CAD( 画面回りの機能 ) の 基本操作 CAD の画面回りの機能を解説しています 解説内容がオプションプログラムの説明である場合があります ご了承ください
画面の構成 [CAD] の画面構成を確認しましょう メッセージバー 次の操作をナビゲートするメッセージが表示されます 左のバーは 現在のメモリー使用量を表示しています ( 安全に作業する為の目安としてください ) メニューバー すべてのコマンドが配置されています ツールバー P. 参照 インプットバー P.4 参照 ページタブバー タブをクリックしてページを切り替えることができます プレビューで確認も可能です ページの追加や削除も行えます ポップアップメニュー CAD 画面上でマウスの右ボタンを押すと表示されます メニューバーの [ 汎用 ][ データ編集 ][ 設定 ] メニューなど 特に頻繁に使用するコマンドが用意されています ファンクションバー 座標や地番関連などの情報を表示します ステータスバー 座標や地番関連などの情報を表示します コマンドパネル P.5 参照
ツールバー ツールバーについて解説します カスタマイズして表示コマンドの追加も可能です - コマンド配置 ( 初期状態 ) 条件設定関連や交点計算 補助機能 ([ ツール ] メニューのコマンド ) クリックしたコマンドのヘルプを表示 選択モード ( 次ページ参照 ) データの選択方法の切り替え 保存や印刷など [ ファイル ] メニューのコマンド群 ドラフタや座標補正入力など入力モードのコマンド群 入力属性ツールバー ( 下記参照 ) 入力時の線や文字などの属性を設定 選択時には 属性の確認や変更が可能 ペンやレイヤなどの設定関連コマンド群 ペン色やレイヤ色などの表示モードの切り替え ピックモード ( 次ページ参照 ) 入力や基準位置をマウスで指定 ( ピック ) するときのモード設定 - 入力属性ツールバー データ入力時に 各属性や入力時の単位の確認や変更ができます (CAD 製図基準連動 ペン レイヤ 線種 カラー スポイト ) ( 文字フォント 文字サイズ 文字間隔 半角文字を全角で表示 レベル レベル設定 入力単位 入力属性設定 ) リストボックス内の電球 虫眼鏡アイコンをクリックすることで属性内データの表示 ( ) 非表示 ( ) 選択対象 ( ) 非対象 ( ) の設定も可能です データ選択時には ボックス内の背景が黄色になり 選択したデータの属性が一時的に表示されます データの属性確認 訂正に有効です
- 3 選択モード データを選択する場合 選択モードを使い分けると 正確で効率的な操作をおこなうことができます クロス 矩形タッチ フリーハンド ポイント 全選択 パック指定 要素属性で再選択 矩形イン 多角形イン 多角形タッチ 属性選択 たとえば [ 矩形イン ] をオンにした状態で 下図のように円弧は指定した矩形領域にすべて含まれるように 直線は一部はみ出すような状態の場合 円弧のみが選択状態となります また 下記で [ 矩形タッチ ] を選択した場合 円弧と直線の両方選択されます [ 矩形イン ] の場合 指定した矩形内にすべて含まれる円弧のみ選択状態 - 4 ピックモード 入力位置や基準位置をマウスで指定する場合に 選択されているモードに準じ正確に指定することができます 端点ピック交点ピックマークピックグリッドピック フリー点ピック 中点ピック中心点ピックラスタピック線上ピック たとえば [ 交点ピック ] のみをオンにした状態で 下図のように矩形と直線の交点付近をクリックすると 正確に矩形と直線の交点を指定することができます 交点が複数ある場合 一番近い交点が選択されます 3
3 インプットバー インプットバーの役割について解説します データ選択時とデータ入力 編集時では インプットバーの表示が切り替わります データ選択時 選択対象をボタンで切り替えたり [ 詳細 ] ボタンで対象要素を設定したり [ 設定 ] ボタンで選択対象ボタンや並び順をカスタマイズすることが可能です 文字選択の場合に有効です [ 自動 ] 選択したデータが文字列であればそのまま選択 線やマークであれば関連する文字列を選択します [ 文字 ] 文字列のみ選択します [ 線 ] 線を指定することで関連する文字列を選択します 選択対象のボタンをクリックします ボタン名のデータしか選択しません [ 詳細 ] は ボタン名以外のデータを選択する場合に使用します 対象データを設定することが可能です 入力 編集時 入力 編集時では 選択しているコマンドによって表示される設定項目が異なります 表示項目を設定し データを入力 編集します ([ 線 ]-[ 入力 ] コマンドの例 ) データ選択時の [ 選択対象 ] は ピックモードと組み合わせることによって 選択対象をより絞り込むことができて効率的な作業がおこなえます たとえば 下図のように選択モードで [ 矩形イン ] をオンにして インプットバーの選択対象で [ 文字 ] を選択している場合は 対角指定した矩形内の文字列だけが選択されます 文字列のみ選択される 4
4 コマンドパネル コマンドパネルの操作方法について解説します 4 - コマンドパネルの一覧 メニューバーの [ 汎用 ][ データ編集 ][ 配置 ] コマンドを配置しています ここではさらに細かく [ 汎用 ][ 編集 ][ データ ][ 寸法 補助 ][ 専用 ][ 配置 ][ 配置 ] に分類しています [ 全て ] タブでは各タブのコマンドをグループ格納しています ( 次ページ参照 ) クリックするごとに 常に表示する しないの切り替えができます タブで切り替えます [ クリックなしでタブを切り替える ] のチェックがオンのときは タブの上にマウスポインタをのせる ( マウスオーバーする ) と パネル部分が切り替わります タブをクリックして切り替えるときは チェックをオフにします マウスの右ボタンを押して表示します 5
4 - グループ内のコマンドを表示 [ 全て ] タブでは 各タブのコマンドがグル-プ格納されているので プルダウン形式で全てのコマンドを選択できます 各タブでは 使用頻度の高いコマンドはアイコンとして配置されていますが その他のコマンドはグループ格納されています 下図のようにプルダウン形式で表示することができます また CADウィンドウの表示されている縦幅が短い場合 表示しきれないアイコンはグループ表示になります アイコンを表示しきれない部分はグループ表示のみ [ 線 ]-[ 接線 ] コマンドの選択例 ウィンドウの表示縦幅が短い場合 4-3 お気に入りコマンドの登録 [ カスタマイズ ] ボタンで表示される [ カスタマイズ設定 ] ダイアログで 業務にあったコマンドパネルを作成することが可能です 詳細はヘルプを参照してください 3 4 アイコンを配置する場所まで ドラッグ & ドロップして設定します 解除する場合は アイコンをゴミ箱までドラッグ & ドロップします 6