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法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

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2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

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該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

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事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

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全建事発第 号 平成 30 年 12 月 27 日 各都道府県建設業協会会長殿 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 公印省略 高力ボルトの需給安定化に向けた対応について ( 協力要請 ) 平素は本会の活動に対しまして 格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます さて 標記につきまして 国

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主任技術者は 請け負った建設工事全体の統括的な施工管理を行います 具体的には 施工計画書の作成 工程の管理 品質管理 技術的指導 安全管理等を行います 2 監理技術者発注者から直接受注した建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の合計が 4,000 万円以上 ( 建築一式工事の場合は 6,

2. その他 (1) 現場事務所や工事現場の出入口等の 建退共対象労働者の見やすい場所に 建設業退職金共済制度適用事業主工事現場標識 を貼り付けてください (2) 元請業者においては 下請業者に建退共制度への加入指導に努めるとともに 下請業者の建退共制度の事務処理能力が十分でない場合には 下請業者に

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標準請負契約約款の概要 標準請負契約約款は 請負契約の片務性の是正と契約関係の明確化 適正化のため 当該請負契約における当事者間の具体的な権利義務関係の内容を律するものとして 中央建設業審議会が公正な立場から作成し 当事者にその実施を勧告するもの 建設業法第 34 条第 2 項 建設業法 ( 昭和

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老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

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国土建第 272 号平成 26 年 2 月 3 日 都道府県主管部局長あて 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 建設工事の技術者の専任等に係る取扱いについて ( 改正 ) 建設工事の現場に置くこととされている主任技術者又は監理技術者 ( 以下 監理技術者等 という ) 及び現場代理人について 建設工事の技術者の専任等に係る取扱いについて ( 平成 25 年 2 月 5 日付け国土建第 348 号 ) を定め その適正な運用をお願いしてきたところですが 今般 下記のとおり改正し 地方整備局等あて通知しましたのでお知らせします 貴職におかれては 貴管内の公共工事発注機関等の関係行政機関及び建設業者団体に対しても速やかに関係事項の周知方お願いします なお 東日本大震災の被災地における 建設工事の技術者の専任等に係る取扱いについて の運用について ( 平成 25 年 9 月 19 日付け国土建第 162 号 ) は 廃止します 記 1. 令第 27 条第 2 項の当面の取扱いについて令第 27 条第 2 項においては 同条第 1 項に規定する工事のうち密接な関係のある二以上の建設工事を同一の建設業者が同一の場所又は近接した場所において施工する場合は 同一の専任の主任技術者がこれらの建設工事を管理することができることとされているところであるが 当面の間 以下のとおり取り扱うこととする なお 当該規定については監理技術者には適用されないことに留意されたい (1) 工事の対象となる工作物に一体性若しくは連続性が認められる工事又は施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合には 令第 27 条第 2 項が適用される場合に該当する なお 施工にあたり相互に調整を要する工事について 資材の調達を一括で行う場合や工事の相当の部分を同一の下請け業者で施工する場合等も含まれると判断して差し支えない (2) (1) の場合において 一の主任技術者が管理することができる工事の数は 専任が必要な工事を含む場合は 原則 2 件程度とする

(3) (1) 及び (2) の適用に当たっては 法第 26 条第 3 項が 公共性のある施設又は多数の者が利用する施設等に関する重要な工事について より適正な施工を確保するという趣旨で設けられていることにかんがみ 個々の工事の難易度や工事現場相互の距離等の条件を踏まえて 各工事の適正な施工に遺漏なきよう発注者が適切に判断することが必要である また 本運用により 土木工事以外の建築工事等においても活用が見込まれ 民間発注者による工事も含まれる点について留意されたい 2. 現場代理人の常駐義務緩和に関する適切な運用について平成 22 年 7 月の標準約款の改正により 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 標準約款第 10 条第 3 項 ) が追加されたことを受け 現場代理人の常駐義務緩和に関する適切な運用について ( 平成 23 年 11 月 14 日付け国土建第 161 号 )( 別紙 1) において 適切な運用に努めるよう お願いしてきたところであるが 引き続き 当該規定の趣旨を踏まえ 現場代理人の常駐義務緩和について適切に運用されたい なお 現場代理人の常駐義務の緩和により 法第 26 条第 3 項に基づく監理技術者等の専任義務が緩和されるものではないことに留意されたい 3. 監理技術者等の専任を要しない期間の明確化について監理技術者等の専任を要しない期間については 監理技術者制度運用マニュアル ( 平成 16 年 3 月 1 日付け国総建第 315 号 ) のほか 主任技術者又は監理技術者の専任を要しない期間の明確化について ( 平成 21 年 6 月 30 日付け国総建第 75 号 )( 別紙 2) において 適切に設定されるよう お願いしてきたところであるが 引き続き これらの趣旨を踏まえ 監理技術者等の専任を要しない期間について適正に運用されたい 以上

別紙 1 国土建第 161 号平成 23 年 11 月 14 日 各公共発注者 殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 現場代理人の常駐義務緩和に関する適切な運用について 昨年 7 月の公共工事標準請負契約約款 ( 以下 標準約款 という ) の改正により 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 標準約款第 10 条第 3 項 ) が追加されたことを受け 他の工事の現場代理人を兼ねるようになった例もありますが 当該規定の趣旨及び運用上の留意事項は下記のとおりですので 参考にされるとともに 適切な運用に努められますようお願いします また 都道府県におかれましては 貴管内の市区町村 ( 指定都市を除く ) 及び公共発注者への周知徹底をお願いいたします 記 現場代理人は 請負契約の的確な履行を確保するため 工事現場の運営 取締りのほか 工事の施工及び契約関係事務に関する一切の事項 ( 請負代金額の変更 契約の解除等を除く ) を処理する受注者の代理人であることから 発注者との常時の連絡に支障を来さないよう 工事現場への常駐 ( 当該工事のみを担当し かつ 作業期間中常に工事現場に滞在していること ) が義務づけられている ( 標準約款第 10 条第 2 項 ) しかしながら 昨今 通信手段の発達により 工事現場から離れていても発注者と直ちに連絡をとることが容易になってきていることから 厳しい経営環境下における施工 ( ) 体制の合理化の要請にも配慮し 一定の要件を満たすと発注者が認めた場合には 例外的に常駐を要しないこととすることができるものとされた ( 標準約款第 10 条第 3 項 ) ( ) 工事現場における運営 取締り及び権限の行使に支障がなく かつ 発注者との連絡体制が確保されると発注者が認めた場合 具体的にどのような場合に常駐義務を緩和するかについては 受注者から現場代理人

に付与された権限の範囲や 工事の規模 内容等に応じた運営 取締り等の難易等を踏まえて発注者が判断すべきものであるが その基本的な考え方を示せば次のとおりである (1) 契約締結後 現場事務所の設置 資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの期間や 工事の全部の施工を一時中止している期間等 工事現場の作業状況等に応じて 発注者との連絡体制を確保した上で 常駐義務を緩和することが考えられる (2)(1) 以外にも 次の1 及び2をいずれも満たす場合には 常駐義務を緩和することが考えられる 1 工事の規模 内容について 安全管理 工程管理等の工事現場の運営 取締り等が困難なものでないこと ( 安全管理 工程管理等の内容にもよるが 例えば 主任技術者又は監理技術者の専任が必要とされない程度の規模 内容であること ) 2 発注者又は監督員と常に携帯電話等で連絡をとれること また 常駐義務の緩和に伴い 他の工事の現場代理人又は技術者等を兼任することも可能となったところであるが これまでの運用実態も踏まえると 兼任を可能とする典型的な例としては (2)1 及び2 並びに次のアからウまでの全てを満たす場合が挙げられる ア兼任する工事の件数が少数であること ( 工事の規模 内容 兼任する工事間の近接性等にもよるが 例えば2~3 件程度 ) イ兼任する工事の現場間の距離 ( 移動時間 ) が一定範囲内であること ( 工事の規模 内容 兼任する工事件数等にもよるが 例えば同一市町村内であること ) ウ発注者又は監督員が求めた場合には 工事現場に速やかに向かう等の対応を行うこと なお 上記によっても 建設業法第 26 条第 3 項に基づく主任技術者又は監理技術者の専任義務が緩和されるものではないことに留意する必要がある

別紙 2 国総建第 7 5 号平成 21 年 6 月 30 日 公共工事発注担当部局の長 あて 国土交通省総合政策局建設業課長 主任技術者又は監理技術者の専任を要しない期間の明確化について 建設業法第 26 条に定める工事現場に置く主任技術者又は監理技術者 ( 以下 監理技術者等 という ) は 請負代金の額が2 千 5 百万円 ( 建築一式工事である場合にあっては 5 千万円 ) 以上の一定の建設工事については 工事現場ごとに専任の者でなければならないとされているところです 監理技術者制度運用マニュアルについて ( 平成 1 6 年 3 月 1 日付け国総建第 315 号 以下単に 運用マニュアル という ) に基づき かねてよりその適正な運用をお願いしているところですが このうち 監理技術者等の専任を要しない期間については 適切な運用が行われていない事例が見受けられるところです 建設工事の適正な施工を確保しつつ 建設業の生産性の向上を図るためには 専任を要しない期間についても適切に設定することが必要であり その設定に当たっては 下記の事項に特に留意されるよう改めてお願いします また 貴管下の関係機関に対しても周知及び徹底方お願いします 記 1. 工事現場に設置する監理技術者等については 建設工事の請負契約の締結前においては その設置が不要であることは当然のことであるが 請負契約の締結後においても 運用マニュアルで定める一定の期間について 発注者と建設業者の間で設計図書若しくは打合せ記録等の書面により明確となっていることを条件に たとえ契約工期 -1-

中であっても工事現場への専任は要しないことに留意すること 特に 運用マニュアル三 (2) 監理技術者等の専任期間 で定めている1 請負契約の締結後 現場施工に着手するまでの期間 ( 現場事務所の設置 資機材の搬入または仮設工事等が開始されるまでの間 ) 及び同 4 工事完成後 検査が終了し( 発注者の都合により検査が遅延した場合を除く ) 事務手続 後片付け等のみが残っている期間 については 監理技術者等の工事現場への専任を要しない期間とされているものの 専任を要しない期間が設計図書若しくは打合せ記録等の書面により明確となっていないために 必要以上に専任を求められる事例が見受けられる したがって 以下の記載方法例を参考にして 工事現場への専任を要しない期間を明確にすること また 発注者は 工事現場への専任を要しない期間を書面により明確にしている場合には 当該期間に監理技術者等の専任を求めることのないようにすること なお 同 4 工事完成後 検査が終了し( 発注者の都合により検査が遅延した場合を除く ) 事務手続 後片付け等のみが残っている期間 については 発注者の都合により検査が遅延した場合は その期間も専任を要しないことに留意すること < 記載方法例 > 設計図書 ( 仕様書又は現場説明書 ) に以下の事項を記載する 1 現場施工に着手するまでの期間に関する記載方法例 現場施工に着手する日が確定している場合 請負契約の締結の日の翌日から平成 年 月 日までの期間については 主任技術者又は監理技術者の工事現場への専任を要しない 現場施工に着手する日が確定していない場合 請負契約の締結後 現場施工に着手するまでの期間 ( 現場事務所の設置 資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの期間 ) については 主任技術者又は監理技術者の工事現場への専任を要しない なお 現場施工に着手する日については 請負契約の締結後 監督職員との打合せにおいて定める 2 検査終了後の期間に関する記載方法例 工事完成後 検査が終了し ( 発注者の都合により検査が遅延した場合を除く ) 事務手続 後片付け等のみが残っている期間については 主任技術者又は監理技術者の工事現場への専任を要しない なお 検査が終了した日は 発注者が工事の完成を確認した旨 請負者に通知した日 ( 例 : 完成検査確認通知書 等における日付 ) とする -2-

2. 運用マニュアル三 (2) 監理技術者等の専任期間 3 中 橋梁 ポンプ ゲート エレベーター等の工場製作を含む工事 について 工場製作のみが行われている期間は監理技術者等の工事現場への専任を要しないこととされているが これは 橋梁 ポンプ ゲート エレベーター の工場製作を含む工事に限る趣旨ではなく 発電機 配電盤等の電機品などを含め 工場製作を含む工事全般について 工場製作のみが行われている期間における工事現場への専任を要しないとの趣旨であること -3-

( 参考 ) 監理技術者制度運用マニュアルについて ( 平成 16 年 3 月 1 日国総建第 315 号 )( 抄 ) 三 監理技術者等の工事現場における専任 (2) 監理技術者等の専任期間 発注者から直接建設工事を請け負った建設業者が 監理技術者等を工事現場に専任で設置すべき期間は契約工期が基本となるが たとえ契約工期中であっても次に掲げる期間については工事現場への専任は要しない ただし いずれの場合も 発注者と建設業者の間で次に掲げる期間が設計図書もしくは打合せ記録等の書面により明確となっていることが必要である 1 請負契約の締結後 現場施工に着手するまでの期間 ( 現場事務所の設置 資機材の搬入または仮設工事等が開始されるまでの間 ) 2 工事用地等の確保が未了 自然災害の発生又は埋蔵文化財調査等により 工事を全面的に一時中止している期間 3 橋梁 ポンプ ゲート エレベーター等の工場製作を含む工事であって 工場製作のみが行われている期間 4 工事完成後 検査が終了し ( 発注者の都合により検査が遅延した場合を除く ) 事務手続 後片付け等のみが残っている期間 なお 工場製作の過程を含む工事の工場製作過程においても 建設工事を適正に施工するため 監理技術者等がこれを管理する必要があるが 当該工場製作過程において 同一工場内で他の同種工事に係る製作と一元的な管理体制のもとで製作を行うことが可能である場合は 同一の監理技術者等がこれらの製作を一括して管理することができる ( 以下略 ) -4-

専任の主任技術者の取扱い 要件緩和 ( 建設業法施行令第 27 条第 2 項 ) 前項に規定する建設工事のうち密接な関係のある二以上の建設工事を同一の建設業者が同一の場所又は近接し事を同の建設業者が同の場所又は近接した場所において施工するものについては 同一の専任の主任技術者がこれらの建設工事を管理することができる 従前の取扱い (H25.2.5 より実施 ) 以下に該当する場合 同一の専任の主任技術者が原則 2 件程度の工事を管理することができる 密接な関係のある工事工事の対象となる工作物に一体性若しくは連続性が認められる工事又は施工にあたり相互に調整を要する工事 かつ 近接した場所 工事現場の相互の間隔が 5km 程度 H26.2 より全国で適用 要件の緩和 (* 東日本大震災の被災地では H25.9 より適用 ) A 地区公営住宅建築工事 近接した場所 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の場合も適用 同一の専任の主任技術者 構造部材 ( 木材 ) を一括で調達 10km 程度以内 密接な関係のある工事 施工にあたり相互に調整を要する工事 の適用範囲の弾力化 = 例示の追加 ( 建築工事でも適用 ) B 地区共同住宅建築工事 ( 例 ) 2 つの現場の資材を一括で調達し 相互に工程調整を要するもの 相当の部分の工事を同一の下請け業者で施工し 相互に工程調整を要するもの 適用にあたっては 従来通り 安全や品質の確保等 各工事の適正な施工について 発注者が適切に判断することが必要