 回 ) 実施要領 ( 以下 実施要領 という ) に基づき 次のとおり府有財産の売買契約を締結する 買受人 乙 が共同入札によ

でない ( 自動車の引渡し ) 第 6 条自動車の甲への引渡しは, 乙が自動車登録完了の後, 速やかに甲が指定する場所において行うものとする 2 甲は, 自動車の引渡しを受けた場合は, 検査の上, 受け取るものとする 3 当該自動車の引き渡しに要する一切の費用は, 乙の負担とする ( 自動車の瑕疵

( 参考資料 3) 土地売買契約書 ( 案 ) ( 注 ) 計画提案に応じて条文を変更する部分があります

とを条件とし かつ本事業譲渡の対価全額の支払と引き換えに 譲渡人の費用負担の下に 譲渡資産を譲受人に引き渡すものとする 2. 前項に基づく譲渡資産の引渡により 当該引渡の時点で 譲渡資産に係る譲渡人の全ての権利 権限 及び地位が譲受人に譲渡され 移転するものとする 第 5 条 ( 譲渡人の善管注意義

1.⑧-1総価契約書(H29~)

Microsoft Word 土地売買仮契約書180312clean版

<4D F736F F D B78AFA8C7091B18C5F96F1816A88CF91F A835E838A F974C816A E348C8E82A982E7934B977

41-05 機器類賃貸借契約書…月額…債務…保守無

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

委託業務契約書 1 委託業務の名称 2 履行期限平成年月日 3 業務委託料 一金 円也 うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 一金 円也 ( 注 ) 取引に係る消費税及び地方消費税の額 は 消費税法第 2 8 条第 1 項及び第 2 9 条 地方税法第 7 2 条の 8 2 及び第 7 2 条の

01 契約書(案)

( 審査の申請 ) 第 5 条甲は プライバシーマーク付与適格性審査の実施基準 に基づき 付与適格性審査を申請した者 ( 以下 乙 という ) の審査を行う 乙は 甲が定めるところにより 付与適格性審査にかかわる申請書及び申請書類 ( 以下 申請書等 という ) を甲に提出しなければならない 2 乙

羽生市標準委託契約約款 ( 総則 ) 第 1 条発注者及び受注者は この約款 ( 契約書を含む 以下同じ ) に基づき 別冊の仕様書 ( 現場説明書等を含む ) 及び図面 ( 以下 仕様書等 という ) に従い 日本国の法令を遵守し この契約を履行しなければならない 2 受注者は 契約書記載の業務

平成 30 年度那覇市役所前自動二輪車駐車場管理運営業務委託契約書 那覇市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) との間に 平成 30 年度那覇市役所前自動二輪車駐車場管理運営業務委託 につい て 次のとおり委託契約を締結する ( 業務の委託 ) 第 1 条甲は 平成 30 年度那

様式13

を得られなかったときは, 当然に解除されるものとする この場合において 乙は 乙に損害が生じても 甲に対しその賠償を請求することができない 2 前項の場合において 甲は 前条第 1 項の規定によりすでに納付を受けた契約保証金があるときは 当該契約保証金を乙に返還する ただし 当該契約保証金には 利息

Microsoft Word - 2-1 契約書

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

Microsoft Word - 土地賃貸借

図書購入基本契約書

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

(2) 委任する相手方の業務の範囲 (3) 委任を行う合理的理由 (4) 委任する相手方が 委託される業務を履行する能力 (5) 委任に要する費用 (6) その他必要と認められる事項 3 乙は 機器の初期設定に起因する故障のため甲の業務に支障をきたすおそれのある場合は 自己の負担において ただちに使

工事請負契約書(案)

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

香芝 王寺環境施設組合一般廃棄物処理施設整備 運営事業に係る 契約の締結について 香芝 王寺環境施設組合一般廃棄物処理施設整備 運営事業に係る契約を締結したので 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律 ( 平成 11 年法律第 11 7 号 ) 第 15 条第 3 項の規定に準じ

契       約       書

ETCスルーカード規定

( 著作権等の取扱い ) 第 12 条乙は 委託業務の処理に伴い著作権その他の権利が生じたときは 甲に移転しなければならない ( 調査等 ) 第 13 条甲は 委託業務の処理状況について 随時に 調査し 報告を求め 又は当該業務の処理につき適正な履行を求めることができる ( 実績報告書等 ) 第 1

Microsoft Word - 物件購入契約約款

日南町定期借地権付

外貨定期預金規定(通帳口)

記事広告掲載契約書

(Microsoft Word \203\202\203f\203\213\214_\226\361\217\221.doc)

図書購入基本契約書

kashikasotsuka-yakkan

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

Microsoft Word - __民間収益事業基本条件 clean.doc

機種変更応援プログラムご利用規約

その理由 遅延日数等を届出なければならない 2 乙は 前項の届出をしたときは 甲に対して使用開始日の延期を申し出ることができる この場合において 甲は その理由が乙の責に帰することができないものであるときは 相当と認める日数の延長を認めることがある 第 9 条乙の責に帰すべき理由により使用開始日まで

買戻付売買契約書

ブロック塀撤去補要綱

A 消 A A A A 別紙のとおり 物品購入契約書 E A( 単価 ) 1 件名 2 品名及び規格別紙のとおり 3 契約期間平成年月日から 平成年月日まで 4 納 入 場 所 5 契 約 単 価 別紙のとおり うち取引に係る E 費税及び E 地方消費税の額 E 6 契約保証金免除 A 上記の物品

春日井市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する

( 報告書の確認 ) 第 5 条甲は 前条の書面を受理したときは 10 日以内に業務の履行について確認を行わなければならない 2 前項の確認の結果 業務の補正が必要となった場合は 甲乙協議して当該補正を行うものとする 3 甲は 確認をしたときは 速やかにその結果を書面により乙に通知するものとする (

宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJ入力支援・自動集計システム』、及び

円 ) を毎月末日までに翌月分として乙の指定する方法により支払うものとする 2 賃料の支払い単位は暦月によるものとし 1ヶ月に満たない場合の賃料は1ヶ月を3 0 日として日割計算によるものとする 3 賃料に係る消費税等の税率に変更があった場合は これを反映する ( 賃料の延滞 ) 第 7 条甲が賃料

業務委託契約書 ( 案 ) 収入 印紙 1. 委託業務の名称 2. 委託業務の場所 3. 履行期間平成年月日から 平成年月日まで 4. 業務委託料金円 うち取引に係る消費税及び地方消費税の額金円 取引に係る消費税及び地方消費税の額 は 消費税法第 28 条第 1 項及び第 29 条並びに地方税法第

医事業務請負契約書

-EM Wi-Fi SPOTサービス規約-

-EM Wi-Fi SPOTサービス規約-

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

土地売買契約書

千葉県住宅供給公社土地購入希望に関する情報提供者に対する成約報酬制度要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 千葉県住宅供給公社 ( 以下 公社 という ) の保有土地の分譲を促進するため 土地売買契約に至った契約者に関する情報を提供した者に対する成約報酬の取扱いについて定めるものとする ( 対象と

Security Z 利用規約 第 1 条 ( 規約の適用 ) 東京ベイネットワーク株式会社 ( 以下 当社 といいます ) は この Security Z 利用規約 ( 以下 本規約 といいます ) に基づき Security Z サービス ( 以下 本サービス といいます ) を提供します 第

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

PASMO付身分証等オートチャージサービス会員規約

暴力団対策措置要綱

Transcription:

事業用定期借地権設定及び 舞洲ヘリポート用地賃貸借契約合意書 ( 案 ) 賃貸人大阪市 ( 以下 甲 という ) と賃借人 ( 以下 乙 という ) は 甲が所有する別紙物件目録記載 1(1) の土地 ( 以下 本件土地 1 という ) 及び別紙物件目録記載 1(2) 土地 ( 以下 本件土地 2 という ) について 借地借家法 ( 平成 3 年法律第 90 号 以下 法 という ) 第 23 条第 2 項に規定する事業用定期借地権の設定を目的として 別紙物件目録記載 1(3) の土地 ( 以下 本件土地 3 といい 本件土地 1 及び本件土地 2と併せて 本件各土地 という ) についてヘリポート用地としての土地賃借権の設定を目的として 次の条項を内容とする賃貸借契約 ( 以下 本契約 という ) を平成 年 月 日までに公正証書により締結するものとする ( 契約の目的 ) 第 1 条本契約は 甲が乙に対し 本件土地 1 及び本件土地 2に法第 23 条第 2 項に基づく事業用定期借地権 ( 以下 本件借地権 という ) を設定し 本件土地 3にヘリポート用地としての土地賃借権 ( 以下 本件賃借権 といい 本件借地権と併せて 本件借地権等 という ) を設定することを目的とする 2 本契約により甲が乙のために設定する本件借地権は 賃借権とする 3 甲及び乙は 本件借地権は法第 23 条第 2 項の規定に基づくものであるから 法第 3 条ないし第 8 条 第 13 条及び第 18 条の規定は適用されず 契約更新に係る権利は一切発生せず 第 4 条第 1 項に定める期間満了時において本契約の本件土地 1 及び本件土地 2 に係る部分について更新 ( 更新の請求及び土地の使用の継続によるものを含む ) は行われず 建物の築造による賃貸借期間の延長も行われないことを確認した 4 甲及び乙は 本件賃借権は建物所有を目的としないものであるから 法の適用がないことを確認したうえで 民法 ( 明治 29 年法律第 89 号 ) 第 604 条第 2 項及び第 619 条第 1 項の規定は適用せず 第 4 条第 1 項に定める期間満了時において本契約の本件土地 3に係る部分について更新 ( 更新の請求及び土地の使用の継続によるものを含む ) は行われないものとする ( 指定用途等 ) 第 2 条乙は 本件土地 1 及び本件土地 2を ヘリコプター格納庫及び油脂庫 事務所などの用に供する別紙物件目録記載 2(1) ないし (3) の各建物 ( 以下 本件各建物 という ) 及び建物以外の構造物 工作物 ( 以下 本件各建物と併せて 本件各建物等 という ) を所有するため その全部について自ら使用し 他の目的に使用しない ただし あらかじめ乙が甲の書面による承認を得た場合は この限りでない 2 乙は 本件土地 1 及び本件土地 2に本件各建物等と異なる建物又は建物以外の構造物 工作物を建築してはならない 建築された建物又は建物以外の構造物 工作物を改築又は再築する場合も同様とする ただし あらかじめ乙が甲の書面による承認を得た場合は -47-

この限りでない 3 乙は 本件各建物等を居住の用に供してはならない 4 乙は 本件土地 3 及び同地上に存する構造物 工作物 ( 以下 本件土地 3 構造物等 という ) を空港法 ( 昭和 31 年法律第 80 号 ) 第 2 条に規定する空港以外の飛行場 ( 以下 本件ヘリポート という ) 及び附帯施設としてのみ自ら使用しなければならない ただし あらかじめ乙が甲の書面による承認を得た場合は この限りでない 5 乙は 航空法 ( 昭和 27 年法律第 231 号 ) 第 42 条第 3 項に基づき 本件ヘリポートの供用開始期日を平成 31 年 4 月 1 日として国土交通大臣に届け出なければならない ただし あらかじめ乙が甲の書面による承認を得た場合は この限りでない 6 乙は 前項の規定により届け出た供用開始期日に本件ヘリポートを供用しなければならない 7 乙は 平成 31 年 4 月 1 日までに本件ヘリポートを供用開始できない場合は 乙の責めに帰することができない事由によるものと甲が認める場合を除き 同日から供用開始日までの間 本件ヘリポートを空港法第 2 条に規定する空港として 甲と小川航空株式会社が平成 26 年 3 月 31 日に締結した 舞洲ヘリポート管理運営業務基本協定書 に準じた業務を履行しなければならない 8 前項の規定による業務に要する費用は 乙が負担する 9 乙の本件土地 3の使用は建物所有を目的としない 10 本件土地 3は ヘリポート以外の用途への変更及び使用の廃止を認めない ( 禁止用途等 ) 第 3 条乙は 本件各土地 本件各建物及び本件各土地上に存する建物以外の構造物 工作物 ( 以下 総称して 本件各土地 各建物等 という ) を 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 ( 昭和 23 年法律第 122 号 ) 第 2 条第 1 項に定める風俗営業 同条第 5 項に定める性風俗関連特殊営業その他これらに類する業及びこれらの業の利便を図るための用に供してはならない 2 乙は 本件各土地 各建物等を 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 ( 平成 3 年法律第 77 号 ) 第 2 条第 2 号に定める暴力団その他の反社会的団体 ( 以下 暴力団等 という ) 及びそれらの構成員がその活動のために利用するなど 公序良俗に反する用に供してはならない その他暴力団等の排除に関する取扱いについては 別紙 暴力団等の排除に関する特記仕様書 に定めるところに従う 3 乙は 本件各土地 各建物等を政治的用途又は宗教的用途に供してはならない 4 乙は 本件各土地 各建物等を地域住民等の生活を著しく脅かすような活動の用に供してはならない 5 乙は 本件各土地 各建物等を悪臭 騒音 粉塵 振動又は土壌汚染など近隣環境を損なうと予想される用途に供してはならない 6 乙は 周辺道路に自動車があふれるなど 近隣環境を損なう形態で使用してはならない 7 乙は 次の各号を遵守しなければならない -48-

(1) 乙は 本件ヘリポートの利用申請があったときは その申請を受け付け 利用可能な日時については全て利用させなければならない (2) 乙は 本件ヘリポートの利用料金の額は 別表に掲げる金額を基本とし 甲の承認を得たうえで設定する (3) 本件ヘリポートをヘリコプターの離着陸の用に供する時間は 午前 7 時から午後 7 時までとする ただし あらかじめ乙が甲に書面により届け出た場合は この限りでない 8 乙は 大地震や津波など大規模災害の発生に伴い その対応を目的として行政機関から利用の要請があった場合は 協力に努めなければならない ( 賃貸借期間 ) 第 4 条賃貸借期間は 平成 31 年 4 月 1 日から平成 51 年 3 月 31 日までの 20 年間とする ただし 第 2 条第 5 項ただし書による場合は 本件土地 2 及び本件土地 3の賃貸借期間は 本件ヘリポートの供用開始日から平成 51 年 3 月 31 日までとする 2 甲は 乙に対し 平成 31 年 4 月 1 日 本件各土地を現状有姿で引き渡す ただし 第 2 条第 5 項ただし書による場合は 甲は 乙に対し 本件ヘリポートの供用開始日に本件土地 2 及び本件土地 3を現状有姿で引き渡す ( 賃料 ) 第 5 条賃料は 月額金 円とする そのうち 本件土地 1に係る賃料は月額 円 本件土地 2に係る賃料は月額金 円 本件土地 3に係る賃料は月額 円とする 2 賃貸借期間の初日が月の初日でない場合の賃料は日割計算により算定する この場合の計算方法は 年 365 日の日割計算とし 1 円未満の端数は切り捨てる 3 甲は 乙に対し 関係法令及び大阪市財産条例の改正並びに経済情勢の変動により 又は近隣土地の賃料に比較して不相当となったときは 賃料の改定を請求することができる 4 乙は 甲に対し 賃料が 経済情勢の変動により 又は近隣土地の賃料に比較して不相当となったときは 賃料の改定を請求することができる 5 前 2 項の規定により 賃料を改定するときは 甲は改定通知書により乙にその旨を通知する 6 前項の通知があったときは 第 1 項の規定にかかわらず 甲の指定する日以降の本契約に定める賃料は 当該通知額とする 7 賃貸借期間の中途において 乙の責めに帰すべき事由 ( 第 25 条の規定により中途解約する場合を含む ) により本契約が解除されたときは 乙は 甲に対し 本契約が解除された日の属する次条で定める1 又は2の期間の賃料全額を支払う 8 賃貸借期間の中途において 乙の責めに帰することができない事由により本契約が解除されたときは 乙は 甲に対し 本契約が解除された日の属する月までの月額賃料 ( 月額賃料の改定があったときは 改定後の金額 ) を支払う なお 月の末日でない日に本契 -49-

約が解除されたときは 当該月の月額賃料は 日割計算とする この場合の計算方法は 年 365 日の日割計算とし 1 円未満の端数は切り捨てる ( 支払方法 ) 第 6 条乙は 甲に対し 前条第 1 項に定める賃料を 平成 31 年 4 月 1 日から毎年 次に定める支払期限までに別途甲の発行する納入通知書により支払う ただし 第 2 条第 5 項ただし書による場合は 平成 年 月 日から平成 年 月 日までの分合計金 円を平成 年 月 日までに別途甲の発行する納入通知書により支払う 1 4 月 1 日から 9 月 30 日までの分合計金 円当該期間内の7 月 20 日限り 2 10 月 1 日から翌年 3 月 31 日までの分合計金 円当該期間内の 12 月 20 日限り 2 支払期限が金融機関の休業日に当たるときは 金融機関の翌営業日を支払期限とする 3 甲と乙は 前条第 1 項ただし書によって賃料が変更されたとき及び前条第 3 項から第 6 項によって賃料の改定が行われたときは 第 1 項に定める賃料について変更後又は改定後の賃料に基づき精算することを約束する ( 延滞損害金 ) 第 7 条乙は 前条の支払期限までに賃料を支払わないときは 支払期限の翌日から支払日までの日数に応じ 年 8.9 パーセントの割合で計算した延滞損害金を甲に支払う この場合の計算方法は 年 365 日の日割計算とし 1 円未満の端数は切り捨てる ただし 甲と乙は 大阪市財産条例第 11 条第 1 項に定める割合が改正された場合は 義務違反当時の当該割合によって上記計算を行うことを約束する なお 大阪市財産条例第 11 条第 1 項ただし書に該当する場合は この限りでない ( 充当の順序 ) 第 8 条甲は 乙が賃料及び延滞損害金を支払うべき場合において 支払われた金額が賃料 及び延滞損害金の合計額に満たないときは 先ず延滞損害金から充当する ( 契約保証金 ) 第 9 条乙は 甲に対し 本契約に関して生じる乙の債務を負担するため 本契約締結と同時に 大阪市契約規則に基づく契約保証金として 第 5 条第 1 項に定める月額賃料金 円の6か月分に相当する金 円を差し入れる 2 甲と乙は 本契約の締結に際し 乙が甲に対し平成 年 月 日に入札保証金として支払った金 円のうち 金 円を 前項の契約保証金に充当することを合意する 3 甲と乙は 第 5 条第 1 項ただし書並びに同条第 3 項 第 5 項及び第 6 項によって賃料が増額されたとき その他甲において必要があると認めるときは 第 1 項に定める契約保証 -50-

金を増額することと 乙が甲に対し上記増額分を支払うことを約束する 4 第 1 項及び前項に定める契約保証金は 損害賠償額の予定又はその一部と解釈しない 5 甲は 第 1 項及び第 3 項に定める契約保証金をもって賃料及び延滞損害金のほか本契約に生ずる一切の損害に充当することができる この場合 契約保証金に不足が生じるときは 乙は 甲の請求により直ちに 上記充当により生じた不足額を甲に支払わなければならない 6 本契約が終了し 乙が甲に対し 第 30 条第 1 項に従い 原状回復のうえ 本件各土地を明け渡したときは 甲は 乙に対し 乙が甲指定の書式による請求書を甲に提出した後に 第 1 項に定める契約保証金の返還として金 円を支払う また 甲と乙は 賃料の増額に伴い契約保証金の増額による追加払いがあったときは 甲が乙に対し上記増額分についても返還することを合意する ただし 賃料 延滞損害金 その他本契約から生ずる乙の債務の未払額があるときは 甲は その未払額を控除した残額を返還すれば足りる 7 本契約が終了し 乙が第 30 条第 1 項に従い 原状回復のうえ 本件各土地を明け渡すまでは 乙の甲に対する契約保証金返還請求権の履行期は到達しない また 乙は 契約保証金をもって賃料及び延滞損害金等の支払いに充てることはできず 契約保証金を差し入れていることを理由として上記の支払いを拒むことはできない 8 第 1 項に定める契約保証金には 利息を付さない ( 使用料等の負担 ) 第 10 条本件各土地 各建物等にかかる電気 ガス 水道等の使用料は 乙の負担とする ( 瑕疵担保責任等 ) 第 11 条甲は 本件各土地について 瑕疵担保責任及び危険負担を負わない ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者である場合にあっては 第 4 条第 1 項に定める賃貸借期間の初日から2 年間はこの限りでない 2 乙は 本件各土地に地中埋設物が埋存されている可能性及び土壌汚染対策法 ( 平成 14 年法律第 53 号 ) に規定する基準値を超える土壌の存在の可能性を承知のうえ 本契約を締結する 3 前項に規定する地中埋設物及び土壌については 乙の責任と費用において処理を行う ( 地盤沈下 ) 第 12 条乙は 本件各土地が公有水面埋立法 ( 大正 10 年法律第 57 号 ) に基づいて埋め立てられた埋立地であり 将来 地盤沈下が予想されることを承知のうえ本契約を締結する 2 甲は 本件各土地の地盤沈下による構造物 工作物の損傷等について その責を負わない ( 禁止事項 ) 第 13 条乙は あらかじめ書面による甲の承認を得なければ 次の各号のいずれかに該当 -51-

する行為 ( 本件各建物等の譲渡を伴う行為を含む ) をすることができない (1) 第 2 条に定める使用目的の変更 (2) 本件各土地の原形の変更 (3) 本件各土地の転貸 (4) 本件各建物等の用途変更 (5) 本件各建物等の賃貸 (6) 本件各建物等の担保提供 (7) 本件借地権等の譲渡 (8) 本件借地権等の担保提供 ( 承認事項 ) 第 14 条乙は 次の各号のいずれかに該当する行為をするときは 詳細な設計書及び図面を提出して甲の承認を得なければならない ただし いずれについても建物については本件土地 1 及び本件土地 2についてのみ認める (1) 本件各土地上における建物及び構造物 工作物 ( 本件各建物等を含む ) の設置 (2) 本件各土地上の建物及び構造物 工作物の増改築及び大修繕 (3) 本件各土地上の建物及び構造物 工作物の再築 ( 建物を賃貸する場合 ) 第 15 条乙が本件各建物等を第 13 条に規定する甲の承認を受けて第三者に賃貸する場合 又は本件各建物等に賃借権その他使用収益を目的とする権利を設定する場合には 当該第三者との間で締結する契約において 建物の敷地が法第 23 条第 2 項に規定する事業用定期借地権に基づくものであり 第 4 条第 1 項に定める賃貸借期間の満了により借地権が消滅し 建物を取り壊すことを明示しなければならない ( 善管注意義務 ) 第 16 条乙は 善良な管理者としての注意をもって本件各土地 各建物等を使用し 土壌の汚染等により原状回復が困難となるような使用をしてはならない 2 乙は 騒音 振動 悪臭 有毒ガス又は汚水の排出等によって近隣に迷惑となるような行為を行ってはならない ( 承諾料 ) 第 17 条乙は 甲が第 2 条第 5 項ただし書の承認をしたときは 甲に対し 承諾料を別途甲の発行する納入通知書により支払わなければならない ただし 乙の責めに帰することができない事由によるものと甲が認める場合は この限りでない 2 前項に規定する承諾料は 平成 31 年 4 月 1 日から本件ヘリポートの供用開始日までの間の第 5 条第 1 項に規定する賃料のうち 本件土地 2 及び本件土地 3に係る賃料と同額とし 本件ヘリポートの供用開始日が月の初日でないときの承諾料は日割り計算により -52-

算定する この場合の計算方法は 年 365 日の日割計算とし 1 円未満の端数は切り捨てる 3 甲は 第 13 条及び第 14 条 ( 第 1 号中 本件各建物等の設置についての承認を除く ) の承認を行う場合は 承諾料を徴収することができる ( 滅失又は毀損等 ) 第 18 条乙は 本件各土地 各建物等が滅失又は毀損し 若しくは第三者に占拠されたときは 直ちにその状況を甲に報告しなければならない 2 乙は 乙の責めに帰すべき事由により 本件各土地 各建物等が滅失又は毀損し 若しくは第三者に占拠されたときは 甲の指示に従い 乙の負担において これを原状に復旧しなければならない ( 連帯保証人 ) 第 19 条連帯保証人 ( 以下 丙 という ) は 乙と連帯して本契約から生ずる乙の甲に対する一切の債務履行の責任を負い 甲に対し 乙と連帯して支払う 2 丙が次の各号に掲げる資格を一つでも失ったとき 又は死亡 解散したとき若しくは甲が変更の必要があると認めたときは 乙は速やかに次の各号の資格を有し かつ 甲が承認する者を 新たに連帯保証人として立てなければならない (1) 大阪市内又は近隣市町村に住所又は事務所を有すること (2) 賃料年額の5 倍以上の年間所得又は固定資産を有すること ( 届出義務 ) 第 20 条乙又はその包括承継人は 次の各号のいずれかに該当するときは 直ちにこれを甲に届け出なければならない (1) 乙又は丙の住所 名称に変更があったとき (2) 会社の合併若しくは分割により本件借地権等の承継があったとき (3) 本件各建物等が滅失したとき (4) 第 14 条第 1 項の工事に着手するとき及び工事が竣工したとき (5) 賃貸借期間中にその使用を廃止したとき (6) 破産手続開始 民事再生手続開始 特別清算開始若しくは会社更生手続開始の申立てを受け 又はこれを自ら申し立てたとき ( 実地調査等 ) 第 21 条甲は 本件各土地 各建物等について随時その状況を実地に調査し 乙に対して必要な報告又は資料の提出を求めることができる この場合において 乙は その調査を拒み 妨げ 又は報告若しくは資料の提出を怠ってはならない ( 使用の制限 立入り等 ) -53-

第 22 条乙は 甲が本件各土地 各建物等又はその付近の公益的施設に必要な工事を施工するため 本件各土地 各建物等の乙による使用を制限し 又は本件各土地 各建物等への立入り等を請求したときは これを承諾しなければならない ただし 詳細については甲乙協議により 対応を決定する ( 土壌汚染対策 ) 第 23 条乙は 本件各土地において 本件各土地の使用者として 土壌汚染状況の把握に努め 土壌汚染が判明した場合は 人に健康の被害が生じないように措置を講じなければならない その他土壌汚染等に関する取扱いについては 別紙 土壌汚染等に関する特記仕様書 に定めるところに従う ( 契約解除 ) 第 24 条甲は 国 地方公共団体その他公共団体において 公用又は公共用に供するため本件各土地 各建物等を必要とするときは 賃貸借期間中といえども本契約を解除することができる 2 甲は 次の各号のいずれかに該当するときは 賃貸借期間中といえども本契約を直ちに解除することができる (1) 乙が 賃料を支払期限後 3か月以上経過してなお支払わないとき (2) 乙が 本件各土地に対して 管理有害物質による土壌汚染の原因を生じさせ 対策を講じないとき (3) 乙が 監督官庁により営業取消し若しくは停止等の処分を受け 又は自ら営業を休止若しくは停止したとき (4) 乙の株主総会が解散決議をしたとき (5) 乙が 本契約の条項に違反したとき (6) 乙が 建築基準法その他本契約に関する法令等に違反したとき (7) その他 乙に本契約を継続し難い重大な背信行為があったとき 3 乙が 第 2 条第 6 項の規定による本件ヘリポートの供用開始期日までに本件ヘリポートを供用できないときは 甲は 賃貸借期間中といえども本契約を直ちに解除することができる 4 前項の規定により解除した場合は 第 2 条第 7 項及び同条第 8 項の効力は解除後も存続し 存続期間は甲乙協議のうえ決定する 5 甲は 前各項に定めるもののほか 大阪市暴力団排除条例 ( 平成 23 年大阪市条例 10 号 以下 暴力団排除条例 という ) 第 8 条第 1 項第 6 号に基づき 乙が暴力団排除条例第 2 条第 2 号に規定する暴力団員又は同条第 3 号に規定する暴力団密接関係者に該当すると認められた場合には 直ちに本契約を解除することができる ( 中途解約 ) 第 25 条乙は 本契約の賃貸借期間中であっても 中途解約をしようとするときは 本契 -54-

約を終了しようとする日の1 年前までに 甲に対し書面で申し出て 甲の承認を得なければならない 2 乙は 前項により本契約を解除する場合 第 5 条第 1 項に定める月額賃料の 12 カ月分である金 円 ( 月額賃料の改定があったときは 改定後の金額の 12 か月分 ) を中途解約違約金として 甲の指定する期間内に支払う ( 契約保証金の帰属 ) 第 26 条甲が第 24 条第 2 項の各号ないし第 4 項の規定により本契約を解除したときは 第 9 条第 1 項及び第 3 項に定める契約保証金は 甲に帰属する ( 違約金 ) 第 27 条乙は 甲に対し 乙が第 2 条第 1 項若しくは第 4 項 第 3 条第 1 項ないし第 5 項 第 13 条 第 14 条第 1 項第 1 号若しくは第 3 号に定める義務に違反したとき 又は甲が第 24 条第 2 項若しくは第 4 項の定めにより本契約を解除したときは 第 5 条第 1 項に定める月額賃料の 12 か月分である金 円 ( 月額賃料の改定があったときは 改定後の金額の 12 か月分 ) を 第 14 条第 1 項第 2 号又は第 21 条に定める義務に違反したときは 第 5 条第 1 項に定める月額賃料 ( 月額賃料の改定があったときは 改定後の金額 ) の4か月分である金 円 ( 月額賃料の改定があったときは 改定後の金額の4か月分 ) をそれぞれ違約金として 甲の指定する期間内に支払う 2 前項に定める違約金は 次条に定める損害賠償額の予定又はその一部と解釈しない ( 損害賠償請求 ) 第 28 条甲が 第 24 条の規定により本契約を解除した場合において 甲に損害があると きは 甲は 乙に対し その賠償を請求することができる ( 既納金の損害金への充当等 ) 第 29 条第 24 条第 1 項の規定により本契約を解除した場合において 第 9 条第 4 項から 第 6 項までの規定は賃料についても準用する ( 原状回復義務 ) 第 30 条乙は 賃貸借期間満了のときはその満了の期日に 中途解約の場合は解約の日までに 又は契約解除の通知を受けたときは甲の指定する期日までに 甲が承認する場合を除き 乙の負担において本件各建物等及び本件土地 3 構造物等を撤去し 本件各土地を更地に回復のうえ 甲乙立会いのもとに甲に明け渡さなければならない 2 第 24 条第 3 項に基づく契約解除の場合は 前項の規定にかかわらず別紙物件目録記載 2(1) の建物を撤去してはならない 3 第 1 項における原状回復には 本件各建物等及び本件土地 2 構造物等の設置のため 甲の承諾を得て撤去した構造物 工作物の復旧並びに本契約の賃貸借期間中に本件各土地 -55-

に生じた土壌汚染の調査及び除去等を含むものとする 4 賃貸借期間の満了 中途解約及び契約解除等により本契約が終了した場合において 乙が本件各土地の明渡しを遅延したときは 乙は 甲に対し 本件各土地を甲に明け渡すに至るまで その日数に応じ 第 5 条第 1 項に規定する賃料及び年 8.9 パーセントの割合により計算した延滞損害金を支払う この場合の計算方法は 年 365 日の日割計算とし 1 円未満の端数は切り捨てる ただし 甲と乙は 賃料の改定があった場合は 義務違反時の賃料の額によって上記計算を行うこと また 上記延滞損害金に関する大阪市財産条例第 11 条第 1 項本文に定める割合が改正された場合は 義務違反当時の当該割合によって上記計算を行うことを約束する なお 大阪市財産条例第 11 条第 1 項ただし書に該当する場合は この限りでない 5 乙は 本件各土地の明渡しの遅延により甲に損害があるときは これを賠償しなければならない 6 乙は 本契約の賃貸借期間が満了する1 年前までに 甲に対して 本件建物等の取壊し及び本件建物等の賃借人の明渡し等 本件各土地等の明渡しに必要な事項について書面により通知する ( 有益費等償還請求権の放棄 ) 第 31 条乙は 本件各土地 各建物等に生じた有益費 必要費及びその他の費用があって も その償還を甲に請求することができない ( 公正証書の作成費用 ) 第 32 条本契約の締結にかかる公正証書作成に要する費用は 乙が負担する ( 公租公課の負担 ) 第 33 条本契約の締結に要する公租公課は 乙が負担する ( 疑義の決定 ) 第 34 条本契約に定めのない事項については 大阪市財産条例 大阪市財産規則 大阪市契約規則及び大阪市会計規則に従うものとし その他本契約に関し疑義のあるときは 甲乙協議のうえ決定する ( 裁判管轄 ) 第 35 条本契約に関する訴えの管轄裁判所は 甲の事務所の所在地を管轄する大阪地方 裁判所とする ( 強制執行の認諾 ) 第 36 条甲 乙及び丙は それぞれ本契約に基づく金銭債務を履行しないときは 直ちに 強制執行に服する旨を陳述した -56-

上記契約の締結を証するため 本合意書 3 通を作成し 甲 乙並びに丙の記名押印のうえ 各自その 1 通を保有する 平成 年 月 日甲 ( 賃貸人 ) 大阪市契約担当者大阪市港湾局長 乙 ( 賃借人 ) 住所 氏名 丙 ( 連帯保証人 ) 住所 氏名 -57-

物件目録 1 (1) 所在大阪市此花区北港緑地二丁目 地番 1 番 42 地目雑種地 地積 39,735 m2のうち 5,277.40 m2 詳細は別図のとおり (2) 所在大阪市此花区北港緑地二丁目 地番 1 番 42 地目雑種地 地積 39,735 m2のうち 2,863.15 m2 詳細は別図のとおり (3) 所在大阪市此花区北港緑地二丁目 地番 1 番 42 地目雑種地 地積 39,735 m2のうち 25,177.08 m2 詳細は別図のとおり 2 上記土地上の下記建物 (1) ( 主である建物 ) 建物の種類 事務所 建物の構造 鉄骨造 2 階建 床面積 1 階 112.70 m2 2 階 109.03 m2 ( 附属建物 ) 建物の種類 物置 建物の構造 鉄骨造平屋建 床面積 1 階 18.59 m2 (2) 建物の種類建物の構造床面積 (3) 建物の種類建物の構造床面積 設備 物品は別添リストのとおり -58-