よくわかる! 介護保険の加算 減算 完全ガイド 1
もくじ 1. はじめに 2. 加算 減算の種類と取得要件 - 共通中山間地域等における小規模事業所加算 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 処遇改善加算 地域区分 人員基準欠如減算 - 居宅介護支援退院 退所加算 特定事業所加算 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 初回加算 特別地域居宅介護支援加算 入院時情報連携加算 小規模多機能型居宅介護事業所連携加算 運営基準減算 特定事業所集中減算 - 訪問介護特定事業所加算 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 緊急時訪問介護加算 初回加算 特別地域訪問介護加算 - 通所介護サービス提供体制強化加算 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 口腔機能向上加算 延長加算 入浴介助加算 個別機能訓練加算 Ⅰ Ⅱ 若年性認知症利用者受入加算 栄養改善加算 定員超過利用減算 - 訪問看護サービス提供体制強化加算 初回加算 緊急時訪問看護加算 特別管理体制加算 ターミナルケア加算 看護体制強化加算 - 通所リハサービス提供体制強化加算 Ⅰ Ⅱ 口腔機能向上加算 入浴介助加算 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ Ⅱ 認知症短期集中リハビリテーション実施加算 Ⅰ Ⅱ 生活行為向上リハビリテーション実施加算 中重度者ケア体制加算 2
1. はじめに 介護費用は基本料に 加算 や 減算 をして算出されます 利用する時間帯や時間の延長によるもの 事業所の質に関わるもの 緊急度によるものなど様々です 加算 減算の適用状況は利用者の負担金額に大きく影響します この資料では 各サービスごとに比較的取得しやすい加算と 適用されやすい減算について解説しています 加算には取得するのに必要な要件が定められています 万が一 その要件を満たさずに加算を乗じた金額で報酬を受け取っていた場合 厳しく罰せられますので注意が必要です また 定められた人員基準や運営基準などを満たしていなかった場合 減算が適用されることもあります こちらも 本来減算すべきところを満額請求していたりすると 指定取り消しなどの処罰を受けることがあるので注意しましょう この資料は 厚生労働省による 各種加算減算適用要件等一覧 にもとづいて作成しています より詳細な解説が必要な場合は そちらをご確認ください 2016 年 6 月時点の内容を反映しています その後の法改正等により内容が異なる場合がありますのであらかじめご了承ください 3
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 共通 - 中山間地域等における小規模事業所加算 取得要件中山間地域等とは 都市以外の平野の外縁部から山間エリアを指し その地域に所在する小規模事業所 (( 予防 介護給付 ) 訪問介護 ( 予防 介護給付 ) 訪問入浴介護 ( 予防 介護給付 ) 訪問看護 ( 予防 介護給付 ) 福祉用具貸与 居宅介護支援などが対象 ) がサービス提供を行った際に算定できます 1 回につき 10% 都道府県により異なる場合もあります 4
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 共通 - 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算 取得要件 中山間地域等における小規模事業所加算 の対象サービスである ( 予防 介護給付 ) 訪問介護 ( 予防 介護給付 ) 訪問入浴介護 ( 予防 介護給付 ) 訪問看護 ( 予防 介護給付 ) 福祉用具貸与 居宅介護支援に加えて ( 予防 介護給付 ) 通所介護 ( 予防 介護給付 ) 通所リハビリテーション ( 予防 介護給付 ) 訪問リハビリテーションも加わります それらの事業所がサービス提供を行った際に算定できます 1 回につき 5% 都道府県により異なる場合もあります 5
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 共通 - 処遇改善加算 概要厚生労働省は 平成 23 年度まで実施されていた 介護職員処遇改善交付金 を廃止し 当該交付金を円滑に介護報酬に移行することにより 当該交付金の対象である介護サービスに従事する介護職員の賃金の改善にあてることを目的に 処遇改善加算 の改定案を示しました このため 当該交付金の交付を受けていた介護サービス事業者は 原則として当該交付金による賃金の水準を維持することが求められています 処遇改善加算の詳細については別資料 介護職員処遇改善加算完全ガイド で解説しています 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 福祉用具貸与 ならびに ( 介護予防 ) 訪問看護 ( 介護予防 ) 訪問リハビリテーション ( 介護予防 ) 居宅療養管理指導 ( 介護予防 ) 福祉用具貸与 居宅介護支援 介護予防支援は算定対象外です 詳しくは各都道府県にお問い合わせください 6
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 共通 - 地域区分 概要地域間における人件費の差を勘案して 地域間の介護保険費用の配分方法を調整するために設けられた区分です 平成 24 年度報酬改定までは 特別区 特甲地 甲地 乙地 その他 の 5 区分でしたが 平成 24 年度報酬改定以降 1 級地 2 級地 3 級地 4 級地 5 級地 6 級地 その他 の 7 区分 平成 27 年度報酬改定以降 1 級地 2 級地 3 級地 4 級地 5 級地 6 級地 7 級地 その他 の 8 区分となりました 金額は 1 級地区分が最も高く その他区分が最も低くなります 7
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 共通 - 人員基準欠如減算 適用要件人員基準欠如減算は 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護職員もしくは介護職員などの定員数が 厚生労働大臣の定める人員基準に従っていない場合や達していない場合 または利用者定数超過により職員数が基準を満たさない場合に 介護給付費が減額されるものです 当該指導に従わない場合には 特別な事情がある場合をのぞき 指定の取消し等も検討されます 8
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 退院 退所加算 概要居宅介護支援事業者が 利用者の病院または診療所などへの入院時 ( 入所 ) 退院 ( 退所 ) 時に 病院等と利用者に関する情報共有等を行った場合に算定できます 患者の疾病の状態 食事 口腔ケア 移動 入浴 夜間の情報などを提供書に記載して報告します 300 単位 / 月 取得要件 1. 病院または施設の職員と面談している 2. 必要な情報共有を行ったうえで居宅サービス計画を作成し 必要なサービスの調整を行っている 初回加算を算定する場合は 算定できません 入院又は入所期間中につき 3 回まで算定できます 算定条件は 都道府県によって異なる場合があります 9
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 特定事業所加算 Ⅰ 500 単位 / 月 取得要件 1. 常勤専従の主任介護支援専門員を 2 人以上配置 2. 常勤専従の介護支援専門員を 3 人以上配置 3. 利用者情報等の伝達等を目的とした会議を定期的に開催する 4.24 時間連絡がとれる体制を確保し 利用者相談に対応できる体制を確保している 5. 要介護 3~5 の利用者総数が全体の 40% 以上 6. 事業所の介護支援専門員に対し 計画的に研修を実施している 7. 地域包括支援センターから支援が困難な事例を紹介された場合でも 居宅介護支援を提供している 8. 地域包括支援センター等が実施する事例検討会に参加している 9. 運営基準減算または特定事業所集中減算の適用を受けていない 10. 介護支援専門員 1 名あたりの利用者数が 40 名未満である 11. 介護支援専門員実務研修における科目 ケアマネジメントの基礎技術に関する実習 等に協力または協力体制を確保している ( 平成 28 年度介護支援専門員実務研修受講試験合格発表の日から適用 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ のいずれかの加算を算定している場合 その他の特定事業所加算は算定できません 10
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 特定事業所加算 Ⅱ 400 単位 / 月 取得要件 1. 常勤専従の主任介護支援専門員を 1 人配置 2. 常勤専従の介護支援専門員を 3 人以上配置 3. 利用者情報等の伝達等を目的とした会議を定期的に開催する 4.24 時間連絡がとれる体制を確保し 利用者相談に対応できる体制を確保している 5. 事業所の介護支援専門員に対し 計画的に研修を実施している 6. 地域包括支援センターから支援が困難な事例を紹介された場合でも 居宅介護支援を提供している 7. 運営基準減算または特定事業所集中減算の適用を受けていない 8. 介護支援専門員 1 名あたりの利用者数が 40 名未満である 9. 介護支援専門員実務研修における科目 ケアマネジメントの基礎技術に関する実習 等に協力または協力体制を確保している ( 平成 28 年度介護支援専門員実務研修受講試験合格発表の日から適用 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ のいずれかの加算を算定している場合 その他の特定事業所加算は算定できません 11
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 特定事業所加算 Ⅲ 300 単位 / 月 取得要件 1. 常勤専従の主任介護支援専門員を 1 人配置 2. 常勤専従の介護支援専門員を 2 名以上配置 3. 利用者情報等の伝達等を目的とした会議を定期的に開催する 4.24 時間連絡がとれる体制を確保し 利用者相談に対応できる体制を確保している 5. 事業所の介護支援専門員に対し 計画的に研修を実施している 6. 地域包括支援センターから支援が困難な事例を紹介された場合でも 居宅介護支援を提供している 7. 運営基準減算または特定事業所集中減算の適用を受けていない 8. 介護支援専門員 1 名あたりの利用者数が 40 名未満である 9. 介護支援専門員実務研修における科目 ケアマネジメントの基礎技術に関する実習 等に協力または協力体制を確保している ( 平成 28 年度介護支援専門員実務研修受講試験合格発表の日から適用 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ のいずれかの加算を算定している場合 その他の特定事業所加算は算定できません 12
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 初回加算 300 単位 / 月 取得要件 1. 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) が新規でケアプラン ( 居宅サービス計画 ) を作成した場合 2. 要介護状態区分が 2 区分以上変更した利用者に対し 指定居宅介護支援を行った場合 運営基準減算に該当する場合 初回加算は算定できません 都道府県により異なる場合もあります 13
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 特別地域居宅介護支援加算 15% 取得要件国が定める地域 ( 各法律によって定められている離島やへき地など ) 内にある居宅介護支援事業所のケアマネジャーが居宅介護支援を行った場合 都道府県により異なる場合もあります 14
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 入院時情報連携加算 概要医療と介護の連携の強化 推進をはかる観点から 利用者が入院する際 医療機関に対して利用者の心身の状況や生活環境等に関する必要な情報提供を行った場合に算定できます 入院時情報連携加算 Ⅰ の取得単位と取得要件病院または診療所を訪問して必要な情報を提供した場合 200 単位 / 月 入院時情報連携加算 Ⅱ の取得単位と取得要件訪問以外の方法により必要な情報を提供した場合 100 単位 / 月 入院時情報連携加算 Ⅱ を算定している場合は算定できません 15
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 小規模多機能型居宅介護事業所連携加算 300 単位 / 月 取得要件居宅介護支援を受けている利用者が 居宅サービスから小規模多機能型居宅介護へ変更する際に 居宅介護支援事業者が持っている利用者の必要な情報を小規模多機能型居宅介護事業所に提供した場合 利用開始日前 6 ヵ月以内にすでにこの加算を算定している場合は算定できません 都道府県により異なる場合があります 16
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 運営基準減算 適用単位 50% の減算 適用要件以下のいずれかに該当する場合 1. ケアプラン作成時 ( 変更時も含む ) 利用者の居宅を訪問し 利用者や家族との面接を行っていない場合 2. サービス担当者会議を開いていない場合 ( ケアプラン新規作成時 ( 変更時も含む ) 要介護認定を受けている利用者が要介護更新認定を受けた場合 要介護認定を受けている利用者が要介護状態の区分変更の認定を受けた場合 ) 3. ケアプランの原案内容について 利用者またはその家族に対して説明し 文書により 利用者の同意をもらっていない場合や ケアプランを利用者および担当者に交付していない場合 ( 変更時も含む ) 4. モニタリングを 1 ヵ月に 1 回実施していない場合 ( モニタリング結果を 1 ヵ月以上記録していない場合も該当 ) 都道府県によって異なる場合があります やむを得ない理由で実施されていない場合は 報告が必要になります 運営基準違反が 2 ヶ月以上続く場合は報酬ゼロになることもあり得ます 17
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 居宅介護支援 - 特定事業所集中減算 適用単位 200 単位 / 月の減算 適用要件居宅サービス計画 ( 予防は含まれません ) において 同一法人サービス事業所が 80% を超える場合 備考利用者を紹介するサービス事業所 ( 法人 ) に偏りが生じると サービス事業者間での健全な競争に不平等をもたらすことになってしまうので これを抑制する効果があります 都道府県により異なる場合もあります 18
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問介護 - 特定事業所加算 Ⅰ 20%/ 回 取得要件 1. 事業所のすべての訪問介護員に対し 個別に研修計画を作成し 研修を実施または予定している 2. 次の基準に従いサービス提供が行われている 1 利用者に関する情報もしくはサービス提供にあたっての留意事項の伝達等を目的とした会議を定期的に開催する 2 サービス提供開始前に サービス提供責任者が利用者に関する留意事項を文書等の確実な方法で訪問介護員に伝達してから開始し サービス提供後に訪問介護員から報告を受けること 3. 事業所のすべての訪問介護員に対し 健康診断等を定期的に実施する 4. 緊急時における対応方法が利用者に明示されている 5. 訪問介護員の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 30% 以上または介護福祉士 実務者研修修了者ならびに介護職員基礎研修課程を終了した者および一級課程を終了した者が 50% 以上である 6. 事業所のすべてのサービス提供責任者が 3 年以上の実務経験を有する介護福祉士又は 5 年以上の実務経験を有する実務者研修修了者 もしくは介護職員基礎研修課程修了者 もしくは一級課程修了者である ただし 1 人以上のサービス提供責任者を配置することとされている事業所は 常勤のサービス提供責任者を 2 人以上配置している 7. 前年度または過去 3 ヵ月間の利用者総数のうち 要介護 4 または 5 の利用者 介護を必要とする認知症の利用者 ならびに社会福祉士および介護福祉士法施行規則第一条各号に掲げる行為を必要とする利用者の 20% 以上である 19
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問介護 - 特定事業所加算 Ⅱ 10%/ 回 取得要件以下の 1~4 までのいずれの基準にも適合し 5 または 6 のいずれかに適合する場合 1. 事業所のすべての訪問介護員に対し 個別に研修計画を作成し 研修を実施または予定している 2. 次の基準に従いサービス提供が行われている 1 利用者に関する情報もしくはサービス提供にあたっての留意事項の伝達等を目的とした会議を定期的に開催する 2 サービス提供開始前に サービス提供責任者が利用者に関する留意事項を文書等の確実な方法で訪問介護員に伝達してから開始し サービス提供後に訪問介護員から報告を受けること 3. 事業所のすべての訪問介護員に対し 健康診断等を定期的に実施する 4. 緊急時における対応方法が利用者に明示されている 5. 訪問介護員の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 30% 以上または介護福祉士 実務者研修修了者ならびに介護職員基礎研修課程を終了した者および一級課程を終了した者が 50% 以上である 6. 事業所のすべてのサービス提供責任者が 3 年以上の実務経験を有する介護福祉士又は 5 年以上の実務経験を有する実務者研修修了者 もしくは介護職員基礎研修課程修了者 もしくは一級課程修了者である ただし 1 人以上のサービス提供責任者を配置することとされている事業所は 常勤のサービス提供責任者を 2 人以上配置している 20
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問介護 - 特定事業所加算 Ⅲ 10%/ 回 取得要件 1. 事業所のすべての訪問介護員に対し 個別に研修計画を作成し 研修を実施または予定している 2. 次の基準に従いサービス提供が行われている 1 利用者に関する情報もしくはサービス提供にあたっての留意事項の伝達等を目的とした会議を定期的に開催する 2 サービス提供開始前に サービス提供責任者が利用者に関する留意事項を文書等の確実な方法で訪問介護員に伝達してから開始し サービス提供後に訪問介護員から報告を受けること 3. 事業所のすべての訪問介護員に対し 健康診断等を定期的に実施する 4. 緊急時における対応方法が利用者に明示されている 5. 前年度または過去 3 ヵ月間の利用者総数のうち 要介護 4 または 5 の利用者 介護を必要とする認知症の利用者 ならびに社会福祉士および介護福祉士法施行規則第一条各号に掲げる行為を必要とする利用者の 20% 以上である 21
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問介護 - 緊急時訪問介護加算 概要緊急時訪問介護加算とは とくに労力のかかる緊急時の対応を評価するために設けられた制度です 100 単位 / 月 取得要件利用者またはその家族等からの要請にもとづき サービス提供責任者が居宅介護支援事業所の介護支援専門員と連携し 介護支援専門員が必要と認めた場合に ケアプランにない訪問介護サービスを緊急に提供した場合 緊急に提供した場合 とは 居宅サービス計画に位置付けられていない ( サービス提供時間がケアプランにない日時であるもの ) 訪問介護サービスを 利用者またはその家族等からの要請をうけて 24 時間以内に行った場合を指します 22
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問介護 - 初回加算 200 単位 / 月 取得要件以下のいずれかの取得要件を満たした場合 1. 初回または初回の属する月に サービス提供責任者が自らサービス提供した 2. サービス提供責任者が他のスタッフのサービス提供に同行した 過去 2 か月以内に当該訪問介護事業所の訪問介護サービスを利用していなかった場合に限り算定できます 都道府県により異なる場合もあります 23
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問介護 - 特別地域訪問介護加算 15% 取得要件特別地域訪問介護加算とは 奄美群島や小笠原諸島 離島 豪雪地帯などの国が定めた地域でサービスを提供する場合 24
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - サービス提供体制強化加算 概要サービスの質が一定以上に保たれた事業所を評価するための加算です 介護福祉士の資格保有者 常勤職員 一定以上の勤続年数を有する者が一定以上雇用されていることなどが 算定の要件となっています ( 訪問介護や居宅介護支援は 同様の趣旨で特定事業所加算を設定 ) サービス提供体制強化加算 Ⅰ イの取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 1 回 18 単位加算されます 1. 介護職員の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 50% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない サービス提供体制強化加算 Ⅰ ロの取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 1 回 12 単位加算されます 1. 介護職員の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 40% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない 25
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - サービス提供体制強化加算 Ⅱ の取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 1 回 6 単位加算されます ただし サービス提供体制強化加算 Ⅰ を算定している場合 サービス提供体制強化加算 Ⅱ は算定できません 1. 職員の総数のうち 勤続年数 3 年以上の者の占める割合が 30% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない サービス提供体制強化加算 Ⅲ の取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 1 回 6 単位加算されます 1. 指定療養通所介護を利用者に直接提供する職員の総数のうち 勤続年数 3 年以上の者の占める割合が 30% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない 26
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 口腔機能向上加算 概要利用者の口腔機能の向上を目的としており 高齢者に個別で 口腔清掃の指導や 摂食 嘸下機能に関する訓練など 適切な指導が実施されているかを認められた場合に算定されます 150 単位 / 回 取得要件 1. 言語聴覚士 歯科衛生士又は看護職員を 1 名以上配置している 2. 利用者の口腔機能を利用開始時に把握し 言語聴覚士 歯科衛生士 看護職員 介護職員 生活相談員その他の職種の者が共同して 利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画を作成している 3. 利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画に従い 言語聴覚士 歯科衛生士又は看護職員が口腔機能向上サービスを行っているとともに 利用者の口腔機能を定期的に記録している 4. 利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画の進捗状況を定期的に評価すること 5. 定員利用 人員基準に適合した通所介護事業所である 3 ヵ月以内に限り 1 月に 2 回まで算定できます 歯科医療を受診していて次のいずれかに該当する場合 加算は算定できません 医療保険において歯科診療報酬点数表に掲げる摂食機能療法を算定している場合 医療保険において歯科診療報酬点数表に掲げる摂食機能療法を算定していない場合であって 介護保険の口腔機能向上サービスとして 摂食 嚥下機能に関する訓練の指導若しくは実施 を行っていない場合 27
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 延長加算 概要所要時間 7 時間以上 9 時間未満の通所介護の前後に連続して日常生活上の世話を行う場合について 5 時間を限度として算定されます 9 時間以上 10 時間未満 50 単位 10 時間以上 11 時間未満 100 単位 11 時間以上 12 時間未満 150 単位 12 時間以上 13 時間未満 200 単位 13 時間以上 14 時間未満 250 単位 取得要件実際に利用者に対して延長サービスを行うことが可能な体制にあり かつ 実際に延長サービスを行った場合 利用者がサービスを受けたあとにそのまま宿泊する場合や 宿泊した翌日にサービス提供を受ける場合には算定できません 28
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 入浴介助加算 概要入浴中の利用者の観察を含む 介助を行う場合に算定できます 50 単位 / 日 取得要件極力利用者自身の力で入浴できるように 必要に応じて介助 転倒予防のための声がけ 気分の確認などを行いながら入浴介助を行った場合 結果として 身体に直接接触する介助を行わなかった場合でも 加算の対象になります 利用者側の事情で入浴を実施しなかった場合については 加算を算定することはできません 29
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 個別機能訓練加算 Ⅰ 概要機能訓練指導員が個別機能訓練の提供を行うことを評価する加算です 46 単位 / 日 取得要件 1. 常勤の理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護職員 柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師を 1 名以上配置している 2. 利用者の自立を促すため複数の機能訓練項目を準備し 利用者の生活意欲が増進されるよう 心身の状況に応じた機能訓練を適切に行っている 3. 機能訓練指導員 看護職員 介護職員 生活相談員その他の職種の者が共同して 利用者ごとに個別機能訓練計画を作成し 計画的に機能訓練を行っている 4. 機能訓練指導員等が利用者宅を訪問して計画書を作成し その後 3 ヵ月ごとに 1 回以上 利用者宅において進捗状況の説明および内容の見直しを行っている 個別機能訓練加算 Ⅰ の選択的訓練内容の一部と 個別機能訓練加算 Ⅱ の訓練内容がほぼ同じである場合 1 回の訓練で同じ利用者が両方の加算を算定することはできません 30
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 個別機能訓練加算 Ⅱ 56 単位 / 日 取得要件 1. 理学療法士等を 1 名以上配置している 2. 機能訓練指導員 看護職員 介護職員 生活相談員その他の職種の者が共同して 利用者ごとの心身の状況を重視した個別機能訓練計画を作成している 3. 個別機能訓練計画に基づき 利用者の生活機能向上を目的とする機能訓練の項目を準備し 利用者の心身の状況に応じた機能訓練を適切に提供している 4. 機能訓練指導員等が利用者宅を訪問して計画書を作成し その後 3 ヵ月ごとに 1 回以上 利用者宅において進捗状況の説明および内容の見直しを行っている 個別機能訓練加算 Ⅰ の選択的訓練内容の一部と 個別機能訓練加算 Ⅱ の訓練内容がほぼ同じである場合 1 回の訓練で同じ利用者が両方の加算を算定することはできません 31
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 若年性認知症利用者受入加算 概要若年性認知症患者やその家族を支援するため 本人や家族の希望を組み込んだ介護サービスが提供されているかどうかを評価する加算です 60 単位 / 日 取得要件受け入れた若年性認知症利用者ごとに個別の担当者を定めていること 32
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 栄養改善加算 概要低栄養状態にある利用者 そのおそれのある利用者に対して 栄養状態の改善を図ることを目的としています 利用者一人ひとりに栄養に関する食事相談などの栄養管理を行うことで算定できます 150 単位 / 回 取得要件 1. 管理栄養士を 1 名以上配置すること 2. 利用者ごとの摂食 嚥下機能および食形態にも配慮した栄養ケア計画を作成していること 3. 利用者ごとの栄養ケア計画に従い 管理栄養士等が栄養改善サービスを行い その状態を定期的に記録していること 4. 利用者ごとの栄養ケア計画の進捗状況を定期的に評価すること 5. 定員利用 人員基準に適合していること 3 ヵ月以内の期間に限り 1 ヵ月の間に 2 回まで算定できます 33
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所介護 - 定員超過利用減算 適用単位 70% の減算 適用要件定められている利用定員を超えた場合 34
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問看護 - サービス提供体制強化加算 訪問看護ステーションおよび病院または診療所 6 単位 / 回 指定定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所と連携して指定訪問看護を行う場合 50 単位 / 回 取得要件 1. すべての看護師等に対し それぞれの研修計画を作成し 研修を実施 ( 予定 ) している 2. 利用者情報またはサービス提供に当たっての留意事項の伝達 技術指導を目的とした会議を定期的に開催する 3. すべての看護師等に対し 健康診断等を定期的に実施する 4. 看護師等の総数のうち 勤続年数 3 年以上の者の占める割合が 30% 以上である 35
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問看護 - 初回加算 300 単位 / 月 取得要件利用者が過去 2 ヵ月間その訪問看護事業所からサービス提供を受けていない場合であって 新規に訪問看護計画書を作成した場合 36
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問看護 - 緊急時訪問看護加算 540 単位 / 月 取得要件利用者またはその家族と 24 時間連絡できる体制にあって かつ計画的に訪問することとなっていない緊急時訪問を行った場合 早朝 夜間 深夜の訪問看護に係る加算は同時算定できません ( ただし 特別管理加算を算定する利用者に対する 1 ヵ月以内の 2 回目以降の緊急時訪問については 早朝 夜間 深夜の訪問看護に係る加算を算定できます ) 1 人の利用者に対し 1 事業所しか算定できないため 事前に他の事業所から緊急時訪問看護加算に係る訪問看護を受けていないか確認しましょう 37
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問看護 - 特別管理加算 概要特別な管理を必要とする利用者に対し 計画的な管理を行った場合に算定できます この加算は 1 事業所のみが算定できるため 2 カ所以上の訪問看護事業所からサービス提供を受ける場合は 事業所同士の合議によって分配が決まります 特別管理加算 Ⅰ の取得単位と取得要件以下に当てはまる場合 500 単位 / 月特別な管理を必要とする利用者として下記に該当する状態の利用者に対して計画的な管理を行った場合 在宅悪性腫瘍患者指導管理若しくは在宅気管切開患者指導管理を受けている状態又は気管カニューレ若しくは留置カテーテルを使用している状態 特別管理加算 Ⅱ の取得単位と取得要件以下に当てはまる場合 250 単位 / 月特別な管理を必要とする利用者として下記に該当する状態の利用者に対して計画的な管理を行った場合 在宅自己腹膜灌 ( かん ) 流指導管理 在宅血液透析指導管理 在宅酸素療法指導管理 在宅中心静脈栄養法指導管理 在宅成分栄養経管栄養法指導管理 在宅自己導尿指導管理 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理 在宅自己疼 ( とう ) 痛管理指導管理又は在宅肺高血圧症患者指導管理を受けている状態 人工肛門又は人工膀胱を設置している状態 真皮を越える褥瘡の状態 点滴注射を週 3 日以上行う必要があると認められる状態 38
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問看護 - ターミナルケア加算 2,000 単位 / 月 取得要件 1. 在宅で死亡した利用者に対して その死亡日および死亡日前 14 日以内に 2 日以上ターミナルケアを提供した場合 ( ターミナルケア提供後 24 時間以内に在宅以外で死亡した場合を含む ) 2.24 時間連絡可能な体制を確保し 必要に応じ訪問看護を行うことができる体制を整備している 3. 主治医と連携し ターミナルケアの計画および支援体制について利用者及び家族に説明を行い 同意を得ている 4. 利用者の心身状況の変化等必要な事項が適切に記録されている ターミナルケア加算は 1 人の利用者に対し 1 事業所のみ算定できます ターミナルケア加算を介護保険で請求した場合には 同月に定期巡回 随時対応型訪問介護看護及び複合型サービスを利用した場合の当該各サービスにおけるターミナルケア加算は算定できません また 同月に医療保険における訪問看護を利用した場合の訪問看護ターミナルケア療養費及び訪問看護 指導料における在宅ターミナルケア加算も算定できません 死亡日及び死亡日前 14 日以内に医療保険又は介護保険の給付の対象となる訪問看護をそれぞれ 1 日以上実施した場合は 最後に実施した保険制度においてターミナルケア加算等を算定すること この場合 他制度の保険によるターミナルケア加算等は算定できません 39
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 訪問看護 - 看護体制強化加算 概要平成 27 年度の介護報酬改定で新設された新しい加算です 300 単位 / 月 取得要件 1. 過去 3 ヵ月間の利用者総数のうち 緊急時訪問看護加算を算定した利用者の占める割合が 50% 以上 2. 過去 3 ヵ月間の利用者総数のうち 特別管理加算を算定した利用者の占める割合が 30% 以上 3. 過去 12 ヵ月間において ターミナルケア加算を算定した利用者が 1 名以上 40
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - サービス提供体制強化加算 概要サービスの質が一定以上に保たれた事業所を評価するための加算です 平成 27 年度の改定により 介護福祉士の配置が一層促進されるよう 介護福祉士の配置割合が高い状況をより評価する区分が新設されました サービス提供体制強化加算 Ⅰ イの取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 18 単位 / 回 1. 介護職員の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 50% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない サービス提供体制強化加算 Ⅰ ロの取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 12 単位 / 回 1. 介護職員の総数のうち 介護福祉士の占める割合が 40% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない サービス提供体制強化加算 Ⅱ の取得単位と取得要件以下のいずれにも適合する場合 6 単位 / 回 1. 職員の総数のうち 勤続年数 3 年以上の者の占める割合が 30% 以上である 2. 定員超過利用 人員基準欠如に該当していない 41
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - 口腔機能向上加算 概要口腔機能が低下している利用者 または その恐れのある利用者に対し 口腔機能の向上を目的とした加算です 口腔機能向上サービスの開始から 3 ヵ月ごとの評価の結果 引き続き実施することが必要と認められる場合は引き続き算定することができます 150 単位 / 回 取得要件 1. 言語聴覚士 歯科衛生士又は看護職員を 1 名以上配置している 2. 利用者の口腔機能を把握し 医師 歯科医師 言語聴覚士 歯科衛生士 看護職員 介護職員その他の職種の者が共同して 利用者ごとの改善計画書を作成している 3. 改善計画書に従いサービスを提供しているとともに 定期的に記録している 4. 改善計画書の進捗状況を定期的に評価している 5. 定員超過利用 人員欠如に該当していない 3 ヵ月以内に限り 1 ヵ月に 2 回まで算定できます 42
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - 入浴介助加算 概要入浴中の利用者の観察を含む介助を行った場合に算定できます 観察とは 利用者の自立支援や日常生活動作能力などの向上のための見守り的な援助であり 極力利用者自身の力で入浴できるように 必要に応じて介助 転倒予防のための声がけ 気分の確認などを行います 50 単位 / 日 取得要件入浴介助を適切に行うことができる人員と設備をもって入浴介助を提供した場合 結果として 身体に直接接触する介助を行わなかった場合でも 加算の対象になります また 利用者側の事情で入浴を実施しなかった場合については 加算を算定することはできません 43
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 概要医師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士その他の職種の者が共同し 継続的にリハビリテーションの質を管理した場合に算定できます 230 単位 / 月 取得要件 1. 通所リハビリテーション計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じて見直しを行っている 2. 理学療法士 作業療法士または言語聴覚士が 介護支援専門員を通じて訪問介護事業等の従事者に対し 日常生活上の留意点 介護の工夫等の情報を伝えている 3. 新規に通所リハビリテーション計画を作成した利用者に対して 医師または医師の指示を受けた理学療法士 作業療法士または言語聴覚士が サービス提供の日から 1 ヵ月以内に利用者宅を訪問し 診療 運動機能検査 作業能力検査等を行っている 44
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ 同意の属する月から 6 ヵ月以内は 1 月につき 1020 単位 同意の属する月から 6 ヵ月超は 1 月につき 700 単位 取得要件 1. リハビリテーション会議を開催し 専門的見地から利用者の状況に関する情報を共有し 会議の内容を記録する 2. 通所リハビリテーション計画について医師が利用者またはその家族に説明し 利用者の同意を得る 3. 通所リハビリテーション計画の作成にあたり 同意を得た月から 6 ヵ月以内の場合は一月に 1 回以上 6 ヶ月を超えた場合は 3 ヶ月に 1 回以上リハビリテーション会議を開催し 利用者の状態に応じて計画書を見直す 4. 理学療法士 作業療法士または言語聴覚士が介護支援専門員に対し専門的見地から利用者の能力 自立のために必要な支援方法や日常生活上の留意点に関する情報提供を行う 5. 以下のいずれかに適合すること - 理学療法士 作業療法士又は言語聴覚士が 訪問介護事業所等の従事者と利用者宅を訪問し その従業者に対し 介護の工夫に関する指導及び日常生活上の留意点に関する助言を行う - 理学療法士 作業療法士又は言語聴覚士が 利用者宅を訪問し その家族に対し 介護の工夫に関する指導及び日常生活上の留意点に関する助言を行う 6.1 から 5 に適合することを確認し 記録する 45
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - 認知症短期集中リハビリテーション実施加算 Ⅰ 概要認知症であると医師が判断した利用者で かつリハビリテーションによって生活機能の改善が見込まれる場合 医師又は医師の指示を受けた理学療法士等が退院 ( 所 ) 日又は通所開始日から起算して 3 ヵ月以内に集中的なリハビリテーションを個別に行った場合に算定できます 240 単位 / 日 ( 週に 2 日を限度とする ) 取得要件 1.1 週間に 2 日を限度として個別にリハビリテーションを実施する 2. リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 又は Ⅱ を算定している 3. リハビリテーションを担当する理学療法士 作業療法士又は言語聴覚士が適切に配置されている 4. 利用者の数が理学療法士 作業療法士又は言語聴覚士の数に対して適切なものである 短期集中リハビリテーション実施加算 Ⅰ または Ⅱ のいずれかを算定している場合 もういっぽうは算定できません 短期集中個別リハビリテーション実施加算又は注 9 の加算を算定している場合においては 算定できません 46
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - 認知症短期集中リハビリテーション実施加算 Ⅱ 1920 単位 / 月 取得要件 1.1 月に 4 回以上リハビリテーションを実施する 2. リハビリテーションの実施頻度 実施場所及び実施時間等が記載された通所リハビリテーション計画を作成し 生活機能の向上に資するリハビリテーションを実施する 3. リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ を算定している 4. リハビリテーションを担当する理学療法士 作業療法士又は言語聴覚士が適切に配置されている 5. 利用者の数が理学療法士 作業療法士又は言語聴覚士の数に対して適切なものである 短期集中リハビリテーション実施加算 Ⅰ または Ⅱ のいずれかを算定している場合 もういっぽうは算定できません 短期集中個別リハビリテーション実施加算又は注 9 の加算を算定している場合においては 算定できません 47
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - 生活行為向上リハビリテーション実施加算 概要生活行為の内容の充実を図るための目標及び実施内容等をあらかじめ計画し 利用者に対して リハビリテーションを計画的に行い 当該利用者の有する能力の向上を支援した場合に算定できます 利用開始日から 3 ヵ月以内は 1 月につき 2000 単位 利用開始日から 3 ヵ月超 6 ヵ月以内は 1 月につき 1000 単位 取得要件 1. 作業療法士又は理学療法士若しくは言語聴覚士が配置されている 2. リハビリテーションの頻度 場所及び時間等が記載された計画書を作成してからリハビリテーションを提供する 3. リハビリテーションの提供を終了した日の 1 ヵ月以内に リハビリテーション会議を開催し 目標の達成状況及び実施結果を報告する 4. リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ を算定している 5. 利用者の数が理学療法士 作業療法士または言語聴覚士の数に対して適切なものである ただし 短期集中個別リハビリテーション実施加算又は認知症短期集中リハビリテーション実施加算を算定している場合は 算定しない 48
2. 加算 減算の種類と取得要件 - 通所リハ - 中重度者ケア体制加算 概要中重度の要介護者を受け入れる体制を構築し サービス提供した場合に算定できます 20 単位 / 日 取得要件 1. 看護職員又は介護職員数に加え 看護職員又は介護職員を常勤換算方法で 1 以上確保している 2. 前年度又は算定日が属する月の前 3 ヵ月間の利用者総数のうち 要介護状態区分が要介護 3~5 である者の占める割合が 30% 以上である 3. 看護職員を 1 名以上配置している 49
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